JPS58108497A - 放射性廃液の減容処理方法 - Google Patents
放射性廃液の減容処理方法Info
- Publication number
- JPS58108497A JPS58108497A JP20615081A JP20615081A JPS58108497A JP S58108497 A JPS58108497 A JP S58108497A JP 20615081 A JP20615081 A JP 20615081A JP 20615081 A JP20615081 A JP 20615081A JP S58108497 A JPS58108497 A JP S58108497A
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- Japan
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- volume
- pellets
- waste liquid
- binder
- decreasing
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は放射性廃液の処理方法に関する。
加圧水型原子炉をもつ原子力発電所において柚々p放射
性廃棄物が発生する。この中に■硼酸を含んだ軽水を主
成分とする1次冷却系の排水、2次冷却系の排水、橡、
器の排水等と、■放射線管理区域で使用された作業服等
を洗濯する際に排出される洗剤を含む洗濯排水がある。
性廃棄物が発生する。この中に■硼酸を含んだ軽水を主
成分とする1次冷却系の排水、2次冷却系の排水、橡、
器の排水等と、■放射線管理区域で使用された作業服等
を洗濯する際に排出される洗剤を含む洗濯排水がある。
これらの放射性廃液は、その性質上、周到な注意の下に
管理、貯蔵しなければならず、取扱いの便宜、その他の
理由からその容積を減少させる必要がある。
管理、貯蔵しなければならず、取扱いの便宜、その他の
理由からその容積を減少させる必要がある。
これら放射性廃液の従来の代表的な処理、貯蔵方法は、
まず、前記■の廃液に対しては蒸発処理により硼酸濃度
を12重量%程度まで濃縮、減容し、前記■の廃液に対
しては逆浸透膜装置により洗剤濃度を5重量%まで濃縮
、減容する。
まず、前記■の廃液に対しては蒸発処理により硼酸濃度
を12重量%程度まで濃縮、減容し、前記■の廃液に対
しては逆浸透膜装置により洗剤濃度を5重量%まで濃縮
、減容する。
次いで、これらの濃縮廃液を、セメントやアスファルト
等と混合し、ドラム缶内で固化して発電所の敷地内や所
定の貯蔵地内に管理、貯蔵するものであった。
等と混合し、ドラム缶内で固化して発電所の敷地内や所
定の貯蔵地内に管理、貯蔵するものであった。
しかしながら、原子力発電所は相当の長期間にわたって
運転を続けるものであるし、放射性廃液の固化体も相当
の長期間にわたって管理、貯蔵の必要があるため、原子
力発電所の運転の続行に伴ない処理、貯蔵すべき放射性
廃液の累積量も増加を続けるのに対し、上記の従来の濃
縮では減容として不十分であり、更にセメント固化体等
はセメントの付加により相当の容積増大を伴なうので、
それを収容する貯蔵場所を次々と準備していかなければ
ならない。更に−たん、セメント等と混合して固化する
と、次の処理手段としては廃棄処分以外になく、その貯
蔵量の増大に応じた適切な次の処理方法が採用しにくい
。
運転を続けるものであるし、放射性廃液の固化体も相当
の長期間にわたって管理、貯蔵の必要があるため、原子
力発電所の運転の続行に伴ない処理、貯蔵すべき放射性
廃液の累積量も増加を続けるのに対し、上記の従来の濃
縮では減容として不十分であり、更にセメント固化体等
はセメントの付加により相当の容積増大を伴なうので、
それを収容する貯蔵場所を次々と準備していかなければ
ならない。更に−たん、セメント等と混合して固化する
と、次の処理手段としては廃棄処分以外になく、その貯
蔵量の増大に応じた適切な次の処理方法が採用しにくい
。
このため放射性濃縮廃液の容積を更に減少した固化物と
して貯蔵、管理するための処理方法が求められており、
本発明者等はこのような方法を提供すべく研究を重ねた
結果、次のような経緯で本発明に到達したものである。
して貯蔵、管理するための処理方法が求められており、
本発明者等はこのような方法を提供すべく研究を重ねた
結果、次のような経緯で本発明に到達したものである。
まず、従来法と同様に蒸発または逆浸透膜処理で濃縮し
た廃液を、■焼して更に減容する。
た廃液を、■焼して更に減容する。
暇焼法としては流動層煙焼法、噴霧■焼法があるが、い
ずれの場合もその■焼生成物は粉粒体として得られ、こ
のままでは取扱いの困難さ、飛散の問題、見かけ密度が
小さいなどの欠点があるため、更にペレットに減容成型
することとした。
ずれの場合もその■焼生成物は粉粒体として得られ、こ
のままでは取扱いの困難さ、飛散の問題、見かけ密度が
小さいなどの欠点があるため、更にペレットに減容成型
することとした。
ペレットとして廃棄をするためには、その取扱いL、十
分な強度を有することが必要で、密度1.29 / c
m3以上、圧縮強度150 kg/cm”以上という暫
定海洋投棄指針を満たしていれば、将来、海洋投棄が決
定したときにも、このペレットのまま適当な処理が可能
である。上記のような条件が満たされない場合には再溶
解、再粉砕などを行なわねばならない。
分な強度を有することが必要で、密度1.29 / c
m3以上、圧縮強度150 kg/cm”以上という暫
定海洋投棄指針を満たしていれば、将来、海洋投棄が決
定したときにも、このペレットのまま適当な処理が可能
である。上記のような条件が満たされない場合には再溶
解、再粉砕などを行なわねばならない。
ペレットの強度を増すためには、結合剤を添加するのが
一般的であるが、本発明のように減容が目的である場合
には、結合剤の添加により容積増大を伴なうので、結合
剤を用いることなくペレットの強度を高める方法を提供
すべく更に研究を重ねた結果、打錠圧力を高めることに
より圧縮強度を著しく増大せしめ得ることを見出したも
ので、打錠圧1.4トン/cm2以上とするのがよいこ
とが判明した。ベレット作成にあたっては、シリンダー
内に粉粒体を供給してピストンで圧縮するタブレッティ
ングと、モールド付の2個のロール間で粉粒体を圧縮す
るブリナラティングの2方法があるが、一般にタブレッ
ティングの方がより強い圧縮力をかけるこ之ができる。
一般的であるが、本発明のように減容が目的である場合
には、結合剤の添加により容積増大を伴なうので、結合
剤を用いることなくペレットの強度を高める方法を提供
すべく更に研究を重ねた結果、打錠圧力を高めることに
より圧縮強度を著しく増大せしめ得ることを見出したも
ので、打錠圧1.4トン/cm2以上とするのがよいこ
とが判明した。ベレット作成にあたっては、シリンダー
内に粉粒体を供給してピストンで圧縮するタブレッティ
ングと、モールド付の2個のロール間で粉粒体を圧縮す
るブリナラティングの2方法があるが、一般にタブレッ
ティングの方がより強い圧縮力をかけるこ之ができる。
本発明は上記毒線で完成したもので、放射性廃液を濃縮
後、同濃縮廃液に■焼処理を加えて粉粒生成物とし、同
粉粒生成物を打錠圧力1.4トン/cm”以上で圧縮し
てペレットにすることを特徴とする放射性廃液の減容処
理方法に関するものである。ペレットはドラム等に詰め
て保管、貯蔵することができる。
後、同濃縮廃液に■焼処理を加えて粉粒生成物とし、同
粉粒生成物を打錠圧力1.4トン/cm”以上で圧縮し
てペレットにすることを特徴とする放射性廃液の減容処
理方法に関するものである。ペレットはドラム等に詰め
て保管、貯蔵することができる。
し1]
硼酸を含む排水の模擬濃縮液(以下、Aと略記する)と
洗剤を含む模擬濃縮液(以下、Bと略記する)を、それ
ぞれ流動層■焼法により、暇焼生成物としたものを用い
、結合剤は全く加えずに、タブレッティングにより2o
φ×8程度の大きさのペレットを作成した。そのペレッ
トの圧縮強度および密度を測定した結果を第1図〜第4
図に示す。
洗剤を含む模擬濃縮液(以下、Bと略記する)を、それ
ぞれ流動層■焼法により、暇焼生成物としたものを用い
、結合剤は全く加えずに、タブレッティングにより2o
φ×8程度の大きさのペレットを作成した。そのペレッ
トの圧縮強度および密度を測定した結果を第1図〜第4
図に示す。
第1図はAの■焼生成物より作成したペレットの圧縮強
度に対する打錠圧の影響を調べたものである。第2図は
同様な関係をBについて示したものである。この図から
打錠圧の増加と共に圧縮強度は増加し、打錠圧4.5ト
ン(1,4トン7cm” )以上で現在の暫定海洋投棄
指針のis。
度に対する打錠圧の影響を調べたものである。第2図は
同様な関係をBについて示したものである。この図から
打錠圧の増加と共に圧縮強度は増加し、打錠圧4.5ト
ン(1,4トン7cm” )以上で現在の暫定海洋投棄
指針のis。
kg/cm” (図中、■で示すM)以上を上まわるこ
とができることが判る。
とができることが判る。
次に同じペレットについて、密度に対する杓錠圧の関係
を示したのが第5図である;これから打錠圧が1トン(
oi2)ン/Cm” )以上あれば、現在の海洋投棄指
針であるt 29/cm3(図中、■θ線で示す)以上
を上まわることができる。
を示したのが第5図である;これから打錠圧が1トン(
oi2)ン/Cm” )以上あれば、現在の海洋投棄指
針であるt 29/cm3(図中、■θ線で示す)以上
を上まわることができる。
次にセルロース系の結合剤を混入して打錠圧4.5トン
(イン、2トン(ロ)の各々で作成したペレットの圧縮
強度を測定した結果を第4図に示すが、結合剤混入量の
増加と共に圧縮強度も徐々に増加する。また密度に対す
る結合剤混入の影響は殆んどみられなかった。しかしな
がら、結合剤混入による圧縮強度の増加は、打錠圧2ト
ン(ロ)の場合は非常にわずかであるし、打錠圧4.5
トン(イ)の場合でも20@量%程度混入しないと顕著
な効果があがらず、このよう健多鰍の結合剤が混入する
と容積の増大が著しくなリ、減容効果を相殺することに
なり、また結合剤混入による圧縮強度増大は第1図、第
2図のJ]畦圧による圧縮強度増加に比べ、小さい割合
である。
(イン、2トン(ロ)の各々で作成したペレットの圧縮
強度を測定した結果を第4図に示すが、結合剤混入量の
増加と共に圧縮強度も徐々に増加する。また密度に対す
る結合剤混入の影響は殆んどみられなかった。しかしな
がら、結合剤混入による圧縮強度の増加は、打錠圧2ト
ン(ロ)の場合は非常にわずかであるし、打錠圧4.5
トン(イ)の場合でも20@量%程度混入しないと顕著
な効果があがらず、このよう健多鰍の結合剤が混入する
と容積の増大が著しくなリ、減容効果を相殺することに
なり、また結合剤混入による圧縮強度増大は第1図、第
2図のJ]畦圧による圧縮強度増加に比べ、小さい割合
である。
これらの結果から、A、Bの爛焼生成物をペレットにす
る場合、結合剤を添加せずに打錠圧14トン/cm”以
上とすることが望ましいといえる。
る場合、結合剤を添加せずに打錠圧14トン/cm”以
上とすることが望ましいといえる。
第1図、第2図は2極類の模擬濃縮液の暇焼物を結合剤
を添加せずにタブレッティングしたペレットの打錠圧と
圧縮強度の関係を示すグラフであり、第6図は上記2種
のペレットの打錠1モと密度の関係を示すグラフであり
、第4図は結合剤を添加してペレットを形成した場合の
結合剤混入量と圧縮強度の関係を示すグラフである・ 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 打型定圧〔−一 打型定圧(ton) 結合剤〔重量刈
を添加せずにタブレッティングしたペレットの打錠圧と
圧縮強度の関係を示すグラフであり、第6図は上記2種
のペレットの打錠1モと密度の関係を示すグラフであり
、第4図は結合剤を添加してペレットを形成した場合の
結合剤混入量と圧縮強度の関係を示すグラフである・ 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 打型定圧〔−一 打型定圧(ton) 結合剤〔重量刈
Claims (1)
- 放射性廃液を濃縮して濃縮廃液とし、該濃縮廃液に燃焼
処理を施して粉粒生成物とし、同粉粒牛成物を打錠圧力
1.4トン/ cm2以上で圧縮してペレットにするこ
とを特徴とする、放射性廃液の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20615081A JPS58108497A (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 放射性廃液の減容処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20615081A JPS58108497A (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 放射性廃液の減容処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58108497A true JPS58108497A (ja) | 1983-06-28 |
Family
ID=16518618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20615081A Pending JPS58108497A (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 放射性廃液の減容処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58108497A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6265730A (ja) * | 1985-09-17 | 1987-03-25 | Hitachi Ltd | 打錠型造粒機 |
JPS62168533A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-24 | Hitachi Ltd | タブレツテイング型造粒機の制御方式 |
US4755332A (en) * | 1985-04-12 | 1988-07-05 | Hitachi, Ltd. | Method of and apparatus for pelletizing radioactive waste powder |
JP2012026818A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Ngk Insulators Ltd | 放射性シリコーンオイルの処理方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5533697A (en) * | 1979-07-27 | 1980-03-08 | Hitachi Ltd | Method and device for processing radioactive waste |
JPS5595900A (en) * | 1979-01-12 | 1980-07-21 | Hitachi Ltd | Radioactive waste processing method |
-
1981
- 1981-12-22 JP JP20615081A patent/JPS58108497A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5595900A (en) * | 1979-01-12 | 1980-07-21 | Hitachi Ltd | Radioactive waste processing method |
JPS5533697A (en) * | 1979-07-27 | 1980-03-08 | Hitachi Ltd | Method and device for processing radioactive waste |
Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
US4755332A (en) * | 1985-04-12 | 1988-07-05 | Hitachi, Ltd. | Method of and apparatus for pelletizing radioactive waste powder |
JPS6265730A (ja) * | 1985-09-17 | 1987-03-25 | Hitachi Ltd | 打錠型造粒機 |
JPS62168533A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-24 | Hitachi Ltd | タブレツテイング型造粒機の制御方式 |
JP2012026818A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Ngk Insulators Ltd | 放射性シリコーンオイルの処理方法 |
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