JPH1199233A - ゴルフのスイング練習器 - Google Patents
ゴルフのスイング練習器Info
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- JPH1199233A JPH1199233A JP27996897A JP27996897A JPH1199233A JP H1199233 A JPH1199233 A JP H1199233A JP 27996897 A JP27996897 A JP 27996897A JP 27996897 A JP27996897 A JP 27996897A JP H1199233 A JPH1199233 A JP H1199233A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swing
- guide loop
- trainee
- carrier
- golf swing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴルフのスイング練習器に関し、クラブのス
イングの矯正及び安定化と共に、正しいフォームをより
早く習得できるようにする。 【解決手段】 円ないし卵形のガイドループ1と、先端
をこのガイドループで案内されたスイングシャフト15
とを備えたゴルフのスイング練習器に、練習者の一方の
足の脛の外側への傾動を阻止するべく鉛直方向に立設し
た傾動阻止面24aと、他方の足の足裏を内側に傾斜さ
せる斜めの踏み面23aとを備えた立ち台21を設け
た。更に立ち台21の前方の位置に当該位置から練習者
の頭部に向く照準器28を設けた。内側に傾斜した踏み
面23aは足の膝を内側へ絞り込むように誘導し、腰の
位置及び方向を安定させる。傾動阻止面24aは過度の
体重移動を阻止し、体軸回りの捩じり動作によるフォロ
スルーを習得させる。照準器28を見据えることによっ
て頭部の動きを固定できる。
イングの矯正及び安定化と共に、正しいフォームをより
早く習得できるようにする。 【解決手段】 円ないし卵形のガイドループ1と、先端
をこのガイドループで案内されたスイングシャフト15
とを備えたゴルフのスイング練習器に、練習者の一方の
足の脛の外側への傾動を阻止するべく鉛直方向に立設し
た傾動阻止面24aと、他方の足の足裏を内側に傾斜さ
せる斜めの踏み面23aとを備えた立ち台21を設け
た。更に立ち台21の前方の位置に当該位置から練習者
の頭部に向く照準器28を設けた。内側に傾斜した踏み
面23aは足の膝を内側へ絞り込むように誘導し、腰の
位置及び方向を安定させる。傾動阻止面24aは過度の
体重移動を阻止し、体軸回りの捩じり動作によるフォロ
スルーを習得させる。照準器28を見据えることによっ
て頭部の動きを固定できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ゴルフのクラブ
を正確に振ることができるように練習をするためのスイ
ング練習器に関するもので、練習者が斜めに設置された
円形ないし卵形のガイドループの中心に立って、先端側
をガイドループの弧に案内されたスイングシャフトを振
り回すことで、打球時のフォーム及びクラブの振りを矯
正ないし安定化させる練習器に関するものである。
を正確に振ることができるように練習をするためのスイ
ング練習器に関するもので、練習者が斜めに設置された
円形ないし卵形のガイドループの中心に立って、先端側
をガイドループの弧に案内されたスイングシャフトを振
り回すことで、打球時のフォーム及びクラブの振りを矯
正ないし安定化させる練習器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴルフの上達のためには、頭部及び体軸
を固定した正しいフォームでかつ常に一定の軌跡を描く
ようにゴルフクラブをスイングできるようになることが
重要である。このスイングの練習器として、本願出願人
が先に出願した実開平4−95073号公報に開示され
たものを含む種々の構造のものが提唱されている。従来
提唱されているゴルフのスイング練習器の構造の一つと
して、傾斜可能に支持される円形ないし卵形のガイドル
ープと、このガイドループの弧に沿って自由移動するキ
ャリアに先端部を拘束されたスイングシャフトとを備え
たものがある。この構造のスイング練習器は、練習者が
斜めに設置されたガイドループの略中心に立ち、スイン
グシャフトの基端を把持して振り回すことによってスイ
ングの練習を行う。この種のスイング練習器において、
スイング時における練習者の頭部の移動を防止する頭部
保持具を設けたものが特開平3−284275号公報
(図3参照)に、ループを折り畳みないし分解可能にし
たものが実開昭61−115577号公報に開示されて
いる。
を固定した正しいフォームでかつ常に一定の軌跡を描く
ようにゴルフクラブをスイングできるようになることが
重要である。このスイングの練習器として、本願出願人
が先に出願した実開平4−95073号公報に開示され
たものを含む種々の構造のものが提唱されている。従来
提唱されているゴルフのスイング練習器の構造の一つと
して、傾斜可能に支持される円形ないし卵形のガイドル
ープと、このガイドループの弧に沿って自由移動するキ
ャリアに先端部を拘束されたスイングシャフトとを備え
たものがある。この構造のスイング練習器は、練習者が
斜めに設置されたガイドループの略中心に立ち、スイン
グシャフトの基端を把持して振り回すことによってスイ
ングの練習を行う。この種のスイング練習器において、
スイング時における練習者の頭部の移動を防止する頭部
保持具を設けたものが特開平3−284275号公報
(図3参照)に、ループを折り畳みないし分解可能にし
たものが実開昭61−115577号公報に開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】クラブの振りが正確か
つ安定に行われるようになれば、打球の方向及び高さが
安定し飛距離も伸びるようになる。しかしクラブの振り
が正確かつ安定に行われるためには、正しくかつ安定し
たフォームでクラブが振られることが前提であって、誤
ったフォームやスイング中の不安定な体の動きを矯正す
ることなく、クラブのスイング軌跡のみを安定させよう
としても、上達は覚束無い。従ってスイングシャフトの
振りの方向や軌跡を拘束するだけの練習器では、練習者
のフォームを矯正し安定化させるという点において不充
分である。
つ安定に行われるようになれば、打球の方向及び高さが
安定し飛距離も伸びるようになる。しかしクラブの振り
が正確かつ安定に行われるためには、正しくかつ安定し
たフォームでクラブが振られることが前提であって、誤
ったフォームやスイング中の不安定な体の動きを矯正す
ることなく、クラブのスイング軌跡のみを安定させよう
としても、上達は覚束無い。従ってスイングシャフトの
振りの方向や軌跡を拘束するだけの練習器では、練習者
のフォームを矯正し安定化させるという点において不充
分である。
【0004】前述した特開平3−284275号公報に
開示されたものは、練習者の頭部を拘束する頭部拘束具
41を設けることにより、フォームの矯正にも配慮した
ものと言えるが、正しいフォームではフォロスルーに移
った後は、頭部が打球方向に回転するから、頭部を保持
具等で拘束しようとすると、フォロスルーでの頭部の動
きがかえって不自然になる。スイング中における頭部の
固定、特にバックスイングからインパクトまでの間の頭
部の固定は、正しいスイングを行う上で極めて重要であ
るが、頭部の固定のみで体全体のフォームを矯正するこ
とは不可能である。
開示されたものは、練習者の頭部を拘束する頭部拘束具
41を設けることにより、フォームの矯正にも配慮した
ものと言えるが、正しいフォームではフォロスルーに移
った後は、頭部が打球方向に回転するから、頭部を保持
具等で拘束しようとすると、フォロスルーでの頭部の動
きがかえって不自然になる。スイング中における頭部の
固定、特にバックスイングからインパクトまでの間の頭
部の固定は、正しいスイングを行う上で極めて重要であ
るが、頭部の固定のみで体全体のフォームを矯正するこ
とは不可能である。
【0005】この発明は、ゴルフクラブのスイングの軌
跡を安定化させるとともに、スイング中におけるフォー
ムの矯正及び安定化も図って、正しいフォームでの安定
したスイングをより早く身につけることができるスイン
グ練習器を得ることを課題としている。
跡を安定化させるとともに、スイング中におけるフォー
ムの矯正及び安定化も図って、正しいフォームでの安定
したスイングをより早く身につけることができるスイン
グ練習器を得ることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のゴルフの
スイング練習器は、傾斜角を調整可能に支持された円な
いし卵形のガイドループ1と、このガイドループの弧に
沿って自由移動可能なキャリア13と、先端部をキャリ
ア13で拘束されかつ基端にグリップ16を設けたスイ
ングシャフト15とを備え、練習者が斜めに設置したガ
イドループの略中心に位置してスイングシャフト15を
振り回すゴルフのスイング練習器において、練習者の一
方の足の脛の外側への傾動を阻止するべく鉛直方向に立
設された傾動阻止面24aと、他方の足の足裏を内側に
傾斜させる斜めの踏み面23aとを備えた立ち台21を
備えていることを特徴とするものである。
スイング練習器は、傾斜角を調整可能に支持された円な
いし卵形のガイドループ1と、このガイドループの弧に
沿って自由移動可能なキャリア13と、先端部をキャリ
ア13で拘束されかつ基端にグリップ16を設けたスイ
ングシャフト15とを備え、練習者が斜めに設置したガ
イドループの略中心に位置してスイングシャフト15を
振り回すゴルフのスイング練習器において、練習者の一
方の足の脛の外側への傾動を阻止するべく鉛直方向に立
設された傾動阻止面24aと、他方の足の足裏を内側に
傾斜させる斜めの踏み面23aとを備えた立ち台21を
備えていることを特徴とするものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のゴ
ルフのスイング練習器において、立ち台21の前方の位
置に当該位置から練習者の頭部に向く照準器28を備え
ていることを特徴とするものである。
ルフのスイング練習器において、立ち台21の前方の位
置に当該位置から練習者の頭部に向く照準器28を備え
ていることを特徴とするものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のゴルフのスイング練習器において、ガイドループ
1の上方の位置にキャリア13の移動を妨げない固定具
により固定されかつキャリア13の通過時にキャリアと
接触して音を発する鳴子9a、9bを2個備えているこ
とを特徴とするものである。
記載のゴルフのスイング練習器において、ガイドループ
1の上方の位置にキャリア13の移動を妨げない固定具
により固定されかつキャリア13の通過時にキャリアと
接触して音を発する鳴子9a、9bを2個備えているこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【作用】練習者が右利きであれば、傾動阻止面24aは
練習者の左足の脛が外側(左側)に傾動するのを防止す
るように形成される。内側に傾斜した踏み面は練習者が
右足を置く位置に配置される。内側に傾斜した踏み面2
3aは踏み面上に置いた練習者の右足の膝を内側へ絞り
込むように誘導し、両足に略均等に体重をかけて立ち台
21上に若干膝を曲げて立った練習者の足の動きを拘束
して、その上に乗っている腰が揺れ動くのを防止して、
腰の位置及び方向を安定化させる。この腰の安定化と本
願請求項2に記載した頭部の安定化手段または前記特開
平3−284275号公報に開示されているような頭部
の安定化手段を併用することにより、バックスイングか
らインパクトにかけてのフォームの矯正及び安定化が可
能である。
練習者の左足の脛が外側(左側)に傾動するのを防止す
るように形成される。内側に傾斜した踏み面は練習者が
右足を置く位置に配置される。内側に傾斜した踏み面2
3aは踏み面上に置いた練習者の右足の膝を内側へ絞り
込むように誘導し、両足に略均等に体重をかけて立ち台
21上に若干膝を曲げて立った練習者の足の動きを拘束
して、その上に乗っている腰が揺れ動くのを防止して、
腰の位置及び方向を安定化させる。この腰の安定化と本
願請求項2に記載した頭部の安定化手段または前記特開
平3−284275号公報に開示されているような頭部
の安定化手段を併用することにより、バックスイングか
らインパクトにかけてのフォームの矯正及び安定化が可
能である。
【0010】ゴルフプレイヤーがクラブのスイング時に
陥りやすい弊害の一つに打球方向への過度の体重移動が
ある。クラブのスイングに伴って体重は打球方向すなわ
ち右利きのプレイヤーであれば左足へと移動するが、往
々にして左足を越えた体重移動が行われ、そのバランス
の崩れによってクラブの軌跡にも乱れを生ずる。傾動阻
止面24aは左足の脛(右利きプレイヤーの場合)の外
側への傾動を防止することにより、左足を越える体重移
動を阻止する。これにより練習者は過度の体重移動を伴
わない体軸回りの捩じり動作によってフォロスルーを行
うという正しいフォームを身に付けることができる。
陥りやすい弊害の一つに打球方向への過度の体重移動が
ある。クラブのスイングに伴って体重は打球方向すなわ
ち右利きのプレイヤーであれば左足へと移動するが、往
々にして左足を越えた体重移動が行われ、そのバランス
の崩れによってクラブの軌跡にも乱れを生ずる。傾動阻
止面24aは左足の脛(右利きプレイヤーの場合)の外
側への傾動を防止することにより、左足を越える体重移
動を阻止する。これにより練習者は過度の体重移動を伴
わない体軸回りの捩じり動作によってフォロスルーを行
うという正しいフォームを身に付けることができる。
【0011】練習者はバックスイングからインパクトま
での間、照準器28を見据えることによって頭部の動き
を固定できる。照準器28はその設置位置から練習者の
頭部に向けた棒あるいは距離を隔てて配置した二つの指
標(十字印)などで構成され、これらを一線上に位置す
るように見据えることにより、頭部の動きを拘束でき
る。インパクトの後は照準器から目を離すことによって
自由な頭部の回転動作が可能である。
での間、照準器28を見据えることによって頭部の動き
を固定できる。照準器28はその設置位置から練習者の
頭部に向けた棒あるいは距離を隔てて配置した二つの指
標(十字印)などで構成され、これらを一線上に位置す
るように見据えることにより、頭部の動きを拘束でき
る。インパクトの後は照準器から目を離すことによって
自由な頭部の回転動作が可能である。
【0012】ガイドループ1の上部に設けた二つの鳴子
9a、9bは、バックスイングの位置とフォロスルーの
フィニッシュの位置とを練習者に認識させる。二つの鳴
子のうち一方をバックスイングの終点位置に、他方をフ
ォロスルーの終点位置に配置しておけば、バックスイン
グ及びフォロスルーを二つの鳴子が鳴る位置まで行うこ
とにより、振りが大きく従って打球に伸びがありかつ無
理のないスイングを修得することができる。
9a、9bは、バックスイングの位置とフォロスルーの
フィニッシュの位置とを練習者に認識させる。二つの鳴
子のうち一方をバックスイングの終点位置に、他方をフ
ォロスルーの終点位置に配置しておけば、バックスイン
グ及びフォロスルーを二つの鳴子が鳴る位置まで行うこ
とにより、振りが大きく従って打球に伸びがありかつ無
理のないスイングを修得することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明のゴルフのスイング
練習器の一実施例を示したものである。本実施例のスイ
ング練習器は、右利きの人が練習するためのものであ
り、卵形のガイドループ1とガイドループの中心に配置
された立ち台21とを備えている。ガイドループは60
〜70度傾斜しており、中心に練習者が入る。以下、練
習者を基準にしてその左手側を左側、右手側を右側とい
う。ガイドループ1は4個の円弧形パイプ材2a〜2d
を4つ連結したものであり、練習者の後側に位置する左
右のパイプ材2a、2b(バックスイング側及びフォロ
ースイング側)には背の高い支持脚6a、6bが固着さ
れており、その下端には高さを調整するための補助脚7
a、7bが外挿されている。補助脚の上方には支持脚6
a、6bを固定するための蝶ねじ8が設けられている。
2本の支持脚にはX字形の筋交いが設けられており、支
持脚が開くのを防止している。前側のパイプ材2c、2
dには背の低い支持脚6c、6dが固着されており、そ
の下端には蝶ねじ8を備えた補助脚7c、7dが外挿さ
れている。
練習器の一実施例を示したものである。本実施例のスイ
ング練習器は、右利きの人が練習するためのものであ
り、卵形のガイドループ1とガイドループの中心に配置
された立ち台21とを備えている。ガイドループは60
〜70度傾斜しており、中心に練習者が入る。以下、練
習者を基準にしてその左手側を左側、右手側を右側とい
う。ガイドループ1は4個の円弧形パイプ材2a〜2d
を4つ連結したものであり、練習者の後側に位置する左
右のパイプ材2a、2b(バックスイング側及びフォロ
ースイング側)には背の高い支持脚6a、6bが固着さ
れており、その下端には高さを調整するための補助脚7
a、7bが外挿されている。補助脚の上方には支持脚6
a、6bを固定するための蝶ねじ8が設けられている。
2本の支持脚にはX字形の筋交いが設けられており、支
持脚が開くのを防止している。前側のパイプ材2c、2
dには背の低い支持脚6c、6dが固着されており、そ
の下端には蝶ねじ8を備えた補助脚7c、7dが外挿さ
れている。
【0014】図2はパイプ材の連結部の拡大図である。
パイプ材2aの一端には、短くて小径の中空管4が設け
られており、中空管4を隣接のパイプ材2bに嵌合して
後側のガイドループが形成されている。他の連結部を同
様な構造で連結してガイドループを形成する。パイプ材
及び中空管には無端のゴム紐5が挿通されており、この
ゴム紐によって中空管とパイプ材とが嵌まり合う方向に
付勢されている。練習が終わってガイドループを分解す
るときは、ゴム紐5の付勢力に抗してパイプ材から中空
管を離す方向に引いて、折り曲げて収納する。
パイプ材2aの一端には、短くて小径の中空管4が設け
られており、中空管4を隣接のパイプ材2bに嵌合して
後側のガイドループが形成されている。他の連結部を同
様な構造で連結してガイドループを形成する。パイプ材
及び中空管には無端のゴム紐5が挿通されており、この
ゴム紐によって中空管とパイプ材とが嵌まり合う方向に
付勢されている。練習が終わってガイドループを分解す
るときは、ゴム紐5の付勢力に抗してパイプ材から中空
管を離す方向に引いて、折り曲げて収納する。
【0015】後側の左右のパイプ材2a、2bにはそれ
ぞれ鳴子9a、9bがコ字形部材11a、11bによっ
て支持されており、鳴子の検知棒はパイプ材の外側まで
延びている。左側の鳴子9aは、バックスイング時のス
イングシャフトの適正な位置に配置されており、右側の
鳴子9bはフォロースイング時のスイングシャフトの適
正な位置に配置されている。練習者は左側の鳴子9aの
音がするまでバックスイングを行い、インパクトのあと
右側の鳴子9bの音がするまでフォロースイングを行
う。
ぞれ鳴子9a、9bがコ字形部材11a、11bによっ
て支持されており、鳴子の検知棒はパイプ材の外側まで
延びている。左側の鳴子9aは、バックスイング時のス
イングシャフトの適正な位置に配置されており、右側の
鳴子9bはフォロースイング時のスイングシャフトの適
正な位置に配置されている。練習者は左側の鳴子9aの
音がするまでバックスイングを行い、インパクトのあと
右側の鳴子9bの音がするまでフォロースイングを行
う。
【0016】ガイドループ1にはスイングシャフトの先
端部に連結されるキャリア13が装着されている。キャ
リア13はパイプ材の外側に位置する2個のローラと内
側に位置する2個のローラでガイドループの弧に沿って
自由移動可能である。キャリアの中央には係止リング1
4が旋回自在に装着されており、この係止リングの中心
孔にスイングシャフト15が挿通されている。練習者が
スイングシャフト15のグリップ16を持って振り回す
と、キャリア13はガイドループ1の弧に沿って移動
し、スイング面を規制する。バックスイングやフォロー
スイング時に腕が折り畳まれて、グリップの位置が中心
側に移動するが、この移動動作は、係止リング14とス
イングシャフト15の相対移動により吸収される。ま
た、インパクト後に手首の返りによりスイングシャフト
が回動するが、この回動動作は係止リング内でスイング
シャフトが回動することにより吸収される。
端部に連結されるキャリア13が装着されている。キャ
リア13はパイプ材の外側に位置する2個のローラと内
側に位置する2個のローラでガイドループの弧に沿って
自由移動可能である。キャリアの中央には係止リング1
4が旋回自在に装着されており、この係止リングの中心
孔にスイングシャフト15が挿通されている。練習者が
スイングシャフト15のグリップ16を持って振り回す
と、キャリア13はガイドループ1の弧に沿って移動
し、スイング面を規制する。バックスイングやフォロー
スイング時に腕が折り畳まれて、グリップの位置が中心
側に移動するが、この移動動作は、係止リング14とス
イングシャフト15の相対移動により吸収される。ま
た、インパクト後に手首の返りによりスイングシャフト
が回動するが、この回動動作は係止リング内でスイング
シャフトが回動することにより吸収される。
【0017】立ち台21は、練習者の肩幅より広い略矩
形の敷マット22を備えており、敷マットの右側短辺付
近に楔形の踏み台23が固着されている。踏み台の底面
には面ファスナーが装着されており、敷マットの長手方
向にずらした位置に固定可能である。踏み面23aは、
右側短辺の方に緩く傾斜している。敷マットの左側短辺
付近には、練習者の左足の脛と略等しい高さの垂直板2
4が固設されている。垂直板の右側側面24aは、練習
者の左側の足が外側へ移動するのを阻止する傾動阻止面
となっている。
形の敷マット22を備えており、敷マットの右側短辺付
近に楔形の踏み台23が固着されている。踏み台の底面
には面ファスナーが装着されており、敷マットの長手方
向にずらした位置に固定可能である。踏み面23aは、
右側短辺の方に緩く傾斜している。敷マットの左側短辺
付近には、練習者の左足の脛と略等しい高さの垂直板2
4が固設されている。垂直板の右側側面24aは、練習
者の左側の足が外側へ移動するのを阻止する傾動阻止面
となっている。
【0018】敷マット22の前側中央には、ゴルフボー
ル25を載せるヒッティングマット26が突設されてお
り、ヒッティングマットの先端部には傾斜角を調整でき
るアーム27が設けられており、アーム27の先端に上
下角及び水平角の調整可能な照準器28が固着されてい
る。練習者が右足を踏み面23aに載せ、左足を傾動阻
止面24aに当接させたときに、練習者の目29と照準
器28とゴルフボール25とが一直線上に位置するよう
に、ボール及び照準器の位置を調整する。敷マットの後
側中央には高さ調整自在なポール31が立設されてお
り、ポールの先端には前側にスリットを有する平面視で
C形の保持具32が固着されている。
ル25を載せるヒッティングマット26が突設されてお
り、ヒッティングマットの先端部には傾斜角を調整でき
るアーム27が設けられており、アーム27の先端に上
下角及び水平角の調整可能な照準器28が固着されてい
る。練習者が右足を踏み面23aに載せ、左足を傾動阻
止面24aに当接させたときに、練習者の目29と照準
器28とゴルフボール25とが一直線上に位置するよう
に、ボール及び照準器の位置を調整する。敷マットの後
側中央には高さ調整自在なポール31が立設されてお
り、ポールの先端には前側にスリットを有する平面視で
C形の保持具32が固着されている。
【0019】練習者がドライバーの練習をするときは、
ガイドループの傾斜角を緩める必要があるので、前側の
蝶ねじを緩めて前側の支持脚を引き上げて蝶ねじを締め
つける。次に後側の蝶ねじを緩めて後側の支持脚を下げ
て蝶ねじを締めつける。アイアンの練習をするときは、
逆操作によりガイドループの傾斜角を急にする。次に自
己の体格に合わせて踏み台を移動させ、保持具の高さを
調整してスリットから腰を入れて、右足を踏み面に載
せ、左足の脛を傾動阻止面に当接させた状態で立ち台2
1に立つ。最後にゴルフボールと指標とが一致するよう
に照準器を調整したあと、踏み面上に置いた右足の膝を
内側へ絞り込むように誘導し、両足に略均等に体重をか
けて若干膝を曲げた状態で、保持具で腰を保持した状態
で、バックスイング、インパクト及びフォロースイング
をする。
ガイドループの傾斜角を緩める必要があるので、前側の
蝶ねじを緩めて前側の支持脚を引き上げて蝶ねじを締め
つける。次に後側の蝶ねじを緩めて後側の支持脚を下げ
て蝶ねじを締めつける。アイアンの練習をするときは、
逆操作によりガイドループの傾斜角を急にする。次に自
己の体格に合わせて踏み台を移動させ、保持具の高さを
調整してスリットから腰を入れて、右足を踏み面に載
せ、左足の脛を傾動阻止面に当接させた状態で立ち台2
1に立つ。最後にゴルフボールと指標とが一致するよう
に照準器を調整したあと、踏み面上に置いた右足の膝を
内側へ絞り込むように誘導し、両足に略均等に体重をか
けて若干膝を曲げた状態で、保持具で腰を保持した状態
で、バックスイング、インパクト及びフォロースイング
をする。
【図1】本発明のスイング練習器の斜視図
【図2】ガイドループの連結部の斜視図
【図3】従来のスイング練習器の斜視図
1 ガイドループ 9a,9b 鳴子 13 キャリア 15 スイングシャフト 16 グリップ 21 立ち台 23a 踏み面 24a 傾動阻止面 28 照準器
Claims (3)
- 【請求項1】 傾斜角を調整可能に支持された円ないし
卵形のガイドループ(1) と、このガイドループの弧に沿
って自由移動可能なキャリア(13)と、先端部をキャリア
(13)で拘束されかつ基端にグリップ(16)を設けたスイン
グシャフト(15)とを備え、練習者が斜めに設置したガイ
ドループの略中心に位置してスイングシャフト(15)を振
り回すゴルフのスイング練習器において、練習者の一方
の足の脛の外側への傾動を阻止するべく鉛直方向に立設
された傾動阻止面(24a) と、他方の足の足裏を内側に傾
斜させる斜めの踏み面(23a) とを備えた立ち台(21)を備
えていることを特徴とする、ゴルフのスイング練習器。 - 【請求項2】 立ち台(21)の前方の位置に当該位置から
練習者の頭部に向く照準器(28)を備えていることを特徴
とする、請求項1記載のゴルフのスイング練習器。 - 【請求項3】 ガイドループ(1) の上方の位置にキャリ
ア(13)の移動を妨げない固定具により固定されかつキャ
リア(13)の通過時にキャリアと接触して音を発する鳴子
(9a,9b) を2個備えていることを特徴とする、請求項1
または2記載のゴルフのスイング練習器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27996897A JPH1199233A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | ゴルフのスイング練習器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27996897A JPH1199233A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | ゴルフのスイング練習器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1199233A true JPH1199233A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17618454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27996897A Pending JPH1199233A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | ゴルフのスイング練習器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1199233A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006065229A1 (en) * | 2004-12-14 | 2006-06-22 | Kiah Hua Samuel Chia | Golf swing training apparatus |
KR100874139B1 (ko) | 2007-05-21 | 2008-12-16 | 성민경 | 골프 스윙연습장치 |
JP2010512200A (ja) * | 2006-12-12 | 2010-04-22 | リフア リヤオ | 充気式ゴルフスイング練習器具 |
KR101007581B1 (ko) | 2010-05-24 | 2011-01-13 | 박병석 | 골프 스윙자세 교정기구 |
JP5379330B1 (ja) * | 2013-08-19 | 2013-12-25 | 株式会社岡冨士運輸 | 簡易型ゴルフ練習装置 |
KR102505359B1 (ko) * | 2022-04-22 | 2023-02-28 | 한성진 | 골프 스윙 연습장치 |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP27996897A patent/JPH1199233A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006065229A1 (en) * | 2004-12-14 | 2006-06-22 | Kiah Hua Samuel Chia | Golf swing training apparatus |
JP2010512200A (ja) * | 2006-12-12 | 2010-04-22 | リフア リヤオ | 充気式ゴルフスイング練習器具 |
KR101292842B1 (ko) * | 2006-12-12 | 2013-08-02 | 리후아 리아오 | 공기주입식 골프스윙연습기구 |
KR100874139B1 (ko) | 2007-05-21 | 2008-12-16 | 성민경 | 골프 스윙연습장치 |
KR101007581B1 (ko) | 2010-05-24 | 2011-01-13 | 박병석 | 골프 스윙자세 교정기구 |
JP5379330B1 (ja) * | 2013-08-19 | 2013-12-25 | 株式会社岡冨士運輸 | 簡易型ゴルフ練習装置 |
KR102505359B1 (ko) * | 2022-04-22 | 2023-02-28 | 한성진 | 골프 스윙 연습장치 |
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