JPS5811407B2 - 安定化1,1,1−トリクロルエタン組成物 - Google Patents
安定化1,1,1−トリクロルエタン組成物Info
- Publication number
- JPS5811407B2 JPS5811407B2 JP54166939A JP16693979A JPS5811407B2 JP S5811407 B2 JPS5811407 B2 JP S5811407B2 JP 54166939 A JP54166939 A JP 54166939A JP 16693979 A JP16693979 A JP 16693979A JP S5811407 B2 JPS5811407 B2 JP S5811407B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methyl
- butyn
- concentration
- trichloroethane
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主安定剤として2−メチル−3−ブチン−2−
オールを使用する安定化1、1、1−1リクロルエタン
の溶剤組成物に関するものであり、さらに詳しくは長期
間繰り返し使用しても溶剤組成物中の2−メチル−3−
ブチン−2−オールの濃度減少がほとんどないようにし
たものに関するっ1.1.1−4リクロルエタンは油類
、グリース等の溶解力が大きく、難燃性であり、かつ他
の塩素系溶剤と比べて人体に対する毒性が比較的低いた
めに金属機格蔀品の油落しその他に近年広く使用されて
いる溶剤である。
オールを使用する安定化1、1、1−1リクロルエタン
の溶剤組成物に関するものであり、さらに詳しくは長期
間繰り返し使用しても溶剤組成物中の2−メチル−3−
ブチン−2−オールの濃度減少がほとんどないようにし
たものに関するっ1.1.1−4リクロルエタンは油類
、グリース等の溶解力が大きく、難燃性であり、かつ他
の塩素系溶剤と比べて人体に対する毒性が比較的低いた
めに金属機格蔀品の油落しその他に近年広く使用されて
いる溶剤である。
1.1.1−)リクロルエタンはこのようにすぐれた特
性をもつ理想的な溶剤ではあるが、反面比較的分解しや
すいという欠点を有している。
性をもつ理想的な溶剤ではあるが、反面比較的分解しや
すいという欠点を有している。
1゜1.1−トリクロルエタン、トリクロルエチレン、
パークロルエチレン、四塩化炭素、メチレンクロライド
等の塩素系の溶剤は一般に程度の差はあるが金属と反応
して分解し該金属を腐食させる性質がある。
パークロルエチレン、四塩化炭素、メチレンクロライド
等の塩素系の溶剤は一般に程度の差はあるが金属と反応
して分解し該金属を腐食させる性質がある。
また、水と接触すると加水分解して塩化水素や有機酸を
生成し、これ等生成物が金属を腐食させること−もある
。
生成し、これ等生成物が金属を腐食させること−もある
。
さらに一部の金属においては、腐食によって生成した金
属化合物が塩素系溶剤の分解に際して活性、9高い触媒
作用を有し、溶剤の分解と金属の腐食を一層促進する。
属化合物が塩素系溶剤の分解に際して活性、9高い触媒
作用を有し、溶剤の分解と金属の腐食を一層促進する。
1.1.1−トリクロルエタンはそのま\では塩素系溶
剤の中でも金属との反応性が大きくまた加水分解もされ
やすいといえる。
剤の中でも金属との反応性が大きくまた加水分解もされ
やすいといえる。
このため1,1゜1−トリクロルエタンを金属洗浄用溶
剤として使用するためには1,1.1−トリクロルエタ
ンを高度に安定化する必要がある。
剤として使用するためには1,1.1−トリクロルエタ
ンを高度に安定化する必要がある。
1.1.1−トリクロルエタンの安定剤としては、1,
1.1−4リクロルエタンの分解を抑制する働きを有す
るもの、1.1、1− トリクロルエタンの分解生成物
である塩酸、有機酸等と反応しそれ等の溶媒中の濃度を
低下せしめる働きを有するもの、塩酸、有機酸等が微量
存在しても金属腐食を防止する働きを有するもの等が考
えられんこのような1,1.1’−1リクロルエタンの
安定剤については従来数多くの研究がなされ、基本的に
は特公昭37−4204号、特公昭39−12603号
、米国特許第3070634号、米国特許第32518
91号等として知られ、具体的には1,4−ジオキサン
等のエーテル類、ニトロメタン等のニトロパラフィン類
、2〜3級アルコール類、低級−価アセチレイ系アルコ
ール類、ブチレンオキサイドのようなVlcモノエポキ
サイド類等およびそれ等の混合物が挙げられ、現在でも
一般的に使用されている。
1.1−4リクロルエタンの分解を抑制する働きを有す
るもの、1.1、1− トリクロルエタンの分解生成物
である塩酸、有機酸等と反応しそれ等の溶媒中の濃度を
低下せしめる働きを有するもの、塩酸、有機酸等が微量
存在しても金属腐食を防止する働きを有するもの等が考
えられんこのような1,1.1’−1リクロルエタンの
安定剤については従来数多くの研究がなされ、基本的に
は特公昭37−4204号、特公昭39−12603号
、米国特許第3070634号、米国特許第32518
91号等として知られ、具体的には1,4−ジオキサン
等のエーテル類、ニトロメタン等のニトロパラフィン類
、2〜3級アルコール類、低級−価アセチレイ系アルコ
ール類、ブチレンオキサイドのようなVlcモノエポキ
サイド類等およびそれ等の混合物が挙げられ、現在でも
一般的に使用されている。
しかし従来の研究は各種金属に対する安定化機能を満足
させることにのみとられれ、使用中に本来の安定化機能
が変化する点に関しては殆んど考慮が払われず、結果と
して長期間の連続使用中に安定剤の濃度が変化し、金属
の腐食が発生した垢比較的短期間で新しい液と交換する
必要性を生ずる等の問題があった。
させることにのみとられれ、使用中に本来の安定化機能
が変化する点に関しては殆んど考慮が払われず、結果と
して長期間の連続使用中に安定剤の濃度が変化し、金属
の腐食が発生した垢比較的短期間で新しい液と交換する
必要性を生ずる等の問題があった。
本発明者らは各種金属に対し充分な安定能力を保持し、
かつ長期間の使用によっても安定剤の濃。
かつ長期間の使用によっても安定剤の濃。
度変化が極めて少ない1,1,1−4リクロルエタン組
成物について検討を行い本発明に到達した。
成物について検討を行い本発明に到達した。
すなわち本発明は、2−メチル−3−ブチン−2−オー
ルの他にニトロメタン、ニトロエタンおよび1,2−ブ
チレンオキサイドより選ばれる1種以上の安定剤を含有
する1、1,1−トリクロルエタン組成物で、かつ2−
メチル−3−ブチン−2−オールを2−メチル−3−ブ
チン−2−オールと1.1.1−1クロルエタンの総和
に対して1.0〜3.5重量%含有する安定化1,1.
1−トリクロルエタン組成物において、2−メチル−3
−ブチン−2−オールの蒸発抑制剤として、n−ブタノ
ール、1so−ブタノール、5ec−アミルアルコール
、メチルセロソルブ、エチレングリコールジメチルエー
テル、メチルエチルケトン、1゜3−ジオキンラン、ジ
グリシジルエーテルおよびグリシジルメチルエーテルよ
り選ばれる1種以上の化合物を、2−メチル−3−ブチ
ン−2−オールと1.1,1−トリクロルエタンの総和
に対し0.1〜2.5重量%含有せしめることを特徴と
する1、1.1−4リクロルエタン組成物である。
ルの他にニトロメタン、ニトロエタンおよび1,2−ブ
チレンオキサイドより選ばれる1種以上の安定剤を含有
する1、1,1−トリクロルエタン組成物で、かつ2−
メチル−3−ブチン−2−オールを2−メチル−3−ブ
チン−2−オールと1.1.1−1クロルエタンの総和
に対して1.0〜3.5重量%含有する安定化1,1.
1−トリクロルエタン組成物において、2−メチル−3
−ブチン−2−オールの蒸発抑制剤として、n−ブタノ
ール、1so−ブタノール、5ec−アミルアルコール
、メチルセロソルブ、エチレングリコールジメチルエー
テル、メチルエチルケトン、1゜3−ジオキンラン、ジ
グリシジルエーテルおよびグリシジルメチルエーテルよ
り選ばれる1種以上の化合物を、2−メチル−3−ブチ
ン−2−オールと1.1,1−トリクロルエタンの総和
に対し0.1〜2.5重量%含有せしめることを特徴と
する1、1.1−4リクロルエタン組成物である。
本発明の1,1.1−トリクロルエタン組成物は、各種
金属に対する充分な安定性を確保するために、安定剤と
して2メチル−3−ブチン−2−メールの他にニトロメ
タン、ニトロエタンおよび1.2−ブチレンオキサイド
より選ばれる1種以上を含有する必要がある。
金属に対する充分な安定性を確保するために、安定剤と
して2メチル−3−ブチン−2−メールの他にニトロメ
タン、ニトロエタンおよび1.2−ブチレンオキサイド
より選ばれる1種以上を含有する必要がある。
本発明の主安定剤として用いられる2−メチル−3−ブ
チン−2−オールは、鉄、アルミニウム、亜鉛およびそ
れ等の合金等の金属の防錆と1.1.1−トリクロルエ
タンの分解防止に効果を有し、またニトロメタン、ニト
ロエタンは特に亜鉛に対する防錆効果が大きい。
チン−2−オールは、鉄、アルミニウム、亜鉛およびそ
れ等の合金等の金属の防錆と1.1.1−トリクロルエ
タンの分解防止に効果を有し、またニトロメタン、ニト
ロエタンは特に亜鉛に対する防錆効果が大きい。
1,2−ブチレンオキサイドは1,1,1−トリクロル
エタンの分野生成物である塩化水素の捕捉剤として有効
である。
エタンの分野生成物である塩化水素の捕捉剤として有効
である。
本発明は主安定剤を2−メチル−3−ブチン−2−オー
ルとすることを一つの要件とするが、該安定剤は前述の
ととく゛種々の金属に対しての1゜1.1−トリクロル
エタンの安定化機能を有する反面、多量に使用すると銀
、銅およびそれらの合金を洗浄する場合、それら被洗物
の表面を変色させることがあり、検討の結果、2−メチ
ル−3−ブチン−2−オールの添加量ば2−メチル−3
−ブチン−2−オールと1.1,1−トリクロルエタン
の総和に対して1.0〜3.5重量%含有せしめること
が必要であるとの結論に至った。
ルとすることを一つの要件とするが、該安定剤は前述の
ととく゛種々の金属に対しての1゜1.1−トリクロル
エタンの安定化機能を有する反面、多量に使用すると銀
、銅およびそれらの合金を洗浄する場合、それら被洗物
の表面を変色させることがあり、検討の結果、2−メチ
ル−3−ブチン−2−オールの添加量ば2−メチル−3
−ブチン−2−オールと1.1,1−トリクロルエタン
の総和に対して1.0〜3.5重量%含有せしめること
が必要であるとの結論に至った。
ニトロメタン、ニトロエタンおよび1,2−ブチレンオ
キサイドは目的によりその使用が選択されるし、6各の
量も適宜選定して差支えないが、それ等の安定剤の総量
としては全溶剤に対して1〜6重量%が適当である。
キサイドは目的によりその使用が選択されるし、6各の
量も適宜選定して差支えないが、それ等の安定剤の総量
としては全溶剤に対して1〜6重量%が適当である。
なお本発明においてニトロメタン、ニトロエタン、1,
2−ブチレンオキサイド以外の公知の安定剤を含有させ
ることも同等差支えない。
2−ブチレンオキサイド以外の公知の安定剤を含有させ
ることも同等差支えない。
1.1’、1−4リクロルエタン組成物を金属類の脱脂
洗浄に用いる場合、被洗物を1.1.1−トリクロルエ
タンの沸騰蒸気中に入れ、被洗物表面で凝縮した溶剤に
より洗浄する蒸気洗浄工程を含む場合が一般的である。
洗浄に用いる場合、被洗物を1.1.1−トリクロルエ
タンの沸騰蒸気中に入れ、被洗物表面で凝縮した溶剤に
より洗浄する蒸気洗浄工程を含む場合が一般的である。
本発明に主安定剤として用いられる2−メチル−3−ブ
チン−2−オールは、1,1.1−4リクロルエタンと
2−メチル−3−ブチン−2−オール3.8重量%で最
低共沸型の共沸混合物をつくる。
チン−2−オールは、1,1.1−4リクロルエタンと
2−メチル−3−ブチン−2−オール3.8重量%で最
低共沸型の共沸混合物をつくる。
2−メチル−3−ブチン−2−オールの安定剤として1
.1.1−トリクロルエタンに添加される割合が3.8
重量%以下であると蒸気洗浄の際、2−メチル−3−ブ
チン−2−オールの気相蒸気組成は液相の2−メチル−
3−ブチン−2−オールの組成に比較して高くなる。
.1.1−トリクロルエタンに添加される割合が3.8
重量%以下であると蒸気洗浄の際、2−メチル−3−ブ
チン−2−オールの気相蒸気組成は液相の2−メチル−
3−ブチン−2−オールの組成に比較して高くなる。
気相の蒸気は1部溶剤ロスとして飛散するために、この
1,1.1−1−リクロルエタン組成物を長期間使用す
ると液相の溶剤中の2−メチル−3−ブチン−2−オー
ルの濃度が低下してしまう。
1,1.1−1−リクロルエタン組成物を長期間使用す
ると液相の溶剤中の2−メチル−3−ブチン−2−オー
ルの濃度が低下してしまう。
2−メチル−3−ブチン−2−オールは11.1−トリ
クロルエタン中に3.8重量%含有された場合は長期間
の使用においても均一な濃度を維持できるが、この場合
前述のごとく銀、銅およびそれ等の合金の表面を変化さ
せる恐れがあり好ましくない。
クロルエタン中に3.8重量%含有された場合は長期間
の使用においても均一な濃度を維持できるが、この場合
前述のごとく銀、銅およびそれ等の合金の表面を変化さ
せる恐れがあり好ましくない。
本発明は対金属の安定化を計るために充分な比較的低濃
度の2−メチル−3−ブチン−2−オールを主安定剤と
し、溶剤沸点での2−メチル−3−ブチン−2−オール
の蒸発挙動を改良するだめの少量の蒸発抑制剤を添加す
ることにより対金属の安定化と長期使用における溶剤中
の安定剤濃度の均一性を同時に達成したものである。
度の2−メチル−3−ブチン−2−オールを主安定剤と
し、溶剤沸点での2−メチル−3−ブチン−2−オール
の蒸発挙動を改良するだめの少量の蒸発抑制剤を添加す
ることにより対金属の安定化と長期使用における溶剤中
の安定剤濃度の均一性を同時に達成したものである。
蒸発抑制剤としては、種々検討の結果、2−メチル−3
−ブチン−2−オールと親和性を有し比較的沸点の高い
ものが有効であり、炭素数3以下のアルコール、塩素化
炭化水素、脂肪族炭化水素芳香族炭化水素、ニトロパラ
フィン類等は効果が認められないことが判った。
−ブチン−2−オールと親和性を有し比較的沸点の高い
ものが有効であり、炭素数3以下のアルコール、塩素化
炭化水素、脂肪族炭化水素芳香族炭化水素、ニトロパラ
フィン類等は効果が認められないことが判った。
2−メチル−3−ブチン−2−オールの蒸気を抑制し、
長期間の使用において均一な濃度を維持せしめる添加物
(以下、単に蒸発抑制剤と呼ぶ)として、炭素数4以上
の飽和アルコール、セロソルブ類、エステル類、ケトン
類、エーテル類、含窒素化合物および含硫黄化合物の中
から各種の化合物を見出したが、一方で、これらの化合
物自身も1,1.1−4リクロルエタンまたはその安定
剤と類似の蒸留挙動を持ち、蒸留再生によって回収され
ることが要求される。
長期間の使用において均一な濃度を維持せしめる添加物
(以下、単に蒸発抑制剤と呼ぶ)として、炭素数4以上
の飽和アルコール、セロソルブ類、エステル類、ケトン
類、エーテル類、含窒素化合物および含硫黄化合物の中
から各種の化合物を見出したが、一方で、これらの化合
物自身も1,1.1−4リクロルエタンまたはその安定
剤と類似の蒸留挙動を持ち、蒸留再生によって回収され
ることが要求される。
また、これらの蒸発抑制剤は、それ自身に安定剤の機能
は要求されないものの、1,1.1−トリクロルエタン
の分解を促進したり、安定剤と反応して安定化機能を阻
害するような化合物は避けなければならない。
は要求されないものの、1,1.1−トリクロルエタン
の分解を促進したり、安定剤と反応して安定化機能を阻
害するような化合物は避けなければならない。
さらに、臭気または毒性が強い化合物も実用的な見地か
らは除外されなければならない。
らは除外されなければならない。
このような観点から、適当な蒸発抑制剤として、n−ブ
タノール、イソブタノール、5ec−アミルアルコール
、メチルセロソルフ、エチレンクリコールジメチルエー
テル、メチルエチルケトン、1゜3−ジオキンラン、ジ
グリシジルエーテルおよびグリシジルメチルエーテルよ
り選ばれる化合物が最も適切であることを見出し、本発
明に至った。
タノール、イソブタノール、5ec−アミルアルコール
、メチルセロソルフ、エチレンクリコールジメチルエー
テル、メチルエチルケトン、1゜3−ジオキンラン、ジ
グリシジルエーテルおよびグリシジルメチルエーテルよ
り選ばれる化合物が最も適切であることを見出し、本発
明に至った。
これら化合物は後述する実施例1と同様の蒸留試験を行
ない、蒸留時留出率80%の時点で残液中の2−メチル
−3−ブチン−2−オールの濃度が仕込液中の2−メチ
ル−3−ブチン−2−オールの濃度に対して95%以上
保持できたものである。
ない、蒸留時留出率80%の時点で残液中の2−メチル
−3−ブチン−2−オールの濃度が仕込液中の2−メチ
ル−3−ブチン−2−オールの濃度に対して95%以上
保持できたものである。
このようにして選定した蒸発抑制剤は、後述する実施例
3に示すごとく、実際の金属洗浄機を用いた長期間の連
続蒸気洗浄運転において、溶剤中の2−メチル−3−ブ
チン−2−オールの濃度減少を抑制し、1,1.1−4
リクロルエタンの長期にわたる安定性を保持できるもの
である。
3に示すごとく、実際の金属洗浄機を用いた長期間の連
続蒸気洗浄運転において、溶剤中の2−メチル−3−ブ
チン−2−オールの濃度減少を抑制し、1,1.1−4
リクロルエタンの長期にわたる安定性を保持できるもの
である。
2−メチル−3−ブチン−2−オールの溶剤組成物中の
添加量が2−メチル−3−ブチン−2−オールと1,1
.1−4リクロルエタンの二成分の総和に対して3.5
重量%より少なくなればなる程、長期間の使用において
溶剤中の2−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度の
減少を阻止するためには蒸発抑制剤の添加量を多くしな
ければならない。
添加量が2−メチル−3−ブチン−2−オールと1,1
.1−4リクロルエタンの二成分の総和に対して3.5
重量%より少なくなればなる程、長期間の使用において
溶剤中の2−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度の
減少を阻止するためには蒸発抑制剤の添加量を多くしな
ければならない。
以上の理曲から溶剤中の2−メチル−3−ブチン−2−
オールと1,1,1−トリクロルエタンの比率が定まる
と蒸発抑制剤によってより適正な添加量が定まる。
オールと1,1,1−トリクロルエタンの比率が定まる
と蒸発抑制剤によってより適正な添加量が定まる。
もし蒸発抑制剤の添加量が不適当であり、たとえば添加
量が本発明でいう2.5重量%より多すぎると、その液
で長期間蒸気洗浄すれば溶剤中の2−メチル−3−ブチ
ン−2−オールの濃度は増加するが、一方では気相に上
がる2−メチル−3−ブチル−2−オールの濃度が低下
するため、気相が充分安定化されず好ましくない。
量が本発明でいう2.5重量%より多すぎると、その液
で長期間蒸気洗浄すれば溶剤中の2−メチル−3−ブチ
ン−2−オールの濃度は増加するが、一方では気相に上
がる2−メチル−3−ブチル−2−オールの濃度が低下
するため、気相が充分安定化されず好ましくない。
長期間使用しても溶剤中の2−メチル−3−ブチン−2
−オールの濃度変化を少なくするように蒸発掘制剤の添
加量を選ぶ必要がある。
−オールの濃度変化を少なくするように蒸発掘制剤の添
加量を選ぶ必要がある。
蒸発抑制剤の添加量は2−少チルー3−ブチンー2−オ
ールの量と蒸発抑制剤の種類により決められるが、1’
、1.1−トリクロルエタンと2−メチル−3−ブチン
−2−オールの総和に対する2−メチル−3−ブチン−
2−オールの比率が1.0〜3.5重量%の範囲では、
2−メチル−3−ブチン−2−オールと1、1、1−ト
リクロルエタンの総和に対して01〜2.5重量%の範
囲が適当である。
ールの量と蒸発抑制剤の種類により決められるが、1’
、1.1−トリクロルエタンと2−メチル−3−ブチン
−2−オールの総和に対する2−メチル−3−ブチン−
2−オールの比率が1.0〜3.5重量%の範囲では、
2−メチル−3−ブチン−2−オールと1、1、1−ト
リクロルエタンの総和に対して01〜2.5重量%の範
囲が適当である。
蒸発抑制剤の添加量が2.5重量%以上では、前述のご
とく気相中の2−メチル−3−ブチン−2−オールの濃
度が低下するため蒸気相の1.1.1−1リクロルエタ
ンの安定性を欠くおそれがあり、また1、1,1−トリ
クロルエタン組成物の溶解特性を変化させてしまうおそ
れがあるため好ましくなく、また0、1重量%以下では
2−メチル−3−ブチン−2−オールの蒸発抑制効果が
認めにく\なるだめ好ましくない。
とく気相中の2−メチル−3−ブチン−2−オールの濃
度が低下するため蒸気相の1.1.1−1リクロルエタ
ンの安定性を欠くおそれがあり、また1、1,1−トリ
クロルエタン組成物の溶解特性を変化させてしまうおそ
れがあるため好ましくなく、また0、1重量%以下では
2−メチル−3−ブチン−2−オールの蒸発抑制効果が
認めにく\なるだめ好ましくない。
本発明の溶剤は金属、プラスチック類の脱脂を目的とし
た蒸気洗浄または煮沸洗浄に好適に用いられるがドライ
クリーニング用溶剤、樹脂または塗料等の溶媒としても
使用できる。
た蒸気洗浄または煮沸洗浄に好適に用いられるがドライ
クリーニング用溶剤、樹脂または塗料等の溶媒としても
使用できる。
以下実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明がこれらに限定されないことはもちろんである。
本発明がこれらに限定されないことはもちろんである。
実施例 1
次の組成の試験液I、■を作成し、キれぞれの試験液5
00m1を単蒸留した。
00m1を単蒸留した。
■ 重量%
1.1.1−トリクロルエタン 96.982−
メチル−3−ブチン−2−オール 2.0にト
ロメタン 0.531.
2−ブチレンオキサイド 0.48この際留
出率50.80’、90.95.98%の時点で蒸留フ
ラスコ中の残液を0.1mlずつサンプリングし、ガス
クロマトグラフにより組成分析を実施した。
メチル−3−ブチン−2−オール 2.0にト
ロメタン 0.531.
2−ブチレンオキサイド 0.48この際留
出率50.80’、90.95.98%の時点で蒸留フ
ラスコ中の残液を0.1mlずつサンプリングし、ガス
クロマトグラフにより組成分析を実施した。
■の試験液の2−ブチンし−3−ブチン−2−オールの
蒸留時の液中濃度変化と種々の添加物を加えた■の試験
液の2−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度変化と
を比較し、さらに留出率80%の時点での液中の2−メ
チル−3−ブチン−2−オールの濃度の仕込み液中の2
−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度に対する割合
(2−メチル−3−ブチン−2−オールの保持率)を求
め、95%以上のものにつき蒸発抑制効果ありと判定す
る。
蒸留時の液中濃度変化と種々の添加物を加えた■の試験
液の2−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度変化と
を比較し、さらに留出率80%の時点での液中の2−メ
チル−3−ブチン−2−オールの濃度の仕込み液中の2
−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度に対する割合
(2−メチル−3−ブチン−2−オールの保持率)を求
め、95%以上のものにつき蒸発抑制効果ありと判定す
る。
■ 重量%
1.1.1−1リクロルエタン 96.352メ
チル−3−ブチン−2−オール 2.00ニ
トロメタン 0.521.2
−ブチレンオキサイド 0.48添加物
0.65ζ 試験液Hについて蒸発抑制効果のある添加物を加えた場
合は、2−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度低下
の割合が試験液Iにくらべて少なくなったり、または逆
に留出率が高くなるにつれて液中02−メチル−3−ブ
チン−2−オールの濃度が仕込み組成に比べて増加した
りする。
チル−3−ブチン−2−オール 2.00ニ
トロメタン 0.521.2
−ブチレンオキサイド 0.48添加物
0.65ζ 試験液Hについて蒸発抑制効果のある添加物を加えた場
合は、2−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度低下
の割合が試験液Iにくらべて少なくなったり、または逆
に留出率が高くなるにつれて液中02−メチル−3−ブ
チン−2−オールの濃度が仕込み組成に比べて増加した
りする。
蒸留試験結果の代表的な例につき留出率と2=メチル−
3−ブチン−2−オールの濃度変化を第1図に示し、こ
の結果より2−メチル−3−ブチン−2−オールの保持
率を求め、蒸発抑制効果の判定をした結果につき表1に
まとめる。
3−ブチン−2−オールの濃度変化を第1図に示し、こ
の結果より2−メチル−3−ブチン−2−オールの保持
率を求め、蒸発抑制効果の判定をした結果につき表1に
まとめる。
図中、括弧内の数字は表1の試験No、を表わし、実線
は実施例、点線は比較例を表わす。
は実施例、点線は比較例を表わす。
実施例 2
2.−メチル−3−ブチン−2−オールの1,1゜1−
トリクロルエタン組成物中の量と蒸発抑制剤としてノル
マルブタノールを選び、その添加量を種々かえた試験液
を調整し、実施例1と同様の蒸留試験を行なって、各留
出率に対する蒸留フラスコ中の残液および留出液の2−
メチル−3−ブチン−2−オールの濃度変化を調べた。
トリクロルエタン組成物中の量と蒸発抑制剤としてノル
マルブタノールを選び、その添加量を種々かえた試験液
を調整し、実施例1と同様の蒸留試験を行なって、各留
出率に対する蒸留フラスコ中の残液および留出液の2−
メチル−3−ブチン−2−オールの濃度変化を調べた。
留出液中の2−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度
は、その留出率に対する時点の気相中の2−メチル−3
−ブチン−2−オールの濃度を示すものであり、この濃
度が低くなりすぎると気相が充分安定化されないことに
なり好ましくない。
は、その留出率に対する時点の気相中の2−メチル−3
−ブチン−2−オールの濃度を示すものであり、この濃
度が低くなりすぎると気相が充分安定化されないことに
なり好ましくない。
試験液の組成を表2に、留出率に対する残液および留出
液中の2−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度変化
を表3に示す。
液中の2−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度変化
を表3に示す。
試験液1と2の液中2−メチル−3−ブチン−2−オー
ルの濃度変化の比較にみられるととく2−メチル−3−
ブチン−2−オールの一定量に対して蒸発抑制剤の添加
量を多くすると液中の2−メチル−3−ブチン−2−オ
ールの濃度は増加する方向である。
ルの濃度変化の比較にみられるととく2−メチル−3−
ブチン−2−オールの一定量に対して蒸発抑制剤の添加
量を多くすると液中の2−メチル−3−ブチン−2−オ
ールの濃度は増加する方向である。
1.1,1−トリクロルエタン組成物中の2−メチル−
3−ブチン−2−オールの量が少なければ少ない程、2
−メチル−3−ブチン−2−オールを均一に保持するた
めには蒸発抑制剤の添加量を多くする必要がある。
3−ブチン−2−オールの量が少なければ少ない程、2
−メチル−3−ブチン−2−オールを均一に保持するた
めには蒸発抑制剤の添加量を多くする必要がある。
試験液1〜5については液中の2−メチル−3−ブチン
−2−オールの濃度は表4に示したごとくはソ均一また
は微増加の方向であり、留出液中の2−メチル−3−ブ
チン−2−オールの濃度についても液中の濃度とあまり
かわらず一定である。
−2−オールの濃度は表4に示したごとくはソ均一また
は微増加の方向であり、留出液中の2−メチル−3−ブ
チン−2−オールの濃度についても液中の濃度とあまり
かわらず一定である。
試験液6については液中の2−メチル−3−ブチン−2
−オールの濃度は留出率が上がるにしたがいかなり増加
するが、留出液中の2−メチル−3−ブチン−2−オー
ルの濃度が液中の2−メチル−3−ブチン−2−オール
の濃度に比較して低く気相の安定剤濃度が低下している
ことを示している。
−オールの濃度は留出率が上がるにしたがいかなり増加
するが、留出液中の2−メチル−3−ブチン−2−オー
ルの濃度が液中の2−メチル−3−ブチン−2−オール
の濃度に比較して低く気相の安定剤濃度が低下している
ことを示している。
試験液7については蒸発抑制剤の添加量が少なすぎるた
めに液中の2−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度
が低下してしまっている(留出率80%時点の2−メチ
ル−3,−ブチン−2−オールの保持率93,5%であ
り基準値以下である。
めに液中の2−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度
が低下してしまっている(留出率80%時点の2−メチ
ル−3,−ブチン−2−オールの保持率93,5%であ
り基準値以下である。
)。実施例 3
本発明の効果をさらに明らかにするため実用的な金属洗
浄機を用いたテスト結果を示す。
浄機を用いたテスト結果を示す。
使用した洗浄機は第2図に示したとおりである。
洗浄工程と洗浄機中の液の流れの概略を簡単に説明する
と次のとおりである。
と次のとおりである。
第2図において第1槽イは温浴槽でオイル等で汚れた被
洗物である金属部品類はまず最初に本槽中で浸漬洗浄さ
れる。
洗物である金属部品類はまず最初に本槽中で浸漬洗浄さ
れる。
第1槽イを出た被洗物は第2槽口に入り、2度目の浸漬
洗浄をされる。
洗浄をされる。
水槽は冷浴槽であり第1槽イの温浴槽中で加温された被
洗物の温度が本槽中で冷却される(本実施例においては
常温)。
洗物の温度が本槽中で冷却される(本実施例においては
常温)。
つづいて被洗物は第3槽ハの蒸気洗浄工程に入る。
水槽は沸騰槽であり、被洗物は蒸気相中に設置され第2
槽口で常温まで冷却された被洗物の表面で74℃付近の
1.1.1−1リクロル工タン組成物の蒸気が凝縮し、
凝縮液で洗浄を行なう仕上げ洗浄工程である。
槽口で常温まで冷却された被洗物の表面で74℃付近の
1.1.1−1リクロル工タン組成物の蒸気が凝縮し、
凝縮液で洗浄を行なう仕上げ洗浄工程である。
第3槽ハの蒸気洗浄槽において蒸発した蒸気は、洗浄機
上部壁面にもうけられたクーラー二で凝縮され凝縮液は
水分離機ホを経て第2槽口冷浴槽に入れられる。
上部壁面にもうけられたクーラー二で凝縮され凝縮液は
水分離機ホを経て第2槽口冷浴槽に入れられる。
第2槽口中の液はオーバーフローにより第1槽イに入る
。
。
第1槽イ中の液もオーバーフローにより第3槽ハに入る
。
。
したがって液の消費により第3槽の液面が低下すること
になる。
になる。
消費した液分の新液補充は第2槽口に行なわれる。
このフローにより第1槽イで落されたグリース等の汚れ
は第3槽八に送られるために第3槽ハ蒸気洗浄槽には漸
次オイル等の汚れや高沸成分が蓄積される。
は第3槽八に送られるために第3槽ハ蒸気洗浄槽には漸
次オイル等の汚れや高沸成分が蓄積される。
このため第3槽ハ液を一部蒸留し汚れ分をとり除き蒸留
液は第2槽口にもどす。
液は第2槽口にもどす。
図中、へは蒸留機、トはポンプ、チはヒーター(試験液
組成) ■ 重量% 1.1.1−トリクロルエタン 96.982
−メチル−3−ブチン−2−オール 2.01
ニトロメタン 0.531.
2−ブチレンオキサイド 0.48■
重量% 1.1.1−トリクロルエタン 96.352−
メチル−3−ブチン−2−オール 2,00ニ
トロメタン 0.521.
2−ブチレンオキサイド 0.481.3−
ジオキソラン 0.65を表わす。
組成) ■ 重量% 1.1.1−トリクロルエタン 96.982
−メチル−3−ブチン−2−オール 2.01
ニトロメタン 0.531.
2−ブチレンオキサイド 0.48■
重量% 1.1.1−トリクロルエタン 96.352−
メチル−3−ブチン−2−オール 2,00ニ
トロメタン 0.521.
2−ブチレンオキサイド 0.481.3−
ジオキソラン 0.65を表わす。
実施例1と同様の蒸留試験により選ばれた添加物の実際
の蒸気洗浄時の有効性を明らかにするために添加物を含
む下記I〜■の組成の試験液を各1501ずつ調合し、
前述の3槽式洗浄機に入れ実際的な金属の脱脂洗浄を行
ないながら120時間の連続運転を行なって、多槽の2
−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度変化を調べた
。
の蒸気洗浄時の有効性を明らかにするために添加物を含
む下記I〜■の組成の試験液を各1501ずつ調合し、
前述の3槽式洗浄機に入れ実際的な金属の脱脂洗浄を行
ないながら120時間の連続運転を行なって、多槽の2
−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度変化を調べた
。
運転条件を表4にまとめて示し、試験結果を表5にまと
めて示す。
めて示す。
■ 重量%
1.1.1−トリクロルエタン 96.352−
メチル−3−ブチン−2−オール 2.00ニト
ロメタン 0.521.2−
ブチレンオキサイド 0.48インブタノー
ル 0.65■
重量% 1.1,1−4リクロルエタン 96.352−
メチル−3−ブチン−2−オール 2.00ニ
トロメタン 0.521.
2−ブチレンオキサイド 0.48メチルエ
チルケトン 0.65表5から明ら
かなごとく、試験液Iでは第3槽において2−メチル−
3−ブチン−2−オールの減少が見られるが、■〜■の
試験液では全くこの傾向が見られず極めて濃度の均一性
が良い。
メチル−3−ブチン−2−オール 2.00ニト
ロメタン 0.521.2−
ブチレンオキサイド 0.48インブタノー
ル 0.65■
重量% 1.1,1−4リクロルエタン 96.352−
メチル−3−ブチン−2−オール 2.00ニ
トロメタン 0.521.
2−ブチレンオキサイド 0.48メチルエ
チルケトン 0.65表5から明ら
かなごとく、試験液Iでは第3槽において2−メチル−
3−ブチン−2−オールの減少が見られるが、■〜■の
試験液では全くこの傾向が見られず極めて濃度の均一性
が良い。
また本実施例は、実施例1,2に示す蒸留試験の結果よ
シ選ばれた蒸発抑制剤が実用的な洗浄工程での2−メチ
ル−3−ブチン−2−オールの蒸発挙動改良のために使
用できることを示すものである。
シ選ばれた蒸発抑制剤が実用的な洗浄工程での2−メチ
ル−3−ブチン−2−オールの蒸発挙動改良のために使
用できることを示すものである。
第1図は1,1.1−1クロル工タン組成物の留出率と
2−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度変化を示す
図表、第2図は3槽式洗浄機の構造を示す模式図である
。
2−メチル−3−ブチン−2−オールの濃度変化を示す
図表、第2図は3槽式洗浄機の構造を示す模式図である
。
Claims (1)
- 12−メチル−3−ブチン−2−オールの他にニトロメ
タン、ニトロエタンおよび1,2−ブチレンオキサイド
より選ばれる1種以上の安定剤を含有する1、1,1−
1クロル工タン組成物で、2−メチル−3−ブチン−2
−オールを2−メチル−3−ブチン−2−オールと1,
1.1−4リクロルエタンの総和に対し1.0〜3.5
重量%含有する安定化1.1’、1−トリクロルエタン
組成物において、2−メチル−3−ブチン−2−オール
の蒸発抑制剤として、n−ブタノール、 1so−ブタ
ノール、5ec−アミルアルコール、メチルセロソルフ
、エチレングリコールジメチルエーテル、メチルエチル
ケトン、1,3−ジオキソラン、ジグリシジルエーテル
およびグリシジルメチルエーテルより選ばれる1種以上
の化合物を、2−メチル−3−ブチン−2−オールと1
.1.1−トリクロルエタンの総和に対し0.1〜2.
5重量%含有せしめることを特徴とする1、1.1−1
リクロルエタン組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54166939A JPS5811407B2 (ja) | 1979-12-24 | 1979-12-24 | 安定化1,1,1−トリクロルエタン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54166939A JPS5811407B2 (ja) | 1979-12-24 | 1979-12-24 | 安定化1,1,1−トリクロルエタン組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5690025A JPS5690025A (en) | 1981-07-21 |
JPS5811407B2 true JPS5811407B2 (ja) | 1983-03-02 |
Family
ID=15840438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54166939A Expired JPS5811407B2 (ja) | 1979-12-24 | 1979-12-24 | 安定化1,1,1−トリクロルエタン組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811407B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59109650U (ja) * | 1983-01-10 | 1984-07-24 | 株式会社吉野工業所 | 容器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4258658B2 (ja) * | 2002-10-18 | 2009-04-30 | 日産化学工業株式会社 | アセチレン化合物の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5025509A (ja) * | 1973-07-09 | 1975-03-18 | ||
JPS5511583A (en) * | 1978-06-30 | 1980-01-26 | Rhone Poulenc Ind | Stabilization of 1*1*11trichloroethane |
-
1979
- 1979-12-24 JP JP54166939A patent/JPS5811407B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5025509A (ja) * | 1973-07-09 | 1975-03-18 | ||
JPS5511583A (en) * | 1978-06-30 | 1980-01-26 | Rhone Poulenc Ind | Stabilization of 1*1*11trichloroethane |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59109650U (ja) * | 1983-01-10 | 1984-07-24 | 株式会社吉野工業所 | 容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5690025A (en) | 1981-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7531495B2 (en) | Cleaning agent, cleaning method and cleaning apparatus | |
RU2135559C1 (ru) | Моющий растворитель и композиция на его основе | |
US5858953A (en) | Stabilized 1-bromopropane composition | |
JP2002519506A (ja) | エーテルで安定化され臭化n−プロピルをベースとする溶媒系により銀表面を洗浄する際に曇りの形成を抑制する方法 | |
JPS5811407B2 (ja) | 安定化1,1,1−トリクロルエタン組成物 | |
US5219488A (en) | Azeotrope-like compositions of 2-trifluoromethyl-1,1,1,2-tetrafluorobutane and ethanol or isopropanol | |
US6133221A (en) | Fluorinated hydrobromocarbon solvent cleaning process and composition | |
EP0996704B1 (en) | Stabilized alkyl bromide solvents | |
JP2000506211A (ja) | 安定化された臭化アルカン溶媒 | |
EP0210694B1 (fr) | Compositions stabilisées de 1,1,1-trichloréthane | |
CA2026865A1 (en) | Stabilized azeotrope-like compositions of 1,1-dichloro-2,2,2-trifluoroethane and 1,1-dichloro-1-fluoroethane | |
US3609091A (en) | Stabilized solvent | |
JPS589086B2 (ja) | 安定化メチルクロロホルム組成物 | |
JPH07179893A (ja) | 洗浄組成物 | |
US5124503A (en) | Dichlorotrifluoroethane stabilized to minimize hydrolysis thereof | |
US3439051A (en) | 2,3-dihydro-1,4-dithiins as stabilizers for chlorinated hydrocarbons | |
EP0024113B2 (en) | Stabilisation of 1,1,1,-trichloroethane | |
US5928431A (en) | Composition based on stabilized methylene chloride which can be used for degreasing metals | |
JPS6249250B2 (ja) | ||
JPS5812261B2 (ja) | 安定なメチルクロロホルム組成物 | |
JP2022011412A (ja) | 溶剤組成物及びそれを用いた物品の洗浄方法 | |
JPS5828853B2 (ja) | 安定化された1,1,1↓−トリクロルエタン組成物 | |
JPH0222739B2 (ja) | ||
JPS5852967B2 (ja) | メチルクロロホルムの安定化法 | |
JPH0121199B2 (ja) |