JPH1175711A - 配合飼料の製造方法及びその装置 - Google Patents

配合飼料の製造方法及びその装置

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JPH1175711A
JPH1175711A JP9265007A JP26500797A JPH1175711A JP H1175711 A JPH1175711 A JP H1175711A JP 9265007 A JP9265007 A JP 9265007A JP 26500797 A JP26500797 A JP 26500797A JP H1175711 A JPH1175711 A JP H1175711A
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JP
Japan
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molasses
fats
oils
tank
feed
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Pending
Application number
JP9265007A
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English (en)
Inventor
Asao Nakayama
朝男 中山
Isao Hanehiro
勲 羽廣
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

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  • Fodder In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】糖蜜と油脂を規定量通りに精度よく添加させる
ことができる配合飼料の製造方法及びその装置を提供す
る。 【解決手段】糖蜜と油脂とを飼料原料に添加する際に
は、先ず、イエローグリースタンク22に貯留されたイ
エローグリースと魚油脂タンク24に貯留された魚油脂
とを混合タンク30に供給する。イエローグリースと魚
油脂との供給を停止した後、混合タンク30に供給され
た調合油脂は、ロードセル56によって重量が計測され
る。次に、糖蜜タンク20に貯留された糖蜜を混合タン
ク30に供給し、混合タンク30内で調合油脂と混合す
る。混合タンク30内の混合物の重量は、ロードセル5
6によって計測され、先程測定された調合油脂の重量に
対して適当な重量の糖蜜が供給されたら、混合物をギア
ポンプ68によって供給配管66を介してホッパ12に
ポンプ輸送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配合飼料の製造方
法及びその装置に係り、特に牛等家畜用の飼料材料に添
加する糖蜜と油脂とを配管でポンプ輸送する配合飼料の
製造方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】牛等の家畜用の飼料を製造する際には、
飼料消費量を増大させる等の目的から糖蜜と油脂とが添
加される。この添加割合は、家畜の種類や畜産農家によ
り多少相違するが一般的に飼料製品ベースで糖蜜約5%
重量、油脂約2%重量である。従来、飼料原料に糖蜜と
油脂とを添加する際には、糖蜜を糖蜜タンクから、油脂
を油脂タンクから別々の配管でポンプ輸送し、ミキサー
に供給して混合しており、輸送量は容積式流量計で管理
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、糖蜜は
油脂に比べて温度によって比重や粘度が大きく変化する
という特性があるため定量輸送が極めて困難であり飼料
原料に対する糖蜜の添加量が大きく変動してしまうとい
う欠点がある。その結果、飼料原料に対する糖蜜と油脂
の添加量バランスが悪くなり、飼料品質が低下する。
【0004】即ち、糖蜜は常温では約2000cpの高
粘度を有し、通常配管でのポンプ輸送が行われる50℃
の温度でも水飴状態程度の粘性を有し定重量輸送されに
くい上に、50℃を超えると空気を抱き込み易くなるた
めに益々定重量輸送されなくなる。このため、容積形ポ
ンプで輸送される糖蜜の重量に大きな誤差が生じ、温度
によって飼料原料に対する糖蜜の添加割合が大きく変化
してしまう。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、糖蜜と油脂を規定量通りに精度よく添加させ
ることができる配合飼料の製造方法及びその装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、飼料原料に糖蜜と油脂とを添加して配合
飼料を製造する際に、前記糖蜜と油脂を配管でポンプ輸
送する配合飼料の製造方法に於いて、前記糖蜜と油脂と
を予め混合した混合物を配管でポンプ輸送することを特
徴とする。
【0007】また、本発明は、前記目的を達成するため
に、飼料原料に糖蜜と油脂とを添加して配合飼料を製造
する際に、前記糖蜜と油脂を配管でポンプ輸送する配合
飼料の製造装置に於いて、前記糖蜜と油脂とを予め混合
しエマルジョンを形成するエマルジョン形成装置と、前
記エマルジョン形成装置によって形成された前記エマル
ジョンを保持するエマルジョン保持装置と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0008】本発明によれば、飼料原料に糖蜜と油脂と
を添加する際には、予め糖蜜と油脂とを混合してエマル
ジョン化し、その混合物を配管でポンプ輸送するように
したので、糖蜜を単独で輸送した場合に比べて定量輸送
を行いやすくなる。従って、糖蜜と油脂とを規定量通り
精度よく添加できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、本発明に
係る配合飼料の製造方法及びその装置の好ましい実施の
形態について説明する。図1は、本発明の配合飼料の製
造装置の全体構成図である。同図に示すように、製造装
置10は主として、ホッパ12とミキサー14と添加物
供給装置16とから構成される。
【0010】ホッパ12には図示しない飼料原料タンク
から飼料原料が供給されると共に、後述する添加物供給
装置16によって糖蜜と油脂とが供給される。ホッパ1
2内に供給された糖蜜と油脂とは、図示しないノズルか
ら前記飼料に添加される。糖蜜と油脂とが添加された飼
料は、ホッパ12の下端から落下しミキサー14に供給
されてミキシングされる。
【0011】添加物供給装置16は、糖蜜タンク20と
イエローグリースタンク22と魚油脂タンク24と混合
タンク30とサービスタンク32とから構成される。糖
蜜タンク20には図示しないメインタンクから糖蜜が供
給され、糖蜜タンク20の下端はバルブ34を介して糖
蜜配管36に連結される。糖蜜配管36にはギアポンプ
38が設けられ、糖蜜タンク20から糖蜜配管36に流
入した糖蜜を移送する。糖蜜配管36に流入した糖蜜
は、バルブ54を介して混合タンク30に供給される。
【0012】イエローグリースタンク22には図示しな
いメインタンクからイエローグリースが供給され、イエ
ローグリースタンク22の下端はバルブ40を介してイ
エローグリース配管42に連結される。イエローグリー
ス配管42にはギアポンプ44が設けられ、イエローグ
リースタンク22からイエローグリース配管42に流入
したイエローグリースを移送する。
【0013】魚油脂タンク24には図示しないメインタ
ンクから魚油脂が供給され、魚油脂タンク24の下端は
バルブ46を介して魚油脂配管48に連結される。魚油
脂配管48にはギアポンプ50が設けられ、魚油脂タン
ク24から魚油脂配管48に流入した魚油脂を移送す
る。前記イエローグリース配管42と魚油脂配管48と
は、油脂配管52に接合され、イエローグリースと魚油
脂とは油脂配管52で合流し調合油脂が生成される。こ
の調合油脂は油脂配管52を通過し、バルブ54を介し
て混合タンク30に供給される。
【0014】混合タンク30にはロードセル56が設け
られ、混合タンク30内に供給された糖蜜や調合油脂の
重量を測定する。また、混合タンク30には攪拌機58
が設けられ、混合タンク30内に供給された糖蜜と調合
油脂を攪拌してエマルジョンを形成する。混合タンク3
0の下端は、バルブ60を介してサービスタンク32に
連結される。サービスタンク32には攪拌機62が設け
られ、サービスタンク32に供給された糖蜜と調合油脂
を再び攪拌してエマルジョンがこわれないように保持す
る。
【0015】サービスタンク32の下端はバルブ64を
介して供給配管66に連結され、供給配管66は前記ホ
ッパ12に連結される。供給配管66には容積式のギア
ポンプ68が設けられ、サービスタンク32から供給配
管66に流入したエマルジョン化した糖蜜と調合油脂を
前記ホッパ12に移送する。次に、上記の如く構成され
た製造装置の作用について説明する。
【0016】糖蜜と油脂とを飼料原料に添加する際に
は、先ず、バルブ34、60、64を閉止した状態でバ
ルブ40、46、54を開放する。これにより、イエロ
ーグリースタンク22に貯留されたイエローグリースは
バルブ40を介してイエローグリース配管42に流入す
る。また魚油脂タンク24に貯留された魚油脂はバルブ
46を介して魚油脂配管48に流入する。このイエロー
グリースと魚油脂は油脂配管52で合流し、調合油脂は
バルブ54を介して混合タンク30に供給される。
【0017】次に、バルブ40とバルブ46とを閉止し
てイエローグリースと魚油脂との供給を停止した後、混
合タンク30に供給された調合油脂は、ロードセル56
によって重量が計測され、攪拌機58によって攪拌され
る。次に、バルブ34を開放し、糖蜜タンク20に貯留
された糖蜜をバルブ34を介して糖蜜配管36に供給す
る。糖蜜配管36に供給された糖蜜は、バルブ54を介
して混合タンク30に供給され、混合タンク30内で調
合油脂と混合される。この時、攪拌機58による攪拌を
継続することにより、糖蜜が攪拌の剪断力により細粒化
されて核を形成し、その核の周囲に油脂がコーティング
された状態のエマルジョンが形成される。また、油脂に
糖蜜を供給する際には、糖蜜を油脂に滴下するように添
加することにより、油脂が糖蜜を完全にコーティングし
易くなる。
【0018】混合タンク30内の糖蜜と油脂との合計重
量は、ロードセル56によって計測され、先程測定され
た調合油脂の重量に対して適当な重量の糖蜜が供給され
たら、バルブ34、54を閉止して糖蜜の供給を停止す
る。そして、バルブ60を開放して、飼料原料に対して
添加するエマルジョン化された混合物の添加量だけ混合
タンク30からサービスタンク32に移動させる。サー
ビスタンク32内に貯留された混合添加物は攪拌機62
によって再度攪拌されてエマルジョンが保持され、糖蜜
と調合油脂との分離が防止される。
【0019】次に、バルブ60を閉止しバルブ64を開
放して、サービスタンク32内に貯留された混合添加物
をギアポンプ68によって供給配管66を介してホッパ
12にポンプ輸送する。このポンプ輸送において、粘度
の大きな糖蜜は油脂にコーティングされた状態でエマル
ジョンを形成しているので、輸送中における空気の抱き
込みや供給配管66内での糖蜜の付着が防止され、供給
配管66中を定量輸送し易くなる。これにより、飼料原
料に対して糖蜜と油脂を精度よく添加できる。輸送され
た混合添加物は、図示しないノズルから飼料原料に噴射
される。混合添加物が添加された飼料原料は、ホッパ1
2の下端からミキサー14に供給されてミキシングされ
る。ミキシングされた飼料原料は、配合飼料としてミキ
サー14から排出される。
【0020】このように、本発明では、糖蜜と調合油脂
とを予め規定の割合で混合した混合添加物をポンプ輸送
するようにしたので定量輸送し易くなる。即ち、油脂に
糖蜜を添加して攪拌し、粘度の大きい糖蜜を油脂によっ
てコーティングさせた状態のエマルジョンを形成するこ
とにより、エマルジョンは供給配管66を移送され易
く、前記ノズルから飼料原料に対して添加され易くな
る。更には、糖蜜が装置や配管に付着することが防止さ
れるので、糖蜜と調合油脂とを飼料原料に対して規定の
割合で精度よく添加することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の配合飼料
の製造方法及びその装置によれば、糖蜜と油脂とを混合
した混合物を配管でポンプ輸送するようにしたので、糖
蜜と油脂とを飼料原料に対して規定の割合で精度よく添
加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】配合飼料の添加方法を適用する製造装置の全体
構成図
【符号の説明】
10…製造装置 12…ホッパ 14…ミキサー 16…添加物供給装置 20…糖蜜タンク 22…イエローグリースタンク 24…魚油脂タンク 30…混合タンク 32…サービスタンク 34、40、46、54、60、64…バルブ 36…糖蜜配管 38、44、50、68…ギアポンプ 52…油脂配管 58、62…攪拌機 66…供給配管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飼料原料に糖蜜と油脂とを添加して配合飼
    料を製造する際に、前記糖蜜と油脂を配管でポンプ輸送
    する配合飼料の製造方法に於いて、 前記糖蜜と油脂とを予め混合した混合物を配管でポンプ
    輸送することを特徴とする配合飼料の製造方法。
  2. 【請求項2】前記糖蜜と油脂とを混合する際に、前記油
    脂を攪拌しながら前記油脂に糖蜜を添加することを特徴
    とする請求項1記載の配合飼料の製造方法。
  3. 【請求項3】飼料原料に糖蜜と油脂とを添加して配合飼
    料を製造する際に、前記糖蜜と油脂を配管でポンプ輸送
    する配合飼料の製造装置に於いて、 前記糖蜜と油脂とを予め混合しエマルジョンを形成する
    エマルジョン形成装置と、 前記エマルジョン形成装置によって形成されたエマルジ
    ョンを保持するエマルジョン保持装置と、 を備えたことを特徴とする配合飼料の製造装置。
JP9265007A 1997-09-10 1997-09-10 配合飼料の製造方法及びその装置 Pending JPH1175711A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015020347A1 (ko) * 2013-08-07 2015-02-12 일성건설 주식회사 팜 가공 부산물을 이용한 섬유질 발효사료 제조 설비 및 제조 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015020347A1 (ko) * 2013-08-07 2015-02-12 일성건설 주식회사 팜 가공 부산물을 이용한 섬유질 발효사료 제조 설비 및 제조 방법
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