JPH1178828A - アンチロックブレ−キ装置の液圧ユニット - Google Patents

アンチロックブレ−キ装置の液圧ユニット

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JPH1178828A
JPH1178828A JP26487797A JP26487797A JPH1178828A JP H1178828 A JPH1178828 A JP H1178828A JP 26487797 A JP26487797 A JP 26487797A JP 26487797 A JP26487797 A JP 26487797A JP H1178828 A JPH1178828 A JP H1178828A
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JP
Japan
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housing
motor
connection
control unit
hole
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP26487797A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Furuya
隆之 古屋
Yukinori Otsuka
幸典 大塚
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付けが容易なアンチロックブレ−キ装置の
液圧ユニットを提供する。 【解決手段】 液圧回路を形成したハウジング1の両側
に、モータ3とこのモータ3を制御する制御ユニット4
とを対峙して配設する。前記ハウジング1に貫通孔2を
形成する。前記モータ3から延出する電気的な接続端子
5と、制御ユニット4から延出する電気的な接続端子1
0とを設けて、これら接続端子5、10をハウジング1
の貫通孔2の両端側に臨んで対向して配置する。前記モ
ータ3の接続端子5と制御ユニット4の接続端子10と
を、これら接続端子5、10に嵌合され、ハウジング1
の貫通孔2内に配置される接続シャフト18によって電
気的に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等のブレー
キ液圧を制御するためのアンチロックブレ−キ装置の液
圧ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のアンチロックブレ−キ装置の液
圧ユニットは、例えば特開平6−122364号公報に
示されるように、液圧回路を形成したハウジングの両側
に、モータとこのモータを制御する制御ユニットとを対
峙して配設してある。
【0003】前記従来の液圧ユニットは、ハウジングに
形成した貫通孔内にリード線を配置して、このリード線
の一端をモータの電気的な接続端部に溶接し、他端を制
御ユニットの電気的な接続端部に嵌合することによっ
て、モータと制御ユニットとが電気的に接続されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例にあっては、前記モータと制御ユニットとの電気的
な接続が、モータの接続端部とリード線とを溶接するこ
とによって行われるため、この溶接作業に工数を要し、
組付け作業性が悪くなる虞がある。
【0005】本発明は前記従来の実情に鑑みて案出され
たもので、組付けが容易なアンチロックブレ−キ装置の
液圧ユニットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、液圧回路を形成したハウジングの両側に、モー
タとこのモータを制御する制御ユニットとを対峙して配
設してなる、アンチロックブレ−キ装置の液圧ユニット
において、前記ハウジングに貫通孔を形成する一方、前
記モータから延出する電気的な接続端子と、制御ユニッ
トから延出する電気的な接続端子とを設けて、これら接
続端子をハウジングの貫通孔の両端側に臨んで対向して
配置すると共に、前記モータの接続端子と制御ユニット
の接続端子とを、これら接続端子に嵌合され、ハウジン
グの貫通孔内に配置される接続シャフトによって電気的
に接続した構成にしてある。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、前記接続シャフトをハウジング
の貫通孔内に圧入固定した構成にしてある。
【0008】斯かる構成にあっては、前記ハウジングの
一端側にモータまたはこのモータを制御する制御ユニッ
トの何れか一方、例えばモータを配置して取付け、この
モータの接続端子をハウジングの貫通孔の一端側に臨ま
せる。次に、前記ハウジングの貫通孔内に接続シャフト
を挿入すると同時に、この接続シャフトの一端側をモー
タの接続端子に嵌合して両者を電気的に接続する。その
後、前記制御ユニットをハウジングの他端側に配置して
取付けると同時に、この制御ユニットの接続端子に接続
シャフトの他端側を嵌合して両者を電気的に接続する。
【0009】これによって、前記モータの接続端子と制
御ユニットの接続端子との間、即ちモータと制御ユニッ
トとの間が接続シャフトによって電気的に接続される。
【0010】ここに、前記モータと制御ユニットとの電
気的接続は、モータと制御ユニットとをハウジングに取
付けると同時に、それぞれの接続端子に接続シャフトを
嵌合するすることによって成就される。このため、前記
モータと制御ユニットとのハウジング1への取付けとこ
れらの間の電気的接続を略同時に容易に完了することが
できる。
【0011】したがって、組付けが容易なアンチロック
ブレ−キ装置の液圧ユニットが得られる。
【0012】また、請求項2記載の発明によれば、接続
シャフトがハウジングの貫通孔内に圧入固定されるか
ら、液圧ユニットが振動の多い箇所に取付けられる場合
に、接続シャフトが貫通孔内で遊動することがなく、モ
ータと制御ユニットとの電気的接続の信頼性を向上させ
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳述する。
【0014】図1は本発明の実施の形態を示す液圧ユニ
ットの断面図、図2は図1の接続シャフトを、平面図
(a)、側面図(b)で示す図面である。
【0015】図において1はハウジングで、このハウジ
ング1には図外の液圧回路が形成されると共に、ポンプ
装置等が収装されている。また、前記ハウジング1には
貫通孔2が形成してある。
【0016】前記ハウジング1の両側には、前記図外の
ポンプ装置を駆動するモータ3とこのモータ3を制御す
る制御ユニット4とが対峙して配設してある。
【0017】前記モータ3には、このモータ3から延出
する電気的な接続端子5が設けてある。前記接続端子5
は略円筒状の端子ハウジング6の内部に板状の導電体7
を筒状に丸めて収容した構成とされ、所謂雌型端子構造
となっている。前記接続端子5はハウジング1の貫通孔
2の一端側に臨んで、この実施の形態においては貫通孔
2内に挿入配置してある。また、前記接続端子5の導電
体7はモータ3の電磁コイル(図示せず)に接続され
る。
【0018】また、前記モータ3の接続端子5が収容さ
れたヨーク8とハウジング1との間にはシールリング9
が配置してある。
【0019】前記制御ユニット4には、この制御ユニッ
ト4から延出する電気的な接続端子10が設けてある。
前記接続端子10は略円筒状の端子ハウジング11の内
部に板状の導電体12を筒状に丸めて収容した構成とさ
れ、所謂雌型端子構造となっている。前記接続端子10
はハウジング1の貫通孔2の他端側に臨んで、即ちモー
タ3の接続端子5に対向して配置してある。また、前記
接続端子10の導電体12は制御ユニット4の導電基板
13に接続される。
【0020】また、前記制御ユニット4の接続端子10
や導電基板13を収容するケース14とハウジング1と
の間にはシールリング15が配置してある。
【0021】18は前記ハウジング1の貫通孔2内に収
容配置される接続シャフトである。前記接続シャフト1
8は、導電性の材料からなる矩形板状の基部19の両端
に薄板状の接続ピン20を形成した導電体21と、この
導電体21の基部19の両端に設けられた非導電性の材
料からなる保持部材22とから構成されている。前記保
持部材22には、外周側に軸方向に複数条の突起23が
形成されていると共に、接続ピン20の両側に位置し
て、この接続ピン20の軸方向に延びる案内部24が形
成してある。
【0022】前記接続シャフト18は、ハウジング1の
貫通孔2内に挿入配置され、両端の接続ピン20がモー
タ3の接続端子5及び制御ユニット4の接続端子10に
それぞれ嵌合されている。詳しくは、前記保持部材22
の突起23が貫通孔2内に圧入固定され、接続ピン20
が接続端子5の導電体7に及び接続端子10の導電体1
2に嵌合接続されている。この場合に、前記保持部材2
2の案内部24は接続端子5の端子ハウジング6及び接
続端子10の端子ハウジング11の外側にそれぞれ位置
して、接続シャフト18の接続端子5及び接続端子10
への接続をそれぞれ案内する。
【0023】斯かる構成の液圧ユニットの組付けは次の
ように行われる。即ち、先ず、前記ハウジング1の一端
側にモータ3を配置して取付け、このモータ3の接続端
子5をハウジング1の貫通孔2の一端側に挿入する。な
お、前記モータ3のハウジング1への取付けは、図外の
ボルト等によって行われる。
【0024】次に、前記ハウジング1の貫通孔2内に接
続シャフト18を挿入して、この接続シャフト18の一
端側をモータ3の接続端子5に嵌合して両者を電気的に
接続する。詳しくは、前記貫通孔2内に接続シャフト1
8を挿入すると同時に、接続シャフト18の接続ピン2
0を接続端子5の導電体7に嵌合接続する。この場合
に、前記接続シャフト18の案内部24は、接続端子5
の端子ハウジング6の外周に位置して、接続シャフト1
8の接続端子5への接続を案内する。
【0025】その後、前記制御ユニット4をハウジング
1の他端側に配置して取付け、この制御ユニット4の接
続端子10に接続シャフト18の他端側を嵌合して両者
を電気的に接続する。詳しくは、前記制御ユニット4を
図外のボルトによってハウジング1に取付けると同時
に、接続端子10の導電体12に接続シャフト18の接
続ピン20を嵌合接続する。この場合に、前記接続シャ
フト18の案内部24は、接続端子10の端子ハウジン
グ11の外周に位置して、接続シャフト18の接続端子
10への接続を案内する。
【0026】これによって、前記モータ3の接続端子5
と制御ユニット4の接続端子10との間、即ちモータ3
と制御ユニット4との間が接続シャフト18によって電
気的に接続される。
【0027】ここに、前記モータ3と制御ユニット4と
の電気的接続は、モータ3と制御ユニット4とをハウジ
ング1に取付けると同時に、それぞれの接続端子5、1
0に接続シャフト18を嵌合することによって成就され
る、このため、前記モータ3と制御ユニット4とのハウ
ジング1への取付けとこれらの間の電気的接続を略同時
に容易に完了することができる。
【0028】したがって、組付けが容易なアンチロック
ブレ−キ装置の液圧ユニットが得られる。
【0029】また、前記接続シャフト18がハウジング
1の貫通孔2内に圧入固定されているから、液圧ユニッ
トが振動の多い箇所に取付けられる場合に、接続シャフ
ト18が貫通孔2内で遊動することがなく、モータ3と
制御ユニット4との電気的接続の信頼性を向上させるこ
とができる。
【0030】以上、実施の形態を図面に基づいて説明し
たが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
【0031】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、組付けが容易なアンチロックブレ−キ装置の液
圧ユニットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す液圧ユニットの断面
図である。
【図2】図1の接続シャフトを、平面図(a)、側面図
(b)で示す図面である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 貫通孔 3 モータ 4 制御ユニット 5 接続端子 10 接続端子 18 接続シャフト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧回路を形成したハウジングの両側
    に、モータとこのモータを制御する制御ユニットとを対
    峙して配設してなる、アンチロックブレ−キ装置の液圧
    ユニットにおいて、前記ハウジングに貫通孔を形成する
    一方、前記モータから延出する電気的な接続端子と、制
    御ユニットから延出する電気的な接続端子とを設けて、
    これら接続端子をハウジングの貫通孔の両端側に臨んで
    対向して配置すると共に、前記モータの接続端子と制御
    ユニットの接続端子とを、これら接続端子に嵌合され、
    ハウジングの貫通孔内に配置される接続シャフトによっ
    て電気的に接続したことを特徴とする、アンチロックブ
    レ−キ装置の液圧ユニット。
  2. 【請求項2】 前記接続シャフトは、ハウジングの貫通
    孔内に圧入固定されてなることを特徴とする、請求項1
    記載のアンチロックブレ−キ装置の液圧ユニット。
JP26487797A 1997-09-11 1997-09-11 アンチロックブレ−キ装置の液圧ユニット Abandoned JPH1178828A (ja)

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JPH1178828A true JPH1178828A (ja) 1999-03-23

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Effective date: 20040527