JPS581318B2 - エキカガスジユウテンソウチ - Google Patents

エキカガスジユウテンソウチ

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JPS581318B2
JPS581318B2 JP50024864A JP2486475A JPS581318B2 JP S581318 B2 JPS581318 B2 JP S581318B2 JP 50024864 A JP50024864 A JP 50024864A JP 2486475 A JP2486475 A JP 2486475A JP S581318 B2 JPS581318 B2 JP S581318B2
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JP
Japan
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pressure
lpg
cylinder
liquefied gas
pressure vessel
Prior art date
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Expired
Application number
JP50024864A
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English (en)
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JPS51100319A (ja
Inventor
杉山薫郎
相沢憲輔
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Publication of JPS51100319A publication Critical patent/JPS51100319A/ja
Publication of JPS581318B2 publication Critical patent/JPS581318B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液化ガス充填装置に係り、圧力容器内に充填さ
れた液化ガスの総量に応じた圧力容器の内圧を検出し、
この内圧が所定値に達した際液化ガス充填を停止させる
構成とすることにより、簡単な構成でしかも所定量の液
化ガスを圧力容器内に安全かつ確実に充填しうる液化ガ
ス充填装置を提供することを目的とする。
一般にLPG(液化石油ガス)を例えばボンベ等の圧力
容器に充填するに際しては高圧ガス取締法の規定により
ボンベに充填するLPGの容積はボンベ内容積の80%
以下とすることが義務づけられており、又その充填装置
も容積式、重量式等の装置が知られている。
しかるに、従来の例えば重量式LPG充填装置はLPG
充填の前後に夫々一回ずつボンベ重量を秤量する構成と
されているため、その構成が複雑であるばかりでなく充
填作業が非能率的であるという欠点を有していた。
又、充填するLPGの容積を流量計を用いて計量しつつ
圧力容器に充填する従来の容積式LPG充填装置も充填
開始前に圧力容器内に残留しているLPGの容積を予め
計量しておかないと、ボンベ内容積の80%以下の所定
量にLPGを正確に容積充填しえず、このため装置が複
雑になるばかりでなく充填作業も非能率的であるという
欠点を有していた。
本発明は上記欠点を除去したものであり、以下図面とと
もにその一実施例につき説明する。
第1図は本発明液化ガス充填装置の一実施例の概略構成
を示し、第2図は上記実施例によるボンベ充填の際のボ
ンベ内圧力上昇曲線の一例を示す。
第1図中、1はLPG貯蔵タンクで、その内部に液化し
たLPG2が貯蔵されている。
3はLPG圧送用ポンプで、吸入管3aを介してタンク
1と連通しており、その吐出管3bに接続された配管4
中に流量計5、背圧弁6、開閉弁7等が配設されている
背圧弁6はダイヤフラム膜6aにより区画される一対の
ダイヤフラム室6b,6cを有し、ダイヤフラム膜6a
はバネ6dにより図中下方に背圧弁6を閉弁する方向に
附勢されている。
ダイヤフラム室6bは配管17を介してタンク1と連通
しており、タンク1の上部空間1a内で気化した気体L
PG2を供給され、又ダイヤフラム室6cは分岐配管4
aを介して配管4と連通し、ポンプ3の運転時配管4中
の液状LPG2を供給される。
配管4の開口端は長軸中空筒体状のボンベ8の注入口に
配設された締切弁8aに着脱目在かつ気・液密に接続さ
れる。
9は差圧検出器で、ダイヤフラム膜10により区画され
る一対のダイヤフラム室11a.11bを有し、ダイヤ
フラム室11b内に嵌装されたバネ12がダイヤイラム
膜10をダイヤフラム室11aを圧縮する方向に附勢し
ている。
13はダイヤフラム膜10にその一端を固定されたロツ
ドで、ダイヤフラム膜10の変位に対応してその他端が
スイッチ14を開閉成する。
スイッチ14は開閉弁7の開閉を制御する制御回路15
を介して開閉弁7を駆動する空気の給排気をコントロー
ルする空電変換器7aと直列に接続されている。
15aは商用電源AC100Vの電源端子である。
分岐配管16は配管4の開口端近傍より分岐し差圧変換
器9のダイヤフラム室11aに連通しており、又分岐配
管18は前記配管17より分岐し差圧変換器9のダイヤ
フラム室11bに連通している。
尚、19は配管16内のLPG2のガス圧力を指示する
圧力計である。
次に、上記構成装置の動作につき説明する。
先ず、LPG2を充填しようとするボンベ8の締切弁8
aに配管4の開口端を気・液密に接続し、締切弁8aを
手動で開弁する。
次に、ポンプ3を駆動しタンク2内の液状LPG2を配
管4内に給送する。
ポンプ3により送られた液状LPG2は配管4内に流入
し流量計5を通過する。
このとき、流量計5の下流側に配設された背圧弁6は、
分岐配管4aを介してそのダイヤフラム室6cに供給さ
れる液状LPG2の液圧が配管17を介してダイヤフラ
ム室6bに供給される気体LPG2の飽和蒸気圧とバネ
6dの附勢力との合力よりも十分大になった時点で始め
て開弁するため、ポンプ3より吐出されたLPG2は気
化することなく液状のまま流量計5、背圧弁6を通過す
る。
背圧弁6を通過した液状LPG2は開閉弁7を通過する
が、下流側に流れていくにつれその液圧は低下し、開閉
弁7と締切弁8aとの間の配管4内でその一部が気化す
る。
気液混合状態でボンベ8内に流入したLPG2はボンベ
8内で更に気化しその周囲より気化潜熱を奪うため、ボ
ンベ8の温度は外気温度より低下する。
しかるに、ボンベ8内に流入した液状LPG2はボンベ
8内で気化した気体LPG2がボンベ8の内温に対応す
る飽和蒸気圧に達した時点で気化を停止し、これより後
ボンベ8内に流入した気体LPG2は液化されボンベ8
の底部に蓄積される。
充填の進行とともにボンベ8内に蓄積される液状LPG
2の容積が増加し、これに伴い気体LPG2は圧縮され
そのボンベ8内に占める空間体積は減少する。
この結果、気化した気体LPG2は断熱的に圧縮されそ
の温度が上昇し始める。
この温度上昇に伴い気体LPG2の蒸気圧は徐々に増加
しボンベ8内の圧力は増大する。
しかるに、ボンベ8内に流入して蓄積された液状のLP
G2の充填容積■に対しボンベ8内に流入して気化した
気体LPG2の圧力Pは一義的に決定される。
従って、LPG充填容積■に対応する気体LPG2の圧
力Pを例えば第2図に示す如くボンベ8の容積の大小に
応じてグラフ化して予め測定しておくことにより、ボン
ベ8内で気化したLPG2の圧力Pが所定の圧力Pbに
達した時点でこれを検出して充填を停止すれば所定容槓
Vb(例えば80%)まで正確にLPG2を容積充填し
うる。
このため、ボンベ8内の気体LPG2の圧力を、配管4
のボンベ8への入口部付近より分岐された分岐配管16
を介して差圧検出器9のダイヤフラム室11aに導びい
た気体LPG2の圧力により計測し、ダイヤフラム室1
1a内の圧力が上記所定の圧力Pbに達した時点で圧力
Pbがダイヤフラム室11b内に供給されているタンク
1内のLPG2の飽和蒸気圧Ptと予め設定したバネ1
2の附勢力に抗して差圧検出器9を作動させる構成とし
ている。
即ち、差圧検出器9が作動すると、スイッチ14が閉成
して空電変換器7aに閉弁信号が供給され、開閉弁7は
瞬時にして閉弁しボンベ8に対する所定量のLPG充填
が自動的に終了する。
尚、ボンベ内圧力Pは周囲温度により影響されて変化す
るため、同じく周囲温度の影響を受けて変化するタンク
1内のLPG2の飽和蒸気圧Ptを差圧検出器9に導び
き、圧力Pの変動分を補償するよう両圧力P、Ptを比
較しその圧力差P−PtがPb−Ptとなりバネ12の
附勢力に打ち勝ったときに差圧検出器9を作動させる様
構成している。
このため、配管18を省略し単にボンベ8内の気体LP
G2の圧力が圧力Pbになったことを検出して開閉弁7
を開閉する構成とする場合と比較して周囲温度の変動の
影響を受けることなく常に正確な充填をなしうる。
又タンク1内のLPG2の飽和蒸気圧とボンベ8内の気
体LPG2の圧力とを直接比較しているため、他に基準
圧力容器等を必要とせず構成が簡単であり価格も安くな
る。
又、流量計5及び背圧弁6を省略し、ポンプ3の吐出管
3bに直接開閉弁7を接続する構成としてもよい。
又、ボンベ8の充填対象としてはLPG2に限ることな
く他の液化ガスでもよく、さらに充填する高圧容器とし
てはボンベ8に限らずタンカー、タンクローリ車等のタ
ンクでもよい。
上述の如く、本発明液化ガス充填装置は圧力容器内に充
填された液化ガスの総量に応じた該圧力容器の内圧を検
出する手段と、該検出手段により検出した内圧が所定値
に達した際該圧力容器への液化ガス充填を停止する手段
とより上記圧力容器の内圧と該圧力容器内に充填される
以前の液化ガスの蒸気圧とを直接比較しているため、他
の容器を一切必要とせず構成が簡単で価格も安くなり、
又日中と夜間もしくは春夏秋冬の如くその環境条件に応
じて周囲温度が変りそれに応じて液化ガスの蒸気圧が変
動してもその変動量が相殺されてしまうため、周囲温度
の大小によらず常に所望の蓄積量まで正確に自動的に充
填しえ、従ってその充填作業を短時間でかつ安全になし
え、又従来の容積式もしくは重量式の液化ガス充填装置
の如く充填の都度圧力容器内に残留している液化ガスの
量を計量しなくとも、液化ガスを所望の畜積量まで確実
に充填しうる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明液化ガス充填装置の一実施例の概略構成
図、第2図は上記実施例によるボンベ充填の際のボンベ
内圧力上昇曲線の一例である。 1・・・・・・LPG貯蔵タンク、2・・・・・・LP
G、7・・・・・・開閉弁、8・・・・・・ボンベ、8
a・・・・・・締切弁、9・・・・・・差圧検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧力容器内に充填された液化ガスの総量に応じた該
    圧力容器の内圧を検出する手段と、該検出手段により検
    出した内圧が所定値に達した際該圧力容器への液化ガス
    充填を停止する手段とよりなり、該停止手段は、該液化
    ガスが充填された該圧力容器の内圧と該圧力容器内に充
    填される以前の該液化ガスの蒸気圧とを比較する手段と
    、該比較手段により比較された両圧力の大小に応じて該
    圧力容器内へ該液化ガスを供給もしくは供給停止する開
    閉弁とよりなることを特徴とする液化ガス充填装置。
JP50024864A 1975-02-28 1975-02-28 エキカガスジユウテンソウチ Expired JPS581318B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP50024864A JPS581318B2 (ja) 1975-02-28 1975-02-28 エキカガスジユウテンソウチ

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JP50024864A JPS581318B2 (ja) 1975-02-28 1975-02-28 エキカガスジユウテンソウチ

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JPS51100319A JPS51100319A (ja) 1976-09-04
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JP2540398Y2 (ja) * 1990-10-22 1997-07-02 高千穂化学工業株式会社 混合ガスの充填制御装置

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JPS51100319A (ja) 1976-09-04

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