JPS58146423A - 排ガス中の塩化水素除去装置 - Google Patents
排ガス中の塩化水素除去装置Info
- Publication number
- JPS58146423A JPS58146423A JP57029853A JP2985382A JPS58146423A JP S58146423 A JPS58146423 A JP S58146423A JP 57029853 A JP57029853 A JP 57029853A JP 2985382 A JP2985382 A JP 2985382A JP S58146423 A JPS58146423 A JP S58146423A
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- Japan
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- hydrogen chloride
- type
- dry
- semidry
- alkaline agent
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ごみ焼却炉等から発生する排ガス中に含まれ
る塩化水素の除去装置に関する。
る塩化水素の除去装置に関する。
従来この種の塩化水素除去装置として、乾５式、半乾式
、湿式の３種類がある。乾式の塩化水素除去装置は、消
石灰等の粉体を反応器等に吹込み、ここに流入する排ガ
ス中の塩化水素と反応せしめた後、電気集じん器等で集
しんするものである。例えば粉体が消石灰の場合下式の
如く反応する。
、湿式の３種類がある。乾式の塩化水素除去装置は、消
石灰等の粉体を反応器等に吹込み、ここに流入する排ガ
ス中の塩化水素と反応せしめた後、電気集じん器等で集
しんするものである。例えば粉体が消石灰の場合下式の
如く反応する。
Ｃａ （０Ｈ）２ ＋ ２ＨＣｔ−＋ Ｃａｃｔｚ ＋
２Ｈ２０半乾式の塩化水素除去装置は、消石灰等のス
ラリーを反応器に吹込み、塩化水素と反応せしめてこれ
を除去するものである。また湿式の塩化水素除去装置は
１反応器内で苛性ソーダ溶液等と排ガス中の塩化水素と
を反応せしめて、塩化水素を除去するものである。例え
ば溶液が苛性ソーダ溶液の場合下式の如く反応する。
２Ｈ２０半乾式の塩化水素除去装置は、消石灰等のス
ラリーを反応器に吹込み、塩化水素と反応せしめてこれ
を除去するものである。また湿式の塩化水素除去装置は
１反応器内で苛性ソーダ溶液等と排ガス中の塩化水素と
を反応せしめて、塩化水素を除去するものである。例え
ば溶液が苛性ソーダ溶液の場合下式の如く反応する。
ＮａＯＨ＋ ＨＣｌ−＋ＮａＣＬ ＋ Ｈ２Ｏこれら塩
化水素除去装置のうち乾式のものは、建設コストが非常
に安価で維持管理も容易であるが、塩化水素除去率は最
も劣り（除去率約２５〜７０９６）、しかもアルカリ剤
を増加しても除去率に限界がある。
化水素除去装置のうち乾式のものは、建設コストが非常
に安価で維持管理も容易であるが、塩化水素除去率は最
も劣り（除去率約２５〜７０９６）、しかもアルカリ剤
を増加しても除去率に限界がある。
半乾式のものは、除去率では乾ぎのものよシ優れている
が（除去率的４０〜９０％）、アルカリ剤を増加しても
除去率に限界があり、しかも建設コストは乾式のものに
比べて高価となる。
が（除去率的４０〜９０％）、アルカリ剤を増加しても
除去率に限界があり、しかも建設コストは乾式のものに
比べて高価となる。
また湿式のものは、乾式、半乾式のものに比べて除去率
が最も高いが（除去率約９５多以上）、建設、維持管理
費が他のものに比べて桁違いに高いＯ このように従来の塩化水素除去装置は、一長一短があり
、除去率及びコストをすべて満足するものはなかった。
が最も高いが（除去率約９５多以上）、建設、維持管理
費が他のものに比べて桁違いに高いＯ このように従来の塩化水素除去装置は、一長一短があり
、除去率及びコストをすべて満足するものはなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされた本ので、その目的
とするところは、建設、維持管理費が安く、しかも塩化
水素除去率が高い排ガス中の塩化水素除去装置を得んと
するものである。
とするところは、建設、維持管理費が安く、しかも塩化
水素除去率が高い排ガス中の塩化水素除去装置を得んと
するものである。
すなわち本発明は、排ガス中の塩化水素を粉状アルカリ
剤で除去する第１反応室と、排ガス中の塩化水素をスラ
リー状゛アルカリ剤で除去する第２反応室とのいずれか
１方又は両方をガス煙道を介して直列に連結して、排ガ
ス中の塩化水素を順次除去する塩化水素除去装置である
。
剤で除去する第１反応室と、排ガス中の塩化水素をスラ
リー状゛アルカリ剤で除去する第２反応室とのいずれか
１方又は両方をガス煙道を介して直列に連結して、排ガ
ス中の塩化水素を順次除去する塩化水素除去装置である
。
又反応室又はガス煙道にアルカリ剤吹込部をガス流れに
沿って多段に配置することを実施態様とするものである
。
沿って多段に配置することを実施態様とするものである
。
以下本発明を図示する実施例を参照して説明する。
第１図は乾式と半乾式のものを組合せた塩化水素除去装
置である。この装置は、第１反応室１と第２反応室２と
をガス煙道３を介して連結している。第１反応室１は、
乾式の反応室で。
置である。この装置は、第１反応室１と第２反応室２と
をガス煙道３を介して連結している。第１反応室１は、
乾式の反応室で。
排ガス流入口４にアルカリ剤吹込部５をガス流れに沿っ
て配置している。アルカリ剤吹込部５は、混合管６に接
続している。この混合管６はアルカリ剤サイロ７内に充
填された消石灰等のアルカリ剤をプロワ８で吹込まれた
空気と混合して・アルカリ剤吹込部５から吹込むように
なっている。
て配置している。アルカリ剤吹込部５は、混合管６に接
続している。この混合管６はアルカリ剤サイロ７内に充
填された消石灰等のアルカリ剤をプロワ８で吹込まれた
空気と混合して・アルカリ剤吹込部５から吹込むように
なっている。
この第１反応−ＩＫ連結した第２反応室２は。
半乾式の反応室で、上部にスラリー状アルカリ剤流入管
９が取付けられている。このアルカリ剤流入管９は、ポ
ンｆｘｏを介してスラリー溶解槽１１に接続している。
９が取付けられている。このアルカリ剤流入管９は、ポ
ンｆｘｏを介してスラリー溶解槽１１に接続している。
このスラリー溶解槽１ノは、上記アルカリ剤サイロ７か
らのアルカリ剤と溶解水とを混合してスラリーとする吃
のである。なお図中１２は、アルカリ剤サイロ７に取付
けたチーグルフィーダーである。また図示しないが第２
反応室２の後段には電気集じん器が取付けられている。
らのアルカリ剤と溶解水とを混合してスラリーとする吃
のである。なお図中１２は、アルカリ剤サイロ７に取付
けたチーグルフィーダーである。また図示しないが第２
反応室２の後段には電気集じん器が取付けられている。
この塩化水素除去装置は、排ガス中の塩化水素を第１反
応室１内で粉状アルカリ剤と反応せしめた後、第２反応
室２に入れ、ここで更にスラリー状アルカリ剤と反応せ
しめて塩化水素を除去する。
応室１内で粉状アルカリ剤と反応せしめた後、第２反応
室２に入れ、ここで更にスラリー状アルカリ剤と反応せ
しめて塩化水素を除去する。
この装置によれば、乾式のものと半乾式のものとを組合
せたので建設、維持管理費を湿式のものに比べて安くす
ることができる。しかも２段階で塩化水素を除去するこ
とができ、除去効率が高い。
せたので建設、維持管理費を湿式のものに比べて安くす
ることができる。しかも２段階で塩化水素を除去するこ
とができ、除去効率が高い。
本発明は、上記実施例に限らず、他の種々の変形例がり
能でめる。例えば反応室を３段以上設けたもの、半乾式
と乾式のものの組合せ順序を逆にしたものあるいは半乾
式のものを複数個直列に連結したもの、；乾式のものを
複数個直列に連結したもの、乾式と半乾式のものを複数
個組合せて直列に連結したものでも同様の効果を奏する
。さらにまた反応室又はガス煙゛道に、アルカリ剤吹込
部をガス流れに沿って多段に配置すれば、除去率はさら
に向上する。またアルカリ剤として・未反応アルカリが
多量に残留している集じんダストを用い、これを再吹込
みしてもよい。
能でめる。例えば反応室を３段以上設けたもの、半乾式
と乾式のものの組合せ順序を逆にしたものあるいは半乾
式のものを複数個直列に連結したもの、；乾式のものを
複数個直列に連結したもの、乾式と半乾式のものを複数
個組合せて直列に連結したものでも同様の効果を奏する
。さらにまた反応室又はガス煙゛道に、アルカリ剤吹込
部をガス流れに沿って多段に配置すれば、除去率はさら
に向上する。またアルカリ剤として・未反応アルカリが
多量に残留している集じんダストを用い、これを再吹込
みしてもよい。
次に本発明の実施例につき説明する。
装置入口の塩化水素濃度が７００ ｐｐｍ、３００ｐｐ
ｒｎの場合につき、乾式−乾式、半乾式−半乾式・半乾
式−乾式、乾式−半乾式の組合せとした各塩化水素除去
装置を用いて、塩化水素を除去した。その結果を第１表
に示す。なお第１表中塩化水素濃度は全て１２１０２換
算値である。またアルカリ剤は、消石灰Ｃｍ（Ｏ）Ｉ）
２を使用し、１段目、２段目とも吹込モル比Ｃ＊Ｃ０Ｈ
）２／ＨＣＬ＝ ３の場合の数値である。
ｒｎの場合につき、乾式−乾式、半乾式−半乾式・半乾
式−乾式、乾式−半乾式の組合せとした各塩化水素除去
装置を用いて、塩化水素を除去した。その結果を第１表
に示す。なお第１表中塩化水素濃度は全て１２１０２換
算値である。またアルカリ剤は、消石灰Ｃｍ（Ｏ）Ｉ）
２を使用し、１段目、２段目とも吹込モル比Ｃ＊Ｃ０Ｈ
）２／ＨＣＬ＝ ３の場合の数値である。
第１表から本発明によれば乾式、半乾式単独一段のもの
に比べて除去率が高く、と〈Ｋ乾式−半乾式の組合せは
、コスト的にも除去率においても好適であることがわか
る。
に比べて除去率が高く、と〈Ｋ乾式−半乾式の組合せは
、コスト的にも除去率においても好適であることがわか
る。
以上説明したように本発明によれば、乾式又は半乾式の
ものを複数段組合せたので、コストが安く維持管理が容
易であるとともに除去率を向上できる顕著な効果を奏す
る。
ものを複数段組合せたので、コストが安く維持管理が容
易であるとともに除去率を向上できる顕著な効果を奏す
る。
図面は本発明の一実施例を示す排ガス中の塩化水素除去
装ｆｔ示す説明図である。 １・・・第１反応室、第２反応室、３・・・ガス煙道、
４・・・排ガス流入口、５・・・アルカリ剤吹込部、６
・・・混合管、７・・・アルカリ剤サイロ、８・・・プ
ロワ、９・・・スラリー状ナルカリ剤流入管、１０・・
・ポンプ、１ノ・・・スラリー溶解槽、１２・・・テー
ブルフィ − ダ − 。 出鵬人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦、−１５３−
装ｆｔ示す説明図である。 １・・・第１反応室、第２反応室、３・・・ガス煙道、
４・・・排ガス流入口、５・・・アルカリ剤吹込部、６
・・・混合管、７・・・アルカリ剤サイロ、８・・・プ
ロワ、９・・・スラリー状ナルカリ剤流入管、１０・・
・ポンプ、１ノ・・・スラリー溶解槽、１２・・・テー
ブルフィ − ダ − 。 出鵬人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦、−１５３−
Claims (2)
- （１） 排ガス中の塩化水素を粉状アルカリ剤で除去
する第１反応室と、排ガス中の塩化水素をスラリー状ア
ルカリ剤で除去する第２反応室とのいずれか１方又は両
方をガス煙道を介して直列に連結して、排ガス中の塩化
水素を順次除去するようにしたことを特徴とする排ガス
中の塩化水素除去装置。 - （２）反応室又は反応室を連結するガス煙道に、ｒルカ
リ剤吹込部をガス流れに沿って多段に配置してなる特許
請求の範囲第１項記載の排ガス・；】、−塩化水素除去
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57029853A JPS58146423A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 排ガス中の塩化水素除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57029853A JPS58146423A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 排ガス中の塩化水素除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58146423A true JPS58146423A (ja) | 1983-09-01 |
Family
ID=12287516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57029853A Pending JPS58146423A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 排ガス中の塩化水素除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58146423A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63171621A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-15 | メタルゲゼルシャフト・アクチエンゲゼルシャフト | 廃ガスの浄化方法 |
-
1982
- 1982-02-26 JP JP57029853A patent/JPS58146423A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63171621A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-15 | メタルゲゼルシャフト・アクチエンゲゼルシャフト | 廃ガスの浄化方法 |
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