JPS5814095Y2 - 自動車用ドアに於ける内張り板 - Google Patents

自動車用ドアに於ける内張り板

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Publication number
JPS5814095Y2
JPS5814095Y2 JP14488977U JP14488977U JPS5814095Y2 JP S5814095 Y2 JPS5814095 Y2 JP S5814095Y2 JP 14488977 U JP14488977 U JP 14488977U JP 14488977 U JP14488977 U JP 14488977U JP S5814095 Y2 JPS5814095 Y2 JP S5814095Y2
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JP
Japan
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door
lining plate
lining
plate
attached
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JP14488977U
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JPS5469524U (ja
Inventor
上部靖彦
Original Assignee
ダイハツ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用ドアに於ける内張り板に関するもので
ある。
第1図は自動車用ドアに於ける内張り板の取付状態を示
した説明図である。
同図に於いて、1は内板2と外板3とからなる自動車の
ドアであって、これは、車両内の空間確保のため、その
内面が曲面形状に形成されている。
4はドア1の曲面形状の内面に取付けられる内張り板で
、これは、繊維をほぐして樹脂で固めたハードボード等
からなる吸湿性の大きい基材5を、ウレタンフオーム等
からなるクッション材6を介して、表皮γで被覆したも
ので、その外周縁部に所定ピンチに取付固定された複数
個のグロメット(固定せず)等によって、ドア1の内板
2に沿って曲面状態に且つ弾圧的に支持せしめられてい
る。
そして、第2図の如く、上記内張り板4の上部中央付近
には、ドアハンドル8を取付けるための取付部材9が、
ドア鍔板2に取付けられた樹脂クリップ10と螺子11
とにより取付固定され、その周端縁9′が内張り板4を
強く押圧しており、また、第3図及び第4図ノ如<、レ
キュレータハンドル11はレギュレータシャフト12に
連結せしめられて、ヌアームレスト13の基部は樹脂ク
リップ14と螺子15とにより、夫々ドア内板2の中央
部付近に取付けられ、内張り板4の該部分を強く押圧し
ている。
ところで、ハードボード等からなる張り板4は、湿気の
影響を受けて膨張しやすく、しかも、ドア1の内面に沿
って曲面状態に且つ弾圧的に支持されていると共に、そ
の中央部付近が上述のように強く押圧されているため、
従来、内張り板4が湿気の影響を受けて膨張すると、そ
の応力が外周縁部に作用し、当該縁部特に太陽熱を受け
やすL・上縁部が浮き上がって、表皮にしわが生じ、外
観上の体裁が極めて悪くなるという問題が生じていた。
本考案はこのような問題点に鑑み、前記浮き上り現象を
防止し、ドア内装の体裁を向上させ得る自動車用ドアに
於ける内張り板を提供せんとするもので、以下その構成
を図面に示す実施例にしたがって説明すると次の通りで
ある。
第5図及び第6図に於いて、21は内板22と外板23
とからなる自動車のドアであって、これは、車室内の空
間確保のため、その内面が曲面形状に形成されている。
24はドア21の曲面形状の内面に取付けられる内張り
板で、これは、繊維をほぐして樹脂で固めた吸湿性の大
きいノ・−ドボード等からなる基材25を、ウレタンフ
オーム等からなるクッション材26を介して、表皮21
で被覆したもので、両端が、外周端面24′及び部品取
付孔例えば第2図に示した取付部材9を取付ける取付孔
28に夫々開放したスリット29を、基材25に形成す
る。
30,31,31はレギュレータ・・ンドル或いはアー
ムレスト等の部品を取付けるための取付孔である。
そして、この内張り板24は、その外周縁部の複数の取
付孔32に取付固定されるグロメット(図示せず)等に
よって、ドア21の内板22に沿って曲面状態に且つ弾
圧的に支持させる。
而して、上記構成からなる内張り板24が、その中央部
付近がレギュレータハンドル11及びアームレスト13
0基部の取付げにより押圧せしめられて締付固定された
状態で、ドア21の内面に取付けられると、これが湿気
の影響を受けて膨張し、その応力が外周縁部時に太陽熱
を受けて浮き上り現象をおこしやすい上縁部に作用して
も、該応力は上記スリット29により吸収され、外周縁
部が浮き上るのを防止する。
尚、上記スリット29は、内張り板24が膨張したとき
に生ずる応力を吸収し、その外周縁部の浮き上り現象を
防止するために設けたものであるから、スリットを設け
る個所は、上記実施例のものに限定されるわけではなく
、浮き上り現象を有効に防止し得る他の個所に、任意の
部品取付孔から外周縁にわたってスリットを適宜設けて
もよい。
以上のように、本考案はハードボード等の吸湿性の大き
な材桐からなる内張り板に於いて、部品取付孔から外周
縁にわたってスリットを設けたから、湿気の影響を受け
て膨張し、その応力が外周縁部に作用しても、該応力は
スリットにより吸収され、内張り板がドア内面から浮き
上るのを有効に防止することができる。
したがって、表皮にしわが生じるようなこともな(、ド
ア内装の体裁が極めて良い。
また、浮き上り現象を防止するため、内張り板にスリッ
トを設けるだけでよいので、構造が簡単であり、且つ製
作コストも安い。
【図面の簡単な説明】
第1図は内張り板の取付状態を示す説明図、第2図はド
アハンドル取付部材の取付状態を示した断面説明図、第
3図はレギュレータハンドルの取付状態を示した断面説
明図、第4図はアームレストの基部の取付状態を示した
断面説明図、第5図は本考案に係る内張り板の一実施例
を示した説明図、第6図はその断面説明図である。 22・・・・・・内板、24・・・・・・内張り板、2
9・・・・・・スリット、28,30,31.31・・
・・・・部品取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハードボート等の吸湿性の大きな材料からなる内張り板
    に於いて、部品取付孔から外周縁にわたってスリットを
    設けたことを特徴とする自動車ドアに於ける内張り板。
JP14488977U 1977-10-27 1977-10-27 自動車用ドアに於ける内張り板 Expired JPS5814095Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14488977U JPS5814095Y2 (ja) 1977-10-27 1977-10-27 自動車用ドアに於ける内張り板

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Publication Number Publication Date
JPS5469524U JPS5469524U (ja) 1979-05-17
JPS5814095Y2 true JPS5814095Y2 (ja) 1983-03-19

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ID=29123927

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JPS5469524U (ja) 1979-05-17

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