JPS5813253B2 - コ−ルドボックス法による鋳型造型法 - Google Patents
コ−ルドボックス法による鋳型造型法Info
- Publication number
- JPS5813253B2 JPS5813253B2 JP52075861A JP7586177A JPS5813253B2 JP S5813253 B2 JPS5813253 B2 JP S5813253B2 JP 52075861 A JP52075861 A JP 52075861A JP 7586177 A JP7586177 A JP 7586177A JP S5813253 B2 JPS5813253 B2 JP S5813253B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- amine
- triethylamine
- catalyst
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアミン系のガスを鋳型硬化用触媒として使用し
て鋳型を造型するコールドボックス法による鋳型造型法
に関するものである。
て鋳型を造型するコールドボックス法による鋳型造型法
に関するものである。
コールドボックス法はシエルモールド法のような加熱操
作を伴わない常温硬化による鋳型の造型法で、フェノー
ル系樹脂等の合成樹脂とポリイソシア不一ト等を所定の
割合で鋳物砂に混合して鋳型造型用のコアボックス内へ
充填したのち、該コアボックス内にアミン系のトリエチ
ルアミン等をガス状として圧縮窒気または窒素等のキャ
リャーガスとともに硬化ガスとして吹込むことにより硬
化させて鋳型を造型するものであるが、その際触媒とし
て使用されるアミン系のガスは有毒で悪臭が強いため、
吹込み後これを燐酸水溶液に吸収させるか、アフターバ
ーナーにより燃焼させるかあるいは過マンガン酸カリウ
ムにより酸化処理したのち大気中へ放出しているが、こ
のような触媒の浪費のためランニングコストが高価にな
り、また廃液やスラツジ等による二次公害が発生する等
の欠点がある。
作を伴わない常温硬化による鋳型の造型法で、フェノー
ル系樹脂等の合成樹脂とポリイソシア不一ト等を所定の
割合で鋳物砂に混合して鋳型造型用のコアボックス内へ
充填したのち、該コアボックス内にアミン系のトリエチ
ルアミン等をガス状として圧縮窒気または窒素等のキャ
リャーガスとともに硬化ガスとして吹込むことにより硬
化させて鋳型を造型するものであるが、その際触媒とし
て使用されるアミン系のガスは有毒で悪臭が強いため、
吹込み後これを燐酸水溶液に吸収させるか、アフターバ
ーナーにより燃焼させるかあるいは過マンガン酸カリウ
ムにより酸化処理したのち大気中へ放出しているが、こ
のような触媒の浪費のためランニングコストが高価にな
り、また廃液やスラツジ等による二次公害が発生する等
の欠点がある。
本発明はコアボックスへ吹込み後排出される排気中のト
リエチルアミン等のアミン系の触媒を活性炭の吸着層へ
吸着させ、次いで該吸着層に熱風を通して放出再生させ
、このようにして回収されたトリエチルアミン等のアミ
ン系の触媒を再び鋳型硬化用の触媒として循環使用する
ことにより前記のような欠点を除いたコールドボックス
法による鋳型造型法を目的としたもので、以下、図示の
実柿例について詳細に説明する。
リエチルアミン等のアミン系の触媒を活性炭の吸着層へ
吸着させ、次いで該吸着層に熱風を通して放出再生させ
、このようにして回収されたトリエチルアミン等のアミ
ン系の触媒を再び鋳型硬化用の触媒として循環使用する
ことにより前記のような欠点を除いたコールドボックス
法による鋳型造型法を目的としたもので、以下、図示の
実柿例について詳細に説明する。
1,1aは垂直割型の鋳型造型機における対向する接離
可能な一対のコアボックスで、それぞれの背面には鋳型
硬化用の硬化ガス吹込み用のガツシングプレート2.2
aが周辺を密着状に取付けてあり、さらに、型合せされ
たコアボックス1,1aの鋳物砂吹込み部となる上面へ
接離可能にブローヘッド3およびシール体4がそれぞれ
配設され、またコアボックス1,1aより離れた位置に
第1および第2の吸着タンク5,5aが設置されていて
、上部および下部より区画される中間部にそれぞれ活性
炭による吸着層6,6aが形成され、コアボックス1,
1aよりの排気中のトリエチルアミン等のアミン系の触
媒を吸着するような構成とされ、さらに別位置にキャリ
ャーガスとしての圧縮空気供給装置7、トリエチルアミ
ン等のアミン系の触媒のガス発生装置8および熱風発生
装置9が配設されている。
可能な一対のコアボックスで、それぞれの背面には鋳型
硬化用の硬化ガス吹込み用のガツシングプレート2.2
aが周辺を密着状に取付けてあり、さらに、型合せされ
たコアボックス1,1aの鋳物砂吹込み部となる上面へ
接離可能にブローヘッド3およびシール体4がそれぞれ
配設され、またコアボックス1,1aより離れた位置に
第1および第2の吸着タンク5,5aが設置されていて
、上部および下部より区画される中間部にそれぞれ活性
炭による吸着層6,6aが形成され、コアボックス1,
1aよりの排気中のトリエチルアミン等のアミン系の触
媒を吸着するような構成とされ、さらに別位置にキャリ
ャーガスとしての圧縮空気供給装置7、トリエチルアミ
ン等のアミン系の触媒のガス発生装置8および熱風発生
装置9が配設されている。
10は排気側のガツシングプレート2と各吸着タンク5
,5aの下部とを連結して、ガツシングプレート2より
のアミン系の触媒のガスおよび空気等の排気を各吸着タ
ンク5,5aへ送給する排気管で、ガツシングプレート
2側より順に減圧弁11、冷却装置12、ドレン抜付の
フィルタ13が設けられ、さらに分岐後に電磁弁14.
14aがそれぞれ取付けてあり、また各吸着タンク5,
5aの上部には、先端を大気へ開放される導管15の基
端がそれぞれ電磁弁16,16aを介して接続され、さ
らに他方の吹込み側のガツシングプレート2aと圧縮空
気供給装置7とは窒気供給管17により連結されていて
、該空気供給管17には圧縮空気供給装置γ側より順に
減圧弁18、フィルタ19、電磁弁20が設けられて圧
縮空気をガツシングプレート2a側へ送給可能とされ、
また前記空気供給管17のガツシングプレート2aと電
磁弁20との間と、各吸着タンク5,5aの下部とは途
中から分岐される硬化ガス供給管21により連結され、
各吸着タンク5,5aに対する硬化ガス供給管21の分
岐部にはそれぞれ電磁弁22.22aが取付けられ、前
記硬化ガス供給管21のガツシングプレート2a側の1
本に集結された部分には、アミン系の触媒のガスの濃度
検出装置23および電磁弁24がガツシングプレート2
a側に向って順に設けてあり、また前記のアミン系の触
媒のガス発生装置8と、硬化ガス供給管21における各
電磁弁22.22aと濃度検出装置23との間とはガス
供給管25により連結され、該ガス供給管25にはガス
発生装置8側より順に、前記濃度検出装置23により制
御される供給ポンプ26と電磁弁27が設けてあり、さ
らに前記硬化ガス供給管21とガス供給管25の接続部
と両吸着タンク5,5aの下部とはそれぞれ電磁弁29
.29aを介して導管28により連結されている。
,5aの下部とを連結して、ガツシングプレート2より
のアミン系の触媒のガスおよび空気等の排気を各吸着タ
ンク5,5aへ送給する排気管で、ガツシングプレート
2側より順に減圧弁11、冷却装置12、ドレン抜付の
フィルタ13が設けられ、さらに分岐後に電磁弁14.
14aがそれぞれ取付けてあり、また各吸着タンク5,
5aの上部には、先端を大気へ開放される導管15の基
端がそれぞれ電磁弁16,16aを介して接続され、さ
らに他方の吹込み側のガツシングプレート2aと圧縮空
気供給装置7とは窒気供給管17により連結されていて
、該空気供給管17には圧縮空気供給装置γ側より順に
減圧弁18、フィルタ19、電磁弁20が設けられて圧
縮空気をガツシングプレート2a側へ送給可能とされ、
また前記空気供給管17のガツシングプレート2aと電
磁弁20との間と、各吸着タンク5,5aの下部とは途
中から分岐される硬化ガス供給管21により連結され、
各吸着タンク5,5aに対する硬化ガス供給管21の分
岐部にはそれぞれ電磁弁22.22aが取付けられ、前
記硬化ガス供給管21のガツシングプレート2a側の1
本に集結された部分には、アミン系の触媒のガスの濃度
検出装置23および電磁弁24がガツシングプレート2
a側に向って順に設けてあり、また前記のアミン系の触
媒のガス発生装置8と、硬化ガス供給管21における各
電磁弁22.22aと濃度検出装置23との間とはガス
供給管25により連結され、該ガス供給管25にはガス
発生装置8側より順に、前記濃度検出装置23により制
御される供給ポンプ26と電磁弁27が設けてあり、さ
らに前記硬化ガス供給管21とガス供給管25の接続部
と両吸着タンク5,5aの下部とはそれぞれ電磁弁29
.29aを介して導管28により連結されている。
30は両吸着タンク5,5aのそれぞれと熱風発生装置
9との間を電磁弁31,31aを介して連結する熱風供
給管で、熱風発生装置9よりの熱風を各吸着タンク5,
5aへ送給してそれぞれの吸着層6,6aより吸着され
ているアミン系の触媒を放出再生させてこれを下部の硬
化ガス供給管21により濃度検出装置23側へ送るよう
な構成とされている。
9との間を電磁弁31,31aを介して連結する熱風供
給管で、熱風発生装置9よりの熱風を各吸着タンク5,
5aへ送給してそれぞれの吸着層6,6aより吸着され
ているアミン系の触媒を放出再生させてこれを下部の硬
化ガス供給管21により濃度検出装置23側へ送るよう
な構成とされている。
このような構成の装置を使用して触媒としてトリエチル
アミンを用いる場合のコールドボックス法による鋳型造
型法を説明すれば、コアボックス1,1aを型合せして
ブローヘッド3を前記コアボックス1,1aの上面に進
入させ圧着させたのち、ブローヘッド3内の合成樹脂お
よびポリイソシア不一ト等を混合した鋳物砂を圧縮窒気
により吹込むことにより、該鋳物砂はコアボックス1,
1a内に形成される図示されない鋳物空隙部内へ充填さ
れ、次にブローヘッド3のコアボックス1,1aに対す
る圧着を解いて後退させたのち、シール体4をコアボッ
クス1,1aの上面に進入させて該上面を塞ぎ、ガス発
生装置8よりのトリエチルアミンのガスを、供給ポンプ
26の作動によりガス供給管25より硬化ガス供給管2
1へ送給し、該硬化ガス供給管21に設けられる濃度検
出装置23によりトリエチルアミンのガスの濃度を体積
比0.2〜2.0%゜に制御し、これを圧縮窒気供給装
置7より空気供給管17を経て送給され4空気とともに
硬化ガスとして吹込み側のガツシングプレー ト2 a
よりコアボックス1,1a内の鋳物砂中へ吹込み、前記
の鋳型窒隙部内に充填された鋳物砂を硬化させる。
アミンを用いる場合のコールドボックス法による鋳型造
型法を説明すれば、コアボックス1,1aを型合せして
ブローヘッド3を前記コアボックス1,1aの上面に進
入させ圧着させたのち、ブローヘッド3内の合成樹脂お
よびポリイソシア不一ト等を混合した鋳物砂を圧縮窒気
により吹込むことにより、該鋳物砂はコアボックス1,
1a内に形成される図示されない鋳物空隙部内へ充填さ
れ、次にブローヘッド3のコアボックス1,1aに対す
る圧着を解いて後退させたのち、シール体4をコアボッ
クス1,1aの上面に進入させて該上面を塞ぎ、ガス発
生装置8よりのトリエチルアミンのガスを、供給ポンプ
26の作動によりガス供給管25より硬化ガス供給管2
1へ送給し、該硬化ガス供給管21に設けられる濃度検
出装置23によりトリエチルアミンのガスの濃度を体積
比0.2〜2.0%゜に制御し、これを圧縮窒気供給装
置7より空気供給管17を経て送給され4空気とともに
硬化ガスとして吹込み側のガツシングプレー ト2 a
よりコアボックス1,1a内の鋳物砂中へ吹込み、前記
の鋳型窒隙部内に充填された鋳物砂を硬化させる。
このようにして鋳型硬化に用いられたトリエチルアミン
のガスと2’Aはコアボックス1,1a内を通過して排
気側のガツシングプレート2側へ入り、排気管10内を
減圧弁11、冷却装置12、フィルタ13を経て第1の
吸着タンク5内へ導かれ、該吸着タンク5内でトリエチ
ルアミンは活性炭による吸着層6に吸着されて除去され
、その他は導管15より大気中へ放出される。
のガスと2’Aはコアボックス1,1a内を通過して排
気側のガツシングプレート2側へ入り、排気管10内を
減圧弁11、冷却装置12、フィルタ13を経て第1の
吸着タンク5内へ導かれ、該吸着タンク5内でトリエチ
ルアミンは活性炭による吸着層6に吸着されて除去され
、その他は導管15より大気中へ放出される。
次に電磁弁24を閉じて圧縮窒気供給装置7より空気の
みをコアボックス1,1a内に吹込んで該コアボックス
1,1a内を通過させ、鋳型内その他に残留するトリエ
チルアミンのガスを前記窒気とともにガツシングプレー
ト2から排気管10により吸着タンク5内へ導入して前
記同様にトリエチルアミンを吸着層6へ吸着させ、その
他を導管15より大気中へ排出させる。
みをコアボックス1,1a内に吹込んで該コアボックス
1,1a内を通過させ、鋳型内その他に残留するトリエ
チルアミンのガスを前記窒気とともにガツシングプレー
ト2から排気管10により吸着タンク5内へ導入して前
記同様にトリエチルアミンを吸着層6へ吸着させ、その
他を導管15より大気中へ排出させる。
次いで電磁弁20を閉じてシール体4をコアボックス1
,1a上面より後退させ、さらにコアボックス1,1a
を型開きして硬化された鋳型を取出し、以後前記操作が
繰返されて順次鋳型が成型されるものであるが、この間
に第1の吸着タンク5の吸着層6へ吸着されるトリエチ
ルアミンの量が所定の量となると、電磁弁14を閉じて
電磁弁14aを開き、第2の吸着タンク5aへ排気管1
0の通路を切換え、前記同様にコアボックス1,1aを
型合せしたのちブローヘッド3をコアボックス1,1a
の上面に圧着させ、合成樹脂およびポリイソシアネート
等を混合した鋳物砂を吹込み充填したのち、該ブローヘ
ッド3を後退させるとともにシール体4によりコアボッ
クス1,1aの上面を塞ぎ、次いで電磁弁31.32を
開いて熱風発生装置9より120〜180℃位の熱風を
第1の吸着タンク5内に通し、該吸着タンク5の吸着層
6に吸着されているトリエチルアミンを放出再生させる
とともに該吸着層6の活性炭を再生させ、このようにし
て放出再年されたトリエチルアミンは熱風とともにガス
となって硬化ガス供給管に設けられる濃度検出装置23
に至り、該濃度検出装置23により前記トリエチルアミ
ンのガスの濃度が体積比0.2〜2.0%となるように
制御され、たとえば濃度が低ければ供給ポンプ26を作
動させてガス発生装置8よりトリエチルアミンのガスを
補給し、また濃度が高ければ電磁弁29aを開いて導管
28を経て第2の吸着タンク5a内へ戻して活性炭によ
る吸着層6aにトリエチルアミンを吸着させ、このよう
に制御されたトリエチルアミンのガスを前記と同様に圧
縮窒気供給装置7より送給される空気とともに硬化ガス
として吹込み側のガツシングプレート2aよりコアボッ
クス1,1a内に吹込み、鋳型空隙部内に充填された鋳
物砂を硬化させる。
,1a上面より後退させ、さらにコアボックス1,1a
を型開きして硬化された鋳型を取出し、以後前記操作が
繰返されて順次鋳型が成型されるものであるが、この間
に第1の吸着タンク5の吸着層6へ吸着されるトリエチ
ルアミンの量が所定の量となると、電磁弁14を閉じて
電磁弁14aを開き、第2の吸着タンク5aへ排気管1
0の通路を切換え、前記同様にコアボックス1,1aを
型合せしたのちブローヘッド3をコアボックス1,1a
の上面に圧着させ、合成樹脂およびポリイソシアネート
等を混合した鋳物砂を吹込み充填したのち、該ブローヘ
ッド3を後退させるとともにシール体4によりコアボッ
クス1,1aの上面を塞ぎ、次いで電磁弁31.32を
開いて熱風発生装置9より120〜180℃位の熱風を
第1の吸着タンク5内に通し、該吸着タンク5の吸着層
6に吸着されているトリエチルアミンを放出再生させる
とともに該吸着層6の活性炭を再生させ、このようにし
て放出再年されたトリエチルアミンは熱風とともにガス
となって硬化ガス供給管に設けられる濃度検出装置23
に至り、該濃度検出装置23により前記トリエチルアミ
ンのガスの濃度が体積比0.2〜2.0%となるように
制御され、たとえば濃度が低ければ供給ポンプ26を作
動させてガス発生装置8よりトリエチルアミンのガスを
補給し、また濃度が高ければ電磁弁29aを開いて導管
28を経て第2の吸着タンク5a内へ戻して活性炭によ
る吸着層6aにトリエチルアミンを吸着させ、このよう
に制御されたトリエチルアミンのガスを前記と同様に圧
縮窒気供給装置7より送給される空気とともに硬化ガス
として吹込み側のガツシングプレート2aよりコアボッ
クス1,1a内に吹込み、鋳型空隙部内に充填された鋳
物砂を硬化させる。
このようにして鋳型硬化に用いられたトリエチルアミン
のガスと空気は前記と同様にコアボックス1,1a内を
通過して排気側のガツシングプレート2側へ入り、排気
管10に設けられる減圧弁11により減圧され、冷却装
置12により30〜50℃位に冷却され、さらにドレン
抜付のフィルタ13により水分を除去されて第2の吸着
タンク5a内へ導入され、トリエチルアミンは吸着層6
aに吸着されその他は開かれた電磁弁16aを介して導
管15より大気へ放出される。
のガスと空気は前記と同様にコアボックス1,1a内を
通過して排気側のガツシングプレート2側へ入り、排気
管10に設けられる減圧弁11により減圧され、冷却装
置12により30〜50℃位に冷却され、さらにドレン
抜付のフィルタ13により水分を除去されて第2の吸着
タンク5a内へ導入され、トリエチルアミンは吸着層6
aに吸着されその他は開かれた電磁弁16aを介して導
管15より大気へ放出される。
次に電磁弁24を閉じて圧縮空気供給装置7より窒気の
みをコアボックス1,1a内に吹込んで該コアボックス
1,1a内を通過させ、鋳型内その他に残留するトリエ
チルアミンのガスを前記空気とともにガツシングプレー
ト2から排気管10により吸着タンク5a内へ導入して
前記同様にトリエチルアミンを吸着層6aへ吸着させ、
その他を導管15より大気中へ排出させる。
みをコアボックス1,1a内に吹込んで該コアボックス
1,1a内を通過させ、鋳型内その他に残留するトリエ
チルアミンのガスを前記空気とともにガツシングプレー
ト2から排気管10により吸着タンク5a内へ導入して
前記同様にトリエチルアミンを吸着層6aへ吸着させ、
その他を導管15より大気中へ排出させる。
次いで前記同様にシール体4の後退、コアボックス1,
1aの型開きにより硬化された鋳型を取出し、以後前記
の操作が繰返されて順次鋳型が造型され、このようにし
て吸着タンク5の吸着層6が適度に再生された時期にお
いて、第1および第2の吸着タンク5,5aの吸着側を
交代させるため電磁弁14,14a,電磁弁16.16
a,電磁弁22.22aおよび電磁弁31.31a等を
切かえて、熱風発生装置9の120〜180℃の熱風を
吸着タンク5aに通すことにより前記同様に吸着層6a
に吸着されているトリエチルアミンを放出再生させると
ともに吸着層6aの活性炭を再生させ、このように熱風
とともに送られる前記トリエチルアミンのガスの濃度を
濃度検出装置23により制御して圧縮空気供給装置7よ
りの空気とともに硬化ガスとしてコアボックス1,1a
内に吹込み、鋳型硬化後該コアボックス1,1aより排
出されるトリエチルアミンのガスと空気を前記と同様に
排気管10を通して冷却および水分の除去を行い、第1
の吸着タンク5に導入してトリエチルアミンを先に再生
された活性炭の吸着層6に吸着させ、その他を導管15
より大気へ放出し、以後適宜に前記の切かえを行なって
造型作業を続ける。
1aの型開きにより硬化された鋳型を取出し、以後前記
の操作が繰返されて順次鋳型が造型され、このようにし
て吸着タンク5の吸着層6が適度に再生された時期にお
いて、第1および第2の吸着タンク5,5aの吸着側を
交代させるため電磁弁14,14a,電磁弁16.16
a,電磁弁22.22aおよび電磁弁31.31a等を
切かえて、熱風発生装置9の120〜180℃の熱風を
吸着タンク5aに通すことにより前記同様に吸着層6a
に吸着されているトリエチルアミンを放出再生させると
ともに吸着層6aの活性炭を再生させ、このように熱風
とともに送られる前記トリエチルアミンのガスの濃度を
濃度検出装置23により制御して圧縮空気供給装置7よ
りの空気とともに硬化ガスとしてコアボックス1,1a
内に吹込み、鋳型硬化後該コアボックス1,1aより排
出されるトリエチルアミンのガスと空気を前記と同様に
排気管10を通して冷却および水分の除去を行い、第1
の吸着タンク5に導入してトリエチルアミンを先に再生
された活性炭の吸着層6に吸着させ、その他を導管15
より大気へ放出し、以後適宜に前記の切かえを行なって
造型作業を続ける。
なお前記説明ではキャリャーガスとして空気を用いたが
、窒素または炭酸ガス等の不活性ガスでもよく、同様に
ガス発生装置8でトリエチルアミンをガス状態とする気
体および熱風発生装置9で熱風とされる気体も空気の代
りに窒素または炭酸ガス等の不活性ガスとしてもよく、
さらにコアボックス1,1aは水平割型の場合でも差支
えないことはもちろんである。
、窒素または炭酸ガス等の不活性ガスでもよく、同様に
ガス発生装置8でトリエチルアミンをガス状態とする気
体および熱風発生装置9で熱風とされる気体も空気の代
りに窒素または炭酸ガス等の不活性ガスとしてもよく、
さらにコアボックス1,1aは水平割型の場合でも差支
えないことはもちろんである。
本発明は前記の実癩例による説明によって明らかなよう
に、コールドボックス法における鋳型造型法の鋳型硬化
に使用されるトリエチルアミン等のアミン系の触媒のガ
スを回収して活性炭による吸着層に吸着させ、適当な時
期に該吸着層に熱風を通して触媒を放出再生させるとと
もに活性炭を再生させ、このようにして放出再生された
触媒を鋳型の硬化に再使用するとともに再生された活性
炭による吸着層により、前記再使用される触媒を再び吸
着させて循環使用するようにしたから、有毒かつ悪臭の
強いトリエチルアミン等のアミン系の触媒のガスは大気
中に放出されることなく、また処理液による処理の必要
がないから廃液、スラツジ等も出ないので公害の問題も
なく、また触媒ガスを回収再利用するとともに活性炭を
再生して再利用を図ることにより省資源およびランニン
グコストの低下等が達成されるもので、装置もコンパク
ト化できる大きな利点と相俟ち、業界にもたらす利益は
きわめて犬なものである。
に、コールドボックス法における鋳型造型法の鋳型硬化
に使用されるトリエチルアミン等のアミン系の触媒のガ
スを回収して活性炭による吸着層に吸着させ、適当な時
期に該吸着層に熱風を通して触媒を放出再生させるとと
もに活性炭を再生させ、このようにして放出再生された
触媒を鋳型の硬化に再使用するとともに再生された活性
炭による吸着層により、前記再使用される触媒を再び吸
着させて循環使用するようにしたから、有毒かつ悪臭の
強いトリエチルアミン等のアミン系の触媒のガスは大気
中に放出されることなく、また処理液による処理の必要
がないから廃液、スラツジ等も出ないので公害の問題も
なく、また触媒ガスを回収再利用するとともに活性炭を
再生して再利用を図ることにより省資源およびランニン
グコストの低下等が達成されるもので、装置もコンパク
ト化できる大きな利点と相俟ち、業界にもたらす利益は
きわめて犬なものである。
図面は本発明の実症例を示すフローシ一トである。
1.1a:コアボックス、5.5a;吸着層。
Claims (1)
- 1 合成樹脂、ポリイソシアネート等が混合された鋳物
砂を充填したコアボックス内へアミン系の触媒を空気あ
るいは不活性ガスとともに硬化ガスとして吹込んで前記
コアボックス内を通過して排出されるアミン系の触媒と
窒気あるいは不活性ガスを活性炭による吸着層へ通して
アミン系の触媒を吸着させたうえ前記吸着層へ熱風を通
して吸着されているアミン系の触媒を放出再生させ、こ
の放出再生されたアミン系の触媒を窒気あるいは不活性
ガスとともに硬化ガスとして鋳物砂を充填されたコアボ
ックス内へ吹込むことによりアミン系の触媒を循環使用
することを特徴とするコールドボックス法による鋳型造
型法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52075861A JPS5813253B2 (ja) | 1977-06-24 | 1977-06-24 | コ−ルドボックス法による鋳型造型法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52075861A JPS5813253B2 (ja) | 1977-06-24 | 1977-06-24 | コ−ルドボックス法による鋳型造型法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5410225A JPS5410225A (en) | 1979-01-25 |
JPS5813253B2 true JPS5813253B2 (ja) | 1983-03-12 |
Family
ID=13588439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52075861A Expired JPS5813253B2 (ja) | 1977-06-24 | 1977-06-24 | コ−ルドボックス法による鋳型造型法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813253B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
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DE4120928A1 (de) * | 1991-06-25 | 1993-01-07 | Unterderweide Gmbh | Verfahren zum aushaerten von sandformkoerpern, insbesondere fuer giessereien |
CN102430723B (zh) * | 2011-12-26 | 2013-04-24 | 冯新林 | 三乙胺气体发生与循环利用系统 |
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CN106424579A (zh) * | 2016-10-13 | 2017-02-22 | 天津凯星科技有限公司 | 一种利用真空设备对三乙胺冷芯盒制芯尾气回收利用的方法及设备 |
Citations (1)
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JPS4840528A (ja) * | 1971-09-16 | 1973-06-14 |
-
1977
- 1977-06-24 JP JP52075861A patent/JPS5813253B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4840528A (ja) * | 1971-09-16 | 1973-06-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS5410225A (en) | 1979-01-25 |
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