JPS58124884A - スラリ−等輸送用管およびその製造方法 - Google Patents
スラリ−等輸送用管およびその製造方法Info
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- JPS58124884A JPS58124884A JP523482A JP523482A JPS58124884A JP S58124884 A JPS58124884 A JP S58124884A JP 523482 A JP523482 A JP 523482A JP 523482 A JP523482 A JP 523482A JP S58124884 A JPS58124884 A JP S58124884A
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- pipe
- film
- wall
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- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はスラリー輸送等による管の内壁の摩耗を防止
することができる管及びその製造方法に関する。
することができる管及びその製造方法に関する。
現在スラリー輸送に使用されている輸送管において、管
内壁の摩耗は輸送上、大きな問題となっている。
内壁の摩耗は輸送上、大きな問題となっている。
管内にスラリーを水などに混入させて流す場合、スラリ
ーの輸送速度が小さいと閉そくを起こしてしまうが、次
式に示す自由沈降速度の5倍以上の速度で流せば、スラ
リーは沈降せずに必ず流れる。
ーの輸送速度が小さいと閉そくを起こしてしまうが、次
式に示す自由沈降速度の5倍以上の速度で流せば、スラ
リーは沈降せずに必ず流れる。
ここに、
v80:自由沈降速度 3/8
0D二粒子に与える抗力係数(2〜1.8)g:重力の
加速度 ext / 8諺 d:粒子の径 傭 δ:粒子の比重 ところがスラリーが沈降しない程度の流速であると、ス
ラリーと管の内壁とのこすれ合いが激しくなる結果、管
内が著しく摩耗してしまう。たとえばスラリーの濃度が
10−〜201の状態で、流れる速度を秒速的1III
として輸送管内を流すとすると約6ケ月程で管に穴がお
いてしまうほど摩耗が激しい。そのため、現実には管の
内径を大きくし、流速を小さくすることによりスラリー
との摩擦による管内壁の摩耗を防止している。ところが
この場合、前にも述べたように流速が小さいため、スラ
リーが沈降し勝ちとなるので、管の閉そくを防ぐために
閉そく寸前に公知のビグを管内に圧送する方法により、
沈降したスラリーを除去している。つまシ輸送管の内径
を小さくすれば、管の閉そくは起こらないが管内壁が摩
耗し、逆に輸送管の内径を大きくすれば、管内壁の摩耗
は起こりにくくなるが、管の閉そくが起こってしまうこ
とが従来のスラリー輸送管の問題点であった。
加速度 ext / 8諺 d:粒子の径 傭 δ:粒子の比重 ところがスラリーが沈降しない程度の流速であると、ス
ラリーと管の内壁とのこすれ合いが激しくなる結果、管
内が著しく摩耗してしまう。たとえばスラリーの濃度が
10−〜201の状態で、流れる速度を秒速的1III
として輸送管内を流すとすると約6ケ月程で管に穴がお
いてしまうほど摩耗が激しい。そのため、現実には管の
内径を大きくし、流速を小さくすることによりスラリー
との摩擦による管内壁の摩耗を防止している。ところが
この場合、前にも述べたように流速が小さいため、スラ
リーが沈降し勝ちとなるので、管の閉そくを防ぐために
閉そく寸前に公知のビグを管内に圧送する方法により、
沈降したスラリーを除去している。つまシ輸送管の内径
を小さくすれば、管の閉そくは起こらないが管内壁が摩
耗し、逆に輸送管の内径を大きくすれば、管内壁の摩耗
は起こりにくくなるが、管の閉そくが起こってしまうこ
とが従来のスラリー輸送管の問題点であった。
この発明は、上記従来のスラリー輸送管の欠点を除去す
ることを目的としてなされたものであって、簡単な構造
により、上記の管内壁の摩耗を完全に防止することがで
きる管及びその製造方法を提供しようとするものである
。
ることを目的としてなされたものであって、簡単な構造
により、上記の管内壁の摩耗を完全に防止することがで
きる管及びその製造方法を提供しようとするものである
。
この発明によれば、管内壁に螺旋状またはリング状等の
突条を流れの方向に対向して形成することにより、管内
を流れるスラリー等が、その突条に衝突し、はね上げら
れながら管の中心部を流れることになり、管内壁の摩耗
が防止される。また、特許請求の範囲第2項記載の製造
方法によれば、平坦に押しつぶした状態の突条を有する
フィルムの一端のみを拡げて、7ラング等管の端末部に
管の全周にわたって取付け、次いで管内の空気、水等の
流体を抜き取ることKより、フィルムの内面が順次めく
れて管内壁に密着し、ついに管路全体の内壁に螺旋状ま
たはリング状等の突条が形成される。
突条を流れの方向に対向して形成することにより、管内
を流れるスラリー等が、その突条に衝突し、はね上げら
れながら管の中心部を流れることになり、管内壁の摩耗
が防止される。また、特許請求の範囲第2項記載の製造
方法によれば、平坦に押しつぶした状態の突条を有する
フィルムの一端のみを拡げて、7ラング等管の端末部に
管の全周にわたって取付け、次いで管内の空気、水等の
流体を抜き取ることKより、フィルムの内面が順次めく
れて管内壁に密着し、ついに管路全体の内壁に螺旋状ま
たはリング状等の突条が形成される。
特許請求の範囲第3項記載の製造方法によれば、螺旋状
の部材を管内に装着するための挿入部材に巻きつけ、両
端を挿入部材に固定した螺旋状部材全体を管内に挿入し
、次いで螺旋状部材を挿入部材から切り離すことにより
螺旋状部材がほどけ、その弾撥力により管内に部材が装
着される結果、管内壁に螺旋状の突条が形成される。
の部材を管内に装着するための挿入部材に巻きつけ、両
端を挿入部材に固定した螺旋状部材全体を管内に挿入し
、次いで螺旋状部材を挿入部材から切り離すことにより
螺旋状部材がほどけ、その弾撥力により管内に部材が装
着される結果、管内壁に螺旋状の突条が形成される。
以下、この発明の実施例を図面を参照し危から説明する
。
。
第1図(mlは、この発明に係る管の一実施例を示す一
部切断斜視図、同図(b)Fi%その側断面図である。
部切断斜視図、同図(b)Fi%その側断面図である。
第1図において、管1の内面には螺旋状に突条2が形成
されている。螺旋状突条2の間隔t1その突条2の幅、
高さ、断面形状など社、ス′ラリ−の状態、流体の種類
、流速等によシ適宜決定する。
されている。螺旋状突条2の間隔t1その突条2の幅、
高さ、断面形状など社、ス′ラリ−の状態、流体の種類
、流速等によシ適宜決定する。
スラリーを水等の流体中に混入させて運搬する場合、上
記のように構成した管を使用することによって、第2図
に示すように流体中のスラリー3は、突条2にぶつかっ
て、はね上げられながら流体に乗って管1の中心付近を
運搬される。この結果スラリー3は管内をひきずりえり
、強くこすったりすることがなくなり、管内の摩耗は防
止される。
記のように構成した管を使用することによって、第2図
に示すように流体中のスラリー3は、突条2にぶつかっ
て、はね上げられながら流体に乗って管1の中心付近を
運搬される。この結果スラリー3は管内をひきずりえり
、強くこすったりすることがなくなり、管内の摩耗は防
止される。
第3図は、第1図に示した内部に突条を有する管(以下
、この管を有突条管という。)の製造方法の第1実施例
を示している。この方法は、第4図に示すような、螺旋
状の突条2′をあらかじめ形成した円筒状フィルム(以
下、これを有突条フィルムという。)4を、管1′内に
密着することにより管1′内に突条2′を形成しようと
するものである。
、この管を有突条管という。)の製造方法の第1実施例
を示している。この方法は、第4図に示すような、螺旋
状の突条2′をあらかじめ形成した円筒状フィルム(以
下、これを有突条フィルムという。)4を、管1′内に
密着することにより管1′内に突条2′を形成しようと
するものである。
第4図の有突条フィルム4は、円筒状フィルム5の外面
に螺旋状の突条2′を、一体成型または高周波溶着等に
より接着して構成し九ものである。
に螺旋状の突条2′を、一体成型または高周波溶着等に
より接着して構成し九ものである。
この有突条フィルム4は、これを装着する管路の長さよ
シ僅かに長く、管の内径とほぼ等しい径を有し、両端が
開放された円筒状のものを用いると都合がよい。この有
突条フィルム4は、フッ素樹脂、テトロン、ナイロン、
ウレタンその他の合成樹脂から作ることができる。
シ僅かに長く、管の内径とほぼ等しい径を有し、両端が
開放された円筒状のものを用いると都合がよい。この有
突条フィルム4は、フッ素樹脂、テトロン、ナイロン、
ウレタンその他の合成樹脂から作ることができる。
この有突条フィルム4を管1′の内壁に密着するように
取付けるには、このフィルム4をあらかじめ平坦に押し
つぶしておき、第3図(、)に示すようにフィルム4の
一端を拡げ、加熱しながら引き伸ばし、朝―状の拡がり
部4麿を形成する。次いで、この拡がり部4aを、管1
′の端末部を形成するフランジ7の端面7mに対し管1
′の全面にわたって当てかった稜、リング状の止め部材
8を該拡がり部4aの上にかぶせる。止め部材8は管1
′の内径と合致する直径の中央孔8aと、7ランジ7に
等間隔で形成したゼルト孔7bに対応して形成されたI
シト孔8bを有している。止め部材8をフィルムの拡が
り部4a上にかぶせた後、これらのゼルト孔7b、8b
にゼルト9を挿通し固定する。
取付けるには、このフィルム4をあらかじめ平坦に押し
つぶしておき、第3図(、)に示すようにフィルム4の
一端を拡げ、加熱しながら引き伸ばし、朝―状の拡がり
部4麿を形成する。次いで、この拡がり部4aを、管1
′の端末部を形成するフランジ7の端面7mに対し管1
′の全面にわたって当てかった稜、リング状の止め部材
8を該拡がり部4aの上にかぶせる。止め部材8は管1
′の内径と合致する直径の中央孔8aと、7ランジ7に
等間隔で形成したゼルト孔7bに対応して形成されたI
シト孔8bを有している。止め部材8をフィルムの拡が
り部4a上にかぶせた後、これらのゼルト孔7b、8b
にゼルト9を挿通し固定する。
次に真空ポンプ(図示せず)等適宜の手段により、7ラ
ンジ7の反対端側から管1′内の空気を抜き取る。する
と管1′内は大気圧以下の減圧状態となるので、有突条
フィルム4の朝顔状の拡がシ部4aは、管外の大気圧に
押されて、骸拡が9部4mの内面4bが管1′の内II
I mに密着し、拡がり部41はその管1′内に進入す
る。このようにして第3図価)に示すように、フィルム
4の内面4bが順次めくれて管内壁11に密着し、突条
2′を管内に形成しつつフィルム4の拡がり部4mは管
l内を矢印人の方向に進行する。このフィルム4の管内
壁1鳳への密着は急速に行われ、第3図(c)K示すよ
うに管路全体の内壁に突条2′が形成される。こうして
突条2′を形成し死後、有突条フィルム4の管外にはみ
出した部分を加熱しつつ引き伸ばして拡がり部を形放し
、7ランジ7に取り付けたのと同様の方法で端末の7ラ
ンジ7′に轟てがい、前記止め部材8と同一構成の止め
部材8′で固定する。
ンジ7の反対端側から管1′内の空気を抜き取る。する
と管1′内は大気圧以下の減圧状態となるので、有突条
フィルム4の朝顔状の拡がシ部4aは、管外の大気圧に
押されて、骸拡が9部4mの内面4bが管1′の内II
I mに密着し、拡がり部41はその管1′内に進入す
る。このようにして第3図価)に示すように、フィルム
4の内面4bが順次めくれて管内壁11に密着し、突条
2′を管内に形成しつつフィルム4の拡がり部4mは管
l内を矢印人の方向に進行する。このフィルム4の管内
壁1鳳への密着は急速に行われ、第3図(c)K示すよ
うに管路全体の内壁に突条2′が形成される。こうして
突条2′を形成し死後、有突条フィルム4の管外にはみ
出した部分を加熱しつつ引き伸ばして拡がり部を形放し
、7ランジ7に取り付けたのと同様の方法で端末の7ラ
ンジ7′に轟てがい、前記止め部材8と同一構成の止め
部材8′で固定する。
第5図は、第1図に示した有突条管の製造方法の第2実
施例を示している。ここでは、第6図に示すような螺旋
状の部材11を用意する。この部材11には、スラリー
などとのこすれ合いに対して耐摩耗性圧すぐれた材質を
用いる。また、バネのように弾力性にもすぐれている必
要がある。螺旋状部材11の径Bは、これを装着しよう
とする管の内径0(第5図(b))よシも少し大きめに
しておく、その理由は、その螺旋状部材110弾性力に
よって管1′の内壁1mに密着して、管内の流れによっ
てこの部材11がずれたシしないようにするためである
。
施例を示している。ここでは、第6図に示すような螺旋
状の部材11を用意する。この部材11には、スラリー
などとのこすれ合いに対して耐摩耗性圧すぐれた材質を
用いる。また、バネのように弾力性にもすぐれている必
要がある。螺旋状部材11の径Bは、これを装着しよう
とする管の内径0(第5図(b))よシも少し大きめに
しておく、その理由は、その螺旋状部材110弾性力に
よって管1′の内壁1mに密着して、管内の流れによっ
てこの部材11がずれたシしないようにするためである
。
以下、この螺旋状部材11を管内に装着する方法を順次
説明していく。
説明していく。
まず、螺旋状部材11を第5図(、)に示すように丸棒
状の挿入部材12(以下、挿入棒という)に巻きつけて
いく。この場合、あらかじめ螺旋状部材11の一端13
を挿入棒12に溶着、接着、フック止め等の方法で固定
しておき、それから除徐に螺旋状部材11を挿入棒12
に巻きつけていく。
状の挿入部材12(以下、挿入棒という)に巻きつけて
いく。この場合、あらかじめ螺旋状部材11の一端13
を挿入棒12に溶着、接着、フック止め等の方法で固定
しておき、それから除徐に螺旋状部材11を挿入棒12
に巻きつけていく。
そして最後に、他の一端14を挿入棒12に固定するよ
うにすると簡単に巻きつけることができる。
うにすると簡単に巻きつけることができる。
このようにして第5図(、)に示すようなものを作成す
る。ここで使う挿入棒12の径dは、螺旋状部材11を
巻きつけた状態で、突条を形成しようとする管1′内に
自由に出し入れできる大きさにする。
る。ここで使う挿入棒12の径dは、螺旋状部材11を
巻きつけた状態で、突条を形成しようとする管1′内に
自由に出し入れできる大きさにする。
次に、螺旋状部材11を巻きつけた挿入棒12を、突条
を形成しようとする管1′内に挿入して第5図(b)に
示す状態とする。この状態で固定してあった部分13.
14を切シ離す。そうすると、第5図(clに示すよう
に螺旋状部材11は、自らの弾性力によって挿入棒12
からほどけ、管内壁との摩擦力により、管1′内にしっ
かりと装着される。最後に1螺旋状部材11がほどけて
自由になった挿入棒12を、矢印りのように管1から抜
き取る。このようKして有突条管を形成することができ
る。
を形成しようとする管1′内に挿入して第5図(b)に
示す状態とする。この状態で固定してあった部分13.
14を切シ離す。そうすると、第5図(clに示すよう
に螺旋状部材11は、自らの弾性力によって挿入棒12
からほどけ、管内壁との摩擦力により、管1′内にしっ
かりと装着される。最後に1螺旋状部材11がほどけて
自由になった挿入棒12を、矢印りのように管1から抜
き取る。このようKして有突条管を形成することができ
る。
なお、以上の実施例では、スラリーを水などの液体によ
シ運搬する場合について示してきたが、これに限らず、
粉塵などの空気輸送にも同様に利用することができる。
シ運搬する場合について示してきたが、これに限らず、
粉塵などの空気輸送にも同様に利用することができる。
この場合もスラリー輸送と同様に、空気中の粉塵が管内
の突条に衝突してはね上げられ、そのことによって粉塵
が管の中心を通るようになる。その結果、粉塵による管
内の摩耗を防ぐことができる。
の突条に衝突してはね上げられ、そのことによって粉塵
が管の中心を通るようになる。その結果、粉塵による管
内の摩耗を防ぐことができる。
第7図は、第3図に示す実施例において、有突条フィル
ム4に螺旋状突条2′のがわりに合成樹脂製のリング2
1を等間隔に形成した例を示す。この有突条フィルム4
の管1′への装着方法は、第3図について説明し六方法
と同様である。
ム4に螺旋状突条2′のがわりに合成樹脂製のリング2
1を等間隔に形成した例を示す。この有突条フィルム4
の管1′への装着方法は、第3図について説明し六方法
と同様である。
第8図は、゛有突条フィルム4を管内に装着する第3の
実施例を示す。第8図において、有突条)イルム4を管
に取付けるKは、押しつぶした状態の有突条フィルム4
の一端を円板状の蓋30のスリン) 30mを通してか
ら拡げ、加熱しながら引き伸ばして朝顔状の拡がり部4
Bを形成し、次いでこの拡がり部41を、管1′の端末
部を形成する7ランジ32に対し、シールリング33を
介して管の全周にわたって当てかった後、蓋30を拡が
b部4aの上にかぶせる。蓋30には、押しつぶして平
坦にした有突条フィルム4を挿通しうるスリット30m
が形成され、このスリット301の上下には一対の流体
取入孔34.34が設けられている。蓋30をフィルム
の拡がり部41Kかぶせた後、7ランジ32および対応
するIシト穴にゼルト35を挿通し固定する。
実施例を示す。第8図において、有突条)イルム4を管
に取付けるKは、押しつぶした状態の有突条フィルム4
の一端を円板状の蓋30のスリン) 30mを通してか
ら拡げ、加熱しながら引き伸ばして朝顔状の拡がり部4
Bを形成し、次いでこの拡がり部41を、管1′の端末
部を形成する7ランジ32に対し、シールリング33を
介して管の全周にわたって当てかった後、蓋30を拡が
b部4aの上にかぶせる。蓋30には、押しつぶして平
坦にした有突条フィルム4を挿通しうるスリット30m
が形成され、このスリット301の上下には一対の流体
取入孔34.34が設けられている。蓋30をフィルム
の拡がり部41Kかぶせた後、7ランジ32および対応
するIシト穴にゼルト35を挿通し固定する。
次にポンプ(図示せず)を作動させ水(他の液体でもよ
い)を管の他端部から管1′内部へ注入し、管1′内が
水で満たされたら注水を止める。次いでポンプを逆方向
に駆動し、管1′内に充満している水を徐々に抜取る。
い)を管の他端部から管1′内部へ注入し、管1′内が
水で満たされたら注水を止める。次いでポンプを逆方向
に駆動し、管1′内に充満している水を徐々に抜取る。
すると水が抜き取られた分だけ有突条フィルム4の朝顔
状の拡がシ部4畠の前方(第8図中右方)K真空が生じ
ることになり、大気圧がかかつている拡がり部4af)
il方(第8図中左方)の部分との間に圧力差が生じる
ので、拡がり部41の内面4bが押されて管1′の内壁
1’Oに密着、拡が多部4鳳はその分、管1′内に進入
する。このようにして、管内の水を抜取るにつれてフィ
ルム4の内面4bが順次めくれて管内l1xlaに密着
し、管内の水を全部抜取ると、管路全体の内壁に突条が
密着形成される。その後、蓋30を取外し、フィルム4
の管外にはみ出した部分をリング状止め部材(図示せず
)でフィルム4を固定する。なお、管の他端儒屯同様に
してフィルム4を固定する。
状の拡がシ部4畠の前方(第8図中右方)K真空が生じ
ることになり、大気圧がかかつている拡がり部4af)
il方(第8図中左方)の部分との間に圧力差が生じる
ので、拡がり部41の内面4bが押されて管1′の内壁
1’Oに密着、拡が多部4鳳はその分、管1′内に進入
する。このようにして、管内の水を抜取るにつれてフィ
ルム4の内面4bが順次めくれて管内l1xlaに密着
し、管内の水を全部抜取ると、管路全体の内壁に突条が
密着形成される。その後、蓋30を取外し、フィルム4
の管外にはみ出した部分をリング状止め部材(図示せず
)でフィルム4を固定する。なお、管の他端儒屯同様に
してフィルム4を固定する。
f九、この実施例においては、流体取入孔34゜34を
通じてポンプで水を管内に送入しうるようにして、第8
図中右端側から水を抜きとると同時に左端側から水を送
り込むようにしてもよい。
通じてポンプで水を管内に送入しうるようにして、第8
図中右端側から水を抜きとると同時に左端側から水を送
り込むようにしてもよい。
この方法によれば、押しつぶされた状態の有突条フィル
ム4は、管内の液体を抜き取る速度に応じて管内を進行
するので、急激なフィルムの進行によるフィルムの損傷
や管詰まりが発生することを未然に防止することができ
、安全確実に管内に突条を形成することができる。
ム4は、管内の液体を抜き取る速度に応じて管内を進行
するので、急激なフィルムの進行によるフィルムの損傷
や管詰まりが発生することを未然に防止することができ
、安全確実に管内に突条を形成することができる。
なお、上記各実施例において、突条2,2′は全体とし
て切れ目のない1条の螺旋状部材またはリングとして構
成しているが、これに限らず途中で切れ目のある突条を
用いることも可能である。また、突条の断面形状は円形
に限らず三角形、四角形等適宜の形状を選択することが
できる。
て切れ目のない1条の螺旋状部材またはリングとして構
成しているが、これに限らず途中で切れ目のある突条を
用いることも可能である。また、突条の断面形状は円形
に限らず三角形、四角形等適宜の形状を選択することが
できる。
以上説明したように1この発明によれば管の内壁に、流
れの方向に対向して突条を形成したので、スラリー轡の
被搬送物は突条にはね上げられながら管の中心付近を運
搬されるようになる。その結果、被搬送物が管内をひき
ずったり、強くこすったりすることがなくなり、管の摩
耗を防止することができる。また、この管を製造する場
合は前述した方法を用いれば効率良く製造することがで
きる。
れの方向に対向して突条を形成したので、スラリー轡の
被搬送物は突条にはね上げられながら管の中心付近を運
搬されるようになる。その結果、被搬送物が管内をひき
ずったり、強くこすったりすることがなくなり、管の摩
耗を防止することができる。また、この管を製造する場
合は前述した方法を用いれば効率良く製造することがで
きる。
第1図(a) ti 、この発明の一実施例を示す一部
切断斜視図、第1図(b)は第1図(、)の側断面図、
第2図は第1図の管を用いてスラリーの輸送を行なって
いる状態を示す側断面図、第3図は第1図の管を製造す
る方法の一例を示す側断面図、第4図は第3図の方法で
用いる有突条フィルムの一例を示す斜視図、゛第5図は
第1図の管を製造する方法の他の例を示す図、第6図は
第5図の方法で用いられる螺旋状部材の一例を示す図、
第7図はこの発明の他の実施例を示す側断面図、第8図
はこの発明のさらに他の実施例を示す側断面図である。 1.1′・・・・・・管 2,2′・・・・・・突条
3・・・・・・スラリー 4・・・・・・有突条フィル
ム 11・・・・・・螺旋状部材12・・・・・・挿入
棒 13,14・・・・・・固定点第1図 ?Q) (b) 第2図 第3図 第3図 (b) 第4図 第5図 (Q) 1゜ 第5図 (b) (C) 第6図 第7図
切断斜視図、第1図(b)は第1図(、)の側断面図、
第2図は第1図の管を用いてスラリーの輸送を行なって
いる状態を示す側断面図、第3図は第1図の管を製造す
る方法の一例を示す側断面図、第4図は第3図の方法で
用いる有突条フィルムの一例を示す斜視図、゛第5図は
第1図の管を製造する方法の他の例を示す図、第6図は
第5図の方法で用いられる螺旋状部材の一例を示す図、
第7図はこの発明の他の実施例を示す側断面図、第8図
はこの発明のさらに他の実施例を示す側断面図である。 1.1′・・・・・・管 2,2′・・・・・・突条
3・・・・・・スラリー 4・・・・・・有突条フィル
ム 11・・・・・・螺旋状部材12・・・・・・挿入
棒 13,14・・・・・・固定点第1図 ?Q) (b) 第2図 第3図 第3図 (b) 第4図 第5図 (Q) 1゜ 第5図 (b) (C) 第6図 第7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 管の内壁に流れに対向する方向の突条を形成したこ
とを特徴とするスラリー等輸送用管。 2 外側に突条を形成した円筒状合成樹脂フィルムを押
しつぶした状態でその一端を拡げて管の端末部に管の全
周にわたって取付け、次いで管内の流体を抜き取ること
により該押しつぶした状態のフィルムを管内に引き込み
、該フィルムの内面が膠状めくれて管の内壁に密着する
ことにより管の内壁に突条を形成するようにしたことを
特徴とするスラリー等輸送用管の製造方法。 3、螺旋状部材を管の内径より小さい外径を有する挿入
用部材に巻きつけ、該螺旋状部材の各端部を該挿入用部
材の対応する各端部に固定し、この螺旋状部材を巻きつ
けた挿入用部材を管内に挿入し九俵該螺旋状部材を該挿
入用部材から切り離し、該挿入用部材を管から抜取るこ
とにより管の内壁に該螺旋状部材を装着するようKした
ことを特徴とするスラリー等輸送用管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP523482A JPS58124884A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | スラリ−等輸送用管およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP523482A JPS58124884A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | スラリ−等輸送用管およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58124884A true JPS58124884A (ja) | 1983-07-25 |
Family
ID=11605492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP523482A Pending JPS58124884A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | スラリ−等輸送用管およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58124884A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6081373U (ja) * | 1983-11-10 | 1985-06-05 | 三谷セキサン株式会社 | 固形物移送管 |
JPS6085683U (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-13 | 三谷セキサン株式会社 | 固形物移送管 |
JPS6098609U (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-05 | 三谷セキサン株式会社 | 遠心成形用生コンクリ−トの移送装置 |
JPS6250530A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-05 | Toyo Kensetsu Kk | ポンプ式浚渫船のスラリ輸送方法 |
JPS63235787A (ja) * | 1986-11-12 | 1988-09-30 | 弘進ゴム株式会社 | スラリ−等輸送パイプの製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5534150A (en) * | 1978-08-31 | 1980-03-10 | Osaka Gas Co Ltd | Internal lining method of pipe |
-
1982
- 1982-01-14 JP JP523482A patent/JPS58124884A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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