JPH118401A - 太陽電池装置 - Google Patents

太陽電池装置

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Publication number
JPH118401A
JPH118401A JP9158286A JP15828697A JPH118401A JP H118401 A JPH118401 A JP H118401A JP 9158286 A JP9158286 A JP 9158286A JP 15828697 A JP15828697 A JP 15828697A JP H118401 A JPH118401 A JP H118401A
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JP
Japan
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solar cell
cooling
solar battery
electrode
light
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Pending
Application number
JP9158286A
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English (en)
Inventor
Koetsu Hibino
光悦 日比野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH118401A publication Critical patent/JPH118401A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/52PV systems with concentrators

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  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池セルの受光面側を効率よく冷却する
ことができる太陽電池装置を提供する。 【解決手段】 太陽電池セル10の受光面側に電極12
と、電極12から発電電力を外部に取り出すための取り
出し導線14が設けられている。取り出し導線14は太
陽電池セル10が配置されるガラスエポキシ基板24上
に延長され、その幅が広げられて延長部15が形成され
ている。延長部15の上には、絶縁被膜26を介して冷
却管28が設けられ、冷却管28の中には冷却水30が
流される。これにより、太陽電池セル10の受光面上に
発生した熱は、電極12から取り出し導線14、延長部
15を介して冷却管28に除去される。電極12は受光
面上に所定間隔で配置されており、太陽電池セル10全
体を均一に冷却できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽電池装置、特に
冷却方法が改良された太陽電池装置に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池は、高温になると発電能力が低
下するので、冷却手段を設ける必要がある。特に、発電
効率を高めるために集光器を設けた太陽電池装置の場合
は、太陽電池セルの温度上昇が顕著であるので、太陽電
池セルの冷却を行うことは極めて重要である。
【0003】太陽電池セルを冷却する方法として、集光
器内部に冷却水を通過させる方法が考えられる。しかし
この方法では、冷却水が汚れたり、冷却水中に藻が発生
したりして、集光器の光の透過量が低下し、太陽電池セ
ルへの太陽光の入射が妨げられる可能性が高いので、実
用化は困難である。そこで、太陽電池セルの裏面側から
冷却する方法が考えられる。特に集光器を備えるような
太陽電池装置の場合は、太陽電池セルの裏面側から冷却
する方が実装上も容易である。特開昭59−40589
号公報にも、太陽電池セルを裏面側から冷却する技術が
開示されている。本従来例によれば、太陽電池セルをヒ
ートパイプ上に貼付け、このヒートパイプを水冷パイプ
と接触させてヒートパイプの温度を下げ、これによって
太陽電池セルを裏面側から冷却するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術においては、太陽電池セルの裏面側に冷却装置を設け
る必要があり、太陽電池装置全体の厚みが増加するとい
う問題があり、また表面から冷却装置をチェックしにく
いという問題もあった。さらに、太陽電池セルは、受光
面が形成された表面側が入射光により加熱されるが、裏
面側からの冷却ではこの表面側を効果的に冷却すること
が困難である。太陽電池セルにおいては、キャリアの再
結合損失は受光面側の電極部で多く発生するが、上記裏
面側からの冷却ではこの再結合損失を低減することは困
難である。
【0005】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、太陽電池セルの受光面側を効率
よく冷却することができる太陽電池装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、太陽電池装置であって、太陽電池の受光
面上に形成された電極を前記受光面外に延長し、その延
長部を冷却する冷却手段が設けられたことを特徴とす
る。
【0007】また、上記冷却手段は、延長部に接触さ
れ、冷媒を通過させる冷却管であることを特徴とする。
【0008】さらに、上記太陽電池装置は、集光器を備
えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0010】図1には、本発明に係る太陽電池装置の構
成の断面図が示され、図2にはその平面図が示される。
図1及び図2において、太陽電池セル10の受光面側す
なわち表面側には、電極12が形成されている。この電
極12は、図2に示されるように、横方向の電極12a
と、縦方向の電極12bとによって構成されている。ま
た、この電極12に出力される発電電力を外部に取り出
すための取り出し導線14が電極12に接触して設けら
れている。更にこれらの上には、太陽電池固定接着剤1
6を介して、集光器18が設けられている。この太陽電
池セル10は、太陽電池裏面電極20及びその配線22
を介して、ガラスエポキシ基板24の上に設けられてい
る。また、太陽電池セル10はシール材25によってシ
ールされ、裏面電極20が水分によって腐食されること
を防止している。
【0011】上述した取り出し導線14は、ガラスエポ
キシ基板24上に延長され、ここで幅が広げられて延長
部15が形成されている。この延長部15の上には、絶
縁被膜26を介して冷却管28が設けられている。この
冷却管28の中には、冷却水30が流されている。冷却
管28は、熱伝導率のよい金属、例えば銅やアルミ等で
構成され、その形状も、図1に示されるように、平らな
断面形状とされている。これにより、絶縁被膜26を介
して延長部15に接触する面積を多くしている。
【0012】取り出し導線14には、電気伝導の良好な
銅が使用されているが、銅は熱伝導率も高く、シリコン
基板の約3倍の熱伝導率となっている。従って、冷却管
28中に冷却水30を流した場合、冷却管28の下側に
配置された延長部15の部分が冷却され、太陽電池セル
10の受光面上に設けられた取り出し導線14から、冷
却管28に向かって熱が移動されることになる。取り出
し導線14は、太陽電池セル10の受光面全面に所定間
隔で配置された電極12と接触しており、太陽電池セル
10の受光面で発生した熱は、この電極12に集めら
れ、取り出し導線14を介して冷却管28中を流れる冷
却水30で除去されることになる。
【0013】このような構成とすることにより、太陽電
池セル10の受光面側を効率よく冷却することが可能と
なり、電極部付近で発生するキャリアの再結合を低減さ
せることができる。従って、太陽電池セル10の発電効
率の低下を防止することができる。なお、図1、図2に
示された例では、冷却管28を、太陽電池セルの片側だ
けに設けているが、取り出し導線14を太陽電池セル1
0の両側に延長し、冷却管28も太陽電池セル10の両
側に設置すれば更に冷却効果を上げることができる。ま
た、冷却管28は、中に冷却水30を流す構成とした
が、この代わりに放熱フィン等を使用することも可能で
ある。
【0014】実際に、4倍集光の集光器18を太陽電池
(幅40mm)上に設け、1サンで集光させた場合に、
冷却管28に冷却水30を流さない場合には、3分間で
太陽電池セル10の裏面側の温度が90℃を超える。こ
れに対して本実施形態に係る太陽電池装置の冷却管28
に40℃の水を流した場合、太陽電池セル10の裏面側
の温度は、図1のA部分で58℃、B部分で61℃で安
定した。なお、A部分は太陽電池セル10の中央部分で
裏面電極20の中間位置である。また、B部分は冷却管
28から最も遠い太陽電池セル10の端部付近である。
このように、本実施形態によれば、太陽電池セル10の
全体を均一に冷却することができる。
【0015】図3には、本実施形態に係る太陽電池装置
に対する比較例の断面図が示され、図4にはその平面図
が示される。図3及び図4においては、太陽電池セル1
0を上記実施形態のように取り出し導線14を介して冷
却することを行わず、太陽電池セル10自体に、絶縁被
膜26を介して熱導体32を接触させ、これによって冷
却する構成となっている。なお熱導体32の上には、冷
却管28が設けられ、この中に冷却水30が流されるこ
とによって冷却を行う構成となっている。
【0016】本比較例では、図3にも示されるように、
太陽電池セル10の一端面から冷却を行っているが、太
陽電池セル10を構成するシリコン基板の熱伝導率は、
前述したように銅の約1/3であるので、太陽電池セル
10の中に温度勾配が生じてしまう。例えば、冷却管2
8による冷却能力を、図1に示された実施形態と同じに
した場合、4倍集光の集光器18を太陽電池(幅40m
m)上に設け、1サンで集光させるという上記実施形態
と同じ条件で、太陽電池セルのA部分の温度が52℃で
あり、B部分の温度が68℃となった。
【0017】このように、太陽電池セル10に大きな温
度勾配が生じるうえ、本比較例では、電極12が形成さ
れた部分の冷却が不十分であるので、キャリアの再結合
損失等により、発電効率も低下する。例えば、図1の実
施形態の発電効率は、20℃で17%の発電効率を有す
る単結晶太陽電池を使用した場合に、前述した条件で1
5.2%であったのに対し、本比較例では14.2%ま
で低下している。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
太陽電池セルの受光面全面に所定間隔で配置された電極
を介して太陽電池セルの冷却を行うので、太陽電池セル
全体を均一に冷却することができ、特に再結合損失の大
きい電極形成部を効率的に冷却できるので、発電効率を
向上させることができる。これにより、集光器を備え、
集光倍率を増加させても、太陽電池セルの発電効率が低
下することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る太陽電池装置の構成の断面図で
ある。
【図2】 図1に示された実施形態の平面図である。
【図3】 比較例の構成の断面図である。
【図4】 図3に示された比較例の平面図である。
【符号の説明】
10 太陽電池セル、12 電極、14 取り出し導
線、15 延長部、16 太陽電池固定接着剤、18
集光器、20 裏面電極、22 配線、24 ガラスエ
ポキシ基板、25 シール材、26 絶縁被膜、28
冷却管、30 冷却水、32 熱導体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池の受光面上に形成された電極を
    前記受光面外に延長し、その延長部を冷却する冷却手段
    が設けられたことを特徴とする太陽電池装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の太陽電池装置において、
    前記冷却手段は、前記延長部に接触され、冷媒を通過さ
    せる冷却管であることを特徴とする太陽電池装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の太陽電池
    装置は、集光器を備えることを特徴とする太陽電池装
    置。
JP9158286A 1997-06-16 1997-06-16 太陽電池装置 Pending JPH118401A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008016595A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Nikkeikin Aluminium Core Technology Co Ltd 太陽光発電装置
WO2014034979A1 (ko) * 2012-08-31 2014-03-06 주식회사 이건창호 냉각 라인을 구비한 염료감응 태양전지 어셈블
WO2015045190A1 (ja) * 2013-09-27 2015-04-02 会川鉄工株式会社 太陽光発電装置、太陽光発電装置の融雪方法および冷却方法
CN111735330A (zh) * 2020-06-30 2020-10-02 晶科绿能(上海)管理有限公司 一种散热装置及电池组件制造设备

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