JPS5810534B2 - ハンマ− - Google Patents

ハンマ−

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Publication number
JPS5810534B2
JPS5810534B2 JP11653377A JP11653377A JPS5810534B2 JP S5810534 B2 JPS5810534 B2 JP S5810534B2 JP 11653377 A JP11653377 A JP 11653377A JP 11653377 A JP11653377 A JP 11653377A JP S5810534 B2 JPS5810534 B2 JP S5810534B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ram
chamber
pressure
oil
launching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11653377A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5450104A (en
Inventor
高山司郎
長友邦泰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP11653377A priority Critical patent/JPS5810534B2/ja
Publication of JPS5450104A publication Critical patent/JPS5450104A/ja
Publication of JPS5810534B2 publication Critical patent/JPS5810534B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低騒音で且つ、極めて大きな打撃力を出す油圧
式のパイルハンマーに関スル。
本発明者等は、ディーゼルパイルハンマーノ欠点である
爆発排気、打撃時の騒音及び排油等の公害問題を解決す
るため、先に油の圧縮エネルギを利用した低騒音ハンマ
ーとして特願昭52−27086号発明(特開昭53−
113110号公報参照)を出願した。
これは第1図に示す如く、杭01の上端に装着されるハ
ンマーにおいてアンビル02.ラム03、シリンダー0
4間のラム室07に、蓄圧器05内に圧縮された高圧油
をトリガパルプ06を瞬間的(0,01sec〜0.0
5sec)に開けて流入させ、ラム03を打上げこの反
力及びラム落下時のエネルギで杭を打込むものである。
そして油の圧縮性を利用して、ラムを打上げる方式にお
いては、蓄圧器05の油の圧縮エネルギが有効にラム打
上げ及び杭打込みに利用される必要がある。
なお08はオーバフローポートである。
そこでこの装置のラム打上機構部分の詳細を第2図に示
すと、第2図に示す様な構造では、ラム室07の面積が
アンビル02の断面積と等しくしであるため大きくなり
トリガバルブ06を通って来た圧縮油の圧力がラム室内
ですぐに下がり(大流量が流れるだめ、トリガバルブ0
6の圧損が犬でここでエネルギを消費する。
)、ラム03を十分加速して打上げることが出来ない。
このためラム打上げ及び杭の打込みにおける効率が悪い
(10%台)。
なお効率算式は次の通りである。効率=((ラム打上高
さ)×(ラム重量)+(ラム打上げ時の杭の打込みによ
る仕事量))/(蓄圧器内の圧縮エネルギ) 本発明は前記欠点に対処するもので、ラム又はアンビル
を段付ピストン型にして、ラム打上げ時と落下時とで、
圧油のかかる面積を変えるハンマーに係り、ラム打上げ
及びこの時の杭の打込み(第一打撃)において高い効率
が得られると共に、ラム落下時の杭の打込み(第二打撃
)においても低騒音で必要な打撃力を得ることが出来、
圧縮油のエネルギを最も有効にラム打上げ、杭打込みに
利用し高い効率を得ることができるハンマーを提供する
ことを目的としたものである。
本発明はパイルハンマーのみならず、反力なしで瞬時推
力を得る機械例えばブレーカ、インパクトレンチ等に利
用できるものである。
本発明の実施例を以下図面に従って詳細に説明すると、
第3図(ラム打上げ前の状態を示す。
)において、1は杭であり、本発明に係るハンマーが上
部に装着される。
4がシリンダ、3がシリンダ4内に昇降可能に嵌挿され
たラム、2がシリンダ4内下方に昇降可能に嵌挿された
アンビルである。
アンビル2は杭1に打撃力を伝達するもので、その内部
にラム打上用の打上室11を内蔵し、またラム3は下端
に突出部15を形成し段付ピストン型構造とし、突出部
15はアンビル2の打上室11内に挿入でき且つ上下方
向に摺動可能な構造である。
5は蓄圧器、6がトリガバルブ、18が上記蓄圧器5か
ら同トリガバルブ6に延びた油路、19が同トリガバル
ブ6から前記打上室11にシリンダ油通路9、アンビル
油通路10を介して連通した油路、20が高圧油圧源1
3から蓄圧器15にチェック弁16を介し連通した油路
である。
なおトリガバルブ6は蓄圧器5内に圧縮された油圧を瞬
間的に打上室11内に流入させ、ラム打上後は打上室1
1とタンク21とを連絡し圧力を抜くだめのものである
7はラム室でラム3、突出部15、アンビル2、シリン
ダ4で形成される油室で、打上げられたラム3が落下す
る時に、この油室に高圧を発生させこの圧力でアンビル
2を介して杭を打込むためである。
8はオーバフローポートで、常時低油圧源12よりチェ
ック弁14を通ってポート17よりラム室7内を低圧油
で充満して、オーバフローした圧油が流れ出るだめのポ
ートである。
この時の低圧は、ラムの自重を持ち上げ、オーバフロー
ポート8より流出できるに必要な圧力である。
次に前記ハンマーの作用を第4図〜第7図の作動図にお
いて説明する。
第4図はラム打上げの準備状態を示すもので、高圧油圧
源13より圧油が蓄圧器5に供給され、圧縮されている
又、ラムは、低圧油圧源12よりの油がラム室I内に入
ることによりオーバフローポートの位置まで持ち上げら
れている(オーバフローポートより低圧の油が流出して
いる)。
そして第5図はラム打上げ及び杭の打込み(第一打撃)
の状態を示す。
蓄圧器5内の油が圧縮され、所定の圧力に達すると、ト
リガバルブ6を瞬間的に開は蓄圧器5の圧縮された油を
打上室11内に導く。
ここで圧縮された油は短時間で、膨張しラム3を打上げ
る。
この時、反力で杭1が打込まれ、打上後、トリガバルブ
6をCの方に切換えておく。
なお低圧油はポート17からシリンダ4内に流入しオー
バフローポート8より流出する。
第6図はラム落下及び杭の打込み(第二打撃)の状態を
示す。
ラム3が打上げられた後に自重で落下するが、この時ラ
ム下端の突出部5がタンクと連結した打上室11に突入
し、しばらくして、密閉となったラム室7が形成される
ラム3の落下エネルギにより、ラム室7内には高い衝撃
油圧が発生し、この油圧力でアンビル2に衝撃力を与え
、杭1を打込む。
この時には、低圧油圧源12よりの油はチェック弁14
の所でブロックの状態となる。
第7図は杭打込後のラム3を打上開始位置〔オーバフロ
ーポート8〕まで、低圧油で持ち上げ且つ、蓄圧器5に
は高圧油を供給している状態を示す。
蓄圧器5内の圧力が上昇して所定の値になると、第4図
のような状態になり、ラム打上げの準備が整う。
以後第4〜第7図を繰り返すことにより、打上時は打上
室11に高圧の圧縮油を導き、落下時はラム室7内に衝
撃油圧を発生させ、杭1を所定の深さに打込む。
なお本発明は作動流体として、油を用いだが水、その他
の液体であってもよい。
又、構造的には第3図でハンマーを上、下戻対にし、ラ
ム側に打上室を持たせ、アノビルの上端に突出部を設け
た構造のものも可能である。
以上本発明を実施例について説明したが、本発明はこの
ような実施例に局限されるものではなく、本発明の要旨
に合致した範囲内で種々の設計の改変を施しうるもので
ある。
このように本発明のハンマーによればシリンダと、同シ
リンダ内に昇降可能に嵌挿されたラムと、同シリンダの
下部内に昇降可能に嵌挿されたアノビルと、蓄圧器とよ
りなり、ラムあるいはアンビルの一方にその内部に打上
室を形成し、他方に前記打上室内に突出する突出部を形
成し、前記蓄圧器から打上室に開口した油路と同油路の
途中に開口した排油口とを選択的に開閉するトリガバル
ブを設けたことの如き、ラム下端又はアンビル上端部に
突出部を設けて段付ピストン型にし、ラム打上げ時と落
下時とで蓄圧器トリガバルブを経て打上室に送給される
高圧油のかかる面積が変える構造としたことにより、打
上室が小面積となり、従来のラム打上げ、落下共、同一
の大きな面積のラム室を使用すると、ラム打上と同時に
瞬間的にラム室内の圧力が低下する構造に比較して、ラ
ム打上速度が非常に高く効率が良い。
この結果を第8.9.10図に示す。
これは、ラム面積が犬のため、これに応じた大流流量が
トリガバルブを通ってラム室内に流入しようとするが、
トリガバルブの圧力損失でもって、圧縮エネルギを消費
するためである。
理論的にはトリガバルブのサイズを非常に大きくすれば
効率は良くなるが、現実的に、瞬間的に開ける巨大のト
リガバルブは不可能である。
よって本発明のような構造にすれば、次の効果が得られ
る。
(1)打上げ時はラムの突出部の小面積部分に圧縮油を
作用させれば第8,9図の如く、高圧を保持でき、ラム
打上げを高速度で行なうことが出来、効率が高い(60
〜80%)。
(2)ラム落下特大面積を持った圧力室に衝撃油圧を発
生させるようにすれば、所要の打撃力を得ると同時に、
衝撃油圧を低くおさえることが出来、低騒音となる。
(従来ハンマーのラム室の面積を本発明の突出部の断面
積程度に小さくすると、ラム打上げの効率は良いが、ラ
ム落下時、ラム室に超高圧を発生させ騒音が犬となり、
且つラムに所要の重量をもたせるためには、ラム長さが
非常に長くなるという欠点がある。
(3)効率と打上室の面積の関係は第10図の様になる
ので、打上げ室の面積を最適に決めれば、杭の打込可能
な第一打撃力と同時に高い効率を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明者等が先に出願(特願昭52−2708
5号)したハンマーの縦断側面図、第2図はそのラム打
上機構の断面図、第3図は本発明に係るハンマーの一実
施例を示すラム打上機構の断面図、第4図は本発明に係
るハンマーの一実施例を示す縦断側面図、第5図は同ハ
ンマーにおいてラムを打上げるときの状態を示す縦断側
面図、第6図は同ハンマーにおいてシリンダ内に超高圧
の衝撃油圧が生じるときの状態を示す縦断側面図、第7
図は同ハンマーにおいて残留油を排出するときの状態を
示す縦断側面図、第8図は本発明と従来ハンマーの時間
−ラム室圧力の関係図、第9図は時間−ラム打上速度関
係図、第10図は打上室面積−効率関係図である。 1……杭、2……アンビル、3……ラム、4・・・シリ
ンダ、5……蓄圧器、6……トリガパルプ、7……ラム
室、11……打上室、15……突出部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリンダと、同シリンダ内に昇降可能に嵌挿された
    ラムと、同シリンダの下部内に昇降可能に嵌挿されたア
    ンビルと、同シリンダに連通ずる蓄圧器とよりなり、ラ
    ムあるいはアンビルの一方にその内部に打上室を形成し
    、他方に前記打上室内に突出する突出部を形成し、前記
    蓄圧器から打上室に開口した油路と同油路の途中に開口
    した排油口とを選択的に開閉するトリガパルプを設けた
    ことを特徴とするハンマー。
JP11653377A 1977-09-28 1977-09-28 ハンマ− Expired JPS5810534B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11653377A JPS5810534B2 (ja) 1977-09-28 1977-09-28 ハンマ−

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JP11653377A JPS5810534B2 (ja) 1977-09-28 1977-09-28 ハンマ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5450104A JPS5450104A (en) 1979-04-19
JPS5810534B2 true JPS5810534B2 (ja) 1983-02-26

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ID=14689472

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JP11653377A Expired JPS5810534B2 (ja) 1977-09-28 1977-09-28 ハンマ−

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