JPH1176858A - 骨材に混入した軽質物質を除去する方法及び装置 - Google Patents
骨材に混入した軽質物質を除去する方法及び装置Info
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- JPH1176858A JPH1176858A JP26511697A JP26511697A JPH1176858A JP H1176858 A JPH1176858 A JP H1176858A JP 26511697 A JP26511697 A JP 26511697A JP 26511697 A JP26511697 A JP 26511697A JP H1176858 A JPH1176858 A JP H1176858A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 骨材生産プラントにおいて骨材中に混入する
軽質物質を、骨材より密度が小さいが水に沈むものまで
効率良く除去する。 【解決手段】 軽質物質12が混入した骨材11を、一方の
側に溢流樋2と沈降路3とが設けられた分級槽1内に沈
降路3から水中に投入し、テール部を沈降路3直下の水
中にまたトップ部を水面上に位置させた傾斜した骨材搬
出用コンベヤ4上に載置して分級槽1外に排出するに際
し、第一ノズル列8からの圧力水により軽質物質12を骨
材11から分離させて水面直下に滞留させ、流入口より溢
流樋2に開口する流出口側に行くに従って漸次狭幅とな
ると共に漸次上方に傾斜せしめられた狭幅傾斜部を有す
る流出樋5内に追い込んだ後、第二ノズル列9からの圧
力水により流出樋5内に水流を発生させて流出口から溢
流樋2に水と共に軽質物質12を溢流させて分級槽1外に
排出する。
軽質物質を、骨材より密度が小さいが水に沈むものまで
効率良く除去する。 【解決手段】 軽質物質12が混入した骨材11を、一方の
側に溢流樋2と沈降路3とが設けられた分級槽1内に沈
降路3から水中に投入し、テール部を沈降路3直下の水
中にまたトップ部を水面上に位置させた傾斜した骨材搬
出用コンベヤ4上に載置して分級槽1外に排出するに際
し、第一ノズル列8からの圧力水により軽質物質12を骨
材11から分離させて水面直下に滞留させ、流入口より溢
流樋2に開口する流出口側に行くに従って漸次狭幅とな
ると共に漸次上方に傾斜せしめられた狭幅傾斜部を有す
る流出樋5内に追い込んだ後、第二ノズル列9からの圧
力水により流出樋5内に水流を発生させて流出口から溢
流樋2に水と共に軽質物質12を溢流させて分級槽1外に
排出する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨材生産プラント
において水洗・選別される骨材(粒径が主として5〜40
mmの砂利や再生骨材等)中に混入しており骨材としては
不適であるが主として水中では沈降するような異物であ
る軽質物質を効率良く除去することができる骨材に混入
した軽質物質を除去する方法及びこの方法を実施するの
に好適な装置に関するものである。
において水洗・選別される骨材(粒径が主として5〜40
mmの砂利や再生骨材等)中に混入しており骨材としては
不適であるが主として水中では沈降するような異物であ
る軽質物質を効率良く除去することができる骨材に混入
した軽質物質を除去する方法及びこの方法を実施するの
に好適な装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】土木,建築業界等でコンクリート用に使
用される骨材としては、その粒径が主として5〜40mmの
砂利や建造物を解体した際に生じる再生骨材等が広く使
用されている。このような骨材の中で、砂利の生産は、
山の岩石を破砕・選別して砕石を作る方法と、天然の砂
利・砂を採取して選別する方法と、ダム湖等への流入土
砂を掘削したものの中から選別する方法とに大別され
る。このうち天然の砂利・砂の原料は、従来ほとんど河
川から採取されてきたが、現在では河川保護の観点から
大半の河川で採取が禁止され、ダム湖等への流入土砂を
掘削したものの中から選別する方法以外では、旧河川敷
の堆積層から採取される陸砂利と、旧河川や海底の隆起
からできた山の砂利層から採取される山砂利とが主流と
なっている。
用される骨材としては、その粒径が主として5〜40mmの
砂利や建造物を解体した際に生じる再生骨材等が広く使
用されている。このような骨材の中で、砂利の生産は、
山の岩石を破砕・選別して砕石を作る方法と、天然の砂
利・砂を採取して選別する方法と、ダム湖等への流入土
砂を掘削したものの中から選別する方法とに大別され
る。このうち天然の砂利・砂の原料は、従来ほとんど河
川から採取されてきたが、現在では河川保護の観点から
大半の河川で採取が禁止され、ダム湖等への流入土砂を
掘削したものの中から選別する方法以外では、旧河川敷
の堆積層から採取される陸砂利と、旧河川や海底の隆起
からできた山の砂利層から採取される山砂利とが主流と
なっている。
【0003】これらの天然砂利の採取に当って、その採
取地の属性から流木の砕片,草木の根,軽石,プラスチ
ックやシートの細片等、その性状から骨材としては不適
な様々な異物が混入するのを避けることはできない。ま
た、建造物を解体した際に生じる再生骨材等にも木材や
プラスチックやシートの細片等、その性状から骨材とし
ては不適な様々な異物が混入するのを避けることはでき
ない。このような異物が混入したままの素材を骨材とし
て使用すると、コンクリートの品質,強度の低下を招く
ことになる。そこで近年、骨材生産プラントでは、骨材
の品質向上を図るためにこれらの異物を除去する塵芥除
去機を設置するようになってきたが、それらはいずれも
水より密度が小さくて水に浮く異物のみを水に対する浮
力を利用して分離除去する方法によるものであり、その
除去効率が限界的であると共に、骨材より密度が小さい
が水中で沈降する軽質物質を除去することはできないと
いう欠点があった。
取地の属性から流木の砕片,草木の根,軽石,プラスチ
ックやシートの細片等、その性状から骨材としては不適
な様々な異物が混入するのを避けることはできない。ま
た、建造物を解体した際に生じる再生骨材等にも木材や
プラスチックやシートの細片等、その性状から骨材とし
ては不適な様々な異物が混入するのを避けることはでき
ない。このような異物が混入したままの素材を骨材とし
て使用すると、コンクリートの品質,強度の低下を招く
ことになる。そこで近年、骨材生産プラントでは、骨材
の品質向上を図るためにこれらの異物を除去する塵芥除
去機を設置するようになってきたが、それらはいずれも
水より密度が小さくて水に浮く異物のみを水に対する浮
力を利用して分離除去する方法によるものであり、その
除去効率が限界的であると共に、骨材より密度が小さい
が水中で沈降する軽質物質を除去することはできないと
いう欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の欠点を解消し、砂利や再生骨材等の中に混入してい
る異物であり骨材より密度が小さいが水中で沈降する軽
質物質の除去効率が高く、水に浮く軽質物質も除去でき
る機能を備えた骨材に混入した軽質物質を除去する方法
とこの方法を実施するのに好適な装置とを提供すること
を課題とする。
術の欠点を解消し、砂利や再生骨材等の中に混入してい
る異物であり骨材より密度が小さいが水中で沈降する軽
質物質の除去効率が高く、水に浮く軽質物質も除去でき
る機能を備えた骨材に混入した軽質物質を除去する方法
とこの方法を実施するのに好適な装置とを提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決すべく鋭意研究の結果、軽質物質が混入した骨材
を、一方の側に溢流樋と沈降路とが設けられた分級槽内
に該沈降路から水中に投入し、沈降してきた軽質物質と
骨材とをテール部を該沈降路直下の水中にまたトップ部
を水面上に位置せしめた傾斜した骨材搬出用コンベヤ上
に載置して該分級槽外に排出するに際し、流入口より流
出口側に行くに従って漸次狭幅となると共に漸次上方に
傾斜せしめられた狭幅傾斜部を有し流出口が前記溢流樋
に開口している流出樋が設けられていると共に該流出樋
の流入口にそれぞれ可撓性を有する底部の逆流防止体及
び両側の案内板が設けられており、前記骨材搬出用コン
ベヤが水面に至る近傍位置に第一ノズル列から噴出させ
た圧力水で水カーテンを形成して軽質物質を骨材から分
離させて水面直下に滞留させ、前記逆流防止体及び両側
の案内板から該流入口内に追い込んで後、該第一ノズル
列より前記沈降路側に位置せしめた第二ノズル列から該
流出樋の流出口側に向けて噴出させた圧力水によって水
流を発生させ該流出樋の流出口から溢流樋に水と共に軽
質物質を溢流させて、分級槽外に排出すれば、水に浮く
軽質物質のみならず水に沈む軽質物質も骨材中から効果
的に除去することができることを究明して本発明を完成
したのである。
解決すべく鋭意研究の結果、軽質物質が混入した骨材
を、一方の側に溢流樋と沈降路とが設けられた分級槽内
に該沈降路から水中に投入し、沈降してきた軽質物質と
骨材とをテール部を該沈降路直下の水中にまたトップ部
を水面上に位置せしめた傾斜した骨材搬出用コンベヤ上
に載置して該分級槽外に排出するに際し、流入口より流
出口側に行くに従って漸次狭幅となると共に漸次上方に
傾斜せしめられた狭幅傾斜部を有し流出口が前記溢流樋
に開口している流出樋が設けられていると共に該流出樋
の流入口にそれぞれ可撓性を有する底部の逆流防止体及
び両側の案内板が設けられており、前記骨材搬出用コン
ベヤが水面に至る近傍位置に第一ノズル列から噴出させ
た圧力水で水カーテンを形成して軽質物質を骨材から分
離させて水面直下に滞留させ、前記逆流防止体及び両側
の案内板から該流入口内に追い込んで後、該第一ノズル
列より前記沈降路側に位置せしめた第二ノズル列から該
流出樋の流出口側に向けて噴出させた圧力水によって水
流を発生させ該流出樋の流出口から溢流樋に水と共に軽
質物質を溢流させて、分級槽外に排出すれば、水に浮く
軽質物質のみならず水に沈む軽質物質も骨材中から効果
的に除去することができることを究明して本発明を完成
したのである。
【0006】そして、流出樋としてその水深の最も浅い
部位の高さを調整自在に設けたものを使用して分級槽の
水位を一定に維持しながら前記水深の最も浅い部位の高
さを調整したり、流出樋の水深の最も浅い部位の高さを
一定に維持しながら分級槽に供給する循環水の流量を調
整して流出樋内の水の流量を制御すれば、採取地等によ
って異なる軽質物質の大きさに容易に対応することがで
きて軽質物質の除去効率をより向上させることができる
ことも究明したのである。
部位の高さを調整自在に設けたものを使用して分級槽の
水位を一定に維持しながら前記水深の最も浅い部位の高
さを調整したり、流出樋の水深の最も浅い部位の高さを
一定に維持しながら分級槽に供給する循環水の流量を調
整して流出樋内の水の流量を制御すれば、採取地等によ
って異なる軽質物質の大きさに容易に対応することがで
きて軽質物質の除去効率をより向上させることができる
ことも究明したのである。
【0007】また、この本発明方法を実施するには、一
方の側に溢流樋と軽質物質の混入する骨材が投入される
沈降路が設けられている分級槽と、テール部が該沈降路
の直下の水中にまたトップ部が水面上に位置せしめられ
ており沈降してきた軽質物質の混入する骨材をその上面
に載置してトップ部へ移送させて前記分級槽外へ排出せ
しめる傾斜した骨材搬出用コンベヤと、流出口が前記溢
流樋に開口しており流入口が前記骨材搬出用コンベヤよ
り上方であって該骨材搬出用コンベヤが水面に至る位置
より前記沈降路側の水面下に位置せしめられており流入
口より流出口側に行くに従って漸次狭幅となると共に漸
次上方に傾斜せしめられた狭幅傾斜部を有する流出樋
と、該流出樋の流入口に設けられておりそれぞれ可撓性
を有する底部の逆流防止体及び両側の案内板と、該骨材
搬出用コンベヤが水面に至る近傍位置で圧力水を噴出さ
せて該骨材搬出用コンベヤ面上に水カーテンを形成せし
めると共に該骨材搬出用コンベヤ面上の軽質物質を骨材
から分離させて前記逆流防止体及び両側の案内板から該
流入口内に追い込む第一ノズル列と、該第一ノズル列よ
り前記沈降路側に位置せしめられており該流出樋の流入
口内に追い込まれた軽質物質を流出口側に追い出す圧力
水を噴出せしめる第二ノズル列とを備えている装置を使
用すれば、容易に実施することができることも究明した
のである。
方の側に溢流樋と軽質物質の混入する骨材が投入される
沈降路が設けられている分級槽と、テール部が該沈降路
の直下の水中にまたトップ部が水面上に位置せしめられ
ており沈降してきた軽質物質の混入する骨材をその上面
に載置してトップ部へ移送させて前記分級槽外へ排出せ
しめる傾斜した骨材搬出用コンベヤと、流出口が前記溢
流樋に開口しており流入口が前記骨材搬出用コンベヤよ
り上方であって該骨材搬出用コンベヤが水面に至る位置
より前記沈降路側の水面下に位置せしめられており流入
口より流出口側に行くに従って漸次狭幅となると共に漸
次上方に傾斜せしめられた狭幅傾斜部を有する流出樋
と、該流出樋の流入口に設けられておりそれぞれ可撓性
を有する底部の逆流防止体及び両側の案内板と、該骨材
搬出用コンベヤが水面に至る近傍位置で圧力水を噴出さ
せて該骨材搬出用コンベヤ面上に水カーテンを形成せし
めると共に該骨材搬出用コンベヤ面上の軽質物質を骨材
から分離させて前記逆流防止体及び両側の案内板から該
流入口内に追い込む第一ノズル列と、該第一ノズル列よ
り前記沈降路側に位置せしめられており該流出樋の流入
口内に追い込まれた軽質物質を流出口側に追い出す圧力
水を噴出せしめる第二ノズル列とを備えている装置を使
用すれば、容易に実施することができることも究明した
のである。
【0008】そして、流出樋が、その水深の最も浅い部
位の高さを高さ調整手段により調整自在に構成されてい
ると、骨材の大きさ(例えば最大径が25mmの場合と40mm
の場合)に対応して混入する軽質物質の大きさに容易に
対応することができるので軽質物質の除去効率をより向
上させることができ、また骨材搬出用コンベヤとしては
ベルトコンベヤ,チェーンコンベヤ,ネットコンベヤの
いずれであっても良いことも究明したのである。
位の高さを高さ調整手段により調整自在に構成されてい
ると、骨材の大きさ(例えば最大径が25mmの場合と40mm
の場合)に対応して混入する軽質物質の大きさに容易に
対応することができるので軽質物質の除去効率をより向
上させることができ、また骨材搬出用コンベヤとしては
ベルトコンベヤ,チェーンコンベヤ,ネットコンベヤの
いずれであっても良いことも究明したのである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明に係る骨
材に混入した軽質物質を除去する方法及びこの方法を実
施するのに好適な本発明装置について詳細に説明する。
図1は本発明方法を実施するのに好適な本発明装置の1
実施例を簡略に示す縦断面説明図、図2は図1の平面
図、図3は図1におけるA部拡大断面説明図、図4は図
1のA部拡大平面説明図、図5〜図7はそれぞれ本発明
装置の他の実施例を示す図3に相当する拡大断面説明図
である。
材に混入した軽質物質を除去する方法及びこの方法を実
施するのに好適な本発明装置について詳細に説明する。
図1は本発明方法を実施するのに好適な本発明装置の1
実施例を簡略に示す縦断面説明図、図2は図1の平面
図、図3は図1におけるA部拡大断面説明図、図4は図
1のA部拡大平面説明図、図5〜図7はそれぞれ本発明
装置の他の実施例を示す図3に相当する拡大断面説明図
である。
【0010】図面中、1は流木の砕片,草木の根,軽
石,プラスチックやシートの細片等の軽質物質12の混入
した砂利や再生骨材等から成る骨材11から軽質物質12を
除去せしめる分級槽であり、この分級槽1内にはその一
方の側に軽質物質12の混入する骨材11が投入され沈降す
る沈降路3と溢流樋2とが設けられており、この溢流樋
2は沈降路3に投入された後に浮上してきた水より密度
が小さい軽質物質12を溢流堰2aを介して溢流させるよう
になっていることが好ましい。なお、この分級槽1の側
壁の下部には、図示しないが分級槽1の底部に堆積する
細粒や土砂等を排出させたり点検したりするためのハン
ドホールやドレン抜きバルブ等が設けられている。
石,プラスチックやシートの細片等の軽質物質12の混入
した砂利や再生骨材等から成る骨材11から軽質物質12を
除去せしめる分級槽であり、この分級槽1内にはその一
方の側に軽質物質12の混入する骨材11が投入され沈降す
る沈降路3と溢流樋2とが設けられており、この溢流樋
2は沈降路3に投入された後に浮上してきた水より密度
が小さい軽質物質12を溢流堰2aを介して溢流させるよう
になっていることが好ましい。なお、この分級槽1の側
壁の下部には、図示しないが分級槽1の底部に堆積する
細粒や土砂等を排出させたり点検したりするためのハン
ドホールやドレン抜きバルブ等が設けられている。
【0011】4はテール部が沈降路3の直下の水中に、
またトップ部が水面上に位置せしめられた傾斜した骨材
搬出用コンベヤであり、沈降路3内を沈降してきた軽質
物質12の混入する骨材11をその上面に載置してトップ部
へ移送させて軽質物質12を除去された骨材11を製品骨材
として分級槽1外へ排出せしめるものであり、沈降路3
直下の水中に存する部分における回転軸は分級槽1に封
水機構を介して装着されている。この骨材搬出用コンベ
ヤ4としては、ベルトコンベヤ,チェーンコンベヤ,ネ
ットコンベヤのいずれであっても良い。
またトップ部が水面上に位置せしめられた傾斜した骨材
搬出用コンベヤであり、沈降路3内を沈降してきた軽質
物質12の混入する骨材11をその上面に載置してトップ部
へ移送させて軽質物質12を除去された骨材11を製品骨材
として分級槽1外へ排出せしめるものであり、沈降路3
直下の水中に存する部分における回転軸は分級槽1に封
水機構を介して装着されている。この骨材搬出用コンベ
ヤ4としては、ベルトコンベヤ,チェーンコンベヤ,ネ
ットコンベヤのいずれであっても良い。
【0012】5は流出口5bが前記溢流樋2に開口してお
り流入口5aが前記骨材搬出用コンベヤ4より上方であっ
て骨材搬出用コンベヤ4が水面に至る位置より前記沈降
路3側の水面下に位置せしめられている流出樋であり、
流入口5aより流出口5b側に行くに従って漸次狭幅となる
と共に漸次上方に傾斜せしめられてその水深が流入口5a
側より流出口5b側に行くに従って漸次浅くなる狭幅傾斜
部5cを有している。
り流入口5aが前記骨材搬出用コンベヤ4より上方であっ
て骨材搬出用コンベヤ4が水面に至る位置より前記沈降
路3側の水面下に位置せしめられている流出樋であり、
流入口5aより流出口5b側に行くに従って漸次狭幅となる
と共に漸次上方に傾斜せしめられてその水深が流入口5a
側より流出口5b側に行くに従って漸次浅くなる狭幅傾斜
部5cを有している。
【0013】この流出樋5としては、その水深の最も浅
い部位の高さを調整自在に構成されていることが好まし
く、例えば以下の如き態様を示すことができる。図3及
び図4に示す態様は、流出樋5が、底板の端部同士がヒ
ンジ接続されている、狭幅傾斜部5cとこの狭幅傾斜部5c
より流出口5b側を形成し狭幅傾斜部5cと反対側底板の端
部が溢流樋2にヒンジ接続されて流出口5bを成す流出口
側部5dとから成り、この狭幅傾斜部5cと流出口側部5dと
の接続部分を昇降せしめる高さ調整機構5eが設けられて
いる態様である。この態様においてその水深の最も浅い
部位の高さを調整すると、狭幅傾斜部5c及び流出口側部
5dの長さがそれぞれ変化するので、狭幅傾斜部5c,流出
口側部5dのそれぞれ互いに接続されている底板の端部及
び溢流樋2に接続されている底板の端部が少なくとも弾
性素材より構成されていると共に、狭幅傾斜部5c及び流
出口側部5dを流れる水が洩れ出さないように狭幅傾斜部
5c及び流出口側部5dの側壁の前記ヒンジ接続されている
部分に対応する各位置が蛇腹状等の伸縮自在な素材で接
続されている。この高さ調整機構5eとしては、図3,4
に示す実施例のように分級槽1の上方に横架されたチャ
ンネル材により懸垂されている狭幅傾斜部5cとチャンネ
ル材との間隔を調整できるものであっても、また図示し
ないが狭幅傾斜部5cと流出口側部5dとのヒンジ接続部分
を前記チャンネル材方向に引き上げるものであってもよ
く、これらの操作はモータ,エアシリンダ,油圧シリン
ダ等の駆動源により行うことができるものであることが
好ましい。
い部位の高さを調整自在に構成されていることが好まし
く、例えば以下の如き態様を示すことができる。図3及
び図4に示す態様は、流出樋5が、底板の端部同士がヒ
ンジ接続されている、狭幅傾斜部5cとこの狭幅傾斜部5c
より流出口5b側を形成し狭幅傾斜部5cと反対側底板の端
部が溢流樋2にヒンジ接続されて流出口5bを成す流出口
側部5dとから成り、この狭幅傾斜部5cと流出口側部5dと
の接続部分を昇降せしめる高さ調整機構5eが設けられて
いる態様である。この態様においてその水深の最も浅い
部位の高さを調整すると、狭幅傾斜部5c及び流出口側部
5dの長さがそれぞれ変化するので、狭幅傾斜部5c,流出
口側部5dのそれぞれ互いに接続されている底板の端部及
び溢流樋2に接続されている底板の端部が少なくとも弾
性素材より構成されていると共に、狭幅傾斜部5c及び流
出口側部5dを流れる水が洩れ出さないように狭幅傾斜部
5c及び流出口側部5dの側壁の前記ヒンジ接続されている
部分に対応する各位置が蛇腹状等の伸縮自在な素材で接
続されている。この高さ調整機構5eとしては、図3,4
に示す実施例のように分級槽1の上方に横架されたチャ
ンネル材により懸垂されている狭幅傾斜部5cとチャンネ
ル材との間隔を調整できるものであっても、また図示し
ないが狭幅傾斜部5cと流出口側部5dとのヒンジ接続部分
を前記チャンネル材方向に引き上げるものであってもよ
く、これらの操作はモータ,エアシリンダ,油圧シリン
ダ等の駆動源により行うことができるものであることが
好ましい。
【0014】また図5に示す態様は、流出樋5が、流出
口5b側に同一幅延長部5caを有する狭幅傾斜部5cと底板
の両端部がこの同一幅延長部5caの流入口5a側端部の底
板下面と溢流樋2とにヒンジ接続されている流出口側部
5dとから成る態様であり、この場合流出口側部5dの底板
の少なくとも両端部すなわち狭幅傾斜部5cに接続されて
いる端部と溢流樋2に接続されている端部とが弾性素材
で構成されている。また、狭幅傾斜部5c及び流出口側部
5dの側壁の前記ヒンジ接続されている部分に対応する各
位置が蛇腹状等の伸縮自在な素材で接続されていて、狭
幅傾斜部5cと流出口側部5dとの接続部分を昇降せしめる
高さ調整機構5eが設けられている。この高さ調整機構5e
としては、図3,4に示す実施例のように分級槽1の上
方に横架されたチャンネル材により懸垂されている狭幅
傾斜部5cとチャンネル材との間隔を調整できるものであ
っても、また図示しないが狭幅傾斜部5cと流出口側部5d
とのヒンジ接続部分を前記チャンネル材方向に引き上げ
るものであってもよく、これらの操作はモータ,エアシ
リンダ,油圧シリンダ等の駆動源により行うことができ
るものであることが好ましい。
口5b側に同一幅延長部5caを有する狭幅傾斜部5cと底板
の両端部がこの同一幅延長部5caの流入口5a側端部の底
板下面と溢流樋2とにヒンジ接続されている流出口側部
5dとから成る態様であり、この場合流出口側部5dの底板
の少なくとも両端部すなわち狭幅傾斜部5cに接続されて
いる端部と溢流樋2に接続されている端部とが弾性素材
で構成されている。また、狭幅傾斜部5c及び流出口側部
5dの側壁の前記ヒンジ接続されている部分に対応する各
位置が蛇腹状等の伸縮自在な素材で接続されていて、狭
幅傾斜部5cと流出口側部5dとの接続部分を昇降せしめる
高さ調整機構5eが設けられている。この高さ調整機構5e
としては、図3,4に示す実施例のように分級槽1の上
方に横架されたチャンネル材により懸垂されている狭幅
傾斜部5cとチャンネル材との間隔を調整できるものであ
っても、また図示しないが狭幅傾斜部5cと流出口側部5d
とのヒンジ接続部分を前記チャンネル材方向に引き上げ
るものであってもよく、これらの操作はモータ,エアシ
リンダ,油圧シリンダ等の駆動源により行うことができ
るものであることが好ましい。
【0015】更に図6に示す態様は、それぞれ位置固定
された狭幅傾斜部5cとこの狭幅傾斜部5cの流出口5b側端
部に連続して流出口5b側に行くに従って下方に傾斜せし
められた流出口側部5dとから成り、流出口側部5dの狭幅
傾斜部5c側の端部の上面に可撓性部材5eaが固定されて
いる態様である。そして、この可撓性部材5eaと流出口
側部5dとの間に圧縮空気や水等の圧力流体を供給して可
撓性部材5eaの上面の高さ位置を調整せしめるためのポ
ンプを備えた高さ調整機構5eが設けられている。
された狭幅傾斜部5cとこの狭幅傾斜部5cの流出口5b側端
部に連続して流出口5b側に行くに従って下方に傾斜せし
められた流出口側部5dとから成り、流出口側部5dの狭幅
傾斜部5c側の端部の上面に可撓性部材5eaが固定されて
いる態様である。そして、この可撓性部材5eaと流出口
側部5dとの間に圧縮空気や水等の圧力流体を供給して可
撓性部材5eaの上面の高さ位置を調整せしめるためのポ
ンプを備えた高さ調整機構5eが設けられている。
【0016】6は一端が流出樋5の流入口5aの底部に固
定されている可撓性を有する逆流防止体であり、他端が
骨材搬出用コンベヤ4で搬出される軽質物質12の混入す
る骨材11の上面に当接せしめられる。7はそれぞれ一端
が流出樋5の流入口5aの両側に設けられている可撓性を
有する案内板であり、他端が分級槽1の側壁に当接され
ている後述するサイドスカート13に当接せしめられてい
る。従って、操業に際して後述する第一ノズル列8から
噴出された圧力水により前記沈降路3側に押し戻された
水面直下に滞留する軽質物質12が流出樋5の流入口5a内
に案内されずに前記沈降路3に押し戻される現象が生じ
ることがない。
定されている可撓性を有する逆流防止体であり、他端が
骨材搬出用コンベヤ4で搬出される軽質物質12の混入す
る骨材11の上面に当接せしめられる。7はそれぞれ一端
が流出樋5の流入口5aの両側に設けられている可撓性を
有する案内板であり、他端が分級槽1の側壁に当接され
ている後述するサイドスカート13に当接せしめられてい
る。従って、操業に際して後述する第一ノズル列8から
噴出された圧力水により前記沈降路3側に押し戻された
水面直下に滞留する軽質物質12が流出樋5の流入口5a内
に案内されずに前記沈降路3に押し戻される現象が生じ
ることがない。
【0017】8は前記骨材搬出用コンベヤ4が水面に至
る近傍位置で圧力水を噴出させて骨材搬出用コンベヤ4
の面上に水カーテン8aaを形成して骨材搬出用コンベヤ
4の上面に載置されて移送させてきた軽質物質12の混入
する骨材11から軽質物質12を分離させて水面直下に滞留
させ、骨材11から分離して水面直下に滞留する軽質物質
12を前記沈降路3側に押し戻して前記逆流防止体6及び
両側の案内板7から流出樋5の流入口5a内に追い込む第
一ノズル列である。この第一ノズル列8は、前記したよ
うに骨材11からの軽質物質12の分離と沈降路3側への軽
質物質12の押し戻しとを行うので、図示した実施例の如
く軽質物質12を骨材11から分離させるための軽質物質分
離用ノズル列8aと軽質物質12を沈降路3側に押し戻すた
めの軽質物質追い出し用ノズル列8bとを備えて構成され
ていることが好ましく、この場合軽質物質追い出し用ノ
ズル列8bは、軽質物質分離用ノズル列8aより沈降路3側
に位置せしめられており、図示した如く1本のノズル管
に設けられていても、複数本のノズル管にそれぞれ設け
られていても良い。
る近傍位置で圧力水を噴出させて骨材搬出用コンベヤ4
の面上に水カーテン8aaを形成して骨材搬出用コンベヤ
4の上面に載置されて移送させてきた軽質物質12の混入
する骨材11から軽質物質12を分離させて水面直下に滞留
させ、骨材11から分離して水面直下に滞留する軽質物質
12を前記沈降路3側に押し戻して前記逆流防止体6及び
両側の案内板7から流出樋5の流入口5a内に追い込む第
一ノズル列である。この第一ノズル列8は、前記したよ
うに骨材11からの軽質物質12の分離と沈降路3側への軽
質物質12の押し戻しとを行うので、図示した実施例の如
く軽質物質12を骨材11から分離させるための軽質物質分
離用ノズル列8aと軽質物質12を沈降路3側に押し戻すた
めの軽質物質追い出し用ノズル列8bとを備えて構成され
ていることが好ましく、この場合軽質物質追い出し用ノ
ズル列8bは、軽質物質分離用ノズル列8aより沈降路3側
に位置せしめられており、図示した如く1本のノズル管
に設けられていても、複数本のノズル管にそれぞれ設け
られていても良い。
【0018】9は前記第一ノズル列8より沈降路3側に
位置せしめられており、流出樋5の流出口5b側に向けて
圧力水9aを噴出せしめて流出樋5内に水流を発生せしめ
る第二ノズル列である。分級槽1の水位を調整する場合
には、水位の調整によって骨材搬出用コンベヤ4が水面
に至る位置が変わるので、この位置に対応してこれら第
一ノズル列8及び第二ノズル列9はその位置又は圧力水
の噴射方向を変更できるようになっていることが好まし
い。
位置せしめられており、流出樋5の流出口5b側に向けて
圧力水9aを噴出せしめて流出樋5内に水流を発生せしめ
る第二ノズル列である。分級槽1の水位を調整する場合
には、水位の調整によって骨材搬出用コンベヤ4が水面
に至る位置が変わるので、この位置に対応してこれら第
一ノズル列8及び第二ノズル列9はその位置又は圧力水
の噴射方向を変更できるようになっていることが好まし
い。
【0019】10は軽質物質12の混入した骨材11を分級槽
1の沈降路3内に投入せしめるために分級槽1の上方に
設置されている骨材投入装置であり、軽質物質12の混入
した骨材11を供給せしめる骨材搬入用コンベヤ10aと、
この骨材搬入用コンベヤ10aより供給された軽質物質12
の混入した骨材11を受けるホッパ10bと、このホッパ10b
から落下してきた軽質物質12の混入した骨材11を分級槽
1の端部の沈降路3内に投入せしめるフィーダ10cとか
ら成り、このフィーダ10cとしてはバイブレータが設置
されていてこのバイブレータにより付与される振動によ
って骨材11を幅方向に均等に均すことができる構造のも
のであることが好ましい。
1の沈降路3内に投入せしめるために分級槽1の上方に
設置されている骨材投入装置であり、軽質物質12の混入
した骨材11を供給せしめる骨材搬入用コンベヤ10aと、
この骨材搬入用コンベヤ10aより供給された軽質物質12
の混入した骨材11を受けるホッパ10bと、このホッパ10b
から落下してきた軽質物質12の混入した骨材11を分級槽
1の端部の沈降路3内に投入せしめるフィーダ10cとか
ら成り、このフィーダ10cとしてはバイブレータが設置
されていてこのバイブレータにより付与される振動によ
って骨材11を幅方向に均等に均すことができる構造のも
のであることが好ましい。
【0020】13は分級槽1の側壁に固定されている固定
板13aと、骨材搬出用コンベヤ4の上面に下端が接触し
ている弾性材より成り固定板13aにその上端が固定され
ている当接片13bとより成るサイドスカートであり、骨
材搬出用コンベヤ4上に載置されて移送される骨材11と
軽質物質12とが骨材搬出用コンベヤ4の両側縁と分級槽
1の側壁との間から分級槽1の底部に落下するのを防止
するものである。
板13aと、骨材搬出用コンベヤ4の上面に下端が接触し
ている弾性材より成り固定板13aにその上端が固定され
ている当接片13bとより成るサイドスカートであり、骨
材搬出用コンベヤ4上に載置されて移送される骨材11と
軽質物質12とが骨材搬出用コンベヤ4の両側縁と分級槽
1の側壁との間から分級槽1の底部に落下するのを防止
するものである。
【0021】14は骨材搬出用コンベヤ4上に載置されて
分級槽1外に移送され排出される骨材11に付着して分級
槽1外に持ち出される水量と溢流樋2から溢流される水
量との和が、第一ノズル列8から噴出される圧力水の水
量と第二ノズル列9から噴出させる圧力水9aの水量との
和よりも多い場合に、分級槽1内の水位を一定に保つた
めに分級槽1内に給水したり、分級槽1内の水が汚濁し
てきた場合に汚濁した水をドレン抜きバルブ(図示無
し)から排出した際に清浄な水を供給したりする給水管
であり、この給水管14は分級槽1内の水の流れを乱さな
いように沈降路3の上方に設置されていることが好まし
い。
分級槽1外に移送され排出される骨材11に付着して分級
槽1外に持ち出される水量と溢流樋2から溢流される水
量との和が、第一ノズル列8から噴出される圧力水の水
量と第二ノズル列9から噴出させる圧力水9aの水量との
和よりも多い場合に、分級槽1内の水位を一定に保つた
めに分級槽1内に給水したり、分級槽1内の水が汚濁し
てきた場合に汚濁した水をドレン抜きバルブ(図示無
し)から排出した際に清浄な水を供給したりする給水管
であり、この給水管14は分級槽1内の水の流れを乱さな
いように沈降路3の上方に設置されていることが好まし
い。
【0022】以下に、前述した構成の本発明装置により
本発明方法を実施する操作について詳細に説明する。先
ず、流木の砕片,草木の根,軽石,プラスチックやシー
トの細片等の種々の軽質物質12の混入した採取地から採
取した砂利や再生骨材等の骨材11を骨材投入装置10の骨
材搬入用コンベヤ10aより分級槽1の上方に設置されて
いるホッパ10bに供給せしめ、このホッパ10bからフィー
ダ10cを経て分級槽1の端部の沈降路3より分級槽1内
の水中に投入せしめる。
本発明方法を実施する操作について詳細に説明する。先
ず、流木の砕片,草木の根,軽石,プラスチックやシー
トの細片等の種々の軽質物質12の混入した採取地から採
取した砂利や再生骨材等の骨材11を骨材投入装置10の骨
材搬入用コンベヤ10aより分級槽1の上方に設置されて
いるホッパ10bに供給せしめ、このホッパ10bからフィー
ダ10cを経て分級槽1の端部の沈降路3より分級槽1内
の水中に投入せしめる。
【0023】この分級槽1の沈降路3内に投入せしめら
れた軽質物質12の混入した骨材11は沈降路3内を沈降
し、テール部を沈降路3直下の水中にまたトップ部を水
面上に位置せしめた傾斜した骨材搬出用コンベヤ4上に
載置されてトップ部方向に移送されるのである。
れた軽質物質12の混入した骨材11は沈降路3内を沈降
し、テール部を沈降路3直下の水中にまたトップ部を水
面上に位置せしめた傾斜した骨材搬出用コンベヤ4上に
載置されてトップ部方向に移送されるのである。
【0024】かくして軽質物質12の混入した骨材11が骨
材搬出用コンベヤ4上に載置されて水面に至る近傍位置
に移送されて来ると、第一ノズル列8から噴出させた圧
力水で骨材搬出用コンベヤ4の面上に水カーテン8aaを
作って軽質物質12が骨材11に同伴することを遮断して軽
質物質12を骨材11から分離させて水面直下に滞留させ、
この滞留させた軽質物質12をそれぞれ可撓性を有する逆
流防止体6及び逆流防止体6の両側の案内板7で流出樋
5の流入口5a内に追い込む。
材搬出用コンベヤ4上に載置されて水面に至る近傍位置
に移送されて来ると、第一ノズル列8から噴出させた圧
力水で骨材搬出用コンベヤ4の面上に水カーテン8aaを
作って軽質物質12が骨材11に同伴することを遮断して軽
質物質12を骨材11から分離させて水面直下に滞留させ、
この滞留させた軽質物質12をそれぞれ可撓性を有する逆
流防止体6及び逆流防止体6の両側の案内板7で流出樋
5の流入口5a内に追い込む。
【0025】この際、溢流樋2に溢流堰2aが存在する場
合には分級槽1の沈降路3内において浮上してきた水よ
り密度が小さい軽質物質12は沈降路3内の水面上に浮上
するか又は浮上した後に直ちに溢流樋2に溢流されるの
で、骨材搬出用コンベヤ4によって移送され第一ノズル
列8から噴出される圧力水で作られる水カーテン8aaに
よって水面直下に滞留させられるものは大部分が水より
密度が大きい軽質物質12のみとなる。
合には分級槽1の沈降路3内において浮上してきた水よ
り密度が小さい軽質物質12は沈降路3内の水面上に浮上
するか又は浮上した後に直ちに溢流樋2に溢流されるの
で、骨材搬出用コンベヤ4によって移送され第一ノズル
列8から噴出される圧力水で作られる水カーテン8aaに
よって水面直下に滞留させられるものは大部分が水より
密度が大きい軽質物質12のみとなる。
【0026】この第一ノズル列8が、図示した実施例の
如く骨材搬出用コンベヤ4が水面に至る近傍位置で圧力
水を噴出させて骨材搬出用コンベヤ4面上に水カーテン
8aaを形成する軽質物質分離用ノズル列8a及びこの水カ
ーテン8aaで骨材11から分離して水面直下に滞留する軽
質物質12を前記沈降路3側に押し戻す圧力水を噴出させ
る軽質物質追い出し用ノズル列8bを備えている2列以上
のノズル列により構成されていることが、軽質物質12の
混入した骨材11から軽質物質12を分離させると共に分離
させた軽質物質12を流出樋5の流入口5aに追い込む作業
を効率良く行うことができて好ましい。
如く骨材搬出用コンベヤ4が水面に至る近傍位置で圧力
水を噴出させて骨材搬出用コンベヤ4面上に水カーテン
8aaを形成する軽質物質分離用ノズル列8a及びこの水カ
ーテン8aaで骨材11から分離して水面直下に滞留する軽
質物質12を前記沈降路3側に押し戻す圧力水を噴出させ
る軽質物質追い出し用ノズル列8bを備えている2列以上
のノズル列により構成されていることが、軽質物質12の
混入した骨材11から軽質物質12を分離させると共に分離
させた軽質物質12を流出樋5の流入口5aに追い込む作業
を効率良く行うことができて好ましい。
【0027】流出樋5内には、流入口5aより流出口5b側
に行くに従って漸次狭幅となると共に漸次上方に傾斜し
ている狭幅傾斜部5cに第一ノズル列8及び第二ノズル列
9から噴出させた水カーテン8aa及び圧力水9aによって
水流が生じているので、流出樋5の流入口5a内に追い込
まれた軽質物質12は水と共に流出樋5を流出口5b側へ移
動し、流出口5bから溢流樋2に溢流される。
に行くに従って漸次狭幅となると共に漸次上方に傾斜し
ている狭幅傾斜部5cに第一ノズル列8及び第二ノズル列
9から噴出させた水カーテン8aa及び圧力水9aによって
水流が生じているので、流出樋5の流入口5a内に追い込
まれた軽質物質12は水と共に流出樋5を流出口5b側へ移
動し、流出口5bから溢流樋2に溢流される。
【0028】このとき、流出樋5は狭幅傾斜部5cを有し
ているので、狭幅傾斜部5cの流入口5a側の幅と同一の幅
に形成されている流出樋と比較すると、流入口5a側にお
いて流出樋5内に追い込まれる軽質物質12の量は同一で
あるが、流出樋5の流出口5bにおける溢流高さが同一で
あれば狭幅になっているだけ溢流樋2に溢流される水量
を減少させることができるにも拘らず、軽質物質12の除
去効率は狭幅傾斜部5cの流入口5a側の幅と同一の幅に形
成されている流出樋と変わらない利点がある。
ているので、狭幅傾斜部5cの流入口5a側の幅と同一の幅
に形成されている流出樋と比較すると、流入口5a側にお
いて流出樋5内に追い込まれる軽質物質12の量は同一で
あるが、流出樋5の流出口5bにおける溢流高さが同一で
あれば狭幅になっているだけ溢流樋2に溢流される水量
を減少させることができるにも拘らず、軽質物質12の除
去効率は狭幅傾斜部5cの流入口5a側の幅と同一の幅に形
成されている流出樋と変わらない利点がある。
【0029】軽質物質12が大きいと、流出樋5の流出口
5bから軽質物質12を水と共に溢流させるときに流出樋5
の水深の最も浅い部位を通過する際にその部位に接触し
て水中から突き出た状態となって、その部位を越えるこ
とができない場合がある。すなわち、骨材11がその目的
とする大きさや採取地等によって除去すべき混入した軽
質物質12が比較的大きな場合があるが、軽質物質12の大
きさに関係無く前記流出樋5の水深の最も浅い部位の水
深を予め深く設定しておくと種々の大きさの軽質物質12
に対応することができるのであるが、これでは溢流樋2
に溢流させる水量が多くなり不経済である。
5bから軽質物質12を水と共に溢流させるときに流出樋5
の水深の最も浅い部位を通過する際にその部位に接触し
て水中から突き出た状態となって、その部位を越えるこ
とができない場合がある。すなわち、骨材11がその目的
とする大きさや採取地等によって除去すべき混入した軽
質物質12が比較的大きな場合があるが、軽質物質12の大
きさに関係無く前記流出樋5の水深の最も浅い部位の水
深を予め深く設定しておくと種々の大きさの軽質物質12
に対応することができるのであるが、これでは溢流樋2
に溢流させる水量が多くなり不経済である。
【0030】そこで、流出樋5の水深の最も浅い部位の
水深を調整することが、軽質物質12の大きさに対応させ
て軽質物質12を確実に溢流樋2に水と共に容易に溢流さ
せることができるので好ましい。
水深を調整することが、軽質物質12の大きさに対応させ
て軽質物質12を確実に溢流樋2に水と共に容易に溢流さ
せることができるので好ましい。
【0031】流出樋5の水深の最も浅い位置の水深を調
整するには、図3,図5及び図6に示す如く、流出樋5
として、その水深の最も浅い部位の高さを調整自在に設
けたものを使用し、分級槽1の水位を一定に維持しなが
ら前記水深の最も浅い部位の高さを調整して流出樋5内
の水の流量を制御する方法と、水深の最も浅い部位の高
さを一定に維持しながら分級槽1に供給する循環水の流
量を調整して流出樋5内の水の流量を制御する方法とを
示すことができる。
整するには、図3,図5及び図6に示す如く、流出樋5
として、その水深の最も浅い部位の高さを調整自在に設
けたものを使用し、分級槽1の水位を一定に維持しなが
ら前記水深の最も浅い部位の高さを調整して流出樋5内
の水の流量を制御する方法と、水深の最も浅い部位の高
さを一定に維持しながら分級槽1に供給する循環水の流
量を調整して流出樋5内の水の流量を制御する方法とを
示すことができる。
【0032】前者の方法は、例えば図3に示す如く流出
樋5が、底板の弾性素材より成る端部同士がヒンジ接続
されている、狭幅傾斜部5cとこの狭幅傾斜部5cより流出
口5b側を形成し狭幅傾斜部5cと反対側底板の弾性素材よ
り成る端部が溢流樋2にヒンジ接続されて流出口5bを成
す流出口側部5dとから成り、狭幅傾斜部5c及び流出口側
部5dの側壁の前記ヒンジ接続されている部分に対応する
位置が伸縮自在な素材で接続されている場合には、狭幅
傾斜部5cの流出口5b側端部の水深が最も浅くなるので、
この狭幅傾斜部5cの流出口5b側端部の水深を高さ調整手
段5eにより通過させる軽質物質12の大きさに対応させて
調整する。すなわち、流出樋5を通過させる軽質物質12
が大きい場合には狭幅傾斜部5cの流出口5b側端部を下方
に移動させてその水深を深くし、また流出樋5を通過さ
せる軽質物質12が小さい場合には狭幅傾斜部5cの流出口
5b側端部を上方に移動させてその水深を浅くするように
調整する。
樋5が、底板の弾性素材より成る端部同士がヒンジ接続
されている、狭幅傾斜部5cとこの狭幅傾斜部5cより流出
口5b側を形成し狭幅傾斜部5cと反対側底板の弾性素材よ
り成る端部が溢流樋2にヒンジ接続されて流出口5bを成
す流出口側部5dとから成り、狭幅傾斜部5c及び流出口側
部5dの側壁の前記ヒンジ接続されている部分に対応する
位置が伸縮自在な素材で接続されている場合には、狭幅
傾斜部5cの流出口5b側端部の水深が最も浅くなるので、
この狭幅傾斜部5cの流出口5b側端部の水深を高さ調整手
段5eにより通過させる軽質物質12の大きさに対応させて
調整する。すなわち、流出樋5を通過させる軽質物質12
が大きい場合には狭幅傾斜部5cの流出口5b側端部を下方
に移動させてその水深を深くし、また流出樋5を通過さ
せる軽質物質12が小さい場合には狭幅傾斜部5cの流出口
5b側端部を上方に移動させてその水深を浅くするように
調整する。
【0033】また、図5に示す如く流出樋5が、流出口
5b側に同一幅延長部5caを有する狭幅傾斜部5cとこの同
一幅延長部5caの漸次狭幅となる部分側の境界部の底板
下面に底板の弾性素材より成る端部がヒンジ接続されて
おり底板の弾性素材より成る他端部が溢流樋2にヒンジ
接続されている流出口側部5dとから成り、狭幅傾斜部5c
及び流出口側部5dの側壁の前記ヒンジ接続されている部
分に対応する位置が伸縮自在な素材で接続されている場
合には、通常同一幅延長部5caの流出口5b側端部の水深
が最も浅くなるので、この端部の水深を高さ調整手段5e
により除去すべき軽質物質12の大きさに対応させて調整
する。すなわち、流出樋5を通過させる軽質物質12が大
きい場合には狭幅傾斜部5cと流出口側部5dとの接続部分
を下方に、また流出樋5を通過させる軽質物質12が小さ
い場合には狭幅傾斜部5cと流出口側部5dとの接続部分を
上方に、高さ調整手段5eにより移動させてその水深を調
整する。
5b側に同一幅延長部5caを有する狭幅傾斜部5cとこの同
一幅延長部5caの漸次狭幅となる部分側の境界部の底板
下面に底板の弾性素材より成る端部がヒンジ接続されて
おり底板の弾性素材より成る他端部が溢流樋2にヒンジ
接続されている流出口側部5dとから成り、狭幅傾斜部5c
及び流出口側部5dの側壁の前記ヒンジ接続されている部
分に対応する位置が伸縮自在な素材で接続されている場
合には、通常同一幅延長部5caの流出口5b側端部の水深
が最も浅くなるので、この端部の水深を高さ調整手段5e
により除去すべき軽質物質12の大きさに対応させて調整
する。すなわち、流出樋5を通過させる軽質物質12が大
きい場合には狭幅傾斜部5cと流出口側部5dとの接続部分
を下方に、また流出樋5を通過させる軽質物質12が小さ
い場合には狭幅傾斜部5cと流出口側部5dとの接続部分を
上方に、高さ調整手段5eにより移動させてその水深を調
整する。
【0034】また、図6に示す如く流出樋5が、それぞ
れ位置固定された狭幅傾斜部5cとこの狭幅傾斜部5cの流
出口5b側端部に連続して流出口5b側に行くに従って下方
に傾斜せしめられた流出口側部5dとから成り、この流出
口側部5dの狭幅傾斜部5c側の端部の上面に可撓性部材5e
aが固定されている場合には、この可撓性部材5eaの表面
位置の水深が最も浅くなるので、この位置の水深を高さ
調整手段5eにより流出樋5を通過させる軽質物質12の大
きさに対応させて調整する。すなわち、流出樋5を通過
させる軽質物質12が小さい場合には可撓性部材5eaと流
出口側部5dとの間に圧力の高い圧縮空気や水等の圧力流
体を供給して可撓性部材5eaの上面を上方に膨らませて
その位置の水深を調整する。
れ位置固定された狭幅傾斜部5cとこの狭幅傾斜部5cの流
出口5b側端部に連続して流出口5b側に行くに従って下方
に傾斜せしめられた流出口側部5dとから成り、この流出
口側部5dの狭幅傾斜部5c側の端部の上面に可撓性部材5e
aが固定されている場合には、この可撓性部材5eaの表面
位置の水深が最も浅くなるので、この位置の水深を高さ
調整手段5eにより流出樋5を通過させる軽質物質12の大
きさに対応させて調整する。すなわち、流出樋5を通過
させる軽質物質12が小さい場合には可撓性部材5eaと流
出口側部5dとの間に圧力の高い圧縮空気や水等の圧力流
体を供給して可撓性部材5eaの上面を上方に膨らませて
その位置の水深を調整する。
【0035】これらの前記した前者の各態様の場合に、
流出樋5の水深の最も浅い部位の水深を深く調整すると
溢流樋2に溢流される水の流量が増加し逆にこの水深を
浅くすると溢流される水の流量が減少するので、分級槽
1の水位を一定に維持するために、溢流される水量及び
骨材搬出用コンベヤ4により骨材11に付着して分級槽1
外へ排出される水量の和に対応させて分級槽1に供給す
る循環水の流量を増減する。
流出樋5の水深の最も浅い部位の水深を深く調整すると
溢流樋2に溢流される水の流量が増加し逆にこの水深を
浅くすると溢流される水の流量が減少するので、分級槽
1の水位を一定に維持するために、溢流される水量及び
骨材搬出用コンベヤ4により骨材11に付着して分級槽1
外へ排出される水量の和に対応させて分級槽1に供給す
る循環水の流量を増減する。
【0036】前記した後者の方法は、流出樋5の水深の
最も浅い部位の高さを一定に維持しながら分級槽1に供
給する循環水の流量を調整して流出樋5内の水の流量を
制御する方法であるので、流出樋5の構成としては前述
した図3,図5及び図6に示す如き流出樋5の水深の最
も浅い部位の高さを調整することのできる構成のものの
他、図7に示す如く流出口5b側に行くに従って上方に傾
斜せしめられた狭幅傾斜部5cとこの狭幅傾斜部5cの流出
口5b側端部に連続して流出口5b側に行くに従って下方に
傾斜せしめられた流出口側部5dとが位置固定されている
ものを示すことができる。この場合、前記流出樋5の水
深の最も浅い部位の高さを調整することのできる構成の
場合には流出樋5の水深の最も浅い部位の高さを一定に
維持したままで使用することは言うまでもない。
最も浅い部位の高さを一定に維持しながら分級槽1に供
給する循環水の流量を調整して流出樋5内の水の流量を
制御する方法であるので、流出樋5の構成としては前述
した図3,図5及び図6に示す如き流出樋5の水深の最
も浅い部位の高さを調整することのできる構成のものの
他、図7に示す如く流出口5b側に行くに従って上方に傾
斜せしめられた狭幅傾斜部5cとこの狭幅傾斜部5cの流出
口5b側端部に連続して流出口5b側に行くに従って下方に
傾斜せしめられた流出口側部5dとが位置固定されている
ものを示すことができる。この場合、前記流出樋5の水
深の最も浅い部位の高さを調整することのできる構成の
場合には流出樋5の水深の最も浅い部位の高さを一定に
維持したままで使用することは言うまでもない。
【0037】このように流出樋5の水深の最も浅い部位
の高さを一定に維持して分級槽1に供給する循環水の流
量を増減する場合には、前記流出樋5の水深の最も浅い
部位の水深を流出樋5を通過させる軽質物質12の大きさ
に対応させて調整する。すなわち、流出樋5を通過させ
る軽質物質12が大きい場合には、分級槽1に供給する循
環水の流量を増加してこの分級槽1の水位を高くして前
記流出樋5の水深の最も浅い部位の水深を深くし、また
流出樋5を通過させる軽質物質12が小さい場合には、分
級槽1に供給する循環水の流量を減少させこの分級槽1
の水位を低くして前記流出樋5の水深の最も浅い部位の
水深を浅くする。
の高さを一定に維持して分級槽1に供給する循環水の流
量を増減する場合には、前記流出樋5の水深の最も浅い
部位の水深を流出樋5を通過させる軽質物質12の大きさ
に対応させて調整する。すなわち、流出樋5を通過させ
る軽質物質12が大きい場合には、分級槽1に供給する循
環水の流量を増加してこの分級槽1の水位を高くして前
記流出樋5の水深の最も浅い部位の水深を深くし、また
流出樋5を通過させる軽質物質12が小さい場合には、分
級槽1に供給する循環水の流量を減少させこの分級槽1
の水位を低くして前記流出樋5の水深の最も浅い部位の
水深を浅くする。
【0038】かくして、流出樋5の水深の最も浅い部位
の水深を調整してこの流出樋5の水の流量を調整するこ
とによって、流出樋5を通過させる軽質物質12の最大の
大きさに容易に対応して、少ない水量で軽質物質12を水
と共に溢流樋2に確実に溢流させて分級槽1外に排出す
ることができる。
の水深を調整してこの流出樋5の水の流量を調整するこ
とによって、流出樋5を通過させる軽質物質12の最大の
大きさに容易に対応して、少ない水量で軽質物質12を水
と共に溢流樋2に確実に溢流させて分級槽1外に排出す
ることができる。
【0039】このように軽質物質12を除去されて骨材搬
出用コンベヤ4によって水面上に移送された骨材11は、
分級槽1外の所定位置に落下して製品骨材として堆積さ
れるのである。
出用コンベヤ4によって水面上に移送された骨材11は、
分級槽1外の所定位置に落下して製品骨材として堆積さ
れるのである。
【0040】このような操業において、沈降路3内に投
入される軽質物質12の混入する骨材11の大きさや混入し
ている軽質物質12の種類及び大きさに応じて、更に必要
に応じて流出樋5の水深の最も浅い部位の調整した水深
に応じて、第一ノズル列8から噴出される圧力水の圧力
や流量や噴出角度,第二ノズル列9から噴出される圧力
水9aの圧力や流量や噴出角度を調節すれば、より有効に
軽質物質12の排出効率をより向上させることができるの
である。
入される軽質物質12の混入する骨材11の大きさや混入し
ている軽質物質12の種類及び大きさに応じて、更に必要
に応じて流出樋5の水深の最も浅い部位の調整した水深
に応じて、第一ノズル列8から噴出される圧力水の圧力
や流量や噴出角度,第二ノズル列9から噴出される圧力
水9aの圧力や流量や噴出角度を調節すれば、より有効に
軽質物質12の排出効率をより向上させることができるの
である。
【0041】
【発明の効果】以上に詳述した如く、本発明に係る骨材
に混入した軽質物質を除去する方法及び装置は、軽質物
質が混入した骨材を、一方の側に溢流樋と沈降路とが設
けられた分級槽内に該沈降路から水中に投入し、沈降し
てきた軽質物質と骨材とをテール部を該沈降路直下の水
中にまたトップ部を水面上に位置せしめた傾斜した骨材
搬出用コンベヤ上に載置して該分級槽外に排出するに際
し、流入口より流出口側に行くに従って漸次狭幅となる
と共に漸次上方に傾斜せしめられた狭幅傾斜部を有し流
出口が前記溢流樋に開口している流出樋が設けられてい
ると共に該流出樋の流入口にそれぞれ可撓性を有する底
部の逆流防止体及び両側の案内板が設けられており、前
記骨材搬出用コンベヤが水面に至る近傍位置に第一ノズ
ル列から噴出させた圧力水で水カーテンを形成して軽質
物質を骨材から分離させて水面直下に滞留させ、前記逆
流防止体及び両側の案内板から流入口内に追い込んで
後、該第一ノズル列より前記沈降路側に位置せしめた第
二ノズル列から該流出樋の流出口側に向けて噴出させた
圧力水により水流を発生させ該流出樋の流出口から溢流
樋に水と共に軽質物質を溢流させて、分級槽外に排出さ
せるものであるので、分級槽を循環させる循環水の水量
が少ない状態で、従来から行われている浮力のみを利用
した軽質物質の除去方法に比べて、水より密度が小さい
軽質物質のみならず、骨材としては不適な例えば充分に
水を含んだ流木の細片,草木の根,軽石,プラスチック
やシートの細片等の水に沈む軽質物質も効率良く除去す
ることができ、且つ水中に投入して軽質物質を除去する
ので骨材は水洗されているから、非常に品質に優れた骨
材を経済的に得ることができる。
に混入した軽質物質を除去する方法及び装置は、軽質物
質が混入した骨材を、一方の側に溢流樋と沈降路とが設
けられた分級槽内に該沈降路から水中に投入し、沈降し
てきた軽質物質と骨材とをテール部を該沈降路直下の水
中にまたトップ部を水面上に位置せしめた傾斜した骨材
搬出用コンベヤ上に載置して該分級槽外に排出するに際
し、流入口より流出口側に行くに従って漸次狭幅となる
と共に漸次上方に傾斜せしめられた狭幅傾斜部を有し流
出口が前記溢流樋に開口している流出樋が設けられてい
ると共に該流出樋の流入口にそれぞれ可撓性を有する底
部の逆流防止体及び両側の案内板が設けられており、前
記骨材搬出用コンベヤが水面に至る近傍位置に第一ノズ
ル列から噴出させた圧力水で水カーテンを形成して軽質
物質を骨材から分離させて水面直下に滞留させ、前記逆
流防止体及び両側の案内板から流入口内に追い込んで
後、該第一ノズル列より前記沈降路側に位置せしめた第
二ノズル列から該流出樋の流出口側に向けて噴出させた
圧力水により水流を発生させ該流出樋の流出口から溢流
樋に水と共に軽質物質を溢流させて、分級槽外に排出さ
せるものであるので、分級槽を循環させる循環水の水量
が少ない状態で、従来から行われている浮力のみを利用
した軽質物質の除去方法に比べて、水より密度が小さい
軽質物質のみならず、骨材としては不適な例えば充分に
水を含んだ流木の細片,草木の根,軽石,プラスチック
やシートの細片等の水に沈む軽質物質も効率良く除去す
ることができ、且つ水中に投入して軽質物質を除去する
ので骨材は水洗されているから、非常に品質に優れた骨
材を経済的に得ることができる。
【0042】そして、流出樋として水深の最も浅い部位
の高さを調整自在に設けたものを使用し、分級槽の水位
を一定に維持しながら前記水深の最も浅い部位の高さを
調整することによって流出樋内の水の流量を制御した
り、又は流出樋の水深の最も浅い部位の高さを一定に維
持しながら分級槽に供給する循環水の流量を調整するこ
とによって前記水深の最も浅い部位の水深を調整し流出
樋内の水の流量を制御したりすることによって、軽質物
質の混入した骨材のその目的とする大きさや採取地等に
よって除去すべき軽質物質の大きさが異なる場合であっ
ても、前記水深を除去すべき軽質物質の大きさより深く
調整することを容易に行って軽質物質を溢流樋を通過さ
せて水と共に溢流樋に確実に排出することができる。
の高さを調整自在に設けたものを使用し、分級槽の水位
を一定に維持しながら前記水深の最も浅い部位の高さを
調整することによって流出樋内の水の流量を制御した
り、又は流出樋の水深の最も浅い部位の高さを一定に維
持しながら分級槽に供給する循環水の流量を調整するこ
とによって前記水深の最も浅い部位の水深を調整し流出
樋内の水の流量を制御したりすることによって、軽質物
質の混入した骨材のその目的とする大きさや採取地等に
よって除去すべき軽質物質の大きさが異なる場合であっ
ても、前記水深を除去すべき軽質物質の大きさより深く
調整することを容易に行って軽質物質を溢流樋を通過さ
せて水と共に溢流樋に確実に排出することができる。
【0043】更に本発明に係る骨材に混入した軽質物質
を除去する装置は、その構造が簡単であるので安価且つ
容易に製作できるのみならず、請求項5〜9に記載した
ような構成を加えることによって種々な優れた効果を付
加することもできるのである。
を除去する装置は、その構造が簡単であるので安価且つ
容易に製作できるのみならず、請求項5〜9に記載した
ような構成を加えることによって種々な優れた効果を付
加することもできるのである。
【0044】このような種々の効果を奏する本発明に係
る骨材に混入した軽質物質を除去する方法及び装置の工
業的価値は非常に大きなものである。
る骨材に混入した軽質物質を除去する方法及び装置の工
業的価値は非常に大きなものである。
【図1】本発明方法を実施するのに好適な本発明装置の
1実施例を簡略に示す縦断面説明図である。
1実施例を簡略に示す縦断面説明図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1におけるA部拡大断面説明図である。
【図4】図1のA部拡大平面説明図である。
【図5】本発明装置の他の実施例を示す図3に相当する
拡大断面説明図である。
拡大断面説明図である。
【図6】本発明装置の更に他の実施例を示す図3に相当
する拡大断面説明図である。
する拡大断面説明図である。
【図7】本発明装置の更に他の実施例を示す図3に相当
する拡大断面説明図である。
する拡大断面説明図である。
1 分級槽 2 溢流樋 2a 溢流堰 3 沈降路 4 骨材搬出用コンベヤ 5 流出樋 5a 流入口 5b 流出口 5c 狭幅傾斜部 5ca 同一幅延長部 5d 流出口側部 5e 高さ調整手段 5ea 可撓性部材 6 逆流防止体 7 案内板 8 第一ノズル列 8a 軽質物質分離用ノズル列 8aa 水カーテン 8b 軽質物質追い出し用ノズル列 9 第二ノズル列 9a 圧力水 10 骨材投入装置 10a 骨材搬入用コンベヤ 10b ホッパ 10c フィーダ 11 骨材 12 軽質物質 13 サイドスカート 13a 固定板 13b 当接片 14 給水管
Claims (9)
- 【請求項1】 軽質物質(12)が混入した骨材(11)を、一
方の側に溢流樋(2)と沈降路(3)とが設けられた分級槽
(1)内に該沈降路(3)から水中に投入し、沈降してきた
軽質物質(12)と骨材(11)とをテール部を該沈降路(3)直
下の水中にまたトップ部を水面上に位置せしめた傾斜し
た骨材搬出用コンベヤ(4)上に載置して該分級槽(1)外
に排出するに際し、流入口(5a)より流出口(5b)側に行く
に従って漸次狭幅となると共に漸次上方に傾斜せしめら
れた狭幅傾斜部(5c)を有し流出口(5b)が前記溢流樋(2)
に開口している流出樋(5)が設けられていると共に該流
出樋(5)の流入口(5a)にそれぞれ可撓性を有する底部の
逆流防止体(6)及び両側の案内板(7)が設けられてお
り、前記骨材搬出用コンベヤ(4)が水面に至る近傍位置
に第一ノズル列(8)から噴出させた圧力水で水カーテン
(8aa)を形成して軽質物質(12)を骨材(11)から分離させ
て水面直下に滞留させ、前記逆流防止体(6)及び両側の
案内板(7)から該流入口(5a)内に追い込んだ後、該第一
ノズル列(8)より前記沈降路(3)側に位置せしめた第二
ノズル列(9)から該流出樋(5)の流出口(5b)側に向けて
噴出させた圧力水(9a)によって水流を発生させ該流出樋
(5)の流出口(5b)から溢流樋(2)に水と共に軽質物質(1
2)を溢流させて、分級槽(1)外に排出することを特徴と
する骨材に混入した軽質物質を除去する方法。 - 【請求項2】 流出樋(5)として、その水深の最も浅い
部位の高さを調整自在に設けたものを使用し、分級槽
(1)の水位を一定に維持しながら前記水深の最も浅い部
位の高さを調整して流出樋(5)内の水の流量を制御する
請求項1に記載の骨材に混入した軽質物質を除去する方
法。 - 【請求項3】 流出樋(5)の水深の最も浅い部位の高さ
を一定に維持しながら分級槽(1)に供給する循環水の流
量を調整して流出樋(5)内の水の流量を制御する請求項
1に記載の骨材に混入した軽質物質を除去する方法。 - 【請求項4】 一方の側に溢流樋(2)と軽質物質(12)の
混入する骨材(11)が投入される沈降路(3)が設けられて
いる分級槽(1)と、テール部が該沈降路(3)の直下の水
中にまたトップ部が水面上に位置せしめられており沈降
してきた軽質物質(12)の混入する骨材(11)をその上面に
載置してトップ部へ移送させて前記分級槽(1)外へ排出
せしめる傾斜した骨材搬出用コンベヤ(4)と、流出口(5
b)が前記溢流樋(2)に開口しており流入口(5a)が前記骨
材搬出用コンベヤ(4)より上方であって該骨材搬出用コ
ンベヤ(4)が水面に至る位置より前記沈降路(3)側の水
面下に位置せしめられており流入口(5a)より流出口(5b)
側に行くに従って漸次狭幅となると共に漸次上方に傾斜
せしめられた狭幅傾斜部(5c)を有する流出樋(5)と、該
流出樋(5)の流入口(5a)に設けられているそれぞれ可撓
性を有する底部の逆流防止体(6)及び両側の案内板(7)
と、前記骨材搬出用コンベヤ(4)が水面に至る近傍位置
で圧力水を噴出させて該骨材搬出用コンベヤ(4)面上に
水カーテン(5c)を形成せしめると共に該骨材搬出用コン
ベヤ(4)面上の軽質物質(12)を骨材(11)から分離させて
前記逆流防止体(6)及び両側の案内板(7)から該流入口
(5a)内に追い込む第一ノズル列(8)と、該第一ノズル列
(8)より前記沈降路(3)側に位置せしめられており該流
出樋(5)の流入口(5a)内に追い込まれた軽質物質(12)を
流出口(5b)側に追い出す圧力水(9a)を噴出せしめる第二
ノズル列(9)とを備えていることを特徴とする骨材に混
入した軽質物質を除去する装置。 - 【請求項5】 流出樋(5)が、その水深の最も浅い部位
の高さを高さ調整手段(5e)により調整自在に構成されて
いる請求項4に記載の骨材に混入した軽質物質を除去す
る装置。 - 【請求項6】 流出樋(5)が、底板の弾性素材より成る
端部同士がヒンジ接続されている、狭幅傾斜部(5c)と該
狭幅傾斜部(5c)より流出口(5b)側を形成し該狭幅傾斜部
(5c)と反対側底板の弾性素材より成る端部が溢流樋(2)
にヒンジ接続されて流出口(5b)を成す流出口側部(5d)と
から成り、該狭幅傾斜部(5c)及び該流出口側部(5d)の側
壁の前記各ヒンジ接続されている部分に対応する位置が
伸縮自在な素材で接続されていて、該狭幅傾斜部(5c)と
該流出口側部(5d)との接続部分を昇降せしめる高さ調整
機構(5e)が設けられている請求項5に記載の骨材に混入
した軽質物質を除去する装置。 - 【請求項7】 流出樋(5)が、流出口(5b)側に同一幅延
長部(5ca)を有する狭幅傾斜部(5c)と底板の弾性素材よ
り成る両端部が該同一幅延長部(5ca)の流入口(5a)側端
部の底板下面と溢流樋(2)とにヒンジ接続されている流
出口側部(5d)とから成り、該狭幅傾斜部(5c)及び該流出
口側部(5d)の側壁の前記ヒンジ接続されている部分に対
応する各位置が伸縮自在な素材で接続されていて、該狭
幅傾斜部(5c)と該流出口側部(5d)との接続部分を昇降せ
しめる高さ調整機構(5e)が設けられている請求項5に記
載の骨材に混入した軽質物質を除去する装置。 - 【請求項8】 流出樋(5)が、それぞれ位置固定された
狭幅傾斜部(5c)と該狭幅傾斜部(5c)の流出口(5b)側端部
に連続して流出口(5b)側に行くに従って下方に傾斜せし
められた流出口側部(5d)とから成り、該流出口側部(5d)
の狭幅傾斜部(5c)側の端部の上面に可撓性部材(5ea)が
固定されており、該可撓性部材(5ea)と流出口側部(5d)
との間に圧力流体を供給して前記可撓性部材(5ea)の上
面の高さ位置を調整せしめるためのポンプを備えた高さ
調整機構(5e)が設けられている請求項5に記載の骨材に
混入した軽質物質を除去する装置。 - 【請求項9】 骨材搬出用コンベヤ(4)が、ベルトコン
ベヤ,チェーンコンベヤ,ネットコンベヤのいずれかで
ある請求項4から8までのいずれか1項に記載の骨材に
混入した軽質物質を除去する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26511697A JPH1176858A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 骨材に混入した軽質物質を除去する方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26511697A JPH1176858A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 骨材に混入した軽質物質を除去する方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1176858A true JPH1176858A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17412845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26511697A Pending JPH1176858A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 骨材に混入した軽質物質を除去する方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1176858A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109201307A (zh) * | 2018-10-10 | 2019-01-15 | 裴文平 | 一种多功能矿物分选装置 |
CN109201309A (zh) * | 2018-10-10 | 2019-01-15 | 裴文平 | 一种煤炭洗选装置 |
CN109201306A (zh) * | 2018-10-10 | 2019-01-15 | 裴文平 | 一种基于磁悬浮的重力选矿装置 |
CN109201308A (zh) * | 2018-10-10 | 2019-01-15 | 裴文平 | 一种基于脉动水流的选矿装置 |
CN109201310A (zh) * | 2018-10-10 | 2019-01-15 | 裴文平 | 一种智能选矿装置 |
-
1997
- 1997-09-12 JP JP26511697A patent/JPH1176858A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109201307A (zh) * | 2018-10-10 | 2019-01-15 | 裴文平 | 一种多功能矿物分选装置 |
CN109201309A (zh) * | 2018-10-10 | 2019-01-15 | 裴文平 | 一种煤炭洗选装置 |
CN109201306A (zh) * | 2018-10-10 | 2019-01-15 | 裴文平 | 一种基于磁悬浮的重力选矿装置 |
CN109201308A (zh) * | 2018-10-10 | 2019-01-15 | 裴文平 | 一种基于脉动水流的选矿装置 |
CN109201310A (zh) * | 2018-10-10 | 2019-01-15 | 裴文平 | 一种智能选矿装置 |
CN109201306B (zh) * | 2018-10-10 | 2020-11-10 | 嘉兴考普诺机械科技有限公司 | 一种基于磁悬浮的重力选矿装置 |
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