JPS58112565A - 石油及び極性有機溶剤用泡消火剤 - Google Patents
石油及び極性有機溶剤用泡消火剤Info
- Publication number
- JPS58112565A JPS58112565A JP20957881A JP20957881A JPS58112565A JP S58112565 A JPS58112565 A JP S58112565A JP 20957881 A JP20957881 A JP 20957881A JP 20957881 A JP20957881 A JP 20957881A JP S58112565 A JPS58112565 A JP S58112565A
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- Japan
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- foam
- petroleum
- polar organic
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- organic solvent
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、石油及びアルコール類、ケトン類。
エステル類、アルデヒド類等の極性有機溶剤の消火に有
効に作用する泡消火剤に関するものである。
効に作用する泡消火剤に関するものである。
従来から泡消火剤として、弗素含有界面活性剤や蛋白泡
消火剤が知られている。弗素含有界面活性剤を主剤とす
る泡消火剤は、石油類のような無極性の油火災を消火す
るには有効であるが、アルコール類、ケトン類、エステ
ル類等の極性有機溶剤の火災に対しては、泡沫が極めて
不安定で消火が不可能であった。蛋白泡消火剤もまた極
性有機溶剤の火災に対して有効な消火効果を発揮し得す
、そこで蛋白泡消火剤に金属石けんを含有させたものが
開発されているが、耐用年数が２〜３年と短く、さらに
希釈時に海水を使用した場合、発泡性が低下する等の欠
点を有している。
消火剤が知られている。弗素含有界面活性剤を主剤とす
る泡消火剤は、石油類のような無極性の油火災を消火す
るには有効であるが、アルコール類、ケトン類、エステ
ル類等の極性有機溶剤の火災に対しては、泡沫が極めて
不安定で消火が不可能であった。蛋白泡消火剤もまた極
性有機溶剤の火災に対して有効な消火効果を発揮し得す
、そこで蛋白泡消火剤に金属石けんを含有させたものが
開発されているが、耐用年数が２〜３年と短く、さらに
希釈時に海水を使用した場合、発泡性が低下する等の欠
点を有している。
この発明は、上記の欠点を解決すると共に、油火災及び
極性有機溶剤火災の消火に両用できる泡消火剤を提供す
ることを目的としたものである。
極性有機溶剤火災の消火に両用できる泡消火剤を提供す
ることを目的としたものである。
この発明の石油及び極性有機溶剤用泡消火剤は、ａ）炭
素数３〜１８のアルケニル基を有する長鎖アルケニル無
水コハク酸の加水分解物もしくはその塩を１０〜９０重
量％、 ｂ）水溶性の無機及び有機のアルカリ土属、アルカリ土
類金属、鉄、アルミニウムの塩から選ばれた少なくとも
二種以上を１〜１０重量％、Ｃ）アルカリ又はアミンで
中和された含弗素界面活性剤の少なく−・とも一種以上
を１〜１０重量％、以上の組成から成っている。
素数３〜１８のアルケニル基を有する長鎖アルケニル無
水コハク酸の加水分解物もしくはその塩を１０〜９０重
量％、 ｂ）水溶性の無機及び有機のアルカリ土属、アルカリ土
類金属、鉄、アルミニウムの塩から選ばれた少なくとも
二種以上を１〜１０重量％、Ｃ）アルカリ又はアミンで
中和された含弗素界面活性剤の少なく−・とも一種以上
を１〜１０重量％、以上の組成から成っている。
上記組成において、炭素数３〜１８のアルケニル基とは
、Ｃ３Ｈ６（プロピレン）、 、Ｃ４Ｈ８（ブテン）、
ＣｓＨ＋。
、Ｃ３Ｈ６（プロピレン）、 、Ｃ４Ｈ８（ブテン）、
ＣｓＨ＋。
（ペノテン） 、 Ｃｓ ＨＩ２（ヘキセン）、 Ｃ７
Ｈ１４（ヘプテン）。
Ｈ１４（ヘプテン）。
Ｃ５Ｒｓ（オクテン）、 Ｃｓ Ｈｔｓ（ノネン）、Ｃ
ｌ０Ｈ２０（デセン）。
ｌ０Ｈ２０（デセン）。
ＣＩＩＨ２□＋ Ｃ，□Ｈ２４，Ｃ，３Ｈ２６，Ｃ，４
Ｈ２，、Ｃ，５Ｈ３０，Ｃ，６Ｈ３□＊ Ｃｌ７Ｈ３４
＋Ｃ，８Ｈ３６であるが、特にＣ１□Ｈ２４，Ｃ０４Ｈ
２８が好ましい。
Ｈ２，、Ｃ，５Ｈ３０，Ｃ，６Ｈ３□＊ Ｃｌ７Ｈ３４
＋Ｃ，８Ｈ３６であるが、特にＣ１□Ｈ２４，Ｃ０４Ｈ
２８が好ましい。
アルカリ金属はカリウム、ナトリウム、リチウムなどの
アルカリ金属の塩酸塩、硫酸塩、炭酸塩。
アルカリ金属の塩酸塩、硫酸塩、炭酸塩。
有機酸塩であり、アルカリ土類金属はマグネシウム、カ
ルシウム、ストロンチウム、バリウムナトの塩酸塩、硝
酸塩、有機酸塩である。鉄及びアルミニウムの塩は塩酸
塩、硫酸塩、硝酸塩、有機酸塩である。
ルシウム、ストロンチウム、バリウムナトの塩酸塩、硝
酸塩、有機酸塩である。鉄及びアルミニウムの塩は塩酸
塩、硫酸塩、硝酸塩、有機酸塩である。
含弗素界面活性剤は、
（１） Ｃｓ Ｆ １７ Ｃ００Ｈ
（２） Ｃ８Ｆ Ｉ？ Ｓ Ｏｓ Ｈ
ＣＨ３
（３）０・Ｆ １７ Ｓ Ｏ・ゝ〈ＣＨ２Ｃ００Ｈ（４
） Ｃ９Ｆ ｒｒ−０−◎−ＣＯＯＨ（６） Ｃ９ＦＩ
９ Ｃ０ＯＨ （７）Ｃ８Ｆ１□ＳＯ＊Ｎ（ＣｚＨｓ）ＣＨ２ＣＯＯＨ
であって、式（１）〜（７）の中のＨをアルカリ又はア
ミンで中和したものである。
） Ｃ９Ｆ ｒｒ−０−◎−ＣＯＯＨ（６） Ｃ９ＦＩ
９ Ｃ０ＯＨ （７）Ｃ８Ｆ１□ＳＯ＊Ｎ（ＣｚＨｓ）ＣＨ２ＣＯＯＨ
であって、式（１）〜（７）の中のＨをアルカリ又はア
ミンで中和したものである。
この発明で用いられる長鎖アルケニル無水コ・・り酸の
加水分解物もしくはその塩は、従来、顔料。
加水分解物もしくはその塩は、従来、顔料。
染料、農薬及び合成樹脂等の分散剤として知られていた
が、これ単独では発泡性が悪く、また消火の際に泡の熱
安定性が悪いなどの問題があり、そこで無機及び有機の
金属塩を添加することによって、泡の安定化をはかり、
さらに含弗素界面活性剤を添加することによって、より
消火効果を高めるのである。
が、これ単独では発泡性が悪く、また消火の際に泡の熱
安定性が悪いなどの問題があり、そこで無機及び有機の
金属塩を添加することによって、泡の安定化をはかり、
さらに含弗素界面活性剤を添加することによって、より
消火効果を高めるのである。
以上のようなこの発明の泡消火剤の組成によると、泡の
発泡性が向上し、しかも泡の熱安定性もよくなり、油火
災及び極性有機溶剤火災のいずれの消火にも優れた効果
を発揮し、また長期間の貯蔵に際しても沈殿を生じるこ
となく有効に使用でき、さらに稀釈に際して淡水、海水
いずれでも可能であるという泡消火剤としての優れた特
徴を有するのである。
発泡性が向上し、しかも泡の熱安定性もよくなり、油火
災及び極性有機溶剤火災のいずれの消火にも優れた効果
を発揮し、また長期間の貯蔵に際しても沈殿を生じるこ
となく有効に使用でき、さらに稀釈に際して淡水、海水
いずれでも可能であるという泡消火剤としての優れた特
徴を有するのである。
次にこの発明の泡消火剤の実施例を示す。
実施例１．０
１
１
ｏ ２０重量％
Ｃａ Ｃ１２・２Ｈ２０５ｔｔ
ＡＩ （ＣＨ３ＣＨＯＨＣＯ２）３
５ １／Ｃ３Ｆ１．Ｃ００Ｋ
５ 〃水
６５〃実施例２
。
５ １／Ｃ３Ｆ１．Ｃ００Ｋ
５ 〃水
６５〃実施例２
。
１
ＭｇＣｌ２・６Ｈ２０ｓ ＃
Ａ Ｉ （ＣＨａ ＣＨＯＨＣ０２）３
５重量％Ｃ３ＦＩ７ＳＯｓＨ５”’ 水
６５〃実施例３ 。
５重量％Ｃ３ＦＩ７ＳＯｓＨ５”’ 水
６５〃実施例３ 。
１
１
ＣａＳＯ４・２Ｈ２０５〃
Ｍｇ８０．・７Ｈ２０５／’
ＣｓＦ＋ｔＳＯｚＮ（Ｃ２Ｈｓ）ＣＨ２ＣＯＯＮａ
５ Ｎ水
６５〃実施例４．
。
５ Ｎ水
６５〃実施例４．
。
１
１
ＮａＣｌ
５ ｓＣａ Ｃｌ２ｓ）２Ｈ２０３ｔｔ Ｃ９Ｆ＋７−０−＜ｇｌ＞−ＣＯ−ＯＨ６Ｎ水
６６＃実
施例５゜ １１ １ Ｎａ２ Ｓ ０４
５ ７７Ｍｇ Ｃ１２・６ Ｈ２Ｏ’５ ｔｔ
Ｃ、ＦＩ９ Ｃ００Ｋ
５ ”水
６５〃実施例６．
。
５ ｓＣａ Ｃｌ２ｓ）２Ｈ２０３ｔｔ Ｃ９Ｆ＋７−０−＜ｇｌ＞−ＣＯ−ＯＨ６Ｎ水
６６＃実
施例５゜ １１ １ Ｎａ２ Ｓ ０４
５ ７７Ｍｇ Ｃ１２・６ Ｈ２Ｏ’５ ｔｔ
Ｃ、ＦＩ９ Ｃ００Ｋ
５ ”水
６５〃実施例６．
。
１
１
ＣａＳＯ４５／／
水
７Ｑ ／／比較例１゜ （従来の石油用泡消火剤） ラウリルアルコール硫酸エステルアンモニウム塩
１５重量’％ラウリルアルコール硫酸エステルトリエ
タノールアミン塩１５〃ブチルグリコールエーテル
１５＃ラウリルアルコール
３重量％水
軛２ 〃比較例２゜ （従来の耐アルコール型界面活性剤泡消火剤）ラウリル
ジメチルベタイン ２８重量％エチレングリコ
ール １３〃ブチルアルコール
１２〃ラウリルアルコール
５ 〃ヤシ油脂肪酸アンモニウム塩けん ２０〃水
２
２〃以上の実施例１〜６の各消火剤及び比較例１，２の
各消火剤を次の方法により試験した。
７Ｑ ／／比較例１゜ （従来の石油用泡消火剤） ラウリルアルコール硫酸エステルアンモニウム塩
１５重量’％ラウリルアルコール硫酸エステルトリエ
タノールアミン塩１５〃ブチルグリコールエーテル
１５＃ラウリルアルコール
３重量％水
軛２ 〃比較例２゜ （従来の耐アルコール型界面活性剤泡消火剤）ラウリル
ジメチルベタイン ２８重量％エチレングリコ
ール １３〃ブチルアルコール
１２〃ラウリルアルコール
５ 〃ヤシ油脂肪酸アンモニウム塩けん ２０〃水
２
２〃以上の実施例１〜６の各消火剤及び比較例１，２の
各消火剤を次の方法により試験した。
１）発泡性及び泡沫安定試験
この試験に使用した泡ノズルは自治省令第２６号に記載
の合成界面活性剤泡消火薬剤試験用標準発泡ノズルを用
い、吐出圧７．０ （ＫＩｉ／ｄ）、吐出量１０（−ｅ
／ＭＭｌ）で使用した。混合方式は混合率６％でプレミ
ックス方式で行ない、発泡倍率及び２５％流水時間を測
定した。発泡倍率とは、混合液が何倍の量に発泡したか
を言い、２５チ流水時間は泡の水分が性を示し、石油及
び極性有機溶剤火災の消火に際していず１も優れた消火
能力を有するのである。
の合成界面活性剤泡消火薬剤試験用標準発泡ノズルを用
い、吐出圧７．０ （ＫＩｉ／ｄ）、吐出量１０（−ｅ
／ＭＭｌ）で使用した。混合方式は混合率６％でプレミ
ックス方式で行ない、発泡倍率及び２５％流水時間を測
定した。発泡倍率とは、混合液が何倍の量に発泡したか
を言い、２５チ流水時間は泡の水分が性を示し、石油及
び極性有機溶剤火災の消火に際していず１も優れた消火
能力を有するのである。
又再燃試験の結果、速やかに燃焼面を覆い、消火してし
まうということは泡が溶剤上で長時間安定であることを
示している。特に従来の耐アルコール型泡？Ｉ’ｌ 火
剤が、インブタノールやアセトンの火災を消火できない
のに対して、この発明の泡消火剤はいずれの溶剤をも消
火する性能を有しているので、はとんどの可燃性液体の
火災を消火でき、准消火剤として従来にない優れた効果
を奏するのである。
まうということは泡が溶剤上で長時間安定であることを
示している。特に従来の耐アルコール型泡？Ｉ’ｌ 火
剤が、インブタノールやアセトンの火災を消火できない
のに対して、この発明の泡消火剤はいずれの溶剤をも消
火する性能を有しているので、はとんどの可燃性液体の
火災を消火でき、准消火剤として従来にない優れた効果
を奏するのである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ａ）炭素数３〜１８のアルケニル基を有する長鎖アルケ
ニル無水コハク酸の加水分解物もしくはその塩を１０〜
９０重量％、 ｂ）水溶性の無機及び有機のアルカリ金属、アルカリ土
類金属、鉄、アルミニウムの塩から選ばれた少なくとも
二種以上を１〜１０重量％、Ｃ）アルカリ又はアミンで
中和された含弗素界面活性ａＪの少なくとも一種以上を
１〜１０重量％、以上ａ）〜Ｃ）の組成から成ることを
特徴とする石油及び極性有機溶剤用泡消火剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20957881A JPS58112565A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | 石油及び極性有機溶剤用泡消火剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20957881A JPS58112565A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | 石油及び極性有機溶剤用泡消火剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58112565A true JPS58112565A (ja) | 1983-07-05 |
| JPS6470B2 JPS6470B2 (ja) | 1989-01-05 |
Family
ID=16575148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20957881A Granted JPS58112565A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | 石油及び極性有機溶剤用泡消火剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58112565A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102284171A (zh) * | 2011-07-06 | 2011-12-21 | 扬州江亚消防药剂有限公司 | 耐寒耐海水型水成膜泡沫灭火剂的制备方法 |
| WO2013071782A1 (zh) * | 2011-11-20 | 2013-05-23 | 陕西坚瑞消防股份有限公司 | 一种含有过渡金属化合物的灭火组合物 |
| CN104888397A (zh) * | 2015-06-04 | 2015-09-09 | 国家电网公司 | 一种细水雾添加剂及其制备方法和应用 |
| US9662522B2 (en) | 2011-11-20 | 2017-05-30 | Xi'an J&R Fire Fighting Equipment Co., Ltd | Fire extinguishing composition containing saccharide and saccharide derivative |
| WO2018123311A1 (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | ヤマトプロテック株式会社 | 消火方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009063464A2 (en) | 2007-11-14 | 2009-05-22 | Varcode Ltd. | A system and method for quality management utilizing barcode indicators |
-
1981
- 1981-12-26 JP JP20957881A patent/JPS58112565A/ja active Granted
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102284171A (zh) * | 2011-07-06 | 2011-12-21 | 扬州江亚消防药剂有限公司 | 耐寒耐海水型水成膜泡沫灭火剂的制备方法 |
| WO2013071782A1 (zh) * | 2011-11-20 | 2013-05-23 | 陕西坚瑞消防股份有限公司 | 一种含有过渡金属化合物的灭火组合物 |
| US9662522B2 (en) | 2011-11-20 | 2017-05-30 | Xi'an J&R Fire Fighting Equipment Co., Ltd | Fire extinguishing composition containing saccharide and saccharide derivative |
| US9717939B2 (en) | 2011-11-20 | 2017-08-01 | Xi'an Westpeace Fire Technology Co., Ltd | Fire extinguishing composition containing transition metal compound |
| CN104888397A (zh) * | 2015-06-04 | 2015-09-09 | 国家电网公司 | 一种细水雾添加剂及其制备方法和应用 |
| CN104888397B (zh) * | 2015-06-04 | 2016-04-27 | 国家电网公司 | 一种细水雾添加剂及其制备方法和应用 |
| WO2018123311A1 (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | ヤマトプロテック株式会社 | 消火方法 |
| JPWO2018123311A1 (ja) * | 2016-12-26 | 2019-10-31 | ヤマトプロテック株式会社 | 消火方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6470B2 (ja) | 1989-01-05 |
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