JPS5810560Y2 - 脱水機 - Google Patents

脱水機

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Publication number
JPS5810560Y2
JPS5810560Y2 JP1978101052U JP10105278U JPS5810560Y2 JP S5810560 Y2 JPS5810560 Y2 JP S5810560Y2 JP 1978101052 U JP1978101052 U JP 1978101052U JP 10105278 U JP10105278 U JP 10105278U JP S5810560 Y2 JPS5810560 Y2 JP S5810560Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dehydration tank
boss
inclined surface
shaft
protrusion
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978101052U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5517573U (ja
Inventor
紘一 吉崎
三男 藤田
幹夫 八川
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
Priority to JP1978101052U priority Critical patent/JPS5810560Y2/ja
Publication of JPS5517573U publication Critical patent/JPS5517573U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5810560Y2 publication Critical patent/JPS5810560Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は脱水槽軸に脱水槽を簡単な構造で堅固に取付け
られるようにするものである。
脱水槽は非常に高速で回転するためその脱水槽軸への取
付けは強固にする必要がある。
そのため従来では、脱水槽底部の上下に金属板を挾んで
ボルトで締付けて補強するなどして部品点数が多く構造
が複雑であった。
そこで部品点数を少なくして構造を簡単にするために、
脱水槽の内底面にすり鉢状の傾斜面を形成すると共に外
底面に脱水槽軸のピンと嵌合する当金を装着し、前記傾
斜面に合致する外周面を有し中央に脱水槽軸の挿入部を
有するボスを、すり針状の傾斜面に嵌め込み、脱水槽軸
の上端にナツトを締付けてゆくことにより、挿入部を押
圧して脱水槽底部をボスと当金にて挾持したものが、実
開昭53−30274号公報で知られている。
しかしこのようなものでは、ボスの外周面と脱水槽のす
り林状傾斜面とを完全に合致させることは成形上むずか
しく、そのため脱水槽と軸との中心を一致させることが
むずかしく、脱水槽の振動の原因ともなっていた。
さらにナツトを強く締付けないと、ボスの外周面と脱水
槽の傾斜面間に、起動時や制動時にスリットが生じ、両
面が摩耗してがたつきが生じ一層脱水層が振動し易くな
る等の問題があった。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、以下図面に
基き説明する。
1は合成樹脂製の脱水槽で、その内底面にすり鉢状の傾
斜面2が形成されている。
この傾斜面2にはその四方に第3図から明らかな如く縦
溝3が形成されている。
脱水槽1の外底面には、補強用の複数のリブ4が放射状
(人吉に)に形成され、このリブ4の下端には突起5が
設けられている。
6は当金で、前記突起5が嵌まり込む穴7を有し、突起
5を穴7に嵌合して突起の下端を溶融することにより、
当金6を脱水槽外面に装着している。
当金の穴7に嵌まり込む突起5のうち5′は位置決め用
のもので、第2図の如く穴7の外側の口縁に間隙なく当
接し、残りの突起5″は単に当金と脱水槽とを結合する
ためのものである。
第1図及び第2図は突起5の下端を溶融していない状態
の図である。
当金6は、その中央部に形成した凹部8に脱水槽軸9を
貫通したピン10を嵌め込むことにより、脱水槽軸9と
一体に回転するようになっている。
11は合成樹脂製のボスで、その外周面12はすり林状
の傾斜面2と同様の傾斜面となっており、中央には筒状
の脱水槽軸9の挿入部13を有している。
さらにボス11の外周面には、四方に第4図から明らか
な如く、前記縦溝3と嵌合する縦方向の突部14が形成
されていると共に、複数の縦リブ15が突設されている
この縦リブ15は、ボスの外周面12の突部14を前記
傾斜面2の縦溝3に嵌め込んだ際に傾斜面2と当接する
つまり傾斜面2とはこの縦リブ15のみが接し、ボスの
外周面12全体が接するのではない。
この状態で脱水槽軸9の上端に設けた雄ネジ16にナツ
ト17を締付けてゆくと、ワッシャー18を介してボス
11の挿入部13が下方へ押され、つまりボス11が下
方へ押されて脱水槽底部をボス11と当金6で強く挟持
し、脱水槽1を脱水槽軸9に堅固に固定するものである
19はボス11の挿入部13から放射状に形成された補
強用リブ、20はキャップである。
このように本考案によれば、ボスの外周面12とす−り
林状の傾斜面2とは面全体の接触ではなく縦リブ15の
みで接しているので、両面が完全に合致しなくても縦リ
ブの弾性によりその差を吸収でき、ボス11を傾斜面2
にがたつきなく嵌め込むことができ、脱水槽と脱水槽軸
との中心を一致させることが容易となり、脱水槽の振動
を小さくできる。
又ボスと傾斜面とは縦溝3と突部14の嵌合により廻り
止めがなされているので、起動時や制動時にスリップし
て摩耗することがなく、摩耗によりがたつきが生じるこ
ともなく、長年使用しても脱水槽の取付状態を常に堅固
に保つことができるものである。
尚以上の実施例ではボス11に突部14と縦リブ15を
、傾斜面2に縦溝3を設けたが、この反対でも勿論よい
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の脱水機を示し、第1図は脱水槽底部の断
面図で説明の関係上当金を脱水槽底部に完全に装着する
前の図であり、第2図のl−0−I線に基く断面図、第
2図は第1図A矢視図、第3図は脱水槽底部の上面図、
第4図及び第5図はボスを示し、第4図は上面図、第5
図は第4図ll−0IIに基く断面図である。 1・・・・・・脱水槽、2・・・・・・傾斜面、12・
・・・・・外周面、9・・・・・・脱水槽軸、13・・
・・・・挿入部、11・・・・・・ボス、10・・・・
・・ピン、6・・・・・・当金、17・・・・・・ナツ
ト、3・・・・・・縦溝、14・・・・・・突部、15
・・・・・・縦リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱水槽内底面に形成されたすり鉢状の傾斜面に嵌合され
    る外周面を有し、中央に脱水槽軸の挿入部を有するボス
    と、脱水槽外底面に装着され脱水槽軸のピンと嵌合する
    当金とを具備し、前記脱水槽軸上端に締着されるナツト
    により前記挿入部を押圧して前記ボスと当金にて脱水槽
    底部を挟持したものにおいて、前記脱水槽の傾斜面とボ
    スの外周面に互いに嵌合する縦溝と突部を設けると共に
    、いずれか一方に他方と接する縦リブを設けてなる脱水
    機。
JP1978101052U 1978-07-21 1978-07-21 脱水機 Expired JPS5810560Y2 (ja)

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JP1978101052U JPS5810560Y2 (ja) 1978-07-21 1978-07-21 脱水機

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JP1978101052U JPS5810560Y2 (ja) 1978-07-21 1978-07-21 脱水機

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JPS5517573U JPS5517573U (ja) 1980-02-04
JPS5810560Y2 true JPS5810560Y2 (ja) 1983-02-25

Family

ID=29039331

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JP1978101052U Expired JPS5810560Y2 (ja) 1978-07-21 1978-07-21 脱水機

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315667B2 (ja) * 1974-05-15 1978-05-26

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4991166U (ja) * 1972-11-22 1974-08-07
JPS5636478Y2 (ja) * 1976-07-20 1981-08-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315667B2 (ja) * 1974-05-15 1978-05-26

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JPS5517573U (ja) 1980-02-04

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