JPS5813747Y2 - 回転磁界計器の駆動回路 - Google Patents

回転磁界計器の駆動回路

Info

Publication number
JPS5813747Y2
JPS5813747Y2 JP15473878U JP15473878U JPS5813747Y2 JP S5813747 Y2 JPS5813747 Y2 JP S5813747Y2 JP 15473878 U JP15473878 U JP 15473878U JP 15473878 U JP15473878 U JP 15473878U JP S5813747 Y2 JPS5813747 Y2 JP S5813747Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
signal
rotating magnetic
drive circuit
coils
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15473878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5572169U (ja
Inventor
江原正博
Original Assignee
カルソニックカンセイ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カルソニックカンセイ株式会社 filed Critical カルソニックカンセイ株式会社
Priority to JP15473878U priority Critical patent/JPS5813747Y2/ja
Publication of JPS5572169U publication Critical patent/JPS5572169U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5813747Y2 publication Critical patent/JPS5813747Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、回転磁界計器を駆動するための駆動回路に
関し、とくに温度変化等があっても常に正確な指度が得
られるように改良した駆動回路に関するものである。
回転磁界計器は電気良導体からなるカップ状ロータに、
それを囲んで相互に交差するように配置された複数のコ
イルにより回転磁界を作用せしめ、渦電流による駆動ト
ルクわ発生させるようにしたものであるが、周囲温度の
上昇、あるいは自己発熱によってコイルの温度が上昇す
ると、その電気抵抗の増加のためにコイルに流れる電流
が減少し、この結果として、起磁力が低下して、ロータ
に発生する渦電流が減少し、指度の低下をきたす。
また逆に温度が低下すれば指度の増加を生ずる。
このような指度の温度依存性は、たとえば車輌用の速度
計やエンジン回転計のように一20°C〜+600Cに
も及ぶ温度変化を受けるような計器に用いた場合、無視
できない誤差を生ずる原因となる。
また、コイルに印加される電源電圧が変動すると、コイ
ルに流れる電流が変動し、この場合にも指度の変動が起
る。
従って電源電圧が10〜16■程度の範囲で変動する車
輌に装着した場合には、これも指度を変化させることに
なる。
さらに、コイルはパルス信号で励磁されるので、その自
己インダクタンスの影響で、コイルに流れる電流は供給
されたパルス信号の周波数に逆比例することになり、一
般にパルス信号の周波数がおよそ100Hzを越えると
、周波数と指度との間の直線性が損われる。
この考案は、上記欠点を解消するためになされたもので
、温度あるいは電源電圧が変化しても正しい指度が得ら
れるとともに、供給されるパルス信号の周波数と指度と
の間の直線性が広い範囲で保たれるような回転磁界計器
の駆動回路を提供することを目的としている。
以下にこの考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図に示す回転磁界計器は、電気良導体からなるカッ
プ状ロータ1と、このロータ1を包囲するように交差配
置された一対のコイル2および3と、ロータ1をその中
心で支持する軸4と、この軸4に取付けられた指針5と
、ロータ1に発生した渦電流による駆動トルクと釣合う
ヘアスプリング6とを備えていて、後で述べる駆動回路
からコイル2,3に供給される駆動信号によって駆動さ
れるようになっている。
駆動回路は、たとえば所要の箇所に設けられた近接スイ
ッチ、リードスイッチ、ディストリビュータのコンタク
トポイント等からなる信号発生器Iと、該信号発生器か
らの信号aを入力とする信号処理回路8を有する。
ここで、信号処理回路8に入力される信号aば、第2図
aに示すようなデユーティ50%の矩形波の信号で、そ
の周波数が回転磁界計器によって指示されるものとする
信号処理回路8は、信号aがHレベルになってから、つ
ぎに再びHレベルになるまでの間Hレベルを保持する信
号すと、この信号すを反転させた信号Cとを発生し、こ
の信号す、cを第1のスイッチング回路9に供給する。
また信号処理回路8ば、信号すおよびCに対して90度
だけ位相遅れをもつ信号dネ・よびeを発生してこれを
第2のスイッチング回路10に供給する。
スイッチング回路9および10ば、それぞれ信号す、c
およびd。
eにもとづいてスイッチング動作を行うこと、により、
定電流電源回路11を電源とした信号fおよびgを作成
し、この信号f1gがそれぞれコイル2および3の両端
に供給される。
この信号fygによって、コイル2,3に回転磁界が生
じ、ロータ1に渦電流による駆動トルクが発生して、ヘ
アスプリング6と釣合う位置1で指針5を振らせる。
信号処理回路8、スイッチング回路9.10および定電
流電源回路11の具体的な回路構成の一例を第3図に示
す。
信号処理回路8ば、2つのフリップフロップ82および
83を有し、信号発生器Iから得られた信号aは、一方
の7リツプフロツプ82のクロック人力CL1に直接に
、また他方のフリップフロップ83のクロック人力CL
2にインバータ81を介してそれぞれ供給されており、
したがって両フリップフロップ82および83は、信号
a及びその反転信号の立上りで相互に逆の関係で反転す
る。
そして一方のフリップ70ツブ82のQ出力Q 1 $
−よびQ出力Q1ばそれぞれ信号すおよびCとして第1
のスイッチング回路9に供給される。
同様に、他方の7リツプフロツプ83のQ出力Q2およ
びQ出力Q2ばそれぞれ信号dおよびeとして第2のス
イッチング回路10に供給される。
第1のスイッチング回路9ば、8個のトランジスタ91
〜98を有し、信号すがHレベル(信号CがLレベル)
のときにはトランジスタ93および98が、また信号す
がLレベル(信号CがHレベル)のトキにはトランジス
タ94および97がそれぞれオンになるように動作する
これによってコイル2には、定電流電源回路11から取
出された電流が、信号すのレベル(信号Cのレベル)が
変化するごとに、交互に逆方向に流れる。
筐たトランジスタ101〜108を有する第2のスイッ
チング回路10も、信号dおよびeのレベルが変化する
ごとにスイッチングを行い、コイル3に交互に逆方向の
電流を供給するように動作する。
一方、定電流電源回路11ば、オペアンプ111トラン
ジスタ112,113、検出抵抗114および可変抵抗
115を備え、直流電源12からダイオード13を介し
て取出された電流は、トランジスタ113の動作で定電
流化されたのち、スイッチング回路9および10を経て
それぞれコイル2および3に供給される。
温度変化などを原因としてコイル2および3における消
費電流が変化すると、この電流の変化は検出抵抗114
によってその端子電圧の変化として検出され、この検出
電圧はオペアンプ111で増幅されたのちトランジスタ
112のベースに印加される。
い1、コイル2.3の消費電流が減少したとすると、検
出抵抗114の開端間の電圧が低下し、オペアンプ11
1の出力も低下する。
したがってトランジスタ112のベースバイパスが低下
してそのエミッタ・コレクタ間の抵抗値が減少し、つい
てトランジスタ113のコレクタ・エミッタ間の抵抗も
減少して、トランジスタ113を通る電流が増大し、コ
イル2.3における消費電流の減少を打消すような動作
が行われる。
筐た逆にコイル2,3の抵抗値が減少すれば、トランジ
スタ113が電流の増加を制限する。
同様の動作は、直流電源12の電源電圧が変動したとき
、あるいはスイッチングの周期が短かくなってコイル2
,3のインピーダンスが高くなったときにも行われる。
そして出力電流は、可変抵抗115によって設定され、
したがってこの可変抵抗によって指度の調整を行うこと
ができる。
以上に説明したようにこの考案は、電気良導体からなる
カップ状ロータ1を包囲するように交差配置された複数
のコイル2,3の各々に、回転磁界を形成するための相
互に位相の異なるコイル電流を供給するようにした回転
磁界計器の駆動回路において、前記コイル2,3の各々
に供給されるコイル電流を定電流電源回路11を介して
取出すように構成したことを特徴としている。
したがって周囲温度の変化、コイル2,3自身の発熱、
あるいは入力信号の周波数の変化などによってコイル2
,3の抵抗もしくはインピーダンスが変動したとしても
、コイル2,3には定電流電源回路11から常に一定の
電流が供給されるために、指度の変動を押えることがで
きる。
また電源電圧の変動があったときにも同様の動作が行わ
れる。
すなわちこの考案の駆動回路を使用することによって、
回転磁界計器の温度特性、電圧特性および周波数特性が
格段に改善される。
なお上記の実施例では、コイル2,3に供給される信号
として矩形波を用いたが、三角波、正弦波筐たは台形波
などの他の波形の信号の場合にも同様の動作が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による回転磁界計器の駆動
回路を示すブロック図、第2図は第1図の各部信号の電
圧波形図、第3図は第1図の要部の回路図である。 1・・・・・・ロータ、2,3・・・・・・コイル、4
・−−−−・軸、5・・・・・・指針、6・・・・・・
ヘアスプリング、7・・・・・・信号発生器、8・・・
・・・信号処理回路、9,10・・・・・・スイッチン
グ回路、11・・・・・・定電流電源回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気良導体からなるカップ状ロータ1を包囲するように
    交差配置された複数のコイル2,3の各各に、回転磁界
    を形成するための相互に位相の異なるコイル電流を供給
    するようにした回転磁界計器の駆動回路において、前記
    コイル2,3の各々に供給されるコイル電流を定電流電
    源回路11を介して取出すように構成したことを特徴と
    する回転磁器計器の駆動回路。
JP15473878U 1978-11-09 1978-11-09 回転磁界計器の駆動回路 Expired JPS5813747Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15473878U JPS5813747Y2 (ja) 1978-11-09 1978-11-09 回転磁界計器の駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15473878U JPS5813747Y2 (ja) 1978-11-09 1978-11-09 回転磁界計器の駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5572169U JPS5572169U (ja) 1980-05-17
JPS5813747Y2 true JPS5813747Y2 (ja) 1983-03-17

Family

ID=29143126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15473878U Expired JPS5813747Y2 (ja) 1978-11-09 1978-11-09 回転磁界計器の駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5813747Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5572169U (ja) 1980-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4142153A (en) Tachometer for measuring speed and direction of shaft rotation with a single sensing element
JPS5813747Y2 (ja) 回転磁界計器の駆動回路
US7256574B2 (en) Device for measuring electric current intensity
US8497674B2 (en) Magnetic detection apparatus
JPS63212803A (ja) 変位計測装置
JPS6356504B2 (ja)
JP2613059B2 (ja) 磁気センサ
JPH0236135Y2 (ja)
JPH112506A (ja) モータのロータ回転位置検出構造
SU978087A1 (ru) Устройство дл измерени вариаций магнитного пол
SU1337677A2 (ru) Устройство дл определени момента на валу синхронного электродвигател
JPH0355105Y2 (ja)
JP3065835B2 (ja) Vfコンバータ
JPH0725711Y2 (ja) 交差コイル式計器
SU635431A1 (ru) Мост дл измерени неэлектрических величин
SU667903A1 (ru) Устройство дл измерени посто нного тока
JPH0514929U (ja) クロスコイル式指示計器
JPH0664165U (ja) クロスコイル式計器の駆動回路
JPS587838Y2 (ja) ブラシレスモ−タ−
JPH045021Y2 (ja)
JPS6226274B2 (ja)
SU1406543A1 (ru) Устройство дл возбуждени индукционных датчиков
JPS6216681Y2 (ja)
RU2184937C1 (ru) Гироскопический измеритель угловой скорости
SU561158A2 (ru) Устройство дл измерени магнитных полей