JPS5810537B2 - スリツト形ストレ−ナのスリツト清掃装置 - Google Patents

スリツト形ストレ−ナのスリツト清掃装置

Info

Publication number
JPS5810537B2
JPS5810537B2 JP55055997A JP5599780A JPS5810537B2 JP S5810537 B2 JPS5810537 B2 JP S5810537B2 JP 55055997 A JP55055997 A JP 55055997A JP 5599780 A JP5599780 A JP 5599780A JP S5810537 B2 JPS5810537 B2 JP S5810537B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit
main shaft
strainer
arm
cutting edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55055997A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56153029A (en
Inventor
内山孝治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UCHAMA SAKUSEN KOGYO KK
Original Assignee
UCHAMA SAKUSEN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UCHAMA SAKUSEN KOGYO KK filed Critical UCHAMA SAKUSEN KOGYO KK
Priority to JP55055997A priority Critical patent/JPS5810537B2/ja
Publication of JPS56153029A publication Critical patent/JPS56153029A/ja
Publication of JPS5810537B2 publication Critical patent/JPS5810537B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水井戸に使用されるスリット形ストレーナの
スリット部分の詰まりを掃除する装置に関する。
さく井に使用されるストレーナは、帯水層のうち採水し
ようとする部分に挿入される。
このストレーナは、その良否によりさく井の優劣が決定
されるので、いわばさく井の心蔵部であるといわれ採水
層に適合した構造のものを選定する必要がある。
スリット形ストレーナは、ケーシングに縦溝を千鳥状に
あけたもので、開孔率は一般に表面積の3%前後である
が、構造が簡単であり、ゆう水量の少ない帯水層に適し
たストレーナとして使用されている。
一方わが国では、水井戸のケーシングに炭素鋼鋼管を多
く使用している。
しかし、この種の材質−を使用したストレーナは、使用
期間が経過するとともに、ストレーナのスリット部分に
しだいにスケールや鉄バクテリアのスライムあるいは鉄
さびが付着し、当初3mm程度あったスリット幅を狭く
し、ついには水の侵入を困難とし、ストレーナとしての
効果を完全に失なうに至ることが多かった。
このような場合従来は、煙突掃除用に類似したワイヤブ
ラシにて、スリット部分の詰まりを排除することが試み
られてい島 しかしほとんど効果はなく、結局井戸を掘
りかえることがしばしば行われていた。
本発明はこれを改良するもので、スリット形ストレーナ
のスリット部の目詰まりを容易かつ確実に排除すること
ができ、井戸の再生すなわち若返りを容易に行なうこと
のできるスリット形ストレーすのスリット清掃装置を提
供することを目的とする。
本発明は、中心を構成する主軸に対し、アームの上端部
に軸着され対象とするスリットに貫入し得る厚みの溝切
用円形刃物を同心円状に複数個配列し、上記主軸に取付
けられた支持部材とスプリング装置とにより上記円形刃
物の配列を保持しこの配列された円形刃物の刃先の形成
する直径が対象とするストレーナの外径より約2mmな
いし10mm大きい最大径を形成するよう構成したこと
を特徴とする。
次に図面に基づいて実施例を説明する。
第1図は本発明実施例装置の構造を示す斜視図、第2図
はその一部分解斜視図である。
また、第3図ないし第5図は本発明実施例装置の使用状
態を説明する図である。
本発明実施例装置1はストレーナ2の直径に適応したサ
イズに製造される。
ストレーナ2はケーシングの周面に千鳥状に縦溝(スリ
ット)3を刻み込んだいわゆるスリット形ストレーナで
あり、一本数mのものが採水層の深さに応じて使用され
る。
このストレーナ2の内部に、上方より本発明実施例装置
1が挿入され、上記スリット3の目詰まりを排除する作
業が行われる。
本発明実施例装置1において、4は円形刃物、5はその
アーム、6は主軸を示す。
円形刃物4は、溝切用フェルトあるいは丸のこでよく、
上記スリット3の副よりも薄く形成され刃先がスリット
3に貫入することができるよう構成されている。
この円形刃物4はアーム5の先端部に軸着されている。
この円形刃物4およびアーム5は、円形刃物4が主軸6
の周辺に同心円状等間隔に8個配列されそのアーム5が
主軸6を中心とする逆円錐台形を形成するように配列さ
れ、主軸6に保持されている。
すなわち、主軸6の下部のボルト穴に、第一のU字形ア
ーム7を星形状に8本設けた第一の支持パイプ8がボル
ト9にて固定され、上記アーム5の下端部はこの第一の
U字形アーム7に嵌み込まれ、ボルト10に軸着されて
いる。
また、第一支持パイプ8より上方の主軸6には第一のU
字形アーム7よりやや長い第二のU字形アーム11を星
形状に8本設けた第二の支持パイプ12が、上下方向の
移動可能に主軸6に嵌合され、ボルト13にて固定され
ている。
上記アーム5の中間部は、この第二のU字形アーム11
に嵌通され、主軸6の中心方向に移動可能に支持されて
いる。
また、第二U字形アーム11の先端には、微調整ねじ1
4が取付けられている。
この第二支持パイプ12の上方主軸6には、第三の支持
パイプ15に星形状に8本設けられたパイプ16と、こ
のパイプ16の内部に嵌入されたコイルスプリング17
と、このコイルスプリング17に一端は嵌挿されそのト
ラスト頭部は上記パイプ16より突出した軸部18とか
ら構成されたスプリング装置19が設けられている。
上記第三の支持パイプ15は、上下移動可能に主軸6に
嵌合され所定位置にボルト20にて固定されている。
上記スプリング装置19は、パイプ16よす突出してい
る軸部18のトラスト頭部すなわちスプリング装置19
の先端が、上記アーム5の上端部に当接し、上記円形刃
物4およびアーム5を上記第一および第二U字形アーム
7.110支持に抗して主軸6の外方に押圧することが
できるよう構成されている。
特に、コイルスプリング17の長さ、太さ、ピッチに配
慮しなければならない。
さらに、上記第三支持パイプ15の上方主軸6にボルト
穴が穿設され、そのボルト穴に4枚のフランジ21を星
形状に設けた第四の支持パイプ22がボルト23にて固
定されている。
この7ランジ21のほぼ中央にはそれぞれボルト穴が穿
設され、一方の対向するフランジ21からは上記第二U
字形アーム11間に設けられた受板24にボルト25が
通され、フランジ21より第二U字形アーム11までの
距離が保持されている。
また他方の対向するフランジ21からは、上記パイプ1
6間に設けられた受板26にボルト27が通されフラン
ジ21より上記スプリング装置19までの距離が保持さ
れている。
このように固定フランジ21よりボルト25゜27にて
第二U字形アーム11およびスプリング装置19を懸吊
することにより、第二支持パイプ12および第三支持パ
イプ15をポル)13.20にて直接固定することと相
まって、第二U字形アーム11およびスプリング装置1
9の主軸6への取付状態を安全に確保することができる
また、フランジ21にはワイヤロープ28が吊した状態
で取付けられ、主軸6の先端には地上にまで達するパイ
プ29が螺着されている。
この実施例装置1の最大直径は、円形刃物4の刃先を結
ぶ円弧によって決定される。
その最大直径は、この実施例装置1がストレーナ2の内
部に挿入され、円形刃物4の刃先がストレーナ2のスリ
ット3に貫入したとき、ストレーナ2の表面より約1m
mないし5mm(好ましくは1mmないし3mm)の突
出となるよう構成する必要がある。
すなわち、実施例装置1の最大直径は、ストレーナ2の
外径よりも2mm〜10mm程大きくなるよ決定されな
ければならない。
この刃物先端による最大直径すなわち刃先がスリット3
を通してストレーナ2の外面より突出する量は、主に固
定フランジ21より第二U字形アーム11までの距離に
よって決定され、さらには第二U字形アーム11先端の
微調整ねじ14による微調整およびスプリング装置19
の調整により確保することができる。
次にこのように構成された本発明実施例装置1の使用方
法について説明する。
第3図に示すように、本発明実施例装置1はワイヤロー
プ28に吊され、図外の巻上装置によりストレーナ2の
内部に挿入され、下方へ降ろされる。
上記したように装置1の最大直径はストレーナ2より太
きいが、この最大直径はスプリング装置19により確保
されている。
したがって、円形刃物4の刃先がストレーナ2の周壁に
当るとコイルスプリング17が圧縮し、最大直径を縮小
することができる。
これにより、円形刃物4の刃先をストレーナ2の内周面
に当接させ回動させながら、装置1をストレーナ2の内
部に挿入することができ、さらにワイヤロープ巻上装置
の操作により、ストレーナ2の内部を上下に自由に移動
させることができる。
刃先がスリット3に出会うと、スリット3の長さく通常
7ocm前後)だけ装置全体を上下させ、刃先の上下移
動とスプリング装置19による刃先の圧力とによりスリ
ット3の目詰まりや鉄さびを掻き落し、スリット3の清
掃を行なうことができる。
スリット3の鉄さび等が掻き落されると、コイルスプリ
ング17の圧縮は解消され、ついには第4図に示すよう
に、刃先がスプリング圧によりスリット3に貫入しスト
レーナ2の外面より突出するに至る。
一方、目詰まりを排除されたスリット30周辺には、未
だ刃先の当たらない目詰りスリット3が存在する。
それらを同様に清掃するには、主軸6の先端に取付けら
れ地上にまで伸びたパイプ29を地上において、第5図
に示すようなパイプレンチ30により、左右に若干回転
させる。
このとき、刃先の突出量は3mm前後に小さく構成され
ているので、この回転力とスプリング装置19とにより
刃先の突出は解消され、装置1をも回転させることがで
きる。
これにより、隣接するスリット3に円形刃物4の刃先を
当てることができ、次にワイヤロープ28の上下移動操
作により、上記したと同様に隣接スリット3の清掃を行
うことができる。
以上説明したように本発明装置は、溝切抄フェルト等の
高い性能と強度を有する円形刃物を回動させ、装置全体
の重量とスプリング装置の圧縮力とを利用してスリット
の清掃を行なうので、スリットに生じた鉄さびや頑固な
目詰まりをも容易かつ確実に効率よく掻き落し排除する
ことができる。
これにより、従来より問題になっていたスリット目詰ま
りによる井戸の掘り換えが解消され、井戸の若返りある
いは再生を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例装置の構造を示す斜視図、第2図
はその一部分解斜視図、第3図ないし第5図は本発明実
施例装置の使用状態を説明する図。 2……ストレーナ、3……スリツト、4……円形刃物、
5……アーム、6……主軸、7,11…U字形アーム、
8,12,15,22……支持パイプ、9,10,13
,20,23,25,27……ボルト、14……微調整
ねじ、16,29…パイプ、1γ……コイルスプリング
、18……軸部、19……スプリング装置、21……フ
ランジ、14.26……受板、28……ワイヤローブ、
30……パイプレンチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 対象とするスリット幅よりも薄い溝切用円形刃物が
    アームの上端部に軸着され、この円形刃物はそのアーム
    の下端部が中心を構成する主軸に固着された第一の支持
    部材にて支えられアームの中間部は上記主軸に固定され
    た第二の支持部材にて主軸の中心方向に可動に支えられ
    アームの上端部が上記主軸に固定されたスプリング装置
    にて主軸の中心より外方側に押圧されることにより上記
    主軸の周辺にその刃先が上記スリットに沿って回動可能
    に保持され、この円形刃物を主軸に対して同心円状に複
    数個配列させ、この配列された刃物の刃先の形成する直
    径が対象とするストレーナの外径より約2mmないし1
    0mm大きい最大径を構成するよう調整可能な機構を備
    えたスリット形ストレーナのスリット清掃装置。
JP55055997A 1980-04-25 1980-04-25 スリツト形ストレ−ナのスリツト清掃装置 Expired JPS5810537B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55055997A JPS5810537B2 (ja) 1980-04-25 1980-04-25 スリツト形ストレ−ナのスリツト清掃装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55055997A JPS5810537B2 (ja) 1980-04-25 1980-04-25 スリツト形ストレ−ナのスリツト清掃装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56153029A JPS56153029A (en) 1981-11-26
JPS5810537B2 true JPS5810537B2 (ja) 1983-02-26

Family

ID=13014713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55055997A Expired JPS5810537B2 (ja) 1980-04-25 1980-04-25 スリツト形ストレ−ナのスリツト清掃装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5810537B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012193534A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Taisei Corp 有孔管材

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2544870B2 (ja) * 1992-06-26 1996-10-16 住友電気工業株式会社 直流ofケ―ブル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012193534A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Taisei Corp 有孔管材

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56153029A (en) 1981-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3994310A (en) Duct cleaning apparatus
AU2012101642A4 (en) Pipe cutting device
US4148110A (en) Rotating scraping or abrading tool
DE102005000013A1 (de) Steuerbare Wandsäge und Steuerverfahren
US20080008548A1 (en) Hole saw with replaceable cutting tip
US20050028306A1 (en) Apparatus and bit for cleaning pipes
US4085477A (en) Flue and chimney cleaners
JPS5810537B2 (ja) スリツト形ストレ−ナのスリツト清掃装置
US2606615A (en) Hollow drill
US4299282A (en) Well cleaner
EP0376102A2 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Schneiden einer Wanne
JP2003001425A (ja) 半自動スパッタ除去装置
CA2320463A1 (en) Saw blade for making circular openings in construction materials
RU2252309C1 (ru) Скребок для очистки внутреннего пространства колонны насосно-компрессорных труб в скважине от асфальтосмолопарафиновых отложений
CH444699A (de) Vorrichtung für rotierende Werkzeuge mit mindestens einem scheibenförmigen Schleif- oder Schneidorgan, zum Abführen des Schleifstaubes bzw. der Schneidspäne
US3237696A (en) Well wall solidifying centralizer
US2275850A (en) Drain cleaner
JP4168094B2 (ja) 温泉源泉湧出垂直鋼製パイプ管内壁に付着した湯垢等の除去装置及びその施工方法
DE3105926C3 (de) Kreissägeblatt
SU1466823A1 (ru) Устройство дл очистки внутренней поверхности трубопровода
CN221002705U (zh) 弹簧刮削器
RU2756609C1 (ru) Устройство для очистки труб круглого сечения
EP1310340A1 (de) Schneidmaschine
EP0789637B1 (en) Stamping- and cutting device including a soldering jig for core drill pipes and procedure by use of such device
US1801497A (en) Apparatus for opening clogged sewers