JPH1193123A - 柵 体 - Google Patents

柵 体

Info

Publication number
JPH1193123A
JPH1193123A JP27332097A JP27332097A JPH1193123A JP H1193123 A JPH1193123 A JP H1193123A JP 27332097 A JP27332097 A JP 27332097A JP 27332097 A JP27332097 A JP 27332097A JP H1193123 A JPH1193123 A JP H1193123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
fence
fence body
ground
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27332097A
Other languages
English (en)
Inventor
Seizo Otsuka
晴造 大塚
Kazuhiro Shimoyama
和広 下山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teikin KK
Original Assignee
Teikin KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teikin KK filed Critical Teikin KK
Priority to JP27332097A priority Critical patent/JPH1193123A/ja
Publication of JPH1193123A publication Critical patent/JPH1193123A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fencing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】横木の方向を変えて人や車の誘導・制限などを
適宜にコントロールすることができる柵体を提供する。 【解決手段】支柱2と、該支柱2の上端に中央部が固定
された横木18とによって柵体1が形成され、支柱2は
円筒状の芯支柱2aとその外側に設けた回動支柱2bか
らなり、回動支柱2bの回動で横木18を回動させ、ロ
ック機構8によって横木18を所定の回動位置で固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横木の方向を変え
て人や車の誘導・制限などを適宜にコントロールするこ
とができる柵体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地面に固定することなく地上に立てゝ配
置するのみの移動可能な複数の柱体と、これらの柱体を
結ぶベルトやチェ−ンなどで構成される簡易な柵は知ら
れている。また、円錐形の可撓性柱体を間隔をおいて並
べ、これらの間を両端にリングの付いた横木の該リング
を嵌め込んで柵を形成することも工事現場などにおいて
行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの柵は、その場
所や目的に即応して応急的に方向などを変えることがで
き、誘導方向の変更が容易であるという利点を有する反
面、柱体を地上に並べるだけのものであるため、すこぶ
る不安定であって柵の転倒や倒壊などの危険性があり、
また、勝手に誘導方向が変更されてしまうという問題も
ある。さらに、これらの柵は体裁も必ずしもよいとはい
えない。本発明の目的は、従来の柵の上記した問題を解
決した方向可変の柵体を提供せんとするものである。ま
た、他の目的は、その方向性を固定することができる柵
体を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的の達成のため
に、本発明の請求項1は、地上に立設した支柱の上端に
所定長さの横木を固定し、支柱の回動により横木の方向
性を可変ならしめてなることを特徴とする柵体である。
【0005】請求項2は、前記柵体が、立設した単一の
支柱の上端に所定長さの横木のほゞ中央部を固定してな
り、該支柱の所定角度の回動により横木の方向性を可変
ならしめてなることを特徴とする請求項1記載の柵体で
ある。
【0006】請求項3は、前記柵体が、間隔をおいて立
設したメイン支柱とサブ支柱の上端に横木の両端をそれ
ぞれ固定してなり、メイン支柱は地中に埋設した基礎パ
イプ中を上下動し、かつ所定範囲で回動し、サブ支柱は
基端部を地表の所定位置に開口する受部材に抜き差し可
能に支持され、両支柱を横木と共に引き上げてメイン支
柱を中心として所定角度で回動させ、両支柱と横木を下
降させてサブ支柱の基端部を他の位置の地表に別途開口
させた受部材に支持させることによって横木の方向性を
可変ならしめてなることを特徴とする請求項1記載の柵
体である。
【0007】請求項4の発明は、前記柵体が、所定の回
動位置においてロックされるロック機構を有するもので
あることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
柵体である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の柵体は、いずれも横木を
支持する支柱の下部を地中に埋設して地上に確実に立設
し、この支柱の上端に横木を固定し、支柱の回動で横木
の方向性を所定の角度で可変としたものである。これら
の柵体は、好ましくはステンレススチールやアルミニウ
ムなどの耐久性のある金属によって形成される。また、
この柵体は、支柱の所定の角度における回動をロックす
ることができるロック機構を備えたものであることが望
ましい。
【0009】
【作用】本発明の柵体は、立設した支柱の上端に横木を
固定し、支柱の回動によって横木の方向性を可変ならし
めて通行の誘導や制限を容易に行うようにしたもので、
特に、支柱の回動による所定角度においてその回動を固
定するロック機構を設けてその回動角度を固定すること
により関係のない人が勝手に変えることなく柵体として
の所期の目的を達成することができるものである。
【0010】
【実施例】以下、図面を引用して本発明の柵体を詳述す
る。図1〜図5は本発明の柵体の一例を示し、図1は柵
体1の全体斜視図を示すものである。柵体1は、支柱2
と横木18によって構成され、高さ約1000mmの前
記支柱2の上端に長さ約1000mmの横木18の中央
が固定され、横木18は上下方向に波状に湾曲して両端
に球状体が一体的に固定されている。
【0011】支柱2は、図2に示すように、円筒状の芯
支柱2aとその外側に設けられた回動支柱2bによって
構成されている。芯支柱2aは基端部を地中に適宜の深
さに埋設して回動不能に固定され、回動支柱2bはこの
芯支柱2aに外嵌して該芯支柱2aに対して回動するこ
とにより横木18を基準の位置から角度22.5°づつ
2段階に亘って回動して最高角度が45°の位置まで方
向を可変ならしめているものである。
【0012】芯支柱2aと回動支柱2bは、地表に近い
部位に柵体1の回動を所定角度で停止させるための位置
決め機構3を設け、また、上端近傍の部位には前記位置
決め機構3で位置決めされた柵体1を、その位置で固定
するためのロック機構8を設けている。
【0013】前記位置決め機構3は、図2および図3で
特に明らかなように、回動支柱2bの基準位置と、これ
に角度22.5°づつ2段階に亘って所定の径の3個の
透孔7,7および7を回動支柱2bの周方向に対向させ
て設けると共に、芯支柱2aの対向位置の内側には一対
のケーシング4,4を固定し、このケーシング4,4内
に前記透孔7よりもやゝ大径のボール5,5を装備さ
せ、これらボール5,5をそれぞれコイルバネ6,6で
常時外方に向けて付勢し、回動支柱2bの回動の所定位
置でボール5が透孔7より抜け出ることなく適度に突出
して回動支柱2bの位置決めができるようになってい
る。
【0014】ロック機構8は、次に述べる構造からなっ
ている。すなわち、図4に示すように、前記位置決め機
構3の回動支柱2bに設けた透孔7と同様にして、回動
支柱2bに基準位置と、該基準位置に対して角度22.
5°づつ2段階に亘って所定の径の3個の透孔17,1
7および17をそれぞれ設け、これらの透孔17の周方
向に対向させた位置に同じく所定の径の3個の透孔1
7,17および17をそれぞれ設けている。芯支柱2a
には、直径を通る1個のケース9を設け、ケース9の周
壁にはL形のスリット10が穿設されている。
【0015】また、図5で特に明らかなように、ケース
9にはラッチ11、スプリング12およびボス13を内
蔵させて、スプリング12でラッチ11を付勢すること
によって、その先端に設けたボス13を常時一方向(図
2及び図4では左方)に向けて付勢するようにしてい
る。ボス13の先端には、別体で製作された六角キー1
6を挿入して当該ボス13を回動させる鍵孔14を有す
ると共に、その外周には前記ケース9に設けたL形のス
リット10に突出する突起15を設けている。
【0016】しかして、前記の位置決め機構3によって
回動支柱2bを所定の角度で位置決めした状態で、図5
に示すとおり、六角キー16をボス13の鍵孔14に挿
入してボス13をスプリング12の付勢力に抗して押し
ながら、L形のスリット10に沿って回動し移動させる
ことにより、ラッチ11の後端がケース9より突出して
回動支柱2bに設けた前記透孔17に嵌入して回動支柱
2bを所定の回動位置でロックすることができ、六角キ
ー16を引き抜くことによって関係者以外の人が回動す
ることができなくなる。そして、六角キー16を使用し
て逆の操作を行うことによってロックを解除して容易に
回動することができる。
【0017】したがって、前記支柱2と横木18からな
る柵体1は、支柱2を構成している回動支柱2bが芯支
柱2aに対して基準位置から回動して角度22.5°で
2段階に亘って位置決めすることができ、この位置決め
で回動支柱2bの上端に設けた横木18からなる柵体1
は、図1の点線で示すように方向を可変とすることがで
きると共に、ロック機構8によってこの位置決めされた
位置で固定することができるものである。
【0018】図6〜図8と、本発明の他の柵体の例を示
し、図6は柵体21の正面図を示すものである。柵体2
1は、メイン支柱22と、サブ支柱24および両端部が
これらメイン支柱22とサブ支柱24の上端に結合され
たアーチ形に湾曲した横木26とによって構成されてい
る。
【0019】図7に示すように、メイン支柱22は、地
中に埋設固定された基礎パイプ22aと、該基礎パイプ
22a内に挿入されて基端を基礎パイプ22aに固定さ
れた芯支柱22bと、基礎パイプ22aと芯支柱22b
との間に上下方向に可動し、かつ回動することができる
可動支柱22cとからなるものである。
【0020】図6および図7に示すように、メイン支柱
22における可動支柱22cと、サブ支柱24とは、当
該可動支柱22cの所定の高さ(地表より約500m
m)の基準となる位置において柵体21を形成するので
あるが、その際、サブ支柱24は、上記基準となる位置
の地表に開口する受部材25に下端が支持されて固定さ
れる。
【0021】しかして、可動支柱22cを横木26およ
びサブ支柱24と共に上昇させて図8に示すように可動
支柱22cを中心に回動させ、角度45°の位置におい
てこれら可動支柱22cを横木26およびサブ支柱24
と共に下降させることによって柵体21の方向性を可変
とすることができる。この回動に際して、サブ支柱24
は回動位置の地表にセットして開口する図示しない他の
受部材に下端が支持される。
【0022】可動支柱22cには、前記所定の高さと所
定の回動角度の位置で芯支柱22bに対してロックさせ
るロック機構23が設けられており、このロック機構2
3は前記図4および図5で示す構造のもので、前記と同
様にして六角キーの操作で可動支柱22cの高さと回動
角度を固定し、かつ解除することができるものであるの
で詳細な説明は省略する。
【0023】
【発明の効果】本発明の柵体は、立設した支柱の回動に
よって該支柱の上端に固定した横木の方向性を可変なら
しめて通行の誘導や制限を容易に行うことができるよう
にしたもので、特に、支柱の回動による所定角度におい
てその回動を固定するロック機構を設けてその回動角度
を固定することにより関係のない人が勝手に変えること
なく、柵体としての所期の目的を達成することができる
ものである。
【0024】この発明の柵体は、通常は歩道と敷地の境
界用の柵として使用し、必要なときに回動させて人の流
れを遮断したり通行しやすくすることができ、特に、イ
ベント施設などで一時的に大量の人の流れを整理する際
などにおいて高い有用性を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の柵体の一例を示す斜視図である。
【図2】図1の柵体の支柱の部分を示す縦断面図であ
る。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】図4におけるロック機構の拡大断面図である。
【図6】本発明の柵体の他の例を示す正面図である。
【図7】図6の柵体のメイン支柱の部分縦断面図であ
る。
【図8】図6の柵体の作動状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1,21 柵体 2 支柱 2a,22b 芯支柱 2b 回動支柱 3 位置決め機構 4 ケーシング 5 ボール 6 コイルバネ 7,17 透孔 8,23 ロック機構 9 ケース 10 スリット 11 ラッチ 12 スプリング 13 ボス 14 鍵孔 15 突起 16 六角キー 18,26 横木 22a 基礎パイプ 22c 可動支柱 22 メイン支柱 24 サブ支柱 25 受部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上に立設した支柱の上端に所定長さの
    横木を固定し、支柱の回動により横木の方向性を可変な
    らしめてなることを特徴とする柵体。
  2. 【請求項2】 前記柵体が、立設した単一の支柱の上端
    に所定長さの横木のほゞ中央部を固定してなり、該支柱
    の所定角度の回動により横木の方向性を可変ならしめて
    なることを特徴とする請求項1記載の柵体。
  3. 【請求項3】 前記柵体が、間隔をおいて立設したメイ
    ン支柱とサブ支柱の上端に横木の両端をそれぞれ固定し
    てなり、メイン支柱は地中に埋設した基礎パイプ中を上
    下動し、かつ所定範囲で回動し、サブ支柱は基端部を地
    表の所定位置に開口する受部材に抜き差し可能に支持さ
    れ、両支柱を横木と共に引き上げてメイン支柱を中心と
    して所定角度で回動させ、両支柱と横木を下降させてサ
    ブ支柱の基端部を他の位置の地表に別途開口させた受部
    材に支持させることによって横木の方向性を可変ならし
    めてなることを特徴とする請求項1記載の柵体。
  4. 【請求項4】前記柵体が、所定の回動位置においてロッ
    クされるロック機構を有するものであることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の柵体。
JP27332097A 1997-09-22 1997-09-22 柵 体 Pending JPH1193123A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27332097A JPH1193123A (ja) 1997-09-22 1997-09-22 柵 体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27332097A JPH1193123A (ja) 1997-09-22 1997-09-22 柵 体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1193123A true JPH1193123A (ja) 1999-04-06

Family

ID=17526247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27332097A Pending JPH1193123A (ja) 1997-09-22 1997-09-22 柵 体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1193123A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297147A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Koshihara:Kk 昇降装置におけるケーブルの振れ止め装置
KR102282634B1 (ko) * 2021-02-02 2021-07-28 우성안전 주식회사 지하차도 점검구 구간용 탈착식 안전난간

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297147A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Koshihara:Kk 昇降装置におけるケーブルの振れ止め装置
KR102282634B1 (ko) * 2021-02-02 2021-07-28 우성안전 주식회사 지하차도 점검구 구간용 탈착식 안전난간

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4883256A (en) Picket fence and method of construction
JP7245556B2 (ja) 支柱固定の容易性と固定力強化を兼ね備えたアンカー基礎機構
US6446650B1 (en) Tilt device for patio umbrella
US5037093A (en) Poolside basketball goal
ES2655475T3 (es) Sistema de barrera y valla
CA1257797A (en) Security fence
US7524135B1 (en) Post assembly and method of assembling the same
JP4873477B2 (ja) 愛玩動物侵入規制用柵
US5743283A (en) Shielding device for protecting recreation areas
US3471129A (en) Retractable fence
KR102011241B1 (ko) 경사지에 설치 가능한 조립식 울타리
WO2006024835A2 (en) Barrier system
US6539759B2 (en) Retractable hitching post for bicycles
JPH1193123A (ja) 柵 体
JP2002013112A (ja) 収納ベンチ付横断防止柵
CN207660378U (zh) 一种建设用护栏
KR102300680B1 (ko) 중앙기둥에 다수개가 회동가능하게 설치된 파라솔
KR200228237Y1 (ko) 유동식 휀스
KR200422824Y1 (ko) 차량 진입 방지용 지주
JP2844183B2 (ja) 車両進入防止柵
JPH0115742Y2 (ja)
KR101849954B1 (ko) 난간의 가로대 결합구조
JP2005171699A (ja) 車止めポスト
KR101807402B1 (ko) 절첩식 간이 텐트용 설치유닛
US20210404206A1 (en) Stanchion apparatus for umbrella and crowd control rope line