JPH1190482A - 汚水処理施設の運転制御方法 - Google Patents

汚水処理施設の運転制御方法

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JPH1190482A
JPH1190482A JP25058097A JP25058097A JPH1190482A JP H1190482 A JPH1190482 A JP H1190482A JP 25058097 A JP25058097 A JP 25058097A JP 25058097 A JP25058097 A JP 25058097A JP H1190482 A JPH1190482 A JP H1190482A
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JP
Japan
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air
scum
tank
filter bed
anaerobic filter
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JP25058097A
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English (en)
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Akihiro Yamamoto
明博 山本
Tadao Saito
忠雄 斉藤
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スカムが硬化し成長する前段で散気装置から
空気を吹き出し散気することにより、嫌気性濾床槽内の
原水を攪拌してスカムを軟化させ、嫌気性濾床槽の有効
容積が縮小されるのを確実に回避する。 【解決手段】 嫌気性濾床槽6にトルク計によってなる
スカム硬化度検知装置17を設置し、経時によりスカム
の硬化度が高くなり、スカムが生成初期段階の低硬化度
と硬化完了段階の高硬化度との中間硬化度に硬化するこ
とで、スカム硬化度検知装置17によって検知されるト
ルクが生成初期段階の値と硬化完了段階の値との中間値
に変化すると、制御手段14は前記中間値を判断して電
磁弁または電動弁16に弁開信号を出力し、電磁弁また
は電動弁16を5分〜10分間弁開させ、散気装置10
から嫌気性濾床槽6内に空気を吹き出し散気し、嫌気性
濾床槽6内の原水を攪拌してスカムを軟化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚水処理施設の運
転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図3に示すように、流量調整
槽1に流入して来たスクリーニング済みの原水を、流量
調整ポンプ2によって圧送し、自動微細目スクリーン3
でスクリーニングしたのち計量槽4に送り込み、計量槽
4で計量した原水を、濾材5を備えた嫌気性濾床槽6へ
移送し、該嫌気性濾床槽6で嫌気処理を施したのち、嫌
気処理済み水を接触バッ気槽7に導入する。接触バッ気
槽7は、接触材8とブロアーなどの空気供給源9に接続
した散気装置10を備えている。したがって、空気供給
源9の運転により散気装置10から空気を吹き出し散気
することで、接触バッ気槽7では接触バッ気処理が施さ
れる。接触バッ気処理済み水は沈殿槽11に導かれ、該
沈殿槽11で汚泥を沈殿させて上澄水の排出を行うとと
もに、汚泥引き抜きポンプ12により汚泥を排出するよ
うに構成した汚水処理施設が知られている。
【0003】流量調整槽1には水位計によってなる水位
検出手段13が設けられ、図示していない原水槽から流
量調整槽1に原水が流入することで、水位が流量調整ポ
ンプ2の運転開始水位HWLまで上昇すると、この水位
HWLは水位検出手段13によって検知され、検知され
た水位信号が制御手段14に入力される。制御手段14
は入力された水位検知信号に基づいて、流量調整ポンプ
2に運転開始信号を出力し、流量調整ポンプ2の運転を
開始して、流量調整槽1内の原水を移送する。
【0004】流量調整ポンプ2に運転により、流量調整
槽1の水位が流量調整ポンプ2の運転停止水位LWLま
で低下すると、この水位LWLは水位検出手段13によ
って検知され、検知された水位信号が制御手段14に入
力される。制御手段14は入力された水位検出信号に基
づいて、流量調整ポンプ2に運転停止信号を出力し、流
量調整ポンプ2の運転を停止させる。一方、ブロアーな
どの空気供給源9は、制御手段14から出力される運転
開始信号に基づいて、原則24時間連続運転するように
制御される。
【0005】一方、ブロアーなどの空気供給源9に接続
した散気装置10は嫌気性濾床槽6にも設けられてお
り、空気供給源9と散気装置10とを接続している配管
15に常閉手動弁16が介設されている。
【0006】このよに構成された汚水処理施設において
は、嫌気性濾床槽6にスカムが生成され、このスカムが
経時により硬化するとともに、硬化スカムが順次成長し
て行く現象が生じ、嫌気性濾床槽6の有効容積を縮小さ
せる。このため、従来は、定期的(1か月)に常閉手動
弁16を弁開して、生成されているスカムが硬化する前
段で散気装置10から空気を吹き出し散気することで、
嫌気性濾床槽6内の原水を攪拌してスカムが硬化するの
を防止している。
【0007】ところが、定期的に行う必要がある常閉手
動弁16の弁開作業を失念することが起こり得る。常閉
手動弁16の弁開作業失念によってスカムが硬化する
と、たとえばコンクリートブレーカーのような破砕機に
よって硬化スカムを破砕する煩雑な作業が要求される欠
点を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の汚水
処理装置の運転方法では、定期的に行わなければならな
い常閉手動弁の弁開作業を失念すると硬化スカムが生成
され、破砕機によって硬化スカムを破砕する煩雑な作業
が要求される欠点を有している。そこで、本発明は、ス
カムが硬化し成長する前段で散気装置から空気を吹き出
し散気することにより、嫌気性濾床槽内の原水を攪拌し
てスカムを軟化させ、嫌気性濾床槽の有効容積が縮小さ
れるのを確実に回避することができる汚水処理施設の運
転制御方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明に係る汚水処理施設の運転制
御方法は、流量調整ポンプを備えた流量調整槽から、前
記流量調整ポンプの運転により濾材を備えた嫌気性濾床
槽に原水を移送し、該嫌気性濾床槽で嫌気処理を施し
て、接触材と、空気供給源に接続した散気装置とを備え
た接触バッ気槽に導き、ここで接触バッ気処理が施され
た接触バッ気処理済み水を沈殿槽に導き、該沈殿槽で汚
泥を沈殿させて上澄水の排出を行い、かつ汚泥引き抜き
ポンプにより汚泥を排出するように構成されているとと
もに、前記空気供給源に接続されて常時は散気を停止し
ている散気装置が前記嫌気性濾床槽に備えられている汚
水処理施設において、前記嫌気性濾床槽にスカム硬化度
検知装置を設置し、このスカム硬化度検知装置によって
検知したスカムの硬化度が所定の値に到達した時点で、
前記散気装置から嫌気性濾床槽に所定時間散気して生成
スカムを攪拌させることを特徴としている。
【0010】また、前記目的を達成するため、請求項2
に記載の発明に係る汚水処理施設の運転制御方法は、流
量調整ポンプを備えた流量調整槽から、前記流量調整ポ
ンプの運転により濾材を備えた嫌気性濾床槽に原水を移
送し、該嫌気性濾床槽で嫌気処理を施して、接触材と、
空気供給源に接続した散気装置とを備えた接触バッ気槽
に導き、ここで接触バッ気処理が施された接触バッ気処
理済み水を沈殿槽に導き、該沈殿槽で汚泥を沈殿させて
上澄水の排出を行い、かつ汚泥引き抜きポンプにより汚
泥を排出するように構成されているとともに、前記空気
供給源に接続されて常時は散気を停止している散気装置
が前記嫌気性濾床槽に備えられている汚水処理施設にお
いて、タイマーを設け、このタイマーに予め設定したタ
イマー時間が経過した時点で、前記散気装置から嫌気性
濾床槽に所定時間散気して生成スカムを攪拌させること
を特徴としている。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、嫌気性濾
床槽におけるスカムの硬化度は、スカム硬化度検知装置
によって検知され、スカムの硬化度が所定の値に到達し
た時点で、散気装置から嫌気性濾床槽に所定時間散気し
て生成スカムを攪拌して軟化させるので、スカムが所定
の値を超える硬化度に硬化し、かつ成長するのを防止す
ることができる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、タイマー
に予め設定したタイマー時間間隔で定期的に散気装置か
ら嫌気性濾床槽に所定時間散気して生成スカムを攪拌し
て軟化させるので、スカムが所定の値を超える硬化度に
硬化し、かつ成長するのを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、請求項1に記載の発明の一
実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図3で説
明した従来例と同一もしくは相当部分には同一符号を付
して説明する。図1において、流量調整槽1に流入して
来たスクリーニング済みの原水を、流量調整ポンプ2に
よって圧送し、自動微細目スクリーン3でスクリーニン
グしたのち計量槽4に送り込み、計量槽4で計量した原
水を、濾材5を備えた嫌気性濾床槽6へ移送し、該嫌気
性濾床槽6で嫌気処理を施したのち、嫌気処理済み水を
接触バッ気槽7に導入する。接触バッ気槽7は、接触材
8とブロアーなどの空気供給源9に接続した散気装置1
0を備えている。したがって、空気供給源9の運転によ
り散気装置10から空気を吹き出し散気することで、接
触バッ気槽7では接触バッ気処理が施される。接触バッ
気処理済み水は沈殿槽11に導かれ、該沈殿槽11で汚
泥を沈殿させて上澄水の排出を行うとともに、汚泥引き
抜きポンプ12により汚泥を排出するように構成されて
いる。
【0014】流量調整槽1には水位計によってなる水位
検出手段13が設けられ、図示していない原水槽から流
量調整槽1に原水が流入することで、水位が流量調整ポ
ンプ2の運転開始水位HWLまで上昇すると、この水位
HWLは水位検出手段13によって検知され、検知され
た水位信号が制御手段14に入力される。制御手段14
は入力された水位検知信号に基づいて、流量調整ポンプ
2に運転開始信号を出力し、流量調整ポンプ2の運転を
開始して、流量調整槽1内の原水を移送する。
【0015】流量調整ポンプ2に運転により、流量調整
槽1の水位が流量調整ポンプ2の運転停止水位LWLま
で低下すると、この水位LWLは水位検出手段13によ
って検知され、検知された水位信号が制御手段14に入
力される。制御手段14は入力された水位検出信号に基
づいて、流量調整ポンプ2に運転停止信号を出力し、流
量調整ポンプ2の運転を停止させる。一方、ブロアーな
どの空気供給源9は、制御手段14から出力される制御
信号に基づいて運転を制御される。
【0016】一方、ブロアーなどの空気供給源9に接続
した散気装置10は嫌気性濾床槽6にも設けられてお
り、空気供給源9と散気装置10とを接続している配管
15に電磁弁または電動弁16が介設され、この電磁弁
または電動弁16は、制御手段14から出力される制御
信号により開閉するように構成され、常時は弁閉してい
る。
【0017】他方、嫌気性濾床槽6にスカム硬化度検知
装置17が設置されている。このスカム硬化度検知装置
17はトルク計によって構成され、その検知端17Aの
位置は、初期段階におけるスカムの生成域である嫌気性
濾床槽6の水面下300mm程度の深さに設定してあ
る。またスカム硬化度検知装置17によって検知された
スカムの硬化度は制御手段14に入され、入力されたス
カムの硬化度が所定の値に到達したと判断した時点で、
電磁弁または電動弁16に弁開信号を出力して、電磁弁
または電動弁16を5分〜10分間弁開させるように構
成されている。
【0018】前記構成において、汚水処理施設の運転に
よって、嫌気性濾床槽6にスカムが生成し、経時により
スカムの硬化度が高くなって行く。スカムの硬化度はト
ルク計によってなるスカム硬化度検知装置17の検知端
17Aによって検知され制御手段14に入される。すな
わち、嫌気性濾床槽6にスカムが生成した初期段階での
粘度およびトルク計によって検知されるトルクは低く、
経時によりスカムの硬化度が高くなって行くのに伴って
粘度およびトルク計によって検知されるトルクは高くな
り、この粘度およびトルクの変化がスカムの硬化度とし
て制御手段14に入される。スカムが、たとえば生成初
期段階の低硬化度と硬化完了段階の高硬化度との中間硬
化度に硬化して、トルク計によって検知されるトルクが
生成初期段階の値と硬化完了段階の値との中間値に変化
すると、制御手段14は前記中間値を判断して電磁弁ま
たは電動弁16に弁開信号を出力し、電磁弁または電動
弁16を5分〜10分間弁開させる。これにより、散気
装置10から嫌気性濾床槽6内に空気を吹き出し散気
し、嫌気性濾床槽6内の原水を攪拌してスカムを軟化さ
せるので、スカムが所定の値を超える硬化度に硬化し、
かつ成長するのを防止することができる。このため、コ
ンクリートブレーカーのような破砕機によって硬化スカ
ムを破砕する煩雑な作業を不要にして、嫌気性濾床槽6
の有効容積が縮小されるのを確実に回避することができ
る。
【0019】なお、前記請求項1に記載の発明の実施の
形態では、ブロアーなどの空気供給源9を嫌気性濾床槽
6と接触バッ気槽7とで共用し、空気供給源9を原則と
して24時間連続運転する構成で説明しているが、嫌気
性濾床槽6専用の空気供給源9および散気装置10を別
途設置した場合には、配管15に介設されている電磁弁
または電動弁16を常時弁開しておき、前記粘度が生成
初期段階の低粘度と硬化完了段階の高粘度との中間粘度
に変化すると、制御手段14は、中間粘度を判断して空
気供給源9に運転開始信号を出力し、空気供給源9を5
分〜10分間運転して、嫌気性濾床槽6内の原水を攪拌
することで、スカムが所定の値を超える硬化度に硬化
し、かつ成長するのを防止するようにしてもよい。ま
た、トルク計によってなるスカム硬化度検知装置17に
代えて粘度計によってなるスカム硬化度検知装置17を
使用してもよい。
【0020】つぎに、請求項2に記載の発明の一実施の
形態を図面に基づいて説明する。なお、図1で説明した
請求項1に記載の発明と同一もしくは相当部分には同一
符号を付して、これらの説明は省略する。図2におい
て、汚水処理施設の制御手段14にはタイマー18が組
み込まれており、このタイマー18に予め設定したタイ
マー時間(たとえば1か月)が経過した時点で、制御手
段14から出力される制御信号により電磁弁または電動
弁16を弁開するように構成されている。なお、前記タ
イマー時間は、スカムが生成初期段階の低硬化度と硬化
完了段階の高硬化度との中間硬化度に硬化する時間を予
測して設定される。
【0021】前記構成において、汚水処理施設の運転に
よって、嫌気性濾床槽6にスカムが生成し、経時により
スカムの硬化度が高くなって行く。汚水処理施設の運転
開始と同時にタイマー18にスタート信号が入力され、
タイマー18は予め設定されたタイマー時間(たとえば
1か月)の計時を開始する。タイマー時間が経過するこ
とによりタイムアップすると、制御手段14は電磁弁ま
たは電動弁16に弁開信号を出力し、電磁弁または電動
弁16を5分〜10分間弁開させる。これにより、散気
装置10から嫌気性濾床槽6内に空気を吹き出し散気
し、嫌気性濾床槽6内の原水を攪拌してスカムを軟化さ
せるので、スカムが所定の値を超える硬化度に硬化し、
かつ成長するのを防止することができる。このため、コ
ンクリートブレーカーのような破砕機によって硬化スカ
ムを破砕する煩雑な作業を不要にして、嫌気性濾床槽6
の有効容積が縮小されるのを確実に回避することができ
る。
【0022】なお、前記請求項2に記載の発明の実施の
形態では、ブロアーなどの空気供給源9を嫌気性濾床槽
6と接触バッ気槽7とで共用し、空気供給源9を原則と
して24時間連続運転する構成で説明しているが、嫌気
性濾床槽6専用の空気供給源9および散気装置10を別
途設置した場合には、配管15に介設されている電磁弁
または電動弁16を常時弁開しておき、前記タイマー時
間が経過した時点で、制御手段14から空気供給源9に
運転開始信号を出力し、空気供給源9を5分〜10分間
運転して、嫌気性濾床槽6内の原水を攪拌するようにし
てもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、スカム
が硬化する前段で散気装置から空気を吹き出し散気する
ことで、嫌気性濾床槽内の原水を攪拌してスカムを軟化
させるので、スカムが所定の値を超える硬化度に硬化
し、かつ成長するのを防止することができる。このた
め、コンクリートブレーカーのような破砕機によって硬
化スカムを破砕する煩雑な作業を不要にして、嫌気性濾
床槽の有効容積が縮小されるのを確実に回避することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施の形態を示す系
統図である。
【図2】請求項2に記載の発明の一実施の形態を示す系
統図である。
【図3】従来例の系統図である。
【符号の説明】 1 流量調整槽 2 流量調整ポンプ 5 濾材 6 嫌気性濾床槽 7 接触バッ気槽 8 接触材 9 空気供給源 10 散気装置 11 沈殿槽 12 汚泥引き抜きポンプ 17 スカム硬化度検知装置 18 タイマー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流量調整ポンプを備えた流量調整槽か
    ら、前記流量調整ポンプの運転により濾材を備えた嫌気
    性濾床槽に原水を移送し、該嫌気性濾床槽で嫌気処理を
    施して、接触材と、空気供給源に接続した散気装置とを
    備えた接触バッ気槽に導き、ここで接触バッ気処理が施
    された接触バッ気処理済み水を沈殿槽に導き、該沈殿槽
    で汚泥を沈殿させて上澄水の排出を行い、かつ汚泥引き
    抜きポンプにより汚泥を排出するように構成されている
    とともに、前記空気供給源に接続されて常時は散気を停
    止している散気装置が前記嫌気性濾床槽に備えられてい
    る汚水処理施設において、前記嫌気性濾床槽にスカム硬
    化度検知装置を設置し、このスカム硬化度検知装置によ
    って検知したスカムの硬化度が所定の値に到達した時点
    で、前記散気装置から嫌気性濾床槽に所定時間散気して
    生成スカムを攪拌させることを特徴とする汚水処理施設
    の運転制御方法。
  2. 【請求項2】 流量調整ポンプを備えた流量調整槽か
    ら、前記流量調整ポンプの運転により濾材を備えた嫌気
    性濾床槽に原水を移送し、該嫌気性濾床槽で嫌気処理を
    施して、接触材と、空気供給源に接続した散気装置とを
    備えた接触バッ気槽に導き、ここで接触バッ気処理が施
    された接触バッ気処理済み水を沈殿槽に導き、該沈殿槽
    で汚泥を沈殿させて上澄水の排出を行い、かつ汚泥引き
    抜きポンプにより汚泥を排出するように構成されている
    とともに、前記空気供給源に接続されて常時は散気を停
    止している散気装置が前記嫌気性濾床槽に備えられてい
    る汚水処理施設において、タイマーを設け、このタイマ
    ーに予め設定したタイマー時間が経過した時点で、前記
    散気装置から嫌気性濾床槽に所定時間散気して生成スカ
    ムを攪拌させることを特徴とする汚水処理施設の運転制
    御方法。
JP25058097A 1997-09-16 1997-09-16 汚水処理施設の運転制御方法 Pending JPH1190482A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006068584A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Shin Meiwa Ind Co Ltd 水中分解式生ごみ処理装置における運転制御方法
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JP2023111782A (ja) * 2022-01-31 2023-08-10 松本工業株式会社 トイレシステム、トイレ汚水の循環利用方法及びトイレシステムの製造方法

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