JPH1188972A - ディジタルネットワーク装置 - Google Patents

ディジタルネットワーク装置

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JPH1188972A
JPH1188972A JP9242926A JP24292697A JPH1188972A JP H1188972 A JPH1188972 A JP H1188972A JP 9242926 A JP9242926 A JP 9242926A JP 24292697 A JP24292697 A JP 24292697A JP H1188972 A JPH1188972 A JP H1188972A
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JP
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station
path
subordinate
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clock
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JP9242926A
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English (en)
Inventor
Shinya Takemura
伸也 竹村
Shuji Kasuya
修司 粕谷
Hideo Suzuki
英雄 鈴木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】主局のクロックを従属局に順次分配して従属網
同期を確立して動作するディジタルネットワーク装置に
関し、クロックパスの障害時に、他の伝送路の中から最
適なクロックパスの選択を行い迅速に切り替える。 【解決手段】各従属局が、受信した従属経路情報に自局
の個別情報を付加して従属経路情報として伝送し、各局
の従属網同期装置が、受信した複数の従属経路情報に対
応するクロックの良否を所定の判定基準により行い、そ
の判定結果に基づいて伝送路を選択してクロックパスと
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタルネットワ
ーク装置に関し、特に主局のクロックを従属局に順次分
配して従属網同期を確立して動作するディジタルネット
ワーク装置に関するものである。
【0001】ディジタルネットワーク装置においては、
地理的に離れた複数の局間で相互に通信を行う為には全
ての局を統一したクロックで動作させる網同期が必要で
ある。
【0002】この網同期方式として、独立同期方式、相
互同期方式、及び従属同期方式等がある。このうち従属
同期方式は、主局の基準周波数に同期した周波数を各従
属局が利用し、ネットワークの周波数を同一に保持でき
るため最も実用的な方式である。
【0003】
【従来の技術】図19は、従属同期方式によって構築さ
れたディジタルネットワーク装置例を示しており、局
A,B,Cは、伝送路300a,300bを介して従属
接続されている。
【0004】局Aにおいては、高精度の主発信器150
aが、ネットワーク全体の標準クロックを出力し、この
クロックは、伝送装置200aと伝送路300aを介し
て局Bの伝送装置200bに送信される。
【0005】伝送装置200bは、クロックを抽出して
位相同期発信器150bに送り、位相同期発振器150
bは、該クロックに従属したクロックを発振し自局の同
期クロックとして局内に分配する。
【0006】さらに、この同期クロックは、伝送装置2
00cと伝送路300bを介して局Cの伝送装置200
dに送られる。以後、局C内の伝送装置200d,20
0eと位相同期発振器150cの動作は、局B内の伝送
装置200b,200c及び位相同期発信器150bの
動作と同じである。
【0007】すなわち、各位相同期発信器150a,1
50b,150c,…は、標準クロックに順次従属して
発振し網全体の同期を確立している。このような従属同
期網においては、網同期装置の多リンク接続により位相
変動が累積されるため一定以上の従属リンク数を避けな
ければならない。
【0008】また、例えばクロックパスである伝送路3
00bに障害が発生した場合、位相同期発信器150c
は、クロックパスが切れた直前の周波数偏差で自走を開
始して安定なクロックを出力し続ける。
【0009】この結果、主発信器150a及びこれに従
属した位相同期発信器150bと、位相同期発信器15
0c及びこれに従属した位相同期発信器と、は独立同期
状態となるが網同期は持続することが出来るようになっ
ている。
【0010】しかしながら、位相同期発信器が自走状態
で安定したクロックを出力することが可能な期間は限ら
れている。
【0011】そこで、従来の従属同期網においては、網
構築時に現用クロックパスとは別に予備用クロックパス
を予め用意しておき、通常は現用クロックパスを用いて
従属網同期を行い、障害発生時には一定の保護時間経過
後に、予備用クロックパスに自動的に切り換えてこの場
合にも従属同期を確立して独立同期状態になることを避
けていた。
【0012】図20(1)は、従来の現用と予備用のク
ロックパスを設定した従属同期網を示しおり、従属局2
〜16には、太線の矢印で示される伝送路302〜31
6が現用クロックパスとして設定されている。
【0013】さらに、従属局3,5〜10,12,14
〜16には、細線の矢印で示されている伝送路30
3’,305’〜310’,312’,314’〜31
6’が予備用クロックパスとして設定されている。
【0014】ここで、網システムの設計上、相互同期状
態を避けるため伝送路を、対向する局双方のクロックパ
スに設定することは禁止されている。
【0015】例えば、従属局4には伝送路305’,3
07’が接続されているが、これらの伝送路305’,
307’は上記のようにそれぞれ従属局5,7の予備用
クロックパスとして設定されているため、従属局4の予
備クロックパスとして採用できない。すなわち、従属局
4には予備クロックパスが設定されていないことにな
る。
【0016】同図(2)において、従属局4の現用クロ
ックパス304に障害が発生した場合、従属局4の位相
同期発振器は自走状態になる。
【0017】さらに、従属局10は、従属局4からクロ
ックパス310を介して受信したクロックが標準クロッ
クから独立した自走クロックであることが判らないた
め、予備のクロックパス310’から標準クロックに従
属したクロックを受信しているにも拘わらず予備クロッ
クパス310’に切り替えることは出来ない。
【0018】この結果、網掛けで示された従属局4,1
0〜13は、独立同期状態になる。なお、従属局10
は、現用クロックパス310に障害が発生した場合に
は、予備のクロックパス310’に切り替えることが出
来る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のディ
ジタルネットワーク装置においては、次の点を考慮して
従属同期網の予備クロックパスの選定が必要であった。
(1)予備クロックパスへ切り替えた後に局間で相互に
クロックが従属し合う相互同期状態となることを防ぐこ
とが必要であるため、予備クロックパスに出来る伝送路
は限られてしまう。
【0020】(2)上位局の網同期装置が独立状態とな
った場合、下位局はそれを認識することが出来ない為
に、例え予備クロックパスが主局に従属しているにも拘
わらず自動的に切り替えることができない。 (3)従属リンク数を少なくする必要がある。
【0021】また、この選定にも拘わらず、複合的なク
ロックパスの障害が発生し、(1)現用及び予備クロッ
クパスに障害が発生した場合には、独立同期状態となる
局(自走局)が発生すること、(2)複数の箇所でクロ
ックパスの切り替えが行われることにより選択されたク
ロックパスが必ずしも最適なパスでなくなってしまう。
【0022】また、ループ型のSDH/ATM伝送シス
テムでは、相互同期状態に成ることを避けるため現用ク
ロックパスしかとれない。
【0023】さらに、クロックパスのシステム設計には
熟練した技術と経験を必要とし、当初の予備クロックパ
ス選定の際の人為的ミスにより、切り替え後に相互同期
状態となる問題が生じていた。
【0024】さらに、システム設計時に決定したクロッ
クパス以外の伝送路をクロックパスとする等のシステム
の変更には、追加したクロックパスの下位局において相
互同期状態になる等の悪影響があるか否かを確認して追
加する必要があった。
【0025】従って本発明は、主局からの標準クロック
を、自走可能な従属局に順次分配して網全体の従属同期
を確立するディジタルネットワーク装置において、クロ
ックパスの障害時に、他の伝送路の中から最適なクロッ
クパスの選択を行い迅速に切り替えることを課題とす
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】
〔1〕上記の課題を解決するため、本発明に係るディジ
タルネットワーク装置は、各局が、自局に割り当てたら
れた個別情報を発生する手段を有し、各局が、該主局よ
り受信した該個別情報情報から成る従属経路情報又は該
従属局より受信した従属経路情報に自局の該個別情報を
付加し該従属経路情報として伝送する手段を有すること
ができる。
【0027】これを、図1に示した本発明の原理説明図
(その1)により説明すると、主網同期装置(図示せ
ず)を含む主局Aは、自局に割り当てられた個別情報I
=“a”を付加した従属経路情報Laを伝送装置200
Aと伝送路300Aを介して従属局Bに送信する。
【0028】従属局Bにおいては、この従属経路情報L
aを伝送装置200B1で受信し、従属網同期装置(図
示せず)で従属経路情報Laに個別情報bを付加した従
属経路情報Labを作成し伝送装置200B2と伝送路
300Bを介して従属局Cに送信する。
【0029】従属局Cにおいては、従属局Bと同様に、
従属経路情報Labに個別情報cを付加した従属経路情
報Labcを作成し下位局に送信する。
【0030】この結果、各局は、自局に入力されたクロ
ックパスの従属リンク状態を例えば従属経路情報をモニ
タすることにより認識することが可能となる。
【0031】〔2〕また本発明においては、上記の発明
〔1〕において、該個別情報が、クロック優先順位を示
す階層情報を含むことができる。
【0032】すなわち、該個別情報に各網同期装置の識
別子と共に各網同期装置の発生するクロックの優先順位
を示す階層情報を含ませ、この情報を従属経路情報に付
加してクロックパスに送出されるクロックの品質情報と
してを送信することが可能となる。
【0033】〔3〕また本発明においては、上記の発明
〔1〕又は〔2〕において、該各局が従属網同期装置を
有し、各従属網同期装置が、受信した複数の該従属経路
情報に対応するクロックの良否の判定を行い、その判定
結果に基づいて伝送路を選択し、クロックパスとする選
択手段を有することが可能である。
【0034】これを図2に示した本発明の原理説明図
(その2)により説明すると、従属局Dにおいて、伝送
装置200D1は、図1に示した従属局Cから従属経路
情報Labcを受信し、伝送装置200D2,200D
3は、他の局から従属経路情報Lefg,Lhijをそ
れぞれ受信し、選択手段120に送信する。
【0035】選択手段120は、従属経路情報Lab
c,Lefg,Lhijの中から従属経路情報Labc
を選択し最も品質の良いクロックを同期クロックとして
選択する。
【0036】そして、従属網同期装置(図示せず)は、
従属経路情報Labcに自局の個別情報dを付加した従
属経路情報Labcdを伝送装置200D1,200D
2,200D3に送出する。
【0037】この結果、従属網同期装置は、入力された
複数のクロックパスの中から最適な同期クロックを自律
的に選択することが可能となる。
【0038】〔4〕また本発明においては、上記の発明
〔3〕において、該選択手段が、自局の個別情報が含ま
れる該従属経路情報に対応する伝送路を選択しないこと
が可能である。
【0039】すなわち、自局の従属網同期装置から発信
されたクロックに従属するクロックをさらに選択するこ
とを禁止する。この結果、従属クロックのループが形成
されて独立同期状態になることを回避することが可能と
なる。
【0040】〔5〕上記の発明において、2局以上の網
同期装置が同時に起動した場合や、同時にクロックパス
の切り替えが発生した場合等には、原理的に相互同期と
独立同期とが順次繰り返されるハンチング状態になる可
能性がある。
【0041】これを図3に示した本発明の原理説明図
(その3)により説明すると、同図(11)において、
従属局B,Cが同時起動又はクロックパスに障害が発生
した場合、従属局B,Cの従属網同期装置は自走状態に
なり、従属局B,Cは、従属経路情報La,Lbを相手
局C,Bにそれぞれ送信する。
【0042】同図(12)において、従属経路情報L
b,Laをそれぞれ受信した従属局B,Cは、従属経路
情報Lb,Laに対応するクロックに従属する従属同期
状態に移り、従属経路情報Lba,Labを相手局に送
出する。
【0043】同図(13)において、この従属経路情報
Lab,Lbaをそれぞれ受信した従属局B,Cは、従
属経路情報Lab,Lbaに、自局の個別情報a,bが
含まれているため対応するクロックパスを採用せずに自
走状態に切り替える。以後同様にして、従属局B,Cは
自走状態と相互同期状態を繰り返すことになる。
【0044】そこで、これに対する対策として本発明に
おいては、上記の発明〔3〕又は〔4〕において、各従
属網同期装置が、各局で異なる固有の選択保護時間を発
生する手段を有し、該選択手段は、該選択保護時間が経
過した後、該クロックパスの選択を行うことができる。
【0045】すなわち、同図(21)において、同図
(11)に対応する状態になる。同図(22)におい
て、従属局Cの選択保護時間より小さな選択保護時間で
ある従属局Bは、従属経路情報Lbを受けて従属局Cに
従属する同期状態になり、送出していた従属経路情報L
aを従属経路情報Lbaに変更して従属局Cに送出す
る。
【0046】同図(23)において、従属経路情報Lb
aを受信した従属局Cは、この従属同期情報に自局の個
別情報bが含まれているため、対応するクロックを採用
せず自走状態を維持する。この結果、従属局B,Cが自
走状態と相互従属同期状態を繰り返すことはなくなる。
【0047】〔6〕また本発明においては、上記の発明
〔3〕乃至〔5〕のいずれかにおいて、各従属網同期装
置が、該選択された伝送路であることを知らせる選択状
態情報を送信し、該選択状態情報を受信した従属網同期
装置の該選択手段は、該選択された該伝送路を該クロッ
クパスとして選択しないこともできる。
【0048】すなわち、各従属網同期装置は、同期クロ
ックとして採用したクロック送出先の従属網同期装置に
対してクロックが採用されたことを示す選択状態情報を
送信し、この選択状態情報を受信した従属網同期装置の
選択手段が、自局が送出したクロックに従属したクロッ
クを選択しないこともできる。
【0049】この結果、従属経路情報に自局の個別情報
が含まれるか否かを判定することなく、受信した選択状
態情報によって自局のクロックに従属したクロックであ
ることが判り直ちに該クロックを採用することが無くな
る。
【0050】これを図4に示した本発明のクロック切替
論理により説明すると、図4(1)において、主局A
は、従属局B,Cに自局の個別情報aを含めた従属経路
情報Laを送信する。
【0051】従属局B,Cは、従属経路情報Laに基づ
いて主局Aからの標準クロックを採用し、従属局Dに自
局の個別情報をそれぞれ付加した選択経路情報Lab,
Lacを送ると共に主局Aに対して主局Aからのクロッ
クを採用したことを示す選択状態情報Lxを送信する。
【0052】従属局Dは、従属局B,Cからの従属経路
情報Lab,Lacから従属経路情報Labを選択し自
局の個別情報dを付加した従属経路情報Labdを従属
局C,Eに送信すると共に従属局Bには選択状態信号L
xを送信する。この選択状態情報Lxを受信した従属局
Bは、従属局Dからのクロックパスを採用しない。
【0053】従属局Eは、従属経路情報Labdを受信
して選択状態情報Lxを従属局Dに送信する。この選択
状態情報Lxを受信した従属局Dは、従属局Eからのク
ロックパスを採用しない。
【0054】さらに、従属局Cは、主局A,従属局Dか
らそれぞれ受信した従属経路情報La,Labdを比較
して主局Aからのクロックを採用する。この結果、従属
局A〜Eを含む網全体の従属同期は確立する。
【0055】同図(2)は、主局Aと従属局Bの間の伝
送路に障害が発生した場合を示しており、同図(21)
において、従属局Bは自走状態となり、従属経路情報L
bを従属局Dに送信し、従属局Dは、従属経路情報Lb
dを従属局C,Eに送信する。従属局Cの動作は、同図
(1)と同じある。
【0056】同図(22)において、従属局Dは、従属
局B,Cからそれぞれ入力された従属経路情報Lb,L
acを比較して主局Aのクロックに従属したクロック採
用して従属経路情報Ladを従属局B,Eに送信し、さ
らに、クロックを採用したことを示す選択状態情報Lx
を従属局Cに送信する。
【0057】同図(23)において、従属局Dから従属
経路情報Lacdを受信した従属局Bは、主局Aのクロ
ックに従属したクロックを採用して自走状態から従属同
期状態に復帰し、従属局Dに選択状態情報Lxを送信す
る。
【0058】この結果、主局A,従属局B間の伝送路の
障害により発生した従属局B,D,Eの独立同期状態
は、自動的に解消され網全体の従属同期が確立される。
【0059】〔7〕さらに本発明においては、上記の発
明〔3〕乃至〔6〕のいずれかにおいて、該選択手段
が、該従属経路情報のうち該網同期装置のリンク数の少
ないものを優先して選択することも可能である。
【0060】この結果、累積位相変動の少ない品質の良
いクロックを選択することができる。
【0061】
【発明の実施の形態】図5は、本発明に係るディジタル
ネットワーク装置の一実施例を示しており、主局Aは、
伝送路300A1〜300Anを介して従属局Cの上位
局B1〜Bnにそれぞれ接続され、上位局B1〜Bn
は、伝送路300B1〜300Bnを介して従属局Cに
接続され、従属局Cは、伝送路300C1〜300Cm
を介してさらに下位局にそれぞれ接続されている。な
お、上位局、下位局は、信号の流れから呼称したもので
ある。
【0062】主局Aにおいて、主局Aの個別情報情報a
を付加した従属経路情報Laと主発振器150aからの
標準クロックCKaとは、SDH/ATM(Synchronou
s Digital Hierarchy/Asynchronous Transfer Mode) 伝
送装置(以後端局と称することもある)200A1〜2
00Anと伝送路300A1〜300Anを介して従属
局B1〜Bnに送信される。
【0063】なお、従属経路情報Laは、SDHのデー
タリンクであるデータ通信チャネル(DCC:Data Com
munication Channel) によって送信され、以後の従属経
路情報の送信も同様に行われる。
【0064】各従属局B1〜Bnにおいて、各端局(D
CC,C−SEND)200B1〜200Bnは、それ
ぞれ伝送路300A1〜300Anから従属経路情報L
aとクロックCKaとを抽出して網同期装置100B1
〜100Bnに送信する。
【0065】各網同期装置100B1〜100Bnは、
自局の個別情報b1〜bnを付加した従属経路情報La
b1〜LabnとクロックCKaに同期したクロックC
Kb1〜CKbnを端局(DCC,C−REC)200
B1’〜200Bn’と伝送路300B1〜300Bn
とを介して従属局Cにそれぞれ送信する。
【0066】従属局Cにおいて、端局(DCC,C−S
END)200C1〜200Cnは、伝送路300B1
〜300Bnから従属経路情報Lab1〜Labnとク
ロックCKb1〜CKbnを抽出して網同期装置100
Cに送信する。
【0067】網同期装置100Cにおいて、受信部12
1の従属経路情報受信部1211〜121nは、従属経
路情報Lab1〜Labnを受信して選択演算装置12
0に送信し、受信部110のクロック受信部1101〜
110nは、クロックCKb1〜CKbnを受信して選
択切替装置130に送信する。
【0068】選択演算部120は、従属経路情報Lab
1〜Labnに基づいて最適な例えば従属経路情報La
b1を選択し、これを従属経路情報演算部140に送信
し、従属経路情報Lab1を指定する制御信号CTL1
を選択切替部130に送信する。
【0069】従属経路情報演算部140は、受信した従
属経路情報Lab1に自局の個別情報cを付加した従属
経路情報Lab1cを端局300C1’〜300Cn’
に送信する。
【0070】選択切替部130は、受信部110から受
信したクロックCKb1〜CKbnの中から制御信号C
TL1が指定するクロックCKb1を網同期部150に
送信する。
【0071】網同期装置150において、受信したクロ
ックCKb1に同期したクロックCKcを発振し、この
クロックCKcを端局(DCC,C−REC)200C
1’〜200Cn’に分配する。
【0072】端局200C1’〜200Cn’は、従属
経路情報Lab1cとクロックCKcとを伝送路300
C1〜300Cmを介してそれぞれ下位局に送る。
【0073】図6は、図5に示したディジタルネットワ
ーク装置における従属局B1〜Bn,Cのうち多数の伝
送路が接続されている従属局C(従属局B1〜Bnは1
本の伝送路に接続されている)の実施例をを示したもの
である。なお、伝送装置300a〜300nは特にSD
H/ATM型と指定されていない。
【0074】さらに、図5に示した受信伝送装置である
伝送装置300C1〜300Cn及び送信伝送装置であ
る伝送装置200C1’〜200Cn’に相当する伝送
装置をそれぞれ1つにして図6における伝送装置200
a〜200nとして示されている。
【0075】伝送装置200a〜200nは、受信従属
経路情報LRa〜LRn及びクロックCKa〜CKnを
網同期装置100と送受信している。
【0076】各伝送装置200a〜200nはそれぞれ
情報多重分離装置210a〜210nを含み、受信従属
経路情報LRa〜LRn、及び送信従属経路情報LSa
〜LSnを送受信する。
【0077】網同期装置100において、各クロック受
信部110a〜110nの断検出回路111a〜111
nは、クロックCKa〜CKnをそれぞれ受信する。さ
らに、このクロックCKa〜CKnを、選択切替部13
0は受信する。
【0078】選択演算部120の各経路情報識別部12
1a〜121nは、受信従属経路情報LRa〜LRnを
受信する。
【0079】さらに、選択演算部120は、制御情報C
TL1,CTL2を選択切替部130と送信従属経路情
報演算部140に送信する。この演算部140は、個別
情報発生手段400に接続されている。
【0080】選択切替部130は、網同期部150に含
まれるクロック発生回路151に接続され、このクロッ
ク発生回路151、及びクロック分配回路152にこの
順で接続されている。クロック分配回路152からはク
ロックが出力される。
【0081】送信従属経路情報演算部140は、従属経
路情報LSa〜LSnを各伝送装置200a〜200n
の情報多重分離部210a〜210nに送信する。
【0082】なお、上記の網同期装置100は、クロッ
クパス選択機能が付加されている網同期装置例を示して
おり、主局の主発振器が故障した時、例えば他の従属局
の発振器(準主発振器として)に切り替えることを考慮
しなければ、主局の網同期装置には、クロックパス選択
機能であるクロック受信部110a〜110n、選択演
算部120、及び選択切替部130は必要でなく、クロ
ック発生回路151は主クロック発振器とすればよい。
【0083】図7は、図6における個別情報発生手段4
00に記憶された個別情報IDのフォーマット例を示し
ている。
【0084】同図(1)において、個別情報IDは、自
局の階層情報ID1及び自局のアドレス情報ID2とで
構成されている。アドレス情報ID2は、各局の網同期
装置100に割り当てられた固有のアドレスである。
【0085】同図(2)は、階層情報ID1を示してお
り、網同期装置は、その種別マスタ(M)、サブマスタ
(SM)、スレーブ(S)、及びローカルスレーブ(L
S)に対応した階層1〜4に階層化されている。
【0086】ここで、階層1〜4は、この順位にクロッ
ク選択の優先順位を示しており、階層1は最上位の選択
順位であり、階層4は最下位の順位である。
【0087】図8は、本発明に係るディジタルネットワ
ーク装置の網同期装置から送信される従属経路情報のフ
レームLS、及び選択状態情報フレームLxのフォーマ
ット例を示している。
【0088】同図(1)において、フレームLSは、同
期フレームFと受信従属経路情報LRと個別情報Iとで
構成されている。同期フレームFは、フレーム同期用の
フレーム情報であり、受信従属経路情報LRは、A局か
らN局までの個別情報a〜nで構成され、個別情報Iに
は、自局の個別情報IDが付加される。
【0089】同図(2)において、選択状態情報フレー
ムLxは、同期フレームFと受信従属経路情報LRとで
構成されている。同期フレームFは、従属経路情報フレ
ームLSの同期フレームFと同じであり、受信従属経路
情報LRは、伝送路がクロックパスとして選択したこと
を示す選択状態情報Ixで構成されている。
【0090】図9は、図8で示されたフォーマットとは
異なる従属経路情報Lのフォーマット例を示しており、
同図(1)において、従属経路情報Lは、同期フレーム
F、10ビットからなる80個の網同期装置の個別情報
ID、及び誤り検出用の巡回符号CRCとで構成される
固定長のフレームである。
【0091】従属局経路情報Lは、同期フレームFに近
い順に最上位の網同期装置、1リンク目の網同期装置、
…、80リンク目の網同期装置の識別子IDで構成され
ている。
【0092】ここで、識別子ID=“1”は、網同期装
置が主局であることを示し、識別子=“2”〜“100
0”は、網同期装置が従属局であることを示し、識別子
=“0”は、リンクが無いことを示している。
【0093】同図(2)は、従属経路情報Lの例を示し
ており、同期Fの後の“1”,“2”,“3”は、それ
ぞれ主局1、従属局2、従属局3を示し、以下の“0”
は,接続された従属局が無いことを示している。
【0094】以下、図6に示した従属局100の動作例
を図10〜14に基づいて説明する。図10は、伝送装
置200(図6参照)における動作例を示しており、伝
送路300から入力した伝送信号Dは、情報多重分離部
210の分離部とクロック抽出部220とで受信され
る。
【0095】この分離部は、伝送信号Dから従属経路情
報LRa〜nを分離して選択演算部120に送信し、ク
ロック抽出部220は、伝送信号DからクロックパスC
Kaを抽出して網同期装置100のクロック受信部11
0(図示せず)に送信する。
【0096】網同期装置100(図6参照)の動作例を
図11〜13に従って説明する。図11において、クロ
ック受信部110aの断検出回路111aは、伝送装置
200aから受信したクロックパスCKaが断であるか
否かを検出し、良否情報Haを経路情報識別部121a
に送信する。
【0097】選択演算部120の経路情報識別部121
aは、受信したクロックの良否を示す良否情報Haと従
属経路情報LRaとを受信してクロックの従属経路情報
LRaの識別を行い従属経路情報LRaを選択経路演算
部122に送信する。
【0098】選択経路演算部122は、各経路情報識別
部121a〜121nから受信した従属経路情報に基づ
いてクロックパスとして最適な伝送路を比較算出して制
御情報CTL1を選択切替部130に送信する。
【0099】なお、選択経路演算部122は、次の
(1)〜(5)の選択基準に基づいて従属経路情報を比
較して伝送路を選択し最適なクロックパスとして指定す
る。 (1)自局と同じ個別情報が含まれる従属経路情報は選
択しない。 (2)受信した従属経路情報が選択状態情報となってい
るものは選択しない。 (3)自局より下位の階層情報に含まれるものは選択し
ない。 (4)受信した従属経路情報の先頭の階層情報がより上
位のものを優先して選択する。 (5)受信した従属経路情報に含まれる個別情報が少な
いものを優先して選択する。すなわち、従属リンク数の
少ないものを優先する。
【0100】また、選択経路演算部122は、最適なク
ロックパスが無い場合、クロックが無いことを示す制御
情報CTL1を送出する。
【0101】図12は、網同期装置の動作例(2)を示
しており、特に選択切替部130及び網同期部150の
動作を示している。選択切替部130は、選択演算部1
20から受信した制御情報CTL1に従ってクロック受
信部110a〜110nから受信したクロックCKa〜
CKnの中から例えばクロックCKaを選択し網同期部
150に送信する。
【0102】網同期部150において、クロック発生回
路151は、選択クロックCKaを受信した場合、選択
クロックCKaからジッタや雑音等を除去した安定した
クロックを出力し、選択クロックがない場合は、自走を
開始し、安定したクロックを継続して出力し続ける。
【0103】クロック分配回路152は、クロック発生
回路151からクロックを受信して自局内の装置に同期
クロックを分配供給する。このクロックは伝送装置を介
して下位局に伝送されることとなる。
【0104】図13は、網同期装置の動作例(3)を示
しており、特に送信従属経路情報演算部140の動作を
示している。演算部140の経路情報生成回路141
は、選択演算部120から受信した選択された従属経路
情報LRa〜nに個別情報発生手段400から読み出し
た自局の個別情報(n+1)を付加した従属経路情報L
Sa〜(n+1)を伝送装置200に送る。
【0105】さらに、演算部140の選択情報発生回路
142は、選択情報Lxを作成しクロックパスを選択し
た例えば伝送装置200aに送信する。
【0106】図14は、伝送装置200の動作例(2)
を示しており、特に情報多重分離部210の動作を示し
ている。情報多重分離部210の多重部は、送信従属経
路情報演算部140から受信した従属経路情報LSa〜
n(n+1)を伝送信号Dのフレームビットに多重して
伝送路300へ送出する。
【0107】図15は、図6に示した選択演算部120
において図9に示した従属経路情報フレームLを採用し
た場合の動作例を示している。
【0108】選択演算部120は、切替保護時間を計数
するタイマ・カウンタを有し(図示せず)、図3で示し
た2局以上の間で発生する自走状態と従属同期状態との
繰り返しを防いでいる。
【0109】さらに、選択演算部120は、従属可能な
クロックパスの従属経路情報を記憶する従属経路情報記
憶部(図示せず)を有している。
【0110】該タイマ・カウンタは、乱数r(0〜1)
を発生する手段(図示せず)を有し、切替保護時間t
(秒)を次式(1)で計算した後、この時間tを設定し
て計時を開始する(ステップS10)。
【0111】 t=2+m×0.5+r×0.5 ・・・・・式(1) ここで、mは、選択したクロックの従属リンク数であ
る。
【0112】そして、切替保護時間が経過した後(ステ
ップS11)、1番目のリンク情報を読み込み(同S1
2)、このリンク情報にデータがあるか否かを判別し
(同S13)、データがない場合はステップS17に進
む。
【0113】データがある場合は、リンク数が予め設定
された最大リンク数80であるか否かを判別し(同S1
4)、最大リンク数である場合は、ステップS17に進
む。
【0114】リンク数が最大リンク数以下である場合
は、自局の個別情報IDを含むか否かを判別し(同S1
5)、含む場合は、相互同期状態を排除するためステッ
プS16の従属経路情報記憶部へ従属経路情報を書き込
むことを行わずにステップS17に進み。含まない場合
は、従属経路情報を従属経路情報記憶部に書き込む(同
S16)。
【0115】そして、全従属経路情報の確認が終了した
か否かを判定し(同S17)、終了していない場合は、
ステップS12に戻り次の従属経路情報の読み込みを行
い、全ての従属経路情報の確認が終了するまでステップ
S12からS17の動作を繰り返す。
【0116】全従属経路情報の確認が終了した場合、従
属経路情報記憶部に書き込まれた従属経路情報があるか
否かを判定し(同S18)、無い場合は、従属可能なク
ロックパスがないと判断し選択切替部130(図11,
12参照)に「従属可能なクロックパス無し」を示した
制御情報CTL1を通知する。
【0117】この結果、網同期部150(図12参照)
は、自走状態になる(同S19)。従属経路情報記憶部
に従属経路情報が書き込まれている場合、主局を含む従
属経路情報があるか否かを判定し(同S20)、ある場
合のみ、主局従属を優先するため主局を含まない従属経
路情報を消去する(同S21)。
【0118】そして、従属経路情報記憶部400に書き
込まれた従属経路情報の中でリンク数が最小のもの以外
は消去し、リンク数が最小の従属経路情報を優先して選
択する(同S22)。
【0119】さらに、従属経路情報記憶部に残った従属
経路情報の内から所定の選択基準に従って最適な従属経
路情報を選択し(同S23)、選択した制御経路情報に
対応するクロックパスを指定する制御情報CTL1を選
択切替部130に送信する(同S24)。
【0120】以後、ステップS10に戻り同じ動作を繰
り返して従属経路情報に基づいて入力されたクロックパ
スの中から最適なクロックを切替保護時間毎に選択する
ことになる。
【0121】図16は、網同期装置100における選択
演算部120及び従属経路情報演算部140の動作例を
示しており、選択演算部120は、局E,F,Hから受
信した従属経路情報L12450…,L13600…,
L12780…の中より図15に示した動作に基づいて
従属経路情報L13600…を選択する。
【0122】従属経路情報演算部140は、網同期装置
100の個別情報ID(=9)を従属経路情報L136
00…に付加して従属経路情報L13690…を作成し
伝送装置200a〜200n(図6参照)に送信する。
【0123】図17及び18は、本発明のディジタルネ
ットワーク装置におけるクロックパス切替動作例を示し
ている。
【0124】ディジタルネットワーク装置の構成は、図
20で示した従来例の構成と同じであるが、現用クロッ
クパス及び予備用クロックパスの設定はなされておら
ず、各局は、接続された伝送路の中から最適なクロック
パスを選択するようになっている。
【0125】図17(1)は、正常な状態で選択されて
たクロックパスを示しており、太線の矢印で示された伝
送路302〜316がそれぞれ各局2〜16のクロック
パスとして選択されている。
【0126】例えば、局4は、入力される伝送路30
4,305’,307’,310から従属経路情報L1
3,L137,L165、L16510を受信しこの中か
ら従属経路情報L13に対応する伝送路304を図15
に示した選択動作に基づいて最適なクロックパスとして
いる。
【0127】同様に、従属局10は、伝送路310から
従属経路情報L134を選択してクロックパスとして伝
送路310を選択している。
【0128】同図(2)は、伝送路304に障害が発生
した場合を示しており、従属局4には、クロックパスと
して選択された伝送路304からクロックを受信するこ
とが出来なくなったため一時的に自走状態になり、伝送
路310に従属経路情報L4を送信する。
【0129】従属局10は、伝送路310をクロックパ
スとして選択しているため一時的に自走した従属局4に
従属同期した状態となっている。
【0130】図18(1)において、従属局4は、伝送
路304からのクロック及び従属経路情報L13は受信
することが出来なくなり、従属経路情報L165,L1
37,L16510の中から従属経路情報L137を選
択し最適なクロックパスとして伝送路307’を選択
し、自走状態から伝送路307’をクロックパスとする
従属同期状態になる。
【0131】同図(2)において、局10は、伝送路3
10,310’から従属経路情報L1374,L165
をそれぞれ受信して自局の選択演算部でリンク数の少な
い従属経路情報L165を選択して伝送路310’をク
ロックパスとして選択する。
【0132】この結果、伝送路304が障害状態である
ディジタルネットワーク装置において、従属局2〜16
が、最適なクロックパスを自律的に選択して網全体の従
属同期が確立されたことになる。
【0133】すなわち、同期網構築時から予備クロック
パスを選定して用意しておく必要はなく、障害の箇所に
応じてクロックパスの選択先変更を行い、従属同期状態
を確保することできる。
【0134】また、本発明のディジタルネットワーク装
置は、ツリー型,ループ型,メッシュ型など全ての網形
態のネットワークに適用することが可能である。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るディ
ジタルネットワーク装置によれば、各従属局が、受信し
た従属経路情報に自局の個別情報を付加して従属経路情
報として伝送し、各局の従属網同期装置が、受信した複
数の従属経路情報に対応するクロックの良否を所定の判
定基準により行い、その判定結果に基づいて伝送路を選
択してクロックパスとするように構成したので、現用ク
ロックパスに障害が発生した時、他の伝送路の中から最
適なクロックパスを選択し、迅速に切り替えて網同期を
確保することが可能となる。
【0136】また、好ましくは、各局で異なる固有の選
択保護時間が経過した後、該クロックパスの選択を行う
ように構成したので、従属局が自走状態と従属同期状態
とを相互に繰り返すことを無くすることが出来る。
【0137】この結果、ネットワーク網の形態に関係な
く、また障害時や新局設置時のクロックパスの構成を意
識する事なく、最適なクロックパス構成による従属網同
期を確保できる為、以下の効果も得られる。(1)同期
網新規構築時や新局設置時に、クロックパスの構成を考
慮する必要がなくなり、作業効率が向上する。(伝送路
すべてをクロックパスとして使用することが可能であ
る。)
【0138】(2)障害時に最適なクロックパスへの切
替えが迅速に行え、作業効率が向上する。 (3)各局に正常な接続された伝送路が残っている限
り、独立同期状態となって信号情報にスリップ等の支障
を生じる事が無くなり、回線品質が向上する。(4)従
属経路情報をモニタする事で、クロック従属状況がリア
ルタイムに確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタルネットワーク装置の動
作原理(その1)を示したブロック図である。
【図2】本発明に係るディジタルネットワーク装置の動
作原理(その2)を示したブロック図である。
【図3】本発明に係るディジタルネットワーク装置の動
作原理(その3)を示したブロック図である。
【図4】本発明に係るディジタルネットワーク装置の動
作原理(その4)を示したブロック図である。
【図5】本発明に係るディジタルネットワーク装置の実
施例を示したブロック図である。
【図6】本発明に係るディジタルネットワーク装置にお
ける従属局の実施例を示したブロック図である。
【図7】本発明に係るディジタルネットワーク装置に用
いられる個別情報の実施例を示した図である。
【図8】本発明に係るディジタルネットワーク装置に用
いられる従属経路情報の実施例(1)を示した図であ
る。
【図9】本発明に係るディジタルネットワーク装置に用
いられる従属経路情報の実施例(2)を示した図であ
る。
【図10】本発明に係るディジタルネットワーク装置に
おける伝送装置の動作例(1)を示したブロック図であ
る。
【図11】本発明に係るディジタルネットワーク装置に
おける網同期装置の動作例(1)を示したブロック図で
ある。
【図12】本発明に係るディジタルネットワーク装置に
おける網同期装置の動作例(2)を示したブロック図で
ある。
【図13】本発明に係るディジタルネットワーク装置に
おける網同期装置の動作例(3)を示したブロック図で
ある。
【図14】本発明に係るディジタルネットワーク装置に
おける伝送装置の動作例(2)を示したブロック図であ
る。
【図15】本発明に係るディジタルネットワーク装置に
おける網同期装置の選択演算部の動作例を示したフロー
チャート図である。
【図16】本発明に係るディジタルネットワーク装置に
おける網同期装置の動作例を示したブロック図である。
【図17】本発明に係るディジタルネットワーク装置の
クロックパス切替動作例(その1)を示したシーケンス
図である。
【図18】本発明に係るディジタルネットワーク装置の
クロックパス切替動作例(その2)を示したシーケンス
図である。
【図19】一般的なディジタルネットワーク装置におけ
る従属同期網の構成例を示したブロック図である。
【図20】従来のディジタルネットワーク装置における
従属同期網のクロックパス切替動作を示したシーケンス
図である。
【符号の説明】
100 網同期装置 110 クロック受信部 111 断検出回路 120 選択演算部 121 受信部 1211〜121n 従属経路情報受信部 121a〜121n 経路情報識別部 122 選択経路演算部 130 選択切替部 140 従属経路情報演算部 141 経路情報生成回路 142 選択情報発生回路 150a 主発信器 150b 位相同期発信器 151 クロック発生回路 152 クロック分配回路 200 伝送装置(端局、SDH/ATM伝送装置) 210 情報多重分離部 220 クロック抽出部 300〜316 伝送路 400 個別情報発生手段 A 主局 B,C,D 従属局 I,a〜n 個別情報 I1 アドレス情報 I2 階層情報 L 従属経路情報 Lx 選択状態情報 Ha 良否情報 CTL1,CTL2 制御情報 D 伝送信号 DCC データ通信チャネル C−REC 端局受信部 C−SEND 端局送信部 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 英雄 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主局からの標準クロックを、自走可能な従
    属局に順次分配して網全体の従属同期を確立するディジ
    タルネットワーク装置において、 各局が、自局に割り当てたられた個別情報を発生する手
    段を有し、 該従属局が、該主局より受信した該個別情報から成る従
    属経路情報又は該従属局より受信した従属経路情報に自
    局の該個別情報を付加し該従属経路情報として伝送する
    手段を有することを特徴としたディジタルネットワーク
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該個別情報が、クロック優先順位を示す階層情報を含む
    ことを特徴としたディジタルネットワーク装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 各局が従属網同期装置を有し、各従属網同期装置が、受
    信した複数の該従属経路情報に対応するクロックの良否
    の判定を行い、その判定結果に基づいて伝送路を選択
    し、クロックパスとする選択手段を有することを特徴と
    したディジタルネットワーク装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 該選択手段が、自局の個別情報が含まれる該従属経路情
    報に対応する伝送路を選択しないことを特徴としたディ
    ジタルネットワーク装置。
  5. 【請求項5】請求項3又は4において、 各従属網同期装置が、各局で異なる固有の選択保護時間
    を計時する手段を有し、該選択手段は、該選択保護時間
    が経過した後、該クロックパスの選択を行うことを特徴
    としたディジタルネットワーク装置。
  6. 【請求項6】請求項3乃至5のいずれかにおいて、 各従属網同期装置が、該選択された伝送路であることを
    知らせる選択状態情報を送信し、該選択状態情報を受信
    した従属網同期装置の該選択手段は、該選択された該伝
    送路を該クロックパスとして選択しないことを特徴とし
    たディジタルネットワーク装置。
  7. 【請求項7】請求項3乃至6のいずれかにおいて、 該選択手段が、該従属経路情報のうち該網同期装置のリ
    ンク数の少ないものを優先して選択することを特徴とし
    たディジタルネットワーク装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004032451A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Nec Corp クロック選択方法
JP2012134649A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Nec Saitama Ltd 通信装置、通信方法及びプログラム
JP2013207526A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> クロック供給方法およびクロック供給装置

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