JPS58134880A - 飲料液体用の可撓性容器 - Google Patents

飲料液体用の可撓性容器

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JPS58134880A
JPS58134880A JP58012586A JP1258683A JPS58134880A JP S58134880 A JPS58134880 A JP S58134880A JP 58012586 A JP58012586 A JP 58012586A JP 1258683 A JP1258683 A JP 1258683A JP S58134880 A JPS58134880 A JP S58134880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
fabric
container according
polypropylene
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP58012586A
Other languages
English (en)
Inventor
ロナルド・レスリ−・グロスヴエナ−
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Marston Ltd
Original Assignee
Denso Marston Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Marston Ltd filed Critical Denso Marston Ltd
Publication of JPS58134880A publication Critical patent/JPS58134880A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフレキシタンク式の可撓性容器に関し、特にワ
インのような飲料液体用の可撓性容器(コンテイナー)
に関する。
フレキシタンク式σ)容器は液体の多量輸送に用いろi
する。そのような容器は従来は大きな柱状の形((成形
さ土1だファブリック補強ゴム本体からなるものであっ
た。フレキシタンクは標準ISOコンテイナーに入れて
輸送するか、フラットパレットで輸送されうる。ファブ
リック補強材は相対的に非伸張性であり、容器内での揺
動液体を制止するのに必要な強度を与える、ゴムは容器
からの液体の漏れを防ぐものである。
多く力場合、輸送される物品は、炭化水素や植物油であ
るが、最近はフレキシタンクを飲料液体特にワインの多
量輸送のために用いることが提案されてきている。その
ような可撓性容器(コンテイナー)で輸送されるワイン
は細菌やゴムタンク材料中の化合物1(よって汚染され
ないようにするのが必須であることは明らかである。
従来、ライナー付きタンクが炭化水素のような液体の漏
れを防止するために主として提供されてきている。可撓
性容器中の液体の汚染の防止についてのいくつかの概説
文献があるが、これらはほとんど実用化されるに至って
いない。
かくして英国特許第988,807号明細書には、食品
の汚染を防止するためのバリヤー材のライナーを備えた
可撓性容器が記載されている。提案された外側層はネオ
プレンで、また内側層は通常はポリ塩化ビニル、ポリエ
チレンまたはポリアミドのような熱融着性フィルムであ
る。ポリテンおよびテフロン(ポリテトラフルオロエチ
レン)のような材料は、天然もしくは合成ゴムラテック
スに重ねて、それを次いで感圧接着剤により外側層へ接
着しなければならない。
英国特許第983,240号明細書には、殊に炭化水素
の輸送用に意図された可撓性タンクが記載されている。
その主要目的は、長期貯蔵中にタンクから漏れて、その
結果発火ないし爆発の危険をもたらす炭化水素の微細流
の拡散を防止することυCある。提案さ土tた解決策は
タンクの内側に約40ミクロンの厚さのポリアミドの占
領フィルムを使用することである。
英国特許第805.106号明細書には、ポリエチレン
をライナー材として用いることカー記載されており、そ
のポリエチレンは無補強ブチルコ゛ム層へ加硫結合され
る。ポリエチレンとプチルコ゛ムとの組合せ複合体は、
次いで彎曲成形法により成形され、その次に外glll
Iのゴム引きファブリックカッ(−が与えられ、それは
加硫済ゴム層へ接合される。
我々が知る限り、上記の如き諸容器は、飲用液体(殊に
細菌に侵され易いワイン)の輸送のためにそれ程適した
ものであるとはいえない。先行技術のタイプの容器でワ
インを輸送する場合に、最初のワイン積荷を輸送して空
にしてしまった後に、次のワイン積荷の汚染が生じうろ
ことが判った、可撓性タンクは、普通は、ワインを、一
つの国力・ら他の国へ輸送するのに、あるいは一つの国
内で長距離にわたって輸送するのに用いられ、−回の積
荷の・輸送の後に可撓性タンクは清掃され、ロール捲き
さオを同じ季節または翌年に再使用される。
丁度使用したタンクで次に輸送されるワインは、本発明
によらなければ汚染されうろことが判明した。
本発明によれば、無配向ポリプロピレンのライニング材
を接合して有するファブリック補強ゴム本体よりなる飲
料液体用可撓性容器が提供される。
ゴム本体を補強するファブリックは、非つインク性のフ
ァブリックであるのが好ましい。ファブリックは縦糸お
よび横糸を有し、それらの糸はゴムで充填され、それら
の糸のストランドに沿うまたはストランドの間には長手
方向の空隙通路がないような状態のものであるのが好ま
しい。
ポリプロピレンは、未硬化のファブリック補強ゴム層へ
接合されるのが好ましく、カレンダー加工によってその
ゴム層へ接合され、従ってゴムが硬化されるときにゴム
へ結合される。
ポリプロピレン層は、接合を増進されるような処理を受
けてよい。その処理は放電処理であってよい。無配向ポ
リプロピレンフィルムは、キャスト(流延)ポリプロピ
レンであってよい。
タンクの材料帯片同志の間の継目の内側には、ポリプロ
ピレンのライナ一層とファブリックで補強されてないゴ
ムの支持層とを有するテープを与えることかできる。
例示のために本発明の具体例を図面により説明する1、 第1図には、ファブリック補強可撓性タンク1が示され
ている。このタンクはISOコンテイナーで使用される
ように意図されており、典型的には巾2m、長さ10m
の寸法となろう。タンクはポリプロピレンフィルムの接
合ライニングを有するファブリック補強ブチルゴムの本
体から主として形成されている、タンクは一連の平行な
帯片2゜3および4から第1図に示したように製造でき
、または一つの帯片をラセン状に捲いてチューブを形成
し、次いでそのチューフ癖両端を適当な方法で閉鎖する
ことにより製造できる。
第2図には、二つつ相隣れろ材料層の端部5および6の
間の継目を示している。端部5および6がその突合せ継
目部を覆い、接着剤または適当な溶剤処理により端部5
および6へ接合されている、これは第6図にさらに詳細
tc示されている。タンクを製造するには、キャストし
た無配向ポリプロピレンフィルムの層を放電処理しくシ
ートを接地し1.高電圧線の下を通過させる方法で)、
次いで未硬化のファブリック補強ブチルゴム層−\重ね
合せる。ファブリックは非ウィック型のもσ)、すなわ
ちファブリック力縦糸および横糸がゴムで充填されて、
それらの糸のフィラメント間またはフィラメントに沿っ
て長手方向の空隙の通路がないような意匠のファブリッ
ク、が好ましい、上記の重ね合せたアセンブリイな次い
でカレシダー加工しくすなわち一緒にロールに通過させ
て硬化させ、そhKよりポリプロピレンフィルムをゴム
に強固に接合させ)、次にこの帯状材からタンクを製造
し、第6図に示したようにポリプロピレン層8および9
を相互に突き合せ、−f:FLIfcよってタンクの内
側とブチルゴム層5および6との間の接触を可及的に少
なくなるようにする。
帯7を適当な接着剤または溶剤処理により、端部5およ
び6へ接合する、 このような構造のタンクは、ファブリック補強ブチルゴ
ム中の溶剤類によ−ノて汚染されうるワインの輸送に適
当であることが杓」明した。
好ましい非つィック性フつ′ブリックを使用することに
よって、ファブリック中の糸の芯に沿ってワインが移動
しないこととなり、従ってタンクυ)本体中に蓄積した
細菌(残留ワインの腐敗による)は、極小化される。
第4図1では第6図のものと異なる継目形式が示されて
いる。突合せ継目を用いる代りに、二つの端部10およ
び11は重ね合せて補強された継目により接合されてい
る。一方の端部11のポリプロピレン層12は図示のよ
うに切除されている。
こび)ようにすることにより、たれ下がり部分13が端
部10の上側層へ接着されつるようになる。
ポリプロピレン層14は層12の端部に接近するように
伸Q・ている。たれ下がり部分(タッグ)16と端部1
0との間の接着は非常に強し・、継目の下、すなわちそ
の継目の内側には、別のポリプロピレーンライナー付き
帯15が与えられ、これはポリプロピレンライナー16
をタンク内の液体に向けている。帯15はファブリック
をその中に有しない無補強ブチルゴム層である、ブチル
ゴム材内にファブリックストランドがないので、継目部
中へσ)液体の吸収(毛管現象)は起こりえない、本明
細書において「無配向」とは、プラスチック材料が著し
くは配向されていないこと、すなわち内部応力のかかっ
た状態((ないこと、を意味する。もし、配向された材
料を用いたとすれば、輸送中に生じうる容器の撓みは、
接着された内側ライナーに亀裂(配向方向に沿って走る
亀裂)を生じさせることがあることが判明した。しかし
、無配向材料を使用することによって、ライニング材中
に形成されうる微細な亀裂は拡大することなく、ライニ
ング材はファブリック補強ゴム本体からふくれ上がる傾
向がないことが判明した。
フレキシタンク式の可撓性容器で液体を輸送する際に容
器が加速度(正または負)を受けると液体の波動、揺動
が生ずることは明らかである、このような加速度は輸送
中に容器を乗せた車輛等の発進の時ばかりでなく、車輛
等の停止、操縦または振動のときにも通常生ずるもので
ある。ファブリック補強ゴムは、このような運動のとき
に多少伸長する傾向があるので、展伸抵抗性の差異によ
ってライニング材中に亀裂が発現しうろことが判明した
、無配向ライニング材は、亀裂の発生、亀裂の拡大展開
およびふくれ上がりに対して一層大きな抵抗を有するこ
とが判明した。
配向された材料は引張試験においてわずかに約10〜5
0%の伸び特性を示すにすぎないが、無配向材料は60
0〜500%の伸び特性を示す。
無配向ライニング材と非ウィック性ファブリックとの併
用により、ワインがタンク材料中へ入り込まないように
なり、またポリプロピレンライニングと対面するブチル
ゴムと接触するに至ったワインはタンク内へ滲み込まな
い(ウィックしない)。
ここに「ウィック」とは、ファブリックのストランドと
液体との間の表面張力によってファブリックに沿って液
体が通過する作用である。継目部の上に設けたライナー
板またはテープ7(ファブリックで補強してない)の特
別な設計によっても、タンク材料中へのワインのウィッ
クの可能性が低減される。このような構成によってタン
クは使用後に充分に清浄化でき、そしてワインを残留さ
せ、ことなく清浄状態で保管できる。ワインが残留する
とそのワインは細菌により汚染されることになり、そし
て次に輸送されるワイン積荷を汚染することになる。
上述のタンクは、赤、白およびローゼワインの輸送に適
当であることが判明し、またそのポリプロピレンバリヤ
一層はブチルゴムから滲出してワインに混入してワイン
を飲用不適にする溶剤等を阻止することが判明した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による可撓性容器の一例の見取図。 第2図は第1図の■−■線における断面図。 第6図は第2図の鎖線光部分の継目の拡大断面図、 第4図は部材間継目の形式の別の一例の断面図。 ポリプロピレン層=8.9 ファブリック補強ゴム層:5,6 継目用テープニア 特許出願人  アイエムアイ・マーストン・リミテッド
(外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)無配向ポリプロピレンのライニング材を接合して
    有するファブリック補強ゴム本体からなる飲料液体用可
    撓性容器。 (2)ゴム本体な補強しているファブリックは非ウィッ
    ク性のファブリックである特許請求の範囲第1項に記載
    の容器。 已)ファブリックは縦糸および横糸を有し、それらの糸
    がゴムで充填され、糸のストランドの間およびそれに沿
    う長手方向の空隙通路を有しない構造である特許請求の
    範囲第2項に記載の容器、(4)ポリプロピレンを未硬
    化のファブリック補強ゴム層に接合した特許請求の範囲
    第1項に記載の容器。 (5)ポリプロピレンをカレンダー加工によってゴム層
    へ合わせ、そしてゴムが硬化されるときにそのゴムに対
    して接合した特許請求の範囲第4項に記載の容器。 (6)ポリプロピレンは接合を増進するための処理を受
    けたものである特許請求の範囲第1項に記載の容器。 (力 該処理は放電処理である特許請求の範囲第6項に
    記載の容器。 (8)無配向ポリプロピレンはキャストポリプロピレン
    である特許請求の範囲第1項に記載の容器。′(9)−
    またはそh以−トの帯状材から作られ、あるいは−また
    はそれ以上の端部においてライナー付きファブリック補
    強ゴム材料の相隣れる部分間に継目を設けた、特許請求
    の範囲第2項に記載の可撓性容器であって、ポリプロピ
    レンのライナ一層と7アプリツク補強材不含有ゴム層と
    からなるテープ体を、継目の内側に対してそいファブリ
    ック補強材不含有ゴム層が継目とライナ一層との間IC
    なるように接合した特許請求の範囲第2項に記載の容器
    。 (10)ゴムはブチルゴムである特許請求の範囲第1項
    に記載の容器。
JP58012586A 1982-01-30 1983-01-28 飲料液体用の可撓性容器 Pending JPS58134880A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8202724 1982-01-30
GB8202724 1982-01-30
GB8213784 1982-05-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58134880A true JPS58134880A (ja) 1983-08-11

Family

ID=10528007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58012586A Pending JPS58134880A (ja) 1982-01-30 1983-01-28 飲料液体用の可撓性容器

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JP (1) JPS58134880A (ja)
ZA (1) ZA83107B (ja)

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ZA83107B (en) 1983-10-26

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