JPS5811073Y2 - デジタル設定受信機 - Google Patents
デジタル設定受信機Info
- Publication number
- JPS5811073Y2 JPS5811073Y2 JP1980062418U JP6241880U JPS5811073Y2 JP S5811073 Y2 JPS5811073 Y2 JP S5811073Y2 JP 1980062418 U JP1980062418 U JP 1980062418U JP 6241880 U JP6241880 U JP 6241880U JP S5811073 Y2 JPS5811073 Y2 JP S5811073Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- frequency
- comparator
- counter
- digital
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、選局をデジタル的に行なうことが可能なデジ
タル設定受信機に関する。
タル設定受信機に関する。
制御電圧により少くとも局部発振周波数を変化させて選
局する形式のAM、FMラジオ受信機においては、勿論
従来のように可変コンデンサを廻すといった機械的操作
は不要である。
局する形式のAM、FMラジオ受信機においては、勿論
従来のように可変コンデンサを廻すといった機械的操作
は不要である。
また掃引電圧発生器により該制御電圧を発生し、所望受
信周波数つまり放送信号を受信するとき該掃引を停止す
るようにさせると、選局の純電子的制御が可能になり、
更に受信周波数を指定するデジタル設定器および比較器
を設けると所望周波数検出、掃引停止つまり選局を自動
化することができ、デジタル設定器の設定値を変えるだ
けで任意所望の放送局を選出することが可能になる。
信周波数つまり放送信号を受信するとき該掃引を停止す
るようにさせると、選局の純電子的制御が可能になり、
更に受信周波数を指定するデジタル設定器および比較器
を設けると所望周波数検出、掃引停止つまり選局を自動
化することができ、デジタル設定器の設定値を変えるだ
けで任意所望の放送局を選出することが可能になる。
この受信周波数をテ゛ジタル的に指定するには放送周波
数を直接BCD(Binary Coded Deci
mal) −y−ドで表わすことも考えられるが、この
方式では12あるいは10ビツトが必要になり、比較器
、周波数設定器その他が複雑になる。
数を直接BCD(Binary Coded Deci
mal) −y−ドで表わすことも考えられるが、この
方式では12あるいは10ビツトが必要になり、比較器
、周波数設定器その他が複雑になる。
本考案はが・る点を改善し、少ビット数で設定可能にし
て受信機の簡素化、低廉化を図るものである。
て受信機の簡素化、低廉化を図るものである。
更に本考案によれば掃引速度を変化させて、同調点に近
づくまでは高速に、近づくと低速で掃引して確実に選局
を行なうこともできる。
づくまでは高速に、近づくと低速で掃引して確実に選局
を行なうこともできる。
本考案のテ゛ジタル設定受信機は、分周用のカウンタお
よび補数をプリセットされるカウンタを備えてラジオ受
信機の局部発振器の出力周波数を計数し、放送周波数帯
の下限で1となり、以後一定周波数幅毎に漸増する出力
を生じる計数回路と、前記出力に対応して放送周波数帯
の下限で1となり、以後一定周波数幅毎に漸増する受信
周波数指不信の任意のものを設定するデジタル設定器と
、これらの分周器および設定器の出力を入力され、両者
が一致するまで局部発振器の出力周波数を漸増または漸
減させる出力を生じるデジタル比較器とを備えるデジタ
ル設定受信機において、前記比較器が下位ビット用と上
位ビット用の2つからなり、上位ビット用比較器が差出
力を生じている間下位ビット用比較器の出力が阻止され
るように構威して、局部発振器の出力周波数を漸増また
は漸減させる出力を同調点近くまでは高速に、近づくと
低速に掃引制御するデジタル比較器を備えることを特徴
とするが、次に図面を参照しながらこれを詳細に説明す
る。
よび補数をプリセットされるカウンタを備えてラジオ受
信機の局部発振器の出力周波数を計数し、放送周波数帯
の下限で1となり、以後一定周波数幅毎に漸増する出力
を生じる計数回路と、前記出力に対応して放送周波数帯
の下限で1となり、以後一定周波数幅毎に漸増する受信
周波数指不信の任意のものを設定するデジタル設定器と
、これらの分周器および設定器の出力を入力され、両者
が一致するまで局部発振器の出力周波数を漸増または漸
減させる出力を生じるデジタル比較器とを備えるデジタ
ル設定受信機において、前記比較器が下位ビット用と上
位ビット用の2つからなり、上位ビット用比較器が差出
力を生じている間下位ビット用比較器の出力が阻止され
るように構威して、局部発振器の出力周波数を漸増また
は漸減させる出力を同調点近くまでは高速に、近づくと
低速に掃引制御するデジタル比較器を備えることを特徴
とするが、次に図面を参照しながらこれを詳細に説明す
る。
第1図は本考案に係る受信機の要部構成を示す。
10は入力端子であってAMあるいはFM受信部の局部
発振周波数LOFが入力する。
発振周波数LOFが入力する。
1は10進カウンタで、入力周波数を責に分周する。
2はAM受信のとき3進、FM受信のとき4遂に切換え
られるカウンタ、3は零より放送周波数帯に入るまでの
パルス計数値の補数をプリセットされて放送周波数帯に
入って始めて計数1を出力するプリセット可能カウンタ
である。
られるカウンタ、3は零より放送周波数帯に入るまでの
パルス計数値の補数をプリセットされて放送周波数帯に
入って始めて計数1を出力するプリセット可能カウンタ
である。
4,5は比較器であって、デジタル設定器6により設定
される所望放送周波数のBCD値の上位ビット群Bus
および下位ビット群BISを入力され、またカウンタ2
,3から受信した放送周波数の上位ビット群Buaおよ
び下位ビット群Blaを入力され、これらを比較してそ
の結果を出力制御部7に入力する。
される所望放送周波数のBCD値の上位ビット群Bus
および下位ビット群BISを入力され、またカウンタ2
,3から受信した放送周波数の上位ビット群Buaおよ
び下位ビット群Blaを入力され、これらを比較してそ
の結果を出力制御部7に入力する。
9は電圧記憶素子であって出力制御部7より正、負の電
圧を受けるとその入力時間に比例して上昇または下降方
向に変化する電圧を出力し、かつ入力電圧の停止により
該出力電圧を長期間記憶する機能を有することが知られ
ている。
圧を受けるとその入力時間に比例して上昇または下降方
向に変化する電圧を出力し、かつ入力電圧の停止により
該出力電圧を長期間記憶する機能を有することが知られ
ている。
第2図は第1図の要部の詳細を示し、この図でC1〜C
8はカウンタであり、これらのうちカウンタC3,C4
とC5,C6〜C8は第1図のカウンタ1,2゜3に相
当する。
8はカウンタであり、これらのうちカウンタC3,C4
とC5,C6〜C8は第1図のカウンタ1,2゜3に相
当する。
またCPl、C20は比較器であって第1図の4,5図
に相当する。
に相当する。
第1図の出力制御部7はこの第2図に示すように多数の
ダイオードD。
ダイオードD。
〜D13、抵抗R1〜R7、トランジスタTr3.Tr
4カらなる。
4カらなる。
カウンタC1,C2は10進カウンタを構威し、入力端
子Taに加えられるFM受信部の局発周波数FMLを雀
に分周してナントゲートG1に加える。
子Taに加えられるFM受信部の局発周波数FMLを雀
に分周してナントゲートG1に加える。
これに対して入力端子Tbに加えられるAM受信部の局
発周波数AMLはそのま・ナントゲートG1に加えられ
る。
発周波数AMLはそのま・ナントゲートG1に加えられ
る。
Trl、Tr2はこれらのAMおよび分周したFM局発
周波数が加えられてスイッチングし、ナントゲートG1
に入力を与えるトランジスタである。
周波数が加えられてスイッチングし、ナントゲートG1
に入力を与えるトランジスタである。
次にこの装置の動作を説明すると、聴取者はまずテ゛ジ
タル設定器6により受信したい放送局の周波数を設定す
る。
タル設定器6により受信したい放送局の周波数を設定す
る。
一方受信機の局部発振器の出力周波数LOF(AML、
FML)はゲート信号Sg1により微小時間開くゲート
回路G1によりその一部がサンプリングされ、カウンタ
1〜3(C3〜CS)で分周されるが、その分周比は次
のように選定する。
FML)はゲート信号Sg1により微小時間開くゲート
回路G1によりその一部がサンプリングされ、カウンタ
1〜3(C3〜CS)で分周されるが、その分周比は次
のように選定する。
周知のように国内では局発周波数はAMのとき(520
〜1600) +455 KHz 、FMのとき(76
〜90)−10,7M Hzであるから、ゲート信号S
grによりナントゲートG1を1msの間開き、AMの
局発周波数はそのま・、FMの局発周波数はカウンタC
1,C2でh分周してサンプリングすると、ナントゲー
トG1からは各サンプリング毎にAMのとき (520〜1600) +455個、FMのとき(76
00〜9000) −1070個のパルスが出力される
。
〜1600) +455 KHz 、FMのとき(76
〜90)−10,7M Hzであるから、ゲート信号S
grによりナントゲートG1を1msの間開き、AMの
局発周波数はそのま・、FMの局発周波数はカウンタC
1,C2でh分周してサンプリングすると、ナントゲー
トG1からは各サンプリング毎にAMのとき (520〜1600) +455個、FMのとき(76
00〜9000) −1070個のパルスが出力される
。
10進カウンタC3はこれを雀に分周するので゛その出
力パルス1個はAMのときIOK服、FMのとき100
Kル単位となり、このカウンタC3の出力は国内のA
M、FM放送周波数の区分単位10 K f−1z 、
100 K Hzに適合している。
力パルス1個はAMのときIOK服、FMのとき100
Kル単位となり、このカウンタC3の出力は国内のA
M、FM放送周波数の区分単位10 K f−1z 、
100 K Hzに適合している。
次にカウンタC4,C5は、カウンタC5の出力がゲー
ト回路(ナントゲート)G2を介してカウンタC4に帰
還されており、信号Sg3によりこのゲート回路を開く
と帰還はなくなって通常のフリップフロップ2段となっ
て4進カウンタとなり、信号Sg3によりゲート回路を
閉じると帰還がかかつて3進カウンタとなる。
ト回路(ナントゲート)G2を介してカウンタC4に帰
還されており、信号Sg3によりこのゲート回路を開く
と帰還はなくなって通常のフリップフロップ2段となっ
て4進カウンタとなり、信号Sg3によりゲート回路を
閉じると帰還がかかつて3進カウンタとなる。
本装置ではAMのときはゲート回路G2を閉じて3進カ
ウンタとし、FMのときはゲート回路G2を開いて4進
カウンタとする。
ウンタとし、FMのときはゲート回路G2を開いて4進
カウンタとする。
従ってこれらのカウンタの出力はその各パルスがAMの
とき30K)(z毎に、FMのとき400 K Hz毎
に出ることになる。
とき30K)(z毎に、FMのとき400 K Hz毎
に出ることになる。
プリセット可能カウンタC6〜C8はカウンタC5から
の出力パルスを計数して受信周波数を指示するが、単純
に計数すると、指示は受信周波数帯のみでよいのに、そ
れに入るまでの不要部分まで計数表示することになって
不経済である。
の出力パルスを計数して受信周波数を指示するが、単純
に計数すると、指示は受信周波数帯のみでよいのに、そ
れに入るまでの不要部分まで計数表示することになって
不経済である。
そこでカウンタC6〜C8はプリセット数入力装置PI
によって所定数をプリセットし、受信周波数帯に人って
計数値がOO・・・・・・01の最初の状態になる様に
する。
によって所定数をプリセットし、受信周波数帯に人って
計数値がOO・・・・・・01の最初の状態になる様に
する。
このプリセット数は次のように定める。即ち、このカウ
ンタへの入力パルス数はAMのとき33〜69個/回、
FMのとき163〜199個/回、その巾は共に36で
ある。
ンタへの入力パルス数はAMのとき33〜69個/回、
FMのとき163〜199個/回、その巾は共に36で
ある。
33個あるいは163個計数して始めて1にするには3
2あるいは162の補数を予めカウンタにセットしてお
けばよい。
2あるいは162の補数を予めカウンタにセットしてお
けばよい。
いまカウンタのビット数を9ビツトとし1000000
00から32あるいは162のBCD値を引くと差は0
11100000あるいは001011110となる。
00から32あるいは162のBCD値を引くと差は0
11100000あるいは001011110となる。
放送周波数範囲はカウンタC5の出力パルスで言えばい
ずれも36個分であり、そのBCD値は6ビツトである
から上記差をそのま・セットし得るカウンタを設ける必
要はなく、カウンタは6ビツトとしてこれに上記差の下
6桁100000または011110をプリセットすれ
ばよい。
ずれも36個分であり、そのBCD値は6ビツトである
から上記差をそのま・セットし得るカウンタを設ける必
要はなく、カウンタは6ビツトとしてこれに上記差の下
6桁100000または011110をプリセットすれ
ばよい。
こうしてプリセット数入力装置PIにより、AMのとき
100000、FMのとき011110を6ビツトカウ
ンタC6〜C8に入力しておくと、放送周波数帯に入っ
て000001の最初の状態から出力を始め、以後AM
で30 K Hz毎、FMで400KHz毎に0000
010.0000011.0000100・・・・・・
と値を変え、放送周波数帯の上限に対応する10010
0まで歩進して行く出力が得られる。
100000、FMのとき011110を6ビツトカウ
ンタC6〜C8に入力しておくと、放送周波数帯に入っ
て000001の最初の状態から出力を始め、以後AM
で30 K Hz毎、FMで400KHz毎に0000
010.0000011.0000100・・・・・・
と値を変え、放送周波数帯の上限に対応する10010
0まで歩進して行く出力が得られる。
比較器CP2はこのカウンタC6〜C8の出力の上位4
ピツ)F、E、D、Cを入力され、比較器CP1は下位
2ビットB、Aを人力される。
ピツ)F、E、D、Cを入力され、比較器CP1は下位
2ビットB、Aを人力される。
放送周波数の単位は前記のようにAMで10 KHz
、 FMで100 KHzで゛あるので゛、カウンタC
6〜C8の出力パルスのAMで30 KJIz毎、FM
で400 KHz毎では各パルス間に3または4個の周
波数単位(つまり放送局)が含まれることになる。
、 FMで100 KHzで゛あるので゛、カウンタC
6〜C8の出力パルスのAMで30 KJIz毎、FM
で400 KHz毎では各パルス間に3または4個の周
波数単位(つまり放送局)が含まれることになる。
これを区別するため比較器CP1へはカウンタC5,C
4から更に下位2ビツトA2゜A1を入力する。
4から更に下位2ビツトA2゜A1を入力する。
この結果比較器CP1.CP2に入力される受信周波数
信号は次の第1表または第2表の如くなり、これはデジ
タル設定器6により設定する所望放送周波数のBCD値
でもある。
信号は次の第1表または第2表の如くなり、これはデジ
タル設定器6により設定する所望放送周波数のBCD値
でもある。
なおこれらの表では1〜8桁が下位桁から上位桁の順で
並んでおり、第2図のA、、A2.A−Fがこれに対応
する。
並んでおり、第2図のA、、A2.A−Fがこれに対応
する。
第9桁はデジタル設定のとき用いられるAM/FM識別
用で、AMは1、FMはOで表わしている。
用で、AMは1、FMはOで表わしている。
比較器CP1.CP2と動作を説明すると、デジタル設
定器6による設定周波数Fsが受信周波数Faより低い
ときは比較器CP2がその端子taにハイ(H)レベル
、端子tc 、tbにロー(L)レベルの出力を生じる
。
定器6による設定周波数Fsが受信周波数Faより低い
ときは比較器CP2がその端子taにハイ(H)レベル
、端子tc 、tbにロー(L)レベルの出力を生じる
。
端子taの出力ダイオードD5を通してX導線に導かれ
、電圧記憶素子9に局発周波数を下げる方向の出力を生
じさせる。
、電圧記憶素子9に局発周波数を下げる方向の出力を生
じさせる。
この電圧記憶素子9は原理的には積分回路であって正の
入力電圧が入るとこれを積分して漸増する出力電圧を生
じ、負の入力電圧が入るとこの出力電圧を漸減させ、入
力電圧がオフになるとそのときの出力電圧状態を長期間
に亙って保持する。
入力電圧が入るとこれを積分して漸増する出力電圧を生
じ、負の入力電圧が入るとこの出力電圧を漸減させ、入
力電圧がオフになるとそのときの出力電圧状態を長期間
に亙って保持する。
比較器CP2の端子tcのLレベルの出力電圧はダイオ
ードD 9 、 D 10を導通状態にして比較器CP
1の出力をLレベルにロックする。
ードD 9 、 D 10を導通状態にして比較器CP
1の出力をLレベルにロックする。
X導線からの信号により局発周波数が下って設定値附近
になると、比較器CP2の端子taの出力はLレベルに
なり、代って端子tcの出力はHレベルになり、ダイオ
ードD 9 、 D 10を非導通状態にする。
になると、比較器CP2の端子taの出力はLレベルに
なり、代って端子tcの出力はHレベルになり、ダイオ
ードD 9 、 D 10を非導通状態にする。
この結果比較器CP1の出力が有効になり、なお局発周
波数が高いとその端子taがHレベルの出力を生じ、こ
れは抵抗R2、ダイオードD6を通ってX導線体に導か
れ、同様に局発局所数の下げ信号となる。
波数が高いとその端子taがHレベルの出力を生じ、こ
れは抵抗R2、ダイオードD6を通ってX導線体に導か
れ、同様に局発局所数の下げ信号となる。
こうして局発周波数が更に下り、やがて設定値に完全に
一致すると比較器CP1の端子taはLレベルに戻り、
選局動作は終了する。
一致すると比較器CP1の端子taはLレベルに戻り、
選局動作は終了する。
設定周波数が局発周波数より高い場合は、先ず比較器C
P2が端子tbにHレベルの出力を、また端子ta 、
tbにLレベルの出力を生じる。
P2が端子tbにHレベルの出力を、また端子ta 、
tbにLレベルの出力を生じる。
この結果抵抗R8、ダイオードD8を通してHレベルの
出力か′Y導線に導かれ、これは電圧記憶素子9に局発
周波数漸増指令を出力させる。
出力か′Y導線に導かれ、これは電圧記憶素子9に局発
周波数漸増指令を出力させる。
この場合も端子tC(7)Lレベル出力で比較器CP1
の出力はLレベルにロックされ、局発周波数が設定周波
数に近付くとこのロックが解かれて比較器CP1の出力
が有効になり、局発周波数が設定周波数に正確に一致し
た時点で選局動作が終了する。
の出力はLレベルにロックされ、局発周波数が設定周波
数に近付くとこのロックが解かれて比較器CP1の出力
が有効になり、局発周波数が設定周波数に正確に一致し
た時点で選局動作が終了する。
このように比較出力を比較器CP2からC20へ途中で
切換えるのは、次の理由による。
切換えるのは、次の理由による。
即ち比較器CP2は上位ビットを比較するから、これに
差があるということば局発周波数と設定周波数のずれが
大きいということであり、このとき局発周波数の変更は
急速に行なってもよい。
差があるということば局発周波数と設定周波数のずれが
大きいということであり、このとき局発周波数の変更は
急速に行なってもよい。
これは、本回路では次のようにして行なわれる。
即ち端子tcの出力レベルがLになるとダイオードD1
□が導通状態になってダイオードD1□を非導通状態に
する。
□が導通状態になってダイオードD1□を非導通状態に
する。
この結果信号Sgsは無効にされ、トランジスタTr4
には、ナントゲートG1を開いてサンプリングを行なう
間およびカウンターC4〜C8のリセットを行なう間、
つまりカウンタの内容に変動のある期間トランジスタT
r4をオンにする信号Sg4のみが加わる。
には、ナントゲートG1を開いてサンプリングを行なう
間およびカウンターC4〜C8のリセットを行なう間、
つまりカウンタの内容に変動のある期間トランジスタT
r4をオンにする信号Sg4のみが加わる。
トランジスタTr4がオンになるとダイオードDI。
D2が導通状態になり、X、Y導線のHレベルの出力は
アースへ落されるので局発周波数の制御が中断するが、
信号Sg4のデユーティは80%であるのでこの制御中
断は必要最小限の20%に抑えられ、制御は高速に行な
われる。
アースへ落されるので局発周波数の制御が中断するが、
信号Sg4のデユーティは80%であるのでこの制御中
断は必要最小限の20%に抑えられ、制御は高速に行な
われる。
これに反して比較器CP2が端子tcの出力レベルをH
にすると、ダイオードDllは非導通状態になり、信号
Sgsがオア回路のダイオードD1□を通してトランジ
スタTr4に加わる。
にすると、ダイオードDllは非導通状態になり、信号
Sgsがオア回路のダイオードD1□を通してトランジ
スタTr4に加わる。
この信号Sgsのデユーティは30%程度であるのでダ
イオードD工、D2がオンである期間が長くなり、結局
局発周波数の制御は低速で行なわれることになる。
イオードD工、D2がオンである期間が長くなり、結局
局発周波数の制御は低速で行なわれることになる。
これは制御に行き過ぎを生じさせないのに有効である。
ダイオードD3.D4、抵抗R5〜R7、トランジスタ
Tr3の回路はミューティング信号を取出す回路で゛、
X、Yいずれかの導線にHレベルの出力があるときトラ
ンジスタTr3をオンにし、ミューティング信号Sg6
を出力する。
Tr3の回路はミューティング信号を取出す回路で゛、
X、Yいずれかの導線にHレベルの出力があるときトラ
ンジスタTr3をオンにし、ミューティング信号Sg6
を出力する。
これは、音声増幅器人力信号を短絡したりして選局中に
スピーカから発する雑音を除去するのに使用される。
スピーカから発する雑音を除去するのに使用される。
以上詳細に説明したように本考案によれば、設定値と受
信(局発)周波数との比較を8ビツトで行なうことがで
き、比較器、および設定器等を簡素化することができる
。
信(局発)周波数との比較を8ビツトで行なうことがで
き、比較器、および設定器等を簡素化することができる
。
また上位4ビツト、下位4ビツトと分けて比較するので
、同調点に近ずくと掃引速度を低下させて引き過ぎのな
い選局動作を容易に行なうことができる。
、同調点に近ずくと掃引速度を低下させて引き過ぎのな
い選局動作を容易に行なうことができる。
更に、選局中にミューティングして雑音の少ない選局操
作が可能になるなど種々の利点が得られる。
作が可能になるなど種々の利点が得られる。
第1図は本考案の実施例を示すブロック図、第2図は第
1図の詳細な回路図である。 図面で 1〜3、C1〜C8は分周器、6はデジタル設
定器、4,5.CP□、C20はデジタル比較器である
。
1図の詳細な回路図である。 図面で 1〜3、C1〜C8は分周器、6はデジタル設
定器、4,5.CP□、C20はデジタル比較器である
。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 分周用のカウンタおよび補数をプリセットされるカウン
タを備えてラジオ受信機の局部発振器の出力周波数を計
数し、放送周波数帯の下限で1となり、以後一定周波数
幅毎に漸増する出力を生じる計数回路と、°前記出力に
対応して放送周波数帯の下限で1となり、以後一定周波
数毎に漸増する受信周波数指示値の任意のものを設定す
るデジタル設定器と、これらの分周器および設定器の出
力を入力され、両者が一致するまで局部発振器の出力周
波数を漸増または漸減させる出力を生じるデジタル比較
器とを備えるデジタル設定受信機において、 前記比較器が下位ビット用と上位ビット用の2つからな
り、上位ビット用比較器が差出力を生じている間下位ビ
ット用比較器の出力が阻止されるように構成して、局部
発振器の出力周波数を漸増または漸減させる出力を同調
点近くまでは高速に、近づくと低速に掃引制御するデジ
タル比較器を備えることを特徴とするデジタル設定受信
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980062418U JPS5811073Y2 (ja) | 1980-05-07 | 1980-05-07 | デジタル設定受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980062418U JPS5811073Y2 (ja) | 1980-05-07 | 1980-05-07 | デジタル設定受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55157353U JPS55157353U (ja) | 1980-11-12 |
JPS5811073Y2 true JPS5811073Y2 (ja) | 1983-03-01 |
Family
ID=29296422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980062418U Expired JPS5811073Y2 (ja) | 1980-05-07 | 1980-05-07 | デジタル設定受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811073Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4860511A (ja) * | 1971-11-29 | 1973-08-24 | ||
JPS5111309A (ja) * | 1974-07-18 | 1976-01-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Deijitaruchuuna |
-
1980
- 1980-05-07 JP JP1980062418U patent/JPS5811073Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4860511A (ja) * | 1971-11-29 | 1973-08-24 | ||
JPS5111309A (ja) * | 1974-07-18 | 1976-01-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Deijitaruchuuna |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55157353U (ja) | 1980-11-12 |
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