JPS58123611A - 絶縁電線の製造方法 - Google Patents

絶縁電線の製造方法

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JPS58123611A
JPS58123611A JP643782A JP643782A JPS58123611A JP S58123611 A JPS58123611 A JP S58123611A JP 643782 A JP643782 A JP 643782A JP 643782 A JP643782 A JP 643782A JP S58123611 A JPS58123611 A JP S58123611A
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JP
Japan
Prior art keywords
powder
coating
metal conductor
insulated wire
film thickness
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Pending
Application number
JP643782A
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English (en)
Inventor
平田 晋介
健治 城下
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は粉体塗装法に係り、特に静電流動浸漬法による
絶縁電線の製造方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点] 粉体塗装法による絶縁電線の製法は無公害、省資源、省
エネルギーの観点より近年注目されている。
従来から、粉体塗装法としては、例えば被塗装物を加熱
しておき、これを乾燥空気により流動化された合成樹脂
粉体中に浸漬して塗膜を形成させる流動浸漬法や、吹付
ガンで被塗装物に粉体な吹付は塗膜を作る粉体吹付は法
等が知られている。
しかるにかかる従来の粉体塗装法では、塗膜厚さの制御
が困難なため、特に電気的性質、コイルの占積率向上の
見地から、より均一な絶縁塗膜を特に要求される絶縁電
線には応用することができなかった。
一方上述した方法に代り、塗膜を均一に付着させる粉体
塗装方法として静電流動浸漬法が近年絶縁電線の製造に
応用されるようになってきた。
この方法は、直流の高電圧を印加された電極間を通過し
た乾燥空気により、合成樹脂粉体に−荷を与えつつ流動
化させて粉体雲を形成し、この粉体雲を充満させた室温
のコーティングゾーン内に金属導体を通過させてその表
面に静電気的に粉体を付着させる工程と、金属導体上に
付着した粉体な加熱溶融および硬化させる工程よりなっ
ている。
このような静電1流動浸漬法におけろ被膜厚の調整は、
金属導体表面−ヒに付着する粉体の量を調整することに
より行なわれろ。
而して付着する粉体の1の調整には、イ)流動層(粉体
槽)に供給する粉体の量、口)粉体を流動化させる乾燥
空気の量、ノ・)塗装ブースの排気量、二)塗装スピー
ド、ホ)印加電圧等を変化させろことが考えられるが、
これらのうち、イ)〜ノ・)の方法は、粉体の塗着効率
および塗着量の均一性の点から一定条件に保持する必要
があるため実施が困難であり、また二)の方法は、次行
程の加熱炉の状態により塗装スピードが決定されてしま
うため結局現在ではボ)の印加電圧な変える方法が専ら
用いられている。
しかしながらこの印加電圧を変化させる方法では、電圧
変化に対して粉体の付着量が大きく変化するだめ被膜厚
の微調整が困難であり、また粒子の金属導体角部へのつ
き1わりPIが低下して、被膜特性が低下するという欠
点があった。
〔発明の目的] 本発明は粉体塗装、特に静電流動浸漬法における被膜厚
の微調整が可能で、角部のつきまわり性の低下のない絶
縁電線の製造方法を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、金属導体が一帯電した粉体雲から成るコーテ
ィングゾーンな通過する距離を変化させて粉体塗装を行
なうことを特徴とする。
本発明に使用する粉体としては、エポキシ樹脂、フェノ
キシ樹脂等の合成樹脂粉体あるいはこれらに無機質粉体
な混合したもの等があげられる。
1だ本発明の適用される金属導体としては、平角状また
は元型の銅−、アルミニウム線等があげられ、特に平角
状の場合に効果的である。
次に本発明方法の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明方法に使用する粉体塗装装置の一例を概
略的に示す図であって、空気供給口1より供給された乾
燥空気は電極2を通過して帯電され、さらに多孔板3を
通過して流動槽4内の合成樹脂粉体に電荷を与えつつこ
の粉体な流動化させる。
このようにして形成された帯電粉末雲の充満されたコー
ティングゾーン5内を一金属導体6が通過してその表面
に合成樹脂粉体が付着される。
而して金属導体6は、コーティングゾーン5の上部と下
部に金属導体通路に沿って上下動可能に挿入された可動
パイプ7.7′により一部遮蔽され、可動パイプ7.7
1を金属導体に接することなく上下動させることにより
、金属導体のコーティングゾーンな通過する距離tが変
化させられる。
すなわち、下部可動パイプ71の流動層からの高さなん
、金属導体が粉体雲中に露出される距離をtとすれば、
hとtを適宜調整することにより金属導体に付着する粉
体の量が調整される。
なお図中、8は粉体供給口、9は排気口である。
第2図は可動パイプの代りに仕切板10を使用した実施
例を示すもので、この実施例においては仕切板を上下に
移動することによりtが変化させられる。
更に第6図は、横型の塗装装置に可動バイブな横に取付
けだ本発明の実施例を示してL/Aる。
このようにして金属導体6上に静電的に塗布された粉体
は、焼付炉を通って導体上に焼付けられる。
なお合成樹脂粉体として熱硬化性樹脂を用いた場合には
この段階で硬化反応が行なわれる。
このようにして製造された絶縁電線は、被膜の厚さが均
一であって、優れた電気的特性、機械的特性を有してい
る。
〔発明の実施例] 次に実施例について説明する。
実施例 1.5 mm X 2.5 rnrnの平角銅線を使用
し、下記条件でエポキシ系樹脂粉体(米国スリーエム社
製)を被覆した。
粉体塗布装置:米国エレクトロスタテイ、ツク社製モデ
ル300、印加電[E 4 [] KVDC1流動化用
空気葺40t/分、排気量 約40t/分、流動層高さ3 cm、線速4 m/e、
A5cm−を変動 焼 付 炉=1!熱炉(炉長7m、炉温200℃(下)
→280℃→300°C(上)) 第1図におけるtを変化さ昼だときの被膜厚の変化を第
4図のグラフに示す。
比較例 実施例において!、−10cmに固定し、印加電圧を変
動させたときの被膜厚の変化を第5図のグラフに示す。
これらのグラフかられかるように、比較例に示した、電
圧を変化させて膜厚を調節する方法では40KV付近で
はIKVの変化で10μm程度の膜厚の変化があり、数
μmのオーダー卆膜厚を調節することはきわめて困難で
あり、しかも電圧の高いところではフラット部に比べて
角部の膜厚が大巾に小さくなって均一な膜厚の電線を得
ることが困難となるが、本実施例に示した方法では10
μm程度の膜厚の変化を得るのにtを6〜5cm程度変
化させればよく一膜厚の微調整が可能である。
また角部の膜厚とフラット部の膜厚に生ずる差は僅少で
ある。
〔発明の効果〕
以上の実施例から明らかなように、本発明方法によれば
、被膜厚の微量調整が容易に行なうことができ−しかも
均一な被膜厚を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例に使用される塗装装置を
概略的に示す断面図、第2図、第3図は別の実施例に用
いられる塗装装置を概略的に示す断面図である。 また第4図は本発明方法におけるlと被膜厚の関係を示
すグラフであり、第5図は印加電圧と被膜厚の関係を示
すグラ1:′□1フである。 2・・・・・・電 極 3 ・・・・・・多孔板 4 ・・・・・・流動槽 5−・・・・・ コーティンクソーン 6 ・−・・・・金属導体 7.71・・・可動パイプ 9 ・・・・・・排気口 10  ・・・・・・仕切板 代アP人弁理士 頭出 佐− 同上  山田明信 第1図 第4図 ノ(CTrl) 第5図 印加電圧(Iff)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属導体を、帯電した粉体雲から成るコーティング
    ゾーンな通過させて、前記金属導体表面に粉体を付着さ
    せ、加熱により前記付着した粉体な融着させて被覆膜を
    形成する絶縁電線の製造方法において、金属導体がコー
    ティングゾーンを通過する距離を変化させて粉体の付着
    量を調整することを特徴とする絶縁電線の製造方法。 2、金属導体を、長手方向に移動可能な筒状遮蔽物にて
    覆い金属導体がコーティングゾーンを通過する距離を変
    化させる特許請求の範囲第1項記載の絶縁電線の製造方
    法。 3、粉体が合成樹脂から成る特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の絶縁電線の製造方法。
JP643782A 1982-01-19 1982-01-19 絶縁電線の製造方法 Pending JPS58123611A (ja)

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