JPS58121586A - 加熱用熱源 - Google Patents

加熱用熱源

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JPS58121586A
JPS58121586A JP410782A JP410782A JPS58121586A JP S58121586 A JPS58121586 A JP S58121586A JP 410782 A JP410782 A JP 410782A JP 410782 A JP410782 A JP 410782A JP S58121586 A JPS58121586 A JP S58121586A
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JP
Japan
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heating
heat source
master
heated
heating element
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Pending
Application number
JP410782A
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English (en)
Inventor
渡辺 洋男
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明V工被加熱物乞赤外線の照射により7Jl]熱
処理する加熱用熱源に関する。
従来、被加熱物の加熱、乾燥、定N等の目的で、赤外線
を発する加熱用熱源、たとえば、ニクロム線ヒータやハ
ロゲンランプ等が用いられている。
これら加熱用熱源はその1吏用目的により、使い分けら
れており、たとえば、安定発熱状態に至る立上りの早い
ものとしては・・ロゲンランプが用いられ、単に加熱手
段としての使用に際しては、立上りは遅い(通常1分以
上?要する)が取扱いの容易ナニクロム線ヒータが用い
られている。
ところで、赤外線の性簀として、その波長が長いほど、
被加熱物の色、及び物質により吸収されろ副射熱の差は
小さくなり、波長が4〔μm〕以上の暗赤外では、副射
熱の吸収差がほとんど生じないことが知られている3、
更に、下記′1−る(1)式で表わされたウィーンの変
位側より、放射エネルギの極太な波長(以後、単に極大
波長と記す)λmaxは絶対温度Tに逆比例することが
知られており、また、(2)式で表わされたステファノ
ボルツマンの法則より、放射エネルギEは絶対温度Tの
4乗に比例することが知られている。なお、C及びαは
定数である。
λ T = C(]) aX E二αT ’     (2) これより、放射エイ・ルギEを高くする目的で発熱体の
色部1変(絶対温度で表わされる)TY高くすると極大
波長λmaxが短波長側ヘシフトしてしまい、副射熱の
吸収差が大きくなる。逆に、副射熱の吸収差を少なくす
る目的で発熱体の色温度T’(J下げると放射エネルギ
Eが小さくなり、熱源の能力は低下J−る。しかも、発
熱体の色温度T’g下げるに従い、安定発熱に至る立上
り時間をより多(要するようになる。
たとえば、被加熱物として、紙支持体上のトナー像から
なる画像部と、それ以外の非画像部とをラジアント定肩
処理の目的で・・ロゲンランプで加熱した場合、両者間
の副射熱の吸収量は大きく異なる。これは、・・ロゲン
ランプの色温度が高く、極大エイ・ルギ波長が短いため
、画像部と弁内f象部の色や物質の相異により吸収され
る熱量が異るためであり、このような副射熱の吸収差が
大きいと、定着処理に不都合が生じる。即ち、カラー複
写における定着処理において、各トナーの色違いにより
融着差が生じるという不都合がある。史に、乾式現像方
式を採用したオー トプリンタにおける酸化亜鉛平版印
刷版(以後マスターと記す)の定着処理において、画像
部は黒色のカーボンであり、熱吸収率が高いが、非画像
部は赤色系、グレー系、ブルー系あるいは白色系の感光
層であり、熱吸収率が低い。しかも、マスターは紙を支
持体とし、この紙支持体は導電加工を施され、4%乃至
8%の含水分?持つ。従って、熱吸収率の高い画像部は
150℃乃至200℃になり、脱湿が起り、収縮するが
、弁内1家部は脱湿による収縮は少ない。このため、定
着後のマスターは収縮差により、ベタ画像周辺の波打ち
を発生させる。このマスターか印刷に供されると、イン
キングローラー、プラケノトンリノダー等と圧接回転す
ることになり、波打ち部分がシワ乞発生させる。このよ
うなシワは印刷汚れや、このシワの部分からの水のしみ
込みが多くなることによる感光層の剥離等の耐刷力の低
下の要因となる。このような理由により従来、マスター
の使用をするに際しては、はぼ原稿内[30胡角以上の
ベタ1面像があると印刷中にベタ周辺にシワが発生する
ことより、原稿に制約があるのが現状である。
一方、ラジアント定着において、ニクロム線シータは比
較的色温度が低く、極大エネルギ波長が長(、敲加熱物
にその色や物質に相異があっても副射熱の吸収差に大き
な違いを生じさせない。しかし、ニクロム線ヒータは安
定状態に至る立上りが遅いため、被加熱物を検知後、直
ちに点灯し、定着処理へと進むシステムに使用される場
合、常時通電され、加熱状態を保つ必要がある。これは
防災上、及び省エイ、ルギ上好ましいものではない。
従って、所定放射エイ・ルギEを保持できる限度におい
て、色温度を下げ、極大波長λmaxを長波長側にシフ
トするよう設定できる熱源を用いれば、この熱源からの
副射熱は被加熱物の色及び物質の相異に関係な(、はぼ
一様に吸収されることが推測される。
この発明は色や物質の相異する部分を持った被加熱物を
ほぼ均一に那熱処理することのできる刀目熱用熱源を提
供すること?目的と′1〜る。
この発明による加熱用熱源は被加熱物に発熱体からの赤
外線を照射するものであり、しかも、上記発熱体は石英
管内に収容され、かつ、上記発熱体の色温度が1200
°により2DOO0にの範囲内に設定されるよう構成さ
れる。
このように、加熱用熱源は色温度が比較的低(設定され
たため、極大波長が比較的長(なり、これを受ける被加
熱物1・まその色や物質の相異による副射熱の吸収差が
、従来のハロゲンランプに比べ、はるかに小さくなる。
このように加熱用熱源は色やl!IJ質が相異する各部
分を有した被加熱物?全体にわたり同程度加熱でき、被
加熱物の加熱による変位、変動を全体にわたり同程度に
生じさせることができる。
以下、この発明を添付図面と共[説明する。
第1図にはこの発明の一笑柿例としての石英管型赤外線
ランプ(以後単に赤外線ランプと記す)1を示した。こ
の赤外線ラップ1は、第2図に示すようなオンセット印
刷機2に使用されるマスク−3の定着に使用されるもの
である。即ち、マスター6は使用に先立ち、まず、乾式
電子複写製版機4により、原稿5の画像を露光、現像処
理され、自動定着後ろに導びかれる。自動定着機6は赤
外線ランプ1により、赤外線をマスター3に照射し、こ
のマスターを加熱し、定着処理する。この後、マスター
3&′f、オフセット印刷機2に装着され、オフセット
印刷に使用される。
このような自動定着後ろに使用される赤外線ラップ1は
円筒状の透明な石英管7と、その内室8に収容されるタ
ングステン製の発熱体であるフィラメント9とを備える
。石英管7はその両端部701が導入線10の支持部と
して形成されると共に、差込部として外形が形成される
。内室8には窒素ガスが封入され、これによりフィラメ
ント9の加熱時における蒸発を規制し、耐久性を確保し
ている。なお、この窒素に代え、他の不活性ガスを用い
てもよく、窒素とアルゴンとの混合ガスを用いてもよい
。フィラメント9はコイル状を呈し、石英管7の中心線
上に配置され、被加熱物であるマスター乙の幅方向の長
さLを有する。更に、フィラメント9はその電力密度が
20W/Cmとされ、これによりその色温度(絶対温度
で表わす)が1600°にとなるよう設定される。
第1図に示した赤外線ランプ1は自動定着機6内に装備
されたランプ定着電源回路11よりの電流を受は発熱、
即ち、赤外線を発する。この場合、自動定着機6内のマ
スター送り移動部12に付設された光検知器13ニより
、マスター3が検知され、光検知器13の出力信号s’
>ランプ定着電源回路11が受ける。この時点より、ラ
ンプ定着電源回路11が赤外線ランプ+[電流供給ケ開
始し、所定時限の後に自動的に電流供給を停止できる。
第1図に示した赤外線ランプ1に電源回路11からの電
流の供給を行ない、マスター3の定着処理2行なった結
果、表−1および表−2に実験ナンバーA5で示した測
定値を得た。なお、同様に行なった実験ナンバーの異な
る他の実験は赤外線ランプ1に代え、下記の熱源をそれ
ぞれ用いた。
即ち、扁1は従来の近赤外線・・ロゲノランプを、扁2
とA3は従来の遠赤外線ニクロム線上−タン、通4.扁
6.茄7はこの発明のそれぞれ異なる他の実施例として
の赤外線ランプをそれぞれ用いた。
更に、扁4 、A 6 、扁7の各発熱体は透明石英管
内に収容され、かつ、それぞれの電力密度が約15W/
 Can 、 25 W/ Cm 、 30 W/ c
mVC設定されたことにより、各発熱体温度を得た。更
に、極大波長は発熱体自体の発する赤外線の波長であり
、これはほぼ被加熱物、即ち、マスターに照射される値
と近似している。史Kまだ、表−2に示した値はそれぞ
し同一マスターで同一トナー像を同程度に定着処理した
際の測定値である。
表−1 表−2 表−1および表−2より明らかのように、扁1の・・ロ
ゲンランブを用いた場合、安定発熱までの立上りは良い
が、マスターの熱収縮率の差が大きく、波打ちがひど(
、ベタ画像(50mm角)を含む印刷物中にシワを発生
させる程度が大きく(表−2に×で示した)、印刷物の
鮮明度が悪かった。
更に、扁2およびJ 3のニクロム線ヒータを用いた場
合、極太波長は長波長側に近く、マスターの熱収縮率の
差は小さく、印刷物中のシワの発生は無い(表−2に○
で示した)が、安定発熱までのケ上りが非常に遅いとい
う欠点がある。これに対し、扁5の赤外線ランプ1を用
いた場合、安定発熱までの立上りも比較的早く、かつ、
発熱体温度が比較的低いため、極大波長が長波長側にシ
フトされる。このため、マスター6の熱収縮率の差は小
さくなり、波打ちが少なく、ベタ画像7含む印刷物中の
シワの発生が無く、鮮明な印刷物が得られた。同じ(、
A 4 、A 6の赤外線ランプでも扁5に準じた効果
により、鮮明な印刷物が得られた。
扁7の赤外線ランプでは発熱体温度が・・ロゲンランプ
の場合に近づいているが、結果として、熱収縮率の差も
比較的小さく、マスターの彼打ちも許容される範囲にあ
り、印刷物中のシワは多少生じる程度であり、使用可能
である。
上述の処においてAIで用いた)・ロゲンランプはその
発熱体温度が高いため、・・ロゲンガス(F2゜CI!
2.Br2.■、)ヲ用いており、これらは石英管内へ
の封入時やその使用に際し、その成分や混合比率等の制
約があり、取扱いも比較的離しいものである。これに対
し、赤外線ランプはその発熱体温度が比較的低く、取扱
いの痺易な不活性ガスを使用でき、コストも安くできる
利点もある。
第1図に示した=]’熱用前用熱源ての赤外線ランプ1
はマスター3の定着処理に用いられていたが、この他、
カラー複写や2色復写、単色複写にも使用可能である。
場合眞よっては、被加熱物の予備可熱等にも使用できる
。このような場合も、画像部と非画像部どの色、物質の
相異があっても、被加熱物全面をほぼ均等に加熱できる
利点がある。
更に赤外線ランプ1はタングステンのフィラメント9を
用いていた。このフィラメント9はタングステンに他の
金属、たとえばトリウム等?含有したものでもよく、場
合によってはニッケル等モ使用可能であり、いずれの場
合にも色温度41200°に乃至2000°にとするよ
う、電力密度が10W/crn乃至30 W/ car
 <保たれるよう設定されればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例としての赤外線ランプの断
面図、第2図は同上赤外線ランプを使用した自動定着機
と、その自動定着機で処理されるマスターの処理系の説
明図?それぞれ示している。 1・・・赤外線ランプ、6・・・マスター、7・・・石
英管、9・・・フィラメント

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被加熱物に発熱体からの赤外線を照射する加熱用熱
    源において、上記発熱体は石英管内に収容され、かつ、
    上記発熱体の色温度が1200°により200つ0にの
    範囲内に設定されることを特徴とする加熱用熱源。 2 上記発熱体はタングステンフィラメントで形成され
    、その電力密度は10W/Crnより3QW/cmの範
    囲内に設定されることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の加熱用熱源。 ろ 上記石英管「・1には不活性ガス乞封入すること?
    特徴とする特許請求の範囲第1項、または第2項記載の
    加熱用熱源。
JP410782A 1982-01-14 1982-01-14 加熱用熱源 Pending JPS58121586A (ja)

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JP410782A JPS58121586A (ja) 1982-01-14 1982-01-14 加熱用熱源

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JP410782A JPS58121586A (ja) 1982-01-14 1982-01-14 加熱用熱源

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JPS58121586A true JPS58121586A (ja) 1983-07-19

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ID=11575564

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JP410782A Pending JPS58121586A (ja) 1982-01-14 1982-01-14 加熱用熱源

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6456186U (ja) * 1987-10-05 1989-04-07
JPS6456185U (ja) * 1987-10-05 1989-04-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6456186U (ja) * 1987-10-05 1989-04-07
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