JPS5813694A - C↓4オレフイン留分から高純度ブテン−1とス−パ−燃料を共に得る方法 - Google Patents

C↓4オレフイン留分から高純度ブテン−1とス−パ−燃料を共に得る方法

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JPS5813694A
JPS5813694A JP11055382A JP11055382A JPS5813694A JP S5813694 A JPS5813694 A JP S5813694A JP 11055382 A JP11055382 A JP 11055382A JP 11055382 A JP11055382 A JP 11055382A JP S5813694 A JPS5813694 A JP S5813694A
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JP
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butene
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zone
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hand
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JP11055382A
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English (en)
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ベルナ−ル・ジユガン
ジヤン・コザン
ジヤン・ミケル
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IFP Energies Nouvelles IFPEN
Original Assignee
IFP Energies Nouvelles IFPEN
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L1/00Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/04Liquid carbonaceous fuels essentially based on blends of hydrocarbons
    • C10L1/06Liquid carbonaceous fuels essentially based on blends of hydrocarbons for spark ignition
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C11/00Aliphatic unsaturated hydrocarbons
    • C07C11/02Alkenes
    • C07C11/08Alkenes with four carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L1/00Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/04Liquid carbonaceous fuels essentially based on blends of hydrocarbons

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は99%以上の高純度ブテン−1と、スーパー燃
料および場合によってはエチレンとプロペン、およびジ
ェット燃料用燃料とを共に得る方法に関する。この方法
は複数の工程の正しい組合わせによって可能になる。当
初の仕込物は一般に例えば水蒸気分解帯域に由来するC
4オレフィン留分である。
本発明による方法は、水蒸気分解装置を厨子する石油化
学業者に適しており、多くの場合Cζは過剰なブテン留
分の利用価値を高めることかできる。
本発明による方法は、特に下記のものを得ることを可能
にする。
l)非常に高収率での高純度ブテン−1゜本方法を終え
たブテン−1の含量は、出発仕込物に当初含まれるブテ
ン−1の含量より明らかに高い。
2)スーパー燃料 3)高品質のジェット燃料用燃料および場合によっては
エチレンお」j七プロペン 本発明による方法は、 −)  −mにこの段階ではイソブタン、n−ブタン、
ブテン−1、ブテン−2、イソブチンおよび場合によっ
てはブタジェン(一般に2%以下、好ましくは0.7重
量%以下のブタジェン)を含有するc4オレフィン留分
が重合拳不均化に付され、この重合φ不均化の間、一方
では前記留分のイソブチンが少なくとも一部ガソリンに
変換され、他方このように生成したガソリンは、少なく
とも一部、部分的不均化反応に付さ゛れ、一方ではジェ
ット燃料用ベース型留分を、他方では前記不均化により
生成したブテン−2と特にブテン−1とを回収するよう
にす□ること、 b)重合・不均化帯域より取出された流出物が1 分留ニ付すれ、この分留の間一方ではガ’/リンとジェ
ット燃料用ベースとの混合物(ロ)を、他方では、本質
的にイソブタン、n−ブタン1ブテン−1,ブテン−2
、少ない割合のイソブチン(一般に5%以下、好ましく
は2重量%以下)から成る留分(ロ)を回収すること、
6)工程(b)で得た留分(ロ)が所謂仕上げ重合の選
択的重合帯域へ送られ、この帯域内で90%以上の残存
イソブチンがガソリンに変換されること、 d)工程(C)で行なわれる所謂仕上げ重合帯域から取
出された流出物が分留に付され、この分留の間、一方で
はイソブチンとブテン−1および−2の二量体および二
量体の混合物を主として含むガソリンから大部分成る留
分(r)を、他方では本質的にイソブタン、n−ブタン
、ブテン−1、ブテン−2、わずがな部分のイソブチン
(一般に0.3重量%以下、好ましくは0.15重量%
以下)、およびブタジェンの痕跡(一般に100 PP
m以下)がら成る留分(δ)を回収すること、 e)工程(d)より出た留分(δ)が選択的水素化帯域
に送られ、そのブタジェン含量が留分(δ)のブテン−
1に対して最大で10重量Ppmになるようにすること
、 f)選択的水素化工程(e)から出た流出物が、それの
含量イソブタンの大部分を除去するために、脱イソブタ
ン帯域へ送られること、g)このようにして脱イソブタ
ンされた前記留分は分留に付され、この分留の間、一方
ではブテン−2とn−ブタンを大部分含有する留分を、
他方では最少で99重量%のブテン−1から成る留分を
回収することを特徴とし、かつ工程(b)より出たガソ
リンとジェット燃料用ベースから成る混合物(ロ)が、
工程(d)に由来するガソリン留分(γ)と混合される
こと、を特徴とする。
第1〜3図は本発明の特別な3方法を説明する。
第1図による方法は、 a)一般にこの段階ではイソブタン、n−ブタン、ブテ
ン−1,ブテン−2、イソブチンおよび場合によっては
ブタジェン(一般に2%以下、好ましくは0.7重量%
以下のブタジェン)−を含有するC4オレフイン留分が
、場合によってはまず乾燥帯域(従来の方法で実行され
る乾燥、例えばその留分を分子ふるい、好ましくは3A
型ふるいを□通過させることによる乾燥)帯域へ送られ
JIDいて重合・不均化に付され、この重合・不均化の
間、一方では前記留分のイソブチンが少なくとも一部ガ
ソリンに変換され、他方このようにして生成したガソリ
ンが、少なくとも一部、部分的不均化反応に付され、一
方ではジェット燃料用・ ベース型留分を、他方では前
記不均化により生成されるブテン−2と特にブテン−1
を回収するようにすること、 b)重合・不均化帯域から取出した流出物は分留に付さ
れ、この分留の間、一方ではガソリンとジェット燃料用
ベースとの混合物(α)を、他方では、本質的にイソブ
タン、n−ブタン、ブテン−1,ブテン−2、わずかな
部分のイソブチン(一般に5重量%以下、好ましくは2
重量%以下)およi、び少量のブタジェン(−1: 般に2000 ppm以下好ましくは500、ppm以
下)から成る留分を回収すること、 C)工程(b)において得られた留分@が所謂仕上げの
選択的重合帯域に送られ、この帯域内で90%以上の残
存イソブチンがガソリンに変換されるが、ブテン−1お
よびブテン−2の非常にわずかな割合しかガソリンに変
換しないこと、 d)工程(c)において行なわれる所謂仕上げ重合帯域
から取出した流出°物が分留に付され、この分留の間、
一方では特にイソブチンとブテン−1および−2の二量
体および三量体の混合物を含有するガソリンから大部分
成る留分(r)を、他方では本質的にイソブタン、n−
ブタン、ブテン−1,ブテン−2、わずかな割合のイソ
ブチン(一般に0.3重量%以下、好ましくは0.15
重量%以下)、およびブタジェンの痕跡(一般に100
 ppm以下)から成る留分(δ)を回収すること、 e)工程(d)から出た留分(δ)が選択的水素化帯域
へ送られ、そのブタジェン含量が、留分(δ)のブテン
−1に対して最大で10重量ppmになるようにするこ
と、 f)選択的水素化工程(e)から出た流出物が、それの
含鈷轡ジイソブタンの大部分を除去するために脱イソブ
タン帯域に送られること、g)このようにして脱イソブ
タンされた前記留分が分留に付され、この分留の間、一
方ではブテン−2とn−ブタンを大部分含有する留分を
、他方では、最少で99重量%のブテン−1より成る留
分を回収するが、このブテン−1留分は、特に高密度ポ
リエチレンの製造におけるコモノマーとして直接用いる
のに完全に適していること、 h)工程(b)より出たガソリンとジェット燃料用ベー
スより成る混合物(灼が、工程[dlに由来するガソリ
ン留分(γ]と、工程[glに由来するブテン−2およ
びn−ブタンに富むC4留分とに混合され、生じた新し
い混合物はついて一般的に完全水素化に付され、 1)工程th)の水素化流出物は、D−ブタン留分(こ
のn−ブタン留分は、一般的に水蒸気分解帯域、例えば
本発明により処理されたC4留分がそこから由来しても
よい帯域であって、そこで同留分が主としてエチレンと
プロペンに変換されるような帯域に送られる。実際その
]−ブタンは、n−へキサンと共に、エタンの後で良好
なエチレン収率に導く仕込物を形成する)と、ガソリン
レールに送ることができる高オクタン価のガソリン留分
と、ジェット燃料用燃料留分(それらの品質は優良なも
のである)とを回収するために、1つまたは複数の分留
に付されること、 を特徴とする。
工程[alの重合・不均化反応の間、イソブチンは本質
的にイソブチンの二量体および二量体から成るガソリン
に本質的に転換される。ジェット燃料用ベース型留分は
大部分イソブチンのE量体および四量体を含有する。
所謂仕上げ重合帯域では、イソブチンと小さい部分のブ
テン−1および−2がイソブチンの二量体と二量体とに
転換される。
所謂重合・不均化帯域では、その条件は、イソブチンが
95重量%以上のガソリン転化率に′i″ 達するまで反応しJL方ジブテン1および−2が変換さ
れないだけではなく、それらの濃度が、イ、ツブテンか
ら形成された一部のガソリンの不均化反応によって増加
しているようなものとする。
所謂仕上げ重合帯域では、その条件は、イソブチンが9
0重量%以上の転化率に達するまで反応し、一方正ブテ
ン(ブテン−1およびブテン−2シスおよびトランス)
の全転化率が10重量%以下またはそれに等しく、好ま
しくは7%以下に止まるようなものとする。
重合・不均化反応は、液相で、例えば固定床の形に配置
された1つの触媒の存在下、約lO〜120℃の温度、
0.3〜I Q M P aの圧力下で(好ましくは温
度は約30〜80℃、圧力は0.5〜3MPa)、触媒
1容につき毎時約0.05〜2容の液体炭化水素流量(
空間速度)をもって行なう。
所謂仕上げ重合反応もまた、液相で、例えば固定床の形
に配置された1つの触媒の存在下、約30〜200℃の
温度、約0−5〜20 M P aの圧力下で(好まし
くは温度は約50〜150℃、崖力は1〜l Q M 
P a )、触媒l容につき毎時約0.2〜4容の液体
炭化水素流量(空間速度)をもって行なう。
酸性の性質の触媒は、シリカ・アルミナ、シリカ・マグ
ネシア、硼素・アルミナ、多孔質珪藻上またはシリカま
たは石英上の燐酸から、および「固型燐酸」型触媒すな
わち燐酸の割合が高い吸収力の大きい含浸珪酸質物質と
、共沈させたまたはさせていないアルミナゲルと酸化ト
リウムの混合物から成り、かつ場合によっては酸化り、
ロム、酸化亜鉛または等価の1つの金属を添加した触媒
の中から選ばれる。さらにフッ素の酸誘導体を用いて、
場合によっては珪酸工ステルを添加して遷移アルミナを
処理して得られる触媒を選ぶこともできる。好ましくは
、シリカ含量が60〜95重量%、好ましくは70〜9
0重量%であり、添加剤として0.1〜5重量%の酸化
クロムおよび/または酸化亜鉛を有するシリカ・アルミ
ナを使用する。酸化クロムの存在は重合・不均化に好ま
しく、酸化亜鉛の存在は仕上げ重合に好ましい。
ブタジェンの選択的水素化反応は、例えば固定床の形で
配置された1つの触媒の存在下で行なわれる。前記触媒
は、実質的に中性の担体上に担持された水素化金属また
は水素化金属の組□ 合わせより成り、例えば17 d / A l!203
またはp d −1−A g / A l!203触媒
である。反応温度は10−100℃であり、011〜3
MPaの圧力下で(好ましくは温度は約20〜60’C
1時約2〜20容の液体炭化水素流量(空間速度)を用
いるものとする。反応器の入口における水素/ブタジェ
ンモル比は0.5〜5の間である。
ブテン−2、ガソリンおよびジェット燃料用燃料ベース
型の混合物の水素化反応は、例えば固定床の形に配置さ
れた1つの触媒の存在下で行なわれる。前記触媒は実質
的に中性の担体上に担持された1つの水素化金属より成
る。例えばプロ力タリーズ(PROCATALYSE)
社ニよす商品化されているLD265触媒である。反応
温度は150〜4oo℃の間であり、2〜l。
MPaの圧力(好ましくは温度は約220〜300℃、
圧力は4〜6MPa)、触媒l容につき毎時約1〜5容
の液体炭化水素流量(空間速度)を用いる。反応器の入
口における水素/炭化水素モル比は2〜10の間である
第1図はこのようにして本発明を例証する。
C4オレフイン仕込物を導管(1)を経て任意の乾燥帯
域(2)に導入する。この仕込物はここから導管(3)
を経て、重合・不均化帯域(4)内に取出される。重合
・不均化帯域の流出物は、導管(5)を経て、分留帯域
(6)へ運ばれる。導管011からイソブチンの二量体
、三量体および四量体の混合物すなわちスーパー燃料と
ジェット燃料用ベースとの混合物を主として回収する。
導管(7)から、一般にこの段階では、イソブタン、n
−ブタン、ブテン−1,ブテン−2、わずかのイソブチ
ンおよび少量のブタジェンを含有する留分を取出し、仕
上げ重合帯域(8)に送る。仕上げ重合帯域の流出物は
導管(9)を経て分留帯域aωに運ばれる。
導管α急からイソブチンの二量体および三量体、ブテン
−1およびブテン−2の混合物が回収される。これはす
なわちスーパー燃料であり、これを導管041において
、導管(11)より来るジェット燃料mベースのスーパ
ー燃料留分と混合する。
導管(121から、一般にこの段階では、イソブタン、
n−ブタン、ブテン−1,ブテン−2、ごくわずかのイ
ソブチンおよびブタジェンの痕跡。
を取出し、選択的水素化帯域(至)へ送る。選択的水素
化帯域の流出物は導管(21)を経て脱イソブタン帯域
(2)に送られ、その頂部において導管のからイソブタ
ン、ブテン−1並びにわずかのブテン−2およびイソブ
チンを取出す。塔底では、導管(財)から本質的にブテ
ン−1とブテン−2を含有する混合物を回収する。導管
(財)の混合物は超精留帯域(ハ)内で分留される。こ
のようにして一方では導管■から、イソブタンとイソブ
テンの痕跡を伴なうブテン−1(この留分のブテン−1
含量は少なくとも99重量%のブテン−1を含有する)
を得、他方では導管面から、主としてn−ブタン、ブテ
ン−2および少量のブテン−1を含有する混合物を得る
。前記混合物は、まずはじめに、路IIjlcJ4を通
って所謂仕上げ重合帯域に由来するガソリンと混ぜられ
、ついで2番目に、路線ttnを通って重合・不均化帯
域から出る重合物と混ぜられる。
次に、生じた混合物は導管a勾を通って水素化帯域a9
に導入され、そこで導管aeから注入された水素の存在
下で前記混合物は完全水素化を受ける。この水素化帯域
から出た生成物は、導管0ηを経て例えば第1分留$0
81へ送られる〇この塔の頂部で主としてn−ブタンが
取出され、導管Qlを経て水蒸気分解装置@(例えば本
ような装置)に送られ、そこでこのn−ブタンは大部分
エチレン、プロペンおよびガソリンに変換され、路II
@から取出される。
塔α団の底部でガソリン・ジェット燃料用燃料の混合物
を回収し、これは導管■を経て第2分。
留塔C11lの方へ送られる。この塔の頂部で、ガソリ
ンプールへ送ることができるガソリンを導管(至)から
取出し、塔の底部で、導管(至)から高品質のジェット
燃料用燃料を取出す。
実施例1(第1図の説明) 水蒸気分解に由来する仕込物を処理することにする。こ
の仕込物からは大部分のブタジェン11 が抽出されてしまっ□ている。この仕込物は下記の重量
組成を有する。
イソブタン      1・3 n−ブタン     6.4 ブテン=1     27.9 ブテン−214,5 イソブチン    49.6 ブタジェン     0.3 00 この仕込物はまず3A分子ふるい上で乾燥に重量%のシ
リカ拳アルミナ触媒の存在下にある重合φ不均化装置(
4)へ送られる。
操作条件は下記のとおりである。
圧  カニ  2MPa 温 度:50℃ 空間速度VVH: 0.3 得られた流出物を分留に付す(図の帯域(6))。
塔の底部で、当初仕込物に対して26.45%を示す重
合物を導管aDから回収する。
塔の頂部で、当初の仕込物に対して下記の重量%植成を
有する留分を取出す。
イソブタン      2.64 n−ブタン      8.77 ブテン−139・92 ブテン−220,76 イソブテン      1.43 ブタジェン      0.03 亜鉛が添加しであるシリカ85重量%のシリカ・アルミ
ナ触媒の存在下にある仕上げ重合装置(8)へ送られる
操作条件は下記のとおりである。
圧  力   2M P  a 温  度   80℃ 空間速度VVHO,5 得られた流出物はついで分留に付される(図の帯域α0
1)。
塔の底部では、当初の仕込物に対して3.75重量%を
示すガソリンを導管(13)から回収する。
このガソリンはついで、導管(11)から来る重合物と
混ぜられる。
塔αQの頂部では、当初の仕込物に対して次の重量組成
を有する留分を導管+12から取出す。
イソブタン      3.30 n−ブタン      9.18 □。
ブテン−136,28 ブテン−2□ 20.94 イソブチン      0.10 ブタジェン     40 ppm 〜69.80 つて商品化されているLD271の水素化触媒の存在下
にあるブタジェンの選択的水素化装置(イ)へ送られる
操作条件は次のとおりである。
庄  力    I M P a 温  度   40℃ 空間速度VVHIO 水素/ブタジェン 2モル/1モル 得られた流出物はついで導管の)を経て脱イソブタン装
置(社)に送られる。この装置は、各々65段の直列に
配された2つの塔がら成る。導管@から当初の仕込物←
対して次の重量のものを含有する留分を回収する。
イソブタン      3.14 n−ブタン      O ブテン−11,78 ブテン−20・46 イソブテン      0・O7 5,45 導管(財)から当初仕込物に対して次の重量組成の留分
を回収する。
イソブタン      0.16 n−ブタン      9.18 ブテン−134,50 ブテン−220・48 イソブチン      0.03 ブタジェン      0 64、35 この留分を超精留帯域(至)内で分留する。導管(至)
から塔頂で取出された留分は、当初の仕込物に対して次
の重量のものを含有する0 イソブタン      0.16 イソブテン      o、O3 ブテン−132,84 33,03 従ってこの留分におけるブテン−1の純度は99.4%
である。
超精留塔(至)の底部で、当初仕込物に対して次の重量
のものを含有する留分を回収する。
n−ブタン      9.18 ブテン−11,66 ブテンー2    、  20.48 31.32 この留分は、まずはじめに、路線(至)を経て仕上げ重
合帯域から来るガソリンと混ぜられ、ついで2番目に重
合・不均化帯域(4)から出た路線συの重合物と混ぜ
られる。
生じた混合物はついて導管器を経て水素化帯域α9へ送
られる。この水素化帯域で、その生成物は1つの触媒(
プロ力タリーズ社によって商品化されているLD265
)と導管αeによりもたらされた水素との存在下におい
て、次の操作条件下で完全水素化に付される。
圧  力           5 M P  a反応
器の入口温度  30℃ 反応器の出口温度  290℃ 空間速度VVH2 水素/炭化水素モル 5/1 完全水素化帯域から出た流出物は、導管αηを経て第1
分留塔α秒へ送ら1、れる。 この第1塔の□ 頂部で、当初の仕込物に対して32.11重量%を示す
n−ブタンを導管Q9から取出す。
このn−ブタンは水蒸気分解帯域■へ再循環される。こ
の水蒸気分解装置に由来する流出物は導管器から取出さ
れ、当初仕込物に対して次の重量組成を有する。
水  素              0.74メタン
        6.94 アセチレン      0.06 エチレン      13.23 エタン        0.29 プロペン       5.27 プロパジエン     0.74 n−ブテン      0.29 ペンタジェン     0・19 イソペンテン     0.03 水蒸気分解の努ソリン 4・33 3 2、1 1 第1分留塔a秒の底部で1つの生成物が回収されて、導
管■を経て第2分留塔(31)へ送られる。
この第2塔の頂部で、導管■から当初仕込物に対して2
4.73%を示すガソリンを取出す。
その主な特徴は次のとおりである。
15℃における密度  0.745 オクタン価 単味RON          97 RON 0.5  シ(資)エチル入り 104単味M
ON          90 M ON 0.5 °7t)oxチル入り   98A
STM蒸溜 初留点      96℃ 5容積%    101°C 10%     105℃ 20%     112°C 30%     120℃ 40%       127℃ 50%       141 ’C 60%       160°C 70%       171°C 80%       177℃ 90%       186℃ 95%       193℃ 終留点     204°C 留出物     99.5容積% 残  渣        0.5容積%損  失   
        − このようなガソリンはガソリンプールへ直接送られるこ
とができる。なぜならばこのガソリンはスーパー燃料に
関するあらゆる特徴および規格に合致しているからであ
る。
この第2分留塔(3υの底部で、当初仕込物に対して5
.88重量%を示すジェット燃料用燃料を導管時から回
収する。この燃料の主な特徴は次のものである。
結晶点     く−65℃ 発煙点     33wn 第2図による方法は次の特徴を有する。
a)  一般にこの段階ではイソブタン、n−ブタン、
ブテン−1、ブテン−2、イソブチンおよび場合によっ
てはブタジェン(一般に2重量%以下、好ましくは0.
7重量%以下のブタジェン)を含有するC4オレフイン
留分が、場合によってはまず乾燥帯域(従来の方法で行
なわれる乾燥、例えば留分を分子ふるい、′: 好ましくは3A型ふるい上を通過させることによる乾燥
)に運ばれ、ついで重合・不均化に付され、この重合・
不均化の間、一方ではリンに変換され、他方このように
して生成されたガソリンが少なくとも一部、部分的不均
化反応に付され、一方ではジェット燃料用ペース型留分
、他方では前記不均化によって生成されたブテン−2と
特にブテン−1を回収するようにすiダ、 b)重合・不均化帯域がら取出された流出物が分留に付
され、その間一方ではガソリン°とジェット燃料用ベー
スとの混合物@)を、他方では本質的にイソブタン、n
−ブタン、ブテン−1、フf > −2、少しの割合の
イソブチン(一般に5重量%以下、好ましくは2重量%
以下)、およびターのブタジェン(一般に2o o o
 ppm以下、好ましくはs o o ppm以下)よ
り成る留分(ロ)を回収すること、 C)工程(b)で得られた留分(ロ)は所謂仕上げ重合
の選択的重合帯域に送られ、この帯域において90%以
上の残存イソブチンが、ガソリンに変換され、ブテン−
1およびブテン−2の非常に少ない割合しかガソリンに
変換しないこと、 d)工程(C)において行なわれる所謂仕上げ重合帯域
から取出した流出物が分留に付され、この分留の間、一
方では特にイソブチンとブテン−1および−2の二量体
と三量体との混合物を含有する大部分ガソリンから成る
留分(r)を、他方では本質的にイソブタン、n−ブタ
ン、ブテン−1、ブテン−2、少ないInのイソブチン
(一般に0.3重量%以下、好ましくは0.15重量%
以下)、およびブタジェンの痕跡(一般にi o o 
ppm以下)がら成る留分(δ)を回収すること、 e)工程(d)より出た留分(δ)が選択的水素化帯域
へ送られ、そのブタジェン含量が留分(δ)ノフテンー
lに対して最大で10 ppmになるようにすること、 f)選択的水素化工程(e)の流出物が、それの含虐ニ イソブタンの大部分を除去するために 脱イソブタン帯域へ送られること、 g)このように脱イソブタンされた留分が分留に付され
、この分留の間、一方では、大部分ブテン−2およびn
−ブタンを含有する留分を、他方では最少で99重量%
のブテン−1から成る留分を回収するが、このブテン−
1留分は特に高密度のポリエチレンの製造におけるコモ
ノマーとして直接使用されるのに完全に適してしくる。
h)工程(b)より出たガソリンとジェット燃料用ベー
スより成る混合物(α)が工程(d)に由来するガソリ
ン留分(γ)と混ぜられ、生じた新しい混合物が分留に
付され、この分留の間一方ではガソリン・ブールへ送る
ことができる高オクタン価のガソリン留分(・スーパー
燃料)を、他方ではジェット燃料用ベースとして役立ち
うる留分(イソブチンの三量体と四量体との混合物)を
回収すること、 を特徴とする。
工程(h)より出たジェット燃料用ベース留分を場合に
よっては水素化帯域に送る。この帯域を出ると得られた
生成物は品竺の優れたジェット燃料用燃料となる。
工程(a)の重合・不均化反応の間、イソブチンは、本
質的にイソブチンの二量体と三量体より成るガソリンに
、本質的に転換される。ジェット燃料用ベース型留分は
大部分イソブチンの二量体七四量体とを含有する。
所謂仕上げ重合帯域において、イソブチンと小さい部分
のブテン−1および−2がイソブチンの二量体と三量体
に転換される。
所謂重合Φ不均化帯域において、その条件は、イソブチ
ンが95重量%以上のガソリンへの転化率に達するまで
反応し、一方プテン−1および−2が変換されないだけ
でなく、イソブチンから形成された一部のガソリンの不
均化反応によりそれらの濃度が増しているようなものと
するO 所謂仕上げ重合帯域層は、その条件は、イソブチンが9
0重量%以上の転化率に達するまで反応し、一方正ブテ
ン(ブテン−1とブテン−2シスおよびトランス)の全
体の転化率が10重量%以下かそれに等しく、好ましく
は7%以下に止まるようなものとする。
重合・不均化反応は第1図に示したように行なわれる。
所謂仕上げ重合反応も第1図に示したように行なわれる
ジェット燃料用燃料型留分の水素化反応は第1図に示し
たように行なわれる。
第2図は本発明を例証する。
C4オレフイン仕込物は導管(1)から任意の乾燥帯域
(2)へ導入される。この仕込物はそこから導管(3)
を経て、重合・不均化帯域(4)へ取出される。重合・
不均化帯域の留出物は導管(5)を経て分留帯域(6)
へ運ばれる。導管(111からイソブチンの二量体、三
量体および四量体の混合物すなわちスーパー燃料とジェ
ット燃料用ペースとの混合物を主として回収する。導管
(7)から、一般にこの段階ではイソブタン、n−ブタ
ン、ブテン−1,ブテン−2、少量のイソブチンおよび
少量のブタジェンを含有する留分を取出し、これを仕上
げ重合帯域(8)へ送る。この仕上げ重合帯域の流出物
は導管(9)を経て分留帯域aO1へ運ばれる。導管α
急からイソブチン、ブテン−1およびブテン−2の二量
体と三量体の混合物、すがわちスーパー燃料が回収され
、導管(Il+から来るスーパー燃料・ジェット燃料用
ベースの留分と導管α勾において混合される。生じた混
合物は導管[141を経て分留帯域(151へ導入され
る。導管agJから、ガソリンプールへ送ることができ
るスーパー燃料を主として取出す。導管αηからイソブ
チンの三量体と四量体の混合物、すなわち水素化帯域0
印へ送られうるジェット燃料用ベースを回収する。水素
化帯域0優の流出物は高品質のジェット燃料用燃料とな
る。
導管02から、一般にこの段階ではイソブタン、n−ブ
タン、ブテン−1、ブテン−2、非常に少しのイソブチ
ンおよびブタジェンの痕跡を取出し、これを選択的水素
化帯域■へ送る。選択的水素化帯域の流出物は導管(2
1)を経て脱イソブタン帯域(財)へ送られ、そこの頂
部において導管のからイソブタン、ブテン−1,並びに
少量のブテン−2およびイソブチンを取出す。塔底にお
いて導管(241から本質的にブテン−1とブテン−2
を含有する混合物を回収する。導管(財)の混合物は超
精留帯域ωで益留される。このようにして一方では導管
(転)からブテン−2、n−ブタンおよび少量のブテン
−1を得、他方では導管(財)からイソブタンとイソブ
チンの痕跡を伴なうブテン−1を得る。導管愉の留分は
少なくとも99重量%のブテン−1を含有する。従゛っ
てこ実施例2(第2図の説明) 水蒸気分解に由来し、それのブタジェンの大部分が抽出
されている仕込物を処理することにする。
この仕込物は次の重量組成を、有する。
イソブタン      1.3 n−ブタン      6.4 ブテン−127,9 ブテン−214,5 イソブチン     49・6 ブタジェン      0.3 00 この仕込物はまず3A分子ふるい上の乾燥に付され(図
の帯域(2) ) 、これはついでその他に硝酸クロム
を加えて0゜3重量%のCr2O3を導入するようにし
であるシリカ85重量%のシリカ・アルミナ触媒の存在
下にある重合・不均化装置(4)へ導管(3)を経て送
られる。
操作条件は次のとおりである。
圧  力    2M P  a 温  度   50℃ 空間速度VVHO,3 得られた流出物は分留に付される(図の帯域(6))。
塔底では、導管aIIがら当初仕込物に対して26.4
5重量%を示す重合物を回収する。
塔頂では、導管(7)から当初仕込物に対して次の重量
組成を有する留分を取出す。
イソブタン      2.64 n−ブタン      8.77 ブテン−139,92 9テン−220,76 イソプテン      1.43  、ブタジェン  
    0.03 73.55 導管(7)のこの留分は、その他に硝酸亜鉛の形のZ 
n O0,25重量%が加えであるシリカ85重量%の
シリカ・アルミナ触媒の存在下に、仕上げ重合装置(8
)へ送られる。
操作条件は次のとおりである。
圧  力    2 M P  a 温度 50℃ 空間速度VVHO,5 得られた流出物はついで分留に付される(図の帯域0ω
)。
塔底では、導管03)から当初仕込物に対して3゜75
重量%を示すガソリンを回収する。このガソリンはつい
で導管01)に由来する重合物と混ぜられる。生じた混
合物は導管αのを経て分留帯域(151へ送られる。
塔頂では導管αeから当初仕込物の24.38重量%を
示Q、かつ次の特徴を有するガソリンを取出す。
15℃における密度  0.757 オクタン価 単味RON         Zo。
RON 0.5  °AOエチル入り    103.
5単味MON          85 M ON O05シ加エチル入り     88AST
M蒸溜 5%         105℃ 10%       109℃ 20%       116°0 30%       123℃ 40%        130°C 50%       14480 60%        163℃ 70%       174°C 80%       181’C 90%       188℃ 95%       195℃ 終留点     206℃ 留出物      99.5% 残  渣           0.5 %損  失 
          − このようなガソリンは分留または精製の他の工程を通さ
ずに直接ガソリンプールへ送られることができる。
塔底では導管αηからジェット燃料用ベースとして役立
ちうるより重質の重合物を回収する。
この重質重合物は比表面積70d/9のアルミナ上のパ
ラジウム0.3重量%の水素化触媒の存在下にある水素
化帯域α印へ送られる。
操作条件は次のとおりである。
圧  力   5 M P  a 温  度   290°C 空間速度VVH2 水素/炭化水素モル 5/1 水素化帯域の流出物Q91は当初仕込物の5.88重量
%を示す。これは高品質のジェット燃料用燃料となる。
それらの主な特徴は次のとおりである。
結晶点     く−65℃ 発煙点     33票 塔(101の頂部では導管02から当初仕込物に対して
次の重量組成を有する留分を取出す。
イソブタン      3゜3゜ n−ブタン      9.18 ブテン−136,28 ブテン−220,94 イソブチン      0.10 ブタジェン     40 ppm 69.80 導管Q21のこの留分は比表面積x5d/9のアルミナ
上の0.2重量%のパラジウムと、0.2重量%の銀を
含有する水素化触媒の存在下にあるブタジェンの選択的
水素化装置がへ送られる。
操作条件は次のとおりである0 圧  力   I M P  a 温度 40℃ 空間速度VVHIO 水素/ブタジェン 2モルフ1モル 得られた流出物はついで導管(社)を経て脱イソブタン
装置@に送られる。この装置it各々65段の直列の2
つの塔から成る。導管(至)力)ら当初の仕込物に対し
て次の重量のものを含有する留分を回収する。
イソブタン      3・14 n−ブタン      O ブテン−11・78 ブテン−2、0,46 イソブテン      0・07 5.45 導管(財)から当初め仕込物に対して次の重量組成の留
分を回収する。
イソブタン      0.16 n−ブタン      9.18 ブテン−134゜50 ブテン−220,4,8 イソブチン      0.03 ブタジェン      0 この留分を超精留帯域(至)で分留する。塔底(イ)で
当初の仕込物に対して次の重量のものを含有する留分を
回収する。
n−ブタン      9.18 ブテン−11,66 ブテンー2     20.48 31.32 導管■から塔頂で取出された留分は当初仕込物に比して
次の重量のものを含有する。
イソブタン      0・16 イソブテン      0.03 ブテン−132,84 33,03 従ってこの留分におけるブテン−1の純度は99.4%
である。
前記においてはブタジェンを水素化するために、担体上
のパラジウムと銀を含有する触媒を使用した。このよう
な触媒は、担体上のパラジウムしか含有しない触媒に対
して、ブテン−1の好ましからざる異性化を避けるとい
う利点を示す。この触媒は0.05〜0.5重量%のパ
ラジウムと0.05〜1重量%の銀を含有してもよい。
銀/パラジウム重量比は0.7:1〜3:1、好ましく
は1:1〜2.5:1である。その担体は好ましくはア
ルミナ(好ましい比表面積:l〜100tyf/g)ま
たはシリカ(好ましい比表面積:10〜200d/f)
である。
第3図による方法は第2図を改良したものである。この
方法は次のとおりである。
a)本質的に04オレフィン留分から成る新鮮な仕込物
は、一般にこの段階ではイソブタン、n−ブタン、ブテ
ン−1、ブテン−2、イソ ・ブテン、場合によっては
ブタジェン(一般に2%以下好ましくは0.7重量−以
下のブタジェン)を含有しており、場合によってはまず
第1に、場合によって設ける乾燥帯域に送られる。乾燥
すなわち従来の方法で、例えば留分を分子ふるい(好ま
しくは3A型ふるい)上を通過させる乾燥である。つい
でこの新鮮な仕込物は重合・不均化に付され、この重合
・不均化の間、一方では前記留分のイソブテンハ少なく
とも一部ガソリン(イソブチンの二量体および三量体)
に変換され、他方ではかくして生成されたガソリンが少
なくとも一部、部分的不均化反応に付され、ジェット燃
料用ベース型留分(イソブチンの三量体と四量体の混合
物)とブテン−2および特にブテン−1を回収するよう
にする。
b)工程(a)の重合・不均化帯域から取出された流出
物は分留に付され、この分留の間、一方ではガソリンと
ジェット燃料用ベースの混合物(ロ)を、他方では本質
的にイソブタン、n−2′′・2f″′−”・2′″、
、、7 +++ Q・少t、o割′    合のイソブ
チン(一般に5−量弧以下、好ましくは2重量%以下)
、および少量のブタジェン(一般に2000 ppm以
下好ましくは500ppm以下)から成る留分(ロ)を
回収する06)工程(b)で得られた留分(ロ)は所謂
仕上げ重合の選択的重合帯域へ送られる。この帯域では
、90重量%以上の残留イソブチンがガソリンに変換さ
れ、留分(ロ)中に存する少ない割合のブテン−1とブ
テン−2しかガソリンに変換しない。
d)工程((1)で行なわれる所謂仕上げ重合帯域から
取出された流出物は分留に付され、その分留の間、一方
では大部分、主として、イソブチン、ブテン−1および
−2の二量体と三量体の混合物を含有!るガソリン(す
なわち、スーパー燃料)から成る留分(r)を、他方で
は:”1′ 本質的にイソブタン、n−ブタン、ブテン−11ブテン
−2、少ない割合のイソブチン(一般に0.3重量%以
下、好ましくは0.15重量%以下)およびブタジェン
の痕跡(一般に100重量ppm以下)から成る留分(
δ)を回収する。
e)工程(d)を出た留分(δ)はついで所謂選択的水
素化帯域に送られ、そのブタジェン含量が留分(δ)の
ブテン−1に対して最大で10重量ppmになるように
する。
f)選択的水素化工程(−)の流出物は、それの含量イ
ソブタンを少なくとも大部分除去するために、脱イソブ
タン帯域へ送られる。
g)このように脱イソブタンされた前記留分は分留に付
され、その分留の間、一方ではブテン−2とn−ブタン
を大部分含有する留分(ε)を、他方では最少で99重
量%のブテン−1から成る留分を回収する。このブテン
−1留分は、゛特に、高密度のポリエチレンの製造にお
けるコモノマーとして直接利用するのに完全に適してい
る。本発明による方法は次に下記の特徴を有する。
h)工程(g)を出たブテン−2とn−ブタンを大部分
含有する前記留分(ξ)は異性化帯域に送られ、そこで
これらのブテン−2の少なくとも一部分は、n−ブタン
の大部分には関与せずにイソブチンとブテン−1に異性
化される(留分(ε)の小部分が分解によってエタン、
エチレンおよびプルペンに変換され、もうひとつの小部
分が水素の転移反応によってイソブタントn −ブタン
に変換され、留分(ε)のブテン−2のさらにもうひと
つの小部分がガソリンに変換されるl)。
i)工程色)の異性化帯域から出た生成物は、まず第1
分留塔に送られ、それの頂部で主としてエタン、エチレ
ンおよびプロペンを含有する留分を取出し、それの底部
で主としてブテン−1,ブテン−2、イソブチン、イソ
ブタンの痕跡、n−ブタンおよび少ない割合のガソリン
を含有する留分を回収する。それからこの後の方の留分
はついで第2分留塔へ送られ、そこの底部で少量のガソ
リン留分を回収し、そこの頂部でブテン−1,イソブチ
ン、ブテン−2およびn−ブタンを(非常に少量のイソ
ブタンと共に)含有する混合物を取出す。
j)前の工程で得た前記混合物は抽出蒸留塔へ送られ、
頂部でイソブ多ンとn−ブタンの大□。
部分を除去するようにし゛(これらはさもないと回流し
ているうちに蓄積される傾向がある)、溶媒によって抽
出蒸留塔の底部に回収された留分(これはこの段階では
本質的にブテン−1、イソブチン、ブテン−2および少
量のn−ブタンを含む)は場合によって設ける乾燥器の
入口、少なくとも重合・不均化帯域の入口へ再循環され
、そこでかくして新鮮な仕込物と混合される。および k)  工程(b)を出たガソリンとジェット燃料用ベ
ースの前記混合物は、一方では工程(i)の第2分留塔
の底部で得られたガソリンと、他方では工程(d)で得
られた留分@)と組合わされ、生じた混合物は分留帯域
に送られ、そこの頂部でガソリンブールへ送ることがで
きるスーパー燃料を回収し、、そこの底部、で場合によ
って−。
は少なくとも一部j分完全水素化に付される生成物を回
収し、この帯域を出ると、品質の優れたジェット燃料層
燃料を回収する。
含まれる種々の反応に関する説明は最初の2つの図に示
したものと同じである。
工程(h)の所謂異性化反応に関してより詳細には、こ
の反応は気相で、好ましくは水蒸気の存在下において、
固定床または移動または分散床または流動床に配置され
た触媒を用いて、約400〜600℃の温度、約0.0
1〜2 M P aの圧力下で(好ましくは温度は約4
60〜530℃、圧力は0.1〜0.5 M P a 
)、触媒l容につき毎時約0.5〜4容の液体炭化水素
流量(空間速度)で行なわれる。水蒸気/炭化水素のモ
ル比は0.2〜2の間で□ある。
この異性化帯域では好ましくは少なくとも40%(さら
に好ましくは45%)のブテン−2をイソブチンとブテ
ン−1に変換し、−ガタなくとも80%好ましくは90
%のn−ブタンには関与しない。
工程偽)のこの異性化反応のために、1980年5月1
3日付フランス特許出願第8010783号に記載され
ているように、好ましくは例えば遷移アルミナのフッ素
誘導体例えばフッ化水素酸、フン化アンモニウム、7ツ
化ケイ素酸、フッ化ホウ素酸、有機フッ素化合物などに
よって遷移アルミナを処理することにより得たフッ化触
媒を選定する。
ジェット燃料用燃料ベース型の場合によっておこる水素
化反応(工程(k))は、例えば固定床の形に配置され
た触媒の存在下において行なわれる。前記触媒は実質的
に中性の担体上に担持された水素化金属より成る。例え
ばプpカタリーズ社によって商品化されている触媒LD
265である。反応温度は一般に150〜400℃で、
2〜I Q M P aの圧力下(好ましくは温度が約
220〜300℃、圧力は4〜5 M P aである)
、触媒1容につき毎時約1〜5容の液体炭化水素流量(
空間速度)である。反応器の入口における水素/炭化水
素モル比は2〜lOの間である。
イソブタンとn−ブタンの溶媒による抽出蒸留は、例え
ばアセトニトリル、ジメチルホルムアミド、n−メチル
ピロリドンより成る群において選定された溶媒の存在下
において行なわれる。温度は一般に一1θ℃〜220、
℃の間(好ましくは50〜180℃の間)であり、圧力
は0.1〜1MPa(好ましくは0.3・: 〜Q、 7 M P aの間である)。溶媒の率は、よ
り詳細には1〜lO重量(好ましくは2〜6重量の間)
である。
第3図は本発明を例証する。
C4オレフイン仕込物は導管(1)を経て任意の乾燥帯
域(2)へ導入される。この仕込物はそこから導管(3
)を経て重合・不均化帯域(4)へ取出される。重合・
不均化帯域の流出物は導管(5)を経て分留帯、域(6
)へ運ばれる。導管α1)から主としてイソブチンの二
量体、二量体および四量体の混合物すなわちスーパー燃
料とジェット燃料用ベー゛スの混合物を回収する。導管
(7)から一般にこの段階ではイソブタン、n−ブタン
、ブテン−1゜ブテン−2、少しのイソブチンおよび少
量のブタジェンを含有する留分を取出す。これを仕上げ
重合帯域(8)へ送る。1、仕上げ重合帯域の流出物:
11 は導管(9)を経て分留帯域QGへ運ばれる。導管α3
からイソブチン、ブテン−1およびブテン−2の二量□
体および二量体の混合物すなわちスーパー燃料を回収す
る。これを導管(のを経て、導管+141において、導
管uIIより来るジェット燃料用ペースのスーパー燃料
留分と混ぜる。
導IF Q21から一般にこの段階ではイソブタン、n
−ブタン、ブテン−1、ブテン−2、非常に少量のイソ
ブチンおよびブタジェンの痕跡を取出す。これらを選択
的水素化帯域■へ送る。選択的水素化帯域の流出物は導
管(21)を経て、脱イソブタン帯域@へ送られ、そこ
の頂部から導管のを経てイソブタン、ブテン−1ならび
に少量のブテン−2とイソブチンを取出す。塔の底部で
は導管(財)を経て、本質的にブテン−1とブテン−2
を含む混合物を回収する。導管(財)の混合物は超精留
帯域(5)で分留される。このようにして一方では導管
(イ)からイソブタンとイソブチンの痕跡を伴なうブテ
ン−1を得(この留分のブテン−1含量は少なくとも9
9重量いニーに中−セ6伽払) 、他方では導管(イ)
から主としてn−ブセン、ブテン−2および少量のブテ
ン−1を含有する混合物を得る。この後者の混合物は、
られる。この塔の頂部で、導管C1υを経て本質的にエ
タン、エチレンおよび特にプロペンを含有する留分を取
出す。この留分は燃料としてまたは石油化学的使用のた
めに利用しうる。塔(至)の底部では主としてイソブタ
ン、n−ブタン、ブテン−1,イソブチン、ブテン−2
およびガソリンを含有する生成物を回収する。この生成
物は導管(至)を経て第2分留塔(至)の方へ送られる
この塔の底部でガソリンを回収する。これは導管(至)
を経て導管a3の方へ送られ、導管−において、導管α
Jを経て分留帯域αQから来るガソリンと混ぜられる。
生じた混合物は今度は分留帯域(6)から出た導管al
lの重合物と混ぜられる。塔(至)の頂部では主として
イソブタン、n−ブタン、ブテン−1、イソブチンおよ
びブテン−2を含有する生成物を取出す。この生成物は
導管(至)を経て抽出蒸留帯域(至)へ送られる0この
抽出蒸留帯域の頂部で、導管(支)から主としてイソブ
タンおよび特にn−ブタンを含有する生成物を取出・す
。抽出蒸留帯域の底部では本質的にブテン−1、イソブ
チンおよびブテン−2を含有する留分を回収する。前記
留分はついで導管(支)および″”2経7・E[l:+
21(本、、′1域(“l) (7)ADへ再循環され
る。そこでこめ留分は新鮮な仕込物と混ぜられる(抽出
蒸留塔の底部において、抽出溶媒中に一般にブテンとイ
ソブチンを回収することに注目しなければならない。そ
の溶媒は、単蒸留、飛沫同伴(ストリッピング)、また
は例えばブテンおよびイソブチンの蒸留により容易に分
離しうるパラフィン系炭化水素のような混和しない補助
溶媒を用いての再抽出により除去される)。
導管−において混合した導管Q31および(財)のガソ
リンと導管αDの重合物とは、共に導管−を経て分留帯
域Q51へ送られる。この塔の頂部では、導管αeから
ガソリンプールへ送ることができるスーパー燃料を主と
して取出す。塔底では導管aηからイソブチンの三量体
と四量体の混合物を回収する。これはジェット燃料用ベ
ースであつ:。
て、完全または部分的水素化帯域α印へ送られる。
必要な水素は導管(至)から導入される。この水素化帯
域を出ると、導管a9から高品質のジェット燃料用燃料
を回収する。
実施例3(第3図の説明) 全体の装置の種々の部域における物質収支を表1に示す
次の重量組成の仕込物100に9を処理する。
イソブタン      1.3 n−ブタン      6・4 ブテン−127,9 イソブチン     49.6 ブテン−214,5 ブタジェン−1,30,3 00 本方法を終えると次の正味の生成物を得る。
ブテン−1(純度99.6)42.5即スーパー燃料 
    31.xKIIジェット燃料用燃料   7.
2弯 ブテン−1の純度は99. s %である。従ってこれ
は高密度のポリエチレンの製造におけるコモノマーとし
て使用しつる。
スーパー燃料のオクタン価は次のとおりである。
単味RON=100 ジェット燃料用燃料は非常に高品質である。
結晶点   く−65℃ 発煙点     33麟 本実施例における操作条件は次のとおりである。
仕込物は3人分子ふるい上で乾燥される。(帯域(2)
)。
重合・不均一化帯域(4)は、50℃、2MPa。
V V I(0,3で、シリカ85重量%のシリカ・ア
ルミナである触媒の存在下において作用する。
このシリカ・アルミナには、その他に硝酸クロムを加え
て、この触媒に0.3重量%のCr 2 osを導入す
るようにしである。仕上げ重合帯域(8)は、50℃、
2MPa、vvHO05で、シリカ85重量%のシリカ
・アルミナである触媒の存在下において作用する。この
シリカ拳アルミナにはその他に、硝酸亜鉛の形の酸化亜
鉛0.25重量%が加えである。水素化帯域αaは、2
90℃、5MPa5VVH2で、水素/炭化水素モル比
が5/lで、比表面積70yyf/S’のアルミナ上の
パラジウム0.3重量%の水素化触媒の存在下で作用す
る。選択的水素化帯域■は、402重量%の銀を含有す
る比表面積15d/fのアルミナ触媒の存在下で作用す
る。脱インプタン装置(2)は、各々65段の直列の2
つの塔から成る。帯域■における異性化は1水蒸気の存
在下、450℃、o、IMp a、vVH2で、)12
゜/I(Cモル比が1.30で、直径1〜21mのアル
ミナ球(γ型車方晶)の形で使用される触媒の存在下で
行なわれる。触媒は次の特徴を有する。
密     度      1.23 構造密度   3.27 全細孔容積    0.57d111 比表面積   200ゴ/グ 触媒は次の組成を有する。
アルカリ金属含量 100(重量)PPm以下アルカリ
土金属含量 λ00(重量)Pp−以下、、)11 フッ素重量含量   lチ 抽出蒸留塔(至)は60段を有する。使用される溶媒ハ
シメチルホルムアミドであり、8段の頂部を有する塔へ
、供給流量の4.2倍に等しい流量で送られる。頂部蒸
気は凝縮され、凝縮物の半分は還流として塔頂へ再循環
される。一方凝縮物の他の半分は装置から排出される。
実施例 3A  (比較例) 先の実施例を繰返したが、異性化帯域@1そnらに関連
のある装置(分留塔(至)および@)および抽出蒸留塔
(至)が無(、従って導管Q3.C141および(至)
の再循環を行なわなかった。
先の実施例において示した組成を有する100KFの仕
込物から、次の正味の生成を得た。
ブテン−1(純度99.4%)  32.84Kgスー
パー燃暑        24.38 Kgジェット燃
料用燃料      5.88KF従ってこれにより本
発明の方法により操作を行なう利点が生じる。
【図面の簡単な説明】
gJ1図、第2図および第3図はいずれも本発明の実施
例を示す工程図である。 以  上 特許出願人   アンステイテユ・フランセφデュ・ベ
トロール 外4名 (FR)@8113211 ■1981年12月8日■フランス (FR)■8123065

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11C4オレフィン留分がら高純度ブテン−1とスー
    パー燃料とを得る方法において、a)一般にこの段階で
    はイソブタン、n−ブタン、ブテン−1,ブテン−2、
    イソブチンおよび場合によってはブタジェンを含有する
    C4オレフイン留分が重か不均化に付され、この重合・
    不均化の間、一方では前記留分のインブテンが少なくと
    も一部ガソリンに変換され、他方このように生成したガ
    ソリンは少なくとも一部、部分的不均化反応に付され、
    一方ではジェット燃料用ベース型留分を、他方では前記
    不均化より生成したブテン−2と特にブテン−1とを回
    収するようにすること、 b)重合・不均化帯域より取出された流出物が分留に付
    され、この分留の間、一方ではガソリンとジェット燃料
    用ベースとの混合物(α)を、他方では本質的にイソブ
    タン、n−ブタン、ブテン−1、ブテン−2、少ない割
    合のイソブチンおよび少量のブタジェンから成る留分(
    ロ)を回収すること、O)工程(b)で得た留分(ロ)
    が所謂仕上げ重合の選択的重合帯域へ送られ、この帯域
    内で90%以上の残存イソブチンがガソリンに変換され
    ること、 d)工程(、)で行なわれる所謂仕上げ重合帯域から取
    出された流出物が分留に付され、この分留の間、一方で
    はイソブチンとブテンる留分(γ)を、他方では本質的
    にイソブタン、n−ブタン、ブテン−1,ブテン−2、
    わずかな部分のイソブチン(一般に0.3重量%以下、
    好ましくは0.15重量%以下)、およびブタジェンの
    痕跡(=般に100 ppm以下)から成る留分(δ)
    を回収すること、e)工程(d)より出た留分(δ)が
    選択的水素化帯域に送られ、そのブタジェン含量が留分
    (δ)のブテン−1に対して一部で10重量pPmにな
    るようにすること、1 f)選択的水素化工程(1)から出た流出物が、するた
    めに、脱イソブタン帯域へ送られること、 g)このようにして脱イソブタンされた前記留分は分留
    に付され、この分留の間、一方ではブテン−2とn−ブ
    タンを大部分含有する留分を、他方では最少で99重量
    %のブテン−1から成る留分を回収することを特徴とし
    、および工程(b)より出たガソリンとジェット燃料用
    ベースから成る混合物@)が、工程(d)に由来するガ
    ソリン留分(γ)と混合されること、 を特徴とする方法。 (2)C4オレフイン留分から高純度のフテンー1とス
    ーパー燃社を得る、特許請求の範囲第)。 1項記載の方法において、 (&)  イソブタン、n−ブタン、ブテン−1゜ブテ
    ン−2、イソブチンおよび2重量%以下のブタジェンを
    含有するC4オレフイン留分が、帯域(4)において、
    液相で行なわれる重合・不均化に付され、この重合・不
    均化の間、一方では前記留分のイソブチンが本質的に少
    なくとも一部ガソリンに変換され、他方では前記ガソリ
    ンの少なくとも一部が、ブテン−1およびブテン−2お
    よびジェット燃料用ベース型留分に変換されること、 (b)  重合・不均化帯域(4)から取出された流出
    物が帯域(6)内で分留に付され、この分留の、  間
    、一方ではガソリンとジェット燃料用ベースとの混合物
    (α)を、他方では本質曲番ζイソブタン、n−ブタン
    、ブテン−1,ブテン−2,5重量%以下のイソブチン
    および2000 ppm以下のブタジェンから成る留分
    (ロ)を回収すること、 (6)  工程(b)で得られた留分いが所謂仕上げの
    選択的重合帯域(8)へ送られ、この帯域内で、それの
    含む少なくとも90重量%のイソブチンがガソリンに転
    換され、選択的重合反応が液相で行なわれること、 (d)  仕上げ重合帯域の流出物が分留に付され(帯
    m(10))、この分留の間、一方ではイソブチンとブ
    テン−1および−2の二量体と二量体とを含、有するガ
    ソリンから大部分なる留分(r)を、他方では本質的に
    イソブタン、n−ブタン、ブテン−11ブテン−2,0
    ,3重量%以下のイソブチンおよびi o o ppm
    以下のブタジェンから成る留分(δ)を回収すること、 (、)  工程(d)から出た留分(δ)が選択的水素
    化帯域翰へ送られ、ブタジェン含量が留分(δ)中に存
    するブテン−1に対して10 ppm以下に減少するよ
    うにすること、 (f)  工程(e)の流出物が、それの含量イソブタ
    ンの大部分を除去するために脱イソブタン帯域(イ)へ
    送られること、 (g)  このようにして脱イソブタンされた留分が分
    留に付され(帯域(ハ))、この分留の間、一方では大
    部分ブテン−2とn−ブタンを含有する留分を、他方で
    は少なくとも99重量%のブテン−1から成る留分を回
    収すること、および (h)  工程(b)から出たガソリン留分とジェット
    燃料□ 用ペースより成る混合物(に)が、工程(d)に由来す
    るガソリン留分(γ)と、工程(g)に由来するブテン
    −2とn−ブタンに富むC4留分とに混合され、生じた
    新しい混合物が帯域QSにおいて水素化に付されること
    、 (i)  工程(h)の水素化流出物が少なくとも1回
    の分留に付され、この分留の間、n−ブタンと、ガソリ
    ン留分と、燃料留分を回収すること を特徴とする方法。 (3)工程(、)の重合・不均化工程の間、少なくとも
    95重量%のイソブチンが本質的にイソブチンの二量♂
    ダ3量体←−←←44より成るガソリンに変化しつつ反
    応し、このガソリン。 の一部が一方ではブテン−2とブテン−1に、他方では
    イソブチンの三量体と四量体を主成□ 分とするジーット燃i用ベース型留分に変化する、特許
    請求の範囲第2項に記載の方法であって、工程((1)
    の所謂仕上げ重合帯域において、少なくとも90重量%
    のイソブチンが反応し、一方ブテン−2とブテン−1の
    全体の転換率が10重量%以下か10重量%に止まる方
    法。 (4)  さらに、前記留分(ロ)が2重量%以下のイ
    ソブチンと500 ppm以下のブタジェンを特徴する
    特許請求の範囲第3項記載の方法。 (5)  さらに、前記留分(δ)が0,15重量%以
    下のイソブチンを特徴する特許請求の範囲第3項記載の
    方法。 (6)工程(i)で行なわれる分留の間回収されるn−
    ブタン留分が水蒸気分解帯域へ送られる、特許請求の範
    囲第1〜5項のうちのいずれか1項記載の方法。 (71本発明に従って処理されるC4オレフイン留分が
    水蒸気分解帯域に由来し、工程(i)において行なわれ
    る分留の間に回収されたn−ブタン留分が、前記水蒸気
    分解帯域内に再循環される、特許請求の範囲第1〜5項
    のうちのいずれか1項記載の方法。 (8) C4オレフイン留分から高純度のブテン−1を
    得る、特許請求の範囲第1項記載の方法において、 (a)  イソブタン、n−ブタン、ブテン−1、ブテ
    ン−2、イソブチンおよび2重量%以下のブタジェンを
    含有するC4オレフイン留分が、帯域(4)において液
    相で行なわれる重合・不均化に付され、この重合・不均
    化の間、一方では前記留分のイソブチンが少なくとも一
    部本質的にガソリンに転換され、他方前記ガソリンの少
    なくとも一部がブテン−1とブテン−2およびジェット
    燃料用ベース型の留分に変換されること、 (b)  重合・不均化帯域(4)から取出された流出
    物が帯域(6)において分留に付され、この分留の間、
    一方ではガソリンとジェット燃料用ベースとの混合物(
    α)を、他方では本質的にイソブタン、n−ブタン、ブ
    テン−1゜フテンー2.5重量%以下のイソブチンおよ
    び2000 PPm以下のブタジェンから成る留分@を
    回収すること、 (0)  工程(b)において得られた留分(ロ)が所
    謂仕上げの選択的重合帯域(8)に送られ、この帯域に
    おいて、それの含有する少なくとも90重M%(7) 
    4 V 2 + >□、4が”9′に変換柚・かつ選択
    的重合及床カセ液相で行なわれること、 (d)  仕上げ重合帯域の留出物が分留に付されブテ
    ンとブテン−1および−2の二量体と三量体を含有する
    ガソリンより大部分酸る留分(r)を、他方では本質的
    にイソブタン、n−ブタン、ブテン−1、ブテン−2,
    0,3重量%以下のイソブチンおよびI Q Q pp
    m以下のブタジェンより成る留分(δ)を回収すること
    、 (e)  工程(d)より出た留分(δ)が選択的水素
    化帯域■へ送られて、そのブタジェン含量が留分(δ)
    中に存するブテン−1に対してt OPPm以下に減少
    するようにし、 4才 (f)  工程(、)の流中物がそれの含   イソブ
    タンの大部分を除去するために脱イソブタン帯域@へ送
    られること、 (g)  このように脱イソブタンされた留分が帯域(
    至)において分留に付され、その分留の間、一方では大
    部分ブテン−2とn−ブタンを含有する留分を、他方で
    は少なくとも99重量%のブテン−1から成る留分を回
    収すること、および (b)  工程(シ)から出たガソリンとジェット燃料
    用ベースより成る混合物(α)が、工程(d)に由来す
    るガソリン留分(γ)と混ぜられ、生じる新しい混合物
    が帯域(151において分留に付され、この分留の間、
    一方では高オクタン価のガソリン留分を、他方ではジェ
    ット燃料用留分を回収すること を特徴とする方法。 (9)  工程(、)の重合・不均化工程の間、少なく
    とも96重量%のイソブチンが、本質的にイソブチンの
    二量体および三量体より成るガソリンに変化しつつ反応
    し、このガソリンの一部が一方ではブテン−2とブテン
    −1に、他方ではイソブチンの三量体および四量体を主
    成分とするジェット燃料用ベース型留分に変化する、特
    許請求の範囲第8項記載の方法であって、工程(、)の
    所謂仕上げ重合帯域において少なくとも90重量%のイ
    ソブチンが反応し、一方ブテン−2とブテン−1の全体
    の転換率が10重量%以下か10重量%に止まる方法。 (10)  さらに、前記留分り)が2重量%以下のイ
    ソブチンと500 PPm以下のブタジェンを特徴する
    特許請求の範囲第8項記載の方法。 αB さらに、前記留分(δ)が0.15重量%以下の
    イソブチンを特徴する特許請求の範囲第8項記載の方法
    。 α2 さらに、工程(h)の分留を終えて得られたジエ
    ツト燃料として使用しうる前記留分が、燃料として使用
    される前に水素化帯域に送られる、特許請求の範囲第8
    項記載の方法003 工程(−)の選択的水素化が、0
    .05〜0.5重量%のパラジウムおよび0.05〜1
    重量%の銀を含有する担持触媒の存在下において行なわ
    れ、銀/パラジウムの重量比が0.7:1〜3:1であ
    る、特許請求の範囲第8〜12項のうちのいずれか1項
    記載の方法・ αΦ 触媒担体が1−100rIe/gの比表面積を有
    するアルミナである、特許請求の範囲第13項記載の方
    法。 Q51  工程(−)の重合φ不均化およ、び工程(0
    )の仕上げ重合が、シリカ・アルミナ□触媒の存在下で
    行なわれる、特許請求の範囲第8〜14項のうちのいず
    れか1項記載の方法。 叩 重合・不均化触媒がその他に0.1〜5重量%の酸
    化クロムを含有し、仕上げ重合触媒がその他に0.1〜
    5重量%の酸化亜鉛を特徴する特許請求の範囲第15項
    記載の方法。 0η C4オレフイン留分から高純度のフテンー1、ス
    ーパー燃料およびジェット燃料用燃料を共に得る、特許
    請求の範囲第1項記載の方法であって、 (−)  本質的に、イソブタン、n−ブタン、ブテン
    −11ブテン−2、イソブチンおよび2重量%以下のブ
    タジェンを含有すコ04オレフィン留分より成る新鮮な
    仕込物が、帯域(4)において液相で行なわれる重合・
    不1 均化に付され、この“′1重合・不均化の間、一方では
    前記留分のイソブチンが本質的に少なくとも一部、異性
    化によってガソリン、ジェット燃料用ベース型留分およ
    びブテン−1およびブテン−2化変換されること、(b
    )  重合・不均化帯域(4)から取出された流出物が
    帯域(6)で分留に付され、この分留の間、一方ではガ
    ソリンとジェット燃料用ベースとの混合物に)を、他方
    では本質的にイソブタン、n−ブタン、ブテン−1,ブ
    テン−2,5重量%以下のイソブチンおよび2000重
    量ppm以下のブタジェンから成る留分vI)を回収す
    ること、 ((1)  工程(b)において得られた留分(ロ)が
    所謂仕上げ重合の選択的重合帯域(8)へ送られ、この
    帯域において、それの含有する少なくとも90重量%の
    イソブチンがガソリンに変換され、選択的重合反応が液
    相で行なわれ、ブテン−2およびブテン−1の全体の転
    換率が10重量%以下または10重量%に止まること、 (d)  仕上げ重合帯域の流出物が分留に付され(帯
    域+10) ’) 、この分留の間、一方では特にイソ
    ブチンとブテン−1および−2の二量体と二量体とを含
    有するガソリンから大部分成る留分(γ)を、他方では
    本質的にイソブタン、n−ブタン、ブテン−1,ブテン
    −2,0,3重量%以下のイソブチンおよび100重量
    pPm以下のブタジェンより成る留分C)を回収するこ
    と、 (6)  工程(d)から出た留分(δ)が選択的水素
    化帯域@)へ送られ、そのブタジェン含量が留分(δ)
    中に存するブテン−1に対して10 PPmブタンの少
    なくとも大部分を除去するために脱イソブタン帯域(イ
    )へ送られること、(g)  このように脱イソブタン
    された留分が帯域■において分留に付され、この分留の
    間、一方では大部分ブテン−2とn−ブタンを含有する
    留分(ε)を、他方では少なくとも99重量%のブテン
    −1より成る留分を回収すること、 より成る方法において、この方法はついで(h)  工
    程(g)を出た大部分ブテン−2とn−ブタンを含有す
    る前記留分(#)が、導管(5)を経て異性化帯域(2
    )へ送られ、この帯域において、これらのブテン□−2
    の少なくとも一部一、。 分が、n−ブタン、、の゛大部分には関与せずにイソブ
    チンとブテン−1に異性化されること、 (i)  工程(h)の異性化帯域から出た生成物は、
    まず分留帯域■へ送られ、この帯域の底部で主としてブ
    テン−1、ブテン−2、イソブチン、イソブタン、n−
    ブタンおよびガソリンを含有する留分を回収し、この留
    分が分留帯域時へ送られ、この帯域の底部でカッリンを
    回収し、その頂部で特にイソブチン、ブテン−1,ブテ
    ン−2およびイソブタンを含有する混合物を取出すこと
    、(j)  先の工程において分留帯域(至)の頂部で
    得た前記混合物が、溶媒によって抽出°蒸留帯域(至)
    へ送られ、特にイソブチン、ブテン−1およびブテン−
    2を含有する混合物を回:・1・ 収するようにし□゛、これを重合・不均化帯域(4)の
    入口へ再循環すること、および(k)  工程(b)を
    出たガソリンとジェット燃料用ペースの混合物(に)が
    、一方では工程(i)の分留帯域(至)の底部で得たガ
    ソリンと、他方では工程(d)で得た留分(γ)と組合
    わされ、生じた混合物が分留帯域Q51へ送られ、この
    帯域の頂部でスーパー燃料を回収し、その底部でジェッ
    ト燃料用燃料を回収すること を特徴とする方法。 08)工程(k)において得られたジェット燃料用燃料
    が、ついで水素化に付される、特許請求の範囲第17項
    記載の方法。 (191工程(h)の間、ブテン−2の前記部分が水蒸
    気の存在下で異性化され、水蒸気/炭化水素モル比が0
    .2〜2の間である、特許請求の範囲第17項記載の方
    法。 ■ さらに、フッ化アルミナを主成分とする触媒の存在
    下でブテン−2を特徴とする特許請求の範囲第19項記
    載の方法。 (211異性化の間、少なくとも40%のブテン−2を
    イソブチンとブテン−1に転換し、一方n」ブタンの少
    なくとも80%には関与しない、特許請求の範囲第19
    項または20項記載の方法。 (2)少なくとも45%のブテン−2を転換し、一方少
    なくとも90%のn−ブタンには関与しない、特許請求
    の範囲第21項記載の方法。
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JP2022552236A (ja) * 2019-10-07 2022-12-15 ルーマス テクノロジー エルエルシー 混合c4類からの高純度イソブタンおよびブテン-1の共生産

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