JPS5814119B2 - ヨウリヨウセイフカノ インカデンアツキリカエソウチ - Google Patents

ヨウリヨウセイフカノ インカデンアツキリカエソウチ

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JPS5814119B2
JPS5814119B2 JP50019292A JP1929275A JPS5814119B2 JP S5814119 B2 JPS5814119 B2 JP S5814119B2 JP 50019292 A JP50019292 A JP 50019292A JP 1929275 A JP1929275 A JP 1929275A JP S5814119 B2 JPS5814119 B2 JP S5814119B2
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load
voltage
diodes
diode
switching
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JP50019292A
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池端重樹
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は容量性の負荷に印加する直流電圧を速やかに
切換える電源装置に関するものである。
電子ビーム浸透形カラーCRT(以下CRTと略称する
)は螢光体を衝撃する電子ビームの速度を変化させるこ
とによって発光色を変えるが、普通このためにCRTの
加速電圧を変化させる方法をとる。
このCRTは上記加速電圧源に対して容量性負荷となる
うえ、加速電圧の変化は所望の発光色の変化の速さに追
随させるため、かなり速いことが望まれる。
このような用途に用いられている従来の装置は、スイッ
チング素子を介して複数個の直流電源を切換えて負荷に
接続する構成がとられているが、負荷が容量性の場合、
一度の切換サイクル(低圧→高圧→低圧、あるいは高圧
→低圧→高圧)毎に、電源は E=C(△v)2 ……………………(1)(但しC
は負荷の静電容量、△Vは電圧変化分)なるエネルギー
を供給せねばならず、切換サイクルの増大とともに消費
電力が増大し、大容量の電源が必要となる欠点がある。
この発明は、上記従来の装置の欠点に鑑みてなされたも
ので、容量性の負荷に充電された電荷のうち、切換えら
れる電位差に相当する電荷分を、直列に挿入されたイン
ダクタンス素子とダイオードとを介して交互に、極性を
反転させるようにして印加電圧を切換えるようにしたも
ので、印加電圧切換時のエネルギ損失は、反転される電
荷が流れる回路損失のみとなるため、電源装置の小容量
化を可能としたものである。
以下この発明を詳細に説明する。
第1図はこの発明による電圧切換装置の基本的構成を示
す回路図で、図において1は容量性の負荷、2はインダ
クタンス素子、3は切換スイッチ4a ,4bは振動抑
制用の第1第2のダイオード5は直流電源で、インダク
タンス素子2、第1,第2のダイオード4a ,4b、
直流電源5で充電電荷反転回路6を構成する。
この回路は次のような動作によって所望の働きをする。
まず説明の便宜上各回路素子が理想的でエネルギーの損
失なく動作するものと仮定する。
初期状態として負荷1の電荷が零であって、この状態で
切換スイッチ3がA接点の側に閉じたとすると、負荷1
の端子電圧Vcは次式に従って変化する。
一方インダクタンス素子2を流れる電流iLはの如く変
化するが、この電流はダイオード4aの動作によって、
iL>Oとなる最初の半サイクルすなわち0<t<π/
Wの間だけ流れて変化が停止する。
このとき上記(2)式で示した負荷1の端子電圧Vcは
、上記0<t<W/wの間に零からVc=2Voまで上
昇して停止する。
次にこの状態のあと任意の時刻に切換スイッチ3をB側
に閉接にすれば負荷1の端子電圧はVc = 2 Vo
CosWt ……………………(4)に従って変化
し、ダイオード4bの働きでt=π/W後に変化が停止
して、Vc=−2Vo となって極性が反転する。
以後切換スイッチ3を再びA側に閉じ、続いてB側に閉
じる動作を繰返すと、負荷1の端子電圧Vcは第2図に
示すように漸次振幅を犬にしながら正負両極性の電圧が
交互に切換えて印加されることになる。
このように第1図の回路にエネルギー損失が無い場合、
継続的な切換操作によって負荷1にかかる電圧Vcの振
幅が無限に増大することが分る。
以上理解を容易にするためにエネルギー損失の無い理想
回路について説明したが、いくらかのエネルギー損失が
不可避的に伴う現実回路では、次に示す如く負荷1の端
子電圧は無限には増大せず一定の振幅に収れんして安定
する。
第3図は第1図の回路の現実的動作を説明するための電
圧波形図である。
第1図に示した回路で、負荷1の初期電荷が零の状態で
切換スイッチ3のA接点を閉にしたとき、何らかのエネ
ルギー損失が伴って負荷1の端子電圧Vcが、0→(1
+α)Vc ,(但し、O<αく1)に変化するものと
仮定すれば、以後の切換スイッチ3の継続的な切換操作
によって、負荷1の端子電圧は の如く変化し、最終的に負荷電圧Vcの振幅は図示した
如く なる値に収れんして安定する。
このときちなみにα=0.8として試算すると上記重圧
値は、Vc(P−P)=9Voとなる。
一方上記動作のエネルギー効率について考察すると、前
記従来の装置においては負荷容量CLを(5)式に示す
電圧でスイッチングするためには電源は前出の(1)式
によって1回のスイッチングあたりなるエネルギーを供
給せねばならなかったのに対し、この発明によれば、電
源5は1回のスイッチングあたり なるエネルギーを供給するのみでよく、(6) , (
7)式より両者の比率をとると、従来の装置に対するこ
の発明に係る装置のエネルギー消費率は、となる。
たとえばα=0,8に対するηの値は、η々0.1とな
り、電源5からのエネルギー供給量はこの場合従来の装
置の10%の容量のものとすることができる。
なお、以上の動作において切換スイッチ3がA側あるい
はB側に接続されている時間間隔はひとしい値である必
要は全くない。
第4図はこの発明の基本的実施例を示す回路図で、第1
図に示した第1,第2のダイオード4 a,4bおよび
切換スイッチ3を2個のサイリスク7a,7bで置換し
たもので、サイリスク7 a,7bの導通制御を行う回
路は図示を省略している.このサイリスタ7a,7bに
所望のタイミングでトリがパルスを交互に印加すればト
リがパルス毎に所望のサイリスクがONになり、順方向
電流が無くなると自動的にOFF状態に復帰するので、
第1図に示した基本的構成回路と全く同様の動作を行わ
せることができる。
第5図はこの発明をCRTの高圧切換回路として使用し
た具体的実施例を示す回路図である。
図において、8は結合コンデンサ、9はCRT,10は
CRT9の陽極端子、11は陽極、12は高圧直流電源
、13はクランプダイオードである.まず初期状態とし
てサイリスク7a ,7bがいずれもOFFとすると、
CRTの陽極端子10と陰極11の間にはクランプダイ
オード13を介して高圧直流電源12の直流電圧VAが
印加されている。
この状態でサイリスク7a,7bに交互にトリがパルス
が入るとサイリスタ7a,7bが交互に導通して結合コ
ンデンサ8および負荷1を充電あるいは放電する。
ここで結合コンデンサ8の容量が負荷1の容量より十分
大きくすれば、負荷1の端子電圧Vcは前述の基本動作
と同様に、漸次切換波形の振幅が増大し、最終的に なる切換振幅となる。
しかしこの実施例ではクランプダイオード13の作用で
負荷1の端子電圧すなわち陽極端子10の電位は高圧直
流電源12の電圧VAより低くなることが無いので、最
終的には結合コンデンサ8が自動的に直流バイアスされ
て の間で切換わる波形となる。
第6図は、こうして得られる負荷1すなわちCRTの陽
極一陰極間の電圧VCRTの波形の変化状態を示す図で
ある。
図のおいてt1<t<t2の間は結合コンデンサ8のバ
イアスが未了の時期であるが、普通CRT装置の電源投
入直後、数秒あるいは数十秒内に完了するので実用上問
題ない。
時刻t=t2以後は切換装置が正常に動作する期間で、
所望のタイミングパルスの印加でCRT9の加速電圧V
CRTを(9)式に示した二値間で切換えることができ
る。
たゾし以上の動作は、 (イ)結合コンデンサ8の直流バイアスを保持するため
、或る周期毎に最小限1度サイリスク7a+7bをON
−OFFさせること。
(口)高電圧側への切換状態すなわちVCRT=VA+
(1+α)/(1−α)Voの状態は負荷1の蓄積電荷
で保持されるのみであるから、一定時間内にリフレッシ
ュのための切換を行うこと。
がその使用条件となる。
第7図はこの発明のさらに他の実施例で、上記第5図の
実施例が高低二値の電圧間の切換であるのに対し、直流
電源51、サイリスタ71a,7lbからなる充電電荷
反転回路61を結合コンデンサ81を付加し、更にサイ
リスタ7a,7b,71a.71bを導通させる制御回
路(図示せず)を備え切換電圧を三値にしたものである
今直流電源5,51の端子電圧をV0,V1とすると、
サイリスタ71a,71bがいずれもOFFのときは結
合コンデンサ81に継がる充電電荷反転回路61は接続
されていないに等しく、図の実施例は第5図の実施例と
全く同様にサイリスク7a,7bを駆動することによっ
て負荷1の電圧を の二値間で切換えることが出来る。
一方、サイリスタ7a,7bがいずれもがOFFのとき
は、結合コンデンサ8に継がる充電電荷反転回路6は無
いに等しく、この場合サイリスク7la,7lbを駆動
することによって負荷1の電圧を上記とは異なった の二値間で切換えることが出来る。
(但し、切換の効率をいずれの切換時も等しいとする。
)。したがって第7図の実施例においてサイリスク7
a ,7bの対を駆動するタイミングと、サイリスタ7
1a,71bの対を駆動するタイミングとを互いのタイ
ミングが重ならないようにして制御すれば、CRT9の
印加電圧VCRTを上記(10),(11)式で示した
三通りに切換えることができる。
第8図はこの場合のCRT9の切換電圧VC RTの様
子を示す図で、CRT9には三値の電圧切換えて印加さ
れることが分かる。
この実施例は、二個の充電電荷反転回路6,61と、各
回路中のサイリスク7a,7b.71a.71bを個々
別々に導通させる制御回路を備えたものを示したが、充
電電荷回路を三個ないしそれ以上とし、各回路中のサイ
リスクを上記実施例と同様に導通制御すれば、CRT9
に印加される電圧を四値あるいはそれ以上の値の間で切
換えることができる。
この場合印加電圧の切換に要する時間は、充電電荷反転
回路6,61と、負荷1の容量及び結合コンデンサ8,
81などで形成される充放電回路の時定数によって定ま
り、負荷1の容量が小さい上記実施例のCRT9のよう
な場合は高速度で切換えることができる。
この発明は以上説明したように、容量の負荷インダクタ
ンス素子、導通期間が制御される第1のダイオード、上
記第1のダイオードの導通時に上記負荷を充電する直流
電源の直列回路と上記負荷インダクタンス素子と共に閉
回路を形成し、導通時に上記負荷の充電電荷を上記イン
ダクタンス素子を介して放電させて逆極性に再充電する
第2のダイオードと、上記第1,第2のダイオードを交
互に導通させる制御手段とを備えたもので、第1第2の
ダイオードを交互に導通させることにより負荷の充電電
圧を直流電源より数倍大きい正又は負の端子電圧となる
ように低損失かつ高速度で切換えることができる。
また、負荷の端子間にダイオードを介して接続され、上
記負荷を充電する直流電源と、上記端子間にそれぞれ結
合コンデンサを介して接続された少くとも1組の充電電
荷反転回路と、各充電電荷反転回路を所定の順9こ、か
つ各組の回路中の2つのダイオードを第1,第2のダイ
オードの順に導通させたのち次の組の回路中のダイオー
ドを導通させる制御手段とを備えることにより、上記直
流電源電圧をベースとする二値以上の印加電圧の切換を
低損失かつ高速度で切換えることができるもので、上記
の実施例に示した電子ビーム浸透形カラーCRTの外、
プラズマディスプレイパネルなどのように容量性の負荷
であって高速度で高い印加電圧を切換えることの必要な
装置の電源装置に適用して大きな効果を奏しつるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による容量性負荷の電圧切換装置の基
本構成を示す回路図、第2図、第3図は上記装置の動作
を説明するための電圧波形図、第4図はこの発明による
電圧切換装置の基本的な一実施例を示す回路図、第5図
はこの発明による電圧切換装置をCRTに適用した具体
的実施例を示す回路図、第6図は第5図の回路の動作を
説明するための電圧波形図、第7図はこの発明のさらに
他の実施例の回路図、第8図はその回路の動作を説明す
るための電圧波形図である。 図において1は容量性の負荷、2はインダクタンス素子
、3は切換スイッチ、4a,4bはダイオード、5,5
1は直流電源、7a,7b,71a,71bはサイリス
ク、8,81は結合コンデンサ、9はCRT、10はC
RTの陽極端子、6,61は充電電荷反転回路、11は
陰極、12は高圧直流電源、13はダイオードである。 なお、図中同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 容量性の負荷が接続される出力端子間に接続された
    インダクタンス素子、直流電源及び導通期間が制御され
    る順極性の第1のダイオードの直列体と、この直列体中
    の直流電源及び第1のダイオードを含む一辺と逆極性に
    並列に接続された導通期間が制御される第2のダイオー
    ドとよりなる充電電荷反転回路、並びに上記第1,第2
    のダイオードを交互に導通させる制御手段を備え、上記
    第1,第2のダイオードの導通により上記負荷を交互に
    逆極性に充電させるようにした容量性負荷の印加電圧切
    換装置。 2 容量性の負荷が接続される出力端子間にダイオード
    を介して接続され上記負荷に充電電圧を印加する直流電
    源、上記出力端子間にそれぞれ結合コンデンサを介して
    接続された少くとも1組の前記充電電荷反転回路、及び
    各組を所定の順にかつ各組の回路中の2つのダイオード
    を第1,第2の順に導通させたのち次の組の回路中のダ
    イオードを導通させるように切換える制御手段を備え、
    上記直流電源により充電された上記負荷の電荷に上記第
    1第2のダイオードの導通により上記結合コンデンサを
    介して交互に逆極性に充電される電荷を重畳するように
    した容量性負荷の印加電圧切換装置。
JP50019292A 1975-02-15 1975-02-15 ヨウリヨウセイフカノ インカデンアツキリカエソウチ Expired JPS5814119B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US3780339A (en) * 1971-05-03 1973-12-18 Computer Power Systems Inc High speed switching circuit for driving a capacitive load

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