JPH1188001A - 基板の接続構造 - Google Patents

基板の接続構造

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JPH1188001A
JPH1188001A JP9237285A JP23728597A JPH1188001A JP H1188001 A JPH1188001 A JP H1188001A JP 9237285 A JP9237285 A JP 9237285A JP 23728597 A JP23728597 A JP 23728597A JP H1188001 A JPH1188001 A JP H1188001A
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signal
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で、接続部の伝送損失が小さい基板の接
続構造を提供する。 【解決手段】 第1の信号線S11及び第1のグラウンド
G11を有する第1の基板11と、第2の信号線S12及び第
2のグラウンドG12を有するマイクロストリップ構造の
第2の基板12とが接続され、第1の信号線と第2の信号
線とは信号線接続部C11,C12,B12により接続され、
第1のグラウンドと第2のグラウンドとは第2の基板に
設けられるビアV12を介してグラウンド接続部B11,V
11によって接続され、信号電流の軌跡の長さがグランド
電流の軌跡の長さに近くなるように信号線接続部及びグ
ラウンド接続部が配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板の接続構
造に関し、詳細には、マイクロストリップ線路構造を有
する回路基板と他の回路基板とをバンプ又はワイヤボン
ディングを用いて接続する回路基板の接続構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、情報通信分野においては、従来で
は特殊な用途にしか用いられていなかった数GHz以上
の高周波領域の民生用の利用が次々と進められており、
小型且つ安価で高性能な高周波機器が求められている。
特に、数10GHz以上の電波を送受信する高周波機器
では、波長が数mmと短いため、外周器の共振や回路の発
振等のトラブルが防止される回路の設計を容易に行う意
味で、高周波回路部の小型化が重要になっている。
【0003】高周波回路部を小型化するためには、必要
な回路を可能な限り一つの半導体チップ上に形成するこ
と、すなわち、MMIC(Monolithic Microwave Integ
rated Circuit )化すること、及び、半導体チップの実
装方式を改善することが有効な方策である。
【0004】回路のMMIC化に関しては、半導体集積
化技術の飛躍的な発展に伴って半導体チップ上の回路の
集積化が進み、一つの半導体チップ内に形成される回路
は、従来の単体能動素子から機器の1つの回路機能を果
たす機能回路ブロックへ、更には、複数の機能回路ブロ
ックへと集積化度が高くなってきている。
【0005】半導体チップの実装方式についても、以下
に記載するように改善が進められている。
【0006】図13は、従来の半導体チップの実装方法
を示す図で、半導体チップ1は基板2にフェースアップ
実装されており、電気的接続にはボンディングワイヤ3
を用いている。この方式では半導体チップ1を基板2に
実装したときに、基板側の実装面積が接続部の分だけ増
加し、小型化には限界がある。また、電気的接続に長さ
数百μm程度のボンディングワイヤ3を用いているた
め、接続部によってインダクタ等の寄生成分が付加さ
れ、高周波帯で使用する場合にはこの寄生成分が機器の
電気特性に影響を及ぼす。
【0007】そこで、より一層の小型化・高周波化を図
るため、フリップチップ接続を用いて半導体チップを基
板に実装する方法が提案されている。フリップチップ接
続は、図14に示すように半導体チップ1上の入出力電
極(図示省略)上に金属の突起状電極であるバンプ4を
形成し、このような半導体チップ1を図15に示すよう
にフェースダウンで基板2上に実装する方法で、入出力
電極上のバンプ4を基板2上の電極(図示省略)に接続
することによって電気的な接続を行なっている。
【0008】フリップチップ接続方式によれば、実質的
な実装面積は半導体チップの大きさで済むため、最も実
装面積が少ない方法である。また、接続部分に用いられ
るバンプの高さは数十μm程度であるため、接続部分の
物理的大きさを小さくすることができ、高周波領域で問
題となる寄生容量やインダクタンス成分を飛躍的に小さ
くできる利点を有している。従って、数GHz以上の高
周波信号が通過するような接続部にはフリップチップ接
続が最も適しており、この技術を用いて20GHz程の
高周波領域で動作する増幅器を試作した例が既に報告さ
れている(酒井他、“フリップチップ実装を用いた新し
いミリ波IC”、信学技報、ED94-134,MW94-121, ICD94
-196(1995-01), p.37)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】半導体チップをはじめ
とする高周波を扱う基板の配線には、マイクロストリッ
プ線路がよく用いられる。
【0010】マイクロストリップ線路を有する半導体チ
ップと基板との接続にフリップチップ接続を適用する場
合、図16の(a)〜(d)に示すように、ビアを用い
てマイクロストリップ構造の基板のグラウンド層の接続
端を信号線のある面側へ引き出すことによって他の基板
のグラウンド層との接続を可能とするのが一般的且つ効
率的な方法である。
【0011】詳細には、半導体チップ1及び基板2の信
号線S1,S2の端部に信号用のバンプSBを形成す
る。半導体チップ1及び基板2の裏面グラウンドG1,
G2は、半導体チップ1及び基板2を貫通するスルーホ
ールのビアV1,V2等を通じて信号線S1,S2側の
グラウンド用のバンプGBと電気的に接続される。この
際、グラウンド用ビアV1,V2及びバンプGBが信号
線用のバンプSBと重ならないように、バンプGBをバ
ンプSBから一定距離だけ離す必要がある。この結果、
信号線S1,S2の伝送方向に比べて、グラウンド電流
の流れる軌跡(グラウンドパス)は、半導体チップ1と
基板2との接続部分付近で迂回することになり、信号電
流の流れる軌跡(信号パス)よりグラウンドパスのほう
が長くなる。
【0012】しかし、高周波伝送においては、上述のよ
うにグラウンドパスの方が長くなると、接続部分におけ
る伝送路の不連続による伝送損失が大きくなるという問
題があるため、信号パスとグラウンドパスの長さが等し
いことが望ましい。
【0013】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、半導体部品の小型化・
高集積化の妨げることなく、接続部の伝送線路の不連続
により生じる伝送損失を小さくすことができる基板の接
続構造を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に関する基板の接続構造は、第1の信号線
及び第1のグラウンドを有する第1の基板と、第2の信
号線及び第2のグラウンドを有し第2の信号線と第2の
グランドとが同一平面上にない多層構造の第2の基板
と、該第1の信号線と該第2の信号線とを接続する信号
線接続部と、該第2の基板に設けられるビアを介して該
第1のグラウンドと該第2のグラウンドとを接続するグ
ラウンド接続部とを有する基板の接続構造であって、該
接続構造を流れる信号電流の軌跡の長さがグランド電流
の軌跡の長さに近くなるように該信号線接続部及び該グ
ラウンド接続部が配置される基板の接続構造である。
【0015】上記信号線接続部及び前記グラウンド接続
部は、フリップチップ接続を行うバンプを有する。
【0016】基板接続部近傍で上記第1の信号線と前記
第2の信号線とは実質的に基板の層方向に対して垂直で
ある1つの平面に沿って配置され、前記信号線接続部
は、信号電流の軌跡の長さを長くするために当該1つの
平面から外れるように迂回する迂回線を有する。
【0017】あるいは、上記信号線接続部及び前記グラ
ウンド接続部は、ワイヤボンディング接続を行うワイヤ
を有する。
【0018】上記第1の信号線及び第1のグラウンド層
は、マイクロストリップ構造またはコプレーナ構造に形
成される。
【0019】本発明の基板の接続構造によれば、マイク
ロストリップ線路構造を有する基板と他の基板とをバン
プあるいはワイヤを用いて接続した接続構造体におい
て、接続領域で信号線がプロセスの条件を満たす範囲で
最短距離で信号線を設ける通常の場合に比べ迂回するよ
うに構成することにより信号パスとグラウンドパスの長
さが近づき又は一致し、接続部の伝送線路の不連続によ
る伝送損失が軽減される。
【0020】
【発明の実施の形態】2つの基板を図16に示される接
続構造となるように接続した場合における接続の不連続
性とマイクロストリップ線路の伝送特性との関係を調べ
ると、以下のようになる。
【0021】導体及び誘電体の材質及び厚さが同じ2つ
の基板を理想的な状態で連続的に接続された場合(モデ
ルA)、表1に示すようなマイクロストリップ線路誘電
体層を持つGaAs半導体チップとアルミナ基板とを接
続した場合(モデルB)、配線部分の材料として表1に
示すようなBCB(ベンゾシクロブテン)を用いたBC
B層付き半導体チップとアルミナ基板とを接続した場合
(モデルC)について、周波数が60GHzにおけるS
パラメータS11,S12,S21,S22、電圧定在波比VSWR
in,VSWRout 及び最大有能電力利得(MAG)を計算す
ると、表2のようになる。又、周波数0〜70GHzの
範囲におけるモデルAの周波数特性は図1のように、モ
デルBの場合は図2のように、モデルCの場合は図3の
ようになる。図1〜3において、(a)は、Sパラメー
タS11,S22を示した反射特性に関するスミス図であ
り、(b)は周波数とMAG及びSパラメータS21の関
係を示した通過特性に関する図である。
【0022】
【表1】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− マイクロストリップ GaAs層 アルミナ層 BCB層 線路の誘電体層 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 比誘電率 12.9 9.8 3.0 誘電体の厚さ(μm) 100 200 10 導体の厚さ(μm) 2 2 2 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【表2】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− S11222112 VSWRin VSWRout MAG [dB] [dB] [dB] [dB] [dB] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− モデルA -40.64 -39.89 -0.08 -0.08 1.02 1.02 -0.08 モデルB -12.31 -12.31 -0.28 -0.28 1.64 1.64 0.00 モデルC -16.71 -16.71 -0.11 -0.11 1.34 1.34 0.00 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0023】モデルAのような理想的な接続においては
電圧定在波比VSWRは1となり、SパラメータS21は0dB
となるが、モデルB及びモデルCのように接続部が不連
続であると、接続部での反射により電圧定在波比VSWRが
大きくなり、伝送損失S21の絶対値も大きくなる。電圧
定在波比VSWRは、一般的に機能ブロックあるいはシステ
ム全体で約2以下であることが望ましく、ブロック内に
は一般的に基板間接続部が数個程度存在するため、各接
続部のVSWRは1に十分近い値であることが望まれる。し
かし、現実には、基板の接続部分において理想的に連続
した接続を形成することは困難である。
【0024】更に、図16のようにビアを用いてマイク
ロストリップ構造の基板のグラウンド層と他の基板のグ
ラウンド層とを接続する構造においては、基板の接続部
分付近でグラウンド電流の流れる軌跡(以下、グラウン
ドパスと称する)が迂回して信号電流が流れる軌跡(以
下、信号パスと称する)よりグラウンドパスのほうが長
くなるため、伝送路が不連続になる。つまり、接続形態
に起因する不連続が存在する。接続形態による不連続
は、それ自体による伝送損失の増大だけでなく、前述の
材質の相違等による不連続と相まって、その部分での伝
送損失を大きくする。従って、基板の接続構造に起因す
る不連続性を減少させて伝送損失の増加を抑制すること
が可能な接続構造が必要となる。
【0025】本発明は、上記のような基板間接続部の不
連続による伝送損失を抑制できる基板の接続構造を提案
するもので、本発明の接続構造においては、マイクロス
トリップ構造の基板と他の基板とが接続され、両基板の
グラウンド層は基板に設けられるビアを介して接続さ
れ、接続された基板を流れる信号電流の軌跡の長さがグ
ランド電流の軌跡の長さに近づくように信号線の長さを
調整するための長さ調整部が設けられている。
【0026】以下、具体的な実施形態を参照して、本発
明の基板の接続構造について詳細に説明する。
【0027】図4の(a)〜(d)は本発明の第1の実
施形態に係る接続構造を示し、(a)は接続構造の平面
図であり、(b)は(a)におけるB−B’線端面図、
(c)は(a)におけるC−C’線端面図、(d)は
(a)におけるD−D’線端面図である。
【0028】この実施形態の接続構造では、マイクロス
トリップ線路構造を有する2つの基板11,12は、接
続される各基板端部に形成される突起状電極であるバン
プB11,B12を通して電気的及び機械的に接続され
て基板端部が重ね合わされ、基板の信号線S11,S1
2がバンプ接続部近傍で最短距離で結ばれずに迂回する
構造を持つ。つまり、基板間の信号線S11,S12接
続用のバンプB12は、接続する信号線S11,S12
による信号伝送方向、即ち、信号線S11,S12の長
手軸方向L11、L12を含み基板の誘電体層に対して
垂直な平面上ではなく、該平面から外れた位置に配置さ
れる。そして、迂回線C11,C12を用いて接続され
る。他方、両基板のグラウンド層G11,G12を接続
するビアV11,V12及びバンプB11は、信号線S
11,S12の長手軸方向L11、L12を含む平面上
に配置される。
【0029】上記構成において、グラウンド電流は、迂
回線C11,C12を流れる信号電流の影響を受けるた
め、実際のグラウンドパスは、ビアB11付近におい
て、信号線S11,S12の長手軸方向L11、L12
を含む平面より迂回線C11,C12側に多少偏向し、
偏向の程度は伝送信号の周波数によって変化する。従っ
て、迂回線C11,C12側に偏向しビアV11,V1
2を通るグラウンドパスの長さが迂回線C11,C12
を通る信号パスの長さと最も近くなるように、基板の材
質や厚さ、信号線の太さや形状、伝送信号の周波数等を
考慮して、バンプB12の位置を設定する。このように
迂回線C11,C12を用いて信号線S11,S12を
接続することによって、信号パスの長さとグラウンドパ
スの長さを近づけることが可能となり、伝送線路の接続
部の不連続を低減できるため、接続部における伝送損失
を低減できる。換言すれば、迂回線C11,C12は、
信号線の長さを調整するための役割を有する。
【0030】尚、バンプを用いる通常のフリップチップ
接続においては、基板の接続を行う部分に入出力用のパ
ッドが形成され、この上にバンプが形成される。上述の
本発明に係る接続構造の第1の実施形態の説明及び後述
する他の実施形態の説明においてはパッドについて説明
されていないが、本発明においては、パッドそのものに
ついては通常のフリップチップ接続と同様に用いてもあ
るいは必要に応じて省略してもよい。
【0031】上述の実施形態では、第1の基板11とし
て半導体チップを、第2の基板12としてアルミナ基板
を用いているが、この構成に限られるものではなく、本
発明に係る接続構造は、Si基板、GaAs基板等の半
導体基板、アルミナ基板、樹脂基板等を含む各種基板に
適用できる。
【0032】基板として半導体チップあるいは半導体基
板を用いる場合、基板には能動素子、受動素子、配線、
電極等が設けられている。能動素子としては、バイポー
ラトランジスタ、電界効果トランジスタ等が挙げられ
る。受動素子としては、抵抗、キャパシタ、インダクタ
ンス、方向性結合器、フィルタ、インピーダンス変換
器、アンテナ等が挙げられる。配線材料には、例えば、
Au,Al,Cu及びその他の金属、並びに、導電性樹
脂等が使用可能である。電極には、バンプが用いられ
る。また、基板11条の信号線S11と迂回線C11、
及び、基板12上の信号線S12と迂回線C12とが作
る角度は任意に決められるが、45度にすると設計ルー
ルが単純となり、回路設計が容易であり、設計時間を短
縮できる。
【0033】上述したような本発明の接続構造を有する
基板接続体は、例えば、次に示すようなプロセスによっ
て電極(ランド)を形成した基板を用いて製造すること
ができる。以下、図面を参照して、半導体チップを基板
として電極を製造するプロセスを説明する。
【0034】先ず、ウエハーとして例えばGaAsウエ
ハーを用いて、ウエハー表面に、図5の(a)に示すよ
うに、半導体チップ13の入出力パッド14以外の領域
が酸化珪素等のパッシベーション膜15で保護された半
導体チップ13を複数形成し、スパッタリング法等によ
りチタン膜16及び銅膜17を続けて積層する。なお、
これら2つの金属膜16,17の膜厚は、合計で1μm
程度となるようにする。ここで銅膜17はメッキ陰極と
して作用し、チタン膜16は銅膜17とウエハ上のパッ
シベーション膜15との密着性を高める接続層として作
用する。従って、チタン膜16の膜厚は薄くてもよく、
0.1μm程度の厚さで十分である。
【0035】ここで、パッシベーション膜15に酸化珪
素を用いる場合、銅と酸化珪素との密着力は低いが、チ
タン膜16を設けることにより接着性が改善され、銅膜
17の剥離を防止することができる。しかしながら、チ
タンは表面が酸化されやすいので、チタン膜16を形成
した後に真空を破ることなく連続的に上層である銅膜1
7を形成することが好ましい。このようにしてチタン膜
16と銅膜17とを形成することにより、自然酸化膜の
介在を防止でき、密着力が高く低抵抗なメッキ陰極膜を
得ることができる。
【0036】次に、図5の(b)に示すように、ウエハ
ーの表面に厚膜レジストをスピンコート法により塗布
し、プリベーキングを行って膜厚が約25μmのメッキ
レジスト層18を形成する。
【0037】この後、露光・現像により、図5の(c)
に示すように、入出力パッド14上の位置においてメッ
キレジスト層18に穴部を形成することによってレジス
トパターンが形成される。レジストパターンが形成され
たウエハーを電気メッキ装置に設置して、厚付け電極用
のメッキ銅層19を形成する。
【0038】電気メッキを行なうに当っては、ウエハー
上に形成された銅膜17を電気メッキ装置の陰極に接続
し、陽極として含リン銅板を使用する。なお、メッキ液
としては、例えば、下記の組成の水溶液を使用すること
ができる。
【0039】 硫酸銅5水和物 75g/L 硫酸(比重1.84) 180g/L 塩酸 0.15mL/L ポリエチレングリコール(分子量約400,000) 80ppm チオキサンテート−s−プロパンスルホン酸 40ppm
【0040】メッキ条件は、液温25℃、電流密度1〜
5A/dm2 とし、空気吹き出しによりメッキ液を攪拌
することにより、銅イオンの供給を十分に行なう。形成
されるメッキ膜の厚が約20μmに達する所要時間を予
め求めておき、所要時間を経過したら通電を止め、ウエ
ハーをメッキ装置から取り出し十分に水洗する。
【0041】次に図5の(d)に示すように、アセトン
を用いてメッキレジスト膜を全て除去し、その後、ウエ
ハーをエッチャントに浸漬してエッチングを行なうこと
により、メッキにより形成した銅膜17及びチタン膜1
6の入出力パッド14上部以外の部分を除去する。この
場合、メッキ銅層19も同時にエッチングされるが、厚
さが銅膜17及びチタン膜16に比べて十分厚いため、
入出力パッド14周囲の銅膜17及びチタン膜16が選
択的に除去される。尚、銅膜17のエッチャントとして
は、例えば、過硫化アンモニウム、硫酸及びエタノール
を含む混合溶液を、チタン膜16のエッチャントとして
は、例えば、EDTA、アンモニア及び過酸化水素水を
含む混合溶液を各々用いることができる。
【0042】以上のようにして、入出力パッド7上に厚
さ約20μm程度の銅による厚付け電極が形成できる。
この後、厚付け電極が形成されたウエハーをダイシング
することにより、個々の半導体チップ13に切り分けら
れる。
【0043】フリップチップ接続のためのバンプB(突
起状電極)は、半導体チップ13の厚付け電極18上に
高さ70μm程度のはんだボールを載設することによっ
て形成される。バンプBの形成法は、既に報告されてい
るメッキ法(E.K.Yung andI.Turlik,IEEE Rrans.Com
p.,Hyibrids,Manufact.Techono.,Vol.14 No.3,p.549(1
991))等に開示される方法を用いることができる。上述
の構成に従えば、バンプBは、入出力パッド14上の
0.1μm厚さのチタン膜16と10μm厚さの銅膜1
7及びその上に形成されたはんだボールからなる。はん
だボールは、一般にはんだと称されている錫/鉛合金
(組成比:6/4)で製造されるが、これに限定される
ことなく、他の共晶はんだを含む接合材料として使用可
能な各種合金によるものが使用可能である。
【0044】上記構成において、チタン膜16は半導体
チップ上のアルミニウムや金等からなる入出力パッド1
4と上層の銅との密着力を高める効果を有し、さらに銅
の拡散が入出力パッド14まで進行することを防止する
バリア層として作用する。銅膜17は、はんだの濡れ性
を高めてはんだボールの接合性を向上させる。
【0045】次に、半導体チップ13を基板20へフリ
ップチップ接続する接合工程について説明する。
【0046】まず、基板20上の入出力パッド14’に
比較的高粘度なフラックスを塗布した後、図6の(a)
に示すように、半導体チップ13のバンプBが形成され
た面を下に向け、画像処理技術を利用して基板20上で
正しく位置合わせして、半導体チップ13の入出力パッ
ド(電極)14と基板20の入出力パッド14’が対応
するように半導体チップ13を重ね合わせる。半導体チ
ップ13は、フラックスの粘性により基板20上に仮固
定される。
【0047】次に、窒素雰囲気のリフロー炉を用いて、
バンプBのはんだボールを溶融させ、バンプBによって
接続する電極の全ての接合を同時に行なうことによっ
て、半導体チップ13と基板20とはフリップチップ接
続される。
【0048】フリップチップ接続終了後、フラックス残
査の有無、半導体チップ13の傾斜の有無及び接合高
さ、はんだの濡れ具合い及び接合形状、半導体チップ1
3の位置ずれの有無、半導体チップ13の割れの有無等
について目視により検査する。
【0049】検査終了後、図6の(b)に示すように、
バンプBの耐湿性を高め接続信頼性を向上させる目的
で、ディスペンサを用いて半導体チップ13と基板20
間をビスフェノール系エポキシ樹脂等の封止樹脂Rなど
を用いて封止する。さらに図6の(c)に示すように、
半導体部品の機械的強度を保持する目的で、基板20表
面を全面的に封止樹脂R’などでコーティングすること
も可能である。
【0050】本発明の接続構造は、様々に変形・応用す
ることが可能である。本発明に係る第2の実施形態を以
下に説明する。
【0051】図7の(a)〜(d)は本発明の第2の実
施形態に係る接続構造を示し、(a)は接続構造の平面
図であり、(b)は(a)におけるB−B’線端面図、
(c)は(a)におけるC−C’線端面図、(d)は
(a)におけるD−D’線端面図である。
【0052】この実施形態の接続構造では、基板21,
22の信号線S21,S22の長手軸方向L21,L2
2は、均一のピッチで並ぶ接続用のバンプB21,B2
2の隣接した2つのバンプの中点を通りバンプB21,
B22の並ぶ方向に対して垂直な平面上にある。従っ
て、信号線S21,S22接続用のバンプB22だけで
なく、グラウンド層G21,G22を接続するビアV2
1,V22及びバンプB21も、信号線S21,S22
の長手軸方向L21、L22を含む平面から外れた位置
に配置される。
【0053】上記構成において、信号線S21と信号線
S22の間において、信号電流は、迂回線C21、バン
プB22迂回線C22を通じて流れる。グラウンド電流
は、迂回線C21,C22を流れる信号電流の影響を受
けて、長手軸方向L21、L22を含む平面から迂回線
C21,C22側に多少偏向してビアV21、V22及
びバンプB21を通るように流れる。このように構成す
ることによっても、信号パスの長さとグラウンドパスの
長さを近づけることが可能であり、伝送線路の接続部の
不連続を低減できるため、接続部における伝送損失を低
減できる。
【0054】上記のような信号線及びバンプの配置をと
ることにより、近接する信号線間のクロストークを低減
できる。また、設計ルールも単純であるため、回路設計
が容易であり、設計時間を短縮できる。
【0055】次に、本発明の第3の実施形態を説明す
る。
【0056】図8の(a)〜(d)は本発明の第3の実
施形態に係る接続構造を示し、(a)は接続構造の平面
図であり、(b)は(a)におけるB−B’線端面図、
(c)は(a)におけるC−C’線端面図、(d)は
(a)におけるD−D’線端面図である。
【0057】この実施形態の接続構造では、接続される
一方の基板31は、配線構造がコプレナ線路である半導
体チップである。
【0058】この配線構造において、信号線S31,S
32の長手軸方向L31,L32は同一平面上になく、
グラウンド層G31の軸方向L31’と信号線S32の
長手軸方向L32とが同一平面上にある。信号電流は、
信号線S31,S32間を、バンプB32及び迂回線C
32を介して流れ、グラウンド電流はグラウンド層G3
1,G32間を、バンプB31及びビアV32を介して
流れる。この場合においても、グラウンド電流は、信号
電流の影響により多少迂回線C32側に偏向して流れ
る。この構成においても、信号パスの長さとグラウンド
パスの長さを近づけることが可能である。
【0059】上述から明らかなように、接続される2つ
の基板の少なくとも一方がマイクロストリップ線路であ
れば、本発明に従って信号パスとグラウンドパスの長さ
を同程度になるように基板を接続することが可能であ
る。
【0060】図9の(a)〜(d)は本発明の第4の実
施形態に係る接続構造を示し、(a)は接続構造の平面
図であり、(b)は(a)におけるB−B’線端面図、
(c)は(a)におけるC−C’線端面図、(d)は
(a)におけるD−D’線端面図である。
【0061】この実施形態は、信号パス及びグラウンド
パスの長さを近づけるための迂回線の変形例を示すもの
であり、S字形に湾曲した迂回線C41,C42によっ
て信号線S41,S42間が接続されている。
【0062】この配線構造において、信号線S41,S
42の長手軸方向L41,L42は同一平面上にあり、
信号電流は、信号線S41,S42間を、バンプB42
及び迂回線C41,C42を介して流れる。グラウンド
電流はグラウンド層G41,G42間を、バンプB41
及びビアV41,V42を介して流れる。この場合にお
いても、信号パスの長さとグラウンドパスの長さを近づ
けることが可能であり、グラウンドパスの迂回線C4
1、C42側への偏向を考慮して迂回線C41,C42
の湾曲形状を適宜調整する。
【0063】図10の(a)〜(d)は本発明の第5の
実施形態に係る接続構造を示し、(a)は接続構造の平
面図であり、(b)は(a)におけるB−B’線端面
図、(c)は(a)におけるC−C’線端面図、(d)
は(a)におけるD−D’線端面図である。
【0064】この実施形態は、信号パス及びグラウンド
パスの長さを近づけるための迂回線がグラウンド層を接
続するバンプに近づくように湾曲形状をヘアピン形に変
更した例である。
【0065】上記構成において、信号電流は、信号線S
51,S52間を、バンプB52及び迂回線C51,C
52を介して流れる。グラウンド電流は、グラウンド層
G51,G52間を、バンプB51及びビアV51,V
52を介して流れる。前述の実施形態の場合に比べ、こ
の実施形態においては、グラウンドパスが信号パスから
離れる位置がバンプに近くなる。つまり、信号の伝達方
向、即ち信号線S51,S52の長手軸方向L51,L
52を含む平面からグラウンド電流が反れる範囲の長さ
が短くなる。長手軸方向L51,L52を含む平面から
グラウンド電流が反れる範囲の長さが動作周波数におけ
る波長に対して十分短くなると、グラウンド電流は迂回
線C51,C52部分の信号電流による影響を殆ど受け
ず、殆ど迂回線C51,C52側に偏向しないで流れ
る。従って、本実施例のような形状をとることにより、
グラウンドパスが長くなるのを抑制し、信号パスを長く
することができるので、信号パスとグラウンドパスとの
整合が容易になる。
【0066】図11の(a)〜(c)は本発明の第6の
実施形態に係る接続構造を示し、(a)は接続構造の平
面図であり、(b)は(a)におけるB−B’線端面
図、(c)は(a)におけるC−C’線端面図である。
【0067】この実施形態は、フリップチップ接続では
なくボンディングワイヤによる接続によって2つの基板
を接続した例である。従って、2つの基板は端部を重ね
合わせずに同じ平面上に並列させて接続する。
【0068】詳細には、2つの基板61,62は各々、
上面に信号線S61,S62を、下面にグラウンド層G
61,G62を有し、基板61の端部上面には電極E6
1,E62が並設され、基板62の端部上面には電極E
63,E64が並設される。電極E61,E63を各々
基板下面のグラウンド層G61,G63と接続するため
に、基板61,62を貫通するビアV61,V62が形
成され、電極E61は電極E63とボンディングワイヤ
W61によって接続されている。基板61の信号線S6
1は、S字形に湾曲した迂回線C61を介して電極E6
2に接続されており、同様に迂回線C62を介して信号
線S62に接続された電極E64とボンディングワイヤ
W62によって接続される。
【0069】このように、ボンディングワイヤによって
接続する場合においても、信号パスの長さとグラウンド
パスの長さを近づけることが可能であり、グラウンドパ
スの迂回線C61、C62側への偏向を考慮して迂回線
C61,C46の湾曲形状を適宜調整する。
【0070】上記実施形態から理解されるように、本発
明において、基板の接続手段はバンプに限ることなく、
ボンディングワイヤ、ランドグリッドアレイ(LGA)
等の種々の接続手段を用いることができる。
【0071】図12の(a)〜(c)は本発明の第7の
実施形態に係る接続構造を示し、(a)は接続構造の平
面図であり、(b)は(a)におけるB−B’線端面
図、(c)は(a)におけるC−C’線端面図である。
【0072】この実施形態は、ボンディングワイヤによ
る基板接続において、信号パスの長さの調整をボンディ
ングワイヤによって行う例である。
【0073】詳細には、2つの基板71,72は各々、
上面に信号線S71,S72を、下面にグラウンド層G
71,G72を有し、基板71の端部上面には電極E7
1,E72が並設され、基板72の端部上面には電極E
73,E74が並設される。電極E71,E73を基板
下面のグラウンド層G71,G73と各々接続するため
に、基板71,72を貫通するビアV71,V72が形
成され、電極E71と電極E73とはボンディングワイ
ヤW71によって接続されている。基板71の信号線S
71は直接電極E72に接続されており、ボンディング
ワイヤW71より長いボンディングワイヤW72によっ
て電極E74と接続され、電極E74は信号線S72に
接続される。つまり、ボンディングワイヤの長さを変え
ることによって信号パスとグラウンドパスとの長さの整
合を行う。
【0074】この実施形態は、基板のアセンブリ段階に
おいて信号パスとグラウンドパスとの整合を行えること
が特徴であり、前述の第6の実施形態と組み合わせて用
いると、基板のアセンブリ段階においてボンディングワ
イヤの長さの調整によって信号パスの長さの微調整が可
能となり、伝送損失をより少なく抑えることができる。
【0075】本発明は、上述した実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々
応用・変形して実施することができる。例えば、本発明
の接続構造は、半導体チップと基板との接続、半導体チ
ップと半導体チップの接続、基板と基板との接続、ある
いは、他の電子機器向け部品間の接続にも適用できる。
又、上述の実施形態を適宜組み合わせて使用してもよ
い。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の基板の接
続構造によれば、マイクロストリップ線路構造を持つ基
板をバンプを用いたフリップチップ接続やワイヤボンデ
ィング接続等によって他の基板に接続したとき、信号パ
スとグラウンドパスの長さを近づけ、そろえることがで
きるので、接続部の伝送線路の不連続を低減でき、接続
部の伝送損失を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図16の構造に理想的な状態で連続的に接続さ
れた2つの基板の周波数特性を示す図であり、(a)は
反射特性に関するスミス図を示し、(b)は周波数とM
AG及びSパラメータS21の関係を示す。
【図2】図16の構造に接続されたGaAs半導体チッ
プ及びアルミナ基板の周波数特性を示す図であり、
(a)は反射特性に関するスミス図を示し、(b)は周
波数とMAG及びSパラメータS21の関係を示す。
【図3】図16の構造に接続されたBCBを配線部分の
材料として用いた半導体チップ及びアルミナ基板の周波
数特性を示す図であり、(a)は反射特性に関するスミ
ス図を示し、(b)は周波数とMAG及びSパラメータ
21の関係を示す。
【図4】本発明の基板の接続構造の第1の実施形態を示
す図で、(a)は平面図、(b)は(a)におけるB−
B’線端面図、(c)は(a)におけるC−C’線端面
図、(d)は(a)におけるD−D’線端面図。
【図5】半導体チップに電極を製造するプロセスを説明
するための工程図(a)〜(d)。
【図6】半導体チップを基板へフリップチップ接続する
プロセスを説明するための工程図(a)〜(c)。
【図7】本発明の基板の接続構造の第2の実施形態を示
す図で、(a)は平面図、(b)は(a)におけるB−
B’線端面図、(c)は(a)におけるC−C’線端面
図、(d)は(a)におけるD−D’線端面図。
【図8】本発明の基板の接続構造の第3の実施形態を示
す図で、(a)は平面図、(b)は(a)におけるB−
B’線端面図、(c)は(a)におけるC−C’線端面
図、(d)は(a)におけるD−D’線端面図。
【図9】本発明の基板の接続構造の第4の実施形態を示
す図で、(a)は平面図、(b)は(a)におけるB−
B’線端面図、(c)は(a)におけるC−C’線端面
図、(d)は(a)におけるD−D’線端面図。
【図10】本発明の基板の接続構造の第5の実施形態を
示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)におけるB
−B’線端面図、(c)は(a)におけるC−C’線端
面図、(d)は(a)におけるD−D’線端面図。
【図11】本発明の基板の接続構造の第6の実施形態を
示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)におけるB
−B’線端面図、(c)は(a)におけるC−C’線端
面図。
【図12】本発明の基板の接続構造の第7の実施形態を
示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)におけるB
−B’線端面図、(c)は(a)におけるC−C’線端
面図。
【図13】従来の半導体チップの実装構造を示す側面
図。
【図14】フリップチップ接続により実装される従来の
半導体チップを示す斜視図。
【図15】図14の半導体チップを基板に実装した実装
構造を示す側面図。
【図16】マイクロストリップ構造の基板を他の基板と
接続する場合の従来の接続構造を示す図で、(a)は平
面図、(b)は(a)におけるB−B’線端面図、
(c)は(a)におけるC−C’線端面図、(d)は
(a)におけるD−D’線端面図。
【符号の説明】
1 半導体チップ 2 基板 3 ボンディングワイヤ 4 バンプ S1〜2 信号線 G1〜2 グラウンド層 V1〜2 ビア GB,SB バンプ 11,12,21,22,31,32,41,42,5
1,52,61,62,71,72 基板 13 半導体チップ 14,14’ 入出力パッド(電極) 15 パッシベーション膜 16 チタン膜 17 銅膜 18 メッキレジスト層 19 メッキ銅層 20 基板 R,R’ 封止樹脂 S11,S12,S21,S22,S31,S32,S
41,S42,S51,S52,S61,S62,S7
1,S72 信号線 G11,G12,G21,G22,G31,G32,G
41,G42,G51,G52,G61,G62,G7
1,G72 グラウンド層 V11,V12,V21,V22,V32,V41,V
42,V51,V52,V61,V62,V71,V7
2 ビア B11,B12,B21,B22,B31,B32,B
41,B42,B51,B52 バンプ E61,E62,E63,E64,E71,E72,E
73,E74 電極 W61,W62,W71,W72 ボンディングワイヤ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の信号線及び第1のグラウンドを有
    する第1の基板と、第2の信号線及び第2のグラウンド
    を有し第2の信号線と第2のグランドとが同一平面上に
    ない多層構造の第2の基板と、該第1の信号線と該第2
    の信号線とを接続する信号線接続部と、該第2の基板に
    設けられるビアを介して該第1のグラウンドと該第2の
    グラウンドとを接続するグラウンド接続部とを有する基
    板の接続構造であって、該接続構造を流れる信号電流の
    軌跡の長さがグランド電流の軌跡の長さに近くなるよう
    に該信号線接続部及び該グラウンド接続部が配置される
    ことを特徴とする基板の接続構造。
  2. 【請求項2】 前記信号線接続部及び前記グラウンド接
    続部は、フリップチップ接続を行うバンプを有する請求
    項1記載の基板の接続構造。
  3. 【請求項3】 基板接続部近傍で前記第1の信号線と前
    記第2の信号線とは実質的に基板の層方向に対して垂直
    である1つの平面に沿って配置され、前記信号線接続部
    は、信号電流の軌跡の長さを長くするために当該1つの
    平面から外れるように迂回する迂回線を有することを特
    徴とする請求項2記載の基板の接続構造。
  4. 【請求項4】 前記信号線接続部及び前記グラウンド接
    続部は、ワイヤボンディング接続を行うワイヤを有する
    請求項1記載の基板の接続構造。
  5. 【請求項5】 前記第1の信号線及び第1のグラウンド
    層は、マイクロストリップ構造またはコプレーナ構造に
    形成される請求項1〜4のいずれかに記載の基板の接続
    構造。
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