JPS58128121A - フイルタエレメント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、オイルフィルタその他のフィルタに用いられ
るフィルタエレメントに関するものでめ従来、濾過作用
を行なわせる流体には種々のものが存するが、これらの
うちで、濾紙をロール状に巻回したものが使用されてい
る。このようなものは濾紙自体を通紙する通紙濾過と濾
紙間を通る層間濾過とを利用しているものであり、フィ
ルタを構成する場合にもこれらの二つの作用が同時に行
なわれるような構造を採用している。しかしながら、通
紙濾過はその流体抵抗が大きく、層間濾過はその延長長
さが大きく、フィルタ部分での損失が大きいと云う問題
を有する。

本発明は、このような点に鎌みなされたもので、濾過性
能がきわめて高いにも拘ら、ず流体損失が小さいフィル
タエレメントを得ることを目的とする。

本発明は、所定幅の長尺状の濾紙を積層させつつ筒巻状
に巻回して渡体を形成し、この渡体の端面を盲仮による
端数で榎ったので、流体の通過は濾紙の積層方向にのみ
限られるが、この濾紙にはたがいに重なシ合わないよう
に位置決めされた多数の小孔が形成されていることによ
シ、小孔間において層間濾過が各層毎に行なわれ、これ
により、濾過性能がきわめて高く、また、流体損失が小
さくてよいように構成したものである。

本発明の一実施例を図面に基いて説明する。まず、流体
（１）は所定幅で長尺状の濾紙（２）を筒巻状に巻回し
て形成したものである。そして、前記濾紙（２）には多
数の小孔（３）が形成されているが、これらの小孔（３
）の位置はたがいに隣設する層（４）においてはたがい
に重なり合うことがないように位置決めされている。こ
のような渡体（１）の端面（５）には、盲板による端板
（６）が嘆付けられている。この端板（６〕の中央には
通油孔（７）を有するバッキング（８）が堆付けられて
いる。

このような構成において、濾過すべき油は渡体（１）の
外周面（９）より所定圧力をもって供給され、内周面Ｃ
ＬＩ）ｌｉＫ流れ出すが、このと畷、油の流れは濾紙（
２）自体を通紙する亀のと濾紙（２）の層間を通るもの
とがめる。すなわち、小孔（３）を通るものはそれらの
小孔（３）位置が偏位しているため、それに近い小孔（
３）との間で眉間濾過を行ない、これによシ、流体損失
が少ない状態での濾過がなされる。

なお、小孔（３）の形成は巻回前Ｋｌらかしめ行なって
おくものであるが、小孔（３）の直径やその数や配置状
態等を変えることＫより、濾過性能の異なった多種の渡
体（１）を簡単に得ることができるものである。

本発明は、上述のように筒巻状に積層される渡体の濾紙
に隣り合う層においてたがいに重なシ合うことがないよ
うに位置決めした多数の小孔を形成したので、眉間濾過
をきわめて簡単に行なわせることができ、これが、小孔
間の間隔の設定によりその性能を自由に設定することが
でき、しかも、温体の端面は盲仮による端板で密閉的に
覆ってもよいので、その構造を簡単にすることができ、
油通路の設定等も容易である等の効果を有するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は縦断側
面図、第２図は温体の斜視図、第３図はその部分拡大断
面図、第４図は濾紙の平面図である。 １・・・渡体、２・・・濾紙、３・・・小孔、４・・・
層、５・・・端面、６・・・端板 出　願　人　　　日本濾過器株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定幅の長尺状の濾紙を積層させつつ筒巻状に巻回して
   形成した渡体の端面に盲仮による端板を取付け、前記濾
   紙に隣設した眉間では重なシ合うことのないように位置
   決めした多数の小孔を形成したことを特徴とするフィル
   タエレメント。