JPS58107167A - シガレツトホルダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシガレットホルダに関する。

タバコ中の冑害成分であるところのニコチン、タール等
を取り除くためのシガレットホルダは種々のものが製作
され販売されている。例えば、この代表的なものとして
は古くから使用されている水パイプを挙げることができ
る。これは、ニコチン、タール等が水に溶けるというこ
とから考え出されたものであって、タバコの煙を一旦水
に通すことにより含まれているニコチン、タール等を水
に解かして取り除（構造となっている。然しなから、上
記水パイプは携帯に不向きである上、水パイプ中の水を
適宜に交換しなければならないという不便さと、タバコ
の本来の味と香りを変えてしまうという問題点があった
。

また、この外のものとしては、煙道を螺Ａｔ状など可能
なかぎり長（したものや、煙道中に水を含ませた化学繊
維又は吸着剤等を封入してタバコ中に含まれているニコ
チン、タール等をとりのぞこうとする方式の物もあるが
、煙の通りかわるかったり、上記水パイプと同様にタバ
コの本来の味と香りを変えてしまうという問題点があっ
た。

而して、これらの問題点を解決するために下記の如きシ
ガレットホルダが開発された。これは、シガレットホル
ダのタバコ取付は部の孔に適合するフランジ部と、本体
内部に設けた段部に接触する筒状のリブと、フランジ部
及び上記筒状のリブとシガレットホルダ本体内面とによ
り閉成される環状の煙道を扇状の小室に区分する障壁と
から成り立っていて、１つ上記フランジ部には上記扇状
の小室の一隅から吸口側へ通じる切り欠き若しくは小孔
が設けられている誘導体をシガレットホルダの煙道内に
挿入して構成されたシガレットホルダである。上記の如
く構成されたシガレットホルダにおいてタバコの煙は、
最初フランジ部に設けられている小孔若しくは切り欠き
から上記小室内にはいり、シガレットホルダの本体内に
設けられた段部に衝突し、更に、この扇形の小室内を円
周方向に移動して管口側へ通じる上記切り欠きを通過す
る際と、上記切り欠きを通過して吸口側に吸引される際
にはそれぞれ障壁等に衝突し、流れの方向が変り、その
都度ニコチン、タール等の一部が除去されるのである。

然しなから、上記のシガレットホルダは、タバコに含ま
れているニコチン、タール等を取り除く効果も高く、且
つ煙の通りも良いものであったが、シガレットホルダの
本体内に誘導体等の部品を挿入して取り付けなければな
らず、このためコストが高くなると共に、組み立て誤差
等によって品質にバラツキ等が生じるという問題点があ
った。

本発明は斜上の観点に立ってなされたものであって、そ
の目的とするところは、タバコに含まれているニコチン
、タール等を取り除く効果が高い上、タバコの本来の味
と香りを変えることがなく、且つコストが低く、更に組
み立て誤差等による品質のバラツキが生ずることのない
シガレットホルダを提供することにある。

而して、その要旨とするところは、タバコの取り付は部
と吸口部を備えた筒状の本体の路中央部に、上記本体と
一体に区分壁を設け、更にその区分壁の上記吸口部側路
中央部に突出部を一体に形成し、更に上記区分壁に細孔
を設け、上記細孔の出口を上記突出部外壁または上記本
体内壁に対向して開口せしめて成るシガレットホルダで
ある。

以下、図面により本発明の詳細を具体的に説明する。

第１図は従来のシガレットホルダの一実施例を示す上面
図、第２図は第１図中Ａ−Ａ線に沿った断面図、第３図
は上記シガレットホルダの透視図、第４図は本発明にか
かるシガレットホルダの一実施例を示す上面図、第５図
は第４図中Ａ−Ａ線に沿った断面図、第６図はその底面
図、第７図は本発明にかかるシガレットホルダの他の実
施例を示す上面図、第８図は第７図中Ａ−Ａ線に沿った
断面図、第９図はその底面図である。

第１図、第２図及び第３図中１は本体、２はタバコ取り
付は部、３は吸口部、４Ａ、４Ｂは段部、５は本体１の
内部に挿入される誘導体であり、６はフランジ、７はそ
の中心部から突出ししたハブ、８はハブ７と同心に設け
た筒状のリブ、９．９は障壁、１０．１ｏは誘導体５を
煙道内へ取り付けるために設けたリブ、１１．１１はフ
ランジ６に設けた小孔、１２．１２はリブ８に設けた切
り欠き、１３．１３は扇状の小室、１４はフィルタであ
る。

而して、シガレットホルダの本体１は、タバコの径に適
合したタバコ取り付は部２と、シロ部３と、その中間部
に設けられている段部４Ａ、４Ｂからなり、段部４Ａ、
４Ｂより吸口部３側はタバコ取り付は部２より小径とな
るよう構成されている。

煙道内には誘導体５がフィルタ１４と共に挿入されてお
り、誘導体５はタバコ取り付は部２の孔に適合するフラ
ンジ６と、段部４Ａに接触する筒状のリブ８とを有し、
これらと本体１の内壁面で環状の煙道を閉成している。

また誘導体５の障壁９．９はこの環状の煙道を三つの扇
状の小室１３．１３に区切っており、且つフランジ６に
は小室１３．１３の一隅に通じる小孔１１．１１が設け
られ、リブ８には小室１３．１３の他の一部から吸口部
３側へ通じる切り欠き１２．１２が設けられている。従
って、タバコ取り付は部２からのタバコの煙は、まずフ
ランジ６に設けられている小孔１１．１１から小室１３
．１３の一部に入り込み本体１の内面段部４Ａに衝突し
、この衝突によりニコチン、タール等の一部が除去され
る。この煙（Ｊ小室１３．１３内を円周方向に約１２０
度回転移動し、リブ８に設けられている切り欠き１２．
１２を通過する際に障壁９．９に衝突し、更に中心のハ
ブ７に衝突し六・後、吸口部３へ移動することになる。

位って、構成部品の表面に衝突して方向を変え、そして
その都度ニコチン、タール等が除かれることになる。

なお、吸口部３に接近した段部４Ｂにはフィルタ１４が
収められていて、誘導体５を煙道内へ取り付けるための
リブ１０の一端によって押えられている。

而して、上記三箇所の衝突で取り除かれなかったニコチ
ン、タール等がフィルタ１４の効果により取り除かれ、
更に捕捉されたやにが吸口部３へ流れ込まないような構
造となっている。

上記の如く、従来のシガレットホルダは、部品点数が多
いのでコストが高くなってしまうと共に組み立て誤差等
による品質のばらつきが生じるという問題があった。

次に、第４図、第５図及び第６図について説明する。

図中、１５番才シガレットホルダ本体、１５ａ１１５ａ
は本体１５に設けられた小孔、１５ｂはタバコ取り付は
部、１５Ｃは吸口部、１５ｄは区分壁、１５ｅは突出部
である。而して、シガレットホルダの本体１５は、タバ
コの径に連合したタバコ取り付は部１５ｂと吸口部１５
Ｃを有していて、両部は上記本体１５と一体の区分壁１
５ｄによって仕切られている。上記区分壁１５ｄの上記
吸口部１５Ｃ側路中央部には突出部１５ｅが上記区分壁
１５ｄと一体に形成されると共に、上記突出部１５ｅの
外壁に対向して開口せしめた小孔１５ａ１１５ａが設け
られている。

而して、タバコ取り付は部１５ｂからのタバコの煙は、
小孔１５ａ、１５ａから入り込み本体１５の内周壁面及
び突出部１５ｅの外周壁に衝突し、この衝突によってタ
バコに含まれている有害なニコチン、タール等が除去さ
れる。

次に、第７図、第８図及び第９図について説明する。

図中、１６はシガレットホルダ本体、１６ａ１１６ａは
本体１６に設けられた小孔、１６ｂはタバコ取り付は部
、１６　Ｃは吸口部、１６ｄは区分壁、１６ｅは突出部
である。

而して、シガレットホルダの本体１６は、タバコ取り付
は部１６ｂと吸口部１６Ｃを有していて、両部は上記本
体１６と一体の区分壁１６ｄによりて仕切られている。

上記区分壁１６ｄの上記吸口部１６Ｃ側路中央部には突
出部１６ｅが上記区分壁と一体に形成されると共に、上
記本体１６の内壁に対向して開口せしめた小孔１６ａ、
ｉ６ａが設けられている。而して、タバコ取り付は部１
６ｂからのタバコの煙は、小孔１６ａ、１６ａから入り
込み突出部１６ｅの外周壁面及び本体１６の内周壁面の
三箇所に衝突し、これによってタバコに含まれているニ
コチン、タール等が取り除かれることになる。

本発明は畝上の如く構成されるので、本発明によるとき
には、部品点数が少ないので組み立て誤差等による品質
のばらつきが生ずることがなく、コストを低く押えるこ
とができ、且つタバコ中の有害成分であるところのニコ
チン、タール等ｔｔ効果的に取り除くことが可能であり
、しかも水を含んだ化学繊維又は吸着剤等を封入したフ
ィルタを使用しないので、タバコの煙の通りも良く、タ
バコ本来の味と香りを変えることもないのである。

なお、本発明を実施する際は、シガレットホルダ本体の
形状、突出部及び小孔の大きさ並びに小孔の数等は本発
明の目的の範囲内で自由に設計変更できるものであって
、本発明はそれらの総てを包摂するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のシガレットホルダの一実施例を／／ 示す上面図、第２図は第１図中Ａ−Ａ線に沿った断面図
、第３図は上記シガレットホルダの透視図、第４図は本
発明にかかるシガレットホルダの一実施例を示す上面図
、第５図は第４図中Ａ−Ａ線に沿った断面図、第６図番
Ｊその底面図、第７図は本発明にかかるシガレットホル
ダの他の実施例を示す上面図、第８図は第７図中Ａ−Ａ
線に沿った断面図、第９図はその底面図である。 １５．１６−−−−−−−−−−一本体１５　ａ　、　
１６　ａ　−−−−−−−−−−−−−−一小孔１６　
ｂ　、　　１６　ｂ−−−−−−−−−−−−一タバコ
取り付は部１５ｃ、１６　Ｃ−−−−−−−−−一・−
一一一吸口部１５　ｄ、　、　１６　ｄ　−−−−−−
−−−−−・−・区分壁１５ｅ、１６　ｅ　−−−−−
−−−−−−−−−一突出部特許出願人　　岩　堀　富
久生 代理人（７５２４）最上正太部 第６図 第 第４図 第　　９　　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）タバコの取り付は部と吸口部を備えた筒状の本体の
   略中央部に、上記本体と一体に区分壁を設け、更にその
   区分壁の上記吸口部側路中央部に突出部を一体に形成し
   、上記区分壁に小孔を設け、上記小孔の出口を上記突出
   部外壁または上記本体内壁に対向して開口せしめて成る
   シガレットホルダ。 ２）上記小孔が複数個設けられている特許請求の範囲第
   １項記載のシガレットホルダ。 ３）上記本体が透明若しくは半透明である特許請求の範
   囲第１項又は第２項記載のシガレットホルダ。 ４）上記本体が有彩色である特許請求の範囲第１項又は
   第２項記載のシガレットホルダ。