JPS58113666A - バタフライ弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はバタフライ弁のＪ！ＩＩ案に係り、弁箱内に形
成されたシール部に対し好ましい接合シール関係を形成
せしめ、その開閉操作を円滑ならしめると共に開閉作動
時のトルク軽減を図りシール接合部における損耗を減少
することのできる新しいバタフライ弁を提供しようとす
る本のである。バタフライ弁は流路域内に設けられた弁
体を開閉作動して流体流通を開閉するものとして従来か
ら種々に採用されており、このバタフライ弁において安
定したシール作用を図るために弾性力を有せしめ九剛体
製の弁座を設けることについても若干の提案がなされて
いる。然しこのような従来のものに２ける弁座は弁箱の
シート部に設けラレ、これに弁板を作用させるものであ
って、斯様１に従来Ｏものによるときは流体圧を全面に
おいて受岐九弁板と弁座間で開閉されるので該流体圧が
弁箱弁座面に直接的な面圧力とじて作用しそＯＩＩ合シ
ール部における摩耗その倫による損耗が大きい、又その
閉止位置における作動トルクが大でその駆動機構や弁軸
ｌｌが大とならざゐを得す、コストアップとなｐ、更に
このものを水平配管中に設は九場合において流体内のス
２ジその他の異物が前記弁座部分に＃着堆積してその機
能を損い、譬に可動弁塵Ｏ摺動１１Ｋ侵入することによ
り作動不能を生じ易い欠点がある、 本発明は上記したような実情に鑑み検討を重ねて創案さ
れえものであって、その具体的な実施履様を添附図ｍＫ
示すものについて説明すると、弁箱１に板厚中心よりず
れ九位ｔＫ弁軸３，３を取付は九弁板２が軸受部４で回
動可能に取付けられ、即ち上記弁軸３，３は弁板２にビ
ン５で固定され、従勅儒の弁軸３の端部には段部３ｍが
形成され、数段ｓ３１にスラストワッシャ６が嵌着され
ると共にスラストグレート８を止子９で取付けると共に
ノックビン１（ｌ施し、しかも端板゛Ｔを止着子１８で
弁箱１に固定して弁板２の軸方向移動を拘束するように
成っている。上記し九ような弁板２の周側には断面Ｔｇ
の弁座１１が取付けられ、即ち該弁座１１の内側部は止
子１９によって弁板２に固定され丸環状のリテーナ１３
によって弁板２の周１１８分との間に挾持され、又弁板
２０周側部には発条１２を配設すると共にリテーナ１３
には皺発条１２に対向し九調整押圧子１６を配設して発
条１２０適轟な弾力条件下に保持しているものであり、
弁座１１と弁板２の周面との関には０リング１４．１４
が弁座内側突部の両側に配設され、又弁板２とリテーナ
１３間に４０リング１ｓが設けられている。前記し九弁
座１１の弁箱シール面１ｍに対する接合面１１ａは１１
１２図に示すように弁箱１の軸心ム・・・Ａ上に中心を
もつ九球函の一部であり、前記弁箱シール面１ｍの弁箱
上流側を拡大させ九円錐状面と接触シールするものであ
るが、弁座１１は弁板２の周側段部２麿との間に適轟な
間ｉ１ｍを採り、又弁板端面２ｂ、２Ｃに対してスライ
ド可能に組みつけられたものであって、しかも弁座１１
に対しては弁箱１と弁板周面２ｄとの間の関−すからそ
の受圧面１１ｂの幅ｌをもつ九作用画に対して流体圧ｐ
が作用するように成っており、この流体圧ｐと前記発条
１２による押圧力により弁箱シール面１１に対する前記
接合−１１１１の圧接シールが得られるようにされ、し
かもこの圧接シール力は前記調整抑圧子１６によって適
轟に調整される、偏心軸３．３の一方（第１図における
左方のもの）は弁箱１に対しバッキング押え２０とグラ
ンドバッキング２１の如きを以て回ｍ可能に取付けられ
たものであって、このものに対し適轟な操作力が加えら
れることによシ弁板２が開閉操作されることは明かであ
る。

上記したような本発明によるものの作用について説明す
ると、弁座１１と弁板２との間及びリテーナ１３との閾
に介装され九上流儒と下流側の０リング１４．１４並び
に弁板２とリテーナ１３との間の０リング１５によって
弁板２と弁座１１およびリテーナ１３の間に腐食性流体
その他の異物が侵入することを阻止し弁座１１の円滑な
摺動を確保せしめることは明かであり、又このような弁
座１１に関して前記調整抑圧子１εを弁組立後において
弁板２を閉塞位置にセットし弁座１１を発条１２の作用
力で弁箱シール面１工に押しつけた状態で位置決めしナ
ラ）１７で固定させることにより所定のシール関係を適
切に得しめ且つこれを適宜に調整することができる。蓋
しこのようにして調整設定される本発明の−のによると
きは弁箱シール面１ａに対するシール作用は弁板２によ
って得られるものでなくて、弁板２とは別体の弁座１１
によって得られ、従って開閉操作に当っても弁板２に相
蟲に大き１ｍ体圧が掛っても該流体圧がその★壕前記弁
箱シール函１鳳に作用して咳弁箱シール面１ａ部分にお
いて強力な擢―摩擦を発生し接合面間において摩耗を生
ずることがなくなる。前記し九発条１２による弾力は０
リング１４の摩擦力と弁座１１の重量に対応するものと
して設定しておけば流体圧による弁座１１の前記シール
面１ｍに対する押しつけ力は次式のように得られる。

但し上式において ｄｓは、弁座１１の接触基準径 ｄｏは、０リング１４の外径 Ｐは、流体圧力である。

従ってｄｓ−ｄｏが一定であれば、弁が大径となり、又
流体圧が高くなる程弁軸トルクは低減される。

弁座１１が開閉される弁板２に収付けられた本発明のも
のは皺弁座１１が開閉に当って流体の流れの中において
移動操作されることとなり、従って流体中のスラッジそ
の他の固形分が弁座１１に耐着堆積してもこの開閉作−
に当って有効に除去洗浄されることとなり、それらの固
形分がシール部に噛み込まれてシール機能を損い、又こ
のようなシール部に噛み込まれた固形分によ゛つてシー
ル部を摩耗することがない。更に上記のように弁体２側
に取付けられる弁座１１はその断面形状を図示実施態様
のように断面Ｔ形の如きとして形成することができ、そ
れによって咳弁座１に適′切な剛惟ないし形状保持性を
附与できるからこの点においても好ましいシール作用を
確保することができる。

以上説明したような本発明によれば弁軸３が弁板２の板
厚中心よりずれた位置に設けられ友ものであるから弁軸
３の位置に妨沓されることなしに弁箱に弁板側との好ま
しいシール接合部を形成することができ、しかもこのよ
うな弁板にリテーナを取付けて弁箱シール面１ｍと接合
する弁座１１を保持せしめ、該弁座１１に流体圧を作用
させると共に発条１２と押圧調整子１６により所定の弾
圧作用を与えるようにし九ので常に一定の弾力的シール
作用を上記弁座１１に与えて好ましい弁箱に対する閉塞
シール関係を形成し、又その弁軸に対する開閉作動時の
トルク軽減を図ると共に關閉作−に轟って弁座及び弁箱
における接合シール部を常に流体で清掃レスラツジなど
の固形分によるシール障害ないしシール接合部の摩耗を
なからしめる等の作用効果を有しており、工業的にその
効果の大きい発明である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施態様を示す奄のであって、第１図は
本発明によるノくタフライ弁の全般的な構成関係を示し
た断面図、第２図はその弁座部分を中心とした部分的な
拡大断面図である。 然してこれらの図面において、１は弁箱、１Ｊｌはその
シール面、２は弁板、３は神棚、１１は弁座、１１ａは
その接合面、１１ｂはその受圧面、１２は発条、１３は
リテーナ、１４．１５はバッキング、１６は押圧ｇ＊子
、１Ｔはナツトを示すものである。 特許出願人　　　日本鋳造株式会社 発明者　芹１）定身

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、弁箱内に板厚の中心に対して流路の上流側に偏って
   設けられた弁軸を設けて開閉可能な弁板を設け、該弁板
   の周側にリテーナによって環状の弁座を挾持し、繊弁座
   における上流側に流体圧を受ける受圧面を形成すると共
   に前記弁箱に形成されたシール面に向けて皺弁座を圧接
   するための発条および該発条による弾圧力を調整するた
   めの抑圧調整子を対設し九こと七〇徴とするバタフライ
   弁。 ２　弁座と弁板およびリテーナの間に夫々０リングを介
   装すると共に弁板とリテーナの間にも０リングを介装し
   て弁座及びリテーナルにおける発条及び抑圧調整子部分
   に腐蝕性流体などの侵入を肪止するよう゛にし＆４１＊
   −求Ｏ範−第１項に記載のバタフライ弁。 ＆　環状の弁座が断面ｒ形に形成され、その周側に弁箱
   シール面に対する球面状接合面を形成すると共に内側方
   向に延出した脚部に対して弁板に埋装され九発条とリテ
   ーナに取付けられた押圧調整子を対設して成る特許請求
   の範囲第１項に記載のバタフライ弁。