JPS5810564Y2 - 心拍数計 - Google Patents

心拍数計

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JPS5810564Y2
JPS5810564Y2 JP17320680U JP17320680U JPS5810564Y2 JP S5810564 Y2 JPS5810564 Y2 JP S5810564Y2 JP 17320680 U JP17320680 U JP 17320680U JP 17320680 U JP17320680 U JP 17320680U JP S5810564 Y2 JPS5810564 Y2 JP S5810564Y2
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JP
Japan
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voltage
circuit
signal
output
heart rate
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JP17320680U
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JPS5795104U (ja
Inventor
関野繁
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日本光電工業株式会社
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、心拍数計に関し、特に心拍数の上限値と下
限値とを簡便に設定しうるようにした心拍数計に関する
近年、健康に対する人々の自覚が高まり、所謂ジョギン
グやその他スポーツが盛んに行なわれている。
しかし、ややもすると心臓に負担をかけすぎて急死の原
因となることも多い。
また、運動としての刺激が少なすぎることもある。
そこで、心拍数計を用いれば、このような事故は防止で
きるばかりか適切な運動を指示できると考えられる。
心拍数計は現在のところ、心拍数を単に表示するものと
考えられており、前述のような健康管理のために心拍数
計を用いることは考えられていない。
本考案は、このような事情と心拍数が体格、体位、気温
、精神状態等により多少の変動はあるものの、年令に応
じて一定と考えられることに鑑みなされたもので、年令
をポリウムツマミで指示してやるだけで、簡便に心拍数
の上限値と下限値とを設定しうるようにした心拍数計を
提供することを目的とする。
本考案の説明の前にトレーニングゾーンという概念を説
明する。
第1図のように、横軸に年令を、縦軸に心拍数(単位;
回/分)を採って、各年令別に最大心拍数(これ以上心
拍数が増加すると危険な心拍数値)をプロットするとほ
ぼ直線Aが得られる。
通常人間の心拍数は、最大心拍数の87優程度までなら
ば、十分安全であり、かつ最大心拍数の72φ以下なら
ば運動として不十分であるとされている。
そこで、直線A上の心拍数の87優の点をプロットする
と直線B、直線A上の心拍数の72%の点をプロットす
ると直線Cが各々得られる。
この2直線B、Cに狭まれた領域をトレーニングゾーン
と呼ぶ。
即ち、このトレーニングゾーンに心拍数があれば、ジョ
ギング等を行っている人は適切な運動を行っているとい
う訳である。
ここで、このトレーニングゾーンのある年令における上
限値と下限値とを夫々別個に心拍数計へ設定してもよい
が、このグラフから一人一人が値を求めて設定するのは
煩雑であり、不便なものである。
そこで、ある年令(図においては45才を示す)におけ
るトレーニングゾーン内の上限の心拍数値S1と下限の
心拍数の値S2との比S 2/S 1はどの年令におい
ても一定である。
そこで、2本の抵抗を直列に接続し、その直列抵抗値と
一方の抵抗値の比をS 2/S 1としておき、これへ
可変の電圧を加えると抵抗へ入力される前の電圧と抵抗
の接続点における電圧との比はS 2/S 1となる。
したがって可変な電圧を変化させると、年令に応じたト
レーニングゾーン内の上限値と下限値とが設定できるこ
とになる。
以下、この理論を用いた心拍数計の実施例を図面を参照
して説明する。
第2図は、本考案の実施例を示す図である。
図において、符号1は電極群、2は入力回路、3は増幅
器、4は周波数−電圧変換回路、5は比較器、6は電圧
設定回路、9は音響発生回路、10は発振回路、11は
手動スイッチを示す。
電極群1は3つの電極IA、IB、ICからなる。
電極1Bは基準の電極で、電極1人は6+”の電極、電
極1Cは−”の電極である。
これらの電極1A〜1Cは生体に装着され、電極IA−
1B間の心拍信号及び電極IB−ICの心拍信号を採り
入れる役割をもつ。
入力回路2は、差動増幅器2L22からなる。
差動増幅器21は電極1A−18間から採り入れられた
心拍信号を、差動増幅器22は電極IB−IC間から採
り入れられた心拍信号を夫々増幅するものである。
差動増幅器21.22から出力された信号は増幅器3で
さらに増幅されるように、差動増幅器2L22の出力端
と増幅器3の入力端とが接続されている。
増幅器3の出力信号はQR8信号(心拍同期信号)であ
って周波数−電圧変換回路4と音響発生回路9とに与え
られる。
周波数−電圧変換回路4は、QR8信号の周波数を基に
QR8信号を電圧レベルに変換するものである。
すなわち、被検者の心拍数が高くなるとQR8信号の周
波数も高くなるので、周波数・−電圧変換回路4からの
出力電圧のレベルも高くなる。
比較器5は、第1の比較器51と第2の比較器52とか
らなり、第1の比較器51は設定された上限の心拍数に
対応する電圧と、周波数−電圧変換回路4から出力され
た信号とを入力して比較し、もし周波数−電圧変換回路
4から出力された信号のレベルが高いと論理的に′Hi
gh ”の信号を出力する構成となっている。
また、第2の比較器52は設定された下限の心拍数に対
応する電圧と、周波数−電圧変換回路4から出力された
信号とを入力して比較し、もし周波数−電圧変換回路4
から出力された信号のレベルが低いと論理的にHigh
”の信号を出力する構成となっている。
電圧設定回路6は2つの出力端子X、Yから電圧を夫々
第1の比較器51、第2の比較器52に与える回路であ
る。
この回路は、ツェナーダイオード68でクランプされ、
抵抗61を介して与えられる電源からの電圧を、ツェナ
ーダイオードと並列に接続された抵抗62.63及び可
変抵抗67で分圧して電圧■Rを得る。
さらに可変抵抗67から与えられる電圧vRを抵抗64
,65,66で分圧して2つの出力端子から2つの電圧
比■s1/■s2を一定とした2電圧vs0.Vs2を
出力する構成の回路となっている。
即ち、可変抵抗6Tから与えられる電圧vRは抵抗64
でその絶対値を下げられVSIとなって出力端子Xから
出力される。
また、出力端子Yからは、抵抗65.66の値をR65
t R66とするならば、VS2=VS1 ” Rae
/ (R65+R66)で決さされる電圧が出力される
一’−VS 2/ Vs 1= R6(1/ (R65
+ R66)したがってトレーニングゾーン(第1図)
のS2/S1の値を基に抵抗65.66の値に設定すれ
ばトレーニング用の心拍計となる。
さらに図示せぬが、可変抵抗のツマミの変化に応じて、
変化する電圧vs1.■s2を基に予め年令を求めてお
いて、ツマミの指示を年令ごとに変化させるようにして
おく。
ただし、電圧設定回路6の形式は、これに限定されず、
可変抵抗から与えられる電圧vRを分圧して2つの出力
端子X、Yから2つの電圧比VS2/VSIを一定とし
た2電圧■s1.Vs2を出力する回路とする。
音響発生回路9はダイオード91 、92、NOT回路
93、NAND回路94.95、スピーカー96とから
なる。
そして、NAND回路94の一方の入力端子には、NO
T回路93を介して第2の比較器52からの出力信号が
与えられ、他の入力端子には、抵抗101,102、N
OT回路103.104、コンデンサ105とで構成さ
れた通常の発振回路10から3kc程度の発振信号が与
えられている。
NAND回路95の一方の入力端子には、ダイオード9
1を介して増幅器3から送られるQR8信号、及びダイ
オード92を介して第1の比較器51から出力される信
号が与えられ、他方の入力端子には、NAND回路94
から出力された信号が入力される。
NAND回路95の出力信号はスピーカー96に与えら
れる。
次に、心拍数計の動作について訣明する。
先ず、心拍数計を使用する者は、自己の年令に可変抵抗
のツマミの目盛を合せる。
例えば、45才の人は「45」にセットする。
すると、電圧設定回路6の出力端子Xからは心拍数(1
52)に対応する電圧が出力端子Yからは心拍数(12
6)に対応する電圧が夫々第1の比較器51と第2の比
較器52とに与えられる。
この電圧■s1.■s2をvs 2/VS 、= S
2./S 1としておけば、第1図のトレーニングゾー
ン内の年令に応じた上限下限心拍数に応じた電圧が得ら
れる。
次に、使用者は自己の心臓を体表面から囲むように電極
1A〜1Cを装着する。
この後、ジョギング等を開始する。
すると、電極群1及び入力回路2内の第1及び第2の増
幅器21.22を介して得られた心拍信号は、増幅器3
で増幅され、さらに周波数−電圧変換回路4へ出力され
る。
周波数−電圧変換回路4からは、心拍数に比例した電圧
が出力される。
この電圧は、第1の比較器51.第2の比較器52へ与
えられる。
ここで、電圧設定回路6内の可変抵抗67によって、設
定され、出力端子Xより出力された電圧■s1より高い
電圧が比較器5に供給されると(即ち、上限の心拍数よ
り高い心拍数となると)、第1の比較器51からは”H
igh”の信号が出力される。
この信号は、ダイオード92を介してNAND回路95
に供給される。
一方、第2の比較器52は、その出力信号を”Low”
としている。
しかし、発振回路10は常に発振している。
そこで、NAMD回路94の入力側にはNOT回路93
を介して’ High ”の信号と、発振器10から発
振信号とが与えられる。
このためNAND回路94からは発振信号が得られ、こ
の発振信号はNAND回路95へ至る。
この結果、NAND回路95には”High”の信号と
発振信号とが供給されるから、その出力は発振信号であ
って、この信号は、スピーカー96へ伝わりブザー音を
発生させる。
次に、比較器5へ電圧設定回路6内の可変抵抗により設
定され、出力端子Yより出力された電圧VS2より低い
電圧が供給されると(即ち、下限の心拍数より低い心拍
数となると)、第2の比較器52からHigh”の信号
が出力される。
この信号は、NOT回路93を介してJLowJの信号
としてNAND回路94の入力端子の一方へ供給される
NAND回路94の入力端子の他方へは、発振回路10
から発振信号が供給される。
このため、NAND回路94からはHigh”の信号が
出力され、NAND回路95へ至る。
方、第1の比較器51からはLow ”の信号が出力さ
れている。
そこで、NAND回路95には増幅器3からQR8信号
がダイオード91を介して与えられる。
この結果、NAND回路95には”High”の信号と
QR8信号が与えられていることになり、その出力信号
はQR8信号を反転した波形となる。
この信号では、スピーカー96を発音させるのに不十分
な程度の周波数しか得られず発音はなされない。
また、比較器5へ出力端子X、Yから出力される電圧■
s1.■s2の中間の電圧が供給されると(即ち、トレ
ーニングゾーン内の心拍数値となると)、第1及び第2
の比較器51.52から’Low”の信号が出力される
このため、NAND回路94へは”High”の信号と
発振信号とが供給されるから、その出力は発振信号とな
ってNAND回路95へ至る。
また、NAND回路95の他方の入力端子へはQR8信
号が供給されているので、NAND回路95の出力端子
からはQR8信号に発振信号が重畳した信号が出力され
スピーカー96へ至る。
この信号によりスピーカー96は心拍に同期して「ピッ
、ピッ」と発音する。
以上説明したように、本考案によれば、電圧設定回路6
から出力される電圧■s1.■s2の比が一定であるの
で、可変抵抗のツマミを年令にセットすることで、簡便
に上限値と下限値を設定できるものである。
この電圧の比をトレーニングゾーンの上限値、下限値の
比に設定すると、年令に応じて適切な運動量が確保でき
、運動の過多なときは連続音声により危険を知らせると
ともに、運動が不足しているときは、何ら音声の発生の
ない状態として不足を知らせる。
このように、身体の安全のために、優れた効果を有する
尚、以上の説明では、電圧の比を健康な人のトレーニン
グゾーン内の上限値と下限値との比を考えたが、これに
限らない。
例えば、リハビリテーション中の人(病気の種類により
異るが)のトレーニングゾーンを考えて、運動の過不足
の調整にも役立つであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、トレーニングゾーンを説明する図、第2図は
本考案の実施例を示す回路図である。 2・・・・・・入力回路、3・・・・・・増幅器、4・
・・・・・周波数電圧変換回路、5・・・・・・比較器
、6・・・・・・電圧設定回路、9・・・・・・音響発
生回路、10・・・・・・発振回路。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)被検者から検出される心拍信号を入力する入力回
    路と、該入力回路から送出される信号を増幅する増幅器
    と、該増幅器から得られる心拍同期信号をその周波数に
    応じた電圧に変換する周波数−電圧変換回路と、可変抵
    抗から与えられる電圧を分圧して2つの出力端子から2
    つの電圧比を一定とした2電圧を出力する電圧設定回路
    と、該電圧設定回路から出力される電圧と前記周波数−
    電圧変換回路から与えられる電圧を入力し、それらを比
    較する比較器と、前記比較器から出力される信号のハイ
    レベル、ローレベルの変化に制御されて、発振回路の出
    力する信号で音を発生する音響発生回路とからなる心拍
    数計。
  2. (2)電圧設定回路から得られる電圧の比は、トレーニ
    ングゾーンの上限値と下限値との比であることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の心拍数計
  3. (3)電圧設定回路から得られる電圧を、可変抵抗のツ
    マミで年令を指定して出力させることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第(1)項又は第(2)項記載の心
    拍数計。
JP17320680U 1980-12-04 1980-12-04 心拍数計 Expired JPS5810564Y2 (ja)

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JPS5795104U JPS5795104U (ja) 1982-06-11
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