JPH1178729A - 車両用画像表示方法、媒体及び装置 - Google Patents

車両用画像表示方法、媒体及び装置

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JPH1178729A
JPH1178729A JP9238677A JP23867797A JPH1178729A JP H1178729 A JPH1178729 A JP H1178729A JP 9238677 A JP9238677 A JP 9238677A JP 23867797 A JP23867797 A JP 23867797A JP H1178729 A JPH1178729 A JP H1178729A
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JP
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vehicle
growth
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image display
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JP9238677A
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English (en)
Inventor
Akihiko Nojima
昭彦 野島
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の挙動に基づいてドライバの運転の評価
結果を画像で表示する。 【解決手段】 走行距離の初期値X0 や成長段階の既存
値または初期値を用い(100〜108)、現在の走行
距離と運転状況を読み取る(112、114)。次に、
現在の走行距離を運転状況を判断するための距離に変換
した演算走行距離Lを求め(116)、走行距離が評価
時期になると(118)評価条件等を用いて成長段階を
計算して記憶し、その成長段階に対応するキャラクタを
表示した後に、次の評価時期の設定する(120〜12
4)。従って、走行距離に応じてキャラクタを成長さ
せ、走行中の車両の挙動から運転に対する評価結果をキ
ャラクタ表示させるので、運転中であっても煩わしさを
感じさせることなく提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用画像表示方
法、媒体及び装置にかかり、特に、車両の運動状態に基
づいて画像を表示する車両用画像表示方法、媒体及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両を安全に走行させるための1つの要
素として、先行車両と自車両との車間距離を適度に維持
することがある。ところが、車両の運転技術は、初心者
から熟練者まで個人々々でまちまちであり、アクセル操
作やステアリング操作による車両の挙動により、車両が
安全に走行しているかの判定が変化する。
【0003】そこで、従来、先行車両と自車両との車間
距離を計測すると共に、自車両のアクセル操作やステア
リング操作等を検出し、安全走行であるか否かを判定
し、安全走行でないと判定したときに警報信号を出力
し、ドライバに対して視覚や聴覚に対して注意を喚起す
る車載用安全運転支援装置が提案されている(特開平6
−162396号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車載用安全運転支援装置は、一定の判断基準で警報信号
を出力し、ドライバに対して視覚や聴覚に対して注意を
喚起するので、ドライバによっては煩わしさを感じるこ
とがある。特に運転者の安全判断基準はさまざまであ
り、各自の判断基準が前記一定の判断基準とずれている
場合には、運転者が望むタイミングで前記警報信号が出
力されない状況が生じ、警報への信頼性が低下してしま
う。そのため、運転者はそのような警報の出力を禁止す
るべく、システムを作動オフしてしまうことが考えられ
る。すると、安全運転支援を恒常的に行うことができな
い。
【0005】また、安全運転は、安定した運転状態を維
持継続することが重要であり、安全運転から逸脱したと
きに警報することも重要ではあるが、警報をすることは
即時的であり、安定した運転状態を維持継続したことを
検知することができない。
【0006】本発明は、上記問題点を考慮して、安全運
転支援装置による車両の操作状況または車両の使用状況
の検知結果を、恒常的または継続的に運転者が興味をも
てるようにし、安全運転支援装置の効果を恒常的・継続
的に得ることができる車両用画像表示方法、媒体及び装
置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明の車両用画像表示方法は、未熟
から成熟までの間を予め複数の成長段階に分類し、分類
した各成長段階に対応した画像を予め定め、走行に関係
する車両情報を検出し、検出した車両情報に基づいて成
長段階を設定し、設定した成長段階に対応する画像を表
示する。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用画像表示方法であって、前記複数の成長段階
は、未熟から成熟までの間の発育状態を表す複数の発育
段階と該各発育段階について最悪から最良までの間の状
態を複数に分類した複数の状態段階とから構成され、各
発育段階の各状態段階に対応した画像を予め定めたこと
を特徴とする請求項1に記載の車両用画像表示方法。
(同一の成長段階で気分を表現) 請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の車
両用画像表示方法であって、前記車両情報は走行距離で
あり、走行距離が大きくなるに従って成長段階が未熟か
ら成熟に向かって進むように設定することを特徴とす
る。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の車両用画像表示方法であっ
て、前記車両情報は、車速に関係する操作及び操舵に関
係する操作の少なくとも一方の操作による車両の挙動を
含み、予め定めた操作を行うに従って成長段階が未熟か
ら成熟に向かって進むように設定することを特徴とす
る。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の車両用画像表示方法であっ
て、車両情報が予め定めた車両情報でないときに前記成
長段階を停留または退行させることを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5の何れか1項に記載の車両用画像表示方法であっ
て、前記車両情報は、車両周辺の地理環境の検出を含
み、車両周辺の地理環境を含む車両情報に基づいて成長
段階を設定することを特徴とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の車両用画像表示方法であって、前記車両情報に基づい
て、車両周辺の地理環境以外の車両情報が車両周辺の地
理環境に沿わないときに前記成長段階を停留または退行
させることを特徴とする。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請
求項7の何れか1項に記載の車両用画像表示方法であっ
て、前記車両情報は、車両のメインテナンスに関係する
車両の動作状態を含むことを特徴とする。
【0014】請求項9に記載の発明の画像表示プログラ
ムを記録した記録媒体は、コンピュータによって車両情
報に基づいて画像を表示する画像表示プログラムを記録
した記録媒体であって、前記画像表示プログラムは、未
熟から成熟までの間を予め複数の成長段階に分類し、分
類した各成長段階に対応した画像を予め定め、車両の操
作または使用状況を表すと共に走行に関係する車両情報
を検出し、検出した車両情報に基づいて成長段階を設定
し、設定した成長段階に対応する画像を表示することを
特徴とする。
【0015】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の画像表示プログラムを記録した記録媒体であって、
前記複数の成長段階は、未熟から成熟までの間の発育状
態を表す複数の発育段階と該各発育段階について最悪か
ら最良までの間の状態を複数に分類した複数の状態段階
とから構成され、各発育段階の各状態段階に対応した画
像を予め定めたことを特徴とする。
【0016】請求項11に記載の発明は、請求項9また
は10に記載の画像表示プログラムを記録した記録媒体
であって、前記車両情報は走行距離であり、走行距離が
大きくなるに従って成長段階が未熟から成熟に向かって
進むように設定することを特徴とする。
【0017】請求項12に記載の発明は、請求項9乃至
請求項11の何れか1項に記載の画像表示プログラムを
記録した記録媒体であって、前記車両情報は、車速に関
係する操作及び操舵に関係する操作の少なくとも一方の
操作による車両の挙動を含み、予め定めた操作を行うに
従って成長段階が未熟から成熟に向かって進むように設
定することを特徴とする。
【0018】請求項13に記載の発明は、請求項9乃至
請求項12の何れか1項に記載の画像表示プログラムを
記録した記録媒体であって、車両情報が予め定めた車両
情報でないときに前記成長段階を停留または退行させる
ことを特徴とする。
【0019】請求項14に記載の発明は、請求項9乃至
請求項13の何れか1項に記載の画像表示プログラムを
記録した記録媒体であって、前記車両情報は、車両周辺
の地理環境の検出を含み、車両周辺の地理環境を含む車
両情報に基づいて成長段階を設定することを特徴とす
る。
【0020】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載の画像表示プログラムを記録した記録媒体であっ
て、前記車両情報に基づいて、車両周辺の地理環境以外
の車両情報が車両周辺の地理環境に沿わないときに前記
成長段階を停留または退行させることを特徴とする。
【0021】請求項16に記載の発明は、請求項9乃至
請求項15の何れか1項に記載の画像表示プログラムを
記録した記録媒体であって、前記車両情報は、車両のメ
インテナンスに関係する車両の動作状態を含むことを特
徴とする。
【0022】請求項17に記載の発明の車両用画像表示
装置は、未熟から成熟までの間を予め複数の成長段階に
分類し、分類した各成長段階に対応した画像を記憶した
記憶手段と、車両の操作または使用状況を表すと共に走
行に関係する車両情報を検出する検出手段と、検出した
車両情報に基づいて成長段階を設定する設定手段と、設
定した成長段階に対応する画像を表示する表示手段と、
を備えている。
【0023】請求項18に記載の発明は、請求項17に
記載の車両用画像表示装置において、前記表示手段は、
車両に搭載された車載ディスプレイであることをを特徴
とする。
【0024】請求項1の発明の車両用画像表示方法で
は、車両情報を検出し、この車両情報に基づいて成長段
階を設定する。この成長段階は、未熟から成熟までの間
を予め複数に分類したものであり、分類した各成長段階
に対応した画像が予め定められている。車両情報は、車
両の操作または使用状況を表すと共に走行に関係するも
のであり、車両内時計による時間、走行時間、走行距
離、累積走行距離等の実際の車両または走行にかかわる
走行状態がある。成長段階は、これら時間や距離による
車両情報に基づいて未熟から成熟に向かって進むように
設定される。例えば、走行時間が増加するに従って未熟
から成熟に向かうように設定されることや、走行距離が
増加するに従って未熟から成熟に向かうように設定され
ることがある。この成長段階には、各々の成長段階に対
応して画像が定められているので、成長段階毎に成長段
階に応じた画像を表示する。従って、ドライバは、成長
段階を適宜目視により認知でき、煩わしさを感じること
なく、画像による成長の過程を認知できる。
【0025】なお、車両情報としては、車両の進行方向
に関する運動状態、車両の走行力に関する運動状態、車
両の傾きに関する運動状態、車両周辺の環境状態があ
る。車両の進行方向に関する運動状態には、操舵角や方
向指示等がある。車両の走行力に関する運動状態には、
車速、加速度(Gセンサによる検知も可能)、ヨーレイ
ト、アクセル開度、ブレーキ力、ギヤ比、機関回転数等
がある。車両の傾きに関する運動状態には、ローリング
やダイビング等があり、ストロークセンサや傾きセンサ
で検知可能である。車両周辺の環境状態には、ナビゲー
ションシステム等で検知可能な周辺の地理、車両が走行
する道路の形状、道路の渋滞度や周囲の建築物(地理関
係や構造)、車両外部の明るさ、温度及び湿度がある。
【0026】請求項2の発明では、前記複数の成長段階
として、未熟から成熟までの間の発育状態を表す複数の
発育段階と該各発育段階について最悪から最良までの間
の状態を複数に分類した複数の状態段階とから構成さ
れ、各発育段階の各状態段階に対応した画像を予め定め
ることができる。従って、成長段階を2次元的な段階、
すなわち発育段階と状態段階とで扱うことができ、成長
段階内に、同一の発育段階で気分やその状態を表現した
状態段階により設定でき、より詳細な成長段階を設定す
ることができる。
【0027】前記車両情報は、請求項3にも記載した
が、走行距離を用いることができ、走行距離が大きくな
るに従って成長段階が未熟から成熟に向かって進むよう
に設定できる。請求項1の欄にも説明したが、車両情報
は、走行に関係するものであり、特に、走行距離により
成長段階を設定することにより、ドライバが運転したそ
の距離に従って未熟から成熟に向かって進むように設定
でき、ドライバの走行に則した成長段階を期待できる。
【0028】前記のように、車両情報は、車両の運動状
態及び車両周辺の環境状態がある。請求項4に記載した
ように、これらのうち、車両の進行方向に関する運動状
態や車両の走行力に関する運動状態に含まれる車速に関
係する操作及び操舵に関係する操作の少なくとも一方の
操作による車両の挙動について、予め定めた操作を行う
に従って成長段階が未熟から成熟に向かって進むように
設定する。このようにすることで、一定車速内や予め定
めた適正操舵がなされたときに成長段階が進むように設
定することができる。
【0029】また、請求項5に記載したように、車両情
報が予め定めた車両情報でないときには成長段階を停留
または退行させる。例えば、蛇行運転等のように操舵に
関係する操作がなされたときには安全走行でないことが
多い。そこで、安全走行でない、予め定めた車両情報で
ないときには成長段階を停留または退行させれば、成長
段階は停止または逆行するので、ドライバには安全走行
がなされなかったことを促すことができる。
【0030】請求項6に記載したように、前記車両情報
として、車両周辺の地理環境の検出を含むことができ
る。この車両周辺の地理環境を含む車両情報に基づいて
成長段階を設定すれば、交差点での一時停止を怠ったこ
とや一方通行を逆進したことを検知して安全走行でない
ことや、渋滞等により制限時速を大幅に低下した車速で
走行しているが安全走行であることを認知することがで
きる。
【0031】また、請求項7に記載したように、車両情
報に基づいて、車両周辺の地理環境以外の車両情報が車
両周辺の地理環境に沿わないときに前記成長段階を停留
または退行させることによって、交差点での一時停止を
怠ったことや一方通行を逆進したことを検知して安全走
行でないことや制限時速オーバー等のように、安全走行
でない、予め定めた車両情報でないときには成長段階を
停留または退行させれば、成長段階は停止または逆行す
るので、ドライバには安全走行がなされなかったことを
促すことができる。
【0032】請求項8に記載したように、前記車両情報
が、車両のメインテナンスに関係する車両の動作状態を
含むことによって、ドライバに対して、車両の動作状態
に関係する処理や処置を促すことができる。例えば、ガ
ソリン残量が少なくなってきたり、オイル交換時期にな
ったり、バッテリ充電または交換時期になったりするこ
とを定期的に促すことができ、車両に搭載された設備等
の消耗を防ぐことや適正処置を容易に促すことができ
る。
【0033】前記車両情報に基づいて画像を表示する車
両用画像表示方法は、以下の手順によるプログラムを含
んだ記憶媒体により容易に持ち運びが可能な画像表示プ
ログラムを記憶した記憶媒体として提供できる。
【0034】すなわち、本発明の画像表示プログラムを
記録した記録媒体は、コンピュータによって車両情報に
基づいて画像を表示する画像表示プログラムを記録した
記録媒体であって、前記画像表示プログラムは、未熟か
ら成熟までの間を予め複数の成長段階に分類し、分類し
た各成長段階に対応した画像を予め定め、走行に関係す
る車両情報を検出し、検出した車両情報に基づいて成長
段階を設定し、設定した成長段階に対応する画像を表示
することを特徴とする。
【0035】画像表示プログラムを記録した記録媒体に
ついて、前記複数の成長段階は、請求項10に記載した
ように、未熟から成熟までの間の発育状態を表す複数の
発育段階と該各発育段階について最悪から最良までの間
の状態を複数に分類した複数の状態段階とから構成さ
れ、各発育段階の各状態段階に対応した画像を予め定め
ることができる。
【0036】また、画像表示プログラムでは、請求項1
1に記載したように、前記車両情報は走行距離であり、
走行距離が大きくなるに従って成長段階が未熟から成熟
に向かって進むように設定することができる。
【0037】画像表示プログラムで用いられる前記車両
情報は、請求項12に記載したように、車速に関係する
操作及び操舵に関係する操作の少なくとも一方の操作に
よる車両の挙動を含み、予め定めた操作を行うに従って
成長段階が未熟から成熟に向かって進むように設定する
ことができる。
【0038】また、画像表示プログラムでは、請求項1
3に記載したように、車両情報が予め定めた車両情報で
ないときに前記成長段階を停留または退行させることが
できる。
【0039】また、画像表示プログラムでは、請求項1
4に記載したように、前記車両情報は、車両周辺の地理
環境の検出を含み、車両周辺の地理環境を含む車両情報
に基づいて成長段階を設定することができる。
【0040】また、画像表示プログラムでは、請求項1
5に記載したように、前記車両情報に基づいて、車両周
辺の地理環境以外の車両情報が車両周辺の地理環境に沿
わないときに前記成長段階を停留または退行させること
ができる。
【0041】また、画像表示プログラムでは、請求項1
6に記載したように、前記車両情報は、車両のメインテ
ナンスに関係する車両の動作状態を含むことができる。
【0042】前記車両情報に基づいて画像を表示する車
両用画像表示方法、及び画像表示プログラムを含んだ記
憶媒体は、以下の車両用画像表示装置により実現可能で
ある。
【0043】すなわち、本発明の車両用画像表示装置
は、未熟から成熟までの間を予め複数の成長段階に分類
し、分類した各成長段階に対応した画像を記憶した記憶
手段と、走行に関係する車両情報を検出する検出手段
と、検出した車両情報に基づいて成長段階を設定する設
定手段と、設定した成長段階に対応する画像を表示する
表示手段と、を備えている。
【0044】また、前記表示手段は、請求項18にも記
載したように、車両に搭載された車載ディスプレイを用
いることによって、車両内における表示装置を用いるこ
とができ、ナビゲーションシステムやテレビ装置等の表
示装置の有効利用を図ることができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態はドラ
イバに対して映像や音声で経路補助情報を提供するナビ
ゲーションシステムにドライバの運転技術を評価して画
像を表示する本発明を適用したものである。
【0046】図1に示すように、本実施の形態のナビゲ
ーションシステム10は、装置本体12、CPU14、
RAM16、ROM18、及び入出力ポート(I/O)
24からなるマイクロコンピュータで構成され、各々バ
ス26によってコマンドやデータ授受が可能なように接
続されている。なお、RAM16は、バックアップラム
とされ、電源遮断時であっても記憶されている情報の内
容をバックアップ(記憶)している。バス26には、タ
イマ20及びフロッピーディスク28が挿抜可能なフロ
ッピーデュスクユニット(FD装置)22が接続されて
いる。なお、ROM18には、後述する処理ルーチンや
ドライバの運転技術を評価して評価結果を図形として表
示させるためのキャラクタが記憶されている。また、こ
れら後述する処理ルーチンや評価結果を図形として表示
させるためのキャラクタは、FD装置22を介してフロ
ッピーディスク28に読み書き可能である。
【0047】なお、本実施の形態のナビゲーションシス
テム10は、入出力ポート24を介して車両用ローカル
エリアネットワークに接続可能である。
【0048】入出力ポート24には、ドライバに対して
映像で経路補助情報を提供するための表示装置30、ド
ライバに対して音声で経路補助情報を提供するためのス
ピーカ32Aを備えた音声合成装置32からなるスピー
カ装置、及び経路補助情報を記録したCD−ROM(図
示省略)を装填可能なCD−ROM装置42が接続され
ている。表示装置30は、CD−ROM装置42から提
供される地図情報を表示可能であると共に、後述するよ
うにドライバの運転技術を評価した評価結果を表示する
こともできる。音声合成装置32は、装置本体12から
出力されたデジタル信号及びアナログ信号の何れかの音
声信号をスピーカ32Aの駆動信号に変換して出力する
ためのものである。CD−ROM装置42に装填される
CD−ROM(図示省略)には、経路補助情報を周辺の
地理関係で表した地図情報がデータベース化されて格納
されると共に、地図情報に連携して走行路周辺の情報と
して制限車速(制限時速)、横断歩道や踏み切り等の位
置、曲線路の半径、国道や高速道路等の道路の種別等が
データベース化されて格納されている。なお、経路補助
情報や地図情報そしてデータベース化された上記情報
は、車両情報の1つに含まれる。
【0049】入出力ポート24には、設定入力装置34
が接続されている。設定入力装置34は、評価条件を設
定するための入力装置であり、キーボードやスイッチ装
置を用いることができる。この設定入力装置34は、ド
ライバの運転状態を評価するためのモードを設定するも
のである。本実施の形態では、時間で評価する時間モー
ド、走行距離で評価する距離モードの2種類が設定可能
であり、以下の説明では距離モードで設定した場合を説
明する。これらの各々のモードには評価のための評価時
期となる基準が予め定められている。本実施の形態では
距離モードで設定されるので、評価時期となる基準とし
て所定の走行距離(累積相乗距離)距離が複数予め設定
されている。例えば、100,200,400,50
0、1000kmが評価時期として設定される。上記モ
ードは、車両情報の1つに含まれる。
【0050】なお、設定可能なモードは上記2つに限定
されるものではなく、上記の他のモードとして、高速道
路を主に走行することを予測した高速モード、市街地を
主に走行することを予測した市街モード等を設定するこ
とができる。高速モードは評価時期が比較的に長く設定
され、市街モードは評価時期が比較的に短く設定され
る。
【0051】また、設定された評価時期におけるドライ
バの運転技術の評価は、助手席、及び後部座席の各々に
着座した乗員を被評価者と想定してその乗員による評価
を考慮するようにしてもよい。
【0052】また、入出力ポート24には、アンテナ3
6Aを備えた通信装置36が接続されている。通信装置
36は、本ナビゲーションシステム10が搭載された車
両と路上側に設置された路上機との無線通信を可能とす
るための装置であり、各種情報の授受を可能としてい
る。
【0053】さらに、入出力ポート24には、車両に搭
載される各種電子機器及びその電子機器の特性値を出力
するセンサがさらに接続されている。
【0054】なお、上記通信装置36は、車両情報を得
るための装置として機能することがあり、また、車両に
搭載される各種電子機器及びその電子機器の特性値を出
力するセンサも、車両情報を得るための装置として機能
することがある。
【0055】これらの各種電子機器及びその電子機器の
特性値を出力するセンサとしては、ABS(アンチロッ
ク・ブレーキ・システム)38、エアバック装置40、
車間距離計測装置44、状態センサ46がある。
【0056】ABS38は、周知のように車輪と路面と
の間に生じるスリップ状態やタイヤのロック状態を回避
するために、タイヤ毎に制動力やタイヤの回転停止力等
を制御するものである。本実施の形態では、ABS38
からABS38の作動・非作動を表す信号を用いてい
る。なお、ABS38に替えてVSC(ビークル。スタ
ビリティ・コントロール)を用いてもよく、またVSC
を加えてもよい。このVSCは、車両の挙動制御を行う
ものであり、低μ路の横スベリ等を防止するため、ヨー
レイトや操舵角に応じてタイヤの回転力を制御するもの
である。本実施の形態においてVSCを用いる場合、V
SCの作動・非作動を表す信号を用いればよい。
【0057】また、エアバック装置40は、急制動時等
にドライバや助手席乗員と車両との急激な接近状態を回
避するため、袋体を膨張させるものであり、本実施の形
態では、エアバック装置40からエアバック装置40の
作動・非作動を表す信号を用いている。
【0058】なお、上記ABS38及びエアバック装置
40は、作動・非作動を表す信号を用いた場合に限定す
るものではなく、作動状態を段階的に設定し、その作動
段階に応じた信号を用いることができる。
【0059】車間距離計測装置44は、自車両と先行車
両との間の自車両前方の距離を計測する装置であり、本
実施の形態では、計測した距離をデジタル信号として出
力するものである。
【0060】状態センサ46としては、車速センサ46
A、操舵角センサ46B、アクセル開度センサ46C、
ブレーキセンサ46D、方向指示センサ46E、Gセン
サ(ヨーレイトセンサ)46F、ストロークセンサ46
G、油圧センサ46H、燃料計46J、ギヤ比出力装置
46K、タコメータに接続された機関回転数センサ46
L、温度計46M、湿度計46N、オーディオ装置46
Pがある。
【0061】車速センサ46Aはスピードメータ等に接
続され、車両走行時の速度を検出するためのものであ
る。操舵角センサ46Bは、ステアリングの回転軸等に
取り付けられ、操舵角を検出するためのものである。ア
クセル開度センサ46Cは、アクセルペダル等に取り付
けれられ、アクセルペダルの踏み込み量すなわち加速指
示量を検出するためのものである。ブレーキセンサ46
Dは、ブレーキペダル等に取り付けられ、ブレーキペダ
ルの踏み込み量すなわち制動指示量を検出するためのも
のである。方向指示センサ46Eは車両の右左折指示を
検出するためのものであり、ターンシグナルレバー等に
取り付けられている。Gセンサ(ヨーレイトセンサ)4
6Fは車両の加速度(ヨーレイト)を検出するためのも
のである。ストロークセンサ46Gは、車高を検出する
ためのものであり、また車高の変位を検出するためのも
のであり、4輪車の場合には車輪に対応して4箇所また
はそれ以上取り付けることが可能である。このストロー
クセンサ46Gの出力から車両の傾きを検出することが
できる。
【0062】油圧センサ46Hは油圧が適正か否かをセ
ンサ出力するものであり、燃料計46Jは燃料タンク内
の残量をセンサ出力するものである。ギヤ比出力装置4
6Kは、変速装置等に取り付けられ、現在のギヤ比また
はギヤ比の切り換え指示を検出するためのものである。
機関回転数センサ46Lはタコメータに接続され、機関
回転数すなわちエンジンの回転数を検出するためのもの
である。温度計46Mは車両の居住空間内の温度や水温
を検出するためのものであり、湿度計46Nは車両の居
住空間内の湿度を検出するためのものである。オーディ
オ装置46Pは車両の居住空間内に音響を提供するため
のものであり、本実施の形態では、設定した音の音量や
音質の指示量をデジタル信号として出力するものであ
る。なお、これらの機器等は、車両用のローカルエリア
ネットワークを介して接続してもよい。
【0063】ここで、ドライバによる安全運転は継続し
た安定した運転状態の維持が重要であり、安全な運転状
態を維持している場合にはドライバの運転に対しての評
価や実感できる表現形態の存在が好ましい。そこで、本
実施の形態では、ドライバの運転に対する評価に応じて
電子的にキャラクタが成長する画像を表現形態として用
いている。その成長過程において、運転に対する評価か
らキャラクタの形態を変化させ、ドライバ等に対する評
価の実感を可能としている。
【0064】図2には、本実施の形態で用いる、電子的
に成長するキャラクタの成熟したキャラクタを画像とし
て示した。本実施の形態では、未熟状態(開始当初の成
長段階)として生成される打点DTから成熟状態として
キャラクタIPまでの間で成長する。
【0065】また、本実施の形態では、キャラクタの形
態を変化させるための基準として、以下の評価条件を定
めている。この評価条件は、運転に対する評価の結果を
数値で表すポイントを定めたり、そのポイントの維持や
適用条件を定めたりするときに用いられる。そして、走
行に際して車両の挙動等(イベント)を検知して、評価
条件に従って定まるポイントを用いてドライバの運転に
対する評価値を求めている(詳細は後述)。
【0066】〔評価条件〕 ・ABSが作動されたときは、−側にポイントを減算。
【0067】・VSCが作動されたときは、−側にポイ
ントを減算。 ・急激なG加速は、−側にポイントを減算。
【0068】(例えば、急激なG加速:0.5G以上の
加速) ・コーナにおける横Gが一定値以上のときは、−側にポ
イントを減算。
【0069】(例えば、一定値:0.3G) ・横断歩道の手前で一時停止したときは、+側にポイン
トを加算。
【0070】・制限車速が所定の範囲内のときは、+側
にポイントを加算。(例えば、所定の範囲:+10%〜
−20%) ・ターンシグナルの時期が適切なときは、+側にポイン
トを加算。
【0071】・踏切手前で一時停止を怠ったときは、−
側にポイントを減算。 ・適正な車間距離を維持したときは、+側にポイントを
加算。
【0072】適正な車間距離が短いときは、−側にポイ
ントを減算。 ・即時的な項目以外は継続的に運転状態が維持されると
きにポイント積算。
【0073】・前後車間や渋滞等の情報を通して現状の
車速がドライバの意図によるものか周辺の交通環境によ
るものかを判別し、不安全な状態が周辺の交通環境によ
るものと推定される場合はポイントを減点しない。
【0074】(例えば、高速道路、前方事故等による急
制動) ・瞬時に危険に陥った場合はキャラクタの色や柄を変化
させ、ドライバに瞬時に危険に陥ったことを知らしめ
る。
【0075】(例えば、通常の色から真っ青に変化さ
せ、運転状態が数分間安定状態になったのちに解除) 以下に示す表1は、上記評価条件についてポイント等の
数値を定めた評価基準として纏めたものであり、表1の
評価基準をテーブルとして記憶し、記憶されたテーブル
に従ってドライバの運転に対する評価値(ポイントの積
算値等)及び適用距離を求めている。
【0076】
【表1】 なお、上記テーブルを用いて評価値を求めるためにその
ままポイントを積算してもよいが、次の(1)式からイ
ベントが発生する毎に安全度を求め、求めた安全度の積
算値を評価値として求めるようにしてもよい。
【0077】 〔安全度演算関数〕 安全度 = C1 ×(平均車速) +C2 ×(加減速G) +C3 ×(ABS作動の有無) +C4 ×(VSC作動の有無) +C5 ×(前後車間距離) +C6 ×(コーナの横G) ・・・(1) 但し、C1 〜C6 :走行距離や平均機関回転数から定ま
る定数
【0078】なお、上記安全度を求める式に含まれるイ
ベントは(1)式に限定されるものではなく、さらにイ
ベントを追加してもよい。
【0079】図3に示すように、走行に際して車両の挙
動等(イベント)を検知して、評価条件に従って定まる
ポイントを用いてドライバの運転に対する評価値を求め
て変化するキャラクタの形態は、未熟状態〜成熟状態ま
での間の成長過程である成長段階がある。成長段階の各
キャラクタは予めROMまたはRAMに記憶されてい
る。この成長段階は、段階A〜段階Fの発育段階と、+
3〜−3段階の状態段階に分類されている。発育段階
は、キャラクタの成長形態を表す段階である。状態段階
は発育段階のなかで最良から最悪の間の安全性の状態を
表す段階であり、数字が大きくなるに従って安全性が高
いことを表している。なお、以下の説明では、キャラク
タの形態を表す成長段階として、発育段階i(=A,
B,C,D,E,Fの何れか)で状態段階j(−3≦j
≦+3)のときに、段階ij と表記する。また、最初の
成長段階として打点DTが生成される成長段階は、生成
段階であるので、単に段階Aと表記することとする。
【0080】成長段階は、ドライバの運転に対する評価
に応じて、段階Aから段階Fj まで成長を続ける。この
成長の過程は、発育段階が進退したり、状態段階が進退
したりするものである(詳細は後述)。
【0081】図4に示すように、評価条件で説明した瞬
時に危険に陥った場合にキャラクタの色や柄を変化させ
る一例として、本実施の形態では、十字マークが付加さ
れた包帯をキャラクタに付与した画像であるキャラクタ
IP’を用いている。図4の例では、段階Fj について
適用した場合を示したが、他の段階Bj 〜段階Ej につ
いても同様に可能であるものとする。なお、キャラクタ
の色を、通常の色から真っ青に変化させるようにしても
よい。この色や柄を変化させるキャラクタまたは変化部
分のキャラクタは予めROMまたはRAMに記憶されて
いる。次に、本実施の形態の作用を説明する。イグニッ
ションキーにより車両への電源が投入(アクセアリスイ
ッチがオン)されると、ナビゲーションシステム10に
おいて図5の処理ルーチンが実行される。ステップ10
0では、設定入力装置34により入力されたモードの読
取と読み取ったモードについての初期値設定がなされ
る。本実施の形態では、距離モードが選択される。これ
によって、上記(1)式の定数C1 〜C6 が定まる。ま
た、ステップ100では、本ルーチンを最初に実行した
ときの走行距離の初期値X0 を読み取り、次のステップ
102において、走行距離の初期値X0 に走行距離が格
納されているか否かを判断する。
【0082】走行距離の初期値X0 に走行距離が格納さ
れているときは、2度目以降の実行であるため、ステッ
プ102で肯定され、初期値X0 をそのまま用いて、次
のステップ104で判断基準のレベルを定める変数kの
値を読み取って設定した後にステップ108へ進む。本
実施の形態では距離モードで設定されるので、この判断
基準のレベルを定める変数kは、評価時期となる基準と
して所定の走行距離(累積相乗距離)距離に対応する順
番を表しており、k=1ならば100kmに対応し、k
=2ならば200kmに対応し、k=3ならば400k
mに対応し、k=4ならば500kmに対応し、k=5
ならば1000kmに対応する。すなわち、キャラクタ
が成長する単位距離に対応する。
【0083】一方、走行距離の初期値X0 に走行距離が
未格納のときは、最初の実行であるため、ステップ10
2で否定され、次のステップ106で現在の走行距離X
を読み取ると共に、読み取った距離Xを初期値X0 とし
て格納し、変数kの値を最初の値である「1」に設定し
た後にステップ108へ進む。
【0084】ステップ108では、成長段階が記憶され
ているか否かによりバックアップデータの有無を判断
し、バックアップデータが有るときは、ステップ108
で肯定され、次のステップ110で記憶されている成長
段階を読み取ってステップ112へ進む。一方、バック
アップデータが無のときはそのままステップ112へ進
む。ステップ112では、現在の走行距離を読み取り、
次のステップ114で運転状況を読み取る。
【0085】運転状況は、車両に搭載される各種電子機
器及びその電子機器の特性値を出力するセンサの出力を
読み取ることによってなされる。例えば、ABS38及
びエアバック装置40の作動・非作動を表す信号、車間
距離計測装置44による自車両前方の距離、状態センサ
46を読み取る。状態センサ46では、車速センサ46
Aによる車速、操舵角センサ46Bによる操舵角(また
は角速度)、アクセル開度センサ46Cによるアクセル
ペダルの踏み込み量すなわち加速指示量、ブレーキセン
サ46Dによるブレーキペダルの踏み込み量すなわち制
動指示量、方向指示センサ46Eによる方向指示、Gセ
ンサ(ヨーレイトセンサ)46FによるG(またはヨー
レイト)、ストロークセンサ46Gによる車高、油圧セ
ンサ46Hによる油圧、燃料計46Jによる残量、ギヤ
比出力装置46Kによるギヤ比、機関回転数センサ46
Lによる回転数、温度計46Mによる温度、湿度計46
Nによる湿度、オーディオ装置46Pによる音量等を読
み取る。
【0086】次のステップ116では、次の(2)式を
用いて演算走行距離Lを求める。この演算走行距離は、
現在の走行距離を運転状況を判断するための距離に変換
されたものである。なお、詳細は後述するが、αは安全
運転でない走行が継続されたときの付加走行距離であ
る。
【0087】L=X−X0 +α
【0088】次のステップ118では、L<Xi か否か
を判断することにより、走行距離が評価時期となる基準
として所定の走行距離未満か否かを判断する。L<Xi
のときは評価時期ではないのでステップ118で肯定さ
れ、次のステップ126において上記読み取った運転状
況を時系列的な配列として記憶してステップ128へ進
む。一方、L≧Xi のときは評価時期であるので、次の
ステップ120へ進み、上記評価条件や(1)式を用い
て後述するようにして成長段階を計算して記憶する。次
のステップ122では、上記ステップ120で記憶した
成長段階に対応するキャラクタを表示した後に、次の評
価時期の設定のためステップ124で変数kをインクリ
メント(k=k+1)してステップ128へ進む。ステ
ップ128では、電源が遮断されたか否かを判断するこ
とで、処理終了か否かを判断し、終了でないときはステ
ップ112へ戻り上記処理を繰り返す。一方、終了のと
きは本ルーチンを終了する。
【0089】なお、上記成長段階に対応するキャラクタ
の表示は、ナビゲーションシステムとの共存を可能とす
る、すなわち地理情報の表示と共にキャラクタの表示を
可能とするため、表示画面の一部に表示させることが好
ましい。
【0090】次に、ステップ120及びステップ122
の詳細を説明する。まず、上記ポイントを求めた後に
は、本実施の形態では、図7または図8に示す成長法則
に従って成長段階が定められる。
【0091】図7に示す成長法則では、+3の状態段階
でのみ発育段階を成長させることを許可するものであ
る。同一の発育段階内では、ポイントの値に応じて状態
段階の低い段階から高い段階の間で推移する。例えば、
発生段階Aから、第1期成長の発育段階Bj へ成長させ
るときに読み取ったABS38、エアバック装置40、
車間距離計測装置44、及び状態センサ46からの信号
により求めたポイント値が「+3」のときは段階B+3
成長する。次に、第2期成長の発育段階Cj への成長時
のポイント値が「+3」で段階C+3へ成長し、第3期成
長の発育段階Djへの成長時のポイント値が「+3」で
段階D+3へ成長し、第4期成長の発育段階Ej への成長
時のポイント値が「+3」で段階E+3へ成長し、第5期
成長の発育段階Fj への成長時のポイント値が「+3」
で段階F+3へ成長する。このように、ポイント値が「+
3」でのみ成長が許可される。
【0092】一方、求めたポイント値が「+3」以外の
例えば「0」のときは第1期成長の場合、段階B0 へ成
長する。この段階B0 では次の発育段階Cj へ成長でき
ないので、再度第1期成長を行わせ、その時のポイント
値により、状態段階を推移させる。そして、次の第2期
成長時に段階B+3の状態段階に成長したときに、第2期
成長の発育段階Cj への成長を許可する。他の発育段階
も同様である。このように、安全性が低いときには成長
が遅延される。なお、「+3」で段階以外の段階に成長
されたときは、同一の成長期を複数回実行することにな
るが、この場合、評価時期である走行距離を用いるもの
とする。例えば、上記の例による第1期成長の場合、第
1期成長までの走行距離をそのまま延長してもよく、細
分化した走行距離を適用してもよい。
【0093】ところで、図7の成長法則では、運転状況
によっては同一の発育段階で成長が停滞することがあ
る。そこで、次の図8を一例として、成長の段階で状態
段階を変化させることが考えられる。
【0094】図8に示す成長法則では、ポイント値に応
じて同一レベル以下の状態段階へ発育段階を成長させる
ことを許可するものである。なお、同一の発育段階内に
おいて、図7の成長法則と同様にポイントの値に応じて
状態段階の低い段階から高い段階の間で推移するように
してもよい。
【0095】例えば、発生段階Aから、第1期成長の発
育段階Bj へ成長させるときに読み取ったABS38、
エアバック装置40、車間距離計測装置44、及び状態
センサ46からの信号により求めたポイント値が「+
2」のときは段階B+2へ成長する。この段階B+2は次の
段階C+2,C+1,C0 ,C-1への成長が可能であり、第
2期成長の発育段階Cj への成長時のポイント値により
段階C+2,C+1,C0 ,C-1の何れかに成長する。な
お、段階C+2,C+1,C0 ,C-1への成長分類は、各々
の段階へ成長を可能とするポイント値や幅を予め定めて
おく。このようにすることで、第1期成長から第5期成
長の各々において、遅延されることなく、キャラクタ成
長が許可される。
【0096】次に、運転状況に応じて実行される割り込
みルーチンについて説明する。車両が走行を開始して、
上記説明した表1に示すイベントがあったとき、図6の
割り込みルーチンが実行され、ステップ200において
そのイベントを含む運転状況を図5のステップ114と
同様に読み取る。次のステップ202では、読み取った
運転状況を用いて、表1を参照してポイントの値を求め
ると共に、成長停止距離、及び包帯表示距離を設定す
る。このステップ202では、設定した成長停止距離を
付加走行距離αに設定する。これによって、図5のステ
ップ116では、現在の走行距離Xに付加走行距離αが
加算された距離によって演算走行距離Lが求められる。
次のステップ204では、ステップ202で設定したポ
イントの値が「0」か否かを判断することにより、ポイ
ント有か否かを判断し、ポイントの値が「0」のときは
否定され、そのまま本ルーチンを終了する。一方、ポイ
ントの値が「−1」以下または「+1」以上のときはス
テップ204で肯定され、次のステップ206におい
て、イベントに対応するキャラクタが存在するときはそ
のキャラクタを表示する。すなわち、瞬時に危険に陥っ
た場合に、図4のキャラクタのように、十字マークが付
加された包帯をキャラクタに付与した画像であるキャラ
クタIP’を表示(または色や柄を変更)する。
【0097】なお、包帯表示距離は走行距離と連動する
減算カウンタ等によって減算し、包帯表示距離を走行し
たのちには表示を消去する。なお、このような包帯表示
の過程を設定せずに、瞬時の危険が生じたときに直ちに
キャラクタ画像を消去するようにしてもよい。このよう
なキャラクタ消去も、成長の退行のさせ方の一例として
よい。また、成長停止距離は、次の成長停止距離が生じ
たときに入れ換えてもよく、加算してもよい。
【0098】以上説明したように、本実施の形態では、
走行距離が長くなるに従って、キャラクタを成長させる
と共に、走行中の車両の挙動からその挙動で定まる運転
状況を検知し、運転状況から運転に対する評価の結果を
数値で表すポイントを求め、そのポイントに対応してキ
ャラクタを変化させている。従って、ドライバの運転に
対して注意を促すような評価や報奨するような評価を画
像として、ドライバに煩わしさを感じさせることなく、
提供することができる。また、モードを設定可能である
ので、設定したモードに応じて評価することができる。
これによって、ドライバは運転技術の向上を図ることが
できる。
【0099】なお、上記実施の形態では、キャラクタを
表示させたのみの例を説明したが、キャラクタに対応す
る音声情報をスピーカから出力させてもよい。例えば、
安全運転でないとき等に悲鳴等の音声出力を行うように
してもよい。
【0100】また、上記実施の形態では、表示装置に表
示する図形を記憶した場合について説明したが、車両外
からデータとして受信し、表示させてもよい。
【0101】また、上記実施の形態では、処理プログラ
ム、テーブル及びキャラクタの画像データを予め記憶し
た場合について説明したが、通信装置によって、他の送
信装置からデータやプログラムを入手するようにしても
よい。
【0102】また、上記実施の形態では、キャラクタを
ナビゲーションシステム内で成長させた場合について説
明したが、フロッピーディスク等の媒体を介して成長段
階で他への移転を可能とすることができる。この場合、
同一のドライバについて、複数のキャラクタ(バーチャ
ル生命体)が存在することを避けるため、元の装置であ
るナビゲーションシステムからはキャラクタに関係する
情報を削除することが好ましい。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、車両情報を検出してこの車両情報に基づいて成長
段階を設定し、画像を表示するので、成長段階毎に成長
段階に応じた画像を表示でき、ドライバは、成長段階を
適宜目視により認知でき、煩わしさを感じることなく、
画像による成長の過程を認知できる、という効果があ
る。
【0104】請求項2の発明によれば、前記複数の成長
段階として、未熟から成熟までの間の発育状態を表す複
数の発育段階と該各発育段階について最悪から最良まで
の間の状態を複数に分類した複数の状態段階とから構成
することができるので、成長段階を2次元的な段階、す
なわち発育段階と状態段階とで扱うことができ、成長段
階内に、同一の発育段階で気分やその状態を表現した状
態段階により設定でき、より詳細な成長段階を設定する
ことができる、という効果がある。
【0105】請求項3の発明によれば、前記車両情報に
走行距離を用いているので、ドライバが運転したその距
離に従って未熟から成熟に向かって進むように設定で
き、ドライバの車両使用に則した成長段階を期待でき
る、という効果がある。
【0106】請求項4の発明によれば、車両情報として
車速に関係する操作及び操舵に関係する操作の少なくと
も一方の操作による車両の挙動を用いているので、一定
車速内や予め定めた適正操舵がなされたときに成長段階
が進むように設定することができる、という効果があ
る。
【0107】請求項5の発明によれば、車両情報が予め
定めた車両情報でないときには成長段階を停留または退
行させるので、ドライバには安全走行がなされなかった
ことを容易に促すことができる、という効果がある。
【0108】請求項6の発明によれば、前記車両情報と
して、車両周辺の地理環境の検出を含むことができるの
で、交差点での一時停止を怠ったことや一方通行を逆進
したことを検知して安全走行でないことや、渋滞等によ
り制限時速を大幅に低下した車速で走行しているが安全
走行であることを認知することができる、という効果が
ある。
【0109】請求項7の発明によれば、車両周辺の地理
環境以外の車両情報が車両周辺の地理環境に沿わないと
きに成長段階を停留または退行させることができるの
で、交差点での一時停止を怠ったことや一方通行を逆進
したことを検知して安全走行でないことや制限時速オー
バー等のように、安全走行でない、予め定めた車両情報
でないときに成長段階を停留または退行させることがで
き、ドライバに安全走行がなされなかったことを促すこ
とができる、という効果がある。
【0110】請求項8の発明によれば、前記車両情報と
して、車両のメインテナンスに関係する車両の動作状態
を含むことができるので、ドライバに対して、車両の動
作状態に関係する処理や処置、例えば、ガソリン残量が
少なくなってきたり、オイル交換時期になったり、バッ
テリ充電または交換時期になったりすることを定期的に
促すことができ、車両に搭載された設備等の消耗を防ぐ
ことや適正処置を容易に促すことができる、という効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるナビゲーションシ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】ドライバの運転に対する評価に応じて成長する
キャラクタ画像の成熟段階を示すイメージ図である。
【図3】ドライバの運転に対する評価に応じて成長する
キャラクタ画像の各々の詳細を示すイメージ図である。
【図4】キャラクタの色や柄を変化させる一例を示し、
十字マークが付加された包帯をキャラクタに付与したキ
ャラクタを示すイメージ図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかるナビゲーションシ
ステムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】ナビゲーションシステムの処理についての割り
込み処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】キャラクタの成長法則を表すイメージ図であ
る。
【図8】キャラクタの他の成長法則を表すイメージ図で
ある。
【符号の説明】
10 ナビゲーションシステム 22 フロッピーデュスクユニット 30 表示装置 32 スピーカ装置 34 設定入力装置

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未熟から成熟までの間を予め複数の成長
    段階に分類し、分類した各成長段階に対応した画像を予
    め定め、 車両の操作または使用状況を表すと共に走行に関係する
    車両情報を検出し、 検出した車両情報に基づいて成長段階を設定し、 設定した成長段階に対応する画像を表示する車両用画像
    表示方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の成長段階は、未熟から成熟ま
    での間の発育状態を表す複数の発育段階と該各発育段階
    について最悪から最良までの間の状態を複数に分類した
    複数の状態段階とから構成され、各発育段階の各状態段
    階に対応した画像を予め定めたことを特徴とする請求項
    1に記載の車両用画像表示方法。
  3. 【請求項3】 前記車両情報は走行距離であり、走行距
    離が大きくなるに従って成長段階が未熟から成熟に向か
    って進むように設定することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の車両用画像表示方法。
  4. 【請求項4】 前記車両情報は、車速に関係する操作及
    び操舵に関係する操作の少なくとも一方の操作による車
    両の挙動を含み、予め定めた操作を行うに従って成長段
    階が未熟から成熟に向かって進むように設定することを
    特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の
    車両用画像表示方法。
  5. 【請求項5】 前記車両情報が予め定めた車両情報でな
    いときに前記成長段階を停留または退行させることを特
    徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の車
    両用画像表示方法。
  6. 【請求項6】 前記車両情報は、車両周辺の地理環境の
    検出を含み、車両周辺の地理環境を含む車両情報に基づ
    いて成長段階を設定することを特徴とする請求項1乃至
    請求項5の何れか1項に記載の車両用画像表示方法。
  7. 【請求項7】 前記車両情報に基づいて、車両周辺の地
    理環境以外の車両情報が車両周辺の地理環境に沿わない
    ときに前記成長段階を停留または退行させることを特徴
    とする請求項6に記載の車両用画像表示方法。
  8. 【請求項8】 前記車両情報は、車両のメインテナンス
    に関係する車両の動作状態を含むことを特徴とする請求
    項1乃至請求項7の何れか1項に記載の車両用画像表示
    方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータによって車両情報に基づい
    て画像を表示する画像表示プログラムを記録した記録媒
    体であって、 前記画像表示プログラムは、 未熟から成熟までの間を予め複数の成長段階に分類し、
    分類した各成長段階に対応した画像を予め定め、 車両の操作または使用状況を表すと共に走行に関係する
    車両情報を検出し、 検出した車両情報に基づいて成長段階を設定し、 設定した成長段階に対応する画像を表示することを特徴
    とする画像表示プログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記複数の成長段階は、未熟から成熟
    までの間の発育状態を表す複数の発育段階と該各発育段
    階について最悪から最良までの間の状態を複数に分類し
    た複数の状態段階とから構成され、各発育段階の各状態
    段階に対応した画像を予め定めたことを特徴とする請求
    項9に記載の画像表示プログラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記車両情報は走行距離であり、走行
    距離が大きくなるに従って成長段階が未熟から成熟に向
    かって進むように設定することを特徴とする請求項9ま
    たは10に記載の画像表示プログラムを記録した記録媒
    体。
  12. 【請求項12】 前記車両情報は、車速に関係する操作
    及び操舵に関係する操作の少なくとも一方の操作による
    車両の挙動を含み、予め定めた操作を行うに従って成長
    段階が未熟から成熟に向かって進むように設定すること
    を特徴とする請求項9乃至請求項11の何れか1項に記
    載の画像表示プログラムを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】 車両情報が予め定めた車両情報でない
    ときに前記成長段階を停留または退行させることを特徴
    とする請求項9乃至請求項12の何れか1項に記載の画
    像表示プログラムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記車両情報は、車両周辺の地理環境
    の検出を含み、車両周辺の地理環境を含む車両情報に基
    づいて成長段階を設定することを特徴とする請求項9乃
    至請求項13の何れか1項に記載の画像表示プログラム
    を記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記車両情報に基づいて、車両周辺の
    地理環境以外の車両情報が車両周辺の地理環境に沿わな
    いときに前記成長段階を停留または退行させることを特
    徴とする請求項14に記載の画像表示プログラムを記録
    した記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記車両情報は、車両のメインテナン
    スに関係する車両の動作状態を含むことを特徴とする請
    求項9乃至請求項15の何れか1項に記載の画像表示プ
    ログラムを記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】 未熟から成熟までの間を予め複数の成
    長段階に分類し、分類した各成長段階に対応した画像を
    記憶した記憶手段と、 車両の操作または使用状況を表すと共に走行に関係する
    車両情報を検出する検出手段と、 検出した車両情報に基づいて成長段階を設定する設定手
    段と、 設定した成長段階に対応する画像を表示する表示手段
    と、 を備えた車両用画像表示装置。
  18. 【請求項18】 前記表示手段は、車両に搭載された車
    載ディスプレイであることをを特徴とする請求項17に
    記載の車両用画像表示装置。
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