JPH1180484A - 一粉型組成物 - Google Patents

一粉型組成物

Info

Publication number
JPH1180484A
JPH1180484A JP16217898A JP16217898A JPH1180484A JP H1180484 A JPH1180484 A JP H1180484A JP 16217898 A JP16217898 A JP 16217898A JP 16217898 A JP16217898 A JP 16217898A JP H1180484 A JPH1180484 A JP H1180484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
pva
pref
water
mol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16217898A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukane Tanaka
束 田中
Taisei Inoue
大成 井上
Tatsuaki Hattori
辰昭 服部
Hideji Shima
秀二 嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Koyo Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Sangyo Co Ltd filed Critical Koyo Sangyo Co Ltd
Priority to JP16217898A priority Critical patent/JPH1180484A/ja
Publication of JPH1180484A publication Critical patent/JPH1180484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業員がPVA組成物の配合ミスを起すこと
がなく輸送コストが安価で済みかつ寒冷期に凍結の恐れ
がない。PVA粉末の溶解時に加熱装置を必要とせず、
常温の水にママコ状態にならずに高濃度にPVAを溶解
して接着剤や塗料等になる。 【解決手段】 PVA粉末に無機質系粉末又は有機質系
粉末のいずれか一方又は双方の粉末と必要により粉体添
加物が所定の割合で均一に混合して構成される一粉型組
成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着剤、塗料等を
調製するための原料としての一粉型PVA組成物に関す
るものである。本明細書で「一粉型」とは予め各原料粉
末が均一に混合された(premixed)形態をいう。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の接着剤、塗料等を調製す
る場合に、PVA粉末、無機質系粉末、有機質系粉末な
どを所定の割合で計量した後、一括して又は成分毎に別
々に水中に投入して撹拌し、必要により加熱することに
よりPVA粉末を水に溶解し、他の成分を水に均一に分
散させる方法が採られている。ここで本質的に水に難溶
である鹸化度の高いPVA粉末を水に溶解する場合に
は、PVAの水酸基同士の水素結合を切るため加熱が必
要である。一方、本質的に水に溶解し易い鹸化度の低い
PVA粉末の場合には、このPVAは本来常温の水に溶
解するものである。しかし現実には鹸化度の低いPVA
粉末を水中に投入すると、PVA粉末が集合体となり、
水に接した集合体の外側部分のPVA粉末が水に溶解し
てゲル化し、集合体内部への水の浸透が抑えられる。こ
の外部がゲル化し内部が未溶解のPVAの集合体は、い
わゆるママコと呼ばれている。このママコ状態になる
と、PVA粉末のすべてが溶解するのに時間がかかる。
このため水温を上げ高速撹拌によりPVA粉末を溶解し
なければならない。
【0003】鹸化度の低いPVAをママコをつくらず溶
解する方法は、特公昭32−4342号公報及び特公昭
32−9887号公報に示されている。これらの方法は
PVA粉末にPVAに対して凝析力の大きい硫酸ナトリ
ウム等の無機塩類の水溶液を混和浸透させた後、低温乾
燥するか、或いは硼酸を混和する方法である。しかしこ
れらの方法は、PVA濃度が4%と比較的低濃度である
洗濯糊には有効であるが、10%付近の比較的高濃度で
は効果がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、PVA粉末、無
機質系粉末、有機質系粉末などの複数種類の材料を所定
の配合比で計量する作業は時間を要するばかりか、作業
員が未熟な場合には所定量が配合されない恐れがあっ
た。また液状のエマルジョンを使用した場合には使用後
の廃缶の処理も問題となっている。また鹸化度の高いP
VA粉末を原料とする場合には、PVA粉末の溶解時に
加熱装置を必要とする不具合があった。一方、鹸化度の
低いPVA粉末を常温で水に溶解する場合には、ママコ
状態を生じやすく、これを回避しようとして上記特公昭
32−4342号公報及び特公昭32−9887号公報
に示され方法を採用した場合には、煩雑な前処理を必要
とする上、溶解するPVA濃度が低いという欠点があ
る。更にPVA組成物を液状にした場合には、重量が大
きいことから輸送コストが上昇し、寒冷期には凍結する
問題点もある。
【0005】本発明の目的は、作業員がPVA組成物の
配合ミスを起すことのない、輸送コストが安価で済み、
かつ寒冷期に凍結の恐れのない一粉型組成物を提供する
ことにある。本発明の別の目的は、PVA粉末の溶解時
に加熱装置を必要とせず、常温の水にママコ状態になら
ずに溶解可能である一粉型組成物を提供することにあ
る。本発明の更に別の目的は、接着剤や塗料等に必要な
高濃度のPVAが溶解可能である一粉型組成物を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
PVA粉末に無機質系粉末又は有機質系粉末のいずれか
一方又は双方の粉末が所定の割合で均一に混合してなる
一粉型組成物である。請求項2に係る発明は、PVA粉
末に無機質系粉末又は有機質系粉末のいずれか一方又は
双方の粉末と粉体添加物が所定の割合で均一に混合して
なる一粉型組成物である。PVA粉末と他の粉末を均一
に混合することにより、PVA粉末の周囲に無機質系粉
末、有機質系粉末などの粉末が配置され、この一粉型組
成物を水に入れたときに、水中でPVA粒子同士が直接
接触しにくくなる。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
係る発明であって、PVA粉末の鹸化度が75モル%以
上99モル%以下である一粉型組成物である。鹸化度が
95モル%を越える場合には、熱水にPVA粉末を溶解
する必要がある。また鹸化度が75モル%以上95モル
%以下であれば、このPVA粉末は常温の水に溶解す
る。この場合にPVA粉末以外の粉末の介在でPVA粉
末をママコ状態にせずに常温の水に溶解することができ
る。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
いずれかに係る発明であって、PVA粉末の平均粒子径
が4mm以下である一粉型組成物である。PVA粉末の
平均粒子径は鹸化度と並んで水に対する溶解度に及ぼす
本質的で大きなファクターであり、PVA粉末の平均粒
子径を4mm以下にすると、加熱した水に溶解すること
ができる。
【0009】請求項5に係る発明は、請求項1ないし4
いずれかに係る発明であって、PVA粉末と無機質系粉
末又は有機質系粉末のいずれか一方又は双方の粉末の混
合比が体積比で1/0.2〜1/10である一粉型組成
物である。無機質系粉末、有機質系粉末などの粉末を上
記範囲の体積比で混合することにより、これらの粉末を
PVA粉末の間に必要量介在させることができる。これ
により、PVA粉末が水中で溶解するときにPVA粉末
のみの集合体が作られなくなる。
【0010】請求項6に係る発明は、請求項1ないし5
いずれかに係る発明であって、粉体添加物が再乳化型粉
末エマルジョンである一粉型組成物である。再乳化型粉
末エマルジョンを粉体添加物とすることにより、要求さ
れる一粉型組成物の性能を低下させずにPVA粉末の使
用量を低減できるとともに、組成物の溶解後の耐水性、
粘度特性をより向上する。
【0011】請求項7に係る発明は、請求項1ないし6
いずれかに係る発明であって、無機質系粉末が炭酸カル
シウムである一粉型組成物である。無機質系粉末とし
て、炭酸カルシウムは安価で、硬度が低く、水に分散も
し易く、毒性もないので最も有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1に係る発明はPVA粉末
に無機質系粉末又は有機質系粉末のいずれか一方又は双
方の粉末が所定の割合で均一に混合してなる一粉型組成
物である。また請求項2に係る発明はPVA粉末に無機
質系粉末又は有機質系粉末のいずれか一方又は双方の粉
末と粉体添加物が所定の割合で均一に混合してなる一粉
型組成物である。PVA粉末は主として重合度と鹸化度
及び粒子径により規定される水溶性高分子である。本発
明に使用されるPVAに適する重合度は500〜300
0であり、好ましくは1000〜2500、更に好まし
くは1200〜1900である。重合度が上記下限値未
満では常温溶解性に問題はないが、接着剤、塗料等の用
途性能を満足しない。また上記上限値を越えると溶解後
の粘度が高く、かつ濃度も高くできないだけでなく、溶
解自体もし難くなる。いずれも本発明の目的に合致しな
い。請求項3に係る発明に適する鹸化度は75〜99モ
ル%であり、好ましくは80〜95モル%、更に好まし
くは85〜92モル%である。鹸化度を低めるほど加熱
することなく常温でPVA粉末を水に溶解することがで
きる。しかし鹸化度が上記下限未満では溶解液が泡だっ
て使いにくく、かつ耐水性も低い。また上記上限値を超
えると常温溶解性が低下する他、水溶液の安定性も悪く
なる。請求項4に係る発明に適するPVA粉末の平均粒
子径は4mm以下であり、1mm以下では常温の水に溶
解するので好ましい。150μm以下では常温の水への
溶解がより一層容易になり更に好ましい。平均粒子径は
小さいほど粉末同士が凝集してママコ状態になりやすい
が、本発明ではPVA粉末以外の粉末がPVA粉末の間
に介在するため、粒子径が小さくてもママコ状態になら
ない。また平均粒子径が小さいほど本質的に水に対する
溶解性は良くなり、より好ましい。
【0013】請求項1ないし請求項7に係る発明のPV
Aには、PVAの製造工程においてイタコン酸、マレイ
ン酸エステル、アリルアルコール等と共重合した後、鹸
化された変性PVA及びPVA粉末にジケテンを反応さ
せたアセトアセチル化PVAも含まれる。また請求項1
ないし請求項6に係る発明の無機質系粉末としては、 A)活性白土、ベントナイト、タルク、雲母、パイロフ
ィライト系クレー、カオリナイト系クレー、セリサイト
系クレー等のクレー類、 B)珪石粉、珪藻土、珪酸カルシウム、ガラス粉等の珪
酸類、 C)炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の炭酸塩類、 D)硫酸バリウム、硫酸カルシウム等の硫酸塩類、 E)アルミニウム、チタン、マグネシウム、亜鉛、鉛、
鉄等の金属酸化物及び水酸化物、 F)その他硫化亜鉛等の微粉末が含まれる。
【0014】更に請求項1ないし請求項6に係る発明の
有機質系粉末としては、 A)小麦粉、コーンスターチ、米粉、高粱米粉、タピオ
カ等の澱粉類、 B)木粉、クルミ殻粉、ヤシ殻粉、モミガラ粉、玉蜀黍
茎粉、高粱茎粉等の繊維質類、 C)大豆粉、カゼイン、血粉等の蛋白質類、 D)その他カーボン等の微粉末が含まれる。
【0015】請求項5に係る発明はPVA粉末と無機質
系粉末又は有機質系粉末のいずれか一方又は双方の粉末
の混合比が体積比で1/0.2〜1/10である一粉型
組成物である。この混合比は1/0.5〜1/5が好ま
しく、1/1〜1/3が更に好ましい。また請求項6に
係る発明は粉体添加物が再乳化型粉末エマルジョンであ
る一粉型組成物である。この再乳化型粉末エマルジョン
としては、ポリ酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニル−バーサチ
ック酸ビニル共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合
樹脂、酢酸ビニル−クロトン酸共重合樹脂、酢酸ビニル
−アクリル酸エステル共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル−アクリル酸エステル共重合樹脂、エチレン−酢酸ビ
ニル−塩化ビニル共重合樹脂、スチレン−ブタヂエン共
重合樹脂、スチレン−ブタヂエン−アクリロニトリル共
重合樹脂、メチルメタアクリレート−ブタヂエン共重合
樹脂、各種ポリアクリル酸エステル共重合樹脂並びにこ
れらの樹脂にカルボキシル変性、イミノ変性、アミノ変
性、一級アルコール変性等の官能基変性をした再乳化可
能な粉末エマルジョンが例示される。このエマルジョン
を加えることにより、組成物の接着特性、塗料特性を向
上させることができる。
【0016】再乳化可能な粉末エマルジョンの配合適量
は5重量%以上50重量%以下である。更に好ましくは
10重量%以上である。多く配合することにより接着性
能、耐水性、粘度特性等を向上できる。5重量%未満で
は十分な効果が得難い。
【0017】また請求項1ないし請求項7に係る発明の
粉体添加物としては、前述した再乳化型粉末エマルジョ
ン以外に、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂等
の熱硬化性樹脂の粉末が挙げられる。これらの樹脂を配
合することにより接着性が向上する。他の粉体添加物と
して、粉状の分散剤、消泡剤、防腐剤、防虫剤、着色剤
等が組成物の用途に応じて使用することができる。請求
項1ないし請求項7に係る発明の一粉型組成物は、この
組成物単独で使用される他、例えば他の公知の化合物で
ある水性エマルジョン、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェ
ノール樹脂、クルードMDI等と組み合わせて塗料や接
着剤として使用することもできる。なお、PVA粉末を
上述した条件で常温の水で溶解することができる場合
に、一粉型組成物を温熱水中に少しずつ投入し強く撹拌
すれば、当然のことながらPVAを速く溶解することが
できる。
【0018】
【実施例】以下に本発明の実施例を比較例とともに示す
が、本発明の技術範囲は下記の実施例に限定されるもの
ではない。 <実施例1〜4及び比較例1,2>乾燥状態で各成分を
表1に示す重量比で配合して、水を含めた成分全体が3
00gになり、かつPVA濃度が12%になるように計
り取り、25℃の水中に投入した。十分に撹拌した後、
PVAの溶解度を測定しかつママコが発生するか否か観
察した。使用した容器は直径10cm、高さ15cmの
1リットル容積の有底円筒体であった。撹拌は長さ4c
mの十字羽根にて300RPMにて30分行った。
【0019】
【表1】
【0020】表1において、PVA217は(株)クラレ
製の重合度1750、鹸化度88モル%で、平均粒子径
1mm以下のPVAである。PVA217Sは上記PV
A217の粒子径が150μm以下のPVAである。P
VA717Sは(株)クラレ製の重合度1750、鹸化度
91モル%、平均粒子径150μm以下のPVAであ
る。炭酸カルシウムは丸尾カルシウム(株)製の平均粒子
径3.4μmの重質炭酸カルシウムである。一粉型組成
物を水に投入したときに比較例2の組成物がママコ状態
になり、また比較例1の組成物の溶解度は50%と悪か
った。これに対して実施例1〜4の組成物はママコ状態
にはならない上、25℃の常温の水に対して溶解性に優
れていることが判明した。
【0021】<実施例5〜9及び比較例3>乾燥状態で
各成分を表2に示す重量比で配合して、水を含めた成分
全体が300gになり、かつPVA濃度が12%になる
ように計り取り、25℃の水中に投入した。実施例1と
同様に撹拌した後、実施例1と同様にPVAの溶解度を
測定しかつママコが発生するか否か観察した。また容器
は実施例1と同じ容器を使用した。
【0022】
【表2】
【0023】表2において、PVA420Sは(株)クラ
レ製の重合度2000、鹸化度82モル%で、100メ
ッシュを通過する粉末状PVAである。タルクは富士タ
ルク工業(株)の製品NKを、クレーは土屋カオリン工業
(株)のNNカオリンを使用した。モビニールE45はヘキ
スト合成(株)のエチレン−酢酸ビニル系共重合樹脂粉末
エマルジョンである。一粉型組成物を水に投入したとき
に比較例3の組成物がママコ状態になり、その組成物の
溶解度は60%と比較的低かった。これに対して実施例
5〜9の組成物はママコ状態にはならない上、25℃の
常温の水に対して84%以上の溶解度を示した。
【0024】<実施例10〜14及び比較例4>乾燥状
態で各成分を表3に示す重量比で配合して、水を含めた
成分全体が300gになり、かつPVA濃度が12%に
なるように計り取り、25℃の水中に投入した。撹拌速
度500RPMで撹拌した以外は実施例1と同じ条件で
試験した。実施例1と同様にPVAの溶解度を測定しか
つママコが発生するか否か観察した。
【0025】
【表3】
【0026】表3から明らかなように、一粉型組成物を
水に投入したときに比較例4の組成物がママコ状態にな
り、その組成物の溶解度は60%と比較的低かった。こ
れに対して実施例10〜14の各種有機粉体を含む組成
物はママコ状態にはならない上、25℃の常温の水に対
して81%以上の溶解度を示した。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の一粉型組成
物は、予め複数種類の成分が所定の割合で均一に混合さ
れているため、使用時に作業員が配合ミスを起すことが
ない。また輸送する場合、液状輸送でなく粉体輸送であ
るため輸送コストが安価で済む。更に本発明の組成物は
液状でないため、寒冷期に凍結の恐れがなく、取扱いが
容易である。また従来、PVA粉末を加熱溶解する場
合、加熱装置が必要である上、加熱溶解後、使用する際
に常温に下がるまで待たねばならないのに対して、本発
明では鹸化度の低いPVA粉末を使用すれば、加熱装置
のない場所でも、常温の水にママコ状態にならずに溶解
し、直ちに使用することができる。ママコ状態を回避す
るために、従来のような低濃度でなく、高濃度にPVA
を溶解することができ、所望の接着剤や塗料等を得るこ
とができる。
フロントページの続き (72)発明者 嶋 秀二 東京都世田谷区梅ケ丘2丁目21番12号 光 洋産業株式会社研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PVA粉末に無機質系粉末又は有機質系
    粉末のいずれか一方又は双方の粉末が所定の割合で均一
    に混合してなる一粉型組成物。
  2. 【請求項2】 PVA粉末に無機質系粉末又は有機質系
    粉末のいずれか一方又は双方の粉末と粉末添加物が所定
    の割合で均一に混合してなる一粉型組成物。
  3. 【請求項3】 PVA粉末の鹸化度が75モル%以上9
    9モル%以下である請求項1又は2記載の一粉型組成
    物。
  4. 【請求項4】 PVA粉末の平均粒子径が4mm以下で
    ある請求項1ないし3いずれか記載の一粉型組成物。
  5. 【請求項5】 PVA粉末と無機質系粉末又は有機質系
    粉末のいずれか一方又は双方の粉末の混合比が体積比で
    1/0.2〜1/10である請求項1ないし4いずれか
    記載の一粉型組成物。
  6. 【請求項6】 粉体添加物が再乳化型粉末エマルジョン
    である請求項2ないし5いずれか記載の一粉型組成物。
  7. 【請求項7】 無機質系粉末が炭酸カルシウムである請
    求項1ないし6いずれか記載の一粉型組成物。
JP16217898A 1997-07-08 1998-06-10 一粉型組成物 Pending JPH1180484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16217898A JPH1180484A (ja) 1997-07-08 1998-06-10 一粉型組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18163397 1997-07-08
JP9-181633 1997-07-08
JP16217898A JPH1180484A (ja) 1997-07-08 1998-06-10 一粉型組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1180484A true JPH1180484A (ja) 1999-03-26

Family

ID=26488066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16217898A Pending JPH1180484A (ja) 1997-07-08 1998-06-10 一粉型組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1180484A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000159975A (ja) * 1998-11-24 2000-06-13 Wacker Chemie Gmbh 速硬性の、フェノ―ル樹脂で結合された成形体の製法
WO2007074674A1 (ja) * 2005-12-27 2007-07-05 Kuraray Co., Ltd. 接着性組成物
CN103436201A (zh) * 2013-09-05 2013-12-11 杨轶 一种新型木地板缝合胶
JP2014527563A (ja) * 2011-12-28 2014-10-16 上海墻特節能材料有限公司 無機乾燥粉末建築塗料及びその生産方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000159975A (ja) * 1998-11-24 2000-06-13 Wacker Chemie Gmbh 速硬性の、フェノ―ル樹脂で結合された成形体の製法
WO2007074674A1 (ja) * 2005-12-27 2007-07-05 Kuraray Co., Ltd. 接着性組成物
US7728061B2 (en) 2005-12-27 2010-06-01 Kuraray Co., Ltd. Adhesive composition
JP5031583B2 (ja) * 2005-12-27 2012-09-19 株式会社クラレ 接着性組成物
JP2014527563A (ja) * 2011-12-28 2014-10-16 上海墻特節能材料有限公司 無機乾燥粉末建築塗料及びその生産方法
CN103436201A (zh) * 2013-09-05 2013-12-11 杨轶 一种新型木地板缝合胶
CN103436201B (zh) * 2013-09-05 2015-08-12 苏州奥然日用品有限公司 一种木地板缝合胶

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103068855B (zh) 制备淀粉颗粒的稳定分散体的方法
CN102076632B (zh) 可再分散的聚合物粉末组合物
US4692473A (en) Water borne polymer foamable composition
JP6702179B2 (ja) エチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物ペレットおよびその製造方法
RU2642742C2 (ru) Шовный герметик высыхающего типа с низким содержанием воды
JP6173222B2 (ja) 改良された分散特性を有する水溶性ポリマー粉末配合物
RU2348669C2 (ru) Соединительные состава с карбоксиметилцеллюлозной (кмц) сгустительной системой
US6740692B2 (en) Solvent free coating compositions for soiling-resist ant facades
KR101689566B1 (ko) 초흡수성 중합체를 포함하는 조성물
CN104703941B (zh) 适用于具有改进特性的干式混合配制品的可再分散聚合物粉末混合物
US20080293884A1 (en) Synthetic resin emulsion powder
US11059964B2 (en) Starch suspension for adhesive coatings
US4480053A (en) Coating composition and method
JPH1180484A (ja) 一粉型組成物
US6531538B1 (en) Fast-drying rendering and coating composition
JPH09176602A (ja) 耐水性接着剤用の分散物粉末
JPH11263849A (ja) 合成樹脂エマルジョン粉末の製造方法
WO2014064020A1 (en) Water-redispersible polymer powder comprising a triester
KR890004443B1 (ko) 수용성 고분자 중합체의 이분산성(易分散性) 조성물
JPH1149863A (ja) 粉末同時仕込み溶解方法
CN1130422C (zh) 粘合剂用单粉型组合物
JPH04264182A (ja) 接着剤組成物
CN108455940A (zh) 一种耐储存快干瓷砖粘合剂
JP4071181B2 (ja) 合成樹脂エマルジョン粉末
JP2001139751A (ja) 組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050414

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060530

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02