JPS58122137A - 鋼製ピストンリングとその製造方法 - Google Patents
鋼製ピストンリングとその製造方法Info
- Publication number
- JPS58122137A JPS58122137A JP278082A JP278082A JPS58122137A JP S58122137 A JPS58122137 A JP S58122137A JP 278082 A JP278082 A JP 278082A JP 278082 A JP278082 A JP 278082A JP S58122137 A JPS58122137 A JP S58122137A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- piston ring
- sludge
- coiling
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P15/00—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass
- B23P15/06—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass piston rings from one piece
- B23P15/065—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass piston rings from one piece from metal strip
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内周面にスラッジ堆積用環状溝を形成した鋼製
ピストンリング(組合せオイルリングのサイトレールを
含む。)とその製造方法に関するものである。
ピストンリング(組合せオイルリングのサイトレールを
含む。)とその製造方法に関するものである。
内燃機関の性能向上は近年めざましいものがある。各種
内燃機関のうち軽油を燃料とするディーゼル機関や高鉛
ガソリンを使用するガソリン機関にあって、ピストンリ
ング周辺にまつわる問題点の一つにリングスティック(
リング膠着)現象がある。これは内燃機関の稼動中に発
生するスラッジ(油分、水分、炭素分、酸化油、灰分等
)がピストンリングをピストンのピストンリング溝の中
に固着させてしまう現象で、この時ピストンリングは本
来の機能を果すことができなくなってしまう。
内燃機関のうち軽油を燃料とするディーゼル機関や高鉛
ガソリンを使用するガソリン機関にあって、ピストンリ
ング周辺にまつわる問題点の一つにリングスティック(
リング膠着)現象がある。これは内燃機関の稼動中に発
生するスラッジ(油分、水分、炭素分、酸化油、灰分等
)がピストンリングをピストンのピストンリング溝の中
に固着させてしまう現象で、この時ピストンリングは本
来の機能を果すことができなくなってしまう。
この結果、エンジン出力の低下に加えて余分な燃料油や
潤滑油を使用させてしまうことになるO とのスラッジの発生量を少なくする研究は、燃料油、潤
滑油の質変更の面で、まえ機関設計面でも検討されてい
るが、完全になくすることは不可能に近い問題である。
潤滑油を使用させてしまうことになるO とのスラッジの発生量を少なくする研究は、燃料油、潤
滑油の質変更の面で、まえ機関設計面でも検討されてい
るが、完全になくすることは不可能に近い問題である。
通常状態で運転されているディーゼ;エンジンのトップ
リングの内周面に堆積されるスラッジの量は、95φ閣
×105■” X 5000°0のエンジンで約500
計運転した後には、150〜400−21本にも達して
いる。
リングの内周面に堆積されるスラッジの量は、95φ閣
×105■” X 5000°0のエンジンで約500
計運転した後には、150〜400−21本にも達して
いる。
本発明は内周面にスラッジ堆積用環状溝な形成するとと
によシ、該溝内にスラッジを堆積させリングスティック
を防止する鋼製ピストンリングを提供するとと亀に、;
イリング時のB寸方向の変形をも合せて防止できる前記
環状溝付き鋼製ピストンリングの製造方法を提供するも
のである。
によシ、該溝内にスラッジを堆積させリングスティック
を防止する鋼製ピストンリングを提供するとと亀に、;
イリング時のB寸方向の変形をも合せて防止できる前記
環状溝付き鋼製ピストンリングの製造方法を提供するも
のである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、鋼製ピストンリング素材をダイスによシ引抜加工
して、ピストンリングの内周面となるべき一平面に−又
は複数条のスラッジ堆積用溝を形成させた異形鋼線とす
る。次に前記スラッジ堆積用溝がピストンリングの内周
面に配設されるように、前記異形鋼線を円形又は楕円形
に密着巻きコイリングする。次に、前記円形状にコイリ
ングした異形鋼線の円周上の一ケ所を切シ離してリング
状とし、その切シ離し口を規定寸法に拡開して熱旭理す
ることによって所定張力を有するピストンリングとする
。なお、楕円形状にコイリングし先具形鋼IIIにおい
て杜、全周の一部を一定寸法切除し、それを真円形に保
持させたとき外周方向に!Iり出す力、即ちピストンリ
ングの張力が付与され得るように該リングを形成する。
して、ピストンリングの内周面となるべき一平面に−又
は複数条のスラッジ堆積用溝を形成させた異形鋼線とす
る。次に前記スラッジ堆積用溝がピストンリングの内周
面に配設されるように、前記異形鋼線を円形又は楕円形
に密着巻きコイリングする。次に、前記円形状にコイリ
ングした異形鋼線の円周上の一ケ所を切シ離してリング
状とし、その切シ離し口を規定寸法に拡開して熱旭理す
ることによって所定張力を有するピストンリングとする
。なお、楕円形状にコイリングし先具形鋼IIIにおい
て杜、全周の一部を一定寸法切除し、それを真円形に保
持させたとき外周方向に!Iり出す力、即ちピストンリ
ングの張力が付与され得るように該リングを形成する。
次にリング上下面の研削等を行ない、所定の表面処理を
施した後、リングの前記切シ離し部の寸法調整、摺動面
のラッピング等の仕上加工をしてピストンリングを完成
する。
施した後、リングの前記切シ離し部の寸法調整、摺動面
のラッピング等の仕上加工をしてピストンリングを完成
する。
以上のようKして形成し九本発明の鋼製ピストンリング
の各種実施例を第1図体)〜(f)に示す01はピスト
ンリング内周面、2はスラッジ堆積用環状溝、3はピス
トンリング外周面である。
の各種実施例を第1図体)〜(f)に示す01はピスト
ンリング内周面、2はスラッジ堆積用環状溝、3はピス
トンリング外周面である。
スラッジ堆積用環状溝の形状、数等について紘問わない
が、例えば、B = 2.0■、’I’=5.5鰯で、
溝1〜8条、深さ1.0〜0.01■、巾1.5〜0.
02swQ度が適尚である。
が、例えば、B = 2.0■、’I’=5.5鰯で、
溝1〜8条、深さ1.0〜0.01■、巾1.5〜0.
02swQ度が適尚である。
第2図は本発明の鋼製ピストンリングをピストンに組付
けた要部断面図を示す。4はピストン、5はピストンリ
ング溝、6はシリンダである。
けた要部断面図を示す。4はピストン、5はピストンリ
ング溝、6はシリンダである。
したがって、本発明の鋼製ピストンリングは、スラッジ
がリングの内周面く形成したスラッジ堆積用環状溝内に
堆積して、リングスティックは防止される。
がリングの内周面く形成したスラッジ堆積用環状溝内に
堆積して、リングスティックは防止される。
又、ピストンリング製造時、内周面に環状溝を形成して
いない従来のピストンリング(第3図体)参照)では、
ピストンリング素材をコイリングした際に、第3図(b
)に示すように、リング内周面の3寸法が増加し、外周
面の3寸法が減少して、ピストンリング素材にB寸方向
の変形を生じるが、本発明のようにスラッジ堆積用環状
溝を内周面に形成し九のちにコイリングしてピストンリ
ングを製造すれば、第4図体)、(b)に示すように、
環状溝の存在によりピストンリングの機能的重要寸法で
ある3寸法に変化を生ぜず、したがってリング上下面の
研削加工代が著しく少なくなってリング上下面の研削加
工が著しく楽になシ、更にはリング上下面の研削工程を
省略することも可能と表るものである。
いない従来のピストンリング(第3図体)参照)では、
ピストンリング素材をコイリングした際に、第3図(b
)に示すように、リング内周面の3寸法が増加し、外周
面の3寸法が減少して、ピストンリング素材にB寸方向
の変形を生じるが、本発明のようにスラッジ堆積用環状
溝を内周面に形成し九のちにコイリングしてピストンリ
ングを製造すれば、第4図体)、(b)に示すように、
環状溝の存在によりピストンリングの機能的重要寸法で
ある3寸法に変化を生ぜず、したがってリング上下面の
研削加工代が著しく少なくなってリング上下面の研削加
工が著しく楽になシ、更にはリング上下面の研削工程を
省略することも可能と表るものである。
本発明は以上のように、ピストンリングの内周面にスラ
ッジ堆積用環状溝を形成することkよシ、リングスティ
ックが防止されるとと−に、スラッジ堆積用の溝付加工
をしたのちに該溝付間を内周面としてコイリングすると
とKよシ、リング素材のフィリング時にB寸方向の変形
を生ぜず、したがってリングの製造が著しく容易に表る
という優れた効果を有しているものである0
ッジ堆積用環状溝を形成することkよシ、リングスティ
ックが防止されるとと−に、スラッジ堆積用の溝付加工
をしたのちに該溝付間を内周面としてコイリングすると
とKよシ、リング素材のフィリング時にB寸方向の変形
を生ぜず、したがってリングの製造が著しく容易に表る
という優れた効果を有しているものである0
第1図は本発明の鋼製ピストンリングの各種実施例を示
す要部断面図、第2図紘本発明の鋼製ピストンリングを
ピストンに組付けた要部断面図、第3図線従来形のピス
トンリング素材をマイリングし走時の変形具合を示し、
(a)は従来のピストンリング素材断面、(b)は従来
pピストンリング素材をコイリングした時の断面、第4
図は本発明に係るピストンリング素材をコイリングし走
時の変形具合を示し、(a)は本発I@に係るピストン
リング素材断面、(b)は本発明に係るピストンリング
素材を;イリングした時の断面を示したものである。 1・・・ピストンリング内周面 2・・・スラッジ堆積
用環状溝 代理人 弁理士 祐 川 尉−外1名 第1図 (0) (b) (C)(d
) (e) (f)第2図 第3図 (0) (b) 第4図 (a) (b)
す要部断面図、第2図紘本発明の鋼製ピストンリングを
ピストンに組付けた要部断面図、第3図線従来形のピス
トンリング素材をマイリングし走時の変形具合を示し、
(a)は従来のピストンリング素材断面、(b)は従来
pピストンリング素材をコイリングした時の断面、第4
図は本発明に係るピストンリング素材をコイリングし走
時の変形具合を示し、(a)は本発I@に係るピストン
リング素材断面、(b)は本発明に係るピストンリング
素材を;イリングした時の断面を示したものである。 1・・・ピストンリング内周面 2・・・スラッジ堆積
用環状溝 代理人 弁理士 祐 川 尉−外1名 第1図 (0) (b) (C)(d
) (e) (f)第2図 第3図 (0) (b) 第4図 (a) (b)
Claims (2)
- (1) 内周面にスラッジ堆積用環状溝を形成した鋼
製ピストンリング - (2)ダイス引抜き又は型付はロールによってピストン
リング素材にスラッジ堆積用の溝付は加工をしたのちに
該溝付は藺を内周面としてコイリングすることを特徴と
する鋼製ピストンリングの製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP278082A JPS58122137A (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 鋼製ピストンリングとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP278082A JPS58122137A (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 鋼製ピストンリングとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58122137A true JPS58122137A (ja) | 1983-07-20 |
Family
ID=11538850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP278082A Pending JPS58122137A (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 鋼製ピストンリングとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58122137A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995023304A1 (fr) * | 1994-02-24 | 1995-08-31 | Kabushiki Kaisha Riken | Segment d'etancheite pour un moteur a combustion interne |
-
1982
- 1982-01-13 JP JP278082A patent/JPS58122137A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995023304A1 (fr) * | 1994-02-24 | 1995-08-31 | Kabushiki Kaisha Riken | Segment d'etancheite pour un moteur a combustion interne |
CN1046796C (zh) * | 1994-02-24 | 1999-11-24 | 株式会社理研 | 内燃机用压缩环 |
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