JPH1196445A - 自動販売機展示用商品見本 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示体保持部材への商品表示体の着脱を容易
にすると共に、薄型化、低廉化を図る。 【解決手段】 商品表示体１０の両側縁部分に、外側方
に張り出した側縁張出部１２、１２を設け、各側縁張出
部１２の根元部分の上下両端に、被係止用切欠１３、１
３を設ける。表示体保持部材２０を、商品表示体保持部
とその周縁の背景部とからなる縦向偏平状に形成する。
商品表示体保持部に、商品表示体１０の側縁張出部１
２、１２の表面側に両側縁が当接する装着用窓孔２１を
設け、装着用窓孔２１の内寄部分の縦方向長さＡを、側
縁張出部１２の先端部分の縦方向長さａよりも長く形成
し、装着用窓孔２１の両側縁の縦方向長さＢを、側縁張
出部１２の先端部分の縦方向長さａよりも短く、根元部
分の縦方向長さｂより長く形成して、装着用窓孔２１の
両側縁上下端に、商品表示体１０の被係止用切欠１３、
１３…に係合する内方に突出した係止用鍔２２、２２…
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、カップ販売式等の
自動販売機に展示される自動販売機展示用商品見本に関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来の缶入飲料の自動販売機の商品見本
（缶見本）は、実公平７−２６７８７号公報等に開示さ
れているように、弾性を有するシート状（フィルム状）
で商品の正面部分が印刷により表示された商品表示体
を、上下面が円板状で正面側が開口された略円筒状の保
持部材に、前方に突出した略円弧状に湾曲させて取り外
し自在に装着することによって、実際の商品と略同一形
状に構成されている。

【０００３】そして、見本展示装置は、自動販売機の前
面に設けられた棚状の展示台に、多数の商品見本を、保
持部材を固定して装着することによって、変色、退色し
たような場合には、嵩張らずに保管、運搬等が便利な商
品表示体のみを取り替えることができるように構成され
ている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上述のように、商品見
本を実際の商品と略同一形状に構成すると、商品表示体
を取り替える際に、商品表示体を小さく丸めなければな
らないなど、商品表示体の保持部材への着脱が面倒であ
る等の問題があり、また、製作費用が嵩むという問題が
あった。

【０００５】また、このような商品見本を展示する場
合、展示台（見本展示装置）の奥行を商品の外径以上に
大きくする必要があり、また、商品見本の後方に背景パ
ネルを別個に設ける必要があり、更に、複数の商品見本
の商品表示体を蛍光灯により一括して照明する場合に
は、商品見本の下方から照明することになって、照明の
効率が悪い等の問題があった。

【０００６】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
製作費用を低減することができ、商品表示体の着脱が容
易であり、薄型に形成されて、蛍光灯等により後方から
好適に照明することができる自動販売機展示用商品見本
の提供を目的としたものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
弾性を有するシート状で商品の正面部分が表示された商
品表示体と、前記商品表示体を前方に突出した略円弧状
に湾曲させて着脱自在に保持する表示体保持部材とを備
えてなる自動販売機展示用商品見本において、前記商品
表示体の両側縁部分に、外側方に張り出した側縁張出部
が設けられ、前記各側縁張出部の根元部分の上下両端
に、被係止用切欠が設けられ、前記表示体保持部材は、
商品表示体保持部とその周縁の背景部とからなる縦向偏
平状に形成され、前記商品表示体保持部には、前記商品
表示体の前記側縁張出部の表面側に両側縁を当接する装
着用窓孔が設けられ、前記装着用窓孔の内寄部分の縦方
向長さ（Ａ）は、前記商品表示体の前記側縁張出部の先
端部分の縦方向長さ（ａ）よりも長く形成され、前記装
着用窓孔の両側縁の縦方向長さ（Ｂ）は、前記商品表示
体の前記側縁張出部の先端部分の縦方向長さ（ａ）より
も短く、前記側縁張出部の根元部分の縦方向長さ（ｂ）
より長く形成されて、前記装着用窓孔の両側縁上下端
に、前記商品表示体の前記被係止用切欠に係合する内方
に突出した係止用鍔が設けられたことにある。

【０００８】なお、表示体肘部材は、複数個が背景部を
連続させて並列され、見本展示装置の背景パネルを構成
することが好ましい。また、表示体保持部材は、平板状
に形成されることが好ましい。また、背景部の商品表示
体保持部の上方部分に、後方に突出した略円弧状で、前
周縁を商品表示体の両側縁上端に整合される奥行錯視用
凹部が設けられることが好ましい。

【０００９】

【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
ついて説明する。

【００１０】図１〜５は、本発明の第１実施形態であっ
て、カップ販売式の自動販売機の見本展示装置に適用し
た場合を示しており、商品表示体（見本本体）１０と表
示体保持部材２０とからなる複数の商品見本（カップ見
本）が、自動販売機の前面扉の内部に固定された支持フ
レーム３０に横方向に並列して着脱可能に装着され、後
方に固定された蛍光灯等の横長な照明器具５により一括
して照明され、前方に固定された透明な前面パネル１を
介して外部から透視されるようになっている。また、前
面パネル１には、各商品見本に対応して、商品選択スイ
ッチ２が装着されている。

【００１１】商品表示体１０は、図１〜３に示すよう
に、半透明な合成樹脂製の薄いシート状（フィルム状）
で、略円弧形の横断面形状の湾曲した扇形に成形されて
おり、両側縁部分を押し縮めると展開方向へ反発する弾
性を有している。そして、図３（ａ）に示すように、商
品表示体１０の両側縁部分には、外側方に張り出した側
縁張出部１２、１２が設けられており、各側縁張出部１
２の根元部分の上下両端には、被係止用切欠１３、１３
が設けられ、これにより、側縁張出部１２の先端部分の
縦方向長さａは、根元部分の縦方向長さｂより大きく形
成されている。なお、商品表示体１０の表面には、自動
販売機で実際に使用される商品カップの正面部分と略同
様な色彩、模様等が印刷により表示されるようになって
いる。

【００１２】また、表示体保持部材２０は、図１〜３に
示すように、半透明な合成樹脂製で略長方形の縦向平板
状に成形されており、従って、略円筒形など立体的なも
のに比して形状が簡易であるので、製造費用を低減する
ことができる。そして、表示体保持部材２０は、比較的
厚く剛性を有しており、正面略中央には、商品表示体保
持部を構成する商品表示体装着用窓孔２１が開けられて
おり、その周縁は、背景部を構成する遮閉用平面部２６
になっている。なお、商品表示体装着用窓孔２１は、照
明用窓孔を兼ねている。

【００１３】そして、図３（ｂ）に示すように、商品表
示体装着用窓孔２１は、商品カップの縦断面形状と略同
一な略台形に形成されており、商品表示体装着用窓孔２
１の両側縁は、斜め縦向に略逆ハ字形に形成されてい
る。そして、商品表示体装着用窓孔２１の両側縁上下端
には、係止用鍔２２、２２…が、略台形の４隅部分から
内方に突出して設けられており、係止用鍔２２は、縦方
向幅が外側方から内側方へ漸減した略三角形に形成さ
れ、内方突出面が商品表示体装着用窓孔２１の上縁面、
下縁面に直線状又は曲線状に連続して形成されている。
そして、商品表示体装着用窓孔２１の内寄部分の縦方向
長さＡは、商品表示体１０の側縁張出部１２の先端部分
の縦方向長さａより稍大きく形成されており、商品表示
体装着用窓孔２１の両側縁の縦方向長さＢは、係止用鍔
２２、２２により、商品表示体１０の側縁張出部１２の
先端部分の縦方向長さａより小さく、根元部分の縦方向
長さｂより稍大きく形成されている。

【００１４】そして、図１、２に示すように、商品表示
体１０は、側縁張出部１２、１２を装着用孔２１に挿入
し、被係止用切欠１３、１３…を係止用鍔２２、２２…
に係合させ、側縁張出部１２、１２の表面を商品表示体
装着用窓孔２１の両側縁に当接させて、前方に突出した
略円弧状に湾曲した状態に保持され、表示体保持部材２
０に着脱自在に装着されるようになっている。なお、商
品表示体装着用窓孔２１の両側縁を後方に拡開して斜め
に形成することによって、商品表示体１０の表面と表示
体保持部材２０の表面（遮閉用平面部２６）との隙間を
小さくすることができる。

【００１５】従って、商品表示体１０は、両側縁部分を
手で押し縮めるようにして比較的大きな装着用孔２１に
挿入して、両側縁部分から手を離すだけで、容易に表示
体保持部材２０に装着することができ、変色、退色した
場合など容易に交換することができる。また、奥行が小
さいので、商品見本を照明器具５の前方の狭い空間に配
置することができ、これによって、商品表示体１０を商
品表示体装着用窓孔２１を介して後方から好適に照明す
ることができ、また、見本展示装置を薄型化することが
できる。

【００１６】一方、支持フレーム３０は、図４、５に示
すように、金属製又は合成樹脂製で偏平で縦向横長な略
直方体形の枠状に形成されて、垂直な正面上部が見本装
着部３１となっており、見本装着部３１の上端、下端部
分には、横長の係止用溝３２、３２が対向して設けられ
ている。そして、支持フレーム３０は、商品見本が偏平
なことから、商品表示体１０を照明器具５の前方に配置
するように、固定されている。なお、見本装着部３１
は、傾斜して形成してもよい。

【００１７】そして、商品見本は、支持フレーム３０の
見本装着部３１に、表示体保持部材２０の上縁部分と下
縁部分を係止用溝３２、３２に挿入して、着脱可能に縦
向に支持されるようになっており、従って、商品カップ
のサイズを変更する場合など表示体保持部材２０を容易
に交換することができる。なお、表示体保持部材２０は
そのままで、商品表示体１０のみを交換することができ
る。

【００１８】また、複数個の商品見本が、表示体保持部
材２０、２０…の側面を相互に当接させ、表面の遮閉用
平面部２６、２６…（背景部）を横方向に連続させるよ
うにして並列され、表示体保持部材２０、２０により見
本展示装置の背景パネルが構成されるようになってお
り、従って、商品見本と別個に背景パネルを設ける必要
はなく、また、商品見本の交換と同時に、背景パネルを
容易に交換することができる。

【００１９】また、支持フレーム３０の正面下端部に
は、表示体保持部材３６が固定されており、表示体保持
部材３６は、半透明な合成樹脂製で比較的厚く剛性を有
している。そして、表示体保持部材３６には、商品見本
に対応して複数の文字表示体装着用凹部３７、３７…が
設けられており、各文字表示体装着用凹部３７は、裏面
部分が薄く形成され、両側端部分に係止用溝が設けられ
ている。

【００２０】そして、文字表示体１７は、半透明な合成
樹脂製のシート状（フィルム状）で薄く弾性を有してお
り、略長方形の横長平板状に成形され、表面には、商品
名、価格等の文字が印刷により表示されるようになって
いる。そして、文字表示体１７は、文字表示体装着用凹
部３７に、両側端部分を係止用溝に挿入して着脱可能に
装着されている。

【００２１】図６〜１０は、本発明の第２実施形態であ
って、カップ販売式の自動販売機の見本展示装置に適用
した場合を示しており、商品表示体１０と表示体保持部
材１２０とからなる複数の商品見本が、自動販売機の前
面扉の内部に固定された支持フレーム１３０に横方向に
並列して着脱可能に装着され、照明器具５により一括し
て照明され、前面パネル１を介して外部から透視される
ようになっている。なお、第１実施形態と同様な部分に
ついては、同一符号を使用し、説明を省略する。

【００２２】表示体保持部材１２０は、図６〜８に示す
ように、半透明な合成樹脂製で略直方体形の縦向偏平状
に成形され、比較的厚く剛性を有しており、下端部分に
は、文字表示体装着用凹部３７が設けられている。そし
て、背景部には、商品表示体保持部（商品表示体装着用
窓孔２１）の上方に、奥行錯視用凹部１２５が設けられ
ており、商品表示体保持部および奥行錯視用凹部１２５
の周縁が遮閉用平面部２６になっている。

【００２３】奥行錯視用凹部１２５は、後方へ突出した
略円弧形の横断面形状に形成され、その前周縁（遮閉用
平面部２６との境界）は、略逆Ｕ字形に形成され、商品
表示体保持部の両側縁上端に整合している。そして、商
品表示体１０は、両側縁上端を奥行錯視用凹部１２５の
前周縁下端に整合させて、商品表示体装着用窓孔２１に
装着されるようになっており、奥行錯視用凹部１２５に
より小さな奥行でも十分な立体感を出すことができる。

【００２４】また、表示体保持部材１２０の両側面に
は、隙間閉鎖用鍔１２８、１２８が、前後に食い違うよ
うに側方へ突出して設けられており、また、表示体保持
部材１２０の上縁部分の背面側には、鉤状の被係止用凸
部１２９、１２９が後方に突出して設けられている。

【００２５】一方、支持フレーム１３０は、図９、図１
０に示すように、金属製又は合成樹脂製で偏平で縦向横
長な略直方体形の枠状に形成されて、垂直な正面側全体
が見本装着部となっており、見本装着部の上縁部分に
は、孔状の係止用凹部１３２、１３２…が設けられてい
る。そして、支持フレーム１３０は、商品見本が偏平な
ことから、商品表示体１０を照明器具５の前方に配置す
るように、固定されている。なお、見本装着部は、傾斜
して形成してもよい。

【００２６】そして、商品見本は、支持フレーム１３０
の見本装着部に、表示体保持部材１２０の上縁部分の被
係止用凸部１２９、１２９を係止用凹部１３２、１３２
に嵌合させて、着脱可能に縦向に支持されるようになっ
ており、従って、商品カップのサイズを変更する場合な
ど表示体保持部材１２０を容易に交換することができ
る。なお、表示体保持部材１２０はそのままで、商品表
示体１０のみを交換することができる。

【００２７】また、複数個の商品見本が、表示体保持部
材１２０、１２０…の側面の隙間閉鎖用鍔１２８、１２
８…を相互に重ね合わせ、表面の遮閉用平面部２６、２
６…（背景部）を横方向に連続させるようにして並列さ
れ、表示体保持部材１２０、１２０…により見本展示装
置の背景パネルが構成されるようになっており、従っ
て、商品見本と別個に背景パネルを設ける必要はなく、
また、商品見本の交換と同時に、背景パネルを容易に交
換することができる。

【００２８】なお、上述の実施の形態では、装着用窓孔
の隅部に比較的小さな係止用鍔が設けられ、係止用鍔は
縦方向幅が外方から内方へ漸減した略三角形に形成され
た場合について述べたが、係止用鍔はどのような大き
さ、形状でもよい。

【００２９】また、上述の実施の形態では、カップ販売
式の自動販売機の見本展示装置に適用した場合について
述べたが、缶入飲料など筒状の商品の自動販売機の見本
展示装置に適用することができる。なお、缶入飲料の商
品見本の場合には、商品表示体は略長方形の展開形状に
形成され、商品表示体保持部材の商品表示体装着用窓孔
は略長方形に形成される。

【００３０】

【発明の効果】上述のように、本発明に係る自動販売機
展示用商品見本は、商品表示体の両側縁部分に、外側方
に張り出した側縁張出部を設け、各側縁張出部の根元部
分の上下両端に、被係止用切欠を設け、表示体保持部材
を、商品表示体保持部とその周縁の背景部とからなる縦
向偏平状に形成し、商品表示体保持部に、商品表示体の
側縁張出部の表面側に両側縁を当接する装着用窓孔を設
け、装着用窓孔の内寄部分の縦方向長さを、商品表示体
の側縁張出部の先端部分の縦方向長さよりも長く形成
し、装着用窓孔の両側縁の縦方向長さを、商品表示体の
側縁張出部の先端部分の縦方向長さよりも短く、側縁張
出部の根元部分の縦方向長さより長く形成して、装着用
窓孔の両側縁上下端に、商品表示体の被係止用切欠に係
合する内方に突出した係止用鍔を設けたことによって、
商品表示体を表示体保持部材に容易に着脱することがで
き、また、奥行を小さくして、照明器具の前方に配置し
たり、見本展示装置を薄型化することができる。

【００３１】なお、複数個の表示体保持部材を背景部を
連続させて並列し、表示体保持部材により見本展示装置
の背景パネルを構成することによって、別個に背景パネ
ルを設ける必要がなく、また、背景パネルの交換が容易
になる。また、表示体保持部材を平板状に形成すること
によって、形状が簡易になり、製作費用を大幅に低減す
ることができる。また、背景部の商品表示体保持部の上
方部分に、後方に突出した略円弧状で、前周縁が商品表
示体の両側縁上端に整合する奥行錯視用凹部を設けるこ
とによって、小さな奥行で十分な立体感を出すことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明に係る自動販売機展示用商品見本の第
１実施形態を示す斜視図である。

【図２】 図１の横断面図（ａ）と縦断面図（ｂ）であ
る。

【図３】 図１の商品見本の分解図であって、表示体保
持部材の正面図（ａ）と商品表示体の展開図（ｂ）であ
る。

【図４】 図１の商品見本の見本展示装置における装着
状態を示す斜視図である。

【図５】 図４の縦断面図である。

【図６】 本発明に係る自動販売機展示用商品見本の第
２実施形態を示す斜視図である。

【図７】 図６の横断面図（ａ）と縦断面図（ｂ）であ
る。

【図８】 図６の商品見本の分解図であって、表示体保
持部材の正面図（ａ）と商品表示体の展開図（ｂ）であ
る。

【図９】 図６の商品見本の見本展示装置における装着
状態を示す斜視図である。

【図１０】 図９の縦断面図である。

【符号の説明】

１ 前面パネル ２ 商品選択スイッチ ５ 照明器具 １０ 商品表示体（商品見本） １２ 側縁張出部 １３ 被係止用切欠 １７ 文字表示体 ２０ 表示体保持部材（商品見本） ２１ 商品表示体装着用窓孔（商品表示体保持部） ２２ 係止用鍔（商品表示体保持部） ２６ 遮蔽用平面部（背景部） ３０ 支持フレーム ３１ 見本保持部 ３２ 係止用溝 ３６ 表示体保持部材 ３７ 文字表示体装着用凹部 １２０ 表示体保持部材（商品見本） １２５ 奥行錯視用凹部（背景部） １２８ 隙間閉鎖用鍔（背景部） １２９ 被係止用凸部 １３０ 支持フレーム １３２ 係止用凹部 Ａ 商品表示体装着用窓孔の内寄部分の縦方向長さ Ｂ 商品表示体装着用窓孔の側縁の縦方向長さ ａ 側縁張出部の先端部分の縦方向長さ ｂ 側縁張出部の根元部分の縦方向長さ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 弾性を有するシート状で商品の正面部分
   が表示された商品表示体と、前記商品表示体を前方に突
   出した略円弧状に湾曲させて着脱自在に保持する表示体
   保持部材とを備えてなる自動販売機展示用商品見本にお
   いて、 前記商品表示体の両側縁部分に、外側方に張り出した側
   縁張出部が設けられ、前記各側縁張出部の根元部分の上
   下両端に、被係止用切欠が設けられ、前記表示体保持部
   材は、商品表示体保持部とその周縁の背景部とからなる
   縦向偏平状に形成され、前記商品表示体保持部には、前
   記商品表示体の前記側縁張出部の表面側に両側縁を当接
   する装着用窓孔が設けられ、前記装着用窓孔の内寄部分
   の縦方向長さ（Ａ）は、前記商品表示体の前記側縁張出
   部の先端部分の縦方向長さ（ａ）よりも長く形成され、
   前記装着用窓孔の両側縁の縦方向長さ（Ｂ）は、前記商
   品表示体の前記側縁張出部の先端部分の縦方向長さ
   （ａ）よりも短く、前記側縁張出部の根元部分の縦方向
   長さ（ｂ）より長く形成されて、前記装着用窓孔の両側
   縁上下端に、前記商品表示体の前記被係止用切欠に係合
   する内方に突出した係止用鍔が設けられたことを特徴と
   してなる自動販売機展示用商品見本。
2. 【請求項２】 表示体保持部材は、複数個が背景部を連
   続させて並列され、見本展示装置の背景パネルを構成す
   る請求項１に記載の自動販売機展示用商品見本。
3. 【請求項３】 表示体保持部材は、平板状に形成された
   請求項１もしくは２に記載の自動販売機展示用商品見
   本。
4. 【請求項４】 背景部の商品表示体保持部の上方部分
   に、後方に突出した略円弧状で、前周縁を商品表示体の
   両側縁上端に整合される奥行錯視用凹部が設けられた請
   求項１もしくは２に記載の自動販売機展示用商品見本。