JPS58145623A - 磁性流体の精製方法 - Google Patents
磁性流体の精製方法Info
- Publication number
- JPS58145623A JPS58145623A JP2608282A JP2608282A JPS58145623A JP S58145623 A JPS58145623 A JP S58145623A JP 2608282 A JP2608282 A JP 2608282A JP 2608282 A JP2608282 A JP 2608282A JP S58145623 A JPS58145623 A JP S58145623A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic fluid
- magnetic
- filler
- magnetic field
- fluid
- Prior art date
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- Granted
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- Compounds Of Iron (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Lubricants (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は磁性流体の精製方法に関するものである。
磁性流体は粉砕または湿式合成法によって得られたマグ
ネタイト或いは鉄以外の金属を含むフェライトの微粒子
を炭化水素、エステル類、シリコーンオイル、フッ化炭
素、植物油又は水等の液体に安定分数させたもので、回
転軸のシール、比重差分離、磁性インク、スピーカー用
−二 − ダンパその他に用いられており、いずれも強い磁場中で
使用される点が共通している。したがって磁性流体中に
磁場で凝集したり、沈降したりし易い粒子が含まれると
、沈降物の堆積と磁性粒子濃度の低下が起り好ましくな
い。
ネタイト或いは鉄以外の金属を含むフェライトの微粒子
を炭化水素、エステル類、シリコーンオイル、フッ化炭
素、植物油又は水等の液体に安定分数させたもので、回
転軸のシール、比重差分離、磁性インク、スピーカー用
−二 − ダンパその他に用いられており、いずれも強い磁場中で
使用される点が共通している。したがって磁性流体中に
磁場で凝集したり、沈降したりし易い粒子が含まれると
、沈降物の堆積と磁性粒子濃度の低下が起り好ましくな
い。
一般に強磁性体粒子は、粒径のある限界（直以下では磁
化履歴（ヒステリシス）現象を示さず、所謂超常磁性の
挙動を示すが、その限界値以上の粒径になると自発磁化
を示す。磁性流体中に自発磁化をもった粒子が含まれる
と、磁気凝集を起す原因となる。また自発磁化を有し得
ない粒径の粒子であっても、磁気力或いは重力による沈
降速度を考慮すると粒径は小さい方が望ましい。
化履歴（ヒステリシス）現象を示さず、所謂超常磁性の
挙動を示すが、その限界値以上の粒径になると自発磁化
を示す。磁性流体中に自発磁化をもった粒子が含まれる
と、磁気凝集を起す原因となる。また自発磁化を有し得
ない粒径の粒子であっても、磁気力或いは重力による沈
降速度を考慮すると粒径は小さい方が望ましい。
粉砕法もしくは湿式合成法によって得られたマグネタイ
ト或いは鉄以外の金属を倉むフェライト微粒子は一般に
広い粒度分布をもっており、安定な磁性流体を得るため
には、これらの粒子を分散媒中に分散させた後に精製を
行うのが普通の方法である。
ト或いは鉄以外の金属を倉むフェライト微粒子は一般に
広い粒度分布をもっており、安定な磁性流体を得るため
には、これらの粒子を分散媒中に分散させた後に精製を
行うのが普通の方法である。
−３−
従来より行われてきた磁性流体の精製方法はそのほとん
どが遠心分離によるものである。しかし遠心分離法は磁
性流体中から粗大な粒子を分離除去する効果的な方法で
あるが、設備が高価であること、運転に多くの動力を要
すること、運転に長時間を要することに加えて連続的操
業が困難であること等の欠点があ如、磁性流体の生産に
要する費用を引き上げる一因となっている。
どが遠心分離によるものである。しかし遠心分離法は磁
性流体中から粗大な粒子を分離除去する効果的な方法で
あるが、設備が高価であること、運転に多くの動力を要
すること、運転に長時間を要することに加えて連続的操
業が困難であること等の欠点があ如、磁性流体の生産に
要する費用を引き上げる一因となっている。
一方、特開昭５６−１６３１６９号公報にはＮ磁性イン
クの精製方法Ｉと題した磁性流体の精製方法が開示され
ているが、これは集中磁界を多数の永久磁石により磁性
板の下部から加え、該磁性板を傾けてその上に磁性流体
を流下させるものであるだめ、磁性流体の精製に長時間
を要する。
クの精製方法Ｉと題した磁性流体の精製方法が開示され
ているが、これは集中磁界を多数の永久磁石により磁性
板の下部から加え、該磁性板を傾けてその上に磁性流体
を流下させるものであるだめ、磁性流体の精製に長時間
を要する。
この発明は上記実情に鑑み、簡便且つ迅速に磁性流体を
精製することができる方法を開発する目的で鋭意研究の
結果、非強磁性体容器に強磁性体充填物を充填し、これ
を磁場中に置いて磁性流体を通じると、磁性流体中の粗
大な粒子が充填物に吸引付着され、急速に分離除去され
て磁、注流体の精製が行われることを見出したものであ
る。
精製することができる方法を開発する目的で鋭意研究の
結果、非強磁性体容器に強磁性体充填物を充填し、これ
を磁場中に置いて磁性流体を通じると、磁性流体中の粗
大な粒子が充填物に吸引付着され、急速に分離除去され
て磁、注流体の精製が行われることを見出したものであ
る。
そしてこの発明によれば充填物の形状、磁場の強さ、お
よび通過させる磁性流体の流速を適当に選択することに
より任意の粒径以上の粒子を分離除去することができ、
しかも運転は完全に連続的に行うことができる。また磁
場を取り除いだ如、或いは遮断することにより充填物は
分離、精製機能を失うため、溶剤洗浄等により容易に洗
浄再生することができる。
よび通過させる磁性流体の流速を適当に選択することに
より任意の粒径以上の粒子を分離除去することができ、
しかも運転は完全に連続的に行うことができる。また磁
場を取り除いだ如、或いは遮断することにより充填物は
分離、精製機能を失うため、溶剤洗浄等により容易に洗
浄再生することができる。
以下、図示の実施例に基いてこの発明を説明すると、ｌ
は磁性流体を通過させる非強磁性体容器であって、非強
磁性体容器／は両端を開口して一端には磁性流体注入口
コ、他端には流量調整パルプ３を介して磁性流体流出口
ｌを設け、更に中央部には充填室Ｓを設けるとともに、
該充填室Ｓ内には強磁性体充填物６を充填し、更に充填
物基の両端にはフィルター７ａ、りｂを設け ５− る。
は磁性流体を通過させる非強磁性体容器であって、非強
磁性体容器／は両端を開口して一端には磁性流体注入口
コ、他端には流量調整パルプ３を介して磁性流体流出口
ｌを設け、更に中央部には充填室Ｓを設けるとともに、
該充填室Ｓ内には強磁性体充填物６を充填し、更に充填
物基の両端にはフィルター７ａ、りｂを設け ５− る。
なお充填物基としては鉄、コバルト、ニッケル等の強磁
性金属単体もしくは合金、強磁性酸化物２等の粉末、網
状、球状、棒状或いは繊維状にしだもの等が良好な性能
をもたらす。
性金属単体もしくは合金、強磁性酸化物２等の粉末、網
状、球状、棒状或いは繊維状にしだもの等が良好な性能
をもたらす。
以上のように構成される非強磁性体容器／は例えば充填
室Ｓ内を磁性流体が流下するように縦方向に設置すると
ともに、充填室Ｓの外側には電磁石もしくは永久磁石等
の磁石り、７を対向状に設置し、磁性流体は注入口−よ
り注入し、充填物６間を通過させる。
室Ｓ内を磁性流体が流下するように縦方向に設置すると
ともに、充填室Ｓの外側には電磁石もしくは永久磁石等
の磁石り、７を対向状に設置し、磁性流体は注入口−よ
り注入し、充填物６間を通過させる。
このようにすると、強磁性体で構成される充填物６は磁
石７，７によシ磁化されているだめ、磁性流体は充填物
ルの間隙を通過する間に、その中に含まれる粒径の大き
なもの等は充填物基の表面に吸引、付着して磁性流体よ
り分離される。したがって磁性流体は精製された状態で
流出口ｌより流出される。
石７，７によシ磁化されているだめ、磁性流体は充填物
ルの間隙を通過する間に、その中に含まれる粒径の大き
なもの等は充填物基の表面に吸引、付着して磁性流体よ
り分離される。したがって磁性流体は精製された状態で
流出口ｌより流出される。
なおこの発明において磁場源は永久磁石、電磁石いずれ
も有効であるが、充填物を洗浄する ６− 場合には磁場を遮断できるようにすることが望ましい。
も有効であるが、充填物を洗浄する ６− 場合には磁場を遮断できるようにすることが望ましい。
次に、ケロシンを分散媒とし、マグネタイトを分散質と
した粗製磁性流体をこの発明による方法で精製した結果
を示す。精製結果は、この発明により精製した原試料中
の固型分濃度と原試別を更に超遠心外＠ （３０，００
０Ｇ ）に３０分間かけて粗大粒子を沈降させて得られ
た磁性流体中の固型分濃度の差、即ち粗大粒子濃度をも
って表わした。
した粗製磁性流体をこの発明による方法で精製した結果
を示す。精製結果は、この発明により精製した原試料中
の固型分濃度と原試別を更に超遠心外＠ （３０，００
０Ｇ ）に３０分間かけて粗大粒子を沈降させて得られ
た磁性流体中の固型分濃度の差、即ち粗大粒子濃度をも
って表わした。
第１表は磁場の強さく０６）を変化させた場合の精製結
果を示すもので、充填物は平均径３０μの珠繊維を充填
層１５０１μで用い、充填層中の磁性流体の平均流速は
０．５ ｔｙｎ々 とし、磁場の強さは充填容器を取シ
外した時の向き合った両磁極（永久磁石）の中心を結ぶ
線の中間点で測定したものである。
果を示すもので、充填物は平均径３０μの珠繊維を充填
層１５０１μで用い、充填層中の磁性流体の平均流速は
０．５ ｔｙｎ々 とし、磁場の強さは充填容器を取シ
外した時の向き合った両磁極（永久磁石）の中心を結ぶ
線の中間点で測定したものである。
−７−
第 １ 表
以上の結果より明らかな如く、磁場の強さに比例して精
製度の向上が見られる。
製度の向上が見られる。
第２表は第１表と同様な方法で同一試料について流速の
みを変化させて行なった精製試験の結果である。なお磁
場の強さは３４５００ｇである。
みを変化させて行なった精製試験の結果である。なお磁
場の強さは３４５００ｇである。
第３表は第２表と同様な方法で、同一試料について充填
物を交換して行なった精製試験の結果である。なお磁場
の強さは３４５００． 、平均流速０．長が−である。
物を交換して行なった精製試験の結果である。なお磁場
の強さは３４５００． 、平均流速０．長が−である。
第 ２ 表
図面はこの発明に使用する精製装置の概略図である。
Claims (1)
- 強磁体よりなる充填物を、流体を通過させることのでき
る構造を有する非強磁性体容器内に充填して該容器を磁
石によって発生した磁場中に置き、容器内に設けた充填
物内に磁性流体を通過させるようにしたことを特徴とす
る磁性流体の精製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2608282A JPS58145623A (ja) | 1982-02-22 | 1982-02-22 | 磁性流体の精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2608282A JPS58145623A (ja) | 1982-02-22 | 1982-02-22 | 磁性流体の精製方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58145623A true JPS58145623A (ja) | 1983-08-30 |
| JPH037122B2 JPH037122B2 (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=12183698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2608282A Granted JPS58145623A (ja) | 1982-02-22 | 1982-02-22 | 磁性流体の精製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58145623A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102976414A (zh) * | 2012-11-22 | 2013-03-20 | 云南云天化股份有限公司 | 硅油纳米氧化铁悬浮液的制备方法 |
| US20130277429A1 (en) * | 2005-04-28 | 2013-10-24 | Xerox Corporation | Magnetic Compositions |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5344970A (en) * | 1976-10-06 | 1978-04-22 | Nittetsu Mining Co Ltd | Method of collecting dispersoid in dilute water base magnetic fluid |
| JPS56163169A (en) * | 1980-05-20 | 1981-12-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Purifying method for magnetic ink |
-
1982
- 1982-02-22 JP JP2608282A patent/JPS58145623A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5344970A (en) * | 1976-10-06 | 1978-04-22 | Nittetsu Mining Co Ltd | Method of collecting dispersoid in dilute water base magnetic fluid |
| JPS56163169A (en) * | 1980-05-20 | 1981-12-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Purifying method for magnetic ink |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20130277429A1 (en) * | 2005-04-28 | 2013-10-24 | Xerox Corporation | Magnetic Compositions |
| US8980975B2 (en) * | 2005-04-28 | 2015-03-17 | Xerox Corporation | Magnetic compositions |
| CN102976414A (zh) * | 2012-11-22 | 2013-03-20 | 云南云天化股份有限公司 | 硅油纳米氧化铁悬浮液的制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH037122B2 (ja) | 1991-01-31 |
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