JPS58116416A - 心筋梗塞治療剤 - Google Patents
心筋梗塞治療剤Info
- Publication number
- JPS58116416A JPS58116416A JP22575282A JP22575282A JPS58116416A JP S58116416 A JPS58116416 A JP S58116416A JP 22575282 A JP22575282 A JP 22575282A JP 22575282 A JP22575282 A JP 22575282A JP S58116416 A JPS58116416 A JP S58116416A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dogs
- calcium
- cardiac disease
- disease therapy
- pharmaceutically acceptable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は心臓疾患治療剤に関するものである。
2.6−シヒドロキシベンゼンスルホン酸カルシウムは
次式: %式% この化合物の一般的な国際的慣用的名称はカルシウムド
ペシレート(calcium dobesilate
)で、この化合物はロスカム(Rogkam )法によ
るウサギの耳の平均出血時間(bleeding ti
me )を短縮することが知られている(米国特許第8
5旧11107号参照)。
次式: %式% この化合物の一般的な国際的慣用的名称はカルシウムド
ペシレート(calcium dobesilate
)で、この化合物はロスカム(Rogkam )法によ
るウサギの耳の平均出血時間(bleeding ti
me )を短縮することが知られている(米国特許第8
5旧11107号参照)。
本発明においては、驚くべぎことには、このカルシウム
ドベシレートが心臓のリンパ循環に大きな影響を与える
ことを見い出した。
ドベシレートが心臓のリンパ循環に大きな影響を与える
ことを見い出した。
第1の研究では、18匹のいずれかの性の健康な雑種の
犬を6匹づつの8個の群に分けた。第1群の犬には全く
処置を行わず、これを対照群とした。第2群の犬にはヒ
アルロニダーゼ(15001,U。
犬を6匹づつの8個の群に分けた。第1群の犬には全く
処置を行わず、これを対照群とした。第2群の犬にはヒ
アルロニダーゼ(15001,U。
/に9)を静脈内注射し、第8群の犬にはカルシウムド
ペシレー) (25mg/klりを静脈内注射した。
ペシレー) (25mg/klりを静脈内注射した。
対照の動物はすぐに剖検したが、他の二つの群の動物は
それぞれの物質を投与してから4時間後に剖検した。
それぞれの物質を投与してから4時間後に剖検した。
その後直ちに各動物について死後の心臓のリンパ管造影
法を行った。格子をリンパ管写真(lym−pbang
iOgram )上に載せ、格子の各15m”単位中に
リンパ管が認められた時には必ず定量的指標として点を
打った。
法を行った。格子をリンパ管写真(lym−pbang
iOgram )上に載せ、格子の各15m”単位中に
リンパ管が認められた時には必ず定量的指標として点を
打った。
第1表に与えた結果はh−当りのリンパ管の数およびそ
の心室表面に相当する値(its equi−vale
nce to ventricular 5urfac
e ) (%)を両者の群について対照群と比較して示
す。
の心室表面に相当する値(its equi−vale
nce to ventricular 5urfac
e ) (%)を両者の群について対照群と比較して示
す。
第1表
正常な心臓では目に見えたリンパ管の数はヒアルロニダ
ーゼで処置した群におゆるよりカルシウムドベシレート
で処置した犬における方が多かった。
ーゼで処置した群におゆるよりカルシウムドベシレート
で処置した犬における方が多かった。
第Sの研究では、84匹の雑種の犬において左冠状動脈
の前室開校を閉塞することにより心筋梗塞(M、 1.
)を誘発させた。18匹の犬には冠状動脈閉塞直後K
50 mg/に9のカルシウムドベシレートを投与し
、他方残りの11匹の犬には処置を行わなかった。動物
の死亡直後にリンパ管造影法を行って心臓の梗塞区域と
非梗塞区域とにおけるリンパ管の数を目に見えるように
した。7匹の正常な犬(冠状動脈閉塞症は聴められない
)を対照として使用した。この結果を第2表に示す。
の前室開校を閉塞することにより心筋梗塞(M、 1.
)を誘発させた。18匹の犬には冠状動脈閉塞直後K
50 mg/に9のカルシウムドベシレートを投与し
、他方残りの11匹の犬には処置を行わなかった。動物
の死亡直後にリンパ管造影法を行って心臓の梗塞区域と
非梗塞区域とにおけるリンパ管の数を目に見えるように
した。7匹の正常な犬(冠状動脈閉塞症は聴められない
)を対照として使用した。この結果を第2表に示す。
第2表
この動物実験から、カルシウムドベシレートが一破壊さ
れた心筋組織の区域中のリンパ管の数を統計的に有意に
増大することができることが分る。
れた心筋組織の区域中のリンパ管の数を統計的に有意に
増大することができることが分る。
かかるリンパ管数の増大は心電図の軌跡(trac−i
ng )における明白な変化(BT部の上昇程度の減少
)を伴う。また組線学的検査からカルシウムドペシレー
ト投与後に心筋浮隠が減少することが分った。カルシウ
ムドベシレートは、活性リンパ管の数を増加することに
より、冠状動脈閉塞後の心筋の破壊から生ずる毒性物質
の排出を助けることができ、また梗塞の程度を小さくす
ることができる。既知のように、リンパ幹管およびリン
パ節を結紮して犬におけるリンパ液の流れを実験的にそ
こなうことにより、間隙性浮腫、心臓の微小循環の障害
、心筋の損傷および心電図の変化が生ずる。かかる状態
はリンパうつ滞心筋症として知られている。これらの所
見はヒトにおける洞機能不全症候群の所見と極めて類似
している。
ng )における明白な変化(BT部の上昇程度の減少
)を伴う。また組線学的検査からカルシウムドペシレー
ト投与後に心筋浮隠が減少することが分った。カルシウ
ムドベシレートは、活性リンパ管の数を増加することに
より、冠状動脈閉塞後の心筋の破壊から生ずる毒性物質
の排出を助けることができ、また梗塞の程度を小さくす
ることができる。既知のように、リンパ幹管およびリン
パ節を結紮して犬におけるリンパ液の流れを実験的にそ
こなうことにより、間隙性浮腫、心臓の微小循環の障害
、心筋の損傷および心電図の変化が生ずる。かかる状態
はリンパうつ滞心筋症として知られている。これらの所
見はヒトにおける洞機能不全症候群の所見と極めて類似
している。
第8の研究では、心臓を電気的に刺激することにより誘
発した心臓不整脈に対するカルシウムドベシレートの作
用を6匹の雑種の犬について調べた。これらの犬のうち
8匹には50〜? 5 mg/に9のカルシウムドベシ
レートを静脈内投与した。心電図は、未処置の動物の場
合には、不整脈頻拍の突発、ならびに異形(beter
otopic )および心室性の期外収縮を包含するリ
ズムの異常性を示した。
発した心臓不整脈に対するカルシウムドベシレートの作
用を6匹の雑種の犬について調べた。これらの犬のうち
8匹には50〜? 5 mg/に9のカルシウムドベシ
レートを静脈内投与した。心電図は、未処置の動物の場
合には、不整脈頻拍の突発、ならびに異形(beter
otopic )および心室性の期外収縮を包含するリ
ズムの異常性を示した。
カルシウムドベシレートを投与した動物の場合には、心
電図の軌跡は実際上正常であった。この実験は、カルシ
ウムドペシレートが、心臓の電気的刺激により生ずる心
臓リンパ液の循環の動的不全を軽減することを示すもの
である。
電図の軌跡は実際上正常であった。この実験は、カルシ
ウムドペシレートが、心臓の電気的刺激により生ずる心
臓リンパ液の循環の動的不全を軽減することを示すもの
である。
新たに6時間未満の期間心筋梗塞を起した100個の症
例について臨床試験を行った。50個の症例では従来の
治療を行い(対照)、他の50個の症例ではさらにカル
シウムドベシレートを投与した。評価基準は病歴(苦痛
、ニトログリセリンの消費量、鎮痛剤および可動化)、
血清酵素および心電図の変化に基づいて行った。
例について臨床試験を行った。50個の症例では従来の
治療を行い(対照)、他の50個の症例ではさらにカル
シウムドベシレートを投与した。評価基準は病歴(苦痛
、ニトログリセリンの消費量、鎮痛剤および可動化)、
血清酵素および心電図の変化に基づいて行った。
薬剤は潅流により最初の8時間の間では毎時50〜10
0 mg/kgの用量で投与し、次いで入院後食くとも
B8目までは6時間毎にs s mg/に9の用量で投
与した。その後は経口投与を行った。予備的な結果から
、徴候および症状の改善、ニトログリセリン消費量の減
少、迅速な可動イし、ある酵素(CPK、8GOT、8
GFT、LDH,HBDH)の血液レベルの低下、およ
び心電図の軌跡の顕著な正常化が分った。
0 mg/kgの用量で投与し、次いで入院後食くとも
B8目までは6時間毎にs s mg/に9の用量で投
与した。その後は経口投与を行った。予備的な結果から
、徴候および症状の改善、ニトログリセリン消費量の減
少、迅速な可動イし、ある酵素(CPK、8GOT、8
GFT、LDH,HBDH)の血液レベルの低下、およ
び心電図の軌跡の顕著な正常化が分った。
有用な用饋範囲二日用量は5〜609で、初期治療には
比較的多量の用量が好まし〜・。wI記化合物は錠剤、
カプセル剤のような任意の適当な形態で投与できるが、
初期の処置にをま注射できる溶液が好ましい。p−ジヒ
ドロキシベンゼンスルホン酸カルシウム塩の代りに、例
えばナトリウム、カリウム、マグネシウム塩、あるX1
1)’!例えをfジエチルアミン、エタノールアミン、
ピペラジン等のような有機塩基との塩のような他の塩を
使用することができる。
比較的多量の用量が好まし〜・。wI記化合物は錠剤、
カプセル剤のような任意の適当な形態で投与できるが、
初期の処置にをま注射できる溶液が好ましい。p−ジヒ
ドロキシベンゼンスルホン酸カルシウム塩の代りに、例
えばナトリウム、カリウム、マグネシウム塩、あるX1
1)’!例えをfジエチルアミン、エタノールアミン、
ピペラジン等のような有機塩基との塩のような他の塩を
使用することができる。
15
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 t 薬剤として有効な分量の次式: で表わされる化合物を製剤上許容できる担体に含有させ
てなる心臓疾患治療剤。 i 薬剤として有効な分量の次式: で表わされる化合物を製剤上許容できる担体に含有させ
てなる特許請求の範囲第1項記載の心臓疾患治療剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US33367181A | 1981-12-23 | 1981-12-23 | |
US333671 | 1994-11-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58116416A true JPS58116416A (ja) | 1983-07-11 |
JPH0378364B2 JPH0378364B2 (ja) | 1991-12-13 |
Family
ID=23303775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22575282A Granted JPS58116416A (ja) | 1981-12-23 | 1982-12-22 | 心筋梗塞治療剤 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58116416A (ja) |
IT (1) | IT1212555B (ja) |
-
1982
- 1982-12-21 IT IT8249714A patent/IT1212555B/it active
- 1982-12-22 JP JP22575282A patent/JPS58116416A/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
CHEM.ABSTR=1972 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT8249714A0 (it) | 1982-12-21 |
IT1212555B (it) | 1989-11-30 |
JPH0378364B2 (ja) | 1991-12-13 |
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