JPH1190033A - ジグソーパズル成造機のための台紙送り装置及びピース分離装置 - Google Patents
ジグソーパズル成造機のための台紙送り装置及びピース分離装置Info
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- JPH1190033A JPH1190033A JP27202197A JP27202197A JPH1190033A JP H1190033 A JPH1190033 A JP H1190033A JP 27202197 A JP27202197 A JP 27202197A JP 27202197 A JP27202197 A JP 27202197A JP H1190033 A JPH1190033 A JP H1190033A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ジグソーパズル成造機の作動を確実にするとと
もに、台紙上に予め形成した各ピースを、プリンタ側に
台紙とともに1枚(組)づつ確実に供給することのでき
る台紙送り装置を簡単な構成によって提供すること。 【構成】台紙送り装置10を、台紙41の多数を収納す
る収納箱11と、この収納箱11の下方であってプリン
タ30とは反対側に位置して、プリンタ30側に前後動
する押し出し板12と、収納箱11のプリンタ30側の
面に設けられて押し出し板12によって押し出されてき
た一枚の台紙41をプリンタ30側に供給する供給ロー
ラ13と、この供給ローラ13と押し出し板12とを連
動させて駆動する駆動装置14とを備えたこと。
もに、台紙上に予め形成した各ピースを、プリンタ側に
台紙とともに1枚(組)づつ確実に供給することのでき
る台紙送り装置を簡単な構成によって提供すること。 【構成】台紙送り装置10を、台紙41の多数を収納す
る収納箱11と、この収納箱11の下方であってプリン
タ30とは反対側に位置して、プリンタ30側に前後動
する押し出し板12と、収納箱11のプリンタ30側の
面に設けられて押し出し板12によって押し出されてき
た一枚の台紙41をプリンタ30側に供給する供給ロー
ラ13と、この供給ローラ13と押し出し板12とを連
動させて駆動する駆動装置14とを備えたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジグソーパズル成造機
のための台紙送り装置及びピース分離装置に関し、特に
使用者の顔写真と予めデータ化された他の画像とを組み
合わせて各ピース上にプリントして、これら各ピースを
分離した状態で供給することにより、各ピースを組み立
てることに趣興を生じさせるようにした、ジグソーパズ
ル成造機に関するものである。
のための台紙送り装置及びピース分離装置に関し、特に
使用者の顔写真と予めデータ化された他の画像とを組み
合わせて各ピース上にプリントして、これら各ピースを
分離した状態で供給することにより、各ピースを組み立
てることに趣興を生じさせるようにした、ジグソーパズ
ル成造機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】使用者の顔写真と、他の画像とを組み合
わせてプリントするものとしては、例えば登録実用新案
公報第3014733号にて提案されている「映像プリ
ント供給装置」が知られている。この映像プリント供給
装置は、上記公報中の明細書の段落0003に記載され
ているように、「所望とする被写体の映像情報とタイト
ル情報の合成情報を、モニター上で視認しながら、所望
とするポーズや構図で記録しプリント再生可能な構成と
することで、被写体だけでなく、その構図やポーズに自
由度を持たせ、ビジネスや娯楽、教育などあらゆるジャ
ンルで利用可能」なものである。
わせてプリントするものとしては、例えば登録実用新案
公報第3014733号にて提案されている「映像プリ
ント供給装置」が知られている。この映像プリント供給
装置は、上記公報中の明細書の段落0003に記載され
ているように、「所望とする被写体の映像情報とタイト
ル情報の合成情報を、モニター上で視認しながら、所望
とするポーズや構図で記録しプリント再生可能な構成と
することで、被写体だけでなく、その構図やポーズに自
由度を持たせ、ビジネスや娯楽、教育などあらゆるジャ
ンルで利用可能」なものである。
【0003】ところが、上記公報のプリント供給機で
は、上述した画像をシール化して供給するだけであるか
ら、そのシールは、これをどこかに貼るということしか
できないものであった。つまり、この従来のプリント供
給機で形成されたプリントは、さして重宝な利用をする
ことができなかったのである。
は、上述した画像をシール化して供給するだけであるか
ら、そのシールは、これをどこかに貼るということしか
できないものであった。つまり、この従来のプリント供
給機で形成されたプリントは、さして重宝な利用をする
ことができなかったのである。
【0004】このために、本発明者はプリントされたも
のがもっと利用価値のあるものとすることができないか
と種々検討を重ねてきた結果、「シール」ではなく「ジ
グソーパズル」にしてプリントすることを思いついたの
である。すなわち、例えば図10に示すように、台紙に
組込まれて所定数形成した白紙の各ピース上に上記プリ
ントを施し、これらのピースをバラバラにした状態で供
給すれば、各ピースを組んで画像の出来上がり具合を楽
しむことと、組み上がったものを飾っておく等といった
楽しみ方をすることができることに気付いたのである。
のがもっと利用価値のあるものとすることができないか
と種々検討を重ねてきた結果、「シール」ではなく「ジ
グソーパズル」にしてプリントすることを思いついたの
である。すなわち、例えば図10に示すように、台紙に
組込まれて所定数形成した白紙の各ピース上に上記プリ
ントを施し、これらのピースをバラバラにした状態で供
給すれば、各ピースを組んで画像の出来上がり具合を楽
しむことと、組み上がったものを飾っておく等といった
楽しみ方をすることができることに気付いたのである。
【0005】以上のアイデアに基づいて、実際のジグソ
ーパズル成造機とするための検討に入ったのであるが、
次の点を新規開発したり改良したりしなければならない
ことが判明したのである。
ーパズル成造機とするための検討に入ったのであるが、
次の点を新規開発したり改良したりしなければならない
ことが判明したのである。
【0006】 プリント後にジグソーパズルのピース
を切り出すようにすると、装置全体の大型化を招くか
ら、予めピース化した台紙をプリンタに供給するように
しなければならない。 ピースは、手指で並べるものであるから所定以上の
厚さのものである必要があり、これを支持する台紙その
ものも、ある程度の厚さを有するものとなる。このよう
な厚い台紙を一枚づつ確実にプリンタ側へ供給するため
には、当然工夫が必要になってくる。 プリントされた各ピースは、台紙から完全に分離し
て使用者側に供給しなければならないし、各ピースが1
コでも成造機内に残らないようにしなければならない。
そして、当該各ピースが折れ曲がり等によって形くずれ
しないようにしなければならない。 ジグソーパズルの各ピースは、図10にも示すよう
に、それぞれ形状が異なるものであり、あるピースは
「テルテル坊主」のような突起を有している。この突起
は、これがスッポリ収まり、他のピースに形成されてい
る嵌合部に嵌合されるものであるが、両者が形崩れしな
いようにこれらを機械的に外すためには、それなりの工
夫が必要になることは言うまでもない。 ピースだけを供給する場合の他、これに台紙も付け
て使用者に供給することもあり得るので、その両方に対
応できるようにしなければならない。
を切り出すようにすると、装置全体の大型化を招くか
ら、予めピース化した台紙をプリンタに供給するように
しなければならない。 ピースは、手指で並べるものであるから所定以上の
厚さのものである必要があり、これを支持する台紙その
ものも、ある程度の厚さを有するものとなる。このよう
な厚い台紙を一枚づつ確実にプリンタ側へ供給するため
には、当然工夫が必要になってくる。 プリントされた各ピースは、台紙から完全に分離し
て使用者側に供給しなければならないし、各ピースが1
コでも成造機内に残らないようにしなければならない。
そして、当該各ピースが折れ曲がり等によって形くずれ
しないようにしなければならない。 ジグソーパズルの各ピースは、図10にも示すよう
に、それぞれ形状が異なるものであり、あるピースは
「テルテル坊主」のような突起を有している。この突起
は、これがスッポリ収まり、他のピースに形成されてい
る嵌合部に嵌合されるものであるが、両者が形崩れしな
いようにこれらを機械的に外すためには、それなりの工
夫が必要になることは言うまでもない。 ピースだけを供給する場合の他、これに台紙も付け
て使用者に供給することもあり得るので、その両方に対
応できるようにしなければならない。
【0007】そこで、本発明者は、上記〜をどのよ
うにして解決するか、種々検討を重ねてきた結果、本発
明を完成したのである。
うにして解決するか、種々検討を重ねてきた結果、本発
明を完成したのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとす
る課題は、ジグソーパズル成造機の作動を確実にするた
めに、白紙のピースを台紙毎確実にプリンタへ供給する
ことであり、このプリンタによってプリントされた各ピ
ースを台紙から確実に分離し、かつ全てのピースを完全
に使用者側に供給できるようにすることである。
な経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとす
る課題は、ジグソーパズル成造機の作動を確実にするた
めに、白紙のピースを台紙毎確実にプリンタへ供給する
ことであり、このプリンタによってプリントされた各ピ
ースを台紙から確実に分離し、かつ全てのピースを完全
に使用者側に供給できるようにすることである。
【0009】すなわち、まず請求項1に係る発明の目的
とするところは、ジグソーパズル成造機の作動を確実に
するとともに、台紙上に予め形成した各ピースを、プリ
ンタ側に台紙とともに1枚(組)づつ確実に供給するこ
とのできる台紙送り装置を簡単な構成によって提供する
ことにある。
とするところは、ジグソーパズル成造機の作動を確実に
するとともに、台紙上に予め形成した各ピースを、プリ
ンタ側に台紙とともに1枚(組)づつ確実に供給するこ
とのできる台紙送り装置を簡単な構成によって提供する
ことにある。
【0010】また、請求項2に係る発明の目的とすると
ころは、ジグソーパズル成造機の作動を確実にするとと
もに、プリンタにてプリントされた各ピースを台紙から
確実に分離することができて、全てのピースを使用者側
に一つ残らず確実に供給できるようにするピース分離装
置を、簡単な構成によって提供することにある。
ころは、ジグソーパズル成造機の作動を確実にするとと
もに、プリンタにてプリントされた各ピースを台紙から
確実に分離することができて、全てのピースを使用者側
に一つ残らず確実に供給できるようにするピース分離装
置を、簡単な構成によって提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述す
る実施の形態の説明中において使用する符号を付して説
明すると、「ジグソーパズルの各ピース42を形成した
台紙41の一枚づつを、台紙送り装置10によってプリ
ンタ30に送り込み、このプリンタ30で各ピース42
上に所定画像をプリントし、このプリンタ30の次段に
位置し、各ピース42を分離した後各ピース42を一ま
とめにして取出口51に送り出すピース分離装置20と
を備えたジグソーパズル成造機100において、台紙送
り装置10を、台紙41の多数を収納する収納箱11
と、この収納箱11の下方であってプリンタ30とは反
対側に位置して、プリンタ30側に前後動する押し出し
板12と、収納箱11のプリンタ30側の面に設けられ
て、押し出し板12によって押し出されてきた一枚の台
紙41をプリンタ30側に供給する供給ローラ13と、
この供給ローラ13と押し出し板12とを連動させて駆
動する駆動装置14とを備えたものとして構成したこと
を特徴とする台紙送り装置10」である。
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述す
る実施の形態の説明中において使用する符号を付して説
明すると、「ジグソーパズルの各ピース42を形成した
台紙41の一枚づつを、台紙送り装置10によってプリ
ンタ30に送り込み、このプリンタ30で各ピース42
上に所定画像をプリントし、このプリンタ30の次段に
位置し、各ピース42を分離した後各ピース42を一ま
とめにして取出口51に送り出すピース分離装置20と
を備えたジグソーパズル成造機100において、台紙送
り装置10を、台紙41の多数を収納する収納箱11
と、この収納箱11の下方であってプリンタ30とは反
対側に位置して、プリンタ30側に前後動する押し出し
板12と、収納箱11のプリンタ30側の面に設けられ
て、押し出し板12によって押し出されてきた一枚の台
紙41をプリンタ30側に供給する供給ローラ13と、
この供給ローラ13と押し出し板12とを連動させて駆
動する駆動装置14とを備えたものとして構成したこと
を特徴とする台紙送り装置10」である。
【0012】すなわち、この請求項1に係る台紙送り装
置10は、図1に示したジグソーパズル成造機100に
おいて使用されるもので、図2にも示すように、プリン
タ30の前段側に配置されて、図10に示したような台
紙41を1枚毎プリンタ30に供給するようにしたもの
である。より具体的には、この台紙送り装置10は、図
3にも示すように、多数の台紙41を収納箱11内に上
下に積み重ねて収納しておき、これらの台紙41の一番
下になっているものを、丁度「だるま落し」のように、
プリンタ30側に順番に供給するようにしたものであ
り、そのために、一番下の台紙41に対応する部分に、
これをプリンタ30側に押し出す押し出し板12と、こ
れによって収納箱11から押し出されてきた台紙41を
プリンタ30側に送り出す供給ローラ13とを備えてい
るのである。
置10は、図1に示したジグソーパズル成造機100に
おいて使用されるもので、図2にも示すように、プリン
タ30の前段側に配置されて、図10に示したような台
紙41を1枚毎プリンタ30に供給するようにしたもの
である。より具体的には、この台紙送り装置10は、図
3にも示すように、多数の台紙41を収納箱11内に上
下に積み重ねて収納しておき、これらの台紙41の一番
下になっているものを、丁度「だるま落し」のように、
プリンタ30側に順番に供給するようにしたものであ
り、そのために、一番下の台紙41に対応する部分に、
これをプリンタ30側に押し出す押し出し板12と、こ
れによって収納箱11から押し出されてきた台紙41を
プリンタ30側に送り出す供給ローラ13とを備えてい
るのである。
【0013】これらの押し出し板12及び供給ローラ1
3は駆動装置14によって駆動されるものであるが、以
下に示す実施形態の台紙送り装置10では、次のように
してある。すなわち、当該台紙送り装置10に1枚の台
紙41をプリンタ30に送り込め、という指令が発せら
れると、駆動装置14を構成している駆動モータ14a
が回転し始め、この回転駆動力は、図6に示すように、
歯車装置を介して回動軸14bに、またチェーン14c
を介して供給ローラ13に伝達されることになる。
3は駆動装置14によって駆動されるものであるが、以
下に示す実施形態の台紙送り装置10では、次のように
してある。すなわち、当該台紙送り装置10に1枚の台
紙41をプリンタ30に送り込め、という指令が発せら
れると、駆動装置14を構成している駆動モータ14a
が回転し始め、この回転駆動力は、図6に示すように、
歯車装置を介して回動軸14bに、またチェーン14c
を介して供給ローラ13に伝達されることになる。
【0014】回動軸14bには、図6等に示した往復動
リンク15を介して前述した押し出し板12が連結して
あり、この回動軸14bが1回転する間に、往復動リン
ク15によって押し出し板12が1回の往復動がされる
ことになる。実施形態では、押し出し板12の往復動が
台紙41の幅(図10の上下の寸法)の半分程度の距離
で行なわれるようにしてあるが、これは、収納箱11の
プリンタ30側に設けてある供給ローラ13が台紙41
の一部をつかみ取れれば、後は台紙41を押す必要がな
いとの検討結果に基づくものである。勿論、この押し出
し板12の往復動の間、押し出し板12は水平状態で動
くように維持されなければならないが、それは図2〜図
4に示した案内レール16によってなされている。
リンク15を介して前述した押し出し板12が連結して
あり、この回動軸14bが1回転する間に、往復動リン
ク15によって押し出し板12が1回の往復動がされる
ことになる。実施形態では、押し出し板12の往復動が
台紙41の幅(図10の上下の寸法)の半分程度の距離
で行なわれるようにしてあるが、これは、収納箱11の
プリンタ30側に設けてある供給ローラ13が台紙41
の一部をつかみ取れれば、後は台紙41を押す必要がな
いとの検討結果に基づくものである。勿論、この押し出
し板12の往復動の間、押し出し板12は水平状態で動
くように維持されなければならないが、それは図2〜図
4に示した案内レール16によってなされている。
【0015】以上の押し出し板12は、台紙41の1枚
だけを押し出さなければならないから、その断面形状
を、台紙41の下面を支持する平坦面と、これに直交し
て台紙41の厚さより低い押し出し面とを有した階段状
のものにしてある。これにより押し出し板12は、その
台紙41の厚さより低い押し出し面に1枚の台紙41の
みを引っ掛けて前方へ送り出すことになるのである。
だけを押し出さなければならないから、その断面形状
を、台紙41の下面を支持する平坦面と、これに直交し
て台紙41の厚さより低い押し出し面とを有した階段状
のものにしてある。これにより押し出し板12は、その
台紙41の厚さより低い押し出し面に1枚の台紙41の
みを引っ掛けて前方へ送り出すことになるのである。
【0016】供給ローラ13の下側には、図3に示した
ように、ピンチローラ13aが配置してあるから、押し
出し板12によって押し出されて収納箱11外に前端を
出した台紙41は、これらの供給ローラ13及びピンチ
ローラ13aによってつかまれる。供給ローラ13は、
駆動モータ14aによって回転駆動されているから、そ
の下側のピンチローラ13aとにより台紙41を挟み込
んで、これを次段のプリンタ30側に送り込むのであ
る。なお、実施形態のピンチローラ13aには、これに
よって挟み込むものの厚さを検知する検知スイッチが設
けてあり、もし2枚以上の台紙41を挟み込んだ場合に
は供給ローラ13を逆転させてこれらを元に戻すように
してある。
ように、ピンチローラ13aが配置してあるから、押し
出し板12によって押し出されて収納箱11外に前端を
出した台紙41は、これらの供給ローラ13及びピンチ
ローラ13aによってつかまれる。供給ローラ13は、
駆動モータ14aによって回転駆動されているから、そ
の下側のピンチローラ13aとにより台紙41を挟み込
んで、これを次段のプリンタ30側に送り込むのであ
る。なお、実施形態のピンチローラ13aには、これに
よって挟み込むものの厚さを検知する検知スイッチが設
けてあり、もし2枚以上の台紙41を挟み込んだ場合に
は供給ローラ13を逆転させてこれらを元に戻すように
してある。
【0017】従って、この台紙送り装置10によれば、
各ピース42を組付けたままの比較的厚い台紙41を、
1枚毎確実にプリンタ30側に供給することができるの
であり、当該台紙送り装置10を有するジグソーパズル
成造機100の作動を確実なものとするのである。
各ピース42を組付けたままの比較的厚い台紙41を、
1枚毎確実にプリンタ30側に供給することができるの
であり、当該台紙送り装置10を有するジグソーパズル
成造機100の作動を確実なものとするのである。
【0018】さて、上記課題を解決するために、請求項
2に係る発明の採った手段は、同様に、「ジグソーパズ
ルの各ピース42を形成した台紙41の一枚づつを、台
紙送り装置10によってプリンタ30に送り込み、この
プリンタ30で各ピース42上に所定画像をプリント
し、このプリンタ30の次段に位置し、各ピース42を
分離した後一まとめにして取出口51に送り出すピース
分離装置20とを備えたジグソーパズル成造機100に
おいて、ピース分離装置20を、プリンタ30の排出口
側に配置される本体枠21と、この本体枠21に取付け
られてプリンタ30の排出口の上下に位置する押圧ロー
ラ22及び第1駆動ローラ23aと、この第1駆動ロー
ラ23aの次段に位置して押圧ローラ22に当接する第
2駆動ローラ23bと、この第2駆動ローラ23bの両
端周囲に台紙41の案内路を形成すべく、本体枠21の
内面に取付けた一対の案内板24とを備えたものとして
構成したことを特徴とするピース分離装置20」であ
る。
2に係る発明の採った手段は、同様に、「ジグソーパズ
ルの各ピース42を形成した台紙41の一枚づつを、台
紙送り装置10によってプリンタ30に送り込み、この
プリンタ30で各ピース42上に所定画像をプリント
し、このプリンタ30の次段に位置し、各ピース42を
分離した後一まとめにして取出口51に送り出すピース
分離装置20とを備えたジグソーパズル成造機100に
おいて、ピース分離装置20を、プリンタ30の排出口
側に配置される本体枠21と、この本体枠21に取付け
られてプリンタ30の排出口の上下に位置する押圧ロー
ラ22及び第1駆動ローラ23aと、この第1駆動ロー
ラ23aの次段に位置して押圧ローラ22に当接する第
2駆動ローラ23bと、この第2駆動ローラ23bの両
端周囲に台紙41の案内路を形成すべく、本体枠21の
内面に取付けた一対の案内板24とを備えたものとして
構成したことを特徴とするピース分離装置20」であ
る。
【0019】すなわち、この請求項2に係るピース分離
装置20は、プリンタ30によるプリントがなされた各
ピース42を組み込んだままの台紙41を受けとり、こ
の台紙41から各ピース42をバラバラにして当該ジグ
ソーパズル成造機100の前扉50に設けてある取出口
51の内側に排出するようにしたものである。そのため
に、このピース分離装置20は、図7〜図9に示すよう
に、プリンタ30から出てきた台紙41の端部を挟み取
るための押圧ローラ22及び第1駆動ローラ23aとを
備えるとともに、取り込んだ台紙41を波状に折曲する
ことになる第2駆動ローラ23b及び案内板24とを備
えたものである。
装置20は、プリンタ30によるプリントがなされた各
ピース42を組み込んだままの台紙41を受けとり、こ
の台紙41から各ピース42をバラバラにして当該ジグ
ソーパズル成造機100の前扉50に設けてある取出口
51の内側に排出するようにしたものである。そのため
に、このピース分離装置20は、図7〜図9に示すよう
に、プリンタ30から出てきた台紙41の端部を挟み取
るための押圧ローラ22及び第1駆動ローラ23aとを
備えるとともに、取り込んだ台紙41を波状に折曲する
ことになる第2駆動ローラ23b及び案内板24とを備
えたものである。
【0020】ところで、台紙41の各ピース42は、上
述のでも述べたように、それぞれ複雑な形状を有して
いるものであって、中には引き離すことのできないもの
があり、これらは互いに浮き上がらせる等の手段によっ
て上下差を積極的に形成してやらないと分離できないも
のである。また、ピース42の一部にある突起は、「テ
ルテル坊主」の首の部分で折れ易いものであり、これを
回避しないと商品としてのジグソーパズルの価値を損ね
ることになる。
述のでも述べたように、それぞれ複雑な形状を有して
いるものであって、中には引き離すことのできないもの
があり、これらは互いに浮き上がらせる等の手段によっ
て上下差を積極的に形成してやらないと分離できないも
のである。また、ピース42の一部にある突起は、「テ
ルテル坊主」の首の部分で折れ易いものであり、これを
回避しないと商品としてのジグソーパズルの価値を損ね
ることになる。
【0021】以上の問題を回避するために、本発明のピ
ース分離装置20では、まず押圧ローラ22を、発泡合
成樹脂によって形成したスポンジ状のものとしてあり、
この押圧ローラ22の直径を、数cm程度のものとして
ある。これにより、後述する各駆動ローラ23a・23
bに対する駆動回転を可能にするとともに、台紙41か
ら突出したピース42の突起を当該押圧ローラ22内に
埋設させ得るようにしているのである。
ース分離装置20では、まず押圧ローラ22を、発泡合
成樹脂によって形成したスポンジ状のものとしてあり、
この押圧ローラ22の直径を、数cm程度のものとして
ある。これにより、後述する各駆動ローラ23a・23
bに対する駆動回転を可能にするとともに、台紙41か
ら突出したピース42の突起を当該押圧ローラ22内に
埋設させ得るようにしているのである。
【0022】一方、この押圧ローラ22の下方となる2
つの第1駆動ローラ23a及び第2駆動ローラ23b
は、各ピース42には直接当接しない台紙41の下面を
支承するものであるから、押圧ローラ22のように言わ
ば軟質のものとする必要がないから、むしろ台紙41の
搬送駆動が良好に行えるようにするため、所謂ゴムロー
ラとして構成してある。
つの第1駆動ローラ23a及び第2駆動ローラ23b
は、各ピース42には直接当接しない台紙41の下面を
支承するものであるから、押圧ローラ22のように言わ
ば軟質のものとする必要がないから、むしろ台紙41の
搬送駆動が良好に行えるようにするため、所謂ゴムロー
ラとして構成してある。
【0023】また、第2駆動ローラ23bの両端部に位
置する本体枠21の内面には、図9に示すように、台紙
41の端部の案内路を形成するための案内板24が設け
てあるが、このようにすることによって、当該各案内板
24にも各ピース42が接触しないようにしてある。つ
まり、各案内板24は台紙41の端部を案内するだけ
で、両案内板24間には各ピース42が自由に落下する
空間が形成されるのである。
置する本体枠21の内面には、図9に示すように、台紙
41の端部の案内路を形成するための案内板24が設け
てあるが、このようにすることによって、当該各案内板
24にも各ピース42が接触しないようにしてある。つ
まり、各案内板24は台紙41の端部を案内するだけ
で、両案内板24間には各ピース42が自由に落下する
空間が形成されるのである。
【0024】なお、後述の実施形態においては、押圧ロ
ーラ22及び第2駆動ローラ23bの端部周囲に合計3
個の案内円板27を設けたものが示してあり、これらの
案内円板27は、台紙41の端部の案内路を形成する上
記案内板24とともに、台紙41が引っかからないよう
に、また各ピース42が案内路内に食い込まれないよう
にするためのものである。
ーラ22及び第2駆動ローラ23bの端部周囲に合計3
個の案内円板27を設けたものが示してあり、これらの
案内円板27は、台紙41の端部の案内路を形成する上
記案内板24とともに、台紙41が引っかからないよう
に、また各ピース42が案内路内に食い込まれないよう
にするためのものである。
【0025】以上のように構成した請求項2のピース分
離装置20の作用について、図9を参照して説明する
と、プリンタ30によって所定のプリントが施された各
ピース42を支持している台紙41は、図示右方から印
刷面を上にした状態でプリンタ30から送り出されてく
る。このとき、第1駆動ローラ23a及び第2駆動ロー
ラ23bは駆動装置25によって既に回転駆動されてい
るから、これらに当接している押圧ローラ22は、図9
中の矢印にて示した方向に従動回転している。従って、
プリンタ30から送り出されてきた台紙41は、押圧ロ
ーラ22及び第1駆動ローラ23aによりその端部を挟
持されて、当該ピース分離装置20内に引き込まれるこ
とになるのである。
離装置20の作用について、図9を参照して説明する
と、プリンタ30によって所定のプリントが施された各
ピース42を支持している台紙41は、図示右方から印
刷面を上にした状態でプリンタ30から送り出されてく
る。このとき、第1駆動ローラ23a及び第2駆動ロー
ラ23bは駆動装置25によって既に回転駆動されてい
るから、これらに当接している押圧ローラ22は、図9
中の矢印にて示した方向に従動回転している。従って、
プリンタ30から送り出されてきた台紙41は、押圧ロ
ーラ22及び第1駆動ローラ23aによりその端部を挟
持されて、当該ピース分離装置20内に引き込まれるこ
とになるのである。
【0026】押圧ローラ22と第1駆動ローラ23aと
の間に各台紙41が入ってくると、この台紙41は、ま
ず上方に凸となるように曲げられ、台紙41に対する各
ピース42間の分離を行う。各ピース42は、台紙41
上にある用紙をトムソン刃によって所定形状に切り込み
を入れることにより形成されるものであり、台紙41側
にくっついたままになっていることがあり、この押圧ロ
ーラ22と第1駆動ローラ23aとでその分離をまず行
うのである。
の間に各台紙41が入ってくると、この台紙41は、ま
ず上方に凸となるように曲げられ、台紙41に対する各
ピース42間の分離を行う。各ピース42は、台紙41
上にある用紙をトムソン刃によって所定形状に切り込み
を入れることにより形成されるものであり、台紙41側
にくっついたままになっていることがあり、この押圧ロ
ーラ22と第1駆動ローラ23aとでその分離をまず行
うのである。
【0027】第1駆動ローラ23aの次段には第2駆動
ローラ23bがあって、これらの第1駆動ローラ23a
及び第2駆動ローラ23b間に押圧ローラ22の一部が
陥没状態で組込んであるから、押圧ローラ22と第1駆
動ローラ23aによって台紙41から引き離された各ピ
ース42は、押圧ローラ22の直下部分によって今度は
相互の分離がなされる。つまり、押圧ローラ22の直下
部分では、他の第1駆動ローラ23a及び第2駆動ロー
ラ23bの存在によって台紙41を下方が凸となるよう
に曲げられるのであり、かつ押圧ローラ22がスポンジ
状の軟質なものであるから、ピース42の一部が有して
いる突起を折り曲げたり潰したりしないようにしながら
各ピース42の分離を行うのである。
ローラ23bがあって、これらの第1駆動ローラ23a
及び第2駆動ローラ23b間に押圧ローラ22の一部が
陥没状態で組込んであるから、押圧ローラ22と第1駆
動ローラ23aによって台紙41から引き離された各ピ
ース42は、押圧ローラ22の直下部分によって今度は
相互の分離がなされる。つまり、押圧ローラ22の直下
部分では、他の第1駆動ローラ23a及び第2駆動ロー
ラ23bの存在によって台紙41を下方が凸となるよう
に曲げられるのであり、かつ押圧ローラ22がスポンジ
状の軟質なものであるから、ピース42の一部が有して
いる突起を折り曲げたり潰したりしないようにしながら
各ピース42の分離を行うのである。
【0028】このとき、各ピース42には、台紙41の
下方に凸となる曲げ力によって力が加えられ、その力に
よってピース42の一部が飛び跳ねようとすることがあ
り得るが、力が加わっている各ピース42の上方は、軟
質な押圧ローラ22によって言わばカバーされているた
め、各ピース42の分離は静かにかつ飛び跳ねるものが
ない状態でなされる。より万全を期すため、当該ピース
分離装置20全体をカバーによって覆っておいてもよ
い。
下方に凸となる曲げ力によって力が加えられ、その力に
よってピース42の一部が飛び跳ねようとすることがあ
り得るが、力が加わっている各ピース42の上方は、軟
質な押圧ローラ22によって言わばカバーされているた
め、各ピース42の分離は静かにかつ飛び跳ねるものが
ない状態でなされる。より万全を期すため、当該ピース
分離装置20全体をカバーによって覆っておいてもよ
い。
【0029】以上のように、相互間の分離と台紙41上
からの分離とがなされた各ピース42は、両案内板24
間の、下方が完全に開口して取出口51に連なる空間内
に、台紙41とともに送られる。各案内板24は、図1
0に示した台紙41の、ピース42が形成されていない
左右両縁部を案内するものであり、これにより、各ピー
ス42を取出口51側に落下し得るようにするものであ
る。
からの分離とがなされた各ピース42は、両案内板24
間の、下方が完全に開口して取出口51に連なる空間内
に、台紙41とともに送られる。各案内板24は、図1
0に示した台紙41の、ピース42が形成されていない
左右両縁部を案内するものであり、これにより、各ピー
ス42を取出口51側に落下し得るようにするものであ
る。
【0030】すなわち、各案内板24は、図9にも示し
たように、第2駆動ローラ23bの両端部に位置する本
体枠21の内面に取付けてあるものであり、かつ第2駆
動ローラ23bの両端部に、台紙41の端部のみを案内
する案内通路を、第2駆動ローラ23bの外側に形成す
るものである。従って、押圧ローラ22及び第2駆動ロ
ーラ23bによって案内板24側に送り出されてきた台
紙41は、そのピース42のない両端縁のみを各案内板
24によって案内されることになり、今度は外方に凸と
なる状態で曲げられるのである。これに対して、各ピー
ス42はこれを支えるものが何もないのであるから、図
9に示したように、第2駆動ローラ23bの下方に落下
することになるのである。
たように、第2駆動ローラ23bの両端部に位置する本
体枠21の内面に取付けてあるものであり、かつ第2駆
動ローラ23bの両端部に、台紙41の端部のみを案内
する案内通路を、第2駆動ローラ23bの外側に形成す
るものである。従って、押圧ローラ22及び第2駆動ロ
ーラ23bによって案内板24側に送り出されてきた台
紙41は、そのピース42のない両端縁のみを各案内板
24によって案内されることになり、今度は外方に凸と
なる状態で曲げられるのである。これに対して、各ピー
ス42はこれを支えるものが何もないのであるから、図
9に示したように、第2駆動ローラ23bの下方に落下
することになるのである。
【0031】従って、このピース分離装置20によれ
ば、各ピース42が、部分的に曲げられたり折られたり
することなく、台紙41から完全に分離されることにな
り、当該ピース分離装置20は1つ残らずピース42を
取出口51側に排出することになるのである。そして、
当該ピース分離装置20を有するジグソーパズル成造機
100の作動を確実なものとするのである。
ば、各ピース42が、部分的に曲げられたり折られたり
することなく、台紙41から完全に分離されることにな
り、当該ピース分離装置20は1つ残らずピース42を
取出口51側に排出することになるのである。そして、
当該ピース分離装置20を有するジグソーパズル成造機
100の作動を確実なものとするのである。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、以上のように構成した各請
求項に係る発明を、図面に示した実施の形態であるジグ
ソーパズル成造機100について説明するが、このジグ
ソーパズル成造機100は請求項1に係る台紙送り装置
10と請求項2に係るピース分離装置20とを備えたも
のである。
求項に係る発明を、図面に示した実施の形態であるジグ
ソーパズル成造機100について説明するが、このジグ
ソーパズル成造機100は請求項1に係る台紙送り装置
10と請求項2に係るピース分離装置20とを備えたも
のである。
【0033】ジグソーパズル成造機100は、図1に示
したように、使用者がその前に立って操作するのに適し
た大きさのものであり、その上部には、使用者の顔と予
め内部に登録してある背景画像とを組み合わせて表示す
るモニターが設けてある。なお、このモニターの背部に
は使用者の顔を撮像するためのカメラが内蔵してあり、
このカメラからのデータと背景画像データとは図示しな
いコンピュータにより合成画像データとされ、プリンタ
30の出力データとされるようになっている。
したように、使用者がその前に立って操作するのに適し
た大きさのものであり、その上部には、使用者の顔と予
め内部に登録してある背景画像とを組み合わせて表示す
るモニターが設けてある。なお、このモニターの背部に
は使用者の顔を撮像するためのカメラが内蔵してあり、
このカメラからのデータと背景画像データとは図示しな
いコンピュータにより合成画像データとされ、プリンタ
30の出力データとされるようになっている。
【0034】また、このジグソーパズル成造機100の
中程には、背景画像の選択を行ったり、ジグソーパズル
の成造指令をジグソーパズル成造機100に与えたりす
るための各種スイッチが設けてあり、下方には取出口5
1を有する前扉50が設けてある。この前扉50は、図
1に示すように開放されたとき、内部にある台紙送り装
置10やピース分離装置20をプリンタ30とともに引
き出して、消耗品の追加や各部のメンテナンスが行える
ようにしてある。つまり、この前扉50は、図2の右側
に位置することになるものであり、取出口51内にピー
ス分離装置20によって投入された一組のピース42か
らなるジグソーパズルを、この前扉50の前面に開口し
ている取出口51から使用者が取り出せるようにしてあ
るのである。なお、この前扉50には、一組のジグソー
パズルを入れるための袋が備え付けてあり、使用者は自
由にこれを取り出せるようにしてある。
中程には、背景画像の選択を行ったり、ジグソーパズル
の成造指令をジグソーパズル成造機100に与えたりす
るための各種スイッチが設けてあり、下方には取出口5
1を有する前扉50が設けてある。この前扉50は、図
1に示すように開放されたとき、内部にある台紙送り装
置10やピース分離装置20をプリンタ30とともに引
き出して、消耗品の追加や各部のメンテナンスが行える
ようにしてある。つまり、この前扉50は、図2の右側
に位置することになるものであり、取出口51内にピー
ス分離装置20によって投入された一組のピース42か
らなるジグソーパズルを、この前扉50の前面に開口し
ている取出口51から使用者が取り出せるようにしてあ
るのである。なお、この前扉50には、一組のジグソー
パズルを入れるための袋が備え付けてあり、使用者は自
由にこれを取り出せるようにしてある。
【0035】このジグソーパズル成造機100は、図1
0に示したような多数のピース42を取付けた1枚の台
紙41を、図2の左側に示した台紙送り装置10によっ
て次段のプリンタ30に送り込み、このプリンタ30で
各ピース42表面に所定のプリントを施し、これをプリ
ンタ30の次段に位置するピース分離装置20に送り込
んで、このピース分離装置20にて各ピース42を完全
に分離することによりジグソーパズルとして取出口51
に排出するものである。
0に示したような多数のピース42を取付けた1枚の台
紙41を、図2の左側に示した台紙送り装置10によっ
て次段のプリンタ30に送り込み、このプリンタ30で
各ピース42表面に所定のプリントを施し、これをプリ
ンタ30の次段に位置するピース分離装置20に送り込
んで、このピース分離装置20にて各ピース42を完全
に分離することによりジグソーパズルとして取出口51
に排出するものである。
【0036】このジグソーパズル成造機100において
使用される台紙41は、図10に示したように、その表
面側にトムソン刃によって所定形状に切り込んだ多数の
ピース42を組付状態で有するものであり、各ピース4
2の周囲には、ピース分離装置20での操作を行い易く
するための余白部分が形成してある。なお、図2に示し
た台紙41では、その余白部分の一部に切欠が形成して
あり、この切欠によって、台紙送り装置10の収納箱1
1内に収納するときの方向性を確保するようにしてあ
る。
使用される台紙41は、図10に示したように、その表
面側にトムソン刃によって所定形状に切り込んだ多数の
ピース42を組付状態で有するものであり、各ピース4
2の周囲には、ピース分離装置20での操作を行い易く
するための余白部分が形成してある。なお、図2に示し
た台紙41では、その余白部分の一部に切欠が形成して
あり、この切欠によって、台紙送り装置10の収納箱1
1内に収納するときの方向性を確保するようにしてあ
る。
【0037】さて、プリンタ30の前段に位置する台紙
送り装置10は、図2〜図6に示したように、台紙41
の多数を収納する収納箱11と、この収納箱11の下方
であってプリンタ30とは反対側に位置して、プリンタ
30側に前後動する押し出し板12と、収納箱11のプ
リンタ30側の面に設けられて、押し出し板12によっ
て押し出されてきた一枚の台紙41をプリンタ30側に
供給する供給ローラ13と、この供給ローラ13と押し
出し板12とを連動させて駆動する駆動装置14とを備
えたものである。
送り装置10は、図2〜図6に示したように、台紙41
の多数を収納する収納箱11と、この収納箱11の下方
であってプリンタ30とは反対側に位置して、プリンタ
30側に前後動する押し出し板12と、収納箱11のプ
リンタ30側の面に設けられて、押し出し板12によっ
て押し出されてきた一枚の台紙41をプリンタ30側に
供給する供給ローラ13と、この供給ローラ13と押し
出し板12とを連動させて駆動する駆動装置14とを備
えたものである。
【0038】収納箱11は、図1では一番奥に見えるも
のであるから、多数の台紙41を図3に示したように多
数収納しておくものである。この収納箱11の、プリン
タ30とは反対側の面には押し出し板12が設けてあ
り、プリンタ30側の面には供給ローラ13が設けてあ
り、これらの押し出し板12及び供給ローラ13を駆動
するための駆動装置14は、当該収納箱11の他の面に
取付けてある。
のであるから、多数の台紙41を図3に示したように多
数収納しておくものである。この収納箱11の、プリン
タ30とは反対側の面には押し出し板12が設けてあ
り、プリンタ30側の面には供給ローラ13が設けてあ
り、これらの押し出し板12及び供給ローラ13を駆動
するための駆動装置14は、当該収納箱11の他の面に
取付けてある。
【0039】押し出し板12は、図3等に示したよう
に、収納箱11内の最下段に位置する台紙41に対向す
るもので、台紙41の下面を支承する平坦面と、これか
ら垂直に立ち上がって台紙41の外側端面に当接するこ
とになる垂直面とを有したものであり、往復動リンク1
5に連結されているものである。往復動リンク15は、
収納箱11に支持した回動軸14bの先端に取付けたも
ので、この回動軸14bが駆動装置14を構成している
駆動モータ14aによって1回転されたとき、上記押し
出し板12を収納箱11の下方にて一往復させるもので
ある。本実施形態では、この押し出し板12の往復距離
は、台紙41の進行方向の幅の半分程度としてある。
に、収納箱11内の最下段に位置する台紙41に対向す
るもので、台紙41の下面を支承する平坦面と、これか
ら垂直に立ち上がって台紙41の外側端面に当接するこ
とになる垂直面とを有したものであり、往復動リンク1
5に連結されているものである。往復動リンク15は、
収納箱11に支持した回動軸14bの先端に取付けたも
ので、この回動軸14bが駆動装置14を構成している
駆動モータ14aによって1回転されたとき、上記押し
出し板12を収納箱11の下方にて一往復させるもので
ある。本実施形態では、この押し出し板12の往復距離
は、台紙41の進行方向の幅の半分程度としてある。
【0040】勿論、この押し出し板12の往復動リンク
15による往復動は、最下段の台紙41のみを前方へ送
り出すようになされなければならないため、この押し出
し板12は、収納箱11の下方に設けた2本の案内レー
ル16によって案内されており、これらの案内レール1
6は往復動リンク15の回転運動を押し出し板12の往
復動に変換するものでもある。
15による往復動は、最下段の台紙41のみを前方へ送
り出すようになされなければならないため、この押し出
し板12は、収納箱11の下方に設けた2本の案内レー
ル16によって案内されており、これらの案内レール1
6は往復動リンク15の回転運動を押し出し板12の往
復動に変換するものでもある。
【0041】押し出し板12によって収納箱11外に出
された台紙41は、供給ローラ13とその下に設けてあ
るピンチローラ13aとの挟持によってその前端部がつ
かみ取られ、これらの供給ローラ13及びピンチローラ
13aの駆動によって、台紙送り装置10の次段に位置
するプリンタ30に送り込まれる。すなわち、供給ロー
ラ13は、図2及び図6に示したように、チェーン14
cを介して駆動装置14の駆動モータ14aに連結して
あり、押し出し板12の往復動開始と同時に回転するも
のである。
された台紙41は、供給ローラ13とその下に設けてあ
るピンチローラ13aとの挟持によってその前端部がつ
かみ取られ、これらの供給ローラ13及びピンチローラ
13aの駆動によって、台紙送り装置10の次段に位置
するプリンタ30に送り込まれる。すなわち、供給ロー
ラ13は、図2及び図6に示したように、チェーン14
cを介して駆動装置14の駆動モータ14aに連結して
あり、押し出し板12の往復動開始と同時に回転するも
のである。
【0042】以上のようにして、台紙送り装置10から
プリンタ30に送られてきた1枚の台紙41に対して
は、その表面側にある各ピース42に対して、当該プリ
ンタ30による所定のプリントが施されるのである。こ
のプリンタ30は一般的なものであり、前述した使用者
の顔データと背景データとを組み合わせて各ピース42
上にプリントし、ジグソーパズルとするための絵を図1
0に例示したように描くものである。プリントが完成す
れば、このプリンタ30は、各ピース42を組み付けた
まま、台紙41を次段のピース分離装置20に向けて送
り出すのである。この送り出した時には、ピース分離装
置20を作動状態にするための信号がピース分離装置2
0に発せられる。
プリンタ30に送られてきた1枚の台紙41に対して
は、その表面側にある各ピース42に対して、当該プリ
ンタ30による所定のプリントが施されるのである。こ
のプリンタ30は一般的なものであり、前述した使用者
の顔データと背景データとを組み合わせて各ピース42
上にプリントし、ジグソーパズルとするための絵を図1
0に例示したように描くものである。プリントが完成す
れば、このプリンタ30は、各ピース42を組み付けた
まま、台紙41を次段のピース分離装置20に向けて送
り出すのである。この送り出した時には、ピース分離装
置20を作動状態にするための信号がピース分離装置2
0に発せられる。
【0043】ピース分離装置20は、図7〜図9に示し
たように、プリンタ30の排出口側に配置される本体枠
21と、この本体枠21に取付けられてプリンタ30の
排出口の上下に位置する押圧ローラ22及び第1駆動ロ
ーラ23aと、この第1駆動ローラ23aの次段に位置
して押圧ローラ22に当接する第2駆動ローラ23b
と、この第2駆動ローラ23bの両端周囲に台紙41の
案内路を形成すべく、本体枠21の内面に取付けた一対
の案内板24とを備えたものである。
たように、プリンタ30の排出口側に配置される本体枠
21と、この本体枠21に取付けられてプリンタ30の
排出口の上下に位置する押圧ローラ22及び第1駆動ロ
ーラ23aと、この第1駆動ローラ23aの次段に位置
して押圧ローラ22に当接する第2駆動ローラ23b
と、この第2駆動ローラ23bの両端周囲に台紙41の
案内路を形成すべく、本体枠21の内面に取付けた一対
の案内板24とを備えたものである。
【0044】押圧ローラ22は、各ピース42の一部を
十分埋没させ得るとともに、第1駆動ローラ23a及び
第2駆動ローラ23bの回転に伴って従動回転し得るも
のであり、そのために、特に表面は、発泡性合成樹脂か
らなるスポンジ状のものとしてある。これに対して、両
第1駆動ローラ23a及び第2駆動ローラ23bは、台
紙41の下面をしっかり支持しなければならないもので
あるため、本実施形態では所謂ゴムローラとしてある。
十分埋没させ得るとともに、第1駆動ローラ23a及び
第2駆動ローラ23bの回転に伴って従動回転し得るも
のであり、そのために、特に表面は、発泡性合成樹脂か
らなるスポンジ状のものとしてある。これに対して、両
第1駆動ローラ23a及び第2駆動ローラ23bは、台
紙41の下面をしっかり支持しなければならないもので
あるため、本実施形態では所謂ゴムローラとしてある。
【0045】また、本実施形態では、各第1駆動ローラ
23a及び第2駆動ローラ23bは、例えば電動モータ
である駆動装置25によって、図9中の矢印にて示した
ような同一方向に安定的に回転させなければならないか
ら、本体枠21に完全に支持してあるものである。これ
に対して、押圧ローラ22は、各ピース42に折れを形
成しないようにするために、前述したように表面をスポ
ンジ状にする他、第1駆動ローラ23a及び第2駆動ロ
ーラ23bに対して自由に浮き上がるように支持してあ
り、その両端に取付けた各スプリング26によって第1
駆動ローラ23a及び第2駆動ローラ23b上に常に当
接する状態となるようにしてある。
23a及び第2駆動ローラ23bは、例えば電動モータ
である駆動装置25によって、図9中の矢印にて示した
ような同一方向に安定的に回転させなければならないか
ら、本体枠21に完全に支持してあるものである。これ
に対して、押圧ローラ22は、各ピース42に折れを形
成しないようにするために、前述したように表面をスポ
ンジ状にする他、第1駆動ローラ23a及び第2駆動ロ
ーラ23bに対して自由に浮き上がるように支持してあ
り、その両端に取付けた各スプリング26によって第1
駆動ローラ23a及び第2駆動ローラ23b上に常に当
接する状態となるようにしてある。
【0046】そして、第2駆動ローラ23bの外側であ
って第2駆動ローラ23bの両端部には、図9に示した
ように、左右一対の案内板24が配置してあり、これら
各ジグソーパズルは、第2駆動ローラ23bの軸支を行
っている本体枠21の内面に取り付けてある。これら各
案内板24は、図9に示したように、第2駆動ローラ2
3bの外側両端部に、台紙41を曲げて案内する案内路
を形成するものであり、台紙41の図10の左右に示し
た余白部分のみを案内すべく、この余白部分の幅より薄
くしたものである。
って第2駆動ローラ23bの両端部には、図9に示した
ように、左右一対の案内板24が配置してあり、これら
各ジグソーパズルは、第2駆動ローラ23bの軸支を行
っている本体枠21の内面に取り付けてある。これら各
案内板24は、図9に示したように、第2駆動ローラ2
3bの外側両端部に、台紙41を曲げて案内する案内路
を形成するものであり、台紙41の図10の左右に示し
た余白部分のみを案内すべく、この余白部分の幅より薄
くしたものである。
【0047】なお、本実施形態のピース分離装置20に
おいては、図9に示したように、押圧ローラ22及び第
2駆動ローラ23bの端部周囲に合計3個の案内円板2
7が設けてあり、これらの案内円板27は、台紙41の
端部の案内路を形成する上記案内板24とともに、台紙
41や各ピース42を案内するものである。すなわち、
押圧ローラ22の後方に設けた案内円板27は、案内板
24によって形成される案内路内に台紙41が引っかか
らないようにするものであり、また第2駆動ローラ23
bの端部周囲下側に設けた各案内円板27は、各ピース
42が案内路内等に食い込まないようにするものであ
る。
おいては、図9に示したように、押圧ローラ22及び第
2駆動ローラ23bの端部周囲に合計3個の案内円板2
7が設けてあり、これらの案内円板27は、台紙41の
端部の案内路を形成する上記案内板24とともに、台紙
41や各ピース42を案内するものである。すなわち、
押圧ローラ22の後方に設けた案内円板27は、案内板
24によって形成される案内路内に台紙41が引っかか
らないようにするものであり、また第2駆動ローラ23
bの端部周囲下側に設けた各案内円板27は、各ピース
42が案内路内等に食い込まないようにするものであ
る。
【0048】特に、本実施形態の案内板24は、台紙4
1を第2駆動ローラ23b及び第1駆動ローラ23aの
下方にて水平に案内することになるように、図9に示し
たように、上記案内路を形成するための円形凹所を十分
大きなものとしてある。これら各案内板24が以上のよ
うな形状を有する結果、図9に示したように、第2駆動
ローラ23bの直下にて各ピース42が台紙41から完
全に分離されて取出口51に向けて落下するのであり、
ピース42のない台紙41は、第2駆動ローラ23bの
回転と各案内板24の案内とによって、他の部分に移送
されるのである。
1を第2駆動ローラ23b及び第1駆動ローラ23aの
下方にて水平に案内することになるように、図9に示し
たように、上記案内路を形成するための円形凹所を十分
大きなものとしてある。これら各案内板24が以上のよ
うな形状を有する結果、図9に示したように、第2駆動
ローラ23bの直下にて各ピース42が台紙41から完
全に分離されて取出口51に向けて落下するのであり、
ピース42のない台紙41は、第2駆動ローラ23bの
回転と各案内板24の案内とによって、他の部分に移送
されるのである。
【0049】本実施形態のジグソーパズル成造機100
では、以上述べたように、一組のピース42からなるジ
グソーパズルのみを使用者に取出口51から供給するよ
うにしているが、中にはピース42が組み付けけられて
いた台紙41をも欲しいという要望のある使用者もい
る。そのような場合には、ピース42の内側にある取出
口51をもっと大きくして、ピース分離装置20におけ
る台紙41の落下点までをカバーするものとすれば、簡
単に上記要望に応えることができるものである。
では、以上述べたように、一組のピース42からなるジ
グソーパズルのみを使用者に取出口51から供給するよ
うにしているが、中にはピース42が組み付けけられて
いた台紙41をも欲しいという要望のある使用者もい
る。そのような場合には、ピース42の内側にある取出
口51をもっと大きくして、ピース分離装置20におけ
る台紙41の落下点までをカバーするものとすれば、簡
単に上記要望に応えることができるものである。
【0050】また、上記ピース分離装置20による台紙
41からの分離時に、各ピース42があらぬ方向に飛び
跳ねることは、その押圧ローラ22によって生ずること
はないが、当該ピース分離装置20の全体を下方が開口
するカバーによって上方から覆うようにすれば、そのよ
うな懸念は全く解消されることになる。
41からの分離時に、各ピース42があらぬ方向に飛び
跳ねることは、その押圧ローラ22によって生ずること
はないが、当該ピース分離装置20の全体を下方が開口
するカバーによって上方から覆うようにすれば、そのよ
うな懸念は全く解消されることになる。
【0051】
【発明の効果】以上説明した通り、まず請求項1に係る
発明においては、ジグソーパズル成造機100につい
て、「その台紙送り装置10を、台紙41の多数を収納
する収納箱11と、この収納箱11の下方であってプリ
ンタ30とは反対側に位置して、プリンタ30側に前後
動する押し出し板12と、収納箱11のプリンタ30側
の面に設けられて、押し出し板12によって押し出され
てきた一枚の台紙41をプリンタ30側に供給する供給
ローラ13と、この供給ローラ13と押し出し板12と
を連動させて駆動する駆動装置14とを備えたものとし
て構成したこと」にその構成上の特徴があり、これによ
り、ジグソーパズル成造機の作動を確実にするととも
に、台紙上に予め形成した各ピースを、プリンタ側に台
紙とともに1枚(組)づつ確実に供給することのできる
台紙送り装置を簡単な構成によって提供することができ
るのである。
発明においては、ジグソーパズル成造機100につい
て、「その台紙送り装置10を、台紙41の多数を収納
する収納箱11と、この収納箱11の下方であってプリ
ンタ30とは反対側に位置して、プリンタ30側に前後
動する押し出し板12と、収納箱11のプリンタ30側
の面に設けられて、押し出し板12によって押し出され
てきた一枚の台紙41をプリンタ30側に供給する供給
ローラ13と、この供給ローラ13と押し出し板12と
を連動させて駆動する駆動装置14とを備えたものとし
て構成したこと」にその構成上の特徴があり、これによ
り、ジグソーパズル成造機の作動を確実にするととも
に、台紙上に予め形成した各ピースを、プリンタ側に台
紙とともに1枚(組)づつ確実に供給することのできる
台紙送り装置を簡単な構成によって提供することができ
るのである。
【0052】また、請求項2に係る発明においては、そ
のジグソーパズル成造機100について、「そのピース
分離装置20を、プリンタ30の排出口側に配置される
本体枠21と、この本体枠21に取付けられてプリンタ
30の排出口の上下に位置する押圧ローラ22及び第1
駆動ローラ23aと、この第1駆動ローラ23aの次段
に位置して押圧ローラ22に当接する第2駆動ローラ2
3bと、この第2駆動ローラ23bの両端周囲に台紙4
1の案内路を形成すべく、本体枠21の内面に取付けた
一対の案内板24とを備えたものとして構成したこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、ジグソーパズ
ルの作動を確にするとともに、プリンタにてプリントさ
れた各ピースを台紙から確実に分離することができて、
全てのピースを使用者側に一つ残らず確実に供給できる
ようにするピース分離装置を、簡単な構成によって提供
することができるのである。
のジグソーパズル成造機100について、「そのピース
分離装置20を、プリンタ30の排出口側に配置される
本体枠21と、この本体枠21に取付けられてプリンタ
30の排出口の上下に位置する押圧ローラ22及び第1
駆動ローラ23aと、この第1駆動ローラ23aの次段
に位置して押圧ローラ22に当接する第2駆動ローラ2
3bと、この第2駆動ローラ23bの両端周囲に台紙4
1の案内路を形成すべく、本体枠21の内面に取付けた
一対の案内板24とを備えたものとして構成したこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、ジグソーパズ
ルの作動を確にするとともに、プリンタにてプリントさ
れた各ピースを台紙から確実に分離することができて、
全てのピースを使用者側に一つ残らず確実に供給できる
ようにするピース分離装置を、簡単な構成によって提供
することができるのである。
【図1】 本発明に係る台紙送り装置及びピース分離装
置を備えたジグソーパズル成造機の、ピースを開放した
状態の斜視図である。
置を備えたジグソーパズル成造機の、ピースを開放した
状態の斜視図である。
【図2】 同ジグソーパズル成造機内の台紙送り装置
を、プリンタ及びピース分離装置との位置関係を併せて
示した平面図である。
を、プリンタ及びピース分離装置との位置関係を併せて
示した平面図である。
【図3】 同台紙送り装置の左側面図である。
【図4】 同台紙送り装置の右側面図である。
【図5】 同台紙送り装置の正面図である。
【図6】 同台紙送り装置の拡大平面図である。
【図7】 同ジグソーパズル成造機を構成しているピー
ス分離装置の斜視図である。
ス分離装置の斜視図である。
【図8】 一方の本体枠を外して他の方向からみたピー
ス分離装置の斜視図である。
ス分離装置の斜視図である。
【図9】 図8中の1−1線に沿ってみたピース分離装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図10】 同ジグソーパズル成造機において使用され
る各ピースを組込み、一部を取り出した台紙の平面図で
ある。
る各ピースを組込み、一部を取り出した台紙の平面図で
ある。
100 ジグソーパズル成造機 10 台紙送り装置 11 収納箱 12 押し出し板 13 供給ローラ 13a ピンチローラ 14 駆動装置 14a 駆動モータ 14b 回動軸 14c チェーン 15 往復動リンク 16 案内レール 20 ピース分離装置 21 本体枠 22 押圧ローラ 23a 第1駆動ローラ 23b 第2駆動ローラ 24 案内板 25 駆動装置 26 スプリング 30 プリンタ 41 台紙 42 ピース 50 前扉 51 取出口
Claims (2)
- 【請求項1】 ジグソーパズルの各ピースを形成した台
紙の一枚づつを、台紙送り装置によってプリンタに送り
込み、このプリンタで前記各ピース上に所定画像をプリ
ントし、このプリンタの次段に位置し、各ピースを分離
した後一まとめにして取出口に送り出すピース分離装置
とを備えたジグソーパズル成造機において、 前記台紙送り装置を、前記台紙の多数を収納する収納箱
と、この収納箱の下方であって前記プリンタとは反対側
に位置して、前記プリンタ側に前後動する押し出し板
と、前記収納箱のプリンタ側の面に設けられて、前記押
し出し板によって押し出されてきた一枚の台紙を前記プ
リンタ側に供給する供給ローラと、この供給ローラと前
記押し出し板とを連動させて駆動する駆動装置とを備え
たものとして構成したことを特徴とする台紙送り装置。 - 【請求項2】 ジグソーパズルの各ピースを形成した台
紙の一枚づつを、台紙送り装置によってプリンタに送り
込み、このプリンタで前記各ピース上に所定画像をプリ
ントし、このプリンタの次段に位置し、各ピースを分離
した後一まとめにして取出口に送り出すピース分離装置
とを備えたジグソーパズル成造機において、 前記ピース分離装置を、前記プリンタの排出口側に配置
される本体枠と、この本体枠に取付けられて前記プリン
タの排出口の上下に位置する押圧ローラ及び第1駆動ロ
ーラと、この第1駆動ローラの次段に位置して前記押圧
ローラに当接する第2駆動ローラと、この第2駆動ロー
ラの両端周囲に前記台紙の案内路を形成すべく、前記本
体枠の内面に取付けた一対の案内板とを備えたものとし
て構成したことを特徴とするピース分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09272021A JP3142510B2 (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | ジグソーパズル成造機のための台紙送り装置及びピース分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09272021A JP3142510B2 (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | ジグソーパズル成造機のための台紙送り装置及びピース分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1190033A true JPH1190033A (ja) | 1999-04-06 |
JP3142510B2 JP3142510B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=17508033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09272021A Expired - Fee Related JP3142510B2 (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | ジグソーパズル成造機のための台紙送り装置及びピース分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3142510B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012055378A (ja) * | 2010-09-06 | 2012-03-22 | Master Mind Co Ltd | ジグソーパズル販売機 |
-
1997
- 1997-09-17 JP JP09272021A patent/JP3142510B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012055378A (ja) * | 2010-09-06 | 2012-03-22 | Master Mind Co Ltd | ジグソーパズル販売機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3142510B2 (ja) | 2001-03-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |