JPH1179317A - 自動倉庫 - Google Patents
自動倉庫Info
- Publication number
- JPH1179317A JPH1179317A JP25932497A JP25932497A JPH1179317A JP H1179317 A JPH1179317 A JP H1179317A JP 25932497 A JP25932497 A JP 25932497A JP 25932497 A JP25932497 A JP 25932497A JP H1179317 A JPH1179317 A JP H1179317A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- article storage
- combustible
- combustible member
- fire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pallets (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】少なくとも一平面に不燃部材4が配設され
たパレットPを、ラックRの同一平面を形成する同じ高
さに配置された物品収納棚2に載置することにより防火
バリヤーを形成した自動倉庫に関するものである。 【効果】ラックの同一平面を形成する同じ高さに配置さ
れた物品収納棚に、不燃部材が配設されたパレットを載
置することにより防火バリヤーを形成したので、ラック
に特別な部材を取り付けることなく、火災の延焼を効果
的に防止することができる。
たパレットPを、ラックRの同一平面を形成する同じ高
さに配置された物品収納棚2に載置することにより防火
バリヤーを形成した自動倉庫に関するものである。 【効果】ラックの同一平面を形成する同じ高さに配置さ
れた物品収納棚に、不燃部材が配設されたパレットを載
置することにより防火バリヤーを形成したので、ラック
に特別な部材を取り付けることなく、火災の延焼を効果
的に防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品収納棚が配設
された多数のラックを有するとともに、該ラック間に形
成された通路を移動なスタッカクレーンが配設された自
動倉庫に関するものである。
された多数のラックを有するとともに、該ラック間に形
成された通路を移動なスタッカクレーンが配設された自
動倉庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、床に立設された支柱に物品収納棚
を配設してラックを構成するとともに、スプリンクラー
や消火器等の消火設備を備えた自動倉庫が知られてい
る。
を配設してラックを構成するとともに、スプリンクラー
や消火器等の消火設備を備えた自動倉庫が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動倉庫におい
ては、スプリンクラーや消火器等の消火設備が備えられ
ているが、火災の延焼を効果的に防止する対策までは施
されていなかった。
ては、スプリンクラーや消火器等の消火設備が備えられ
ているが、火災の延焼を効果的に防止する対策までは施
されていなかった。
【0004】本発明の目的は、自動倉庫における火災の
延焼を効果的に防止することにある。
延焼を効果的に防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第1には、少なくとも一平面に不燃
部材が配設されたパレットを、ラックの同一平面を形成
する同じ高さに配置された物品収納棚に載置することに
より防火バリヤーを形成したものであり、第2には、同
じ高さの物品収納棚の少なくとも一平面に不燃部材を配
設することにより、ラックに防火バリヤーを形成したも
のであり、第3には、パレットの下部デッキボードに不
燃部材を配設するとともに、物品収納棚の上面に不燃部
材を配設したものである。
を達成するために、第1には、少なくとも一平面に不燃
部材が配設されたパレットを、ラックの同一平面を形成
する同じ高さに配置された物品収納棚に載置することに
より防火バリヤーを形成したものであり、第2には、同
じ高さの物品収納棚の少なくとも一平面に不燃部材を配
設することにより、ラックに防火バリヤーを形成したも
のであり、第3には、パレットの下部デッキボードに不
燃部材を配設するとともに、物品収納棚の上面に不燃部
材を配設したものである。
【0006】
【実施例】1は、左右前後方向に、床に立設された支柱
であり、相対する支柱1には、一例として図2に示され
ているような、4本の角材2aを平面形状が矩形状にな
るように組み立てて形成された物品収納棚2が、上下方
向に複数取着されている。上記の物品収納棚2が取着さ
れた相対する支柱1を、横方向に、所定の間隔を置いて
並設することによりラックRが形成されており、自動倉
庫には、このようなラックRが複数列、スタッカクレー
ンがその間を走行できるような間隔を置いて配置されて
いる。そして、ラックRに沿って走行するスタッカクレ
ーンにより、ラックRの物品収納棚2に物品を載置した
り、或いは、物品収納棚2に載置された物品を取り出す
ように構成されている。
であり、相対する支柱1には、一例として図2に示され
ているような、4本の角材2aを平面形状が矩形状にな
るように組み立てて形成された物品収納棚2が、上下方
向に複数取着されている。上記の物品収納棚2が取着さ
れた相対する支柱1を、横方向に、所定の間隔を置いて
並設することによりラックRが形成されており、自動倉
庫には、このようなラックRが複数列、スタッカクレー
ンがその間を走行できるような間隔を置いて配置されて
いる。そして、ラックRに沿って走行するスタッカクレ
ーンにより、ラックRの物品収納棚2に物品を載置した
り、或いは、物品収納棚2に載置された物品を取り出す
ように構成されている。
【0007】3は、物品収納棚2の上面を覆うように形
成された、鉄板、不燃ボード、不燃シート等の不燃材料
からなる不燃部材である。図2に示されているように、
本実施例では、不燃部材3は、物品収納棚2の上面とほ
ぼ同じ大きさの平板部3a及び該平板部3aの4つの縁
辺から垂下された側壁部3bとから蓋状に形成されてお
り、必要に応じて、平板部3a或いは側壁部3bの支柱
1に当たる部分に、切欠3cが形成される。このような
蓋状の不燃部材3を、物品収納棚2の上面に被せるとと
もに、必要に応じて、ネジやボルト等の適当な固着具を
用いて、不燃部材3を物品収納棚2に取り付けることに
より、一平面が不燃性を有する物品収納棚2により形成
される。不燃部材3の形状は、上記のような平板部3a
と側壁部3bから蓋状に形成されたものに限定されるこ
となく、単に、平板状に形成することもできる。
成された、鉄板、不燃ボード、不燃シート等の不燃材料
からなる不燃部材である。図2に示されているように、
本実施例では、不燃部材3は、物品収納棚2の上面とほ
ぼ同じ大きさの平板部3a及び該平板部3aの4つの縁
辺から垂下された側壁部3bとから蓋状に形成されてお
り、必要に応じて、平板部3a或いは側壁部3bの支柱
1に当たる部分に、切欠3cが形成される。このような
蓋状の不燃部材3を、物品収納棚2の上面に被せるとと
もに、必要に応じて、ネジやボルト等の適当な固着具を
用いて、不燃部材3を物品収納棚2に取り付けることに
より、一平面が不燃性を有する物品収納棚2により形成
される。不燃部材3の形状は、上記のような平板部3a
と側壁部3bから蓋状に形成されたものに限定されるこ
となく、単に、平板状に形成することもできる。
【0008】Pは、パレットであり、パレットPには、
下部デッキボードを覆うように、鉄板、不燃ボード、不
燃シート等の不燃材料からなる不燃部材4が配設されて
いる。不燃部材4は、上述した物品収納棚2の上面を覆
う蓋状の不燃部材3と同様に、下部デッキボードとほぼ
同じ大きさの平板部4a及び該平板部4aの4つの縁辺
から上方に立設された側壁部4bとから箱状に形成され
ている。このような箱状の不燃部材4に、パレットPを
挿入するとともに、必要に応じて、ネジやボルト等の適
当な固着具を用いて、不燃部材4をパレットPに取り付
けることにより、一平面が不燃性を有するパレットPが
形成される。不燃部材4の形状は、上記のような平板部
4aと側壁部4bから箱状に形成されたものに限定され
ることなく、単に、平板状に形成することもできる。ま
た、パレットPの上部デッキを不燃部材で覆うこともで
きる。この場合には、不燃部材は、上述した物品収納棚
2の上面を覆う不燃部材3と同様に、平板部及び該平板
部の4つの縁辺から垂下された側壁部とから蓋状に形成
され、該蓋状に形成された不燃部材を、パレットPの上
部デッキに被せる。
下部デッキボードを覆うように、鉄板、不燃ボード、不
燃シート等の不燃材料からなる不燃部材4が配設されて
いる。不燃部材4は、上述した物品収納棚2の上面を覆
う蓋状の不燃部材3と同様に、下部デッキボードとほぼ
同じ大きさの平板部4a及び該平板部4aの4つの縁辺
から上方に立設された側壁部4bとから箱状に形成され
ている。このような箱状の不燃部材4に、パレットPを
挿入するとともに、必要に応じて、ネジやボルト等の適
当な固着具を用いて、不燃部材4をパレットPに取り付
けることにより、一平面が不燃性を有するパレットPが
形成される。不燃部材4の形状は、上記のような平板部
4aと側壁部4bから箱状に形成されたものに限定され
ることなく、単に、平板状に形成することもできる。ま
た、パレットPの上部デッキを不燃部材で覆うこともで
きる。この場合には、不燃部材は、上述した物品収納棚
2の上面を覆う不燃部材3と同様に、平板部及び該平板
部の4つの縁辺から垂下された側壁部とから蓋状に形成
され、該蓋状に形成された不燃部材を、パレットPの上
部デッキに被せる。
【0009】上述した不燃部材3を、ラックRの同一平
面を形成する同じ高さに配置された物品収納棚2に被せ
ることにより、自動倉庫の一平面に不燃性の防火バリヤ
ーを形成することができるので、万が一、火災が発生し
た際の延焼を防止することができる。このような平面的
な防火バリヤーは、一平面に限定されることなく、必要
に応じて、他の高さに配置された物品収納棚2に被せる
ことにより、複数の平面を不燃性の防火バリヤーに形成
することもできる。
面を形成する同じ高さに配置された物品収納棚2に被せ
ることにより、自動倉庫の一平面に不燃性の防火バリヤ
ーを形成することができるので、万が一、火災が発生し
た際の延焼を防止することができる。このような平面的
な防火バリヤーは、一平面に限定されることなく、必要
に応じて、他の高さに配置された物品収納棚2に被せる
ことにより、複数の平面を不燃性の防火バリヤーに形成
することもできる。
【0010】また、所定の間隔dを置いて先端が相対す
る、不燃部材3が被せられた物品収納棚2に、下部デッ
キボードが不燃部材4で覆われたパレットPを、上記間
隔dを覆うように、先端が相対する物品収納棚2を跨ぐ
ように載置することにより、自動倉庫の一平面のより多
くの部分に不燃性の防火バリヤーを形成することができ
るので、火災が発生した際の延焼をより効果的に防止す
ることができる。
る、不燃部材3が被せられた物品収納棚2に、下部デッ
キボードが不燃部材4で覆われたパレットPを、上記間
隔dを覆うように、先端が相対する物品収納棚2を跨ぐ
ように載置することにより、自動倉庫の一平面のより多
くの部分に不燃性の防火バリヤーを形成することができ
るので、火災が発生した際の延焼をより効果的に防止す
ることができる。
【0011】所定の間隔dを置いて先端が相対する物品
収納棚2に、下部デッキボードが不燃部材4で覆われた
パレットPを、上記間隔dを覆うように、先端が相対す
る物品収納棚2を跨ぐように載置することにより、ラッ
クRの同一平面を形成する同じ高さに配置された物品収
納棚2のほぼ全面が、不燃部材4で覆われたパレットP
により覆うわれる場合には、物品収納棚2に被せられる
不燃部材3を省略すことができる。
収納棚2に、下部デッキボードが不燃部材4で覆われた
パレットPを、上記間隔dを覆うように、先端が相対す
る物品収納棚2を跨ぐように載置することにより、ラッ
クRの同一平面を形成する同じ高さに配置された物品収
納棚2のほぼ全面が、不燃部材4で覆われたパレットP
により覆うわれる場合には、物品収納棚2に被せられる
不燃部材3を省略すことができる。
【0012】上述した実施例では、物品収納棚2の上面
を不燃部材3で覆うようにした例を説明したが、物品収
納棚2の下面、或いは、上下の両面、更には、物品収納
棚2の全面を、不燃部材3で覆うように構成することも
できる。同様に、パレットPの上面、或いは、上下の両
面、更には、物品収納棚2の全面を、不燃部材4で覆う
ように構成することもできる。
を不燃部材3で覆うようにした例を説明したが、物品収
納棚2の下面、或いは、上下の両面、更には、物品収納
棚2の全面を、不燃部材3で覆うように構成することも
できる。同様に、パレットPの上面、或いは、上下の両
面、更には、物品収納棚2の全面を、不燃部材4で覆う
ように構成することもできる。
【0013】また、不燃部材のみからなる防火バリヤー
専用のパレットを用意し、所定の物品収納棚に載置して
おくことによって、防火バリヤーを構成し、必要に応じ
てこの防火バリヤー専用パレットを、物品が載置される
パレットと入れ換えて物品収納棚に載置するようにして
もよい。
専用のパレットを用意し、所定の物品収納棚に載置して
おくことによって、防火バリヤーを構成し、必要に応じ
てこの防火バリヤー専用パレットを、物品が載置される
パレットと入れ換えて物品収納棚に載置するようにして
もよい。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0015】ラックの同一平面を形成する同じ高さに配
置された物品収納棚に、不燃部材が配設されたパレット
を載置することにより防火バリヤーを形成したので、ラ
ックに特別な部材を取り付けることなく、火災の延焼を
効果的に防止することができる。
置された物品収納棚に、不燃部材が配設されたパレット
を載置することにより防火バリヤーを形成したので、ラ
ックに特別な部材を取り付けることなく、火災の延焼を
効果的に防止することができる。
【0016】同じ高さの物品収納棚の少なくとも一平面
に不燃部材を配設してラックに防火バリヤーを形成した
ので、より効果的に火災の延焼を防止することができ
る。
に不燃部材を配設してラックに防火バリヤーを形成した
ので、より効果的に火災の延焼を防止することができ
る。
【0017】パレットの下部デッキボードに不燃部材を
配設するとともに、物品収納棚の上面に不燃部材を配設
したので、より確実な防火バリヤーを形成することがで
きる。
配設するとともに、物品収納棚の上面に不燃部材を配設
したので、より確実な防火バリヤーを形成することがで
きる。
【図1】図1は本発明の自動倉庫の要部正面図である。
【図2】図2は本発明の自動倉庫のラックの要部斜視図
である。
である。
【図3】図3は本発明の自動倉庫で使用されるパレット
の斜視図である。
の斜視図である。
【図4】図4は本発明の自動倉庫の要部平面図である。
P・・・・・・・・パレット R・・・・・・・・ラック 2・・・・・・・・物品収納棚 3、4・・・・・・不燃部材
Claims (3)
- 【請求項1】少なくとも一平面に不燃部材が配設された
パレットを、ラックの同一平面を形成する同じ高さに配
置された物品収納棚に載置することにより防火バリヤー
を形成したことを特徴とする自動倉庫。 - 【請求項2】同じ高さの物品収納棚の少なくとも一平面
に不燃部材を配設することにより、ラックに防火バリヤ
ーを形成したことを特徴とする請求項1に記載の自動倉
庫。 - 【請求項3】パレットの下部デッキボードに不燃部材を
配設するとともに、物品収納棚の上面に不燃部材を配設
したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自
動倉庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25932497A JPH1179317A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 自動倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25932497A JPH1179317A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 自動倉庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1179317A true JPH1179317A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17332515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25932497A Pending JPH1179317A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 自動倉庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1179317A (ja) |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP25932497A patent/JPH1179317A/ja active Pending
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