JPS5813532Y2 - 照明器具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は照明器具に関するものである。

従来の直管ランプを用いた照明器具では、配線がランプ
両端したがって照明器具の端部両端に嫂るため配線が複
雑で、配線の消費量が多いという問題があった。

そこで、第１図に示すように、略同形ランフ１ａ〜１ｄ
を用い、その端部の口金２・・・を一対の略同形ランプ
ごとに互いに対向するようにして器具本体３に配設する
ことにより、器具本体３に設けられるランプソケットの
相互が接近し、配線集中が可能となって、渡り配線や配
線消費量の問題が解消できるようにしたものが開発され
ている。

しかしながら、なお十分とは言えなかった。

したがって、この考案の目的は、さらに完全な集中配線
が達成できる照明器具を提供することである。

この考案の第１の実施例を第２図に示す。

すなわち、この照明器具は、各一対よりなるランプ組４
ａ＋４ｂとランプ組４ｃ 、４ｄのそれぞれの口金５・
・・をランプ組相互の中央部へ互いに接近するようにし
て（距離ｘ）、図のように略放射状に配架し、各口金位
置にソケット（図示省略）を器具本体６に取付けている
。

このように横取した結果、一対の略同形ランフｆｆ１．
４ａｔ４ｂおよびランプ組４ｃ、４ｄのソケット相互間
がより一層接近（距離Ｘ）することとなり、配線集中化
が進むことになる。

すなわち、器具内部品が集中するため部品間の渡り配線
が非常に短かくなり経済的になる。

また、対向するソケットは第１図のものと比較してやや
離れるので、透光カバーを介して生ずるソケットの影が
薄くなり、器具美観の向上に寄与する。

この考案の第２の実施例を第３図に示す。

すなわち、この照明器具は、第１の実施例において、略
同形ランプ６ａ 、６ｂの口金７・・・側を上位（距離
ｙ）となるように斜設している。

このため、透光カバー８を介して生ずるソケットやソケ
ット台の影をより一層防止することができる。

以上のように、この考案の照明器具は、３個以上の略同
形ランプの口金側を中央にして略放射状に配設するよう
にしたため、集中配線方式がより完全化するという効果
を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の基礎となる照明器具の底面図、第２
図はこの考案の第１の実施例の底面図、第３図は第２の
実施例の側面図である。 ３・・・器具本体、４ａ〜４ｄ・・・略同形ランプ、５
・・・口金、６ａ、６ｂ・・・略同形ランプ。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. （１）器具本体と、この器具本体の略中央部の方向に口
   金を向けて配架した３個以上の略同形ランプと、前記器
   具本体に取付けられてこれらの略同形ランプの口金を接
   続するランプソケットとを備えた照明器具。
2. （２）前記略同形ランプはその口金側を上位として斜設
   されている実用新案登録請求の範囲第（１）項記載の照
   明器具。