JPS5811926A

JPS5811926A - 音信号タイマ−

Info

Publication number: JPS5811926A
Application number: JP56109504A
Authority: JP
Inventors: Yasushi Namiki; 並木　康
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1981-07-15
Filing date: 1981-07-15
Publication date: 1983-01-22
Also published as: JPH0534637B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は写真焼付用のタイマーに関するものである。

従来、この種のタイマーには、音信号を発するものはな
かった。

したがって、適正露光時間を定める５段階露光のとき、
タイマーを５度もセットをしなおして段階露光とするか
、または、数を数えながら５段階露光とし、その中で最
も良いものに対する露光時間を求めていた。

また、覆い焼きや焼き込みという高度の技術を要する焼
付操作となっては、従来のタイマーでは使いものになら
ず、手動操作で数を数えて露光量を加減してきた。

本装置は、上記のような難点を解消するため、次の機能
を有するタイマーである。

（１）自動・手動の切り換えができ、自動のときは０．
１秒から９９９秒までのタイムセットができる。

（２）数字表示器があり、時間または音信号の数を表示
する。

（３）メトロノーム的な音信号を発し、低音（１０００
ＨＺ）が１０回なるごとに高音（１６００ＨＺ）が１回
なり、音信号を数えやすくしている。

（４）音信号の周期は、６０音／分と１００音／分があ
り、使いやすい方を選ぶことができる。

（多くの人の数え易い音信号周期を測ってみると９０音
／分〜１１０音／分なので、本装置にはその平均の１０
０音／分を採択した）（５）引伸機のスイッチングは、光結合素子でトライア
ックを駆動させるため、電磁リレーのように、時間のお
くれやスイッチングノイズによるトラブルはない。

＜構成＞図１の系統図のとおり、水晶発振１０を１０ＨＺ分周１
１と１ＨＺ分周１２および５／３ＨＺ分周１３をする。

各々はレンジ切り換えＳ１によって、計数回路１５〜１
７に入り、その出力の１つは、７セグメントデコーダ１
８〜２０をへて数字表示器２１〜２３に行き時間や音信
号数の表示をする。また、もう一つは、１０進デコーダ
２４〜２６からタイムセット回路２７〜２９（３）にいき、ゲート３０からＦＦ回路３１をリセットし、タ
イムセット時間（セット音数）がくると、セット回路が
切れるようにしている。

セット回路はＦＦ回路３１とＳＳＲ回路３２からなり、
セットスイッチＳ６によって、ＦＦ回路とＳＳＲ回路が
働き、ＡＣ電源３３が引伸機３４と点灯させる。また、
一方では計数回路１６〜１７をリセットし数字表示回路
とタイムセット回路を作動させる。

自動と手動の切り換えは、連動スイッチＳ４とＳ５によ
ってなされる。

音信号回路は、連動スイッチＳ２、Ｓ３によって、１Ｈ
Ｚまたは５／３ＨＺ（１００音／分）のパルスが低音（
１０００ＨＺ）３６と発し、また、これは１／１０分周
回路１４をへて高音（１６００ＨＺ）３５を発し、１０
音に対して１音だけ高音がなり、音信号を数えやすくし
ている。

＜回路＞図２、３のとおりで、図１の系統図におけるブロック番
号と回路図の回路番号とが一致している。

作動原理は図１の系統図で述べたとおりである。

（４）＜実施例＞（例１）試し焼き：５音おき５段階露光音信号周期１０
０音／分の５音は３秒に当るので、３秒おき５段階露光
と同じである。

操作手順は次のとおりである。

（１）本装置と引伸機のＡＣ電源を接続する。

（２）自動・手動の切り換えを自動にする。

（３）レンジを１００音／分にする。

（４）音信号周期を１００音／分にする。

（５）０２６（２６音）をタイムセットする。

（６）電源ＯＮ。

（７）印画紙の５分の４を黒紙で覆う。

（８）セットを押す。高音がなり引伸機は点灯。

（９）音信号を高音の次から数える。

（１０）５音がなったら印画紙の上の黒覆紙を５分の１
ずらす。

（１１）同様にして、５音ごとに黒覆紙を５分の１ずつ
ずらす。

（１２）２５音が過ぎるとタイマーが働き、引伸機は自
動的に消灯する。

（５）（１３）現像してみて、５段階のうち最もよい段階の露
光音信号数を知る。

（例２）本焼き：適正露光音信号数８の場合（１）例１
の（１）〜（４）と同じ。

（２）００９（９音）をタイムセットする。

（３）印画紙をセットする。

（４）電源ＯＮ。

（５）セットを押す。引伸機が点灯する。

（６）８音が過ぎるとタイマーが働き、引伸機は自動的
に消灯する。

（７）現像をする。

（例３）覆い焼き（ネガに明暗差が著しい場合）全体の
適正露光１５音、一部の適正露光１０音の場合。

（１）例１の（１）〜（４）と同じ。

（２）０１６（１６音）をタイムセットする。

（３）マスク操作の用意をする。

（４）電源ＯＮ。

（５）セットを押す。

（６）１５音のうち、任意の区間の５音だけマスク操（
６）作をする。

（７）１５音が過ぎると引伸機は自動的に消灯する。

（８）現像する。

（例４）焼き込み（ネガに明暗差が著しい場合）対象：
風景写真。明暗差：地上と空。地上の適正露光：９音。

空の適正露光：３０音（１）例１の（１）〜（４）と同じ。

（２）０３１（３１音）をタイムセットする。

（３）マスク操作の用意をする。

（４）電源ＯＮ。

（５）セットを押す。

（６）９音なったら地上の部分をマスクする。

（７）３０音が過ぎると引伸機は自動的に消灯する。

（８）現像する。

（７）

【図面の簡単な説明】

図１：系統図。図２、３：回路図。０〜９：回路の接点番号。１０：水晶発振回路。１１：
１０ＨＺ分周回路７４９０。１２：１ＨＺ分周回路７４
９０。１３：５／３ＨＺ分周回路７４９０。１４：１／１０分
周回路７４９０。１５〜１７：計数回路７４９０。１８
〜２０：７セグメントデコーダ７４４７。２１〜２３数
字表示器。２４〜２６１０進デコーダ７４４２。２７〜
２９：タイムセット回路。３０：ゲート７４２０。３１：ＦＦ回路７４７３。３２
：ＳＳＲ。３３：ＡＣ電源。３４：引伸機。３５：高音音源。３６
：低音音源。Ｓ１：レンジ切換。Ｓ２、Ｓ３：音信号周期切換。Ｓ４
、Ｓ５：自動・手動切換。Ｓ６：セット。特許出願人　並　木　康（８）

Claims

【特許請求の範囲】数種類の一定周期の音信号を発し、数字表示器も具備し
、時間または音信号数のセットで作動するタイマー。と
、写真焼付の段階露光のとき、音信号を数えることによっ
て適正露光音数を知り、これをタイマーにセットして焼
付をする方法。と、ネガに明暗差ができ、部分的に適正露光音数が異なる場
合、露光音数の大きい方をタイマーにセットし、露光の
区間内で、音信号を数えることによって、露光音数の小
さい部分を、適正露光音数になるように、マスク操作を
する方法。