JPS58128403A - 蒸気タ−ビンの動翼 - Google Patents
蒸気タ−ビンの動翼Info
- Publication number
- JPS58128403A JPS58128403A JP1143182A JP1143182A JPS58128403A JP S58128403 A JPS58128403 A JP S58128403A JP 1143182 A JP1143182 A JP 1143182A JP 1143182 A JP1143182 A JP 1143182A JP S58128403 A JPS58128403 A JP S58128403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrosion
- proof plate
- welded
- metal part
- prevention plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/28—Selecting particular materials; Particular measures relating thereto; Measures against erosion or corrosion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、ドレンによる浸蝕を防止し得るようにした蒸
気タービンの動翼に関する。
気タービンの動翼に関する。
たとえば大形の復水タービンの最終段には、略真空に近
い極低圧の蒸気を流すために、長大な動翼が用いられて
いるが、この種の動翼は湿り域の蒸気中で使用されるた
め動翼の面への水滴の衝突が不可避的におきている〇 一方上記動翼の先端部の速度は、秒速500〜620m
にも達するため、微細な水滴の衝突によって真先端部付
近が浸蝕を受ける。したがって水滴の衝突しやすい真人
口側にCr、 W、 Ni入りのCo系合金(ステライ
ト)の浸蝕防止板t−設けて浸蝕を防ぐようにしている
。
い極低圧の蒸気を流すために、長大な動翼が用いられて
いるが、この種の動翼は湿り域の蒸気中で使用されるた
め動翼の面への水滴の衝突が不可避的におきている〇 一方上記動翼の先端部の速度は、秒速500〜620m
にも達するため、微細な水滴の衝突によって真先端部付
近が浸蝕を受ける。したがって水滴の衝突しやすい真人
口側にCr、 W、 Ni入りのCo系合金(ステライ
ト)の浸蝕防止板t−設けて浸蝕を防ぐようにしている
。
すなわち動翼lは、第1図に示すように通常の手段でタ
ービン軸2に植え込まれるとともにTIG溶接により浸
蝕防止板3が溶着されている。浸蝕防止板3は動翼1の
輿入口側の面の先端カバー1mの下側に応力腐蝕割れの
生じにくい15Cr−9Fe−3Mn−2Nb 入りの
Ni基超超合金インコネル)の溶着金属部4を介して一
体に取付けられている。
ービン軸2に植え込まれるとともにTIG溶接により浸
蝕防止板3が溶着されている。浸蝕防止板3は動翼1の
輿入口側の面の先端カバー1mの下側に応力腐蝕割れの
生じにくい15Cr−9Fe−3Mn−2Nb 入りの
Ni基超超合金インコネル)の溶着金属部4を介して一
体に取付けられている。
しかし浸蝕防止板3を溶着した動翼1には応力腐蝕割れ
によるクラックが生じ、かかるクラックの発生は高速回
転する動翼に最悪の事態を招来する因となる。そこで動
翼1に溶着した浸蝕防止板3の外面にショットピーニン
グ処理を施こして残留圧縮応力を残こし、応力腐蝕割れ
の発生を防ぐようにしている。
によるクラックが生じ、かかるクラックの発生は高速回
転する動翼に最悪の事態を招来する因となる。そこで動
翼1に溶着した浸蝕防止板3の外面にショットピーニン
グ処理を施こして残留圧縮応力を残こし、応力腐蝕割れ
の発生を防ぐようにしている。
しかしながら動翼lのカバ一部1aの直下では、第4図
に示すように入口側までインコネルの溶着金属部4が露
呈しており、このインコネルの水滴による浸蝕速度がス
テライトのそれに比べて大きいため、タービン運転中に
カバ一部1aの直下位置の入口側が選択的に浸蝕されて
しまうという難点がある。
に示すように入口側までインコネルの溶着金属部4が露
呈しており、このインコネルの水滴による浸蝕速度がス
テライトのそれに比べて大きいため、タービン運転中に
カバ一部1aの直下位置の入口側が選択的に浸蝕されて
しまうという難点がある。
〔発明の目的コ
本@明は上記した点に鑑みてなされたもので、浸蝕防止
板の先熾付近の#接部にステライトの盛会部を設け、溶
接部をステライトで覆うことで浸蝕効果を上げ得るよう
にした蒸気タービンの動翼を提供することを目的とする
。
板の先熾付近の#接部にステライトの盛会部を設け、溶
接部をステライトで覆うことで浸蝕効果を上げ得るよう
にした蒸気タービンの動翼を提供することを目的とする
。
本発明の目的は、蒸気中の水滴と衝突する面に設けた浸
蝕防止板の先端付近の溶接部を浸蝕防止板の面より内側
に切削し、その切削凹部にステライトの盛金部を設けた
蒸気タービンの動翼によって達成される。
蝕防止板の先端付近の溶接部を浸蝕防止板の面より内側
に切削し、その切削凹部にステライトの盛金部を設けた
蒸気タービンの動翼によって達成される。
以下本発明の一実施例を図面につき説明する。
なお@6図において83図と同一部材については同一符
号を付す。
号を付す。
It!6図において符号10は、浸蝕防止板3の先端部
とカバ一部1aの間の区域を示し、この区域1゜に位置
するインコネルの溶着金I11部4は、浸蝕防止板3の
外面3&より内側に深さLだけ切削されて切削凹部1l
t−形成している。好ましくは深さLは翼本体の哄材と
の間に厚さり、だけインコネル溶着金縞部4が残るよう
に設定されている。上記厚さ恥は翼母材まで割れが生じ
ないように2〜10mm程のインコネル層を形成するよ
うにすることが好ましいが、真先端部の残留応力の埴は
比較的低いのでり、寸法が零になっても義母材までの割
れが生じることはほとんどなく、動翼の信頼性がり、寸
法により損われることはほとんどない。
とカバ一部1aの間の区域を示し、この区域1゜に位置
するインコネルの溶着金I11部4は、浸蝕防止板3の
外面3&より内側に深さLだけ切削されて切削凹部1l
t−形成している。好ましくは深さLは翼本体の哄材と
の間に厚さり、だけインコネル溶着金縞部4が残るよう
に設定されている。上記厚さ恥は翼母材まで割れが生じ
ないように2〜10mm程のインコネル層を形成するよ
うにすることが好ましいが、真先端部の残留応力の埴は
比較的低いのでり、寸法が零になっても義母材までの割
れが生じることはほとんどなく、動翼の信頼性がり、寸
法により損われることはほとんどない。
一方上紀切削凹部11には浸蝕防止板3の材料と同じ材
料のステライトが注入され、ステライトの盛金部12が
区域10のインコネル溶着金属部4を覆うように形#L
されている。上記盛金部12の表面は、第7図に示すよ
うになだらかな曲面で浸蝕防止板3のlli]3aに連
らなっている。
料のステライトが注入され、ステライトの盛金部12が
区域10のインコネル溶着金属部4を覆うように形#L
されている。上記盛金部12の表面は、第7図に示すよ
うになだらかな曲面で浸蝕防止板3のlli]3aに連
らなっている。
しかして蒸気タービン運転時には動翼は高速回転し、無
入口側では微細な水滴が衝突し、動翼への浸蝕現象が発
生するが、無先端にあるカバ一部1&と浸蝕防止板3の
先端部との間の区域にはステライトの盛会部12が形成
されているので、この部分での浸蝕が生じることはほと
んどなく、動翼の耐用年数(禰修溶接、までの期間ある
いは交換までの期間)を大幅tζ長くすることができる
。
入口側では微細な水滴が衝突し、動翼への浸蝕現象が発
生するが、無先端にあるカバ一部1&と浸蝕防止板3の
先端部との間の区域にはステライトの盛会部12が形成
されているので、この部分での浸蝕が生じることはほと
んどなく、動翼の耐用年数(禰修溶接、までの期間ある
いは交換までの期間)を大幅tζ長くすることができる
。
なお上記実施例においては盛金部を浸蝕防止板と同じ材
料のステライトで構成したが、これ全耐浸性のある材料
であれば、他の材料で構成しても同じ効果を得るもので
ある。
料のステライトで構成したが、これ全耐浸性のある材料
であれば、他の材料で構成しても同じ効果を得るもので
ある。
また浸蝕防止板の諷根本1111端部付近にも表面にス
テライトの層を形成するようにすれば長期間に亘る運転
においての水滴tζよる浸蝕と防ぐことができ、この場
合、ステライトの層の下にインコネルの層を設ければ応
力腐蝕割れによる割れが胤母材まで進展しないのでより
効果的である。
テライトの層を形成するようにすれば長期間に亘る運転
においての水滴tζよる浸蝕と防ぐことができ、この場
合、ステライトの層の下にインコネルの層を設ければ応
力腐蝕割れによる割れが胤母材まで進展しないのでより
効果的である。
以上述べたように本発明によれば動翼に設けた浸蝕防止
板の先晦付近に耐浸触性材料の盛金部を設けたので、動
翼先端部への水滴による浸蝕が生じることがほとんどな
く、シたがって動翼の耐用年数が延びるとともに運転時
の安全も確保し得るという効果を奏する。
板の先晦付近に耐浸触性材料の盛金部を設けたので、動
翼先端部への水滴による浸蝕が生じることがほとんどな
く、シたがって動翼の耐用年数が延びるとともに運転時
の安全も確保し得るという効果を奏する。
第1図は蒸気タービンの最終段の動翼を示す図。
第2図は第1図のト」線に沿う断面図、第3図は上記動
翼の先端部の拡大図、!4図はwJ3図のIV−IV
線に沿う断面図、第5図は第3図のV−■@に沿う、断
(3)図、第6図は本発明による蒸気タービンの動翼の
先端部の加工状腕を示す図、第7図シよ同動輿の要部睨
明図である。 】・・・動翼、la・・・カバ一部、2・・・タービン
軸、3・・・浸蝕防止板、4・・・溶着金属部、1o・
・・区域、ll・・・切削凹部、12・・・格金部。 出願人代理人 猪 股 清 第1図 第汀
翼の先端部の拡大図、!4図はwJ3図のIV−IV
線に沿う断面図、第5図は第3図のV−■@に沿う、断
(3)図、第6図は本発明による蒸気タービンの動翼の
先端部の加工状腕を示す図、第7図シよ同動輿の要部睨
明図である。 】・・・動翼、la・・・カバ一部、2・・・タービン
軸、3・・・浸蝕防止板、4・・・溶着金属部、1o・
・・区域、ll・・・切削凹部、12・・・格金部。 出願人代理人 猪 股 清 第1図 第汀
Claims (1)
- 蒸気中の水滴と衝突する面に浸蝕防止板を設けた蒸気タ
ービンの動翼において、上記浸蝕防止板の先端付近の溶
接部を、浸蝕防止板の面より内側に切削し、その切削凹
部に耐浸触性材料の盛会部を設けたことを特徴とする蒸
気タービンの動翼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1143182A JPS58128403A (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | 蒸気タ−ビンの動翼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1143182A JPS58128403A (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | 蒸気タ−ビンの動翼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58128403A true JPS58128403A (ja) | 1983-08-01 |
Family
ID=11777882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1143182A Pending JPS58128403A (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | 蒸気タ−ビンの動翼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58128403A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60173301A (ja) * | 1984-02-17 | 1985-09-06 | Hitachi Ltd | タ−ビン動翼 |
JPS6263101A (ja) * | 1985-09-13 | 1987-03-19 | Toshiba Corp | タ−ビン羽根 |
WO1993008376A1 (en) * | 1991-10-21 | 1993-04-29 | Southern California Edison Company | Components made of hardenable and non-hardenable materials |
WO1999064725A1 (en) * | 1998-06-12 | 1999-12-16 | Ebara Corporation | Turbine nozzle vane |
-
1982
- 1982-01-27 JP JP1143182A patent/JPS58128403A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60173301A (ja) * | 1984-02-17 | 1985-09-06 | Hitachi Ltd | タ−ビン動翼 |
JPS6263101A (ja) * | 1985-09-13 | 1987-03-19 | Toshiba Corp | タ−ビン羽根 |
JPH0370085B2 (ja) * | 1985-09-13 | 1991-11-06 | Tokyo Shibaura Electric Co | |
WO1993008376A1 (en) * | 1991-10-21 | 1993-04-29 | Southern California Edison Company | Components made of hardenable and non-hardenable materials |
US5248241A (en) * | 1991-10-21 | 1993-09-28 | Southern California Edison Co. | Components made of hardenable and non-hardenable materials |
WO1999064725A1 (en) * | 1998-06-12 | 1999-12-16 | Ebara Corporation | Turbine nozzle vane |
US6491493B1 (en) | 1998-06-12 | 2002-12-10 | Ebara Corporation | Turbine nozzle vane |
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