JPH1199071A - 蒸気処理ユニット - Google Patents

蒸気処理ユニット

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Publication number
JPH1199071A
JPH1199071A JP26311197A JP26311197A JPH1199071A JP H1199071 A JPH1199071 A JP H1199071A JP 26311197 A JP26311197 A JP 26311197A JP 26311197 A JP26311197 A JP 26311197A JP H1199071 A JPH1199071 A JP H1199071A
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JP
Japan
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steam
cooling pipe
metal cooling
guide
fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP26311197A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Maeda
嘉昭 前田
Kenji Kinoshita
賢二 木下
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH1199071A publication Critical patent/JPH1199071A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理器具から発生する蒸気によるかびによる
汚れ、破損等を安価、省スペースに実現すること。 【解決手段】 調理器具より発生した蒸気を、逆漏斗状
の蒸気ガイド8を通じて蒸気吸引口8aより吸引し、風
洞14、金属製冷却パイプA18、金属製冷却パイプB
20、金属製冷却板22等を経て排出口24より排出す
る構成とするとともに、その過程で蒸気に含まれる水分
を除去することにより、安価で設置体積の少ない高性能
な使い易い蒸気処理ユニットを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に家庭で使用さ
れる電気炊飯器、電気ジャ−ポットより発生する蒸気を
処理する蒸気処理ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に電気炊飯器、電気ジャ−ポット等
の調理器具は、キッチンのカウンタ−、食卓、市販のキ
ャビネット等の上で使用されているのが実情で、使用時
に発生する蒸気により、吊り戸棚の底面や壁、天井等に
露滴したり、直接、蒸気の当たっている箇所は熱の影響
を受け、その影響でカビが発生して汚れたり、破損が生
じ易く、また、キッチン内の湿度が上昇し室内がじめじ
めして快適性が損なわれたりする。影響の受け易いキッ
チンや家屋ではその防止策が望まれている。
【0003】従来、この種の対応には、換気扇を設置し
たり、、システムキッチンの1部にレンジフ−ドが設置
されているが実際に電気炊飯器、電気ジャ−ポットを使
用している場所と離れているため蒸気を排出する効果が
非常に薄いものになっている。また、収納して蒸気を処
理する収納庫が特公平7−114735公報に示すよう
な構成であり、以下図5を参照しながら説明する。
【0004】図5に示すように、収納庫51の中に、引
き出しレ−ル52により、前後自在に移動する収納台5
3上に、調理器具54を位置決めユニット55により所
定の位置に載置している。調理器具54は、内部に米等
の被加熱調理物を収納する鍋56と鍋56を加熱する発
熱体57を備えている。鍋56の上面は蓋体58により
覆われ、蓋体58の1部を貫通した蒸気筒59を設けて
いる。蒸気排出通路は蓋体58の上部に設けられた逆漏
斗状の収納庫用蒸気ガイド60の頂上付近の排出口か
ら、収納庫用案内パイプ61、収納庫用風洞62、収納
庫用排出パイプ63を経て外部へと放出されている。収
納庫用風洞62内には収納庫用蒸気排出モ−タ−64に
より収納庫用ファン65が蒸気及び空気を吸引する方向
に回転している。収納庫用蒸気ガイド60、収納庫用案
内パイプ61、収納庫用風洞62、収納庫用排出パイプ
63に付着した露は収納庫用チュ−ブ66を介して収納
庫用露受け67に回収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の構成で
は、収納庫51としてキッチンの中で占める割合が高く
なり、調理器具54自体も大きさ、形状、加熱手段等が
変化してきており、収納が難しい課題等を抱えている。
また、冷却構成をしていないため、排出口からは蒸気を
含んだ空気が排出されており充分な蒸気処理がなされて
いないという課題があった。換気扇、レンジフ−ドでは
場所として離れており、蒸気を処理するまでに至ってい
ないのが実情である。
【0006】本発明は、上記課題を解決するもので、収
納庫51のように床面からの立体的な場所を必要とせ
ず、吸入した蒸気は積極的に冷却して、蒸気の飛散をで
きる限り抑える構成として、蒸気による露滴、露滴した
物の破損を防止する蒸気処理ユニットを提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、逆漏斗状の蒸気ガイドと、前記蒸気ガイド
に連なる蒸気吸引口、フィルター、案内パイプ、風洞、
金属製冷却パイプとを備え、前記風洞内に配したファン
の回転により、前記金属製冷却パイプ等を介して排出口
へ蒸気を流すとともに、途中で露滴した水分を露受けに
溜める構成としてなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、調理器具
より発生した蒸気を蒸気ガイドを通じて蒸気吸引口よ
り、蒸気排出モ−タ−により吸引方向に回転したファン
により、吸引して案内パイプ、風洞、金属製冷却パイ
プ、金属製冷却パイプを経て、蒸気及び空気を排出口よ
り排出する構成したことにより、金属製冷却パイプ、金
属製冷却パイプの温度が蒸気を含んだ空気より低いため
露滴となり、水となり、金属製冷却パイプ、金属製冷却
パイプの取付けを露受けに流れる方向に傾斜を付けるこ
とにより露受けに水となって溜まるようにしたものであ
る。
【0009】請求項2記載の発明は、吸引口の周辺の蒸
気ガイド及びフィルタ−は濡れているのでほこり等が付
着し汚れ易い。また、フィルタ−は蒸気ガイドの蒸気吸
引口で着脱自在にして、蒸気ガイドの1方を取付枠に挿
入し逆の1方を化粧ねじで簡単に着脱自在として洗える
ようにして、また、露受けは蒸気が露滴、水となって溜
まった水を捨てるためにカバ−の下部の1部に穴を明
け、排出箱を設け、そこに設置することで着脱自在とし
て、取扱い、手入れが容易にしたものである。
【0010】請求項3記載の発明は、金属製冷却パイプ
を通じての出口から排出される蒸気及び空気に対して、
ほぼ面するように金属製冷却板を設け、蒸気を含んだ空
気を金属製冷却板に当たるようにし、蒸気及び空気に含
んだ水分を露結させ、水分除去率をさらに高めるように
構成したものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1、およ
び図2、図3、図4を参照しながら説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例を示す蒸気処理
ユニットの部分断面図から、カバ−21を取り外した正
面図。図2は、図1にカバ−を取付け、A1−A2断面
矢視図に使用状況が分かるように電気炊飯器1、システ
ムキッチンのカウンタ2、吊り戸棚3、壁面4を部分的
に書き加えた図である。図3は、本発明に使用される電
流検知ユニットの断面図。図4は、本発明の回路図であ
る。図2で示すように蒸気処理ユニットは天面部分で取
付金具を利用し、吊り戸棚3に取付られ、キッチンのカ
ウンタ−2に電気炊飯器1の蒸気出口を蒸気処理ユニッ
トの蒸気吸引口8aのほぼ真下になるように置き使用す
る。図1及び図2に示すように、取付枠5は固定板6、
裏板7により形付けられている。取付枠5は押し出し型
で成形され、後加工でコ−ナ−部になる部分を表面の厚
みを残して約90゜の角度でカットし折り曲げて箱を形
成する。この加工方法が少量生産の場合に金型代として
最も安くなり、製品単価も安くなる方法である。
【0013】また、強度は固定板6、裏板7を鉄板など
の金属を使用したり、必要に応じて曲げ加工を加えた
り、補強リブを設けることにより得られるものである。
蒸気ガイド8は、逆漏斗状になっており、頂上付近に蒸
気吸引口8aを有している。フィルタ−9は逆漏斗状で
ごきぶり等の虫を中へ吸い込まないように小さな穴か網
目を有している。蒸気ガイド8の内面に蒸気が当たって
露滴し、水になつて傾斜に沿って外周部に流れるように
なっており、流れた水が受け止められる溝を有してい
る。必要に応じて、チュ−ブ10を通じて、露受け11
に流され、溜める構成にすることもできる。
【0014】蒸気ガイド8は取付枠5の挿入箇所に1方
を差し込んだ後、上部の蒸気吸引口8aを案内パイプ1
2の吸引口に挿入後、逆の1方を取付板に化粧ねじ13
で取付ける。風洞14の外側に蒸気排出モ−タ−15が
ねじ止めされ、内側には蒸気排出モ−タ−15の回転軸
に挿入する形でファン16が止められている。風洞14
は裏板7にねじ止めされている。案内パイプ12の出口
を風洞14の入口に挿入して接続した後、取付金具で固
定板6に取付けられている。
【0015】接続部品A17は風洞14の出口に接続さ
れ、接続部品A17の1端は金属製冷却パイプA18
に、金属製冷却パイプA18の1端は接続部品B19
に、接続部品B19の1端は金属製冷却パイプB20
に、金属製冷却パイプB20の1端は接続部品C21に
接続された後、取付金具により裏板7にねじ止めされて
いる。接続部品A17、B19、C21は通常弾力製の
あるコムでできており、金属製冷却パイプA18、B2
0は放熱性の良いアルミニウムが通常、用いられてい
る。
【0016】蒸気に含まれる水分の除去率をさらに高め
るために金属製冷却板22を接続部品C21の出口に対
し、ほぼ面するように構成されている。金属製冷却板2
2は露受け11の上部または、内部に設けられている。
露受け11は接続部品C21至るまでにすでに水となっ
て流れてくるのを受けるようになっている。
【0017】また、金属製冷却板22で露滴し、水とな
って流れてくるのを受けるようにもなっている。また、
接続部品C21の出口は排出箱23に接続され、排出箱
23はねじで裏板7に止められている。排出箱23の上
部にはごきぶり等の虫が入らないように網目状または小
さな穴が明けられた排出口24を有している。カバ−2
5が取付金具を通じて固定板6、裏板7にねじ止めされ
る。
【0018】26はコンセントで電気炊飯器1の電源で
ある。27は電流検知ユニットで電気炊飯器1の電流に
より自動的に蒸気排出モ−タ−9をON、OFFし、フ
ァン10の回転を回したり、止めたりするためのもので
ある。電流検知ユニット27は図3の断面図のように電
流検知用抵抗28、サ−モスタット29、電流検知ユニ
ット組立ベ−ス30、絶縁板31、蓄熱板32、サ−モ
スタット取付板33、断熱カバ−34、リ−ド線35、
電流検知用抵抗止めねじ36、電流検知ユニット取付板
37、電流検知ユニット止めねじ38等で構成されてい
る。サ−モスタット29は常温では接点OFF、温度が
上昇するとONするタイプのものが用いれられる。39
はスイッチで中間点でOFF点を有するON−OFF−
ONスイッチ特性で、コンセント26を電気炊飯器1の
電源に使用することで電流検知用抵抗28に流れる電流
の大きさに対応してファン16を自動的に回したり、止
めたりする自動回路と常時ファン16を回す回路とOF
F回路を手動で切替えられる。
【0019】40はネオンランプでファン16が回転す
る回路にスイッチ39が入っていることを点灯して表示
する。41はネオンランプ40の安定抵抗である。ファ
ン16の自動を回路構成したときの誤動作防止のため、
100V電源の場合は50kΩの抵抗値のものを3個使
用している。
【0020】上記構成において、例として、電気炊飯器
1の電源をコンセント26より得るようにしてスイッチ
39を自動回路にして、電気炊飯器1を蒸気ガイド8の
蒸気吸引口8aのほぼ真下に置き炊飯を開始する。電流
が流れ始めると電流検知用抵抗28が発熱し、サ−モス
タット29が動作温度に達するとサ−モスタット29の
接点がONし、蒸気排出モ−タ−15が回転するととも
に蒸気排出モ−タ−15の取付軸に取付られたファン1
6が回転する。ファン16は予め吸引する方向に回転す
るようにして置く。
【0021】サ−モスタット29は常時OFFで温度が
上昇するとONするものが用いられている。通常ON温
度は75℃前後、OFF温度は55℃前後のものを用い
ている。電流検知用抵抗28の発熱は電流によって異な
るが、到達温度130℃前後で蓄熱板により炊飯した後
のサ−モスタット29がOFFするまでの時間を替えら
れる。電気炊飯器1の中の水と米が沸点に達すると電気
炊飯器1の蒸気口より蒸気が排出される。蒸気は逆漏斗
状の蒸気ガイド8の内面に沿って上昇し、蒸気吸引口8
aに達する。ファン16が吸引する方向で回転している
ので、蒸気は案内パイプ12に空気とともに吸引され
る。吸引された蒸気と空気は風洞14、接続部品A1
7、金属製冷却パイプA18、接続部品B19、金属製
冷却パイプB20、接続部品C21、金属製冷却板22
を経て露受け11に水となって溜められる。この蒸気の
流れの中で、蒸気温度より低い温度の部分に触れると露
滴を結び蒸気に含まれていた水分が水となって、傾斜に
沿って下部方向に流れ、露受け11に溜められる。
【0022】また、逆漏斗状の蒸気ガイド8、フィルタ
−9の内面にも蒸気が当たり、露滴した水は傾斜を伝っ
て蒸気ガイド8の外周部の溝に流れ、溜まる量が多いと
チュ−ブ10を通じて露受け11に溜められる。放熱効
果の大きい金属を用いた金属製冷却パイプA18、金属
製冷却パイプB20、金属製冷却板22で露滴し、水分
に変わる率が高いので蒸気中の水分を除去するのに大き
な効果得られるものである。。炊飯が完了し、電流が減
少すると電流検知用抵抗28の発熱が少なくなり、サ−
モスタット29の温度が下がり、OFF温度に達すると
接点が開き蒸気排出モ−タ−15の回転が止まりファン
16の回転も止まる。
【0023】保温時は、保温電流での電流検知用抵抗2
8の発熱をサ−モスタット29のOFF温度以下になる
ように設定して置けばよい。設計的には、1.5アンペ
ァ前後をサ−モスタット29のOFF温度以下になるよ
うに電流検知用抵抗28の抵抗値を決めることで簡単な
構成と安いコストで電流検知ユニット27が得られるも
のである。コンセント26の電流に関係なく蒸気を処理
したいときは、スイッチ39を常時ON状態にして置く
ことでファン16が常時、蒸気を吸引する方向で回転し
ているので案内パイプ12、風洞14、接続部品A1
7、金属製冷却パイプA18、接続部品B19、金属製
冷却パイプB20、接続部品C21、金属製冷却板22
を経る過程で各々の温度が蒸気温度より低いので蒸気中
の水分が露滴し、水となって除去される。ネオンランプ
40は、スイッチ39がON方向に置かれているときは
ファン16の回転に関係なく点灯している。
【0024】本実施例によれば、1.8L炊きの電気炊
飯器1で0.9Lの米を炊飯した場合の例で効果を説明
すると、炊飯時に蒸発する水の量は約60gである。蒸
気処理ユニットを設置して、蒸気処理ユニットで水に還
元できる能力は約40gであった。約66%が回収でき
たことになる。このときに蒸気処理ユニットに用いたフ
ァン16は直径70mm高さ26mmの樹脂製のシロッ
コファンを使用し、蒸気排出用モ−タ−はファンを回転
させる能力を有した2極隈取線輪型誘導電動機を用い、
金属製冷却パイプA18、金属製冷却パイプB20の素
材はアルミニウムの丸棒を用い、寸法は外径30mm内
径28mmト−タル長さは1m、金属製冷却板17の素
材はアルミニウムを用い、厚みは1.5mm、幅50m
m、長さ50mmのものを使用した。蒸気に含まれる水
分の水への還元率はファン16の吸引力、ファン16を
回転させる蒸気排出モ−タ−14の能力や金属製冷却パ
イプA18、金属製冷却パイプB20、金属製冷却板2
2の大きさにより異なる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、電気炊飯器、電気ジャ−ポットを漏斗状の蒸気ガ
イドの頂上付近の蒸気吸引口のほぼ真下に置いて使用す
ることにより、電気炊飯器、電気ジャ−ポットから出る
蒸気を蒸気排出モ−タ−の回転をファンに伝達し、吸引
する方向に回転させることで蒸気吸引口を通じて空気と
ともに吸引し、案内パイプ、風洞、接続部品、金属製冷
却パイプ、接続部品、金属製冷却パイプ、接続部品の出
口へと蒸気が排出され、排出された蒸気は金属製冷却板
に当たった後、殆ど空気の状態で排出口から放出され、
蒸気が案内パイプから、排出口に至る過程で蒸気温度よ
り低い案内パイプ、風洞、接続部品、金属製冷却パイ
プ、接続部品、金属製冷却パイプ、接続部品に触れた蒸
気の水分が露滴して水になり、傾斜を通じて流れて露受
けに溜められることにより、設置体積の少ないバランス
の良い蒸気処理ユニットが得られるものである。設置場
所も吊り戸棚の下面を利用して取り付けるので比較的活
用していない空間を活用するので設置に排気工事も伴わ
ず、設置体積も少なくて設置でき、ト−タルコストとし
て、安価な蒸気排出ユニットが得られるものである。
【0026】また、請求項2記載の発明によれば、蒸気
処理ユニットを使用することにより、蒸気吸引口へ蒸気
とともに空気、ほこりも吸い寄せられるため、蒸気ガイ
ド、フィルタ−の濡れた部分にほこり等が付いて汚れ易
いので化粧ねじを外すことで簡便に取り外すことで手入
れが簡単で容易にできるものである。特に、フィルタ−
は目ずまりを起こすと蒸気処理の能力が低下するので付
着物は容易に取れるようにして、手入れを簡単、容易に
することが必要である。また、露受けも蒸気が露滴し、
水になって流れて溜めた水を1杯になる前に取り出し捨
てる必要性があり、汚れたときもカバ−の前面から着脱
が容易なものである。簡単で安価な構成で手入れ性の良
い蒸気処理ユニットが得られるものである。
【0027】また、請求項3記載の発明によれば、電気
炊飯器、電気ジャ−ポットから発生する蒸気に含まれる
水分を水に還元する率を高めるために金属製冷却パイプ
出口または、接続部品の出口にほぼ面する形で金属製冷
却板を設けることで数%の還元率を高めた蒸気処理ユニ
ットが得られるものである。このように蒸気処理ユニッ
トを設置することで蒸気に含まれる水分を大幅に除去で
きるので、吊り戸棚、キッチンル−ムの天井、壁が露滴
により濡れるのを防ぐことができ、カビの発生や熱、露
滴による破損も防ぐことができるものである。このよう
に簡単な構成で安価な設置体積も少ない高性能な使い易
い蒸気処理ユニットなので使用することで、従来に比べ
て温度や湿度が下がり快適なキッチンル−ム環境が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す蒸気処理ユニットの概
要図
【図2】同、図1のA1−A2断面透視図
【図3】同、蒸気処理ユニットの電流検知ユニットの断
面図
【図4】同、蒸気処理ユニットの回路図
【図5】従来例を示す蒸気排出ファン付収納庫の部分断
面図
【符号の説明】
1 電気炊飯器 2 キツチンのカウンタ− 3 吊り戸棚 4 壁面 5 取付枠 6 固定板 7 裏板 8 蒸気ガイド 8a 蒸気吸引口 9 フィルタ− 10 チュ−ブ 11 露受け 12 案内パイプ 13 化粧ねじ 14 風洞 15 蒸気排出モ−タ− 16 ファン 17 接続部品A 18 金属製冷却パイプA 19 接続部品B 20 金属製冷却パイプB 21 接続部品C 22 金属製冷却板 23 排出箱 24 排出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆漏斗状の蒸気ガイドと、前記蒸気ガイ
    ドに連なる蒸気吸引口、フィルター、案内パイプ、風
    洞、金属製冷却パイプとを備え、前記風洞内に配したフ
    ァンの回転により、前記金属製冷却パイプ等を介して排
    出口へ蒸気を流すとともに、途中で露滴した水分を露受
    けに溜める構成としてなる蒸気処理ユニット。
  2. 【請求項2】 逆漏斗状の蒸気ガイド、フィルター、及
    び露受けは、着脱自在な構成としてなる請求項1記載の
    蒸気処理ユニット。
  3. 【請求項3】 金属製冷却パイプの出口から排した蒸気
    が金属製冷却板に当たるような構成としてなる請求項1
    記載の蒸気処理ユニット。
JP26311197A 1997-09-29 1997-09-29 蒸気処理ユニット Pending JPH1199071A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26311197A JPH1199071A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 蒸気処理ユニット

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JP26311197A JPH1199071A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 蒸気処理ユニット

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ID=17384989

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JP26311197A Pending JPH1199071A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 蒸気処理ユニット

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020030104A1 (zh) * 2018-08-10 2020-02-13 佛山市饭小二煮饭机器人科技有限公司 电饭煲散热装置、电饭煲、电饭煲散热控制方法及装置

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WO2020030104A1 (zh) * 2018-08-10 2020-02-13 佛山市饭小二煮饭机器人科技有限公司 电饭煲散热装置、电饭煲、电饭煲散热控制方法及装置

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