JPH1176448A - スプリンクラ消火設備 - Google Patents
スプリンクラ消火設備Info
- Publication number
- JPH1176448A JPH1176448A JP23826497A JP23826497A JPH1176448A JP H1176448 A JPH1176448 A JP H1176448A JP 23826497 A JP23826497 A JP 23826497A JP 23826497 A JP23826497 A JP 23826497A JP H1176448 A JPH1176448 A JP H1176448A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sprinkler
- head
- pipe
- fire extinguishing
- connection tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スプリンクラ配管に垂下して設けられるヘッド
接続管の凍結を簡単な構成により防止すること。 【構成】下端にスプリンクラヘッドが接続されるヘッド
接続管と、一端が、該ヘッド接続管の上端に接続され、
他端が、スプリンクラ配管に接続される連結管と、前記
ヘッド接続管に充填される不凍液と、前記連結管の内部
に設けられ、前記ヘッド接続管と前記スプリンクラ配管
を仕切るための弁体とを備えたことを特徴とする。
接続管の凍結を簡単な構成により防止すること。 【構成】下端にスプリンクラヘッドが接続されるヘッド
接続管と、一端が、該ヘッド接続管の上端に接続され、
他端が、スプリンクラ配管に接続される連結管と、前記
ヘッド接続管に充填される不凍液と、前記連結管の内部
に設けられ、前記ヘッド接続管と前記スプリンクラ配管
を仕切るための弁体とを備えたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はスプリンクラ消火設
備に関するものである。
備に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】寒冷地における消火設備として、乾式の
スプリンクラ消火設備が知られている。乾式のスプリン
クラ消火設備は、スプリンクラ配管内に水の代わりに圧
縮空気を充填しておくことで、配管内の水が凍結するの
を防止するものである。
スプリンクラ消火設備が知られている。乾式のスプリン
クラ消火設備は、スプリンクラ配管内に水の代わりに圧
縮空気を充填しておくことで、配管内の水が凍結するの
を防止するものである。
【０００３】この設備において、スプリンクラヘッドが
動作すると、まずスプリンクラ配管内の圧縮空気がスプ
リンクラヘッドから放出され、続いて配管内の圧力低下
により配管の基端に設けられた弁体が開放して、消火水
がヘッドへと供給される。
動作すると、まずスプリンクラ配管内の圧縮空気がスプ
リンクラヘッドから放出され、続いて配管内の圧力低下
により配管の基端に設けられた弁体が開放して、消火水
がヘッドへと供給される。
【０００４】この乾式のスプリンクラ消火設備は、いっ
たん作動した後、元の状態に戻す場合、スプリンクラ配
管内に水が残らないようにしなければならない。しかし
天井裏に張りめぐらされたスプリンクラ配管と天井面に
露出されたスプリンクラヘッドは、垂直に設けられた短
管により接続されるため、同一のスプリンクラ配管に取
り付けられたスプリンクラヘッドのうち、いずれかが動
作すると、他のスプリンクラヘッドを取り付けた短管内
にも消火水が流入し、これが残水となってしまう。そこ
で、短管の下端に取り付けたスプリンクラヘッドが動作
しない限り、機構上、短管に水が入らないようにした発
明がいくつか開示されている（例えば特公昭６２−４９
９６号）。
たん作動した後、元の状態に戻す場合、スプリンクラ配
管内に水が残らないようにしなければならない。しかし
天井裏に張りめぐらされたスプリンクラ配管と天井面に
露出されたスプリンクラヘッドは、垂直に設けられた短
管により接続されるため、同一のスプリンクラ配管に取
り付けられたスプリンクラヘッドのうち、いずれかが動
作すると、他のスプリンクラヘッドを取り付けた短管内
にも消火水が流入し、これが残水となってしまう。そこ
で、短管の下端に取り付けたスプリンクラヘッドが動作
しない限り、機構上、短管に水が入らないようにした発
明がいくつか開示されている（例えば特公昭６２−４９
９６号）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】これらの発明は、短管
内に、バネや細長いピストンなどを設ける必要があり、
組み立てに時間がかかると共に、コストが高くなってし
まう。
内に、バネや細長いピストンなどを設ける必要があり、
組み立てに時間がかかると共に、コストが高くなってし
まう。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するためになされたもので、下端にスプリンクラヘッ
ドが接続されるヘッド接続管と、一端が、該ヘッド接続
管の上端に接続され、他端が、スプリンクラ配管に接続
される連結管と、前記ヘッド接続管に充填される不凍液
と、前記連結管の内部に設けられ、前記ヘッド接続管と
前記スプリンクラ配管を仕切るための弁体とを備えたこ
とを特徴とするものである。
決するためになされたもので、下端にスプリンクラヘッ
ドが接続されるヘッド接続管と、一端が、該ヘッド接続
管の上端に接続され、他端が、スプリンクラ配管に接続
される連結管と、前記ヘッド接続管に充填される不凍液
と、前記連結管の内部に設けられ、前記ヘッド接続管と
前記スプリンクラ配管を仕切るための弁体とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１、図２は本発明のスプリンク
ラ消火設備Ｓの主要な部分の縦断面図を示したもので、
図１に本発明の通常時の状態を、図２に本発明の動作時
の状態をそれぞれ示す。
ラ消火設備Ｓの主要な部分の縦断面図を示したもので、
図１に本発明の通常時の状態を、図２に本発明の動作時
の状態をそれぞれ示す。
【０００８】図において、１は下端にスプリンクラヘッ
ド２が接続されるヘッド接続管、３は一端が、ヘッド接
続管１の上端に接続され、他端が、スプリンクラ配管１
５に接続される連結管である。スプリンクラヘッド２、
ヘッド接続管１、連結管３及びスプリンクラ配管１５の
それぞれの接続は、外周又は内周に設けた雄ねじもしく
は雌ねじによって行われる。
ド２が接続されるヘッド接続管、３は一端が、ヘッド接
続管１の上端に接続され、他端が、スプリンクラ配管１
５に接続される連結管である。スプリンクラヘッド２、
ヘッド接続管１、連結管３及びスプリンクラ配管１５の
それぞれの接続は、外周又は内周に設けた雄ねじもしく
は雌ねじによって行われる。
【０００９】ヘッド接続管１は、スプリンクラヘッド２
が接続されるヘッド接続部４と、その上部に設けられた
円筒部５によって構成される。大きさの異なるヘッド接
続部４をいくつか用意しておき、それらのヘッド接続部
４を適宜選択することで、あらゆる大きさのスプリンク
ラヘッドを取り付けることができる。
が接続されるヘッド接続部４と、その上部に設けられた
円筒部５によって構成される。大きさの異なるヘッド接
続部４をいくつか用意しておき、それらのヘッド接続部
４を適宜選択することで、あらゆる大きさのスプリンク
ラヘッドを取り付けることができる。
【００１０】円筒部内５のほぼ中間位置の上方には、段
部６が設けられ、上部の内径が下部の内径よりも大きく
なっている。この段部６には、弁体落下防止部材として
の一例の金網７が設けられる。金網７はその外径が、円
筒部の上部側の内径とほぼ等しく形成される。この金網
７は、スプリンクラヘッド２の動作時に、後述する弁体
９がスプリンクラヘッド２の放水口１０に落下するのを
防止するための部材である。
部６が設けられ、上部の内径が下部の内径よりも大きく
なっている。この段部６には、弁体落下防止部材として
の一例の金網７が設けられる。金網７はその外径が、円
筒部の上部側の内径とほぼ等しく形成される。この金網
７は、スプリンクラヘッド２の動作時に、後述する弁体
９がスプリンクラヘッド２の放水口１０に落下するのを
防止するための部材である。
【００１１】９は、連結管３の内部のシリンダ状部８に
設けられた弁体で、ヘッド接続管１とスプリンクラ配管
１５を仕切るためのものである。１１はＯリング等のシ
ール部材１１で、弁体９の外周のほぼ中間位置には設け
られた溝内に嵌合される。これにより弁体９は、連結管
３の内部（シリンダ状部８）に摺動可能に設けられる。
連結管３、及び弁体９のそれぞれの高さは、弁体９があ
る程度、摺動できる長さにそれぞれ設定される。１２
は、ヘッド接続管１に充填された不凍液で、例えばエチ
レングリコールを水に５０容量％混合したものが使用さ
れる。
設けられた弁体で、ヘッド接続管１とスプリンクラ配管
１５を仕切るためのものである。１１はＯリング等のシ
ール部材１１で、弁体９の外周のほぼ中間位置には設け
られた溝内に嵌合される。これにより弁体９は、連結管
３の内部（シリンダ状部８）に摺動可能に設けられる。
連結管３、及び弁体９のそれぞれの高さは、弁体９があ
る程度、摺動できる長さにそれぞれ設定される。１２
は、ヘッド接続管１に充填された不凍液で、例えばエチ
レングリコールを水に５０容量％混合したものが使用さ
れる。
【００１２】このヘッド接続管１の組み立て方の一例を
簡単に説明する。まずスプリンクラヘッド２にヘッド接
続管４を取り付け、続いてその上に円筒部５を取り付け
る。そして円筒部５の上から金網７を入れて段部６に係
止させる。次に円筒部５の上端に連結管９を取り付け、
連結管９の上から不凍液１２をヘッド接続管１に流し込
む。所定量の不凍液１２を入れたら、連結管９の上から
弁体９を落とし込んで、封止する。最後にこのヘッド接
続管１をスプリンクラ配管１５に取り付ければ完了であ
る。
簡単に説明する。まずスプリンクラヘッド２にヘッド接
続管４を取り付け、続いてその上に円筒部５を取り付け
る。そして円筒部５の上から金網７を入れて段部６に係
止させる。次に円筒部５の上端に連結管９を取り付け、
連結管９の上から不凍液１２をヘッド接続管１に流し込
む。所定量の不凍液１２を入れたら、連結管９の上から
弁体９を落とし込んで、封止する。最後にこのヘッド接
続管１をスプリンクラ配管１５に取り付ければ完了であ
る。
【００１３】次に、上記スプリンクラ消火設備の動作を
説明する。まず平常時は、スプリンクラ配管内１５に圧
縮空気が、又、ヘッド接続管内１に不凍液１２が密閉充
填されている。この状態で温度が一定ならば、圧縮空気
と不凍液１２との圧力が釣り合って、弁体９は連結管３
のシリンダ状部８の高さ方向のほぼ中間に位置してい
る。この状態で例えば周囲の温度が変化すると、不凍液
１２が膨張又は圧縮して体積が変化するので、弁体９
は、この体積変化に対応して移動し、圧縮空気と不凍液
１２の圧力が釣り合う位置で静止する。
説明する。まず平常時は、スプリンクラ配管内１５に圧
縮空気が、又、ヘッド接続管内１に不凍液１２が密閉充
填されている。この状態で温度が一定ならば、圧縮空気
と不凍液１２との圧力が釣り合って、弁体９は連結管３
のシリンダ状部８の高さ方向のほぼ中間に位置してい
る。この状態で例えば周囲の温度が変化すると、不凍液
１２が膨張又は圧縮して体積が変化するので、弁体９
は、この体積変化に対応して移動し、圧縮空気と不凍液
１２の圧力が釣り合う位置で静止する。
【００１４】このように弁体９は固定されず摺動可能に
連結管３内部に設けられているので、周囲の温度変化に
よって不凍液１２が体積変化を起こしても、破損するこ
とはなく、確実にシール性を維持する。
連結管３内部に設けられているので、周囲の温度変化に
よって不凍液１２が体積変化を起こしても、破損するこ
とはなく、確実にシール性を維持する。
【００１５】火災が発生すると、スプリンクラヘッド２
の感熱部分が溶融し、スプリンクラヘッド２の感熱部分
及びヘッド本体の弁体が落下する。そしてヘッド接続管
１の不凍液１２がスプリンクラヘッド２から排出され
る。これにより弁体９が配管１５内の圧縮空気の作用に
より落下するが、弁体９は金網７まで落下して支えられ
るので、スプリンクラヘッド２の放水口１０を塞ぐこと
はない。このように金網７を設けることで、スプリンク
ラヘッド２が動作しても、弁体９がスプリンクラヘッド
２の放水口１０へと落下するのを防止しているので、ス
プリンクラヘッド２に噴射口の小さいマルチ型のスプリ
ンクラヘッド等を使用することが可能となる。
の感熱部分が溶融し、スプリンクラヘッド２の感熱部分
及びヘッド本体の弁体が落下する。そしてヘッド接続管
１の不凍液１２がスプリンクラヘッド２から排出され
る。これにより弁体９が配管１５内の圧縮空気の作用に
より落下するが、弁体９は金網７まで落下して支えられ
るので、スプリンクラヘッド２の放水口１０を塞ぐこと
はない。このように金網７を設けることで、スプリンク
ラヘッド２が動作しても、弁体９がスプリンクラヘッド
２の放水口１０へと落下するのを防止しているので、ス
プリンクラヘッド２に噴射口の小さいマルチ型のスプリ
ンクラヘッド等を使用することが可能となる。
【００１６】不凍液１２が排出されると、引き続きスプ
リンクラ配管１５内の圧縮空気がスプリンクラヘッド２
から排出され、スプリンクラ配管１５内の圧力が低下す
る。そしてこの圧力低下により図示しない弁が開放し
て、加圧源から消火水が供給されて、スプリンクラヘッ
ド２から消火水が放出され、火災を消火する。
リンクラ配管１５内の圧縮空気がスプリンクラヘッド２
から排出され、スプリンクラ配管１５内の圧力が低下す
る。そしてこの圧力低下により図示しない弁が開放し
て、加圧源から消火水が供給されて、スプリンクラヘッ
ド２から消火水が放出され、火災を消火する。
【００１７】ヘッド接続管１には、不凍液１２が充填さ
れ、かつ弁体９によってスプリンクラ配管１５と仕切ら
れているので、他のスプリンクラヘッド２が動作して、
スプリンクラ配管１５内に消火水が流入しても、ヘッド
接続管１に接続されたスプリンクラヘッド１が動作しな
い限り、そのヘッド接続管１内に消火水が流入すること
はない。よって火災消火後は、動作したスプリンクラヘ
ッド２が接続されたヘッド接続管１だけをスプリンクラ
配管１５から外して、不凍液１２が充填された新しいヘ
ッド接続管１をそこに取り付け直すだけで、初期の状態
に戻すことができる。
れ、かつ弁体９によってスプリンクラ配管１５と仕切ら
れているので、他のスプリンクラヘッド２が動作して、
スプリンクラ配管１５内に消火水が流入しても、ヘッド
接続管１に接続されたスプリンクラヘッド１が動作しな
い限り、そのヘッド接続管１内に消火水が流入すること
はない。よって火災消火後は、動作したスプリンクラヘ
ッド２が接続されたヘッド接続管１だけをスプリンクラ
配管１５から外して、不凍液１２が充填された新しいヘ
ッド接続管１をそこに取り付け直すだけで、初期の状態
に戻すことができる。
【００１８】この際、不凍液１２を充填したヘッド接続
管１を工場などから出庫する場合には、内周面に雌ねじ
を有するキャップを連結管３の上端の雄ねじに取り付け
るようにすれば、不凍液１２が漏れる心配がないので、
運搬上好ましい。
管１を工場などから出庫する場合には、内周面に雌ねじ
を有するキャップを連結管３の上端の雄ねじに取り付け
るようにすれば、不凍液１２が漏れる心配がないので、
運搬上好ましい。
【００１９】またキャップを使用する代わりに、連結管
３のシリンダ状部８の上部に突起を設け、弁体９が抜け
るのを防止するようにしてもよい。この場合、突起は弁
体９が不凍液１２の温度上昇による膨張による上昇位置
に設ければよい。これにより運搬中は勿論、設置後も配
管１５側に抜けることを防止できる。
３のシリンダ状部８の上部に突起を設け、弁体９が抜け
るのを防止するようにしてもよい。この場合、突起は弁
体９が不凍液１２の温度上昇による膨張による上昇位置
に設ければよい。これにより運搬中は勿論、設置後も配
管１５側に抜けることを防止できる。
【００２０】またスプリンクラヘッド２の弁体上部に設
けられるガスケットに、耐蝕性の塗料などを塗っておく
ことで、腐食性を有する不凍液１２が充填されてもガス
ケットが腐食するのを防止できるが、例えばヘッド接続
管１内に分離膜を設けて、この分離膜を境にして、ヘッ
ド接続管１の上部にのみ不凍液１２を充填し、下部には
空気を充填して、不凍液がスプリンクラヘッド２の弁体
のガスケットに接触するのを防止することで、ガスケッ
トが腐食するのを防止してもよい。
けられるガスケットに、耐蝕性の塗料などを塗っておく
ことで、腐食性を有する不凍液１２が充填されてもガス
ケットが腐食するのを防止できるが、例えばヘッド接続
管１内に分離膜を設けて、この分離膜を境にして、ヘッ
ド接続管１の上部にのみ不凍液１２を充填し、下部には
空気を充填して、不凍液がスプリンクラヘッド２の弁体
のガスケットに接触するのを防止することで、ガスケッ
トが腐食するのを防止してもよい。
【００２１】なお本発明において、ヘッド接続管１と
は、スプリンクラヘッド２とスプリンクラヘッド配管１
５を接続するための配管であり、短管に限定されず、例
えば可撓性の配管（フレキシブル配管）や、回転継ぎ手
を有するいわゆるドグレグ配管であってもよい。このよ
うな配管を使用すると、高さ方向の長さを調整できるの
で、長さの異なるヘッド接続管をいくつも用意しておく
必要がなくなる。またスプリンクラ配管内には圧縮空気
が充填される場合を示したが、加圧水が充填されていて
も何ら問題はない。
は、スプリンクラヘッド２とスプリンクラヘッド配管１
５を接続するための配管であり、短管に限定されず、例
えば可撓性の配管（フレキシブル配管）や、回転継ぎ手
を有するいわゆるドグレグ配管であってもよい。このよ
うな配管を使用すると、高さ方向の長さを調整できるの
で、長さの異なるヘッド接続管をいくつも用意しておく
必要がなくなる。またスプリンクラ配管内には圧縮空気
が充填される場合を示したが、加圧水が充填されていて
も何ら問題はない。
【００２２】また弁体落下防止部材は、弁体の落下を防
止し、かつ消火水の流れを妨げるものでなければ、その
形状は特に限定されない。例えば円筒部５を２つにして
上側の円筒部を有底円筒状とし、その底部に穴をあける
構造、又、金網を２つの円筒部でサンドイッチする。更
にヘッド接続部４の上端に金網を設けることなどが考え
られる。
止し、かつ消火水の流れを妨げるものでなければ、その
形状は特に限定されない。例えば円筒部５を２つにして
上側の円筒部を有底円筒状とし、その底部に穴をあける
構造、又、金網を２つの円筒部でサンドイッチする。更
にヘッド接続部４の上端に金網を設けることなどが考え
られる。
【００２３】
【発明の効果】本発明は、ヘッド接続管内に不凍液を充
填し、該ヘッド接続管の上端に接続される連結管の内部
に、ヘッド接続管とスプリンクラ配管を仕切るための弁
体とを備えたので、他のスプリンクラヘッドが動作し
て、スプリンクラ配管内に消火水が流入しても、ヘッド
接続管に接続されたスプリンクラヘッドが動作しない限
り、そのヘッド接続管内に消火水が流入するのを防止す
ることができる。またヘッド接続管にはバネやピストン
を設ける必要がないので、組み立てが簡単であり、コス
トも安価である。この部品が少なくなることにより、圧
力損失が減少するため商品のスリム化が可能となる。
填し、該ヘッド接続管の上端に接続される連結管の内部
に、ヘッド接続管とスプリンクラ配管を仕切るための弁
体とを備えたので、他のスプリンクラヘッドが動作し
て、スプリンクラ配管内に消火水が流入しても、ヘッド
接続管に接続されたスプリンクラヘッドが動作しない限
り、そのヘッド接続管内に消火水が流入するのを防止す
ることができる。またヘッド接続管にはバネやピストン
を設ける必要がないので、組み立てが簡単であり、コス
トも安価である。この部品が少なくなることにより、圧
力損失が減少するため商品のスリム化が可能となる。
【００２４】またヘッド接続管の内部に弁体落下防止部
材を設けることで、スプリンクラヘッドの動作時に、弁
体がスプリンクラヘッドの放水口に落下するのを防止で
きる。更に弁体は、連結管の内部に摺動可能に設けられ
ているので、温度変化によって不凍液が体積変化を起こ
しても、破損することはなく、確実にシール性を維持す
る。
材を設けることで、スプリンクラヘッドの動作時に、弁
体がスプリンクラヘッドの放水口に落下するのを防止で
きる。更に弁体は、連結管の内部に摺動可能に設けられ
ているので、温度変化によって不凍液が体積変化を起こ
しても、破損することはなく、確実にシール性を維持す
る。
【図１】本発明のスプリンクラ消火設備の主要な部分を
示した縦断面図で、通常時の状態を示したものである。
示した縦断面図で、通常時の状態を示したものである。
【図２】本発明のスプリンクラ消火設備の主要な部分を
示した縦断面図で、動作時の状態を示したものである。
示した縦断面図で、動作時の状態を示したものである。
１ ヘッド接続管、 ２ スプリンクラヘッド、 ３
連結管、４ ヘッド接続部、 ５ 円筒部、 ６ 段
部、 ７ 金網、８ シリンダ状部、 ９ 弁体、 １
０ 放水口、 １１ シール部材、１２ 不凍液、 １
５ スプリンクラ配管、 Ｓ スプリンクラ消火設備、
連結管、４ ヘッド接続部、 ５ 円筒部、 ６ 段
部、 ７ 金網、８ シリンダ状部、 ９ 弁体、 １
０ 放水口、 １１ シール部材、１２ 不凍液、 １
５ スプリンクラ配管、 Ｓ スプリンクラ消火設備、
Claims (4)
- 【請求項１】 下端にスプリンクラヘッドが接続される
ヘッド接続管と、 一端が、該ヘッド接続管の上端に接続され、他端が、ス
プリンクラ配管に接続される連結管と、 前記ヘッド接続管に充填される不凍液と、 前記連結管の内部に設けられ、前記ヘッド接続管と前記
スプリンクラ配管を仕切るための弁体とを備えたことを
特徴とするスプリンクラ消火設備。 - 【請求項２】 前記スプリンクラヘッドの動作時に、前
記弁体が前記スプリンクラヘッドの放水口に落下するの
を防止する弁体落下防止部材を、前記ヘッド接続管の内
部に設けたことを特徴とする請求項１記載のスプリンク
ラ消火設備。 - 【請求項３】 前記弁体は、前記連結管の内部に摺動可
能に設けられていることを特徴とする請求項１又２に記
載のスプリンクラ消火設備。 - 【請求項４】 前記ヘッド接続管が、ドグレグ配管また
はフレキシブル配管であることを特徴とする請求項２記
載のスプリンクラ消火設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23826497A JPH1176448A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | スプリンクラ消火設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23826497A JPH1176448A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | スプリンクラ消火設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1176448A true JPH1176448A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17027603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23826497A Pending JPH1176448A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | スプリンクラ消火設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1176448A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003512140A (ja) * | 1999-10-29 | 2003-04-02 | マリオフ コーポレーション オイ | 水性液体をシステムへ供給する動力源および消火装置 |
| JP2016179034A (ja) * | 2015-03-24 | 2016-10-13 | 能美防災株式会社 | スプリンクラ消火設備 |
-
1997
- 1997-09-03 JP JP23826497A patent/JPH1176448A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003512140A (ja) * | 1999-10-29 | 2003-04-02 | マリオフ コーポレーション オイ | 水性液体をシステムへ供給する動力源および消火装置 |
| JP2016179034A (ja) * | 2015-03-24 | 2016-10-13 | 能美防災株式会社 | スプリンクラ消火設備 |
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