JPS58116120A - 無機質建築用板の製法 - Google Patents
無機質建築用板の製法Info
- Publication number
- JPS58116120A JPS58116120A JP21518781A JP21518781A JPS58116120A JP S58116120 A JPS58116120 A JP S58116120A JP 21518781 A JP21518781 A JP 21518781A JP 21518781 A JP21518781 A JP 21518781A JP S58116120 A JPS58116120 A JP S58116120A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slurry
- raw materials
- concentration
- added
- water repellent
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
- C04B28/08—Slag cements
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
セメント系建築用板の抄造法による製法において、撥水
剤の定着性を高めると共に、スラリーの泡立ちをなくす
ことを目的とする。
剤の定着性を高めると共に、スラリーの泡立ちをなくす
ことを目的とする。
[背景技術]
セメント系建築用板の抄造法による製造の際に、製品の
耐水性環を向上させるために撥水剤をスラリーに配合す
るが、撥水剤をスラリーに配合するとスラリーの泡立ち
がひどくなり、抄造に支障を起すことがあった。
耐水性環を向上させるために撥水剤をスラリーに配合す
るが、撥水剤をスラリーに配合するとスラリーの泡立ち
がひどくなり、抄造に支障を起すことがあった。
また、アニオン化度の低いポリアクリル酸アミド系凝集
剤を、バインダーの定着性向上、フロック生成防止の目
的でスラリーに配合することもあるが、そのような場合
は、撥水剤を添加することにより、定着性を低下させた
り、泡立ちを一層ひどくするような現象が起った。
剤を、バインダーの定着性向上、フロック生成防止の目
的でスラリーに配合することもあるが、そのような場合
は、撥水剤を添加することにより、定着性を低下させた
り、泡立ちを一層ひどくするような現象が起った。
この発明は以上のような事情に鑑みてなされた。
[発明の開示]
セメント系建築用板を抄造法により製造する場合、抄造
工程にはいる前に若干の予備的工程を要する、すなわち
、原料として用いる繊維状補強材の解繊しその他の各種
原料を配合、混合しスラリーを調整する原料の配合工程
、スラリーの濃度調整工程(It水剤はこのときに加え
る)の各工程が順次行われ、そして抄造工程に移る。凝
集剤は抄造工程において添加する。
工程にはいる前に若干の予備的工程を要する、すなわち
、原料として用いる繊維状補強材の解繊しその他の各種
原料を配合、混合しスラリーを調整する原料の配合工程
、スラリーの濃度調整工程(It水剤はこのときに加え
る)の各工程が順次行われ、そして抄造工程に移る。凝
集剤は抄造工程において添加する。
一般に原料を解繊、混合しスラリーを調整した後の濃度
調整は、5〜15wt%とするのが一般的である。
調整は、5〜15wt%とするのが一般的である。
撥水剤を使用する場合、脂肪酸エステル−脂肪酸金属塩
混合タイプのものについては、その濃度が高く、かつ滞
留時間が長い程、その定着性は向上する、よって撥水剤
の添加位置は濃度調整工程が最も都合がよいのである。
混合タイプのものについては、その濃度が高く、かつ滞
留時間が長い程、その定着性は向上する、よって撥水剤
の添加位置は濃度調整工程が最も都合がよいのである。
所定量の撥水剤が添加されたスラリーを抄造する段階に
おいて、直前に凝集剤を使用することにより撥水剤の定
着性を高め、泡立ちを防止する。そしてさらに凝集剤の
種類として、ポリ塩化アルミニウム(PACと略す)と
アニオン化度の高いポリアクリル酸アミド(FAAと略
す)を併用するのが最も具合がよい、ここでアニオン化
度が高いとは、少なくとも25%以上であることを意味
する。添加量としてはPACが50〜150ppm、F
AAが50〜1100ppが最もこのましい。
おいて、直前に凝集剤を使用することにより撥水剤の定
着性を高め、泡立ちを防止する。そしてさらに凝集剤の
種類として、ポリ塩化アルミニウム(PACと略す)と
アニオン化度の高いポリアクリル酸アミド(FAAと略
す)を併用するのが最も具合がよい、ここでアニオン化
度が高いとは、少なくとも25%以上であることを意味
する。添加量としてはPACが50〜150ppm、F
AAが50〜1100ppが最もこのましい。
しかしPAAjl11独でも効果は總められる。
なお、この発明はセメント系バインダーとしては3−
1各種セメントを始め、これにエトリンガイト、あるい
はエトリンガイト前駆物質(カルシウムアルミネートモ
ノサルフェートハイドレートと石膏)を併用する系など
、無機質バインダーを用い抄造法により建築用板を製造
する場合に応用できるものである以上を要するにこの発
明は、セメント系バインダーと補強用繊維、その他必要
に応じて配合する各種原料を水に分散させてスラリーと
なし、抄造法により建築用板を製造する際に、予め補強
用繊維を解繊すると共に各種原料を配合してスラリーと
なす工程と、スラリーの濃度を調整する工程を設け、前
記濃度−整工程において撥水剤を添加し、かつ抄造工程
直前においてアニオン化度の高いFAA凝集剤を添加す
ることを特徴とする。これにより、撥水剤の定着を良好
ならしめ工程中における泡立ちを少なくすることができ
るのである。
はエトリンガイト前駆物質(カルシウムアルミネートモ
ノサルフェートハイドレートと石膏)を併用する系など
、無機質バインダーを用い抄造法により建築用板を製造
する場合に応用できるものである以上を要するにこの発
明は、セメント系バインダーと補強用繊維、その他必要
に応じて配合する各種原料を水に分散させてスラリーと
なし、抄造法により建築用板を製造する際に、予め補強
用繊維を解繊すると共に各種原料を配合してスラリーと
なす工程と、スラリーの濃度を調整する工程を設け、前
記濃度−整工程において撥水剤を添加し、かつ抄造工程
直前においてアニオン化度の高いFAA凝集剤を添加す
ることを特徴とする。これにより、撥水剤の定着を良好
ならしめ工程中における泡立ちを少なくすることができ
るのである。
なお、スラリーの懸濁を防ぎ濾布の目詰りを防止し、フ
ロックの生成も防止する効果もある。
ロックの生成も防止する効果もある。
実施例1
4−
原料配合を高炉セメントとエトリンガイトとパルプとガ
ラス繊維を主とするものに、撥水剤として脂肪酸エステ
ル−脂肪酸金属塩の混合系を用いて実施した。そしてス
ラリー濃度4wt%となし、撥水剤は2wt%添加した
。II水剤の定着時間を確保するために60秒間150
rpmの速度で攪拌した。つぎにPACを30ppm添
加しその後アニオン化度40%のPAAを60ppm添
加し放置した。
ラス繊維を主とするものに、撥水剤として脂肪酸エステ
ル−脂肪酸金属塩の混合系を用いて実施した。そしてス
ラリー濃度4wt%となし、撥水剤は2wt%添加した
。II水剤の定着時間を確保するために60秒間150
rpmの速度で攪拌した。つぎにPACを30ppm添
加しその後アニオン化度40%のPAAを60ppm添
加し放置した。
その後スラリーの上澄み竣を観察したが透明であり、濾
過液も透明であった。またスラリーをポンプを用いて還
流試験を行った(ヘッド差300mm)が泡立ちは殆ど
なかった。
過液も透明であった。またスラリーをポンプを用いて還
流試験を行った(ヘッド差300mm)が泡立ちは殆ど
なかった。
なお、以上のスラリーを用いて抄造法により建築用板を
製造したが性能の点からは何等遜色は鑓められなかった
。
製造したが性能の点からは何等遜色は鑓められなかった
。
実施例2
実施例1の処方においてPACの使用をせず、FAA量
を90ppmに増やして実施した。実施例1と同様な結
果かえられた。
を90ppmに増やして実施した。実施例1と同様な結
果かえられた。
実施例3
5−
実施例1の処方においてスラリー濃度を8wt%に変え
て実施した。なを定着時間は30秒としたが上澄み、濾
過液も透明であった。
て実施した。なを定着時間は30秒としたが上澄み、濾
過液も透明であった。
比較例1
実施例1の処方において凝集剤をアニオン化度5〜lO
%のFAAを使用した。上澄み液は白濁し、還流試験で
も泡立ちが甚だしかった。
%のFAAを使用した。上澄み液は白濁し、還流試験で
も泡立ちが甚だしかった。
比較例2
実施例1の処方においてPACの使用を行わず、アニオ
ン化度5〜10%のFAAの添加量を90ppmとした
。比較例1と同じ結果となった。
ン化度5〜10%のFAAの添加量を90ppmとした
。比較例1と同じ結果となった。
特許出願人
松下電工株式会社
代理人弁理士
竹元敏丸(ほか2名)
6−
Claims (1)
- (1)セメント系バインダーと補強用繊維、その他必要
に応じて配合する各種原料を水に分散させてスラリーと
なし、抄造法により建築用板を製造する際に、予め補強
用繊維を解繊すると共に各種原料を配合してスラリーと
なす工程と、スラリーの濃度を調整する工程を役け、前
記濃度調整工程において脂肪酸エステル−脂肪酸金属塩
の混合系の撥水剤を添加し、かつ抄造工程直前において
アニオン化度の25%以上のポリアクリル酸アミド凝集
剤を添加することを特徴とする無機質建築用板の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21518781A JPS58116120A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 無機質建築用板の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21518781A JPS58116120A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 無機質建築用板の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58116120A true JPS58116120A (ja) | 1983-07-11 |
Family
ID=16668111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21518781A Pending JPS58116120A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 無機質建築用板の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58116120A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS616167A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-11 | 株式会社クラレ | 水硬性無機質抄造製品及びその製造方法 |
JPS62123052A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-04 | 松下電工株式会社 | 繊維セメントスラリ−組成物 |
JP2009034828A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Hymo Corp | 無機質体の製造方法 |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP21518781A patent/JPS58116120A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS616167A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-11 | 株式会社クラレ | 水硬性無機質抄造製品及びその製造方法 |
JPS62123052A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-04 | 松下電工株式会社 | 繊維セメントスラリ−組成物 |
JP2009034828A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Hymo Corp | 無機質体の製造方法 |
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