JPS58103978A - スポツト溶接方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスポット溶接方法に関する。

スポット溶接は薄板やｗＩｍなどの溶接に用いらｊ、例
えば、内Ｒ１るバイメタルが過電流による温度上昇で湾
曲して作動する熱形過負荷継電器のバイメタル加熱部な
どのｍ接に採用さｊている。

＠１図および第２図は前記熱形過負荷継電器の平向図お
よび立面図である。また第３図は第２図におけるＡ−Ａ
＠！に溢う断ｔＩｉｖＡである。第１図ないし第３図に
おいて、熱形過負荷継電器１のケース２の内側には側面
がＬ字形状のバイメタル支え３の一方の辺にバイメタル
４の固だ端部がねじ５でねじ止めさｊている。バイメタ
ル４は鞘状で電気絶縁性の加熱線支えＩｆｌｌｌｌで囲
まｊ１加熱線支え部１１に加熱線６がらせん状に巻かｊ
ている。加熱線６の一端側はバイメタル４の自由端部に
スポット溶接さｒている。また、第４図（ａｌおよび（
ｂｌにおいて第３図のＢ部の正面および側面が示さｊる
ように、加熱線６の他端部６１と接続板８とが接続線７
を介してＸ印で示１部分にスポット溶接さｊていた。上
述のよ’３Ｋｍ続ｉＩ７を介して加熱線６と接続板８と
がスポット溶接さｒているのは、例えば加熱線６がニク
ロム線で、接続板が黄銅板の場合に、両者を直接スポッ
トｓ接１ｊば、溶融点の高いニクｐムでなる加熱ｍ６が
浴融しないで、黄するように加熱線６が接続板８にめり
込んだ状態になり、彼らに接触面積が大きくなるばかり
で、微小面積に大電流が流４て両者が溶は合うスポット
溶接の効果を得ることができない。そして、この状態を
なくまために電流や加圧なさらに太き（′ｔｔ′Ｉば加
熱ｌｓ６の断線の起因となり、スポット条件の管理が難
しかった。

また、接続線７を用いる場合は、スポット溶接の工数が
増１ことになるばかりでなく、ケース２内の狭い空間で
加熱線６と接続板８０間の接続線７が揺４動く虞があり
、好ましいことではなかった。

上述のように、溶融点の差が大きい金属部材間を直接ス
ポット溶接する場合、あるいは中間に接続線を用いてス
ポット溶接する場合の従来方法には問題があった。

本発明は、上記従来方法の問題点を解決し、溶―点の差
の大きい金属部材間の安定した溶接部を得ることのでき
るスポット溶接方法を提供することを目的と１ろ。

本発明によ４ば、この目的は、溶融点の異なる金属でな
る部材をスポット溶接する方法であって、相対的に溶融
点の低い部材と相対的に溶融点の高い部材のいずｒか一
方の被溶接部に貫通孔な設け、この貫通孔に前記溶融点
の異なる金属のそ４ぞ１とスポット溶接し得る金属でな
るベース片を押込み、このベース片を両端側より加圧し
て変形させ、かつこのベース片に他方の部材を押しつけ
、前記一方の部材と、この他方の部材との間に前記ベー
ス片を介して溶接電流を通電することによって達成でき
る。

次に本発明によるスパッド溶接方法を図によって説明す
る。

図において第１図ないし第５図（ｃｌと対応する部分に
は同一の符号を付ける。

第６図は接続板とベース片の説明図である。第６図にお
びて、接続板８の端部には円形の貫通孔８１が設けら４
、貫通孔８１Ｋ例えば孔径とはぼ等径の丸棒状のベース
片１０が矢印で示１ように押込まｊる。

第７図ｔ８）および（ｂ）は接続板にベース片が変形圧
潰さｔ＋？”状態を示１側面図および正面図である。

第７図（ｍｌおよび（ｂｌにおいて、接、続版８の貫通
孔に挿込ま４たベース片１０が両端側から加圧して両端
部が潰さね押し広げらｊて、接続板８とベース片１０と
が押し付けら４た状態になっている。

第８図は本発明によるスポット溶接方法の実施例の溶接
の順序を示′を説明図で接続板８の貫通孔８１に押込ま
ｔ′Ｉｔペース片ＩＯの両端部が矢印Ｅで示１方向に加
圧さ４て貫通孔の外側の部分が押広げら１、この部分に
バイメタル６の端部が実線矢印で示すように押し付けら
Ｖ１図示しないスポット電極によって、接続板８とバイ
メタル６とがベース片１０　Ｖ介してスポット溶接さ４
る。

第９図（ｍｌおよび（ｂ）は接続板８の貫通孔８１とべ
〜ス材の横断面形状を異形にした例の説明図である。

第９因（ａ）において、接続板８の端部に正方形の貫通
孔８１が設けらｊ、貫通孔８１０辺の長さとほぼ等寸法
か、あるいは一端側の径が貫通孔８１の辺より僅かに小
さく、テーパをもったほば丸棒状のベース片１０が矢印
で示１ように押込まｒる。

第９図価）において、接続板８の端部の円形の貫通孔８
１にその孔径Ｈより景い対角−ｈ、もつ断面形状が正方
形の角棒状のベース片ｌＯ−が矢印で示１ように押込ま
わる。

第９１／（ａｔおよび（ｂｌに示さｊたようにベース片
１０が貫通孔８１に押込まｊることにより、ベース片ｌ
Ｏが押込ままた際に、その中央部分が貫通孔８１の孔壁
に食い込み、またベース片ｌＯの両端が加圧さ４ると、
その中央部分が貫通孔８１との隙間に押し広げらＶ、い
わゆる、かしめが確実に行わ４て接続板８とベース片ｌ
Ｏとのがたつきが防止さｊる。

第１０図は本発明によるスポット溶接方法で溶接したバ
イメタルの加熱線接続部を備えた熱形過負荷継電器の要
部断面図である。第１θ図において、熱形過負荷継電器
１のケース２内で加熱！１６と接続板８とはベース片１
０　Ｖ介してスポット溶接さね、極めて安定した溶接部
となっている。

本発明によるスポット溶接方法のベース片としては、金
属は例えば非鉄系としてりん青銅、鉄系として７ンバー
などが使用さｊる。

そして、前記のようなスポラ）ｆｉｌｌｉ性のよい材料
を接続板などの部品加工の際にプレス加工していわゆる
かしめを行なってお（ことにより、浴融点の差の大きい
材料のスポット溶接をより信頼性の高いものとすること
ができる。

本発明のスポット溶接方法は実施例の熱形過負荷継電器
の場合のような溶融点の差の大きい１材と板材、あるい
は板材同士などの安定したスポット溶接部を得る方法と
して広く応用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はバイメタルの加熱線の接続部にス
ポット溶接部をもつ従来の熱形過負荷継電器の平面図お
よび立面図、第３図は第２図におけるＡ−Ａ＊に洛５部
分の断面図、第４図（ｍｌおよ熱形過負荷継電器のバイ
メタルの加熱線の接続部の接続板とベース片の説明図、
第７図（１）および（ｂｌはベース片が接続板に変形圧
潅さまた状態を示１憫面図および正面図、第８図は本発
明によるスポット溶接方法の実施例の溶接の順序を示″
を説明図、第９図（ａ）および（ｂｌは接続板の貫通孔
とベース片の横断面とを異形にした例の説明図、第１θ
図は本発明によるスポット溶接方法で溶接したバイメタ
ルの加熱線接続部を備えた熱形過負荷継電器の要部断面
図である。 ｌ・・・熱形過負荷継電器、２・・・ケース、６・・・
加熱線、８・・・接続板、１０・・・べ一善片、８１・
・・貫通孔。 ′７−１　口

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）　　１１１融点の異なる金属でなる部材をスポット
   溶ｍ１−１ろ方法であって、相対的に溶融点の低い部材
   と相−内的に溶融点の爾い部材のいずｉか一方の被＃接
   部に、’ｌＡ孔を設け、この貫通孔に前記溶融点の異な
   る金属のそ４ぞ１とスポット溶接し得る金属でなるベー
   ス片を押込み、このベース片を両端＠より加圧して変形
   させ、かつ、このベース片に他方の部材を押しつけ、前
   記一方の部材とこの他方の部材との間に前記ベース片を
   介して溶接電流を通電することを％像とするスポット溶
   接方法。 ２、特許請求の範囲第１項記載の方法において、ベース
   片かりん青銅でなることを特徴とするスポッ溶接方法。 ３）％昨請求の範囲第１項記載の方法において、ベース
   片がアンバーであることを特徴とするスポット、溶接方
   法。 ４）特許請求の範囲第１項ないし第３項のいす１かに記
   載の方法において、円形をな１貰通孔に丸棒状のベース
   片を押込むことＶ特徴とするスポット溶接方法。 ５）特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずｒかに記
   載の方法において、貫通孔とベース片の横断面の形状が
   異なることを特徴と１ろスポット病接方法。 ６）特許請求の範囲第５項記載の方法において、正方形
   の貫通孔に丸棒状のベース片を押込むことを特徴とする
   スポット溶接方法。 ７）特許請求の範囲第５項記載の方法忙おいて、円形の
   貫通孔に正方形の横断面を有する角棒状のベース片を押
   込むことを特徴とするスポット溶接方法。 ８）特許請求の範囲第１項ないし第７項のいずｒかに記
   載の方法において、貫通孔に押込んだベース片をプレス
   機によって加圧変形させることを特徴とするスポット溶
   接方法。