JPS5812086Y2 - 変換装置 - Google Patents

変換装置

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JPS5812086Y2
JPS5812086Y2 JP1976171600U JP17160076U JPS5812086Y2 JP S5812086 Y2 JPS5812086 Y2 JP S5812086Y2 JP 1976171600 U JP1976171600 U JP 1976171600U JP 17160076 U JP17160076 U JP 17160076U JP S5812086 Y2 JPS5812086 Y2 JP S5812086Y2
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JP
Japan
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operational amplifier
input
output
conversion element
feedback
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Expired
Application number
JP1976171600U
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English (en)
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JPS5388151U (ja
Inventor
大池高保
Original Assignee
株式会社鶴見精機
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Publication date
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、変換素子の特性を要求される特性に近似さ
せ得るようにした変換装置に関する。
計測、制御分野においては1通常、温度、圧力。
流量などの物理量を変換素子で電気信号に変換している
たとえば温度を測定する場合を例にとると、測定場所に
サーミスタや白金測温抵抗体等の変換素子を設置し、こ
の変換素子の温度変化に伴なう抵抗値変化を電圧信号に
変換し、この電圧信号から温度を測定するようにしてい
る。
すなわち。第1図は電圧出力形の具体的な例を示すもの
で。
基準信号eを入力抵抗がr、帰還抵抗として変換素子、
たとえばサーミスタ1が接続された第1b演算増幅器2
に入力し、上記第1の演算増幅器2の出力を入力抵抗が
r、帰還抵抗がrの第2の演算増幅器3に入力し、さら
に前記基準信号eを入力抵抗4を介して第2の演算増幅
器3に入力している。
今、サーミスタ1の抵抗値をRTとし、入力抵抗4の抵
抗値をRsとし、r=1とすれば。
第2の演算増幅器3の出力E1はEl−e(R1)とな
る。
ここで、0℃におけるサーミスターの抵抗値をRTOと
し、R8をRs=貢〒Jに設定すれば出力E、はE1=
e(RT RTO)となる。
したがって、サー□スタ1の抵抗値RTが温度に反比例
して変化するものとすれば出力E1は負方向に比例して
増加することになり、この出力E1から温度を測定でき
ることになる。
しかし、サーミスタ1の抵抗値RTは、=般に温度に反
比例して減少しない。
つまり、非線型の特性を有している。
変換素子のなかにはほとんど線型に近いものもあるが、
その多くは非線型の特性を有している。
したがって、上記出力を利用するには、何らかの手段で
線型出力に変換しなげればならない。
線型に補正する手段としては、従来。折線近似法、非線
型回路素子の利用(たとえば非線型巻線のポテンション
メータ)、ブリッジ回路の利用等が考えられている。
しかしながら、上記手段は確かに有効である反面、いく
つかの欠点を有している。
すなわち、(1)対象となり得る変換素子の特性および
要求される特性の選択範囲に限界があること。
(2)特殊な回路部品を必要とすること。
(3)可動部分が存在し寿命が短かいこと。
(4)直流回路にしか利用できないこと。
(5)部品定数の計算が面倒であること。(6)部品数
が多くなり大形になることなどである。
この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、物理量変化を検出する変換素
子として非線型特性を有するものを使用しても線型素子
の組合わせによる簡単な回路で線型出力に変換でき、計
算、調整が容易でそのうえ完全な固体回路化による長寿
命化、交流回路での使用化も図れる変換装置を提供する
ことにある。
以下、この考案の詳細を図示の実施例によって説明する
なお1図は温度を物理量として電圧信号に変換する例を
示し、変換素子としてサーミスタを使用した場合を示す
ものである。
第2図はこの考案装置の全構成を示すもので、この装置
は大きく分けて、第1.第2.第3.第4の演算増幅器
11.12,13.14と、第2の演算増幅器12の帰
還抵抗として接続された変換素子、すなわちサーミスタ
15と、第377)演算増幅器13の出力を第1の演算
増幅器110入力端に帰還させる帰還回路16とで構成
されている。
第1の演算増幅器11は、2つの入力端17゜18を有
し、各入力抵抗がrに、また帰還抵抗もrに設定されて
おり、入力端18に基準信号eが入力される。
そして、この第1の演算増幅器11の出力は入力抵抗が
rに設定された前記第2の演算増幅器12に入力され、
この第2の演算増幅器12の出力と前記第1の演算増幅
器11の出力とは前記第3の演算増幅器13に入力され
る。
第3の演算増幅器13は2つの入力端19.20を有し
、入力端19側の入力抵抗がrに、また入力端20側の
入力抵抗21がサーミスタ15の抵抗値に関連して設定
され、さらに帰還抵抗がrに設定されている。
そして、前記入力端19に第2の演算増幅器12の出力
を入力し、また前記入力端20に第1の演算増幅器11
の出力を入力している。
一方、前記第4の演算増幅器14は、インバータの役目
をなすもので入力抵抗と帰還抵抗とがれそぞれrに設定
されている。
しかして、前記帰還回路16は、たとえば前記第3の演
算増幅器13の出力を抵抗22と23とで分圧し、抵抗
23の分担電圧を前記第1の演算増幅器110入力端1
7に入力するように構成されている。
このような構成であると、今、サーミスタ15の抵抗値
をRTとし、第3の演算増幅器130入力抵抗21をo
’c 時におけるサーミスタ15の抵抗値RTOの1
/RTOに設定したものとし、かつr=1で、帰還回路
16の分圧比、つまりゲインをαとすると、第4の増算
増幅器14の出力E2は次のようになる。
すなわち。
となる。
但しR(’D=−(RT−RTO)である。そこで、α
の選定は次のようにする。
すなわち。サーミスタ15の温度による抵抗値RTの変
化の一例を示すと表1の如くである。
上記抵抗値RTを用い、e=1とおいてElを求めてみ
ると1表の如く変化する。
今、Elを標準化してXlとして見ると、Elは最大で
フルスケール(10℃)の6.9係、すなわち、0.6
9℃の非直線性を有していることが判る。
そこでαの設定であるが次のようにする。
すなわち、Elの特性を直線化するには、表1および前
記(3)式からに設定すればよい。
α=0.0381に設定して各温度におけるE2求めろ
と表の如くなり、これを標準化すると表中のXlで示す
値となる。
したがって、非直線性誤差ΔX2も表の如くなる。
このΔX2から明らかなようにElの非直線誤差は0.
1%、すなわち0.01℃以下に改善されることになり
非直線的特性を直線的特性に補正することができる。
上述した説明は変換素子としてサーミスタを用いた場合
であるが、変換素子としてJIS50Ω規格の白金測温
抵抗体を用いた場合には次のようにすればよい。
すなわち、白金測温抵抗体の各温度における抵抗値RP
Tは表2に示す通りである。
今、−io’cにおける白金測温抵抗体の抵抗値をRP
TOとすると、入力抵抗21の値を1/RPTOに設定
し、e=1.r=1に設定してElを求めると、Elは
表の如くになり、これを標準化するとXlで示すように
なる。
Xlの変化から判るようにElの非直線性誤差は0.1
6%すなわち。
0.08℃となる。
そこで、αを前述した手法で求めると、すなわち20℃
のときのElと40℃のときの0.6倍のElとが等し
いとすればとなるので、このαで帰還をかげてElを求
めると、このElは表の如くになる。
またElを標準化してXlを求めると表に示す通りにな
り、このXlから判るようにElの非直線性誤差の最大
は0.027%すなわち0.0135℃以下に改善され
る。
上述した説明から明らかなようにゲインαを適宜に設定
することによって変換素子の特性を略リニア化できる。
。このように、帰還回路16を設け、この帰還回路
16のゲインαを調整することによって変換素子の特性
を要求されるリニアな特性にほぼ近似させるようにして
いる。
したがって、従来の補正化手段のように、特殊な回路部
品を必要としたり連続的に可動する機構を必要としたす
せず抵抗等の線型素子を使用して変換素子の特性をほぼ
リニアな特性に変換できるので、安定性に富むとともに
全体を安価にかつ長寿命化することができる。
また、交直両回路に使用できるばかりか、ゲインαの設
定も容易に行なえ使い易い利点もある。
なお、第4の演算増幅器は必ずしも必要とするものでは
ない。
以上詳述したように、この考案によれば5%に使用の自
由度が大きく、使い易く、長寿命で安価に製作可能な変
換装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の構成説明図、第2図はこの考案の一
実施例の構成説明図である。 11.12,13,14・・・演算増幅器−15・・・
変換素子、16・・・帰還回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つの入力端を有し一方の入力端に基準信号が入力され
    る第1の演算増幅器と、この第1の演算増幅器の出力が
    入力され帰還抵抗として物理量変化を検出して電気信号
    変化に変換する変換素子が接続された第2の演算増幅器
    と、2つの入力端を有し上記入力端に前記第2の演算増
    幅器の出力と前記第1の演算増幅器の出力とがそれぞれ
    入力される第3の演算増幅器と、この第3の演算増幅器
    の出力を、その第3の演算増幅器の出力が前記変換素子
    で検出される物理量変化に対して略直線的に変化するよ
    うに帰還をかげて前記第1の演算増幅器の他方の入力端
    に入力する帰還回路とを具備したことを特徴とする変換
    装置。
JP1976171600U 1976-12-21 1976-12-21 変換装置 Expired JPS5812086Y2 (ja)

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JP1976171600U JPS5812086Y2 (ja) 1976-12-21 1976-12-21 変換装置

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JP1976171600U JPS5812086Y2 (ja) 1976-12-21 1976-12-21 変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5388151U JPS5388151U (ja) 1978-07-19
JPS5812086Y2 true JPS5812086Y2 (ja) 1983-03-08

Family

ID=28779120

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JP1976171600U Expired JPS5812086Y2 (ja) 1976-12-21 1976-12-21 変換装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49123695A (ja) * 1973-03-30 1974-11-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49123695A (ja) * 1973-03-30 1974-11-26

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JPS5388151U (ja) 1978-07-19

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