JPH1175622A - ルアー - Google Patents

ルアー

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JPH1175622A
JPH1175622A JP9270573A JP27057397A JPH1175622A JP H1175622 A JPH1175622 A JP H1175622A JP 9270573 A JP9270573 A JP 9270573A JP 27057397 A JP27057397 A JP 27057397A JP H1175622 A JPH1175622 A JP H1175622A
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K85/00Artificial bait for fishing
    • A01K85/16Artificial bait for fishing with other than flat, or substantially flat, undulating bodies, e.g. plugs
    • A01K85/18Artificial bait for fishing with other than flat, or substantially flat, undulating bodies, e.g. plugs in two or more pieces

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のルアーは、水面下の魚を誘いだせるよう
に効果的な動きをさせるには高度な技術が必要とされ、
特に釣りを始めたばかりのビギナーにとっては困難な作
業となる。また、従来のルアーは、色や形状は虫や小魚
等に類似しているが、高度な技術を駆使してルアーを動
かしても、ルアーの動きは、実物の虫や小魚の動きとは
異なっており、魚が本来持っている学習能力により、何
度も同じ場所に通って釣りをしていると、そのエリアの
魚はルアーに対して徐々に反応が鈍くなり、釣果を上げ
るのが困難になってくる。 【解決手段】 水よりも比重の低い材料により成形され
た胴体2と、この胴体2の中途部の左右両側又は後端の
左右両側に形成された脚部3,4と、を備え、これらの
脚部3,4は、上記胴体2を中心に左右に突出されてな
る弾性体7と、この弾性体7の一端側に固定され進行方
向に対して開口が形成されている一方の水受け部11
と、上記弾性体7の他端側に固定され進行方向に対して
開口が形成されている他方の水受け部12と、を備えて
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、釣り道具のうち、疑似
餌として使用されるルアーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ルアーは、従来より釣りのしかけとし
て、釣果を得るために広く用いられている。周知のよう
に、ルアーは、ゴム、プラスチックや金属、或いはそれ
らの材質を組み合わせて成形され、魚や虫に似せた胴体
と、この胴体に取り付けられた鉤状の釣り針とから構成
されている。このルアーを釣り竿に取り付けられた釣り
糸に結び付け、魚が潜んでいると思われる川、湖或いは
海の水面又は水中に投じ、釣り竿或いは釣り竿とリール
の両方を手で操作することにより、水面又は水中で該ル
アーを移動させると、該ルアーから発生される音、振動
又は光に反応し、或いは魚が該ルアーを餌と間違えて摂
食すると、該ルアーに取り付けられた釣り針が魚の口中
に突き刺ささるので、釣り糸を手繰りよせることにより
魚を釣り上げることができる。ルアーには、水中に沈め
られ、ミミズ等の虫に似せて魚の食性に訴えるワームと
呼ばれるものや、水面を移動させて使用され、魚が音、
振動又は光に反応する習性を利用したトップウォーター
プラグと呼ばれるものなど、目的とする魚の性質に応じ
て様々な形状、大きさの物が提案され使用されている。
また、トップウォータープラグにも様々なタイプがあ
り、いずれも水面上で泡や音を立て、虫や蛙等の小動物
の動きをさせることにより水面下の魚を誘いだせるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のルアーは、水面下の魚を誘いだせるように効果
的な動きをさせるには高度な技術が必要とされ、特に釣
りを始めたばかりのビギナーにとっては困難な作業とな
る。また、従来のルアーは、色や形状は虫や小魚等に類
似しているが、高度な技術を駆使してルアーを動かして
も、ルアーの動きは、実物の虫や小魚の動きとは異なっ
ており、魚が本来持っている学習能力により、何度も同
じ場所に通って釣りをしていると、そのエリアの魚はル
アーに対して徐々に反応が鈍くなり、釣果を上げるのが
困難になってくる。
【0004】そこで、本発明は、上述した従来のルアー
が有する課題を解決するために提案されたものであっ
て、魚の餌である虫や小動物と極めて類似した動きを行
い、かつ、釣りを始めたばかりのビギナーにとっても高
度な技術を駆使することなく、容易に効果的な動きをさ
せることができ、釣果を上げるために極めて効果的なル
アーを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために提案されたものであって、第1の発明
(請求項1記載の発明)は、水よりも比重の低い材料に
より成形された胴体と、この胴体の中途部の左右両側又
は後端の左右両側に形成された脚部と、を備え、これら
の脚部は、上記胴体を中心に左右に突出されてなる弾性
体と、この弾性体の一端側に固定され進行方向と直交す
る方向に水受け面が形成されている一方の水受け部と、
上記弾性体の他端側に固定され進行方向と直交する方向
に水受け面が形成されている他方の水受け部と、を備え
てなることを特徴とするものである。
【0006】この第1の発明(請求項1記載の発明)に
係るルアーによれば、このルアーを、釣り竿に取り付け
られた釣り糸の先端に結びつけ、該ルアーを魚が潜んで
いると思われる川、湖或いは海の水面に投じ、釣り竿或
いは釣り竿とリールの両方を手で操作することにより、
水面上で該ルアーを移動させる。上記胴体が、釣り竿の
操作により進行方向に移動したときに、上記一方及び他
方の水受け部に流入した水の抵抗により、上記一方及び
他方の水受け部は上記胴体と一直線となる。上記胴体の
進行が止まると、上記一方及び他方の水受け部は、上記
弾性体の弾性力により、元の位置に復帰する。こうした
釣り竿の操作を繰り返すことにより、該ルアーは上記弾
性体の湾曲と復帰を繰り返しながら水面を移動するの
で、あたかも魚の餌である例えば蛙のような小動物に極
めて類似した動きを行い、水面下の魚を刺激し、魚の食
性をも刺激するので、従来のルアーと比較して極めて高
い釣果を上げることができる。
【0007】また、第2の発明(請求項2記載の発明)
は、上記第1の発明において、前記一方及び他方の水受
け部の先端には、前記胴体が進行方向に操作された際該
一方及び他方の水受け部内に流入した水が当接する当接
部が形成されてなることを特徴とするものである。
【0008】この第2の発明(請求項2記載の発明)に
係るルアーによれば、前記一方及び他方の水受け部内に
流入した水の抵抗がより大きいものとなり、従って、前
記弾性体の湾曲と復帰の動きもより小動物の動きに近い
ものとなる。
【0009】また、第3の発明は(請求項3記載の発
明)は、上記第1又は第2の発明において、前記弾性体
は、長方形状のゴム板により一体成形されてなるととも
に、該ゴム板の正面は、前記胴体の進行方向を向いて取
り付けられてなることを特徴とするものである。
【0010】この第3の発明(請求項3記載の発明)に
係るルアーでは、弾性体は長方形状のゴム板からなるこ
とから安価となり、水受け部の取り付けも簡単となる
等、製造も容易とすることができる。
【0011】また、第4の発明(請求項4記載の発明)
は、上記第1、2又は3の発明において、前記胴体に
は、該胴体の進行方向と平行に形成された1又は2以上
の溝部が形成されてなることを特徴とするものである。
【0012】この第4の発明(請求項4記載の発明)に
係るルアーによれば、前記胴体が進行する際に、前記溝
部内を水が流通する。これにより、該胴体が水面を進行
する際に振れることなく安定させることができる。
【0013】また、第5の発明(請求項5記載の発明)
は、水よりも比重の低い材料により成形された胴体と、
この胴体の左右両側に形成された脚部支持部材と、この
脚部支持部材に対して回動可能に支持されてなる一方及
び他方の脚部と、を備えてなり、これら一方及び他方の
脚部は、上記脚部支持部材から左右又は下方に延設され
該胴体の進行方向に対して直交する方向に付勢される細
長い弾性体と、この弾性体の一端側に固定され進行方向
と直交する方向に水受け面が形成されている一方の水受
け部と、上記弾性体の他端側に固定され進行方向と直交
する方向に水受け面が形成されている他方の水受け部
と、上記一方の水受け部に固定されてなる一方の羽板
と、上記他方の水受け部に固定されてなる他方の羽板
と、を備えてなることを特徴とするものである。
【0014】この第5の発明(請求項5記載の発明)に
係るルアーでは、前記胴体が進行する際に、前記一方及
び他方の脚部を構成する弾性体の弾性力と、前記一方及
び他方の水受け部に流入した水の抵抗により、前記一方
及び他方の脚部が回動運動を行い、前記一方及び他方の
水受け部に固定された前記一方及び他方の羽板が水面に
打ち下ろされ、音や振動を生じる。
【0015】また、第6の発明(請求項6記載の発明)
は、水よりも比重の高い材料により成形された胴体と、
この胴体の前端の左右両側に形成された前端側脚部と、
上記胴体の後端に形成された後端側脚部と、を備え、こ
れら前端側脚部は、上記胴体を中心に左右に突出されて
なる第1の弾性体と、上記第1の弾性体の一端側に固定
され上方に対して水受け面が形成されている第1の水受
け部と、上記第1の弾性体の他端側に固定され上方に対
して水受け面が形成されている第2の水受け部と、を備
え、上記後端側脚部は、上記胴体の後方に突出されてな
る第2の弾性体と、この第2の弾性体に固定され上方に
対して水受け面が形成されている第3の水受け部と、を
備えてなることを特徴とするものである。
【0016】この第6の発明(請求項6記載の発明)に
係るルアーでは、例えば湖底まで沈下したルアーが進行
方向に操作された際、前記第1乃至第3の水受け部に流
入した水の抵抗により、前記第1乃至第2の弾性体が下
方に湾曲され、該ルアーの進行が止まると、前記第1乃
至第2の弾性体の弾性力により、上方に復帰する。該ル
アーの操作を繰り返すと、該ルアーは上記第1乃至第2
の弾性体が折曲と復元を繰り返しながら水中を移動する
ので、魚の餌である小動物に極めて類似した動きを行
い、水面下の魚を刺激し、魚の食性をも刺激する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態に係
るルアーについて図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず第1の実施の形態に係るルアー1について説明す
る。このルアー1は、図2に示すように、左右対象の形
状とされ、図1に示すように、略紡錘型となされた胴体
2と、第1の脚部3と、第2の脚部4と、第1の釣り針
5と、第2の釣り針6とから構成されている。上記胴体
2は、本実施の形態においては木により略蒲鉾状に成形
された上部半体2aと下部半体2bと、この上部半体2
aと下部半体2bとの中心に形成された連結部材2cと
から構成され、この連結部材2cの左右両側には、上記
上部半体2aの下面と上記下部半体2bの上面とにより
形成された一方及び他方の溝部2d,2eが形成されて
いる。なお、上記胴体2の下面には、該ルアー1を水面
に投じた時、図2に示すように、この胴体2の上面より
もやや下方の位置に水面が位置し、後述する第1及び第
2の脚部3,4が水面よりもやや下方に位置するよう、
このルアーの浮力を調整するための図示しない重りが取
り付けられている。また、上記胴体2の後端には、上記
第1及び第2の脚部3,4を構成する、長方形状のゴム
板からなる弾性体7が、図3に示すように、該弾性体7
の中央部において、一端が図3に示す一方のネジ9によ
り固定され、他端が他方のネジ10により固定された係
止金具8により取り付けられている。そしてこの弾性体
7の一端側には、図2に示すように、進行方向と直交す
る方向に水受け面が形成されている一方の水受け部11
が固定され、上記弾性体7の他端側には進行方向と直交
する方向に水受け面が形成されている他方の水受け部1
2が固定されている。これら一方及び他方の水受け部1
1,12は、樹脂で成形された円筒を該ルアー1の進行
方向側の周面が一端から他端にかけて切除され、該ルア
ー1の進行方向側に凹面が形成された樋のような形状と
されている。そして上記一方の水受け部11の先端に
は、上記胴体2が進行方向に操作された際上記一方の水
受け部11内に流入した水が当接する一方の当接部11
aが形成され、上記他方の水受け部12の先端には、上
記胴体2が進行方向に操作された際上記他方の水受け部
12内に流入した水が当接する他方の当接部12aが形
成されている。これら一方及び他方の当接部11a,1
2aは円形状とされ、上記一方及び他方の水受け部1
1,12の軸方向に対して直角に形成されている。なお
上記一方及び他方の当接部11a,12aの基端には図
示しない挿通孔が形成されている。また、上記弾性体7
の一端には、図2に示すように、布製の接続部13が取
り付けられ、この接続部13は上記一方の当接部11a
に形成された図示しない挿通孔に挿通され、先端に細長
い板状の木片14が、該接続部13を介して折曲自在に
取り付けられ、さらにこの木片14の先端には、細長い
板状の木片16が、布製の接続部15を介して折曲自在
に取り付けられている。また、上記弾性体7の他端に
は、図2に示すように、布製の接続部17が取り付けら
れ、この接続部17は上記他方の当接部12aに形成さ
れた図示しない挿通孔に挿通され、先端に細長い板状の
木片18が、該接続部17を介して折曲自在に取り付け
られ、さらにこの木片18には、細長い板状の木片20
が、布製の接続部19を介して折曲自在に取り付けられ
ている。そして上記胴体2の前端には、釣り糸を結びつ
けるため、先端がリング状とされた第1の止め具21が
固定されてなり、上記胴体2の下面の中途部には、先端
がリング状とされた第2の止め具22により、第1の釣
り針5が取り付けられてなり、また、先端がリング状と
された第3の止め具23により、第2の釣り針6が取り
付けられてなる。
【0018】以下、簡単にこのルアー1の使用方法につ
いて説明する。先ず、前記ルアー1の先端に取り付けら
れた前記第1の止め具21に、図示しない釣り竿に取り
付けられた図示しない釣り糸を結び付け、該ルアー1を
魚が潜んでいると思われる図示しない川、湖或いは海の
水面に投じる。釣り竿、あるいは釣り竿とリール(図示
しない)の両方を手で操作することにより、水面で該ル
アー1を移動させる。釣り竿の操作を行わない状態で
は、該ルアー1は、図2に示すように、前記胴体2は一
方及び他方の溝部2d,2eより上の部分を水面上に露
出した状態にあり、残りの部分は水面下に位置した状態
にある。この時、前記一方及び他方の脚部3,4は水面
下にあり、前記弾性体7には外力が加わっておらず、該
ルアー1の進行方向に対して略直角となり、直線状とな
っている。そして、この状態から釣り竿を引くと、前記
胴体2が前進し、前記一方及び他方の水受け部11及び
12内に流入した水の抵抗により、図4に示すように、
前記弾性体7が前記係止金具8を基点として湾曲され
る。ここで前記一方及び他方の水受け部11及び12に
流入した水は、該一方及び他方の水受け部11及び12
のそれぞれの先端に形成された前記一方及び他方の当接
部11a及び12aに当接するため、該一方及び他方の
水受け部11及び12に流入した水の抵抗が維持され、
前記弾性体7は、図4に示すように、中心においてU字
型に湾曲され、前記一方の水受け部11から前記木片1
4,15に至るまで直線状に伸展し、同時に、前記他方
の水受け部12から前記木片18,20に至るまで直線
状に伸展する。即ち、前記脚部3と、前記脚部4とは略
平行となる。一方、釣り竿を引く操作を止めると、水の
抵抗により前記胴体2の前進が止まる。すると前記弾性
体7の弾性力により、前記一方及び他方の脚部3,4
は、図1に示すように、元の位置に復帰し、前記木片1
4,18は前記一方及び他方の水受け部11及び12に
引き寄せられ、また、前記木片16,20は前記木片1
4,18に引き寄せられる。こうした釣り竿の操作を繰
り返すことにより、該ルアー1は水面を泳ぐ蛙に極めて
酷似した動きをするので、水中の魚を刺激するとともに
食性をも刺激する。なお、図示しない魚が、該ルアー1
を摂食すると、前記胴体2の下面に取り付けられた前記
第1又は第2の釣り針5或いは6が魚の口中に突き刺さ
り、釣り糸を手繰り寄せることにより魚を釣り上げるこ
とができる。
【0019】次に第2の実施の形態に係るルアー30を
説明する。このルアー30は、図6に示すように、左右
対象の形状とされ、図5に示すように、木からなる略紡
錘型の形状を有する胴体31と、第1の脚部32と、第
2の脚部33と、第1の釣り針34と、第2の釣り針3
5と、から構成されている。上記胴体31の上面には、
該ルアー30が進行する際に水が流通する溝部31aを
備えている。この溝部31aは、該ルアー30の進行方
向に形成され、図6に示すように、断面が略逆凸字型と
されている。また、上記胴体31の下面には、該ルアー
30を水面に投じた時の浮力を調整するための図示しな
い重りが取り付けられている。上記胴体31の後端に
は、上記第1及び第2の脚部32,33を構成する長方
形状のゴム板からなる弾性体36が、該弾性体36の中
央部において、一端が図5に示す一方のネジ38により
固定され、他端が図示しない他方のネジにより固定され
た係止金具37により取り付けられている。そしてこの
弾性体36の一端側には、図5に示すように、進行方向
と直交する方向に水受け面が形成されている一方の水受
け部39が固定され、上記弾性体36の他端側には進行
方向と直交する方向に水受け面が形成されている他方の
水受け部40が固定されている。これら一方及び他方の
水受け部39,40は、樹脂で成形された円筒の該ルア
ー30の進行方向側の周面が一端から他端にかけて切除
され、該ルアー30の進行方向側に凹面が形成された樋
のような形状とされている。上記一方の水受け部39の
先端には、上記胴体31が進行方向に操作された際上記
一方の水受け部39内に流入した水が当接する一方の当
接部39aが形成され、上記他方の水受け部40の先端
には、上記胴体31が進行方向に操作された際上記他方
の水受け部40内に流入した水が当接する他方の当接部
40aが形成されている。これら一方及び他方の当接部
39a,40aは円形状とされ、上記一方及び他方の水
受け部39,40の軸方向に対して直角に形成され、上
記一方及び他方の水受け部39,40に流入した水が当
接し、水の抵抗が維持されるようになっている。上記弾
性体36の一端には、図6に示すように、布製の接続部
41が取り付けられ、この接続部41は上記当接部39
aに形成された図示しない挿通孔に挿通され、先端に細
長い棒状の木片42及び43が折曲自在に取り付けられ
ている。上記木片42には、細長い棒状の木片45が、
布製の接続部44を介して折曲自在に取り付けられ、ま
た、上記木片43には、細長い棒状の木片47が、布製
の接続部46を介して折曲自在に取り付けられている。
また、上記弾性体36の他端には、図6に示すように、
布製の接続部48が取り付けられ、この接続部48は上
記当接部40aに形成された図示しない挿通孔に挿通さ
れ、先端に細長い棒状の木片49及び50が折曲自在に
取り付けられている。上記木片49には、細長い棒状の
木片52が、布製の接続部51を介して折曲自在に取り
付けられ、また、該木片50には、細長い棒状の木片5
4が、布製の接続部53を介して折曲自在に取り付けら
れている。そして上記胴体31の前端には、釣り糸を結
びつけるための先端がリング状とされた第1の止め具5
5が固定されてなり、上記胴体31の下面の中途部に
は、先端がリング状とされた第2の止め具56により、
第1の釣り針34が取り付けられてなり、また、先端が
リング状とされた第3の止め具57により、第2の釣り
針35が取り付けられている。
【0020】次に、第3の実施の形態に係るルアー60
を説明する。このルアー60は、図7に示すように、胴
体61と、第1の脚部62と、第2の脚部63と、第1
の釣り針64と第2の釣り針65(図8参照)と、から
構成されている。上記胴体61は、アルミニウムにより
板状に成形され、中央には長方形状の開口が穿設されて
なる平板66と、この平板66の一側側上面に接着され
てなる第1の胴部61aと、上記平板66の一側側下面
に接着されてなる図示しない第2の胴部と、上記平板6
6の他側側上面に接着されてなる第3の胴部61bと、
上記平板66の他側側下面に接着されてなる第4の胴部
61cとから構成されている。上記第1乃至第4の胴部
61a,61b,61cは何れも木により同一形状に成
形されてなるものであり、第1の胴部61aと第3の胴
部61bとの間及び第2の胴部と第4の胴部61cとの
間は、上記平板66に形成された開口の幅を同一の間隔
をもって対峙されている。そして上記第2の胴部と第4
の胴部61cとの下面には、このルアー60全体の浮力
を調整するための図示しない重りが固定されている。そ
して上記平板61の後端には、木で成形された直方体状
の脚部支持部材69が取り付けられてなり、この脚部支
持部材69の後端には、上記第1及び第2の脚部62,
63を構成する、長方形状のゴム板からなる細長い弾性
体70が、該弾性体70の中央部において、一端が図8
に示す一方のネジ72により固定され、他端が他方のネ
ジ73により固定された係止金具71により取り付けら
れている。そしてこの弾性体70の一端側には進行方向
と直交する方向に水受け面が形成されている一方の水受
け部74が固定され、上記弾性体70の他端側には進行
方向と直交する方向に水受け面が形成されている他方の
水受け部75が固定されてなる。これら一方及び他方の
水受け部74,75は、樹脂で成形された円筒を該ルア
ー60の進行方向側の周面が一端から他端にかけて切除
され、該ルアー60の進行方向側に凹面が形成された樋
のような形状とされている。前記一方及び他方の水受け
部74及び75の先端には、該ルアー60が進行方向に
操作された際前記一方及び他方の水受け部74及び75
内に流入した水が当接する一方及び他方の当接部74a
及び75aが形成されてなる。これら一方及び他方の当
接部74a,75aは円形状とされ、上記一方及び他方
の水受け部74,75の軸方向に対して直角に形成さ
れ、上記一方及び他方の水受け部74,75内に流入し
た水が当接し、水の抵抗が維持されるようになってい
る。そして前記一方の水受け部74の内側には、図8に
示すように、格子状の一方の箱体76が固定され、前記
他方の水受け部75の内側には、格子状の他方の箱体7
7が固定されている。これら一方及び他方の箱体76,
77には、図8に示すように、複数の仕切り板(符号は
省略する)が形成されており、これらの仕切り板は、上
記一方及び他方の当接部74a,75aと同様に、水の
抵抗が維持されるよう作用する。また、上記当接部74
aには、細長い棒状の木片79,80,81が、布製の
接続部78を介して折曲自在に取り付けられている。ま
た、上記木片79には、細長い棒状の木片83が、布製
の接続部82を介して折曲自在に取り付けられ、さらに
上記木片80には、細長い棒状の木片85が、布製の接
続部84を介して折曲自在に取り付けられ、上記木片8
1には、細長い棒状の木片87が、布製の接続部86を
介して折曲自在に取り付けられている。上記当接部75
aには、細長い棒状の木片89,90,91が、布製の
接続部88を介して折曲自在に取り付けられている。上
記木片89には、細長い棒状の木片93が、布製の接続
部92を介して折曲自在に取り付けられ、また、上記木
片90には、細長い棒状の木片95が、布製の接続部9
4を介して折曲自在に取り付けられ、上記木片91に
は、細長い棒状の木片97が、布製の接続部96を介し
て折曲自在に取り付けられている。上記平板66の先端
には、図示しない釣り糸を結びつけるための貫通穴66
aが形成されてなり、上記第2及び第4の胴部61cの
下面中途部には、図8に示すように、それぞれ先端がリ
ング状とされた第1の止め具98により、第1の釣り針
64が取り付けられ、また、先端がリング状とされた第
2の止め具99により、釣り針65が取り付けられてい
る。
【0021】次に、第4の実施の形態に係るルアー10
0を説明する。このルアー100は、図9に示すよう
に、胴体101と、図10に示すように、第1の脚部1
02と、第2の脚部103と、第1の釣り針104と、
第2の釣り針105と、から構成されている。上記胴体
101は、アルミニウムで成形されてなり、中央部に略
台形状の開口が穿設されてなる略卵型形状の平板106
と、図10に示すように、この平板106の右側であっ
て中途部から上側に接着された第1の胴部107と、該
平板106の右側であって中途部から下側に、上記胴部
107とは間隔をあけて接着された第2の胴部108
と、該平板106の左側であって中途部から上側に接着
された第3の胴部109と、該平板106の左側であっ
て中途部から下側に、上記第3の胴部109とは間隔を
あけて接着された第4の胴部110と、を備えたもので
ある。なお、上記第1乃至第4の胴部はそれぞれ木で同
一形状に成形されている。上記第2及び第4の胴部10
8,110のそれぞれの下面には、該ルアー100を水
面に投じた時の浮力を調整するための図示しない重りが
取り付けられている。上記平板106の後端には、前記
第1の実施の形態に係るルアー1と同様の構成の第1の
脚部102と、第2の脚部103と、が取り付けられて
いる。上記平板106の先端には、図9に示すように、
図示しない釣り糸を結びつけるための第1の貫通穴10
6aが形成されている。また、上記平板106の下部に
は、図9に示すように、第2の貫通穴106bと、第3
の貫通穴106cと、が形成されている。上記貫通穴1
06bには、上記第1の釣り針104が取り付けられて
なり、上記貫通穴106cには、上記第2の釣り針10
5が取り付けられてなる。
【0022】次に、第5の実施の形態に係るルアー20
0を説明する。このルアー200は、図11に示すよう
に、左右対象の形状とされ、木で成形され、略紡錘型と
なされた胴体201と、第1乃至第4の脚部202,2
03,204,205と、第1の釣り針206と、第2
の釣り針207と、から構成されている。上記胴体20
1の後端には、上記第1及び第2の脚部202,203
を構成する、長方形状のゴム板からなる第1の弾性体2
08と、この第1の弾性体208の下側に位置し、上記
第3及び第4の脚部204,205を構成する、長方形
状のゴム板からなる第2の弾性体209とが、該第1及
び第2の弾性体208,209のそれぞれの中央部にお
いて、一端が図11に示す一方のネジ210により固定
され、他端が図示しない他方のネジにより固定された図
示しない係止金具により取り付けられている。そして上
記第1の弾性体208の一端側には進行方向に対して開
口が形成されている格子状の第1の箱体211が固定さ
れ、上記第1の弾性体208の他端側には進行方向に対
して開口が形成されている格子状の第2の箱体212が
固定されている。上記第2の弾性体209の一端側には
進行方向に対して開口が形成されている格子状の第3の
箱体213が固定され、上記弾性体209の他端側には
進行方向に対して開口が形成されている格子状の第4の
箱体214が固定されている。上記第1乃至第4の箱体
211,212,213,214の内側には、複数の仕
切り板(符号は省略する。)が形成され、該ルアー20
0が進行方向に操作された際、上記第1乃至第4の箱体
211,212,213,214内に流入した水が当接
し、水の抵抗が維持されるようになっている。上記第1
の箱体211には接続糸215及び216が取り付けら
れている。上記接続糸215の基端側には、樹脂により
成形された管体217が取り付けられ、上記接続糸21
5の他端側には、樹脂により成形された管体218が取
り付けられている。上記接続糸216の基端側には、樹
脂により成形された管体219が取り付けられ、上記接
続糸216の他端側には、樹脂により成形された管体2
20が取り付けられている。上記第2の箱体212には
接続糸221及び222が取り付けられている。上記接
続糸221の基端側には、樹脂により成形された管体2
23が取り付けられ、上記接続糸221の他端側には、
樹脂により成形された管体224が取り付けられてい
る。上記接続糸222の基端側には、樹脂により成形さ
れた管体225が取り付けられ、上記接続糸222の他
端側には、樹脂により成形された管体226が取り付け
られている。上記第3の箱体213には接続糸227及
び228が取り付けられている。上記接続糸227の基
端側には、樹脂により成形された管体229が取り付け
られ、上記接続糸227の他端側には、樹脂により成形
された管体230が取り付けられている。上記接続糸2
28の基端側には、樹脂により成形された管体231が
取り付けられ、上記接続糸228の他端側には、樹脂に
より成形された管体232が取り付けられている。上記
第4の箱体214には接続糸233及び234が取り付
けられている。上記接続糸233の基端側には、樹脂に
より成形された管体235が取り付けられ、上記接続糸
233の他端側には、樹脂により成形された管体236
が取り付けられている。上記接続糸234の基端側に
は、樹脂により成形された管体237が取り付けられ、
上記接続糸234の他端側には、樹脂により成形された
管体238が取り付けられている。前記胴体201の先
端には、図示しない釣り糸を結びつけるための、先端が
リング状とされた第1の止め具239が固定されてい
る。また、前記胴体201の下面には、先端がリング状
とされた第2の止め具240により、第1の釣り針20
6と、先端がリング状とされた第3の止め具241によ
り、第2の釣り針207と、が取り付けられている。
【0023】なお、本発明を構成する脚部は、上述した
各実施の形態に示されたものばかりでなく、図12に示
すものであってもよい。この脚部300は、図13に示
すように、長方形状のゴム板からなる弾性体301と、
この弾性体301の一端側に、進行方向と直交する方向
に水受け面が形成されている一方の水受け部302と、
上記弾性体301の他端側に、進行方向と直交する方向
に水受け面が形成されている他方の水受け部303と、
から構成されている。上記弾性体301の一方の先端に
は、細長い板状の木片305が、布製の接続部304を
介して折曲自在に取り付けられ、この木片305には、
細長い板状の木片307が、布製の接続部306を介し
て折曲自在に取り付けられている。上記木片305の一
側には両端がV字型にカットされたパイプ状の水抜け部
材308が取り付けられ、上記木片307の一側には両
端がV字型にカットされたパイプ状の水抜け部材309
が取り付けられている。上記弾性体301の他方の先端
には、細長い板状の木片311が、布製の接続部310
を介して折曲自在に取り付けられ、この木片311に
は、細長い板状の木片313が、布製の接続部312を
介して折曲自在に取り付けられている。上記木片311
の一側には両端がV字型にカットされたパイプ状の水抜
け部材314が取り付けられ、上記木片313の一側に
は両端がV字型にカットされたパイプ状の水抜け部材3
15が取り付けられている。
【0024】また、本発明を構成する胴体は、上述した
各実施の形態に示されたものばかりでなく、図13に示
すものであってもよい。胴体400は、図14に示すよ
うに、樹脂で成形された楕円形状の第1乃至第5の平板
401,402,403,404,405を、この平板
の長辺方向に角柱状の第1乃至第4の角材406,40
7,408,409を介して積層したものであり、左右
両側にそれぞれ4ヵ所の空間を有するものである。上記
第2の角材407の一端には図示しない釣り糸を結び付
けるための止め具が固定されてなり、上記第5の平板4
05の下面には、図示しない止め具により、第1の釣り
針411と、第2の釣り針412が取り付けられてい
る。本実施の形態では5枚の平板を4本の角材を介して
接着したものを示したが、該平板の数は5枚に限らず、
4枚以下であっっても6枚以上であってもよい。また、
ルアーの胴体の他の形態としては、木で成形された胴体
の左右両側に、両端が開放された図示しないパイプ状の
水抜け部材を備えたものであってもよい。
【0025】次に、第6の実施の形態に係るルアー50
0を説明する。このルアー500は、図14に示すよう
に、木で成形された略紡錘形状の胴体501と、第1の
脚部502と、第2の脚部503と、釣り針504と、
から構成されている。上記胴体501の先端側中途部に
は、挿通穴501a(図15参照)が形成されており、
この挿通穴501aに長方形状のゴム板で成形された弾
性体505が肉厚を上下両端に位置して潜通された状態
で固定されたものである。この弾性体505の一端側に
は一方の水受け部506が固定され、上記弾性体505
の他端側には他方の水受け部507が固定されている。
なお、上記一方及び他方の水受け部506,507は、
前記第1の実施の形態に係るルアー1を構成する一方及
び他方の水受け部11,12と同様の形状とされてい
る。また、上記水受け部506の上側には第1の羽板5
08が接着され、上記水受け部507の上側には第2の
羽板509が接着されている。上記胴体501の前端に
は、図示しない釣り糸を結び付けるための第1の止め具
510が固定されてなり、上記胴体501の下面中途部
には第2の止め具511により、釣り針504が取り付
けられている。
【0026】次に、第7の実施の形態に係るルアー60
0を説明する。このルアー600は、図16に示すよう
に、木で成形されてなるとともに両端が半球状に加工さ
れた円柱形状の胴体601と、第1の脚部602と、第
2の脚部603と、第1の羽板604と、第2の羽板6
05と、釣り針606と、から構成されている。上記胴
体601の前端側中途部の左右両側には、L字状に成形
された第1及び第2の脚部支持部材607、608が取
り付けられている。そして上記第1の脚部支持部材60
7には、上記第1の脚部602を構成する、長方形状の
ゴム板からなる第1の弾性体609が、上記羽板604
から下垂する方向に取り付けられてなり、この第1の弾
性体609には、進行方向と直交する方向に水受け面が
形成されている一方の水受け部610が取り付けられて
いる。上記第2の脚部支持部材608には、上記第2の
脚部603を構成する、長方形状のゴム板からなる第2
の弾性体611が、上記羽板605から下垂する方向に
取り付けられてなり、この第2の弾性体611には、進
行方向と直交する方向に水受け面が形成されている他方
の水受け部612が取り付けられている。なお、上記一
方及び他方の水受け部610,612の形状は、前記第
1の実施の形態に係るルアー1を構成する一方及び他方
の水受け部11,12と同様の形状とされている。ま
た、上記一方の水受け部610には第1の羽板604が
取り付けられてなり、上記他方の水受け部612には第
2の羽板605が取り付けられてなる。上記胴体601
の前端には、図示しない釣り糸を結びつけるための止め
具613が固定されてなり、上記胴体601の下面中途
部には、図示しない止め具により釣り針606が取り付
けられてなる。そして上記ルアー600が進行方向に操
作されると、前記一方及び他方の水受け部610,61
2内に流入した水の抵抗により、図17中の二点鎖線で
示す位置まで前記一方及び他方の水受け部610,61
2と前記一方及び他方の羽部604,605が移動す
る。該ルアー600の進行が止まると、前記第1及び第
2の弾性体609,611の弾性力により、前記一方及
び他方の水受け部610,612と前記一方及び他方の
羽部604,605は、図17中の実線で示す位置まで
復帰し、この時前記一方及び他方の羽部604,605
が水面Wを打ち、音や泡を生じる。該ルアー600の操
作を繰り返すと、該ルアー600は水面を音や泡を生じ
ながら移動し、水中の魚を刺激して誘いだすことができ
る。
【0027】次に、第8の実施の形態に係るルアー70
0を説明する。このルアー700は、図18に示すよう
に、木で成形されてなるとともに両端が半球状に加工さ
れた円柱形状の胴体701と、第1の脚部702と、第
2の脚部703と、第1の羽板704と、第2の羽板7
05と、釣り針706と、から構成されている。上記胴
体701の前端側中途部の左右両側には、L字状に成形
された第1及び第2の脚部支持部材707、708が取
り付けられている。そして上記第1の脚部支持部材70
7には、上記第1の脚部702を構成する、長方形状の
ゴム板からなる第1の弾性体709が内側に向かって取
り付けられてなり、この弾性体709には、進行方向と
直交する方向に水受け面が形成されている一方の水受け
部710が取り付けられている。上記第2の脚部支持部
材708には、上記第2の脚部703を構成する、長方
形状のゴム板からなる第2の弾性体711が内側に向か
って取り付けられてなり、この弾性体711には、進行
方向と直交する方向に水受け面が形成されている他方の
水受け部712が取り付けられている。なお、上記一方
及び他方の水受け部710,712の形状は、前記第1
の実施の形態に係るルアー1を構成する一方及び他方の
水受け部11,12と同様の形状とされている。また、
上記一方の水受け部710の先端側(胴体701側)に
は第1の羽板704が取り付けられてなり、上記他方の
水受け部712の先端側(胴体701側)には第2の羽
板705が取り付けられてなる。上記胴体701の前端
には、図示しない釣り糸を結びつけるための止め具71
3が固定されてなり、上記胴体701の下面中途部に
は、図示しない止め具により釣り針706が取り付けら
れてなる。そして上記ルアー700が進行方向に操作さ
れると、前記一方及び他方の水受け部710,712内
に流入した水の抵抗により、図19中の二点鎖線で示す
位置まで前記一方及び他方の水受け部710,712と
前記一方及び他方の羽部704,705が左右両側に展
開する。該ルアー700の進行が止まると、前記第1及
び第2の弾性体709,711の弾力により、前記一方
及び他方の水受け部710,712と前記一方及び他方
の羽部704,705は、図19中の実線で示す位置ま
で復帰し、この時前記一方及び他方の羽部704,70
5が水面をかき分け、音や波を生じる。該ルアー700
の操作を繰り返すと、該ルアー700は水面を音や波を
生じながら移動し、水中の魚を刺激して誘いだすことが
できる。
【0028】次に、第9の実施の形態に係るルアー80
0を説明する。このルアー800は、図21に示すよう
に、胴体801と、第1の羽板802と、第2の羽板8
03と、釣り針804と、から構成されている。上記胴
体801は、木で成形された円柱形状の腹部805と、
この腹部805の上端側に冠着され、透明樹脂で成形さ
れた中空状の頭部806とからなる。上記胴体801に
は、上記頭部806の両側面中途部に形成された図示し
ない貫通穴に挿通されて上記腹部805に基端側が固定
された一方及び他方の羽板支持部材807,808を備
えてなる。上記一方の羽板支持部材807には、図21
に示すように、中空状の一方の筒部材809が回動可能
に挿通され、また、この筒部材809が左右にずれるの
を防止するための第1及び第2のビーズ状の変位防止部
材810,811が取り付けられている。上記一方の筒
部材809には、2ヵ所のスリット802a,802b
が形成された第1の羽板802が取り付けられている。
この羽板802の基端側は側面視においてL字型に延長
されて水受け部支持部802cを形成し、この水受け部
支持部802cには、側面視において三角形状であって
正面には格子状の開口が形成されてなる一方の水受け部
812が設けられている。上記他方の羽板支持部材80
8には中空状の図示しない他方の筒部材が回動可能に挿
通され、また、この筒部材が左右にずれるのを防止する
ための第3及び第4のビーズ状の変位防止部材813,
814が取り付けられている。上記他方の筒部材には、
2ヵ所のスリット803a,803bが形成された他方
の羽板803が取り付けられている。この羽板803の
基端側は側面視においてL字型に延長されて図示しない
水受け部支持部を形成し、この水受け部支持部には、側
面視において三角形状であって正面には格子状の開口が
形成されてなる他方の水受け部815を備えてなる。上
記一方及び他方の水受け部812,815の内部には、
複数の仕切り板(符号は省略する。)が形成されてお
り、上記一方及び他方の水受け部812,815内に流
入した水が当接し、水の抵抗が維持されるようになって
いる。上記胴体801の前端には、上記頭部806の前
端面に形成された図示しない貫通穴に挿通されて上記腹
部805の前端に基端側が固定された止め具816が固
定されている。この止め具816は図示しない釣り糸を
結び付けるためのものである。また、上記腹部805の
下面中途部には止め具817により、釣り針804が取
り付けられている。該ルアー800が進行方向に操作さ
れると、上記一方及び他方の水受け部812,815内
に流入した水の抵抗により、上記一方及び他方の羽板8
02,803が上方向に撥ね上げられる。該ルアー80
0の進行が止まると、上記一方の筒部材809と、他方
の筒部材(図示しない。)の回転により、上記一方及び
他方の羽板802,803が水面に打ち下ろされ、音や
泡を生じる。
【0029】次に、第10の実施の形態に係るルアー9
00を説明する。このルアー900は、図22に示すよ
うに、木で成形されてなり、両端が半球状に加工された
円柱形状の胴体901と、第1乃至第4の脚部902、
903,904,905と、第1乃至第4の羽板90
6,907,908,909とから構成されている。上
記胴体901の前端側中途部には、第1及び第2の脚部
支持部材910,911が固定されてなり、上記胴体9
01の後端側中途部には、第3及び第4の脚部支持部材
912,913が固定されてなる。上記第1の脚部支持
部材910には、上記第1の脚部902を構成する長方
形状のゴム板からなる第1の弾性体914が取り付けら
れてなり、この第1の弾性体914には進行方向と直交
する方向に水受け面が形成されている第1の水受け部9
15が取り付けられてなる。上記第2の脚部支持部材9
11には、上記第2の脚部903を構成する長方形状の
ゴム板からなる第2の弾性体916が取り付けられてな
り、この第2の弾性体916には進行方向と直交する方
向に水受け面が形成されている第2の水受け部917が
取り付けられてなる。上記第1及び第2の水受け部91
5,917は、前記第8の実施の形態に係るルアー70
0を構成する一方及び他方の水受け部710,712と
同様の形状とされている。また、上記第1の水受け部9
15の背面には、上記第1の羽板906が取り付けられ
てなり、上記第2の水受け部917の背面には、上記第
2の羽板907が取り付けられてなる。上記第3の脚部
支持部材912には、上記第3の脚部904を構成する
長方形状のゴム板からなる第3の弾性体918が取り付
けられてなり、この第3の弾性体918には進行方向に
対して開口が形成されている第3の水受け部919が取
り付けられてなる。上記第4の脚部支持部材913に
は、上記第4の脚部904を構成する長方形状のゴム板
からなる第2の弾性体920が取り付けられてなり、こ
の第4の弾性体920には進行方向に対して開口が形成
されている第4の水受け部921が取り付けられてな
る。上記第3及び第4の水受け部919,921は、進
行方向側が開放された円筒形状であって、上記胴体90
1側の周面が前方に延長されている。上記第3の水受け
部919の背面には、上記第3の羽板908が取り付け
られてなり、上記第4の水受け部921の背面には、上
記第4の羽板が取り付けられてなる。また、上記第1の
水受け部915の上面には第1の触覚部支持部材922
が取り付けられてなり、この第1の触覚部支持部材92
2の先端には、第1の触覚部923が取り付けられてな
る。また、上記第2の水受け部917の上面には第2の
触覚部支持部材924が取り付けられてなり、この触覚
部支持部材924先端には、第2の触覚部925が取り
付けられてなる。該ルアー900は前記第8の実施の形
態に係るルアー700の変形例であるが、可動部分をよ
り多く備えているので、水面でより複雑な音、しぶき、
泡を生じながら移動し、より遠くに潜む魚を刺激して誘
いだすことができる。
【0030】次に、第11の実施の形態に係るルアー1
000を説明する。ルアー1000は、図23に示すよ
うに、金属で成形された弾性体支持部材1001と、長
方形状のゴム板からなる第1の弾性体1002と、第2
の弾性体1003と、第1の水受け部1004と、第2
の水受け部1005と、から構成されている。上記第1
及び第2の弾性体1002,1003は、それぞれの基
端側で上記弾性体支持部材1001を挟持するように上
記弾性体支持部材1001に取り付けられてなるととも
に、それぞれが外側に向かって湾曲された状態とされて
いる。上記第1の弾性体1002の他端側には、長方形
状の木で成形された第1の水受け部支持部材1006が
取り付けられてなり、この第1の水受け部支持部材10
06の一端側には第1の水受け部1004が取り付けら
れている。上記第2の弾性体1003の他端側には、長
方形状の木で成形された第2の水受け部支持部材100
7が取り付けられてなり、この第2の水受け部支持部材
1007の一端側には第2の水受け部1005が取り付
けられている。上記第1の水受け部1004の一側に
は、進行方向に対して第1の開口1004aが形成さ
れ、上記第1の水受け部1004の他側には、上記第1
の開口1004aより上記第1の水受け部1004内に
流入した水が流出する第2の開口1004bが形成され
ている。上記第2の水受け部1005の一側には、進行
方向に対して第3の開口1005aが形成され、上記第
2の水受け部1005の他側には、上記第2の開口10
05aより上記第1の水受け部1005内に流入した水
が流出する第2の開口1005bが形成されている。該
ルアー1000を進行方向に操作すると、上記第1及び
第3の開口1004a,1005aから上記第1及び第
2の水受け部1004,1005内に水が流入し、この
水が上記第2及び第4の開口1004b,1005bか
ら流出する。この時の水流の作用により、上記第1及び
第2の水受け部1004,1005は、図24中の実線
で示すように、左右両側に展開する。該ルアー1000
の進行が止まると、上記第1及び第2の弾性体100
2,1003の弾性力により、上記第1及び第2の水受
け部1004,1005は、図23中の二点鎖線で示す
ように、元の位置に復帰する。
【0031】次に、第12の実施の形態に係るルアー1
100を説明する。このルアー1100は、図25に示
すように、胴体1101と、第1の脚部1102と、第
2の脚部1103と、第1の釣り針1104と、第2の
釣り針1105と、から構成されている。上記胴体11
01は、金属で成形された弾性体支持部材1106と、
この弾性体支持部材1106を両側からそれぞれの基端
側で挟持するように取り付けられており、長方形状のゴ
ム板からなる第1及び第2の弾性体1107,1108
と、上記第1の弾性体1107の外側に取り付けられた
第1の胴部1109と、上記第2の弾性体1108の外
側に取り付けられた第2の胴部1110と、から構成さ
れている。なお、上記第1及び第2の弾性体1107,
1108は、それぞれが外側に向かって湾曲された状態
で取り付けられている。上記第1の胴部1109の外側
面には、図26に示すように、樹脂で成形された第1の
水抜け部材1111が取り付けられてなり、上記第2の
胴部1110の外側面には、図26に示すように、樹脂
で成形された第2の水抜け部材1112が取り付けられ
てなる。これら第1及び第2の水抜け部材1111,1
112は、図25に示すように、外側に向けて4ヵ所の
仕切り板(符号は省略する。)が形成されている。ま
た、上記第1の胴部1109の後端には、上記第1の脚
部1102を構成する第3の弾性体1113が、図26
に示すように、該第3の弾性体1113の基端側におい
て、一端が一方のネジ1115により固定され、他端が
図示しない他方のネジにより固定された係止金具111
4により取り付けられている。また、上記第2の胴部1
110の後端には、上記第2の脚部1103を構成する
第4の弾性体1116が、図26に示すように、該第4
の弾性体1116の基端側において、一端が一方のネジ
1118により固定され、他端が図示しない他方のネジ
により固定された係止金具1117により取り付けられ
ている。上記第3の弾性体1113の他端側には、第1
の水受け部1119が取り付けられてなり、上記第4の
弾性体1116の他端側には、第2の水受け部1120
が取り付けられてなる。これら第1及び第2の水受け部
1119,1120は、前記第1の実施の形態に係るル
アー1を構成する一方及び他方の水受け部11,12と
同様の形状とされている。上記第1の水受け部1119
の先端には、基端側から先端にかけて2つに別れた第1
の樹脂片1122が、布製の接続部1121を介して折
曲自在に取り付けられてなり、上記第2の水受け部11
20の先端には、基端側から先端にかけて2つに別れた
第2の樹脂片1124が、布製の接続部1123を介し
て折曲自在に取り付けられてなる。上記弾性体支持部材
1106の下部には、釣り針支持部材1125が取り付
けられてなり、この釣り針支持部材1125の一端に
は、上記第1の釣り針1104が取り付けられてなり、
上記釣り針支持部材1125の他端には、上記第2の釣
り針1105が取り付けられてなる。該ルアー1100
が進行方向に操作されると、図26中の実線で示すよう
に、上記第1及び第2の胴部1109,1110と、上
記第1及び第2の脚部1102,1103は該ルアー1
100の進行方向に対して平行に伸展し、該ルアーの進
行が止まると、上記第3及び第4の弾性体1113,1
116は、図26中の二点鎖線で示すように、元の位置
に復帰し、上記第1及び第2の樹脂片1122,112
4の先端は、上記第1及び第2の水受け部1119,1
120に接近する。また、上記第1及び第2の胴部11
09,1110は後端が互いに離間する方向に展開す
る。
【0032】次に、第13の実施の形態に係るルアー1
200を説明する。このルアー1200は、図27(ル
アー1200の底面図)に示すように、木で成形された
胴体1201と、第1の脚部1202と、第2の脚部1
203と、から構成されている。上記胴体1201は、
図27に示すように、左右対象の形状とされている。上
記胴体1201の上面には、図28に示すように、該ル
アー1200が進行する際に水が流通する溝部1201
aが該ルアー1200の進行方向に形成され、上記胴体
1201の下面には、該ルアー1200の進行方向に脚
部支持部材1201bが形成されている(図27参
照)。この脚部支持部材1201bの一側面には、上記
第1の脚部1202を構成する長方形状のゴム板からな
る第1の弾性体1204が取り付けられている。この第
1の弾性体1204は外側に向かって湾曲された状態で
取り付けられてなり、外側面には、長方形状の一方の木
板1205が取り付けられている。この木板1205の
外側面には、樹脂で成形された一方の水抜け部材120
6が取り付けられている。この一方の水抜け部材120
6の表面には、図28に示すように、3ヵ所の仕切り板
(符号は省略する。)が形成されている。上記一方の木
板1205の先端には、該一方の木板1205の長さ方
向と直角に長方形状のゴム板からなる第2の弾性体12
07が取り付けられてなり、この第2の弾性体1207
には、前記第1の実施の形態に係るルアー1を構成する
一方及び他方の水受け部11,12と同様の形状とされ
た一方の水受け部1208が取り付けられている。この
一方の水受け部1208の先端には、細長い棒状の木片
1210,1211が、布製の接続部1209を介して
折曲自在に取り付けられている。上記木片1210の先
端には、細長い棒状の木片1213が、布製の接続部1
212を介して折曲自在に取り付けられてなり、上記木
片1211の先端には、細長い棒状の木片1215が、
布製の接続部1214を介して折曲自在に取り付けられ
ている。この脚部支持部材1201bの他側面には、上
記第2の脚部1203を構成する長方形状のゴム板から
なる第3の弾性体1216が取り付けられている。この
第3の弾性体1216は外側に向かって湾曲された状態
で取り付けられてなり、外側面には、長方形状の他方の
木板1217が取り付けられている。この他方の木板1
217の外側面には、樹脂で成形された他方の水抜け部
材1218が取り付けられている。この他方の水抜け部
材1218の表面には、図28に示すように、3ヵ所の
仕切り板(符号は省略する。)が形成されている。上記
他方の木板1217の先端には、該他方の木板1217
の長さ方向と直角に長方形状のゴム板からなる第4の弾
性体1219が取り付けられてなり、この第4の弾性体
1219には、前記第1の実施の形態に係るルアー1を
構成する一方及び他方の水受け部11,12と同様の形
状とされた他方の水受け部1220が取り付けられてい
る。この他方の水受け部1220の先端には、細長い棒
状の木片1222,1223が、布製の接続部1221
を介して折曲自在に取り付けられている。上記木片12
22の先端には、細長い棒状の木片1225が、布製の
接続部1224を介して折曲自在に取り付けられてな
り、上記木片1223の先端には、細長い棒状の木片1
227が、布製の接続部1226を介して折曲自在に取
り付けられている。該ルアー1200が進行方向に操作
されると、図28中の実線で示すように、上記第1及び
第2の脚部1202,1203は、該ルアー1200の
進行方向に対して平行に伸展し、該ルアー1200の進
行が止まると、上記第1及び第2の脚部1202,12
03は、図28中の二点鎖線で示すように、元の位置に
復帰する。この時、上記一方及び他方の木板1205及
び1217は、上記第1及び第3の弾性体1204,1
216の弾性力に抗して、上記脚部支持部材1201b
から離間する方向に移動し、上記第1及び第3の弾性体
1204,1216の弾性力により、再び元の位置に復
帰する。
【0033】次に、第14の実施の形態に係るルアー1
300を説明する。ルアー1300は、図29に示すよ
うに、木で成形された胴体1301と、第1の羽板13
02と、第2の羽板1303と、釣り針1304と、か
ら構成されている。上記胴体1301の上面には、該ル
アー1300の浮力を調整するためのコルクにより成形
された浮力調整部材1305が取り付けられている。上
記胴体1301の先端側中途部の一側面には、図31に
示すように、長方形状のゴム板となされた一方の弾性体
1306が、金属で成形され、基端が上記胴体1301
の一側面に固定された一方の弾性体支持部材1307に
より取り付けられてなり、上記胴体1301の先端側中
途部の他側面には長方形状のゴム板となされた他方の弾
性体1308が、金属で成形され、基端が上記胴体13
01の他側面に固定された他方の弾性体支持部材130
9により取り付けられてなる。上記胴体1302の下面
中途部には、図示しない止め具により、釣り針1304
が取り付けられている(図29参照)。上記一方の弾性
体1306の一端には樹脂で成形された第1の羽板13
02が、金属で成形された一方の羽板支持部材1310
により取り付けられてなる。上記他方の弾性体1308
の一端には樹脂で成形された第2の羽板1303が、金
属で成形された他方の羽板支持部材1311により取り
付けられてなる。上記一方及び他方の羽板1302,1
303の先端は、図30又は図31に示すように、下方
に円弧状に延長されて、該ルアー1300の進行方向に
対して碗状の凹面が形成されてなる一方及び他方の水受
け部1302a,1303aが形成されている。該ルア
ー1300を水面に投じると、上記一方及び他方の水受
け部1302a,1303aに下方からかかる水圧によ
り、上記一方及び他方の羽板1302,1303は、図
31中の実線で示すように、左右両側に展開し、その直
後に上記一方及び他方の弾性体1306,1308の弾
性力により、図31中の二点鎖線で示す位置に復帰す
る。また、該ルアー1300を進行方向に操作すると、
上記一方及び他方の水受け部1302a,1303a内
に流入した水の抵抗により、上記一方及び他方の羽板1
302,1303は、図31中の実線で示すように、左
右両側に展開し、その直後に上記一方及び他方の弾性体
1306,1308の弾性力により、図31中の二点鎖
線で示す位置に復帰する。該ルアー1300を勢いよく
操作すると、上記一方及び他方の羽板1302,130
3が左右両側に展開する際に水面に泡が生じ、この泡が
弾ける時にチャプチャプと音を生じる。この音が水中の
魚を刺激して誘いだすために効果的に作用する。
【0034】次に、第15の実施の形態に係るルアー1
400を説明する。このルアー1400は、図32に示
すように、木で成形された胴体1401と、第1の脚部
1402と、第2の脚部1403と、第3の脚部140
4と、から構成されている。この胴体1401の前端側
下面には、上記第1及び第2の脚部1402,1403
を構成する長方形状のゴム板からなる第1の弾性体14
05が、一端が図32に示す第1のネジ1407により
固定され、他端が第2のネジ1408により固定されて
なる係止金具1406により、中央部で固定されてい
る。上記胴体1401の後端には、図33で示すよう
に、上記第3の脚部1404を構成する長方形状のゴム
板からなる第2の弾性体1409が、一端が図32に示
す第3のネジ1411により固定され、他端が図示しな
い第4のネジにより固定されてなる係止金具1410に
より、基端側で固定されている。上記第1の弾性体14
05の一端には、上方に向かって水受け面が形成されて
なる第1の水受け部1412が取り付けられてなり、上
記第1の弾性体1405の他端には、上方に向かって水
受け面が形成されてなる第2の水受け部1413が取り
付けられてなる。上記第2の弾性体1409は、該第2
の弾性体1409の基端側上面に取り付けられたL字型
の押さえ板1414により、基端側から先端側にかけて
下方に傾斜している。この第2の弾性体1409の下面
には、上方に向かって水受け面が形成されてなる第3の
水受け部1415が取り付けられてなる。上記第1乃至
第3の水受け部1412,1413,1415は、前記
第1の実施の形態に係るルアー1を構成する一方及び他
方の水受け部11,12と同様の形状とされている。上
記第1の水受け部1412の先端には、樹脂で成形され
たY字型の一方の樹脂片1417が、布製の接続部14
16を介して折曲自在に取り付けられてなる。また、上
記第2の水受け部1413の先端には、樹脂で成形され
たY字型の他方の樹脂片1419が、布製の接続部14
18を介して折曲自在に取り付けられてなる。上記第3
の水受け部1415の先端には、布製の尾部1420が
取り付けられてなる。上記胴体1401の上面であって
後端側中途部には、図示しない釣り糸を結びつけるため
の先端がリング状とされた止め具1421が取り付けら
れてなる。なお、このルアー1400は、水よりも比重
が高く設定されているので、水面に投じると例えば湖底
まで徐々に沈下する。そして、このルアー1400を進
行方向に操作すると、上記第1乃至第3の水受け部14
12,1413,1415に流入した水の抵抗により、
図33中の実線で示すように、上記第1及び第2の弾性
体1405,1409は下方に湾曲され、該ルアー14
00の進行が止まると、上記第1及び第2の弾性体14
05,1409の弾性力により、図33中の二点鎖線で
示す位置まで復帰する。そしてこのルアー1400の操
作を繰り返すと、上記第1及び第2の弾性体1405,
1409は湾曲と復帰を繰り返し、魚の餌である小海老
に極めて酷似した動きで水中を移動し、水中の魚を刺激
する。
【0035】なお、本発明にかかる弾性体に取り付けら
れる水受け部の形状は、図34に示す水受け部1500
のように、中空状に成形され、水が流入するパイプ部1
501と、このパイプ部1501の一端を閉塞し、上記
パイプ部1501内に流入した水が当接する円形状の当
接部1502と、上記パイプ部1501の他端に形成さ
れたV字状の切り欠き部1501aと、から構成された
ものや、図35に示す水受け部1600のように、中空
状に成形され、水が流入するパイプ部1601と、この
パイプ部1601の一端を閉塞し、上記パイプ部160
1内に流入した水が当接する半円状の当接部1602
と、上記パイプ部1601の一端が樋状に成形された凹
面部1603と、から構成されたものであってもよい。
また、弾性体の進行方向側に、進行方向に対して碗状の
凹面が形成されている水受け部材(図は省略する。)が
複数取り付けられたものであってもよい。
【0036】
【効果】前述した本発明の各実施の形態の説明からも明
らかなように、第1の発明(請求項1記載の発明)に係
るルアーによれば、水よりも比重の低い材料により成形
された胴体と、この胴体の中途部の左右両側又は後端の
左右両側に形成された脚部と、を備えたルアーを、釣り
竿に取り付けられた釣り糸の先端に結びつけ、該ルアー
を魚が潜んでいると思われる川、湖或いは海の水面に投
じ、釣り竿を手で操作することにより、水面上で該ルア
ーを移動させる。上記脚部は、上記胴体から左右に突出
されてなる細長い弾性体と、この弾性体の一端側に固定
され進行方向と直交する方向に水受け面が形成されてい
る一方の水受け部と、上記弾性体の他端側に固定され進
行方向と直交する方向に水受け面が形成されている他方
の水受け部と、を備えているので、上記胴体が、釣り竿
の操作により進行方向に移動したときに、上記一方及び
他方の水受け部に流入した水の抵抗により、上記脚部は
上記胴体と一直線となる。上記胴体の進行が止まると、
上記脚部は上記脚部に備えられた上記弾性体の弾力によ
り、元の位置に復帰する。こうした釣り竿の操作を繰り
返すことにより、上記弾性体は折曲と復帰を繰り返しな
がら胴体が水面上を移動するので、該ルアーは、あたか
も魚の餌である例えば蛙のような小動物に極めて酷似し
た動きを行い、水面下の魚を刺激し、魚の食性をも刺激
するので、従来のルアーと比較すると極めて高い釣果を
上げることができる。
【0037】第2の発明(請求項2記載の発明)に係る
ルアーでは、前記一方及び他方の水受け部の先端には、
前記胴体が進行方向に操作された際該一方及び他方の水
受け部内に流入した水が当接する当接部が形成されてな
るので、該一方及び他方の水受け部内に流入した水の抵
抗がより大きいものとなり、従って、前記弾性体は折曲
と復帰の動きもより大きいものとなる。従って、前記弾
性体の湾曲と復帰の動きもより小動物の動きに近いもの
となる。
【0038】また、第3の発明(請求項3記載の発明)
に係るルアーでは、前記弾性体は、長方形状のゴム板か
らなることから安価となり、水受け部の取り付けも簡単
となる等、製造も容易とすることができる。
【0039】また、第4の発明(請求項4記載の発明)
に係るルアーでは、前記胴体には、該胴体の進行方向と
平行に形成された1又は2以上の溝部が形成されてなる
ので、該胴体が進行する際に、該溝部内を水が流通す
る。これにより、該胴体が水面上を進行する際に振れる
ことなく安定させることができ、より小動物の動きに近
いものとすることができる。
【0040】また、第5の発明(請求項5記載の発明)
に係るルアーでは、水よりも比重の低い材料により成形
された胴体の左右両側に脚部支持部材が形成されてお
り、この脚部支持部材に対して回動可能に支持されてな
る一方及び他方の脚部に一方及び他方の羽板が固定され
てなり、該ルアーが進行する際に、上記一方及び他方の
脚部を構成する弾性体の弾性力と水受け部に流入した水
の抵抗により、上記一方及び他方の脚部が回動運動を行
い、上記一方及び他方の脚部に固定された上記一方及び
他方の羽板が水面を打ち、音や振動が生じ、魚の餌であ
る例えば虫のような小動物に極めて酷似した動きを行
う。
【0041】また、第6の発明(請求項6記載の発明)
に係るルアーでは、水よりも比重の高い材料により成形
された胴体の前端に第1の弾性体を備え、前記胴体の後
端には第2の弾性体を備えてなり、前記第1の弾性体の
一端及び他端には、上方に対して水受け面が形成されて
いる第1乃至第2の水受け部が固定され、前記第2の弾
性体には、上方に対して水受け面が形成されている第3
の水受け部が固定されているので、該ルアーを操作する
と、上記第1乃至第3の水受け部に流入した水の抵抗に
より、上記第1乃至第2の弾性体は下方に湾曲され、該
ルアーの進行が止まると、上記第1乃至第2の弾性体の
弾性力により、元の位置に復帰する。このようにして該
ルアーの操作を繰り返すと、前記第1乃至第2の弾性体
は湾曲と復帰を繰り返し、魚の餌である例えば小海老の
ような動きで水中を移動し、水中の魚を刺激する。した
がって、この第6の発明に係るルアーによっても、第1
に発明と同じように、釣果を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1の実施の形態に係るルアーを示す
斜視図である。
【図2】図2は、第1の実施の形態に係るルアーを示す
正面図である。
【図3】図3は、第1の実施の形態に係るルアーを示す
背面図である。
【図4】図4は、第1の実施の形態に係るルアーの脚部
の動きを示す平面図である。
【図5】図5は、第2の実施の形態に係るルアーを示す
斜視図である。
【図6】図6は、第2の実施の形態に係るルアーを示す
正面図である。
【図7】図7は、第3の実施の形態に係るルアーを示す
平面図である。
【図8】図8は、第3の実施の形態に係るルアーを示す
右側面図である。
【図9】図9は、第4の実施の形態に係るルアーを示す
右側面図である。
【図10】図10は、第4の実施の形態に係るルアーを
示す正面図である。
【図11】図11は、第5の実施の形態に係るルアーを
示す斜視図である。
【図12】図12は、本発明に係るルアーを構成する脚
部の異なる形態を示す斜視図である。
【図13】図13は、本発明に係るルアーを構成する胴
体の異なる形態を示す斜視図である。
【図14】図14は、第6の実施の形態に係るルアーを
示す分解斜視図である。
【図15】図15は、図14のA−A線断面図である。
【図16】図16は、第7の実施の形態に係るルアーを
示す斜視図である。
【図17】図17は、第7の実施の形態に係るルアーの
水面での動きを示す斜視図である。
【図18】図18は、第8の実施の形態に係るルアーを
示す斜視図である。
【図19】図19は、第8の実施の形態に係るルアーの
水面での動きを示す斜視図である。
【図20】図20は、第9の実施の形態に係るルアーを
示す斜視図である。
【図21】図21は、図20のB−B線断面図である。
【図22】図22は、第10の実施の形態に係るルアー
を示す斜視図である。
【図23】図23は、第11の実施の形態に係るルアー
を示す斜視図である。
【図24】図24は、第11の実施の形態に係るルアー
の動きを示す平面図である。
【図25】図25は、第12の実施の形態に係るルアー
を示す斜視図である。
【図26】図26は、第12の実施の形態に係るルアー
の動きを示す平面図である。
【図27】図27は、第13の実施の形態に係るルアー
を示す底面図である。
【図28】図28は、第13の実施の形態に係るルアー
の動きを示す斜視図である。
【図29】図29は、第14の実施の形態に係るルアー
を示す斜視図である。
【図30】図30は、第14の実施の形態に係るルアー
の羽板を示す斜視図である。
【図31】図31は、第14の実施の形態に係るルアー
の動きを示す平面図である。
【図32】図32は、第15の実施の形態に係るルアー
を示す斜視図である。
【図33】図33は、第15の実施の形態に係るルアー
の動きを示す斜視図である。
【図34】図34は、本発明に係るルアーの水受け部の
異なる形態を示す斜視図である。
【図35】図35は、本発明に係るルアーの水受け部の
異なる形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ルアー 2 胴体 2d 溝部 2e 溝部 3 脚部 4 脚部 7 弾性体 11 水受け部 11a 当接部 12 水受け部 12a 当接部 30 ルアー 31 胴体 31a 溝部 32 脚部 33 脚部 36 弾性体 39 水受け部 39a 当接部 40 水受け部 40a 当接部 60 ルアー 61 胴体 62 脚部 63 脚部 70 弾性体 74 水受け部 74a 当接部 75 水受け部 75a 当接部 100 ルアー 101 胴体 102 脚部 103 脚部 200 ルアー 201 胴体 202 脚部 203 脚部 204 脚部 205 脚部 208 弾性体 209 弾性体 300 脚部 301 弾性体 302 水受け部 303 水受け部 400 胴体 500 ルアー 501 胴体 502 脚部 503 脚部 505 弾性体 506 水受け部 507 水受け部 600 ルアー 601 胴体 602 脚部 603 脚部 604 羽板 605 羽板 607 脚部支持部材 608 脚部支持部材 609 弾性体 610 水受け部 611 弾性体 612 水受け部 700 ルアー 701 胴体 702 脚部 703 脚部 704 羽板 705 羽板 707 脚部支持部材 708 脚部支持部材 709 弾性体 710 水受け部 711 弾性体 712 水受け部 800 ルアー 801 胴体 802 羽板 803 羽板 812 水受け部 815 水受け部 900 ルアー 901 胴体 902 脚部 903 脚部 904 脚部 905 脚部 906 羽板 907 羽板 908 羽板 909 羽板 910 脚部支持部材 911 脚部支持部材 912 脚部支持部材 913 脚部支持部材 914 弾性体 915 水受け部 916 弾性体 917 水受け部 918 弾性体 919 水受け部 920 弾性体 921 水受け部 1000 ルアー 1002 弾性体 1003 弾性体 1004 水受け部 1005 水受け部 1100 ルアー 1101 胴体 1102 脚部 1103 脚部 1107 弾性体 1108 弾性体 1113 弾性体 1116 弾性体 1119 水受け部 1120 水受け部 1200 ルアー 1201 胴体 1202 脚部 1203 脚部 1204 弾性体 1207 弾性体 1208 水受け部 1216 弾性体 1219 弾性体 1220 水受け部 1300 ルアー 1301 胴体 1302 羽板 1303 羽板 1306 弾性体 1308 弾性体 1302a 水受け部 1303a 水受け部 1400 ルアー 1401 胴体 1402 脚部 1403 脚部 1404 脚部 1405 弾性体 1409 弾性体 1412 水受け部 1413 水受け部 1415 水受け部 1500 水受け部 1502 当接部 1600 水受け部 1602 当接部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水よりも比重の低い材料により成形された
    胴体と、この胴体の中途部の左右両側又は後端の左右両
    側に形成された脚部と、を備え、これらの脚部は、上記
    胴体を中心に左右に突出されてなる弾性体と、この弾性
    体の一端側に固定され進行方向と直交する方向に水受け
    面が形成されている一方の水受け部と、上記弾性体の他
    端側に固定され進行方向と直交する方向に水受け面が形
    成されている他方の水受け部と、を備えてなることを特
    徴とするルアー。
  2. 【請求項2】前記一方及び他方の水受け部の先端には、
    前記胴体が進行方向に操作された際該一方及び他方の水
    受け部内に流入した水が当接する当接部が形成されてな
    ることを特徴とする請求項1記載のルアー。
  3. 【請求項3】前記弾性体は、長方形状のゴム板により一
    体成形されてなるとともに、該ゴム板の正面は、前記胴
    体の進行方向を向いて取り付けられてなることを特徴と
    する請求項1又は2記載のルアー。
  4. 【請求項4】前記胴体には、該胴体の進行方向と平行に
    1又は2以上の溝部が形成されてなることを特徴とする
    請求項1,2又は3記載のルアー。
  5. 【請求項5】水よりも比重の低い材料により成形された
    胴体と、この胴体の左右両側に形成された脚部支持部材
    と、この脚部支持部材に対して回動可能に支持されてな
    る一方及び他方の脚部と、を備えてなり、これら一方及
    び他方の脚部は、上記脚部支持部材から左右又は下方に
    突出されてなる弾性体と、この弾性体の一端側に固定さ
    れ進行方向と直交する方向に水受け面が形成されている
    一方の水受け部と、上記弾性体の他端側に固定され進行
    方向と直交する方向に水受け面が形成されている他方の
    水受け部と、上記一方の水受け部に固定されてなる一方
    の羽板と、上記他方の水受け部に固定されてなる他方の
    羽板と、を備えてなることを特徴とするルアー。
  6. 【請求項6】水よりも比重の高い材料により成形された
    胴体と、この胴体の前端の左右両側に形成された前端側
    脚部と、上記胴体の後端に形成された後端側脚部と、を
    備え、これら前端側脚部は、上記胴体を中心に左右に突
    出されてなる第1の弾性体と、上記第1の弾性体の一端
    側に固定され上方に対して水受け面が形成されている第
    1の水受け部と、上記第1の弾性体の他端側に固定され
    上方に対して水受け面が形成されている第2の水受け部
    と、を備え、上記後端側脚部は、上記胴体の後方に突出
    されてなる第2の弾性体と、この第2の弾性体に固定さ
    れ上方に対して開口が形成されている第3の水受け部
    と、を備えてなることを特徴とするルアー。
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