JPH1189678A - マットレス用コイルスプリング - Google Patents
マットレス用コイルスプリングInfo
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- JPH1189678A JPH1189678A JP26823797A JP26823797A JPH1189678A JP H1189678 A JPH1189678 A JP H1189678A JP 26823797 A JP26823797 A JP 26823797A JP 26823797 A JP26823797 A JP 26823797A JP H1189678 A JPH1189678 A JP H1189678A
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- coil spring
- mattress
- spring
- vertical direction
- single turn
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多数のコイルスプリング3を林立配置してス
プリング構造体を形成するマットレス用コイルスプリン
グ3について、コイルスプリング3に直接改良を加え
て、コイルスプリング3の支持面積を増加させ、詰物無
しでコイルスプリング3の上に直接横たわっても、コイ
ルスプリング3の存在および支持点を体感することがな
く、寝心地を改良したマットレス用コイルスプリング3
を提供する。 【解決手段】 上下方向の端部に位置する端部一巻部分
5の内側に、この端部一巻部分5と共に支持部6を形成
する内側延長部分7を設けることにした。
プリング構造体を形成するマットレス用コイルスプリン
グ3について、コイルスプリング3に直接改良を加え
て、コイルスプリング3の支持面積を増加させ、詰物無
しでコイルスプリング3の上に直接横たわっても、コイ
ルスプリング3の存在および支持点を体感することがな
く、寝心地を改良したマットレス用コイルスプリング3
を提供する。 【解決手段】 上下方向の端部に位置する端部一巻部分
5の内側に、この端部一巻部分5と共に支持部6を形成
する内側延長部分7を設けることにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のコイルスプ
リングを林立配置してスプリング構造体を形成するマッ
トレス用コイルスプリングに関する。
リングを林立配置してスプリング構造体を形成するマッ
トレス用コイルスプリングに関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、スプリング式マット
レス1の内部には、多数が林立配置されてスプリング構
造体2を形成するコイルスプリング3が備えられてお
り、このコイルスプリング3においては、その全高に亙
って、鋼線が一定のピッチで一巻ずつ巻かれている。す
なわち、同じピッチ内で二重巻きされた部分は上下の端
部を含めて全く設けられていない。
レス1の内部には、多数が林立配置されてスプリング構
造体2を形成するコイルスプリング3が備えられてお
り、このコイルスプリング3においては、その全高に亙
って、鋼線が一定のピッチで一巻ずつ巻かれている。す
なわち、同じピッチ内で二重巻きされた部分は上下の端
部を含めて全く設けられていない。
【0003】マットレス用コイルスプリング3は、マッ
トレス1一個当たりの設置数が少ないと、安価である反
面、支持点が少なくなって、とても痛くて寝られず、こ
れを助けるのが、その上方に敷設される詰物(図示せ
ず)である。したがってマットレス1に横たわる人の方
から見て、先ず比較的ソフトな詰物が敷設され、次いで
少々硬い詰物が敷設され、そしてコイルスプリング3に
至るのが原則とされ、詰物が多い製品が高級品であると
永く言われて来た。
トレス1一個当たりの設置数が少ないと、安価である反
面、支持点が少なくなって、とても痛くて寝られず、こ
れを助けるのが、その上方に敷設される詰物(図示せ
ず)である。したがってマットレス1に横たわる人の方
から見て、先ず比較的ソフトな詰物が敷設され、次いで
少々硬い詰物が敷設され、そしてコイルスプリング3に
至るのが原則とされ、詰物が多い製品が高級品であると
永く言われて来た。
【0004】これに対して、現在は、高密度のマットレ
ス用コイルスプリング3が開発されており、詰物が多い
製品は却って旧式とされている。また詰物が多いと耐久
性に問題を生じ易く、詰物に耐久性を求めると製品が高
価になる。
ス用コイルスプリング3が開発されており、詰物が多い
製品は却って旧式とされている。また詰物が多いと耐久
性に問題を生じ易く、詰物に耐久性を求めると製品が高
価になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
一連の開発過程の延長として、マットレス用コイルスプ
リングに直接改良を加えて、コイルスプリングの支持面
積を増加させ、詰物無しでコイルスプリングの上に直接
横たわっても、コイルスプリングの存在および支持点を
体感することがなく寝心地が良いマットレス用コイルス
プリングを提供することを目的とする。
一連の開発過程の延長として、マットレス用コイルスプ
リングに直接改良を加えて、コイルスプリングの支持面
積を増加させ、詰物無しでコイルスプリングの上に直接
横たわっても、コイルスプリングの存在および支持点を
体感することがなく寝心地が良いマットレス用コイルス
プリングを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1によるマットレス用コイルスプリ
ングは、多数のコイルスプリングを林立配置してスプリ
ング構造体を形成するマットレス用コイルスプリングに
おいて、上下方向の端部に位置する端部一巻部分の内側
に、この端部一巻部分と共に支持部を形成する内側延長
部分を設けることにした。
め、本発明の請求項1によるマットレス用コイルスプリ
ングは、多数のコイルスプリングを林立配置してスプリ
ング構造体を形成するマットレス用コイルスプリングに
おいて、上下方向の端部に位置する端部一巻部分の内側
に、この端部一巻部分と共に支持部を形成する内側延長
部分を設けることにした。
【0007】また本発明の請求項2によるマットレス用
コイルスプリングは、多数のコイルスプリングを林立配
置してスプリング構造体を形成するマットレス用コイル
スプリングにおいて、上下方向の端部に位置する端部一
巻部分の内側に、この端部一巻部分と共に支持部を形成
する比較的小径の内側巻部分を連続形成することにし
た。
コイルスプリングは、多数のコイルスプリングを林立配
置してスプリング構造体を形成するマットレス用コイル
スプリングにおいて、上下方向の端部に位置する端部一
巻部分の内側に、この端部一巻部分と共に支持部を形成
する比較的小径の内側巻部分を連続形成することにし
た。
【0008】また本発明の請求項3によるマットレス用
コイルスプリングは、多数のコイルスプリングを林立配
置してスプリング構造体を形成するマットレス用コイル
スプリングにおいて、上下方向の端部に位置して支持部
を形成する端部巻部分が、一巻より長く巻かれているこ
とにした。
コイルスプリングは、多数のコイルスプリングを林立配
置してスプリング構造体を形成するマットレス用コイル
スプリングにおいて、上下方向の端部に位置して支持部
を形成する端部巻部分が、一巻より長く巻かれているこ
とにした。
【0009】また本発明の請求項4によるマットレス用
コイルスプリングは、上記した請求項1ないし請求項3
のマットレス用コイルスプリングにおいて、コイルスプ
リングを形成する鋼線の上下方向一端側の最先端部が、
この上下方向一端から離れるように湾曲せしめられてい
ることにした。
コイルスプリングは、上記した請求項1ないし請求項3
のマットレス用コイルスプリングにおいて、コイルスプ
リングを形成する鋼線の上下方向一端側の最先端部が、
この上下方向一端から離れるように湾曲せしめられてい
ることにした。
【0010】上記構成を備えた本発明の請求項1による
マットレス用コイルスプリングのように、多数が林立配
置されてスプリング構造体を形成するマットレス用コイ
ルスプリングにおいて、上下方向の端部に位置する端部
一巻部分の内側に、この端部一巻部分と共に支持部を形
成する内側延長部分が設けられていると、端部一巻部分
とこの内側延長部分の双方によって支持部が形成される
ことになる。したがって従来の支持部が端部一巻部分だ
けであったのに対して、コイルスプリングの荷重支持面
積ないし受圧面積を増加させることが可能となり、これ
により寝心地を改良することが可能となる。
マットレス用コイルスプリングのように、多数が林立配
置されてスプリング構造体を形成するマットレス用コイ
ルスプリングにおいて、上下方向の端部に位置する端部
一巻部分の内側に、この端部一巻部分と共に支持部を形
成する内側延長部分が設けられていると、端部一巻部分
とこの内側延長部分の双方によって支持部が形成される
ことになる。したがって従来の支持部が端部一巻部分だ
けであったのに対して、コイルスプリングの荷重支持面
積ないし受圧面積を増加させることが可能となり、これ
により寝心地を改良することが可能となる。
【0011】また上記構成を備えた本発明の請求項2に
よるマットレス用コイルスプリングのように、多数が林
立配置されてスプリング構造体を形成するマットレス用
コイルスプリングにおいて、上下方向の端部に位置する
端部一巻部分の内側に、この端部一巻部分と共に支持部
を形成する比較的小径の内側巻部分が連続形成されてい
ると、端部一巻部分とこの内側巻部分の双方によって支
持部が形成されることになる。したがって上記した請求
項1に係る発明と同様に、従来の支持部が端部一巻部分
だけであったのに対して、コイルスプリングの荷重支持
面積ないし受圧面積を増加させることが可能となり、こ
れにより寝心地を改良することが可能となる。
よるマットレス用コイルスプリングのように、多数が林
立配置されてスプリング構造体を形成するマットレス用
コイルスプリングにおいて、上下方向の端部に位置する
端部一巻部分の内側に、この端部一巻部分と共に支持部
を形成する比較的小径の内側巻部分が連続形成されてい
ると、端部一巻部分とこの内側巻部分の双方によって支
持部が形成されることになる。したがって上記した請求
項1に係る発明と同様に、従来の支持部が端部一巻部分
だけであったのに対して、コイルスプリングの荷重支持
面積ないし受圧面積を増加させることが可能となり、こ
れにより寝心地を改良することが可能となる。
【0012】また上記構成を備えた本発明の請求項3に
よるマットレス用コイルスプリングのように、多数が林
立配置されてスプリング構造体を形成するマットレス用
コイルスプリングにおいて、上下方向の端部に位置して
支持部を形成する端部巻部分が一巻より長く巻かれてい
ると、この一巻より長く巻かれた端部巻部分によって支
持部が形成されることになる。したがって従来の支持部
が一巻巻かれただけの端部巻部分であったのに対して、
上記した請求項1または請求項2に係る発明と同様に、
コイルスプリングの荷重支持面積ないし受圧面積を増加
させることが可能となり、これにより寝心地を改良する
ことが可能となる。
よるマットレス用コイルスプリングのように、多数が林
立配置されてスプリング構造体を形成するマットレス用
コイルスプリングにおいて、上下方向の端部に位置して
支持部を形成する端部巻部分が一巻より長く巻かれてい
ると、この一巻より長く巻かれた端部巻部分によって支
持部が形成されることになる。したがって従来の支持部
が一巻巻かれただけの端部巻部分であったのに対して、
上記した請求項1または請求項2に係る発明と同様に、
コイルスプリングの荷重支持面積ないし受圧面積を増加
させることが可能となり、これにより寝心地を改良する
ことが可能となる。
【0013】またこれに加えて、上記構成を備えた本発
明の請求項4によるマットレス用コイルスプリングのよ
うに、上記した請求項1ないし請求項3のマットレス用
コイルスプリングにおいて、コイルスプリングを形成す
る鋼線の上下方向一端側の最先端部がこの上下方向一端
から離れるように湾曲せしめられていると、この鋼線の
最先端部が当該コイルスプリングに重ねられる詰物や当
該コイルスプリングを収容する袋体等に対してこれらか
ら離れる方向を向くことになる。したがってこの最先端
部が詰物や袋体に引っ掛かったり、あるいは突き刺さっ
たりするのを有効に防止することが可能となる。
明の請求項4によるマットレス用コイルスプリングのよ
うに、上記した請求項1ないし請求項3のマットレス用
コイルスプリングにおいて、コイルスプリングを形成す
る鋼線の上下方向一端側の最先端部がこの上下方向一端
から離れるように湾曲せしめられていると、この鋼線の
最先端部が当該コイルスプリングに重ねられる詰物や当
該コイルスプリングを収容する袋体等に対してこれらか
ら離れる方向を向くことになる。したがってこの最先端
部が詰物や袋体に引っ掛かったり、あるいは突き刺さっ
たりするのを有効に防止することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。
したがって説明する。
【0015】図1の平面図および図2の正面図に示すよ
うに、鋼線4をコイル状に巻回してマットレス用のコイ
ルスプリング3が形成されており、その中心軸線を縦向
きとして、その上下方向(軸方向)の端部に位置する端
部一巻部分5の内側にそれぞれ(図は上方向の端部のみ
を示している)、この端部一巻部分5と共に支持部6を
形成する内側延長部分7が設けられており、この内側延
長部分7が、端部一巻部分5の内側に同じ鋼線4によっ
て連続形成された、端部一巻部分5と共に支持部6を形
成する比較的小径の内側巻部分8として設けられてお
り、この結果として、当該コイルスプリング3の上下方
向の端部に位置して支持部6を形成する端部巻部分9が
それぞれ一巻より長く、図の例では約二巻に亙って巻か
れたものとして形成されている。
うに、鋼線4をコイル状に巻回してマットレス用のコイ
ルスプリング3が形成されており、その中心軸線を縦向
きとして、その上下方向(軸方向)の端部に位置する端
部一巻部分5の内側にそれぞれ(図は上方向の端部のみ
を示している)、この端部一巻部分5と共に支持部6を
形成する内側延長部分7が設けられており、この内側延
長部分7が、端部一巻部分5の内側に同じ鋼線4によっ
て連続形成された、端部一巻部分5と共に支持部6を形
成する比較的小径の内側巻部分8として設けられてお
り、この結果として、当該コイルスプリング3の上下方
向の端部に位置して支持部6を形成する端部巻部分9が
それぞれ一巻より長く、図の例では約二巻に亙って巻か
れたものとして形成されている。
【0016】図1の平面図において、端部一巻部分5
は、図上A点から一定径のまま左回りに一回りした部分
であり、内側延長部分7ないし内側巻部分8は、図上A
点から径寸法を狭めつつ左回りに凡そ一回りしてB点に
至る部分である。また端部巻部分9は、図上A点から一
定径のまま左回りに一回りし、更にA点から径寸法を狭
めつつ左回りに凡そ一回りしてB点に至る部分である。
は、図上A点から一定径のまま左回りに一回りした部分
であり、内側延長部分7ないし内側巻部分8は、図上A
点から径寸法を狭めつつ左回りに凡そ一回りしてB点に
至る部分である。また端部巻部分9は、図上A点から一
定径のまま左回りに一回りし、更にA点から径寸法を狭
めつつ左回りに凡そ一回りしてB点に至る部分である。
【0017】端部一巻部分5は、その全体が同一平面上
に配置されるのが原則であるが、この端部一巻部分5に
対してその上方から荷重が作用したときに、この端部一
巻部分5全体が実質同時に支持部6として作用するよう
に形成されていれば、この範囲で、ピッチを備えたもの
であっても良い。図の例では、図2に示すように、当該
コイルスプリング3の軸方向中央における通常のピッチ
pa と比較して極端に小さなピッチpb が、この端部一
巻部分5に設定されている。
に配置されるのが原則であるが、この端部一巻部分5に
対してその上方から荷重が作用したときに、この端部一
巻部分5全体が実質同時に支持部6として作用するよう
に形成されていれば、この範囲で、ピッチを備えたもの
であっても良い。図の例では、図2に示すように、当該
コイルスプリング3の軸方向中央における通常のピッチ
pa と比較して極端に小さなピッチpb が、この端部一
巻部分5に設定されている。
【0018】内側延長部分7ないし内側巻部分8はこれ
も、その全体が同一平面上に配置されるのが原則である
が、この内側延長部分7ないし内側巻部分8に対してそ
の上方から荷重が作用したときに、この内側延長部分7
ないし内側巻部分8全体が実質同時に支持部6として作
用するように形成されていれば、この範囲で、ピッチを
備えたものであっても良い。図の例では、図2に示すよ
うに、端部一巻部分5のピッチpb と比較して更に小さ
なピッチpc が、この内側延長部分7ないし内側巻部分
8に設定されている。端部巻部分9についても同様であ
る(設定されたピッチはpb +pc )。
も、その全体が同一平面上に配置されるのが原則である
が、この内側延長部分7ないし内側巻部分8に対してそ
の上方から荷重が作用したときに、この内側延長部分7
ないし内側巻部分8全体が実質同時に支持部6として作
用するように形成されていれば、この範囲で、ピッチを
備えたものであっても良い。図の例では、図2に示すよ
うに、端部一巻部分5のピッチpb と比較して更に小さ
なピッチpc が、この内側延長部分7ないし内側巻部分
8に設定されている。端部巻部分9についても同様であ
る(設定されたピッチはpb +pc )。
【0019】また、この内側延長部分7ないし内側巻部
分8は、端部一巻部分5の内周側に配置されるのが原則
であるが、この内側延長部分7ないし内側巻部分8に対
してその上方から荷重が作用したときに、この内側延長
部分7ないし内側巻部分8全体が端部一巻部分5と実質
同時に支持部6として作用するように形成されていれ
ば、この範囲で、端部一巻部分5より上下方向端部側に
配置されたものであっても良い。図の例では、図2に示
すように、この内側延長部分7ないし内側巻部分8が端
部一巻部分5の上方にピッチが連続するものとして配置
されている。
分8は、端部一巻部分5の内周側に配置されるのが原則
であるが、この内側延長部分7ないし内側巻部分8に対
してその上方から荷重が作用したときに、この内側延長
部分7ないし内側巻部分8全体が端部一巻部分5と実質
同時に支持部6として作用するように形成されていれ
ば、この範囲で、端部一巻部分5より上下方向端部側に
配置されたものであっても良い。図の例では、図2に示
すように、この内側延長部分7ないし内側巻部分8が端
部一巻部分5の上方にピッチが連続するものとして配置
されている。
【0020】また、このコイルスプリング3では、コイ
ルスプリング3を形成する鋼線4の上下方向一端側の最
先端部10がそれぞれ、この上下方向一端から離れるよ
うに湾曲せしめられている。すなわち図3に示すよう
に、上側の最先端部10が下向きに湾曲せしめられると
ともに、図示はしないが、下側の最先端部が上向きに湾
曲せしめられている。
ルスプリング3を形成する鋼線4の上下方向一端側の最
先端部10がそれぞれ、この上下方向一端から離れるよ
うに湾曲せしめられている。すなわち図3に示すよう
に、上側の最先端部10が下向きに湾曲せしめられると
ともに、図示はしないが、下側の最先端部が上向きに湾
曲せしめられている。
【0021】図1ない図3に示したコイルスプリング3
は、図示した状態で、多数が林立配置されてスプリング
構造体を形成するが、図4に示すように、このコイルス
プリング3が一つずつ袋体12に収容されることによ
り、ポケットコイル(ポケテッドコイルとも称する)1
1を形成することも可能である。ポケットコイル11は
不織布等よりなる袋体12の内部にコイルスプリング3
を一つずつ収容したもので、多数が林立配置されてスプ
リング構造体を形成する。
は、図示した状態で、多数が林立配置されてスプリング
構造体を形成するが、図4に示すように、このコイルス
プリング3が一つずつ袋体12に収容されることによ
り、ポケットコイル(ポケテッドコイルとも称する)1
1を形成することも可能である。ポケットコイル11は
不織布等よりなる袋体12の内部にコイルスプリング3
を一つずつ収容したもので、多数が林立配置されてスプ
リング構造体を形成する。
【0022】上記構成のコイルスプリング3は、以下の
作用効果を奏する。
作用効果を奏する。
【0023】すなわち先ず、上記構成を備えたコイルス
プリング3においては、上下方向の端部に位置する端部
一巻部分5の内側に、この端部一巻部分5と共に支持部
6を形成する内側延長部分7が設けられているために、
端部一巻部分5とこの内側延長部分7の双方によって入
力荷重に対する支持部6が形成されている。したがって
従来の支持部が端部一巻部分だけであったのに対して、
コイルスプリング3の荷重支持面積ないし受圧面積を増
加させることができ、これにより寝心地を改良すること
ができる。したがって従来より詰物を少なくすることが
でき、マットレスの軽量化も可能で、コスト的にも有利
な製品を提供することができる。
プリング3においては、上下方向の端部に位置する端部
一巻部分5の内側に、この端部一巻部分5と共に支持部
6を形成する内側延長部分7が設けられているために、
端部一巻部分5とこの内側延長部分7の双方によって入
力荷重に対する支持部6が形成されている。したがって
従来の支持部が端部一巻部分だけであったのに対して、
コイルスプリング3の荷重支持面積ないし受圧面積を増
加させることができ、これにより寝心地を改良すること
ができる。したがって従来より詰物を少なくすることが
でき、マットレスの軽量化も可能で、コスト的にも有利
な製品を提供することができる。
【0024】また上記構成を備えたコイルスプリング3
においては、上下方向の端部に位置する端部一巻部分5
の内側に、この端部一巻部分5と共に支持部6を形成す
る比較的小径の内側巻部分8が連続形成されているため
に、端部一巻部分5とこの内側巻部分8の双方によって
入力荷重に対する支持部6が形成されている。したがっ
て従来の支持部が端部一巻部分だけであったのに対し
て、コイルスプリング3の荷重支持面積ないし受圧面積
を増加させることができ、これにより寝心地を改良する
ことができる。したがって従来より詰物を少なくするこ
とができ、マットレスの軽量化も可能で、コスト的にも
有利な製品を提供することができる。
においては、上下方向の端部に位置する端部一巻部分5
の内側に、この端部一巻部分5と共に支持部6を形成す
る比較的小径の内側巻部分8が連続形成されているため
に、端部一巻部分5とこの内側巻部分8の双方によって
入力荷重に対する支持部6が形成されている。したがっ
て従来の支持部が端部一巻部分だけであったのに対し
て、コイルスプリング3の荷重支持面積ないし受圧面積
を増加させることができ、これにより寝心地を改良する
ことができる。したがって従来より詰物を少なくするこ
とができ、マットレスの軽量化も可能で、コスト的にも
有利な製品を提供することができる。
【0025】また上記構成を備えたコイルスプリング3
においては、上下方向の端部に位置して支持部6を形成
する端部巻部分9が一巻より長く巻かれているために、
この一巻より長く巻かれた端部巻部分9によって入力荷
重に対する支持部6が形成されている。したがって従来
の支持部が一巻巻かれただけの端部巻部分であったのに
対して、コイルスプリング3の荷重支持面積ないし受圧
面積を増加させることができ、これにより寝心地を改良
することができる。したがって従来より詰物を少なくす
ることができ、マットレスの軽量化も可能で、コスト的
にも有利な製品を提供することができる。
においては、上下方向の端部に位置して支持部6を形成
する端部巻部分9が一巻より長く巻かれているために、
この一巻より長く巻かれた端部巻部分9によって入力荷
重に対する支持部6が形成されている。したがって従来
の支持部が一巻巻かれただけの端部巻部分であったのに
対して、コイルスプリング3の荷重支持面積ないし受圧
面積を増加させることができ、これにより寝心地を改良
することができる。したがって従来より詰物を少なくす
ることができ、マットレスの軽量化も可能で、コスト的
にも有利な製品を提供することができる。
【0026】また上記構成を備えたコイルスプリング3
においては、コイルスプリング3を形成する鋼線4の上
下方向一端側の最先端部10がこの上下方向一端から離
れるように湾曲せしめられているために、この鋼線4の
最先端部10が当該コイルスプリング3に重ねられる詰
物や当該コイルスプリング3を収容する袋体12等に対
してこれらから離れる方向を向くことになる。したがっ
て鋼線4の最先端部10が詰物や袋体12に引っ掛かっ
たり、あるいは突き刺さったりするのを有効に防止する
ことができ、これにより詰物や袋体12の耐久性を向上
させることができる。また安全性も高められることにな
る。
においては、コイルスプリング3を形成する鋼線4の上
下方向一端側の最先端部10がこの上下方向一端から離
れるように湾曲せしめられているために、この鋼線4の
最先端部10が当該コイルスプリング3に重ねられる詰
物や当該コイルスプリング3を収容する袋体12等に対
してこれらから離れる方向を向くことになる。したがっ
て鋼線4の最先端部10が詰物や袋体12に引っ掛かっ
たり、あるいは突き刺さったりするのを有効に防止する
ことができ、これにより詰物や袋体12の耐久性を向上
させることができる。また安全性も高められることにな
る。
【0027】また更に、上記構成を備えたコイルスプリ
ング3を袋体12に収容することによって、当該コイル
スプリング3と同じ作用効果を奏するポケットコイル1
1を容易に提供することができる。
ング3を袋体12に収容することによって、当該コイル
スプリング3と同じ作用効果を奏するポケットコイル1
1を容易に提供することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0029】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の
請求項1によるマットレス用コイルスプリングにおいて
は、上下方向の端部に位置する端部一巻部分の内側に、
この端部一巻部分と共に支持部を形成する内側延長部分
が設けられているために、端部一巻部分とこの内側延長
部分の双方によって支持部が形成されることになる。し
たがって従来の支持部が端部一巻部分だけであったのに
対して、コイルスプリングの荷重支持面積ないし受圧面
積を増加させることができ、これにより寝心地を改良す
ることができる。したがって従来より詰物を少なくする
ことができ、マットレスの軽量化も可能で、コスト的に
も有利な製品を提供することができる。
請求項1によるマットレス用コイルスプリングにおいて
は、上下方向の端部に位置する端部一巻部分の内側に、
この端部一巻部分と共に支持部を形成する内側延長部分
が設けられているために、端部一巻部分とこの内側延長
部分の双方によって支持部が形成されることになる。し
たがって従来の支持部が端部一巻部分だけであったのに
対して、コイルスプリングの荷重支持面積ないし受圧面
積を増加させることができ、これにより寝心地を改良す
ることができる。したがって従来より詰物を少なくする
ことができ、マットレスの軽量化も可能で、コスト的に
も有利な製品を提供することができる。
【0030】また上記構成を備えた本発明の請求項2に
よるマットレス用コイルスプリングにおいては、上下方
向の端部に位置する端部一巻部分の内側に、この端部一
巻部分と共に支持部を形成する比較的小径の内側巻部分
が連続形成されているために、端部一巻部分とこの内側
巻部分の双方によって支持部が形成されることなる。し
たがって従来の支持部が端部一巻部分だけであったのに
対して、コイルスプリングの荷重支持面積ないし受圧面
積を増加させることができ、これにより寝心地を改良す
ることができる。したがって従来より詰物を少なくする
ことができ、マットレスの軽量化も可能で、コスト的に
も有利な製品を提供することができる。
よるマットレス用コイルスプリングにおいては、上下方
向の端部に位置する端部一巻部分の内側に、この端部一
巻部分と共に支持部を形成する比較的小径の内側巻部分
が連続形成されているために、端部一巻部分とこの内側
巻部分の双方によって支持部が形成されることなる。し
たがって従来の支持部が端部一巻部分だけであったのに
対して、コイルスプリングの荷重支持面積ないし受圧面
積を増加させることができ、これにより寝心地を改良す
ることができる。したがって従来より詰物を少なくする
ことができ、マットレスの軽量化も可能で、コスト的に
も有利な製品を提供することができる。
【0031】また上記構成を備えた本発明の請求項3に
よるマットレス用コイルスプリングにおいては、上下方
向の端部に位置して支持部を形成する端部巻部分が一巻
より長く巻かれているために、この一巻より長く巻かれ
た端部巻部分によって入力荷重に対する支持部が形成さ
れることになる。したがって従来の支持部が一巻巻かれ
ただけの端部巻部分であったのに対して、コイルスプリ
ングの荷重支持面積ないし受圧面積を増加させることが
でき、これにより寝心地を改良することができる。した
がって従来より詰物を少なくすることができ、マットレ
スの軽量化も可能で、コスト的にも有利な製品を提供す
ることができる。
よるマットレス用コイルスプリングにおいては、上下方
向の端部に位置して支持部を形成する端部巻部分が一巻
より長く巻かれているために、この一巻より長く巻かれ
た端部巻部分によって入力荷重に対する支持部が形成さ
れることになる。したがって従来の支持部が一巻巻かれ
ただけの端部巻部分であったのに対して、コイルスプリ
ングの荷重支持面積ないし受圧面積を増加させることが
でき、これにより寝心地を改良することができる。した
がって従来より詰物を少なくすることができ、マットレ
スの軽量化も可能で、コスト的にも有利な製品を提供す
ることができる。
【0032】またこれに加えて、上記構成を備えた本発
明の請求項4によるマットレス用コイルスプリングにお
いては、コイルスプリングを形成する鋼線の上下方向一
端側の最先端部がこの上下方向一端から離れるように湾
曲せしめられているために、この鋼線の最先端部が当該
コイルスプリングに重ねられる詰物や当該コイルスプリ
ングを収容する袋体等に対してこれらから離れる方向を
向くことになる。したがって鋼線の最先端部が詰物や袋
体に引っ掛かったり、あるいは突き刺さったりするのを
有効に防止することができ、これにより詰物や袋体の耐
久性を向上させることができ、安全性を向上させること
ができる。
明の請求項4によるマットレス用コイルスプリングにお
いては、コイルスプリングを形成する鋼線の上下方向一
端側の最先端部がこの上下方向一端から離れるように湾
曲せしめられているために、この鋼線の最先端部が当該
コイルスプリングに重ねられる詰物や当該コイルスプリ
ングを収容する袋体等に対してこれらから離れる方向を
向くことになる。したがって鋼線の最先端部が詰物や袋
体に引っ掛かったり、あるいは突き刺さったりするのを
有効に防止することができ、これにより詰物や袋体の耐
久性を向上させることができ、安全性を向上させること
ができる。
【図1】本発明の実施形態に係るマットレス用コイルス
プリングの平面図
プリングの平面図
【図2】同コイルスプリングの一部正面図
【図3】図1のC方向拡大矢視図
【図4】同コイルスプリングを袋体に収容した状態の一
部断面図
部断面図
【図5】スプリング式マットレスの説明図
1 マットレス 2 スプリング構造体 3 コイルスプリング 4 鋼線 5 端部一巻部分 6 支持部 7 内側延長部分 8 内側巻部分 9 端部巻部分 10 最先端部
Claims (4)
- 【請求項1】 多数のコイルスプリング(3)を林立配
置してスプリング構造体を形成するマットレス用コイル
スプリング(3)において、 上下方向の端部に位置する端部一巻部分(5)の内側
に、この端部一巻部分(5)と共に支持部(6)を形成
する内側延長部分(7)を設けたことを特徴とするマッ
トレス用コイルスプリング。 - 【請求項2】 多数のコイルスプリング(3)を林立配
置してスプリング構造体を形成するマットレス用コイル
スプリング(3)において、 上下方向の端部に位置する端部一巻部分(5)の内側
に、この端部一巻部分(5)と共に支持部(6)を形成
する比較的小径の内側巻部分(8)を連続形成したこと
を特徴とするマットレス用コイルスプリング。 - 【請求項3】 多数のコイルスプリング(3)を林立配
置してスプリング構造体を形成するマットレス用コイル
スプリング(3)において、 上下方向の端部に位置して支持部(6)を形成する端部
巻部分(9)が、一巻より長く巻かれていることを特徴
とするマットレス用コイルスプリング。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のマットレス用
コイルスプリング(3)において、 コイルスプリング(3)を形成する鋼線(4)の上下方
向一端側の最先端部(10)が、この上下方向一端から
離れるように湾曲せしめられていることを特徴とするマ
ットレス用コイルスプリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26823797A JPH1189678A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | マットレス用コイルスプリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26823797A JPH1189678A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | マットレス用コイルスプリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1189678A true JPH1189678A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17455819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26823797A Pending JPH1189678A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | マットレス用コイルスプリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1189678A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100717543B1 (ko) * | 2006-03-14 | 2007-05-15 | 주식회사 에이스침대 | 침대 매트리스용 스프링 구조 |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP26823797A patent/JPH1189678A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100717543B1 (ko) * | 2006-03-14 | 2007-05-15 | 주식회사 에이스침대 | 침대 매트리스용 스프링 구조 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991012 |