JPS5811053B2 - 多項目入力装置 - Google Patents

多項目入力装置

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JPS5811053B2
JPS5811053B2 JP52132689A JP13268977A JPS5811053B2 JP S5811053 B2 JPS5811053 B2 JP S5811053B2 JP 52132689 A JP52132689 A JP 52132689A JP 13268977 A JP13268977 A JP 13268977A JP S5811053 B2 JPS5811053 B2 JP S5811053B2
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JP
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JP52132689A
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三好紀臣
鶴岡亨彦
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は情報処理システムにおけるデータ入力用キーボ
ード装置に関する。
この種の従来のキーボード装置においては、入力データ
作成の手間を省き、誰でも容易に操作出来る様に日常使
用する言葉を全て入力項目としてキーボード面に表示し
て置くことが実用上重要である。
しかしながらこのように日常使用する言葉を入力項目と
してキーボード面に表示しておく方法は入力データをコ
ード化する方法に比べると、文字数、項目数とも格段と
増大する問題が生じる。
一方、キーボード操作面の大きさは人間の操作性を考慮
すると必然的に制限されるので、単に入カキ−を多数配
列しただけでは実用に供し得す、いかに限られたスペー
スに多数の項目を表示し、入力できるようにするかと言
う点が大きな問題となっており、現在まで種々の方法が
提案されている。
これら従来装置の1つとして、ライトペンを使用する装
置がある。
この装置は項目毎の入カキ−を無くし、表示のみをキー
ボード上にマトリクス状に多数個配置し、各々の項目に
受光素子を設け、ライトペンにより表示部から光信号を
与えデータを入力する装置である。
この方法は指で押圧する必要がないので、1ケの項目の
表示部を小さく出来る為、多項目の表示が可能であるが
、入力項目数に対応するだけの数の受光素子を要するの
で、非常に高価となる欠点を有している。
又多数の項目を限られたスペースに表示する為に、表示
相互間の間隔が狭くなり、見にくい欠点を有している。
また他の従来装置として第10図a、bに示すような装
置がある。
第10図aは平面図、第10図すはその要部縦断面図で
ある。
図において61はキーボード本体で、入カキ−62がマ
トリクス状に設けられている。
63は表示部でキーボード本体の上に置かれるのである
が、前記入カキ−62が表示部を貫通して表面に突出す
るようになっている。
この表示部はカバー64と表示用のボ−ドロ5a〜65
dより構成され、カバー64には表示窓66と入カキ−
62が貫通する開口部67を有しており、この表示窓6
6の各行はほぼ表示窓1個分に相当するスペースを備え
ている。
ボード65a〜65dには、入力項目641(A。
B等)と表示窓642が1行置きに設けられておりこの
ピッチはカバー64の表示窓66のピッチの半分に等し
い。
また表示用ボード65a〜65dには長穴68が入カキ
−62の列に対応して設けられ、ボード65a〜65d
は上下方向に摺動可能となっている。
この表示ボード65a〜65dは所要の項目数に従って
複数枚重ねてカバー64とキーボード本体61との間に
収納される。
この装置においてボード65aをスライドさせ表示項目
をカバー64の表示窓66の下に位置させると、ボード
65aに記した項目がキーボード上に表示される。
次にボード65bの表示項目を同じく表示窓66に対応
させると同時にボード65aを元の位置に戻すことによ
り、ボード65bに記した項目がカバー64及びボード
65aの表示窓642を通して表示される。
この表示の切換操作と連動する切換装置(図示せず)お
よび入カキ−62を押圧することにより、各々のボード
に対応する信号を外部へ取り出している。
以下同様にして複数枚のボードを切換えて多項目の入力
を行うのであるが、この装置では、入力項目の表示部と
別個に入カキ−を必要とし入カキ−に表示機能を持たせ
ることができないので、この為やはりスペースを有効に
利用出来ない欠点を有している。
また表示用のボード枚数が増加してくると最下部の表示
は、上に重なっている全てのボードの窓を通して表示さ
れるので、照明の方向によっては影を生じ見にくい欠点
を有している。
本発明は、これら従来装置の欠点を除去し、より簡単な
構造で、小形で多項目の入力を可能とし、かつコストの
安価な入力装置を掃供することにある。
以下本発明の実施例について、図面により詳細に説明す
る。
第1図はキーボード装置の平面図、第2図は正面図、第
3図は側断面の要部詳細図、第4図及び第5図はそれぞ
れ部分詳細及びその側断面図である。
図において1はフレーム、2は接点部で図示しないビス
により前記フレーム1に取付けられている。
3はカバーでフレーム1に取付けた枠4に設けた案内面
5,6と、接点部2の上面7より形成されるガイド溝8
にその左右両端を案内され第1図において上下方向摺動
可能である。
またカバー3には、摺動させる為のツマミ9と一定の間
隔て行及び列状に配列した多数の表示窓10が設けられ
ている。
11は絶縁基板で、幅11の短冊導体12をピッチL1
で行に配列してあり一端には端子13を有する(第4図
)。
14は一枚の感圧ゴムシートで、一面を前記導体12に
当接しておかれている。
15は幅12の短冊状の導電ゴムシートで、感圧ゴムシ
ート14の上に、ピッチL2で列に配置され、感圧ゴム
シート14を介して前記導体12とマトリクス状になっ
ている。
この両者の重なりあった矩形の部分16が1ケの接点を
構成する。
この導電ゴムシート15の両端は第3図に示すようにス
ペーサ17を介してハトメ18にて、絶縁基板11に固
定され、その1端には端子19を有している。
20は導電ゴムシート15間を絶縁する為のスペーサで
、第4図から明らかなようにシート21の下面に導電ゴ
ムシート15と供に接着されている。
又このシート21は、接点部の保護も兼ねている。
22は、入力項目を印刷した可撓性の表示用シートで両
端に設けた枠23を介してフレーム1に着脱自在に取り
付けである。
この表示シートは、導電ゴムシート15の幅12に等し
い横幅と、導体12の行ピッチL1の3分の1の縦幅を
持ったます目24が列に設けられており、このます目に
入力項目が記入されており導体12と導電ゴムシート1
5とが交差するところの前記接点16の上に3つのます
目が重なる様に位置決めしである。
即ち3つの入力項目(A、B、C)が1つの接点16を
共有している。
カバー3に設けた表示窓10は、マトリクスの交点に形
成された接点16の数に対応して設けられ、表示窓10
の大きさは前記ます目24とほぼ同等かやゝ小さく、そ
の配列は列ピツチ、行ピッチをそれぞれ導電ゴムシート
15及び導体12と同じくしである。
即ち表示窓10には表示シート22に記入した項目が2
行置きに表示され他の項目はカバー3の下部に隠された
状態になっている。
第1図では左側の枠4によって隠されている25は入力
項目の切換を電気的に表示する為の接点機構で、絶縁基
板11上にピッチL1/3で配置した3つの導体26a
、26b、26cと、前記感圧ゴムシート14と、共通
接点となる導電ゴム27の3層より接点部が構成されて
いる。
28は導電ゴム27を介して感圧ゴムシート14を押圧
する為のローラでカバーに固定した板バネ29により感
圧ゴムシートの導体26a又は26b又は26cのいづ
れかに対応する部分を押圧している。
またこのカバー3は別個に設けたクリック作用を有する
位置決め機構(図示せず)により所定位置に係止する。
また30は押圧ペンであって絶縁基板11、導体12、
感圧ゴムシート14、導電ゴムシート15、シート21
、表示用シート22、導体26a、26b、26cおよ
び導電ゴム27からなる接点部2を押圧する為のもので
、球状の加圧部31を一端または両端に有し、接点部2
を損傷することなく、適当な圧力が得られる様にすると
ともに、使い易さを考慮した形状になっている。
次に第1図〜第5図において動作を説明する。
押圧ペン30を用い位置決めされたカバー3の表示窓1
0の部分から表示シート22を押すと接点16において
導電ゴムシート15を介して感圧ゴムシート14が加圧
される。
感圧ゴムシート14は非加圧下では絶縁性を保持し、加
圧した際にはその加圧部分が導電性を示す性質を有して
いるので押圧ペン30により加圧された部分を通じて、
導電ゴムシート15の1列と、導体12の1行が導通し
、表示窓10に表示された項目が入力されることになる
入力されたことは別に設けたブザー音または表示ランプ
などにより確認することができる。
この際表示窓10は接点16上にあるため、隣接する接
点が同時に押圧されることはない。
次いで押圧ペン30の押圧を市めると感圧ゴムシート1
4は絶縁性を回復し接点16が開放することになる。
次に表示の切換えは、ツマミ9によって、カバー3を例
えば第1図において下方に移動させると新たな位置に自
動的にセットされ、同時に前回では入力項目Aが表示窓
10に表示されていたとすると今までカバー3の下部に
隠されていた入力項目BまたはCが表示窓10に表示さ
れる。
この操作によって、接点機構25においてローラ28が
例えは接点16上の感圧ゴムシート14を押圧するので
導体26bまたは26cが導通し、導体26aが開放さ
れ、切換えられたことを電気的に表示することができる
以下同様にして表示を切換えて、押圧ペン30により表
示部を押圧することで所要項目が入力される。
項目の切換を電気的に表示するための接点機構は、接点
部16を構成している感圧ゴムシート14を共用する形
としなくても良く、別個に3個のマイクロスイッチなど
を設け、カバー3と連動するアクチュエータにより、こ
のスイッチを動作させる方式としても良い。
また前記実施例で用いた導電ゴムシート15は金属布や
フレキシブル銅張り板等の可撓性導体であれば何でも良
く、比抵抗の小さいものが導通時の抵抗値が下るので好
ましい。
第6図a、b及び第7図a、bは感圧ゴムシートを用い
た接点部16の変形例を示すものである。
第6図においては前述の実施例で用いた多数の短冊状の
導電ゴムシート15の代わりにエツチングにより導電パ
ターン43を形成した一枚のフレキシブル銅張板41を
用いてあり量産によるコストダウンに適した方法と云え
る。
この導電パターン43には上下に伸びたスリット溝44
が設けられている。
このスリット溝44は押圧ペン等により押圧された場合
にパターン部が立体的に変形する際の柔軟性を確保し銅
箔のはく離を防止する為のものである。
この様な構成にすれば各導電パターン43は自動的に絶
縁されるので、前述の実施例で述べたスペーサ20を必
要とせず、構造が一段と簡単になるとともに、接点のO
N抵抗も低くなり信頼性が向上する利点を有している。
第7図は感圧ゴムシート14の両面に直接導電体を導電
性を保つ状態で接合し表面と裏面とでマトリクスを形成
する様に導電パターン45.46を配置した列である。
この方法では接点部は1枚のシートになるので構造は単
純化され大幅にコストを低下できる利点を有している。
さらに他の実施例としては第8図a、bに示す様な物が
ある。
第8図において、第1図〜第5図に示した実施例と異な
る点は接点16に対応する数の入カキ−47を設けたこ
とにあり、その特徴は入カキ−の配置にある。
即ち入カキ−47は、カバー3に取付けられその先端4
8はカバー3の下面49より突き出さないように設けら
れており、カバー3とともにスライド可能であるが、そ
の摺動領域は1ケの矩形状の接点16上に限定されてい
る。
またこの入カキ−47は表示窓10の行間に配置される
第1図〜第5図に示した実施例では表示部10と接点1
6とを対応させているが、この実施例では表示シート2
2のます目24を表示窓10と対応する位置に置くこと
は変わりないけれども表示部10と接点16とはずらし
た状態に設けている。
即ちこの実施例では表示窓10と接点16とは対応せず
、入カキ−47が接点16に対応しており、入カキ−を
押圧することでマトリクス上の交点の接点16が導通し
項目が入力される。
この様な構成にすれば従来装置と異なり、入カキ−の為
のスペースと表示のためのスペースとが共用できるので
コンパクトで入カキ−を設けたにもかゝわらず前述の実
施例と同じ数の項目の入力が可能であるとともに指定ペ
ン等の特殊な用具を用いる必要がなくなり、従来のキー
ボードと同様の感覚で使用できるものとなる。
以上今までの実施例は感圧ゴムシートをはさんで、マト
リクス状に配置した導電体より構成される接点部を有す
る入力装置に関するものであったがこの感圧ゴムシート
を用いずに第9図a、bに示すごとく、この部分を空隙
50を有する絶縁スペーサ51を挿入し、押圧によって
導電ゴム15が、直接絶縁基板11上の導体12と接触
するように構成しても良い。
しかしながらこの場合には各ます目24の内部に相当す
る部分を抜いて前記空隙50を設けた薄い絶縁スペーサ
51を必要とする。
以上述べたように、本発明によれば、従来のこの種の入
力装置のごとく、独立したスイッチ要素を多数個用いる
のと異なり、スイッチ要素を構成する部材のうち、すべ
てのスイッチ要素の行接点に相当する部分と、接点のO
N、OFFを行なう部分(感圧ゴムシート又は空間部)
と、列接点に相当する部分のすべての部分を各々シート
状または板状に構成し、これらを単に積重ねることによ
って、行と列の交点の数と等しい接点を構成しており、
さらに、これらの部分の上面に、接点数の複数倍のます
口内に各々入力項目を記した表示シートを重ね、さらに
その上面に前記接点の配列と等しく、大きさが前記ます
目とほぼ等しい表示窓を持つカバーで被い、このカバー
は複数個のます目に表示された入力項目が順次表示され
るように、移動可能であり、カバーの位置はます目の間
隔ごとに電気的に検出されるように構成されているので
、この位置検出信号により入力信号のモードを切換える
ことによって前記接点数の複数倍の項目数を入力するこ
とが可能となる。
すなわち比較的小さな操作面の中に極めて多くの入力項
目数を収納することができるのみならず、多数の入力項
目のうち分類した種別ごとに表示することができるので
入力項目の識別が容易で操作が極めて容易である。
またこの入力装置は上述のとおり、構造も簡単であり、
製作も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示し、第1図
はキーボード装置の平面図、第2図は正面図、第3図な
いし第5図はそれぞれ要部断面図、第6図a、bおよび
第7図a、bはそれぞれ本発明の異なる実施例を示すそ
れぞれ接点部の要部断面図、要部正面図、第8図a、b
は本発明の異なる実施例を示す平面図、要部断面図、第
9図a。 bは本発明の異なる実施例を示す平面図、要部側面図、
第10図a、bは従来装置の平面図、側断面の拡大図で
ある。 1:フレーム、2:接点部、3:カバー、4:枠、10
:表示窓、12:短冊状の導体、14:感圧ゴムシート
、15:導電ゴム、25:接点機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 列の層と行の層とでマトリクスを形成する短冊状の
    導体と、列の層と行の層との間でマトリクスの交点の0
    N−OFFを行なうような、加圧部分のみが電気的に導
    通する感圧導電体または前記マトリクスの交点との対向
    部が打抜かれた絶縁体とからなる接点部、この接点部の
    上部に配置され、前記列または行の導体に沿いかつ前記
    マトリクスの1の交点に対して複数個の入力項目が記さ
    れた表示用シート、前記マトリクスの交点と対応して設
    けた表示窓を有し、この表示窓から表示用シートの入力
    項目を表示可能で摺動させることにより当該表示窓から
    見える入力項目を切換えることが可能なカバーおよびこ
    のカバーの摺動位置を検知してモードを複数に切換える
    検知機構を備え、前記カバーの表示窓を介して表示され
    た入力項目に対応する前記マトリクスの交点を押圧した
    際、列の層と行の層の導体が感圧導電体または絶縁体の
    打抜きを介して導通せしめられ、前記検知機構により切
    換えられたモードに応じた信号が入力されることを特徴
    とする多項目入力装置。
JP52132689A 1977-11-05 1977-11-05 多項目入力装置 Expired JPS5811053B2 (ja)

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JPS5466035A JPS5466035A (en) 1979-05-28
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ID=15087222

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6244338U (ja) * 1985-09-02 1987-03-17

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JPS5466035A (en) 1979-05-28

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